JP2013167415A - スターリングサイクル機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て時等におけるコアの形状の歪みを防止できるスターリングサイクル機関を提供する。
【解決手段】スペーサによって一定の間隔を隔てて連結された板部材により、シリンダ10,11の軸方向の両側からコアが挟み込まれていることから、組み立て時などにおいてシリンダ10,11の軸方向からコアに無用な力が加わることを防止できる。これにより、コアの形状が歪んでコアと磁石21とのギャップが場所によってばらついたり、設計上の許容範囲から外れたりして発電効率が低下することを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スターリングサイクルを利用して発電や冷却等を行うスターリングサイクル機関に関する。
ディスプレイサとピストンをシリンダ内に同軸に配置した構造のスターリングサイクル機関が従来より広く知られており、発電機や冷凍機などとして実用化されている。一般に、この種のスターリングサイクル機関では、ピストンに永久磁石が取り付けられており、その永久磁石を挟んで固定子とヨークが配置されている。発電機の場合、外部から与えられた温度差によって作動気体が圧縮と膨張を繰り返すことによりピストンが往復運動し、その運動エネルギーが永久磁石と固定子との電磁作用によって電気エネルギーに変換される。他方、冷凍機の場合、固定子の電磁コイルに駆動電流を流すことによってピストンが往復運動し、その往復運動に伴って作動気体が圧縮と膨張を繰り返すことにより低温部と高温部との温度差が発生する。
一般に、上述したスターリングサイクル機関の固定子は、リング状に巻かれたコイルにコアを被せた構造となっている。このコアは、通常、同一形状の薄いケイ素鋼板を幾重にも重ねて形成される。ピストンの永久磁石と固定子のコアとが一定のギャップを隔てて対面するように、コアの表面にはピストンの外周面に沿った曲面が形成される。永久磁石とコアとのギャップは発電機や冷却機の効率に影響を与えるため、コアの形状は、治具を使って精密に形成される。
ところが、コアを構成するケイ素鋼板は接着剤等によって接着されており、組み立ての際などに大きな力が加わるとコアの形状が歪んでしまうことがある。また、組み立て後に加わる他の部品の荷重なども、コアの形状を歪ませる原因となる。コアの形状が歪むと、上述したギャップに誤差が生じるため効率が低下するという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立て時などにおけるコアの形状の歪みを防止できるスターリングサイクル機関を提供することにある。
本発明に係るスターリングサイクル機関は、ケーシングに収容されたシリンダと、前記シリンダの一方の端に往復動可能に挿入されたディスプレイサと、前記シリンダの他方の端に往復動可能に挿入された円筒状のピストンと、前記ピストンの円筒状の壁部に固定された磁石と、電線をリング状に巻いて形成され、外周側若しくは内周側が前記ピストンの前記磁石と面するように前記ピストンと同軸に配置されたコイルと、前記電線の巻回方向と垂直な前記コイルの断面の周りを取り囲むとともに、前記磁石と前記コイルとが面する部分に隙間を有する形状に形成されたコアと、前記コアを前記シリンダの軸方向の両側から挟む一対の板部材と、前記一対の板部材を一定の間隔に保って連結するスペーサとを有する。
好適に、前記コアは、前記電線の巻回方向と平行な2つの端面を有し、前記スペーサは、前記コアの前記2つの端面と前記一対の板部材とが接する間隔を保って前記一対の板部材を平行に連結し、前記スペーサによって連結された前記一対の板部材を前記シリンダに固定する固定部材を有する。
好適に、前記コイルが、前記ピストンの前記壁部より内側に配置され、1つ若しくは複数の前記スペーサが、前記コイルの内周側に配置される。
好適に、上記スターリングサイクル機関は、前記シリンダの軸方向と平行に延び、一方の端が前記ディスプレイサに接続された第1ロッドと、前記第1ロッドの他方の端に接続され、前記第1ロッドを介して前記ディスプレイサを付勢する第1バネ部材とを有する。前記ピストン及び前記一対の板部材は、前記第1ロッドが貫通する貫通孔をそれぞれ備える。前記スペーサは、前記一対の板部材の前記貫通孔の周囲に接続される。
好適に、前記スペーサは、円筒状に形成されており、一方の開口端が一方の前記板部材の前記貫通孔の周囲に接続され、他方の開口端が他方の前記板部材の前記貫通孔の周囲に接続される。
好適に、上記スターリングサイクル機関は、前記シリンダの軸方向と平行に延び、一方の端が前記ピストンに接続された複数の第2ロッドと、前記複数の第2ロッドの他方の端に接続され、前記第2ロッドを介して前記ピストンを付勢する第2バネ部材とを有する。前記複数の第2ロッドが前記一対の板部材の前記貫通孔を貫通する。
好適に、前記コイルが、前記ピストンの前記壁部より外側に配置され、1つ若しくは複数の前記スペーサが、前記コイルの外周側に配置される。
好適に、前記スペーサは筒状に形成されており、両側の開口端が前記一対の板部材に当接する。上記スターリングサイクル機関は、前記筒状のスペーサを貫通して前記一対の板部材を互いに連結する連結具を有する。
本発明によれば、スペーサによって一定の間隔を保って連結された一対の板部材の間にコアが挟まれているため、組み立ての際などにおいてコアに無用な力が加わることを効果的に防止できる。
本発明の第1の実施形態に係るスターリングサイクル機関の構成の一例を示す断面図である。 図1に示すスターリングサイクル機関における固定子の要部を図解した断面図である。 図2に示す固定子におけるスペーサを図解した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るスターリングサイクル機関の構成の一例を示す断面図である。 図4に示すスターリングサイクル機関における固定子の要部を図解した断面図である。 図5に示す固定子におけるスペーサを図解した断面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係るスターリングサイクル機関について、発電機を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスターリングサイクル機関の構成の一例を示す断面図である。図1に示すスターリングサイクル機関は、ケーシング1と、ケーシング1の中に収容された上部シリンダ10及び下部シリンダ11と、上部シリンダ10に往復動可能に挿入されたディスプレイサ60と、下部シリンダ11に往復動可能に挿入されたピストン20と、ピストン20の内側と外側に対向して配置された固定子30及びヨーク18と、ピストン20の円筒状の壁部に取り付けられた磁石21と、ディスプレイサ60を付勢するバネ部材(弾性部材)51と、ピストン20を付勢するバネ部材(弾性部材)52とを有する。
ここで、ケーシング1は本発明におけるケーシングの一例であり、上部シリンダ10及び下部シリンダ11は本発明におけるシリンダの一例であり、ディスプレイサ60は本発明におけるディスプレイサの一例であり、ピストン20は本発明におけるピストンの一例であり、磁石21は本発明における磁石の一例であり、バネ部材51は本発明における第1バネ部材の一例であり、バネ部材52は本発明における第2バネ部材の一例である。
ケーシング1は、スターリングサイクル機関の作動気体(ヘリウムガス等)を封入した密閉容器である。図1の例において、ケーシング1は、上部ケーシング2と、中間部ケーシング3と、シリンダ保持部5と、下部ケーシング7とを組み合わせて形成される。
上部ケーシング2と中間部ケーシング3は、主に上部シリンダ10を収容する円柱状の内部空間を形成する。上部シリンダ10の天井側の内壁は、ドーム状に丸みを帯びている。シリンダ保持部5は、その内壁において下部シリンダ11の外周と当接しており、中心軸の位置が定まるように下部シリンダ11を保持する。
下部ケーシング7は、主に下部シリンダ11,固定子30,ヨーク18,バネ部材51,52を収容する円柱状の内部空間を形成する。下部ケーシング7の底部付近には、ケーシング1内の機構(上部シリンダ10,下部シリンダ11等)の全体を下側から支持する支持基台43が設けられている。下部ケーシング7の底部の中央には開口部が設けられており、その開口部は蓋部8によって閉塞されている。蓋部8は、ケーシング1の内部に作動気体を導入したり、電気配線を通したりするための図示しない管を備える。
上部シリンダ10と下部シリンダ11は、それぞれ筒状の形状を有し、中心軸を揃えてケーシング1の中に配置される。上部シリンダ10と下部シリンダ11を1つのシリンダと見なした場合、ディスプレイサ60は当該シリンダの上側の端に往復動可能に挿入され、ピストン20は当該シリンダの下側の端に往復動可能に挿入される。上部シリンダ10及び下部シリンダ11は、別々の部品をつなげて形成されてもよいし、一体に形成されてもよい。
下部シリンダ11は、複数の支柱41を介して支持基台43に固定される。図1の例において、支柱41は筒状に形成されており、支持基台43に設けられた孔と筒状の支柱41をボルト42が貫通する。ボルト42の先端部の雄ネジと下部シリンダ11の下面の雌ネジとを螺合することで、下部シリンダ11が支持基台43に固定される。バネ部材51は、ボルト42が貫通する孔を備えており、支柱41と支持基台43との間に挟まれて固定される。図1の例では、3枚のバネ部材51が支持基台43に固定される。
ディスプレイサ60の上面とケーシング1との間に形成される空間は膨張室12であり、ここで作動気体が熱せられてその体積が増大する。他方、ディスプレイサ60とピストン20との間に形成される空間は圧縮室17であり、ここで作動気体が冷却されてその体積が減少する。
上部シリンダ10の外壁とケーシング1の内壁とに囲まれた円筒状の空間は、膨張室12と圧縮室17との間を行き来する作動気体の通路となっている。上部シリンダ10と下部シリンダ11との間には、圧縮室17とつながる連通孔16が設けられており、この連通孔16と上記円筒状空間を通じて、膨張室12と圧縮室17がつながっている。
上記円筒状の空間には、吸熱フィン13,再生器14および放熱フィン15が配置される。吸熱フィン13は上側の膨張室12に近い位置に配置され、放熱フィン15は下側の圧縮室17に近い位置に配置され、再生器14は吸熱フィン13と放熱フィン15の間に配置される。
ケーシング1は、放熱フィン15と接する部分に外部フィン6を備える。外部フィン6は、作動気体の熱をケーシング1の外部に排出するための放熱手段である。図1の例において、外部フィン6は、中間部ケーシング3とシリンダ保持部5との間に固定される。外部フィン6は、中間部ケーシング3のコネクタ4に接続された不図示のポンプ等から供給される冷却媒体(水など)によって冷却され、所定の温度に保持される。
他方、上部ケーシング2は、外部の熱源から与えられた熱を膨張室12の作動気体に伝える吸熱手段であり、上部ケーシング2の内壁に吸熱フィン13が当接している。
ディスプレイサ60は、上部シリンダ10の内壁を摺動する大径部と、後述するピストン20の貫通部22の内壁を摺動する小径部とを有する。大径部および小径部は、それぞれ円柱状の形状を有し、同軸上に位置する。
ディスプレイサ60は、シリンダ(10,11)の軸方向と平行に延びたロッド61を介して、バネ部材51に接続される。図1の例において、ディスプレイサ60の小径部には縦方向へ延びた孔が形成されており、その孔の奥にロッド61の一方の端が接続される。ロッド61の他方の端は、下部ケーシング7の支持基台43に取り付けられた板状のバネ部材51に接続される。ディスプレイサ60は、ロッド61を介して接続されたバネ部材51の弾性力により、上下方向(シリンダの軸方向)に付勢される。
ロッド61は、本発明における第1ロッドの一例である。
ピストン20は、内側が中空の円筒状の形状を有しており、その円筒状の壁部の外面が下部シリンダ11の内面と摺動する。ピストン20の当該壁部には、磁石21が固定される。磁石21は、例えばリング状に形成されており、円筒状の壁部の外面に取り付けられる。磁石21に面する下部シリンダ11の内面には、ヨーク18が固定される。ヨーク18は、鉄などの磁性材料からなり、磁石21を取り囲むように例えばリング状に形成される。ピストン20の壁部の内側には、ヨーク18と対向する位置に固定子30が配置される。磁石21は、固定子30とヨーク18との間に挟まれて、ピストン20とともに上下に往復動する。
ピストン20の壁部の末端には、ディスプレイサ60に面した端面が形成されており、この端面によって圧縮室17が区画される。ピストン20の当該端面の中央部には、ディスプレイサ60の小径部を通す貫通部22が形成される。図1の例において、この貫通部22は、シリンダ(10,11)の軸方向と平行に円筒状に延びている。ディスプレイサ60の小径部の外面は、この円筒状に延びた貫通部22の内面と摺動する。
ピストン20は、シリンダ(10,11)の軸方向と平行に延びた複数本のロッド62を介して、板状のバネ部材52に接続される。図1の例において、バネ部材52は、下部シリンダ11とバネ部材51との間に配置されており、図示しない支柱を介して下部シリンダ11(若しくは支持基台43)に固定される。バネ部材52の中央部には、ロッド61を通すための貫通孔が形成される。複数のロッド62は、その一方の端が貫通部22の周囲の対称な位置に接続され、他方の端がバネ部材52の上記貫通孔の周囲の対称な位置に接続される。
なおロッド62は、本発明における第2ロッドの一例である。
図2は、図1に示すスターリングサイクル機関における固定子30の要部を図解した断面図である。また図3は、図2に示す固定子30におけるスペーサ37を図解した断面図である。
固定子30は、電線をリング状に巻いて形成されたコイル33と、コイル33を巻き付けたボビン34と、コイル33を挟んでヨーク18と対向するコア36と、コア36をシリンダ(10,11)の軸方向の両側から挟む一対の板部材31A,31Bと、板部材31A,31Bを一定の間隔に保って連結するスペーサ37とを有する。
ここで、コイル33は本発明におけるコイルの一例であり、コア36は本発明におけるコアの一例であり、板部材31A,31Bは本発明における一対の板部材の一例であり、スペーサ37は本発明におけるスペーサの一例である。
コイル33は、ピストン20の円筒状の壁部より内側に配置される。またコイル33は、その外周側がピストン20の磁石21と面するように、ピストン20と同軸に配置される。
図2の断面図は、電線の巻回方向と垂直なコイル33の断面を示す。この図2に示すように、コア36は、電線の巻回方向と垂直なコイル33の断面の周りを取り囲む形状に形成される。またコア36は、磁石21とコイル33とが面する部分に隙間(コイル33を囲んでいない部分、切れ目)を有する。
図2の例に示すコア36は、その断面の外形が略長方形であり、中央部分にボビン34を装着するための矩形の切り欠きを有する。また、コア36の断面は、コイル33の外周側中央に対応する位置に隙間(コイル33を囲んでいない部分、切れ目)を有し、この隙間においてコイル33と磁石21とが対面する。例えば、コア36は、上下方向に対称な2つのブロック(36A,36B)に分かれている。上記断面に対応した外形を有する薄い磁性材料の板(ケイ素鋼板等)を重ねて接着することにより、上下の2つのブロック(36A,36B)がそれぞれ形成される。
コア36は、コイル33の電線の巻回方向と平行な2つの端面(361A,361B)を有する。スペーサ37は、コア36の上述した2つの端面(361A,361B)と板部材31A,31Bとが接する一定の間隔を保つように、板部材31A,31Bを平行に連結する。板部材31Aはコア36の上側の端面361Aに接触し、板部材31Bはコア36の下側の端面361Bに接触する。ボビン34は、ネジ35によって板部材31Aに固定される。
板部材31A,31Bは、それぞれ円盤状に形成されており、その中央部にロッド61,62を貫通する貫通孔32A,32Bを備える。スペーサ37は、この貫通孔32A,32Bの周囲に接続される。スペーサ37は、例えば図3において示すような円筒状に形成される。スペーサ37の一方の開口端38Aが板部材31Aの貫通孔32Aの周囲に接続され、他方の開口端38Bが板部材31Bの貫通孔32Bの周囲に接続される。図3の例において、スペーサ37の開口端38A,38Bには、内側に向かって折れ曲がった縁部が形成される。縁部は、スペーサ37の円筒形状の軸方向に対して略直角に曲がっており、この縁部に板部材31A,32Bが密着することで、板部材31A,32Bが互いに平行となる。スペーサ37の両端の縁部と板部材31A,31Bは、それぞれ複数のネジ39によって固定される。ロッド61,62は、この円筒状のスペーサ37の中を貫通する。
スペーサ37によって連結された板部材31A,31Bは、支持部40を介して下部シリンダ11に固定される。支持部40は、下側の板部材31Bと当接する面を備えており、下側からボルト44によって固定される。
支持部40は、本発明における固定部材の一例である。
ここで、上述した構成を有するスターリングサイクル機関の動作を説明する。
ディスプレイサ60がピストン20に向かって下方に移動すると、圧縮室17が狭くなるため、圧縮室17の作動気体が連通孔16,放熱フィン15,再生器14,吸熱フィン13を通り、高温の膨張室12に流れこむ。膨張室12に流れ込んだ作動気体は熱せられて体積が膨張するため、膨張室12及び圧縮室17の圧力が高まる。膨張室12及び圧縮室17の圧力が、ピストン20によって区画された下部ケーシング7の背圧空間9の圧力より高くなると、ピストン20が下方に移動する。
ピストン20が下方へ移動することにより膨張室12及び圧縮室17の圧力が低下して、背圧空間9の圧力より低くなると、ディスプレイサ60がこの圧力差により上方へ移動する。
ディスプレイサ60が上方へ移動すると、膨張室12が狭くなるため、膨張室12の作動気体が吸熱フィン13,再生器14,放熱フィン15,連通孔16を通り、低温の圧縮室17に流れこむ。圧縮室17に流れ込んだ作動気体は冷却されて体積が小さくなるため、膨張室12及び圧縮室17の圧力が低くなる。膨張室12及び圧縮室17の圧力が低下すると、ピストン20の移動方向が下方向から上方向へ転じる。
ピストン20が上方へ移動することにより膨張室12及び圧縮室17の圧力が上昇して、背圧空間9の圧力より高くなると、ディスプレイサ60がこの圧力差により下方へ移動する。ディスプレイサ60がピストン20に向かって下方に移動すると、再び圧縮室17から膨張室12へ作動気体が流れ込み、膨張室12及び圧縮室17の圧力が高まって、ピストン20の移動方向が上方向から下方向へ転じる。
以上の繰り返しにより、ディスプレイサ60とピストン20がそれぞれ上下に往復運動する。
ピストン20が往復運動すると、ヨーク18と固定子30の間を磁石21が上下に移動し、コイル33の磁界が周期的に変化するため、コイル33に起電力が発生して電流が流れる。
以上説明したように、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、スペーサ37によって一定の間隔を隔てて連結された板部材31A,31Bにより、シリンダ(10,11)の軸方向の両側からコア36が挟み込まれていることから、組み立て時などにおいてシリンダ(10,11)の軸方向からコア36に無用な力が加わることを防止できる。これにより、コア36の形状が歪んでコア36と磁石21とのギャップが場所によってばらついたり、設計上の許容範囲から外れたりして発電効率が低下することを防止できる。
また、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、板部材31A,31Bがスペーサ37によって所定の間隔をもって平行に連結されており、コイル33の巻線の巻回方向と平行なコア36の上下の端面(361A,361B)が板部材31A,31Bと面で接触する。また、当該連結された板部材31A,31Bが支持部40によって下部シリンダ11に固定される。これにより、運転時に上下方向の振動が加わったり、上下方向から荷重が加わったりしても、コア36の上下の端面(361A,361B)が精密に平行に保たれた状態で、シリンダ(10,11)に対するコア36の位置が固定される。従って、コア36と磁石21とのギャップをより精密に保持することができる。
また、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、ピストン20の円筒状の壁部より内側にコイル33が配置されており、そのコイル33の内周側にスペーサ37が配置される。このように、スペーサ37を配置するための領域としてコイル33の内周側を有効に利用することで、装置の横方向のサイズを小さくすることができる。
また、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、ディスプレイサ60とバネ部材51とを接続するロッド61や、ピストン20とバネ部材52とを接続するロッド62を貫通するための貫通孔32A,32Bが板部材31A,31Bに設けられており、この貫通孔32A,32Bの周囲にスペーサ37の端部が接続されている。これにより、ロッド61,62が通過するスペースとコア36が占領するスペースとの隙間にスペーサ37が配置されるため、部品の実装密度を高めて装置サイズをコンパクト化することができる。
特に、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、スペーサ37が円筒形状に形成されており、スペーサ37の一方の開口端38Aが板部材31Aの貫通孔32Aの周囲に接続され、他方の開口端38Bが板部材31Bの貫通孔32Bの周囲に接続される。これにより、スペーサ37が占める横方向の幅を薄くすることができるため、ロッド61,62の通過スペースとコア36の占領スペースとの間の幅をより狭くすることが可能になり、装置サイズを更にコンパクト化することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について図4〜図6を参照して説明する。
図4は、第2の実施形態に係るスターリングサイクル機関の構成の一例を示す断面図である。図5は、図4に示すスターリングサイクル機関における固定子30の要部を図解した断面図である。図6は、図5に示す固定子30におけるスペーサ310を図解した断面図である。
先に説明した図1〜図3と図4〜図6における同一符号は、同一の構成要素若しくは対応する構成要素を表す。以下では、主として図1〜図3に示すスターリングサイクル機関との相違点を述べる。
図5に示すスターリングサイクル機関は、固定子30とヨーク18の配置が図1に示すスターリングサイクル機関と異なっている。すなわち、上述した図1に示すスターリングサイクル機関では、ピストン20の円筒状の壁部より内側に固定子30が配置され、当該円筒状の壁部より外側にヨーク18が配置されているが、図5に示すスターリングサイクル機関では、当該円筒状の壁部より外側に固定子30が配置され、当該円筒状の壁部より内側にヨーク18が配置される。
図5に示すスターリングサイクル機関は、下部シリンダ11(図1)に対応する2つのシリンダ11A,11Bを有する。固定子30は、シリンダ11A及び11Bの間に配置される。シリンダ11A,11Bと固定子30によって、ピストン20が挿入される円柱状の空間が形成される。
ピストン20の壁部の内側には、円筒状のヨーク保持部19がシリンダ(10,11A,11B)と同軸に配置される。ヨーク18は、ヨーク保持部19の外周面に保持される。ヨーク保持部19は、底面において支持部40と当接しており、ボルト45によって支持部40に固定される。
図5に示す固定子30は、図1に示す固定子30と同様に、電線をリング状に巻いて形成されたコイル33と、コイル33を巻き付けるボビン34と、コイル33を挟んでヨーク18と対向するコア36と、コア36をシリンダ(10,11A,11B)の軸方向の両側から挟む一対の板部材31A,31Bを有する。また、図5に示す固定子30は、コイル33の外周側に配置され、板部材31A,31Bを一定の間隔に保って連結する複数のスペーサ310を有する。
コイル33は、シリンダ(10,11A,11B)と同軸に配置されており、コイル33の内周側でピストン20が上下に往復運動する。
コア36は、電線の巻回方向と垂直なコイル33の断面の周りを取り囲む形状に形成されており、磁石21とコイル33とが面する部分(コイル33の内周側)に隙間を有する。例えばコア36は、上下方向に対称な2つのブロック(36A,36B)に分かれており、薄い磁性材料の板(ケイ素鋼板等)を重ねて接着することにより各ブロックが形成される。本実施形態では、例えば、同一形状の複数のコア36がコイル33に沿って放射状に配置される。
コア36は、コイル33の電線の巻回方向と平行な2つの端面(361A,361B)を有する。複数のスペーサ310は、コア36の上述した2つの端面(361A,361B)と板部材31A,31Bとが接する一定の間隔を保つように、板部材31A,31Bを平行に連結する。板部材31Aはコア36の上側の端面361Aに接触し、板部材31Bはコア36の下側の端面361Bに接触する。ボビン34は、ネジ35によって板部材31Aに固定される。
板部材31A,31Bは円盤状に形成されており、その中央部にピストン20が挿入される貫通孔32A,32Bが形成される。複数のスペーサ310が、この円盤状の板部材31A,31Bの縁に近い対称な位置に接続される。スペーサ310は、例えば図6において示すような筒状に形成されており、その両端の開口部が板部材31A,31Bに当接する。ボルト311は、スペーサ310を貫通して板部材31A,31Bを互いに連結する。図6の例では、ボルト311の先端部に形成された雄ネジが板部材31Bの貫通孔とスペーサ310を通り、板部材31Aに形成された雌ネジと螺合する。
また、板部材31A,31Bの縁には、複数の貫通孔が形成される。板部材31A,31Bの対となる貫通孔には、それぞれボルト312が貫通する。ボルト312の先端部の雄ネジが板部材31A,31Bの貫通孔を通り、シリンダ11Aの下面に形成された雌ネジと螺合することで、板部材31A,31Bがシリンダ11Aに固定される。
なお、図6の断面図にはそれぞれ1つのスペーサ310とボルト312が図示されているが、これ以外にも断面図に表れていないスペーサ310,ボルト312が存在する。
以上説明したように、本実施形態に係るスターリングサイクル機関によれば、スペーサ310により一定の間隔を隔てて連結された板部材31A,31Bでコア36が挟み込まれていることから、第1の実施形態と同様に、組み立て時などにおいてシリンダ(10,11)の軸方向からコア36に無用な力が加わることを防止できる。
また、本実施形態に係るスターリングサイクル機関では、シリンダ11A,11Bの間に固定子30が挟まれており、固定子30にはこれらの荷重が加わる。しかしながら、スペーサ310で連結された板部材31A,31Bによりコア36が挟み込まれているため、コア36に直接これらの荷重が加わることを防止でき、装置全体の剛性(強度)を高めることができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、他の種々のバリエーションを含んでいる。
上述した実施形態では、スターリングサイクル機関の発電機の例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスターリングサイクル機関の冷凍機などに適用することも可能である。
また、本発明は種々の出力のスターリングエンジンに適用可能であり、例えば出力が3kWのスターリングエンジンに適用可能である。
上述した実施形態では、鋼板を重ねて形成されるコア36の例を挙げているが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、強磁性体の粉体を焼結して形成されたコアを固定子に用いても良い。この場合も、コアに無理な力が加わることを防止できるため、コアの劣化や破損を効果的に防止できる。
上述した実施形態では、コイルの内周側にコイルと同軸に円筒状のスペーサを配置する例、および、コイルの外周側に筒状の複数のスペーサを配置する例を挙げているが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、コイルの内周側に筒状の複数のスペーサを配置してもよいし、コイルの外周側にコイルと同軸の円筒状のスペーサを配置してもよい。
スペーサには、適度な剛性を有する任意の材料(鋼鉄,アルミ等)を使用可能である。スペーサの材質、形状、寸法を変えることにより、装置の強度を任意に変更することが可能である。
また、スペーサは、上述した実施形態のように筒型の形状に形成してもよいが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、スペーサの一方若しくは両方の端部に板部材との連結手段(雄ネジや雌ネジなど)を設けてもよい。
1…ケーシング、2…上部ケーシング、3…中間部ケーシング、4…コネクタ、5…シリンダ保持部、6…外部フィン、7…下部ケーシング、8…蓋部、10…上部シリンダ、11…下部シリンダ、12…膨張室、13…吸熱フィン、14…再生器、15…放熱フィン、16…連通孔、17…圧縮室、18…ヨーク、19…ヨーク保持部、20…ピストン、21…磁石、30…固定子、31A,31B…板部材、32A,32B…貫通孔、33…コイル、34…ボビン、36…コア、37,310…スペーサ、38A,38B…貫通孔、311…ボルト、40…支持部、41…支柱、43…支持基台、51,52…バネ部材、60…ディスプレイサ、61,62…ロッド。

Claims (8)

  1. ケーシングに収容されたシリンダと、
    前記シリンダの一方の端に往復動可能に挿入されたディスプレイサと、
    前記シリンダの他方の端に往復動可能に挿入された円筒状のピストンと、
    前記ピストンの円筒状の壁部に固定された磁石と、
    電線をリング状に巻いて形成され、外周側若しくは内周側が前記ピストンの前記磁石と面するように前記ピストンと同軸に配置されたコイルと、
    前記電線の巻回方向と垂直な前記コイルの断面の周りを取り囲むとともに、前記磁石と前記コイルとが面する部分に隙間を有する形状に形成されたコアと、
    前記コアを前記シリンダの軸方向の両側から挟む一対の板部材と、
    前記一対の板部材を一定の間隔に保って連結するスペーサと、
    を有するスターリングサイクル機関。
  2. 前記コアは、前記電線の巻回方向と平行な2つの端面を有し、
    前記スペーサは、前記コアの前記2つの端面と前記一対の板部材とが接する間隔を保って前記一対の板部材を平行に連結し、
    前記スペーサによって連結された前記一対の板部材を前記シリンダに固定する固定部材を有する、
    請求項1に記載のスターリングサイクル機関。
  3. 前記コイルが、前記ピストンの前記壁部より内側に配置され、
    1つ若しくは複数の前記スペーサが、前記コイルの内周側に配置される、
    請求項2に記載のスターリングサイクル機関。
  4. 前記シリンダの軸方向と平行に延び、一方の端が前記ディスプレイサに接続された第1ロッドと、
    前記第1ロッドの他方の端に接続され、前記第1ロッドを介して前記ディスプレイサを付勢する第1バネ部材と、
    を有し、
    前記ピストン及び前記一対の板部材は、前記第1ロッドが貫通する貫通孔をそれぞれ備え、
    前記スペーサは、前記一対の板部材の前記貫通孔の周囲に接続される、
    請求項3に記載のスターリングサイクル機関。
  5. 前記スペーサは、円筒状に形成されており、一方の開口端が一方の前記板部材の前記貫通孔の周囲に接続され、他方の開口端が他方の前記板部材の前記貫通孔の周囲に接続される、
    請求項4に記載のスターリングサイクル機関。
  6. 前記シリンダの軸方向と平行に延び、一方の端が前記ピストンに接続された複数の第2ロッドと、
    前記複数の第2ロッドの他方の端に接続され、前記第2ロッドを介して前記ピストンを付勢する第2バネ部材と、
    を有し、
    前記複数の第2ロッドが前記一対の板部材の前記貫通孔を貫通する、
    請求項4又は5に記載のスターリングサイクル機関。
  7. 前記コイルが、前記ピストンの前記壁部より外側に配置され、
    1つ若しくは複数の前記スペーサが、前記コイルの外周側に配置される、
    請求項2に記載のスターリングサイクル機関。
  8. 前記スペーサは筒状に形成されており、両側の開口端が前記一対の板部材に当接し、
    前記筒状のスペーサを貫通して前記一対の板部材を互いに連結する連結具を有する、
    請求項3又は7に記載のスターリングサイクル機関。
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