JP2013168057A - 道路境界判定装置及び道路境界判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ、近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定できる道路境界判定装置等を提供すること。
【解決手段】
道路を撮像して、時間的に連続した複数の静止画像を取得する撮像手段と、1回の判定処理において、撮像手段によって取得された静止画像のうち1つの静止画像を用いて、道路の境界を判定する第1判定手段と、1回の判定処理において、撮像手段によって取得された静止画像のうち複数の静止画像を用いて、当該複数の静止画像における所定の近距離領域内の前記道路の境界を判定する第2判定手段と、第1判定手段による判定結果と第2判定手段による判定結果とに基づいて、道路の境界を最終的に決定する道路境界決定手段とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、道路境界判定装置等に関し、より特定的には、撮像画像を用いて道路の境界を判定する道路境界判定装置等に関する。
従来、車載カメラで撮像した動画像からオプティカルフローを算出して道路境界を判定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−183912号公報
しかし、オプティカルフローを用いて道路境界を判定する演算処理は処理負荷が大きく、又、カメラの性能(解像度)によっては、遠距離の道路境界の判定が困難となる可能性がある。
それ故に、本発明の主たる目的は、道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ、近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定できる道路境界判定装置等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号、ステップ番号及び補足説明等は、この発明の理解を助けるために、後述する実施例との対応関係の一例を記したものであって、この発明の範囲を何ら限定するものではない。
本発明は、道路の境界を判定する道路境界判定装置に向けられている。そして、第1の局面では、少なくとも道路を撮像して、時間的に連続した複数の静止画像(動画像を構成するフレーム)を取得する撮像手段(1、S1)と、1回の判定処理において、撮像手段によって取得された静止画像のうち1つの静止画像を用いて、道路の境界(図6の線分A〜E)を判定する第1判定手段(3、S2)と、1回の判定処理において、撮像手段によって取得された静止画像のうち複数の静止画像を用いて、当該複数の静止画像における所定の近距離領域内(図6参照)の道路の境界(図6の線分F)を判定する第2判定手段(4、S3)と、第1判定手段による判定結果と第2判定手段による判定結果とに基づいて、道路の境界(図6の線分G)を最終的に決定する道路境界決定手段(5、S4)とを備える。
これによれば、第1判定手段は1つの静止画像の全体について画像処理を行って道路境界を判定し、一方で、第2判定手段は複数の静止画像(典型的には、動画像)の所定の近距離領域について画像処理を行って道路境界を判定する。つまり、第1判定手段の画像処理は静止画像全体を処理対象としているが1つの静止画像が処理対象なのでその情報処理負荷は抑制され、又、第2判定手段の画像処理は複数の静止画像を処理対象としているが画像全体ではなく所定の近距離領域を処理対象としているのでその情報処理負荷は抑制される。また、第2判定手段は、複数の静止画像を用いて画像処理しているので所定の近距離領域に対して高精度の道路境界検出を実行でき、第1判定手段は、1つの静止画像を用いて画像処理しているので画像全体に対して或る程度高精度の道路境界検出を確保することができる。この結果として、道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ、近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定することができる。
また、第2の局面では、第1判定手段は、1つの静止画像から線分を抽出することによって、道路の境界を判定してもよい(図4参照)。
これによれば、1つの静止画像から線分を抽出する手法で画像処理を行うので、少ない情報処理負荷で或る程度制度で道路境界を判定することができる。
また、第3の局面では、第2判定手段は、複数の静止画像からオプティカルフローを算出することによって、所定の近距離領域内の道路の境界を判定してもよい(図5参照)。
これによれば、オプティカルフローを用いた手法で画像処理を行うので、所定の近距離領域において、高精度の道路境界検出を実行して道路境界を判定することができる。
また、第4の局面では、第2判定手段は、オプティカルフローから3次元復元を行うことによって、所定の近距離領域内の道路の境界を判定してもよい(図5参照)。
これによれば、路面の立体構造を認識して道路の境界を判定できるので、縁石や歩道による段差等を高精度で判定して道路境界を判定することができる。
また、第5の局面では、道路境界決定手段は、第1判定手段によって判定された道路の境界(図6の線分A〜E)のうち、第2判定手段によって判定された所定の近距離領域内の道路の境界(図6の線分F)と適合(マッチ)する境界を、最終的に道路の境界(図6の線分G)として決定してもよい(S4)。
これによれば、第1判定手段によって撮像画像全体を判定して得た境界のうち、高精度で判定した近距離範囲の境界とマッチする境界を最終的に道路の境界と判定するので、情報処理負荷を抑制しつつ、高精度な道路境界判定を実現することができる。
また、第6の局面では、道路境界判定装置は、車両に搭載されてもよい。
これによれば、車両の走行時において、情報処理負荷を抑制しつつ、高精度な道路境界判定を実現することができる。
また、本発明は、道路の境界を判定する道路境界判定方法にも向けられている。そして、第7の局面では、少なくとも道路を撮像して、時間的に連続した複数の静止画像を取得する撮像ステップと、1回の判定処理において、撮像ステップによって取得された静止画像のうち1つの静止画像を用いて、道路の境界を判定する第1判定ステップと、1回の判定処理において、撮像ステップによって取得された静止画像のうち複数の静止画像を用いて、当該複数の静止画像における所定の近距離領域内の道路の境界を判定する第2判定ステップと、第1判定ステップによる判定結果と第2判定ステップによる判定結果とに基づいて、道路の境界を最終的に決定する道路境界決定ステップとを備える。
これによれば、第1の局面と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ、近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定できる道路境界判定装置等を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る道路境界判定装置2の構成について説明するためのブロック図の一例 撮像手段1と道路境界判定装置2とDSSECU6とを搭載した車両の一例について説明するための図 道路境界判定装置2の動作にいついて説明するフローチャートの一例 図3のステップS2の第1の道路境界判定処理について説明するフローチャートの一例 図3のステップS3の第2の道路境界判定処理について説明するフローチャートの一例 図3のステップS2〜S4の各処理において道路境界と判定された線分の一例を、撮像画像に具体的に記載した図
以下に、図を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る道路境界判定装置2について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る道路境界判定装置2の構成について説明するためのブロック図の一例である。図1に示すように、道路境界判定装置(カメラECU(Electronic Control Unit))2は、第1の道路境界判定手段3と、第2の道路境界判定手段4と、道路境界決定手段5とを備える。また、道路境界判定装置2は、撮像手段(カメラ)1が撮像した画像を入力され、後述する道路境界判定の処理を実行した後に、その判定結果をDSSECU(Driving Support System Electronic Control Unit)6に出力する。DSSECU6は、道路境界判定装置2から入力された道路境界の判定結果に基づいて、安全走行等に関する制御処理を実行する。
図2は、撮像手段1と道路境界判定装置2とDSSECU6とを搭載した車両の一例について説明するための図である。図2に示すように、撮像手段1は、例えば、車両のフロントガラス内側に、車両の進行方向を撮像できる方向で設置される。なお、図2には、道路境界判定装置2及びDSSECU6については図示していない。
図3は、道路境界判定装置2の動作にいついて説明するフローチャートの一例である。本実施形態において、道路境界判定装置2は、図3に示すステップS1からステップS5までの処理を、0.1秒の処理周期で繰り返すものとする。以下では、図1及び図3を用いて、道路境界判定装置2の動作にいついて説明する。
まず、ステップS1において、道路境界判定装置2は、撮像手段1が車両進行方向を撮像して取得した動画像の情報を、撮像手段1から取得する。ここで、撮像手段1が撮像した動画像は、時間的に連続した多数の静止画像(フレーム)から成る。また、本実施形態では、撮像手段1は、毎秒60フレームの撮像速度で撮像して、撮像した静止画像を道路境界判定装置2に順次出力するものとする。ステップS1において、道路境界判定装置2は、撮像手段1から取得した動画像の情報のうち、所定数の最新フレーム(本実施形態では、6個の最新フレーム)を、図示しない記憶手段(メモリ)に順次記憶させておく。その後、処理は、ステップS2に移る。
ステップS2において、第1の道路境界判定手段3は、第1の道路境界判定処理を実行する。ここで、第1の道路境界判定処理は、ステップS1の処理によって記憶手段に記憶されている所定数の最新フレームのうち1つのフレーム(静止画像)を画像処理対象として用いて、道路の境界を判定(検出)する処理である。
図4は、図3のステップS2の第1の道路境界判定処理について説明するフローチャートの一例である。以下では、図4を参照して、図3のステップS2の第1の道路境界判定処理の一例について説明する。なお、図4を用いて以下に説明する画像処理は、ハフ変換を用いた一般的な線分抽出処理であるので、簡単な説明とする。
まず、ステップS21において、第1の道路境界判定手段3は、ステップS1の処理によって記憶手段に記憶されているフレームのうち1つのフレーム(静止画像)に対して、エッジ点を検出する処理を実行する。その後、処理はステップS22に移る。
ステップS22において、第1の道路境界判定手段3は、所定のパラメータを用いて、ステップS21で検出した各エッジ点を通る各直線群を、ハフ空間内の各曲線に変換するハフ変換処理を実行する。その後、処理はステップS23に移る。
ステップS23において、第1の道路境界判定手段3は、ハフ空間内の各点(各セル)について、曲線が通る数量を加算する投票処理を実行する。その後、処理はステップS24に移る。
ステップS24において、第1の道路境界判定手段3は、ステップS23の処理で加算された数量が所定数量以上となったハフ空間内の各点を、処理対象の静止画像における線分として検出する線分検出処理を実行する。その後、処理は図3のステップS3に移る。
図6は、図3のステップS2〜S4の各処理において道路境界と判定された線分の一例を、撮像画像に具体的に記載した図である。図6(1)は、図3のステップS2及びS3の各処理において道路境界と判定された線分の一例を、撮像画像に具体的に記載したものである。図6(1)において、上記した図3のステップS2の第1の道路境界判定処理によって検出された線分を一点鎖線の線分A〜Eで示し、後述する図3のステップS3の第3の道路境界判定処理によって検出された線分を破線の線分Fで示している。また、図6(2)は、後述する図3のステップS4の処理において最終的に道路境界と決定された線分を、図6(1)と同じ撮像画像に対して、二点鎖線の線分Gで記載したものである。
図6(1)の線分A〜Eから解るように、図4のステップS24の線分検出処理によって、縁石の有る左右の歩道における境界が、線分A、B、D、Eとして検出され、又、センターラインが、線分Cとして検出されている。
次に、図3のステップS3において、第2の道路境界判定手段4は、第2の道路境界判定処理を実行する。ここで、第2の道路境界判定処理は、ステップS1の処理によって記憶手段に記憶されている所定数の最新フレームのうち複数のフレーム(静止画像)における所定の近距離領域(本実施形態では撮像手段1から10m以内の領域)を画像処理対象として用いて、道路の境界を判定(検出)する処理である。
図5は、図3のステップS3の第2の道路境界判定処理について説明するフローチャートの一例である。以下では、図5を参照して、図3のステップS3の第2の道路境界判定処理の一例について説明する。なお、図5を用いて以下に説明するステップS31〜S34の処理において、処理対象画像からオプティカルフローを算出して3次元復元を行う一般的な画像処理内容については、簡単な説明とする。
まず、ステップS31において、第2の道路境界判定手段4は、ステップS1の処理によって記憶手段に記憶されているフレームのうちの複数のフレーム(静止画像)において、特徴点を抽出する特徴点抽出処理を実行する。その際、第2の道路境界判定手段4は、本実施形態の特徴的な処理として、上記した記憶手段に記憶されているフレームのうちの複数のフレーム(静止画像)における所定の近距離領域に対して、特徴点を抽出する。この所定の近距離領域は、図2に示すように撮像手段1から車両前方(撮像方向)の例えば10mまでの領域に対応するものであって、図6(1)及び(2)に示すように、撮像画像の下端から所定距離(所定画素)上方までの領域である。その後、処理はステップS32に移る。
ステップS32において、第2の道路境界判定手段4は、ステップS31で抽出した複数のフレームにおける特徴点に基づいて、勾配法を用いてオプティカルフローを算出する処理を実行する。つまり、第2の道路境界判定手段4は、上記した所定の近距離領域に対してオプティカルフローを算出する。その後、処理はステップS33に移る。
ステップS33において、第2の道路境界判定手段4は、ステップS32で算出したオプティカルフローに基づいて、エピ極線方程式を用いる等して奥行きを算出する画像処理を行って、撮像画像に写った物体形状を3次元形状に復元する3次元復元処理を実行する。つまり、第2の道路境界判定手段4は、上記した所定の近距離領域に対して3次元復元処理を実行する。その後、処理はステップS34に移る。
ステップS34において、第2の道路境界判定手段4は、ステップS33の処理によって3次元復元された形状に基づいて、道路の縁石やガードレール等の道路境界(線分)を検出する道路境界検出処理を実行する。つまり、第2の道路境界判定手段4は、上記した所定の近距離領域に対して、道路境界検出処理を実行する。その後、処理は図3のステップS4に移る。
ここで、図6(1)において、上記したように、以上の図3のステップS3の第3の道路境界判定処理によって検出された線分を線分(破線)Fで示している。図6(1)の線分Fから解るように、図5のステップS34の道路境界検出処理によって、所定の近距離領域に写った縁石が線分Fとして検出されている。
次に、図3のステップS4において、道路境界決定手段5は、ステップS2の処理によって検出された線分とステップS3の処理によって検出された線分とに基づいて、撮像画像における道路境界を、最終的に決定する。具体的には、ステップS4において、道路境界決定手段5は、ステップS2の判定処理で検出された線分と、ステップS3の判定処理で検出された線分との間で、線分が適合(マッチ)するか否かを判定し、ステップS2の判定処理で検出された線分のうちステップS3の判定処理で検出された線分と適合した線分を、最終的に道路境界として決定する。具体的には、図6の撮像画像において、道路境界決定手段5は、ステップS2の判定処理で検出された線分A〜Eと、ステップS3の判定処理で検出された線分Fとの間で、線分が適合(マッチ)するか否かを判定し、ステップS2の判定処理で検出された線分A〜EのうちステップS3の判定処理で検出された線分Fと適合した線分Bを(図6(1)参照)、最終的に道路境界G(図6(2)参照)として決定する。その後、処理はステップS5に移る。
ステップS5において、道路境界決定手段5は、ステップS4で決定した道路境界の情報を、DSSECU6に出力する。その後、処理はステップS1に戻って、ステップS1〜S5の処理が繰り返される。なお、DSSECU6は、ステップS5で出力された道路境界の情報を用いて、LDP(Lane Departure Prevention)制御等の安全走行等に関する制御処理を実行する。
以上に説明したように、本実施形態の道路境界判定装置2によれば、撮像画像全体に対して1つの静止画像を用いた線分検出(図4参照)によって道路境界を検出し、撮像画像の所定の近距離領域に対して動画像を用いてオプティカルフローを算出して道路境界を検出し、これらの検出結果を用いて最終的に道路境界を決定する。このことから、本実施形態の道路境界判定装置2によれば、道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ、近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定することができる。
(変形例)
なお、上記の実施形態において、図3のステップS2の第1の道路境界判定処理は、ハフ変換を用いた線分検出処理として説明した。しかし、図3のステップS2の第1の道路境界判定処理は、これに限定されず、1つの静止画像から境界を検出できる処理であればよい。
また、上記の実施形態において、図3のステップS3の第2の道路境界判定処理は、オプティカルフローを算出して3次元復元を行って境界を検出する処理として説明した。しかし、図3のステップS3の第2の道路境界判定処理は、これに限定されず、複数の静止画像から境界を検出できる処理であればよい。
また、上記の実施形態において、図3のステップS2の処理とステップS3の処理とは、処理順序が逆でもよいし、同時に並行的に処理されてもよい。
また、上記の実施形態において、図3のステップS4の処理では、ステップS2の処理で検出された境界(線分)のうち、ステップS3の処理で検出された境界(線分)と適合する境界を、最終的に道路境界として決定するものとして説明した。しかし、図3のステップS4の処理は、これには限定されず、例えば、車両の進行方向情報を更に用いて、最適な境界を最終的に道路境界と決定するものとしてもよい。具体的には、舵角センサ(図示なし)からの舵角情報から車両の進行方向を判定し、この進行方向とは異なる境界は、最終的な道路境界として決定されないようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、道路境界判定装置2は、車両に搭載されるものとして説明した。しかし、道路境界判定装置2は、車両に搭載されず、例えば、飛行機やヘリコプター等の移動体に搭載されて、離着陸を誘導するための滑走路上のレールや線を判定してもよい。
また、上記した実施形態において、上述した情報処理で用いられる処理順序等は、単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序等であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、上述の説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本発明は、道路境界判定装置等に利用可能であり、特に、道路境界判定装置において道路境界を判定する処理負荷を抑制しつつ近距離から遠距離まで判定精度を低下させることなく道路境界を判定したい場合等に有用である。
1 撮像手段(カメラ)
2 道路境界判定装置(カメラECU)
3 第1の道路境界判定手段
4 第2の道路境界判定手段
5 道路境界決定手段
6 DSSECU
A〜G 線分

Claims (7)

  1. 道路の境界を判定する道路境界判定装置であって、
    少なくとも道路を撮像して、時間的に連続した複数の静止画像を取得する撮像手段と、
    1回の判定処理において、前記撮像手段によって取得された静止画像のうち1つの静止画像を用いて、前記道路の境界を判定する第1判定手段と、
    1回の判定処理において、前記撮像手段によって取得された静止画像のうち複数の静止画像を用いて、当該複数の静止画像における所定の近距離領域内の前記道路の境界を判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段による判定結果と前記第2判定手段による判定結果とに基づいて、前記道路の境界を最終的に決定する道路境界決定手段とを備える、道路境界判定装置。
  2. 前記第1判定手段は、前記1つの静止画像から線分を抽出することによって、前記道路の境界を判定する、請求項1に記載の道路境界判定装置。
  3. 前記第2判定手段は、前記複数の静止画像からオプティカルフローを算出することによって、前記所定の近距離領域内の前記道路の境界を判定する、請求項1又は2に記載の道路境界判定装置。
  4. 前記第2判定手段は、前記オプティカルフローから3次元復元を行うことによって、前記所定の近距離領域内の前記道路の境界を判定する、請求項3に記載の道路境界判定装置。
  5. 前記道路境界決定手段は、前記第1判定手段によって判定された道路の境界のうち、前記第2判定手段によって判定された前記所定の近距離領域内の道路の境界と適合する境界を、最終的に道路の境界として決定する、請求項1〜4の何れか1項に記載の道路境界判定装置。
  6. 前記道路境界判定装置は、車両に搭載される、請求項1〜5の何れか1項に記載の道路境界判定装置。
  7. 道路の境界を判定する道路境界判定方法であって、
    少なくとも道路を撮像して、時間的に連続した複数の静止画像を取得する撮像ステップと、
    1回の判定処理において、前記撮像ステップによって取得された静止画像のうち1つの静止画像を用いて、前記道路の境界を判定する第1判定ステップと、
    1回の判定処理において、前記撮像ステップによって取得された静止画像のうち複数の静止画像を用いて、当該複数の静止画像における所定の近距離領域内の前記道路の境界を判定する第2判定ステップと、
    前記第1判定ステップによる判定結果と前記第2判定ステップによる判定結果とに基づいて、前記道路の境界を最終的に決定する道路境界決定ステップとを備える、道路境界判定方法。
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