JP2013167600A - 電力検出器付導波管 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型な電磁波電力検出手段を提供すること。
【解決手段】電界の振動方向に位置する導波管の内壁面に傾けて設置されたICチップ3の同一表面に、パッチアンテナ5及び電力検出回路6を共に配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、導波管内を伝搬している電磁波の電力を検出する技術に関する。
導波管内を伝搬している電磁波の電力検出手法として、特許文献1によれば、マイクロ波帯やミリ波帯の電波を反射鏡を用いて伝送するビーム伝送装置を利用し、当該反射鏡に電波の波長以下の大きさの開口を2つ設け、それらで受けた電波を合成して電力を検出する技術が開示されている。
また、特許文献2によれば、検出回路を表面に形成したMIC基板を導波管の外表面に設置し、導波管内に挿入されたプローブに結合された入力信号を当該検出回路で検出する技術が開示されている。
特開平4−340474号公報 特開平6−235744号公報
しかしながら、特許文献1の開示技術は、電磁波の進行方向に位置する反射鏡に到達した電磁波を利用するため、そのような反射鏡を持たない一般的な導波管では電力を検出することができない。
特に、使用する電磁波が高周波の場合には、当該電磁波の信号を伝搬する導波管のサイズが極めて小さくなるため、導波管内部にそのような複雑な形状を加工することは困難である。
また、特許文献2の開示技術は、電磁波を結合するプローブと当該電磁波の電力を検出する検出回路とを各別に設けているため、それらを接続する接続用ワイヤの距離が長く、信号ロスが大きいので、電力を正確に測定することが難しい。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波の信号に対しても適用可能な小型の電磁波電力検出手段を提供することにある。
請求項1記載の電力検出器付導波管は、導波管内を伝搬している電磁波を受信するアンテナと、前記受信した電磁波の電力を検出する電力検出回路と、前記アンテナ及び前記電力検出回路を同一表面に配設し、前記電磁波の電界の振動方向に位置する導波管の内壁面に傾けて設置された誘電体基板と、前記検出された電力を導波管外へ出力するモニタ用出力電極と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の電力検出器付導波管は、請求項1記載の電力検出器付導波管において、前記誘電体基板は、前記傾けた設置によって減少した前記電界の振動方向における導波路の高さの減少分の最大値と増加した増加分の最大値とが同一になるように設置されていることを特徴とする。
請求項3記載の電力検出器付導波管は、請求項1又は2に記載の電力検出器付導波管において、前記誘電体基板は、前記導波管の内壁面に形成された階段状又は斜状の凹部に設置されていることを特徴とする。
請求項4記載の電力検出器付導波管は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電力検出器付導波管において、前記誘電体基板上の任意のグランドに接続され、当該グランドでのグランド電位を導波管外へ出力するグランド用出力電極を更に有することを特徴とする。
請求項5記載の電力検出器付導波管は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電力検出器付導波管において、前記誘電体基板上の任意のグランドが前記導波管に接続されていることを特徴とする。
以上より、本発明によれば、電磁波の電界の振動方向に位置する導波管の内壁面に傾けて設置された誘電体基板の同一表面に、アンテナ及び電力検出回路を共に配設したため、小型な電磁波電力検出手段を提供できる。
本発明によれば、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波の信号に対しても適用可能な小型の電磁波電力検出手段を提供できる。
第1の実施の形態に係る電磁波の進行方向での電力検出器付導波管の断面図である。 電界方向から見たICチップの上面図である。 電力検出器付導波管の製造方法を説明する図である。 コプレーナ線路給電パッチアンテナの指向性の例を示す図である。 ICチップ設置の変形例を示す図である。 電力検出器付導波管の伝搬特性を説明する図である。 第2の実施の形態に係る電力検出器付導波管の導波路の斜視断面図である。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る電磁波の進行方向100での電力検出器付導波管1の断面図である。本実施の形態に係る電力検出器付導波管1は、矩形状の中空内を導波路として電磁波が伝搬する方形導波管を利用して形成される導波管であって、電界の振動方向200に位置する導波管の内壁面に階段状のザグリ2が形成され、そのザグリ2の段差を利用してICチップ3が傾斜して設置されている。
ICチップ3は、ザグリ2による段差との間隙に埋められた導電性ペースト材4により先の導波管の内壁面に固定され、パッチアンテナ5と電力検出回路6が導波路側の同一表面に共に配設されている。
その導波管の内壁面には一対の挿通孔(図1において1つのみ図示)が更に形成されており、一方の挿通孔7aには、導波管外の端部にモニタ電力端子を有するモニタ用出力電極8aが挿入され、他方の挿通孔には、グランド用出力電極(図1において不図示)が挿入されている。
図2は、電界方向から見たICチップ3の上面図である。パッチアンテナ5は、受信電極5aとグランド電極5bで構成されている。受信電極5aは、電力検出回路6に接続されており、当該電力検出回路6は、金属ワイヤ9aを介してモニタ用出力電極8aに接続されている。一方、グランド電極5bは、それとは異なる金属ワイヤ9bを介して先のグランド用出力電極に接続されている。
次に、図1及び図2を参照しながら、本電力検出器付導波管1の電力検出動作について説明する。例として、100GHzのミリ波(TE10波)が導波管内を伝搬しているものとする。
そのような高周波数帯の電磁波が本電力検出器付導波管1の導波路300を伝搬する場合、TE10モードの電界が図1の上方向又は下方向に振動し、その振動方向に位置するパッチアンテナ5により当該電界成分(導波路を伝搬する電磁波信号の一部)が受信される。
その信号はパッチアンテナ5を構成している受信電極5aから電力検出回路6に伝達され、当該電力検出回路6によって自乗検波されることで、導波管内に流れる電磁波の電力量に関連した電圧が検出される。このような電力検出回路は、例えば、電力を検出する電磁波の周波数で動作可能なダイオードやトランジスタの非線形動作領域を使用することによって実現可能である。
そして、検出された電圧は、金属ワイヤ9aを通じてモニタ用出力電極8aから電力検出器付導波管1の外部に出力され、グランド電極5bからグランド用出力電極に出力されたグランド電圧との差分を更に用いて、所定の用途で利用される。
例えば、アンテナの前段に本電力検出器付導波管1を設置する、又は当該前段に位置する導波管を本電力検出器付導波管1に変更して利用される。アンテナから空中に放出される所定周波数の電波電力(空中線電力)は電波法で規定されているので、当該放出される直前の電磁波電力をモニタリングし、その結果に応じて放出力を調整する用途例が挙げられる。
次に、図3を参照しながら、本電力検出器付導波管1の製造方法について説明する。最初に、同図(a)に示すように、金属で形成される方形導波管10の短辺の中心線500で当該方形導波管10を分割して分離し、2つの部品10a,10bを作製する。
このとき、ICチップ3を作製し、パッチアンテナ5と電力検出回路6を一体化して当該ICチップ3の同一表面に配設しておく。その後、ICチップ3の裏面を研磨して誘電体基板の薄層化を行う。薄板化する理由は、ICチップ3の設置による導波路内の特性インピーダンスの変化をできるだけ少なくするためである。
例えば、導波路の高さyの1/4以下の厚さになるまで薄くしたICチップ3を作製する。具体的には、WR−10導波管(導波路の幅x=2.54mm、高さy=1.27mm)の場合、ICチップ3の厚さを例えば0.15mmとする。
次に、同図(b)に示すように、一方の部品10aの導波管の内壁面を加工して、作製したICチップ3を所定の角度で設置できる大きさのザグリ2を形成する。このとき、2つの挿通孔7a,7bを更に形成して、一方の挿通孔7aにモニタ用出力電極8aを挿入し、他方の挿通孔7bにグランド用出力電極8bを挿入する。ここで、モニタ用出力電極8a,グランド用出力電極8bと、部品10aとは、電気的に絶縁されるようにする。
次に、ICチップ3を先の所定の角度で設置する。ICチップは非常に小型であり、かつ電子回路が搭載されているため、ICチップ自体の形状を用いて所定の角度を実現することは困難であることから、本実施の形態では、先に形成したザグリ2との間隙を導電性ペースト材(図3において不図示)で埋めて当該ICチップ3を固定する。本構成をとることにより、一般的にサイズが小さいICチップでも容易に所定の角度で設置可能となる。ICチップ3上の電力検出回路6をモニタ用出力電極8aに金属ワイヤ9aで接続すると共に、グランド電極5bをグランド用出力電極8bに金属ワイヤ9bで接続する。
最後に、同図(d)に示すように、分割により作製されていた他方の部品Bを、分割前と同一の導波路形状になるように部品Aにあわせ、螺子11を用いて両方の部品A,Bを圧着させる。以上の工程を通じて、本電力検出器付導波管1が製造される。
ここで、ICチップ3の傾斜角度について説明する。この傾斜角度は、導波管を伝搬する電磁波信号から電力を取り出す割合と、導波管内に設置された際のパッチアンテナ5の受信特性によって決定される。
例えば、パッチアンテナ5の例として図2に示したようなコプレーナ線路給電パッチアンテナを使用し、導波路を伝搬する信号の約3.1%(−15dB)の電力を取り出して検波する場合を考える。
まず、導波管内におけるコプレーナ線路給電パッチアンテナ(以下、アンテナ)のアンテナ角度と当該アンテナで受信される電力割合との関係を求める。ここで、アンテナ角度とは、電界の振動方向200とアンテナの励振方向400(図2参照)との角度差であり、平行の場合は0°、垂直の場合は90°である。また、アンテナで受信される電力割合とは、アンテナに到来する信号電力に対するアンテナで受信された電力割合である。
アンテナのアンテナ角度と当該アンテナで受信される電力割合との関係が仮に図4に示すような場合、アンテナ角度が70°に設定されるときに−15dB(約3.1%)の受信電力を得ることができる。
以上より、信号から取り出したい電力とパッチアンテナ5の受信特性との関係に基づいてアンテナ傾斜角度が決定されるが、本実施の形態においては、その傾斜角度については何ら限定されず、ザグリ2の加工形状により任意の角度を利用することができる。
また、本発明においては、電力を取り出すことを目的の前提とすることから、パッチアンテナ5が傾斜して設置されていれば良く、例えば、図5(a)に示すように、ザグリ2を斜状に加工してICチップ3を設置しても良いし、同図(b)に示すように、ICチップ3の全体をザグリ2にすっぽりと埋まるように配置しても良い。
更には、同図(c)に示すように、ザグリ2を形成する代わりに、導波管の内壁面に当該導波管の内壁と同材質の枕部12を設け、ICチップ3の片側を当該枕部12にかけるように設置しても良い。
また、図1や図5に例示した各ICチップ3において、パッチアンテナ5と電力検出回路6の位置関係を入れ替えても良い。なお、図5では、パッチアンテナ5と電力検出回路6の記載を省略している。
一方、導波管内におけるICチップ3の設置は導波管の内側形状に変化を及ぼすことから、導波路の形状変化により導波管の特性インピーダンスが変化するため、信号の反射などが生じて、良好な伝搬の妨げになる可能性がある。
ここで、図6に示すように、幅x,高さyの導波路300を有する導波管の特性インピーダンスをZとし、ICチップ3を設置したことによる当該導波路300の高さyの実効的な変化量が最も大きくなる点をそれぞれΔy1,Δy2とすると、信号の進行方向において導波路の高さが最も低くなる点Lでの特性インピーダンスZと、最も高くなる点Hとの各特性インピーダンスZは、それぞれ、式(1),式(2)で近似的に表現できる。
=((y−Δy1)/y)Z (1)
=((y+Δy2)/y)Z (2)
式(1),(2)において、ICチップ3の設置により導波路の形状変化に起因する変数はΔy1とΔy2であるため、導波管の特性インピーダンスの変化を小さくするには、ZやZをZに近づけるように、Δy1やΔy2を小さくすることが好ましい。
上述したように特性インピーダンスの変化分を小さくする観点から、所定の傾斜角度でICチップ3を実装する際は、Δy1=Δy2となるように設置する方法が好ましい。
これらより、例えば、先のWR−10導波管(x=2.54mm、y=1.27mm)に対して、1mm角のICチップ3を20°の角度で図1に示したように設置する場合、Δy1とΔy2は約0.171mmとなる。この場合、特性インピーダンスの変化は、WR−10導波管の特性インピーダンスの0.865倍から1.134倍までの変化に留まり、非常に小さい。
したがって、そのようなWR−10導波管の場合には、角度を20°、Δy1とΔy2を0.171mmとなるようにICチップ3を設置することが好ましい。
また、電磁波信号を高効率で受信するため、電界強度が最大となる位置にパッチアンテナ5を配設することが好ましい。例えば、先のTE10モードの電界の場合、導波路の端側よりも中央側の方が電界強度は高いことから、パッチアンテナ5の中心線が導波管の幅の中心に一致するようにパッチアンテナを配置する。
以上より、本実施の形態によれば、電界の振動方向に位置する導波管の内壁面に傾けて設置されたICチップ3の同一表面に、パッチアンテナ5及び電力検出回路6を共に配設したので、小型な電磁波電力検出手段を提供できる。これにより、電磁波の周波数帯がミリ波など高周波帯であっても、その電磁波の電力を検出できる。
また、本実施の形態によれば、導波管の内壁面の単純加工によりICチップ3の傾斜角度を任意に変更できるので、パッチアンテナ5で受信される電力の大きさを必要に応じて適宜調整できる。
また、本実施の形態によれば、ICチップ3による導波管の特性インピーダンス変動は僅かであることから、導波管整合回路が不要であって、簡易な電力検出器付導波管を提供できる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、一対の挿通孔7a,7bを形成してモニタ用出力電極8aとグランド用出力電極8bをそれぞれ挿入し、電力とグランド電流電圧を電界方向の同一導波管の内壁面からそれぞれ出力する場合について説明したが、第2の実施の形態では、当該グランド用出力電極8bを利用しない場合について説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る電力検出器付導波管1の導波路の斜視断面図である。本電力検出器付導波管1では、パッチアンテナ5のグランド電極5bに接続された金属ワイヤ9bを、導波管の内壁面(広くは、導波管自体)に接続する。これにより、静電圧としては電力検出器付導波管1とグランド電極5bとが等電位となる。
また、モニタ用出力電極8aを挿入する挿通孔7aのみを形成し、グランド用出力電極8b用の他の挿通孔7bは形成しない。本実施の形態においては、電力検出器付導波管1を伝搬する信号の電力は、グランド用出力電極8bに現れる電圧と、電力検出器付導波管1の静電圧との電位差を求めることで見積ることができる。それ以外については、第1の実施の形態で説明した電力検出器付導波管1と同じであることから、重複する説明は省略する。
以上より、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と比較して、グラウンド電位を導波管自体から取るため、外来する信号による干渉などによって、電力検波の感度が低下する可能性があるが、挿通孔7bの形成,グランド用出力電極8bの挿入,グランド用出力電極8bと金属ワイヤ9bとの接合といった工程を省略できる。
以下、各実施の形態での共通事項について説明する。各実施の形態では、パッチアンテナ5と電力検出回路6を載置する基板としてICチップ3を例に説明したが、その他、モノシリックマイクロ波集積回路(MMIC)を利用しても良く、広くは誘電体基板であれば良い。
各実施の形態では、電磁波を受信するアンテナとしてパッチアンテナ5を例に説明したが、その他、先述したコプレーナ線路給電パッチアンテナやオンチップアンテナを利用しても良い。
各実施の形態では、100GHzのミリ波導波管を例に説明したが、他の周波数帯のミリ波導波管や、その他マイクロ波導波管を利用しても良く、広くは電磁波を伝搬する導波管であれば良い。
各実施の形態では、TE10波(TE10モードの電界)の電磁波を例に説明したが、他のモードの電磁波であっても良く、広くは電界の振動方向に位置する導波管の内壁面にICチップ3を設置していれば、同様の効果を得ることができる。
各実施の形態では、ICチップ3を電界方向の導波管の内壁面に1つ設置する場合を例に説明したが、当該導波管の内壁面(又は対向する2つの当該導波管の内壁面)に複数設置しても良い。例えば、TE10モードの電界の場合、電磁波の進行方向に沿って電界方向が交互することから、進行方向に沿って当該対向する2面に交互に配置しても良い。
第1の実施の形態では、グランド電極5bをグランド用出力電極8bに接続し、第2の実施の形態では、グランド電極5bを導波管の内壁に接続した場合について説明したが、電力検出器付導波管1の静電圧としてのグランド電位を取得できれば良いことから、グランド電極5bに代えて、ICチップ3上の任意のグランド(例えば、電力検出回路6のグランド)を利用しても良い。
1…電力検出器付導波管
2…ザグリ(凹部)
3…ICチップ(誘電体基板)
4…導電性ペースト材
5…パッチアンテナ
5a…受信電極
5b…グランド電極
6…電力検出回路
7a…一方の挿通孔
7b…他方の挿通孔
8a…モニタ用出力電極
8b…グランド用出力電極
9a…金属ワイヤ
9b…金属ワイヤ
10…方形導波管
10a,10b…部品
11…螺子
12…枕部
100…電磁波の進行方向
200…電界の振動方向
300…導波路
400…アンテナの励振方向
500…方形導波管の短辺の中心線

Claims (5)

  1. 導波管内を伝搬している電磁波を受信するアンテナと、
    前記受信した電磁波の電力を検出する電力検出回路と、
    前記アンテナ及び前記電力検出回路を同一表面に配設し、前記電磁波の電界の振動方向に位置する導波管の内壁面に傾けて設置された誘電体基板と、
    前記検出された電力を導波管外へ出力するモニタ用出力電極と、
    を有することを特徴とする電力検出器付導波管。
  2. 前記誘電体基板は、
    前記傾けた設置によって減少した前記電界の振動方向における導波路の高さの減少分の最大値と増加した増加分の最大値とが同一になるように設置されていることを特徴とする請求項1記載の電力検出器付導波管。
  3. 前記誘電体基板は、
    前記導波管の内壁面に形成された階段状又は斜状の凹部に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力検出器付導波管。
  4. 前記誘電体基板上の任意のグランドに接続され、当該グランドでのグランド電位を導波管外へ出力するグランド用出力電極を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力検出器付導波管。
  5. 前記誘電体基板上の任意のグランドが前記導波管に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力検出器付導波管。
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