JP2013168389A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源ユニットの背面全面にフレーム部材を設けなくても一部にブリッジフレーム部を取り付けるだけで照明装置の剛性を確保することができるようにする。
【解決手段】一対のフレーム部材4は、照明装置101における照明光L2を出射する側とは反対の側(図示上側)にて、その開口部がそれぞれ対向すると共に前記フレーム部材4の長手方向(紙面垂直方向)に沿うように形成された溝部4dをそれぞれ有しており、前記一対のフレーム部材4には、その両端部がそれぞれの溝部4dに摺動可能にはめ込まれた状態でブリッジフレーム部9が掛け渡されている。これにより、光源ユニットの背面全面にフレーム部材を設けなくても一部にブリッジフレーム部を取り付けるだけで照明装置の剛性を確保することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、照明装置の構造に関する。
近年、白熱灯や蛍光灯に代わり、省エネ特性に優れたLEDが注目されており、該LEDを用いた照明装置の構造についても種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、エッジライト型の照明装置の従来構成の一例を示す断面図であり、符号202は、透光性材料で構成された導光板を示し、符号203は、該導光板202の側面に対向するように配置されて該導光板内に照明光L1を出射するLED光源を示し、該LED光源203から前記導光板202内に出射された光L1は該導光板202の正面から出射されるように構成されている(符号L2参照)。このようなエッジライト型の照明装置は、LED光源203を導光板202の背面側にではなく側面側に配置しているので、薄型にできるという特徴を有しており、天井や壁面等に設置して使用されるようになっている。
一方、従来、蛍光灯や白熱灯やLEDを使った照明装置についても種々の構造のものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
図8は、そのような照明装置の従来構造の一例を示す斜視図であり、符号301は、略矩形状の面を有すると共に該略矩形状の面から照明光L2を出射するように構成された光源ユニットを示し、符号302は、該光源ユニット301の背面に配置されたフレーム部材を示し、符号303は、該照明装置を天井に吊すための吊り下げパイプを示す。
特開2010−177077号公報 特開2010−129427号公報
図7に示すエッジライト型の照明装置においては、LED光源203はフレーム部材204に固定された構造であるため、導光板202がLED光源203の発熱により膨張した場合には該LED光源203が該フレーム部材204に押し付けられてしまうおそれがあった。このような構成の照明装置は、液晶テレビや液晶モニターのバックライトとしても使用されてはいるが、バックライトではなく本来の照明装置として使用する場合にはLED光源203の光量が多くなって発熱量も多くなるので、前記導光板202の膨張には特に注意する必要があった。
一方、図8に示す照明装置の場合、フレーム部材302は吊り下げパイプ303を取り付けるために必要ではあるが、該フレーム部材302が光源ユニット301の背面全面に配置されているので、その分、照明装置が重くなってしまうという問題があった。また、軽量化のため、光源ユニット301の背面全面にではなく一部のみにフレーム部材を配置した場合には前記吊り下げパイプ303の取り付け位置は該フレーム部材が配置されている位置に限定され、該吊り下げパイプ303の取り付け位置を自由に変更することができないという問題があった。
本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので、その目的は、LED光源を用いたエッジライト型の照明装置において、導光板の熱膨張にかかわらず発光効率を高く維持のできる照明装置を提供することである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明は、略矩形状の面を有すると共に該略矩形状の面から照明光を出射するように構成された光源ユニットと、該略矩形状の面を有する光源ユニットにおける略平行な2つの端縁をそれぞれ囲繞するように配置された一対のフレーム部材と、を備えた照明装置において、
該一対のフレーム部材は、前記照明装置における前記照明光を出射する側とは反対の側にて、その開口部がそれぞれ対向すると共に前記フレーム部材の長手方向(紙面垂直方向)に沿うように形成された溝部をそれぞれ有し、前記一対のフレーム部材には、その両端部がそれぞれの溝部に摺動可能にはめ込まれた状態でブリッジフレーム部が掛け渡され、前記それぞれの溝部を構成する壁部であって、前記開口部から最も離れた位置で該開口部に対向するように配置された壁部を「溝部奥壁」とした場合に、前記ブリッジフレーム部のそれぞれの端部は、前記溝部奥壁以外の部分に当接されることに基づき該ブリッジフレーム部の前記溝部内への所定量以上の侵入を阻止して前記溝部奥壁との間に所定寸法の隙間が確保されるようにする第1突起部と、前記フレーム部材の一部に当接されて該溝部からの抜けを阻止する第2突起部と、を有することを特徴とする。
また、本発明において、前記フレーム部材の部分であって、前記溝部の開口部を規定する縁部を「開口縁部」とし、該開口縁部と前記溝部奥壁との間に配置される壁部を「溝部側壁」とした場合に、前記開口縁部は、前記溝部側壁よりも突出して形成され、該開口縁部の表面であって他方のフレーム部材に対向する側の表面を「開口縁部の外側面」とし、該開口縁部の表面であって自身の溝部奥壁に対向する側の表面を「開口縁部の内側面」とした場合に、前記第1突起部は、前記開口縁部の外側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部の該溝部内への所定量以上の侵入を阻止し、前記第2突起部は、前記開口縁部の内側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部の該溝部からの抜けを阻止することを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、前記ブリッジフレーム部により前記一対のフレーム部材を連結することができ、前記光源ユニットの背面全面にフレーム部材を設けなくても一部に前記ブリッジフレーム部を取り付けるだけで照明装置の剛性を確保することができる。また、前記光源ユニットの背面全面にフレーム部材を設ける必要が無いので、その分、軽量化を図ることができる。さらに、前記ブリッジフレーム部は溝部に沿って前記フレーム部材の長手方向に摺動可能に連結されており、該ブリッジフレーム部の位置を変えることができる。したがって、該ブリッジフレーム部に吊り下げパイプのような部材を取り付けたとしても、天井の取り付け位置に応じて該ブリッジフレーム部の位置も自由に変更できる。またさらに、前記ブリッジフレーム部の前記溝部内への所定量以上の侵入を阻止して前記溝部奥壁との間に所定寸法の隙間が確保されるように構成されているため、該隙間に電線を配置することで該隙間を前記光源ユニットの配線のための空間として利用することができる。
図1(a) は、本発明に係る照明装置の構造の一例を示す断面図であり、同図(b) は、LED光源の支持構造等を示す拡大断面図である。 図2は、LED光源の支持構造等を示す分解断面図である。 図3は、LED光源の構成の一例を示す斜視図である。 図4は、摺動部材の摺動面の形状の一例を示す斜視図である。 図5(a) は、本発明に係る照明装置の構造の一例を示す断面図であり、同図(b) は、ブリッジフレーム部の係合状態等の一例を示す拡大断面図である。 図6は、フレーム部材及びブリッジフレーム部の拡大断面図である。 図7は、エッジライト型の照明装置の従来構成の一例を示す断面図である。 図8は、照明装置の従来構造の一例を示す斜視図である。
以下、図1乃至図6に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る照明装置は、図1(a) (b) に符号1で例示するようなエッジライト型の照明装置であって、
・ アクリルやポリカーボネート等の透光性材料で構成された導光板2と、
・ 該導光板2の側面のうちの少なくとも一部の側面(図2の符号2c参照)に対向するように配置されて該導光板2内に照明光L1を出射するLED光源3と、
・ 該導光板2の少なくとも一部(つまり、前記側面2cを含む端縁部分)と、該LED光源3の少なくとも一部とを囲繞するように配置されてそれらを収納するフレーム部材4と、
を備えており、該LED光源3から前記導光板2内に出射された光L1は該導光板2の正面(図2の符号2a参照)から出射されるように構成されている(符号L2参照)。なお、本明細書においては、前記導光板2に関しては、光が出射される側の面(図2の符号2a参照)を“正面”と称することとし、該正面と反対側の面2bを“背面”と称することとし、正面及び背面に略直交する面2cを“側面”と称することとし、該導光板2の側面のうち前記光源3が対向するように配置される側面(該光源3が対向するように配置されている側面の一部分ではなく、その側面の全体)を“光源対向側面”と称することとする。また、前記LED光源3に関しては、光が出射される側の面(図2の符号3a参照)を“正面”と称することとし、該正面と反対側の面3bを“背面”と称することとし、正面及び背面に略直交する面3c,3dを“側面”と称することとする。
また、前記LED光源3としては、図3に示すように、1枚の基板3Aに複数の発光素子3Bを接続したものとしても良い。因みに、本発明者らが試作した照明装置では、5mm角程度の発光素子3Bを長さ60cmの基板3Aに100個近く取り付けて用いた。
また、前記フレーム部材4は、図1(b) 及び図2に詳示するように、前記LED光源3が前記光源対向側面2cの法線方向±nに移動可能に収納される空間部(以下、“収納空間部”とする)4sを有している。そして、該収納空間部4sを形成する一対の壁部4a,4b(つまり、前記フレーム部材4の壁部であって、前記LED光源3の2つの側面3c,3dに対向する側の2つの壁部4a,4b)は、前記法線方向±nと略平行な方向にそれぞれ延設されている。さらに、該収納空間部4sの内部であって前記LED光源3の背面側(つまり、前記LED光源3の一側であって、前記導光板2が配置された側(「光源正面側」とする)と反対の側)には、摺動部材7が前記法線方向±nに沿って摺動自在となるように配置されている。そして、該摺動部材7は、前記一対の壁部4a,4bにそれぞれ当接される摺動面7a,7bを有していて、該壁部4a,4bと摺動面7a,7bとがそれぞれ接触した状態で摺動するように構成されている。ここで、本発明の範囲が狭く限定的に解釈されないように補足すると、前記摺動面7a,7bは、前記壁部4a,4bと面接触していて摺動自在な状態である必要があるが、これらの摺動面7a,7b及び壁部4a,4bは必ずしも平面である必要は無い。理論的には、例えば、摺動面7a,7b及び壁部4a,4bは、図4に示すような波板状であっても、摺動面7a,7bの突条部が壁部4a,4bの溝部にはまり込んだ状態となれば、摺動部材7は摺動自在であって壁部4a,4bと面接触を確保できるが、そのような態様も本発明の範囲に含めるものとする。
なお、図2に示す構成では、前記摺動部材7は前記LED光源3と切離自在となるように別体の部材で構成されているが、もちろんこれに限られるものではなく、これらの摺動部材7とLED光源3とが一体的に形成されていても良い。つまり、発光素子3Bと、基板3Aと、該基板3Aに固設された摺動部材7とが、一体的にユニット化されていても良い。
一方、前記LED光源3の背面側(符号3bで示す側)であって、前記摺動部材7と前記フレーム部材4との間には、圧縮された状態のバネ部材8が配置されていて、該バネ部材8は、前記摺動部材7を介して前記LED光源3を前記導光板2に付勢するように構成されている。そして、このバネ部材8は、
・ 前記摺動部材7に当接される第1端部8aと、
・ 前記フレーム部材4に当接される第2端部8cと、
・ これらの端部8a,8bの間の部分であって板バネにより構成された部分8b(以下、「傾斜部」とする)と、
により構成されている。該傾斜部8bは、前記光源対向側面2cに対して傾斜するように配置されており、自身の撓みによって前記摺動部材7及び前記LED光源3を前記導光板2に付勢するようになっている。ところで、上述の摺動部材7やバネ部材8は、前記フレーム部材4の全長に渡って連続的に配置しておく必要はない。例えば、2cmの長さで断続的に複数配置するようにしても良い。
ところで、前記導光板2は、正面2a及び背面2bの形状を略矩形状としても矩形以外の形状としても良い。また、前記LED光源3は、前記導光板2の全ての側面に対向させて配置しておく必要はなく、少なくとも側面の一部に対向させて配置していれば足りる。例えば、該導光板2における正面2a及び背面2bの形状を略矩形状とした場合、前記LED光源3は、
・ 4つの側面の内の1つの側面に対向させて配置しても、
・ 4つの側面の内の2つの側面に対向させて配置しても、
・ 4つの側面の内の3つの側面に対向させて配置しても、
・ 4つの側面の内の4つの側面に対向させて配置しても、
いずれでも良い。さらに、該導光板2の正面側には公知の拡散板を配置すると共に、該導光板2の背面側には公知の反射板を配置すると良い。また、該拡散板は、アクリルやポリカーボネートにて形成すると良い。
さらに、前記フレーム部材4は、前記導光板2の全ての端縁を囲繞するように配置することが好ましいが、一部の端縁のみを囲繞する態様のものを本発明の範囲から除外するものではない。また、図1(a) に示す照明装置1では、左端部と右端部とにそれぞれフレーム部材4,4が配置されているが、これらのフレーム部材4,4が連結されていても、連結されていなくても良い。
本発明によれば、前記導光板2の側方に配置されたLED光源3は前記フレーム部材4に固定されずに前記法線方向±nに移動可能に配置されているので、該LED光源3の熱により前記導光板2が前記法線方向±nに膨張したとしても、該LED光源3が前記フレーム部材4との間に押し付けられてしまうというおそれを回避することができる。また、本発明によれば、前記LED光源3は前記バネ部材8によって前記光源対向側面2cに付勢されるように構成されているので、該LED光源3と該光源対向側面2cとが密着することとなり、該LED光源3から出射された光が効率良く前記導光板2に導かれて発光効率を高めることができる。さらに、該バネ部材8は、前記光源対向側面2cに対して傾斜するように配置された傾斜部8bによって付勢力を生じさせるという構造であるため、該バネ部材8の長さ(つまり、前記法線方向±nに沿った長さ)を他のスプリング(例えば、コイルスプリング)よりも短くでき、前記フレーム部材4の寸法(つまり、前記法線方向±nに沿った方向の寸法)を小さくでき、照明装置の美観を向上させることができる。またさらに、本発明によれば、前記摺動部材7は、前記一対の壁部4a,4bにそれぞれ当接される摺動面7a,7bを有していて、該壁部4a,4bと摺動面7a,7bとがそれぞれ接触した状態で摺動するので、該摺動部材7は、前記法線方向±nに沿って平行移動することとなる。したがって、前記バネ部材8が上述のような簡単な構造のものでありながら、前記法線方向±nと平行な方向に前記LED光源3を付勢することができ、前記導光板2が熱膨張したとしても前記LED光源3が傾いたりすることを低減して、発光効率を高く維持することができる。
上述の効果は、前記LED光源3における、光が出射される側の面3aを平面としても曲面としても得ることができるが、該面3aが、前記光源対向側面2cと密着可能な略平面部分を有するようにすると良い。そのようにした場合には、該LED光源3と該光源対向側面2cとが面接触することとなり、発光効率をさらに高めることができる。
また、前記バネ部材8の第1端部8aと前記摺動部材7とは、該摺動部材7の摺動位置にかかわらず前記傾斜部8bの傾斜角θが略一定に保持されるように係合されるようにすると良い。具体的には、図2に詳示するように、前記摺動部材7には、一端が支持されて他端が突出するように片持ち梁状に構成された板状部7cを設けておき、前記バネ部材8の第1端部8aは、該板状部7cを挟持する形状にすると良い。そのようにした場合には、前記バネ部材8の第1端部8aにより前記板状部7cを挟み込むという簡単な作業により両部材8,7を接続することができるばかりでなく、該摺動部材7の摺動位置にかかわらず前記傾斜部8bの傾斜角θが略一定に保持されるように係合できる。
ところで、前記摺動部材7を前記LED光源3と切離自在となるように別体の部材で構成した場合、それらの摺動部材7とLED光源3とは、少なくとも3点で接触するようにすると良い。そのようにした場合には、該LED光源3は前記摺動部材7と共に前記法線方向±nに平行移動することとなり、前記導光板2が熱膨張したとしても前記LED光源3が傾いたりすることを低減して、発光効率を高く維持することができる。
一方、前記フレーム部材4及び前記摺動部材7を熱伝導に優れた材料(好ましくは、アルミニウム等の金属材料)にて構成すると共に、前記摺動部材7と前記LED光源3とは、上述のような点接触ではなく面で接触するように構成すると良い。そのようにした場合には、該LED光源3の熱を該摺動部材7から前記フレーム部材4に効率良く伝えることができ、放熱効果を高めて該LED光源3の寿命を向上させることができる。
ところで、前記導光板2は、前記LED光源3が発する熱によって前記法線方向±n及び厚さ方向±mに膨張することとなるが、前記フレーム部材4は、該法線方向±nの所定量の膨張を許容するように、該導光板2を該法線方向±nに摺動可能な状態で支持している必要がある。例えば、図2に示すフレーム部材4には、前記導光板2の正面2a及び背面2bにそれぞれ当接する一対の導光板支持部4c,4cが形成されているが、該導光板支持部4c,4cにより、前記導光板2は前記法線方向±nに摺動自在に支持されて該法線方向±nに沿った膨張及び収縮が許容されると共に、前記導光板2は厚さ方向±mの位置決めがされることとなる。
ところで、図2に示すバネ部材8の第2端部8cは、図1に示すように、前記フレーム部材4に直接的に当接されているが、もちろんこれに限られるものではなく、何らかの部材を介して前記フレーム部材4に間接的に当接されたものを本発明の範囲から除外するものではない。
また、上述のバネ部材8は、前記第1端部8a、前記第2端部8c及び傾斜部8bの全体が板バネにて構成されている必要はなく、少なくとも前記傾斜部8bが板バネにて構成されていれば足りる。
一方、本発明に係る照明装置は、図5に符号101で例示するものであって
・ 略矩形状の面を有すると共に該略矩形状の面から照明光L2を出射するように構成された光源ユニット102と、
・ 該略矩形状の面を有する光源ユニット102における略平行な2つの端縁をそれぞれ囲繞するように配置された一対のフレーム部材4と、
を備えている。また、前記一対のフレーム部材4は、前記照明装置101における前記照明光L2を出射する側とは反対の側(図示上側)にて、その開口部(図6の符号A参照)がそれぞれ対向すると共に前記フレーム部材4の長手方向(紙面垂直方向)に沿うように形成された溝部4dをそれぞれ有しており、前記一対のフレーム部材4には、その両端部がそれぞれの溝部4dに摺動可能にはめ込まれた状態でブリッジフレーム部9が掛け渡されている。そして、前記ブリッジフレーム部9のそれぞれの端部は、
・ 前記溝部奥壁4e(前記それぞれの溝部4dを構成する壁部であって、前記開口部Aから最も離れた位置で該開口部Aに対向するように配置された壁部の意。以下、同じ。)以外の部分に当接されることに基づき該ブリッジフレーム部9の前記溝部4d内への所定量以上の侵入を阻止して前記溝部奥壁4eとの間に所定寸法の隙間(図5の符号4j参照)が確保されるようにする第1突起部9aと、
・ 前記フレーム部材4の一部に当接されて該溝部4dからの抜けを阻止する第2突起部9bと、
を有している。なお、図1乃至4に示した部分と同一の部分は同一符号を付して、重複説明を省略する。
一方、図6に詳示するように、前記フレーム部材4の部分であって、前記溝部4dの開口部Aを規定する縁部(符号4f参照)を「開口縁部」とし、該開口縁部4fと前記溝部奥壁4eとの間に配置される壁部(符号4g参照)を「溝部側壁」とした場合に、前記開口縁部4fは、前記溝部側壁4gよりも突出して形成されている。
また、該開口縁部4fの表面であって他方のフレーム部材4に対向する側の表面(図6に符号4hで示す面)を「開口縁部の外側面」とし、該開口縁部4fの表面であって自身の溝部奥壁4eに対向する側の表面(図6に符号4iで示す面)を「開口縁部の内側面」とした場合に、前記第1突起部9aは、前記開口縁部4fの外側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部9の該溝部4d内への所定量以上の侵入を阻止し、前記第2突起部9bは、前記開口縁部4fの内側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部9の該溝部4dからの抜けを阻止するように構成されている。
本発明によれば、前記ブリッジフレーム部9により前記一対のフレーム部材4,4を連結することができ、前記光源ユニット102の背面全面にフレーム部材を設けなくても一部に前記ブリッジフレーム部9を取り付けるだけで照明装置101の剛性を確保することができる。また、前記光源ユニット102の背面全面にフレーム部材を設ける必要が無いので、その分、軽量化を図ることができる。さらに、前記ブリッジフレーム部9は溝部4dに沿って前記フレーム部材4の長手方向に摺動可能に連結されており、該ブリッジフレーム部9の位置を変えることができる。したがって、該ブリッジフレーム部9に図8に示す吊り下げパイプ303のような部材を取り付けたとしても、天井の取り付け位置に応じて該ブリッジフレーム部9の位置も自由に変更できる。またさらに、本発明によれば、前記ブリッジフレーム部9の前記溝部4d内への所定量以上の侵入を阻止して前記溝部奥壁4eとの間に所定寸法の隙間4jが確保されるように構成されているため、該隙間4jに電線(図5(b) の符号10参照)を配置することで該隙間4jを前記光源ユニット102の配線のための空間として利用することができる。
本発明において、前記一対のフレーム部材4に掛け渡されるブリッジフレーム部9は1つの部品で構成しても良いが、図5(a) に示すように、ブリッジフレーム部9を符号9A,9A,9Bで示す3つの部材によって構成し、2つの部材9A,9Aがジョイント部材9Bにねじ留めされて一体化されるように構成すると良い。そのようにした場合には、ねじ留めによって前記2つの部材9A,9Aが前記フレーム部材4,4の溝部4dに対して傾き、前記第1突起部9a及び前記第2突起部9bと該溝部4dとの係合が強固になって、該ブリッジフレーム部9が該溝部4dから抜けにくくなるようにすると良い。
1 照明装置
2 導光板
2c 導光板の側面
3 LED光源
3a LED光源における光源正面側の面
4 フレーム部材
4a,4b 壁部
4d 溝部
4e 溝部奥壁
4f 開口縁部
4g 溝部側壁
4h 開口縁部の外側面
4i 開口縁部の内側面
4s 収納空間部
7 摺動部材
7a,7b 摺動面
7c 板状部
8 バネ部材
8a 第1端部
8b 傾斜部
8c 第2端部
9 ブリッジフレーム部
9a 第1突起部
9b 第2突起部
101 照明装置
102 光源ユニット
A 開口部
L1 照明光
±n 光源対向側面の法線方向
θ 傾斜部の傾斜角

Claims (2)

  1. 略矩形状の面を有すると共に該略矩形状の面から照明光を出射するように構成された光源ユニットと、該略矩形状の面を有する光源ユニットにおける略平行な2つの端縁をそれぞれ囲繞するように配置された一対のフレーム部材と、を備えた照明装置において、
    該一対のフレーム部材は、前記照明装置における前記照明光を出射する側とは反対の側にて、その開口部がそれぞれ対向すると共に前記フレーム部材の長手方向に沿うように形成された溝部をそれぞれ有し、
    前記一対のフレーム部材には、その両端部がそれぞれの溝部に摺動可能にはめ込まれた状態でブリッジフレーム部が掛け渡され、
    前記それぞれの溝部を構成する壁部であって、前記開口部から最も離れた位置で該開口部に対向するように配置された壁部を「溝部奥壁」とした場合に、
    前記ブリッジフレーム部のそれぞれの端部は、前記溝部奥壁以外の部分に当接されることに基づき該ブリッジフレーム部の前記溝部内への所定量以上の侵入を阻止して前記溝部奥壁との間に所定寸法の隙間が確保されるようにする第1突起部と、前記フレーム部材の一部に当接されて該溝部からの抜けを阻止する第2突起部と、を有する、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記フレーム部材の部分であって、前記溝部の開口部を規定する縁部を「開口縁部」とし、該開口縁部と前記溝部奥壁との間に配置される壁部を「溝部側壁」とした場合に、前記開口縁部は、前記溝部側壁よりも突出して形成され、
    該開口縁部の表面であって他方のフレーム部材に対向する側の表面を「開口縁部の外側面」とし、該開口縁部の表面であって自身の溝部奥壁に対向する側の表面を「開口縁部の内側面」とした場合に、前記第1突起部は、前記開口縁部の外側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部の該溝部内への所定量以上の侵入を阻止し、前記第2突起部は、前記開口縁部の内側面に当接される位置に形成されて前記ブリッジフレーム部の該溝部からの抜けを阻止する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
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