JP2005147094A - スターリング機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガスベアリングによる浮上力を効率よく働かし、スターリング機関としての性能、信頼性向上を図る。
【解決手段】 シリンダ3A内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン1及びディスプレーサ2と、前記ピストン1に対して同心状に固定され放射方向に磁性を有する永久磁石15と、該永久磁石15に対し軸方向に交番磁界を発生するリニアモータ16と、ピストン端面1cに設けられた連通孔29と、該連通孔29に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面1cに設けられ同一円周上に所定の角度間隔で並ぶ複数のピンホール30とを備えたスターリング機関において、前記ピンホール30を前記永久磁石15の軸方向の中心位置に設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明はスターリング機関に関するものである。
スターリング機関は、フロンでなくヘリウム、水素、窒素などを作動ガスとして用いるので、オゾン層の破壊を招くことのない熱機関として注目を集めている。スターリング機関は、シリンダ内で、構成部品であるピストン及びディスプレーサを往復摺動させる機構を備えており、シリンダとピストンもしくはディスプレーサとの間、またはその両方との間には、ガスベアリングが形成されている(特許文献1参照)。ガスベアリングは、ピストンを例とすると、ピストンの往復動によってピストン内部の空洞に作動ガスを導き、ピストン摺動面に設けられたピンホールから作動ガスを噴出する機構である。ガス噴出により、ピストンに対する浮上力を得て、シリンダとの間に隙間をつくり、ピストン、シリンダの磨耗の防止、中心位置の確保に寄与し、性能、信頼性向上を果たす。
特開2002−349347号公報
スターリング機関は、ガスベアリングにより上記の効果を得ているが、そのためには効率良くピストンに対する浮上力を得る必要がある。特に、リニアモータでピストンを駆動するフリーピストン型スターリング冷凍機では、ピストンには一体で動作する永久磁石が組みつけられている。永久磁石はピストンに対して同心状に固定され放射方向に磁性を有していて、リニアモータによって該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生することで、永久磁石の磁界とリニアモータにより生ずる交番磁界との相互作用で、ピストンはその方向に往復動する。このとき、ピストンの放射方向に働く磁力を利用しているが、必ずしもピストンの全周で均一に磁力が働くとは限らないので、磁力の偏りによるサイドロードがピストンに作用し、ピストンとシリンダの軸心がずれてしまう。
したがって、永久磁石による力を大きくするとモータとしての効率が良くなる反面、サイドロードも大きくなり、それに打ち勝つだけの浮上力に相当するガス噴出量が必要となってくる。こうしたとき、ガス噴出量をむやみに大きくするだけでは、ガス流動ロスが大きくなること、ガス噴出量の安定性が損なわれる可能性があり、結果として性能低下が生じてしまう。
また、スターリング機関の設置の仕方には、配置するスペースに依存して、直立姿勢に配置する縦置き、横臥姿勢に配置する横置きの両者が考えられる。上記の例では縦置きを前提に考えたが、スターリング機関の設置を横置きとした場合、ピストン、ディスプレーサはそれぞれ自重による荷重を受けつつ往復動する。このとき、ピストン及びディスプレーサがクランク軸などの剛体に固定されているのであれば、傾くことはなく、さしたる問題は起こらない。しかし、前述のフリーピストン型スターリング機関においては、ピストン及びディスプレーサがスプリングなどの弾性体に一端面側で支持されているため、縦置き状態の場合と比較し、ピストン、ディスプレーサは自重により自由端である他端面側が下向きに傾くことになり、ピストン摺動面あるいはディスプレーサ摺動面とシリンダ内周面との間の隙間の偏りに起因するガス流動ロスの増加、また浮上が充分でなければ摺動摩擦の発生の虞がある。ガス流動ロスが増加するとスターリング機関の性能が低下し、摺動摩擦が発生すると、性能、信頼性ともに低下する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ガスベアリングによる浮上力を効率良く働かせ、スターリング機関としての性能、信頼性向上を図るための手段を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備えたスターリング機関において、前記第2の連通孔を前記永久磁石の軸方向の中心に対応する位置に設けたことを特徴とする。
この構成によると、高圧の作動ガスはピストンの第1の連通孔と逆止弁を通って内部空間に入り、第2の連通孔からピストンとシリンダ間の隙間に噴出され、その結果できるガス層によってガスベアリングが形成され、ピストンはシリンダと接触せずにシリンダ内部を往復動する。このとき、ピストンに作用するサイドロードと浮上力の作用点が一致するので、サイドロードに打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
また、作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備えたスターリング機関において、ピストン摺動面に設けた前記第2の連通孔を2列以上備え、ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔を前記永久磁石の軸方向の中心に対応する位置と同程度若しくはそれよりピストン支持部寄りの位置に設けたことを特徴とする。
この構成によると、高圧の作動ガスはピストンの第1の連通孔と逆止弁を通って内部空間に入り、第2の連通孔からピストンとシリンダ間の隙間に噴出され、その結果できるガス層によってガスベアリングが形成され、ピストンはシリンダと接触せずにシリンダ内部を往復動する。このとき、ピストンに作用する浮上力の作用点が複数存在することになるので、サイドロードに打ち勝つ浮上力がピストン摺動面全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
また、ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔の数を、他の列の前記第2の連通孔の数より多くすることにより、ピストン摺動面の全体でバランス良く浮上力を得ることができる。なお、ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔の穴径を、他の列の前記第2の連通孔の穴径より大きくしてもよい。
また、作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備え、横臥姿勢に設置して使用するスターリング機関において、前記第2の連通孔の少なくとも一つをピストン摺動面の底部若しくはその近傍に設けたことを特徴とする。
この構成によると、高圧の作動ガスはピストンの第1の連通孔と逆止弁を通って内部空間に入り、第2の連通孔からピストンとシリンダ間の隙間に噴出され、その結果できるガス層によってガスベアリングが形成され、ピストンはシリンダと接触せずにシリンダ内部を往復動する。このとき、ピストンに作用する浮上力の作用点がピストン摺動面底部で大きくなるので、ピストンの荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
この場合、ピストン摺動面の下半分に位置する前記第2の連通孔の数を、ピストン摺動面の上半分に位置する前記第2の連通孔の数より多くすることにより、さらに効率良く浮上力を得ることができる。なお、ピストン摺動面の下半分に位置する前記第2の連通孔の穴径を、ピストン摺動面の上半分に位置する第2の連通孔の穴径より大きくしてもよい。また、ピストン摺動面の頂部若しくはその近傍に前記第2の連通孔を配置しないようにすることで、ピストンの浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストンを往復動させることができる。
さらに、ディスプレーサ端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ディスプレーサ摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備え、前記第2の連通孔の少なくとも一つをディスプレーサ摺動面の底部若しくはその近傍に設けたことを特徴とする。
この構成によると、高圧の作動ガスはディスプレーサの第1の連通孔と逆止弁を通って内部空間に入り、第2の連通孔からディスプレーサとシリンダ間の隙間に噴出され、その結果できるガス層によってガスベアリングが形成され、ディスプレーサはシリンダと接触せずにシリンダ内部を往復動する。このとき、ディスプレーサに作用する浮上力の作用点がディスプレーサ摺動面底部で大きくなるので、ディスプレーサの荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
この場合、ディスプレーサ摺動面の下半分に位置する前記第2の連通孔の数を、ディスプレーサ摺動面の上半分に位置する前記第2の連通孔の数より多くすることにより、さらに効率良く浮上力を得ることができる。なお、ディスプレーサ摺動面の下半分に位置する前記第2の連通孔の穴径を、ディスプレーサ摺動面の上半分に位置する第2の連通孔の穴径より大きくしてもよい。また、ディスプレーサ摺動面の頂部若しくはその近傍に前記第2の連通孔を配置しないようにすることで、ディスプレーサの浮上力が打ち消されることがなく、安定してディスプレーサを摺動させることができる。
また、ピストン摺動面に設けた前記第2の連通孔を2列以上備えた場合は、ピストン支持部から最も遠い列の前記第2の連通孔の数を、他の列の前記第2の連通孔の数より多くすることにより、ピストン摺動面の全体でバランス良く浮上力を得ることができる。なお、ピストン支持部から最も遠い列の前記第2の連通孔の穴径を、他の列の前記第2の連通孔の穴径より大きくしてもよい。
本発明によると、スターリング機関を縦置きにする場合は、ピストンに作用する磁力によるサイドロードに打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、横置きにする場合は、ピストン及びディスプレーサに作用する自重に打ち勝つ浮上力が効率良く得られるため、摺動摩擦を低減することができ、結果として性能低下を抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態を、スターリング機関の一例として、フリーピストン型スターリング冷凍機を例に挙げて説明する。
図1は、フリーピストン型スターリング冷凍機の一例を示す断面図である。このスターリング冷凍機は、耐圧容器4内に配置された諸構成により、スターリングサイクルを動作させコールドヘッド13を冷却するものである。
各構成について説明すると、耐圧容器4は、主に、背面空間8側に配置されるベッセル4Bと、作動空間7側に配置される外筒3Cとから形成される。ベッセル4Bは、さらに二つの構造体に分割されており、コールドヘッド13側がベッセル本体4Dであり、コールドヘッド13側とは相対する側(以下、「防振装置42側」と称する。)がベッセルキャップ4Cである。
耐圧容器4内には、連通穴12Aを備えて接合されたシリンダ3A及びシリンダ3Bが配置される。シリンダ3A,3Bには、シリンダ3A及び3Bの軸と同軸上で往復動可能なピストン1及びディスプレーサ2が挿入されており、更には、ピストン1を駆動するリニアモータ16がシリンダ3Aの外側に備えられている。
耐圧容器4内は大別して2つの空間に仕切られており、その一つは主にベッセル4Bとピストン1により囲まれる背面空間8であり、他の一つは主にピストン1、外筒3C、及びコールドヘッド13によって囲まれる作動空間7である。そして、作動空間7はディスプレーサ2によってさらに二つの空間に仕切られており、ディスプレーサ2とピストン1の間に存在する空間が圧縮空間9、ディスプレーサ2とコールドヘッド13の間に存在する空間が膨張空間10である。
この圧縮空間9と膨張空間10はシリンダ3Bと外筒3Cとの間に形成された連通路12を介して連通しており、連通路12内には、高温側内部熱交換器21、再生器11、低温側内部熱交換器22が圧縮空間9から膨張空間10に向かって順に配置されている。
コールドヘッド13は、銅やアルミニウムなどの高熱伝導性材料を略有底円筒状に形成されたものであり、底部13Aがシリンダ3Bの開口と対向し、淵部13Bが低温側内部熱交換器22と対向するよう配置される。また、ウォームヘッド41は、銅やアルミニウムなどの高熱伝導性材料をリング状に形成したものであり、その内周が高温側内部熱交換器21の外周と対向して配置される。
耐圧容器4の軸方向のコールドヘッド13と反対側の端部には、装置の防振用の防振装置42が配置される。防振装置42は、主に、質量体支持バネ23と質量体37とから構成されており、質量体支持バネ23のバネ定数と、系の質量から求まる共振周波数が、ピストン1の振動系及びディスプレーサ2の振動系が有する共振周波数と同一になるように設計されたものである。このように設計することにより、ピストン1及びディスプレーサ2の運転に基づく振動エネルギーを受けて、防振装置42が激しく振動することになり、それによって、振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、結果的に防振装置42を含むスターリング冷凍機全体振動系の振動を低減することができる。
リニアモータ16は、主に、環状に配置された永久磁石15と、永久磁石15を保持するスリーブ14と、アウターヨーク17Aと、インナーヨーク17Bとから構成される。アウターヨーク17Aは、略コ字状の平板鉄心を環状に積層固定したものの内部にボビンに巻回したコイル20を配置したものを、非磁性体で軸方向両側から挟みこんで形成され、インナーヨーク17Bは、平板鉄心を環状に積層固定し形成される。アウターヨーク17Aの内周とインナーヨーク17Bの外周との間には隙間19が形成されており、その隙間19にはスリーブ14に保持された永久磁石15が配置される。
スリーブ14は有底円筒状をしており、その周縁部14cの先端側の内周に環状の掘り込みが設けられている。そして、その掘り込みに複数辺の円弧状の永久磁石15が全体として環状になるように配置される。スリーブ14の底部14bの中心にはロッド2aが挿通可能な貫通穴が設けられ、その貫通穴の周縁から周縁部14c形成側とは相対する側に突出し内周面に螺子穴を備えたボス部14aが形成される。そして、底部14bの周縁部14c配置側の面には、ピストン1が、そのピストン1の軸と底部14bの中心とが同軸に配置されるように調整され、ボルト等の固定手段を用いて固定される。
アウターヨーク17Aの防振装置42側の端面には、その端面から防振装置42側に向かって、固定軸24が複数本立設される。この固定軸24には、その外周に螺子が形成されたものを用いており、所定の高さ位置にピストン支持バネ5、及びディスプレーサ支持バネ6が固定されている。ピストン支持バネ5、ディスプレーサ支持バネ6は、円形状の素材にスパイラル状の切り込みを入れたものであり、ピストン支持バネ5の中心部には、スリーブ14のボス部14aを介してピストン1が弾性支持され、ディスプレーサ支持バネ6には、ロッド2aのネジ部2bを介してディスプレーサ2が弾性支持されている。
そして、リニアモータ16に交番電圧を加えると、永久磁石15は往復動し、それに伴ってピストン1も往復動を行う。そして、ディスプレーサ2は、ピストン1の動作に対して4分の1周期程度位相が遅れた状態で往復動を行い、作動空間7内でスターリングサイクルを形成する。その結果、高温側内部熱交換器21は高温に加熱され、低温側熱交換器22は低温に冷却されることになる。
高温側内部熱交換器21の熱はウォームヘッド41に伝達されて外部に放出され、低温側内部熱交換器22にはコールドヘッド13を介して外部から熱が供給されるようになる。つまり、コールドヘッド13は外部から見れば非常に低温な状態となり、この低温を利用することによりさまざまな対象物を冷却することが可能となる。
ピストン1は、図3等に示すように、当初圧縮空間9と背面空間8との圧力が平衡するように設定した往復動の中心位置にある。ピストン摺動面1b上には、圧縮空間9側のピストン端面1cから往復動方向Xに沿って設けられた第1の溝25と、この第1の溝25上の一点を中心として前記ピストン1の円周方向に沿って全周に設けられた第2の溝26とが形成されている。また、シリンダ3A及びアウターヨーク17Aには、第2の溝26から背面空間8に貫通する穴27が形成されている。そして、ピストン1の往復動により第2の溝26と穴27が連通する瞬間だけ圧縮空間9と背面空間8とが連通し、圧縮空間9と背面空間8との圧力平衡が図られる。第2の溝26はピストン1の全周に形成されているため、ピストン1が動作中に円周方向に若干回転した場合でも、第2の溝26と穴27とは連通可能となる。
ここで、穴27の口形状は、圧縮空間9と背面空間8との圧力の平衡を図るために必要な断面積を保ちつつ、ピストン1の運転動作時の連通時間を短くする形状の1つとして、往復動方向Xを短径とする長円形状とする。これにより、ピストン1の運転動作時に第2の溝26と穴27とが連通する時間が短くなるため、ピストン1の動作中心位置の精度を向上させることができる。なお、穴27の口形状はピストン1の運転動作時に第2の溝26と穴27とが連通する時間を短くする形状であれば特に限定はなく、例えば、ピストン1の往復動方向Xを短辺とする長方形状でもよい。
さて、このようにシリンダ3A,3B内を往復動するピストン1及びディスプレーサ2は、シリンダ3A,3Bの内周面と接触しない状態で往復運動できるようにガスベアリングによりシリンダ3A,3Bの内周面から浮いた状態で往復動するようになっている。
ピストン端面1c及びディスプレーサ端面2cには、ピストン内部空間28(以下、「空洞」と呼ぶ。)及びディスプレーサ内部空間36(同)と圧縮空間9とを連通する連通孔(第1の連通孔)29,35が設けられ、圧縮空間9から空洞28,36方向へのみ作動ガスを流すことができる逆止弁(図示せず)が設けられている。
また、ピストン摺動面1b及びディスプレーサ摺動面2dには、空洞28及び空洞36と、ピストン1、ディスプレーサ2とシリンダ3A,3Bとで挟まれた空間とを連通する微小なピンホール(第2の連通孔)30,37が設けられている。
よって、圧縮空間9で作られた高圧ガスはピストン1及びディスプレーサ2の逆止弁(図示せず)を通ってそれぞれの空洞28,36に入り、それぞれのピンホール30,37からピストン1とシリンダ3A間、ディスプレーサ2とシリンダ3B間の隙間に噴出され、その結果できるガス層によってガスベアリングが形成され、ピストン1、ディスプレーサ2はシリンダ3A,3Bと接触せずにシリンダ3A,3B内部を往復動する。
以下に具体的な実施例を用いて、ピストン1とシリンダ3Aとの間に形成されるガスベアリングについて説明する。まず、スターリング冷凍機をコールドヘッド13が下になるように、直立姿勢で設置した縦置きの場合について説明する。
図2は、実施例1に係るピストン及びシリンダの斜視図であり、図3は、その軸方向の断面図であり、そして、図4は、図3のC−C線断面図である。ピストン1は中心を軸方向に貫通する円柱状の貫通穴1aを有し、且つ、その外側に断面ドーナツ状の空洞28を有するように、所定の肉厚で形成された円柱状の構造体である。ピストン摺動面1b周囲には、同一円周上(必ずしも同一円周上でなくてもよい)に所定の角度間隔(例えば、90°)に並ぶピンホール30が一列設けられており、該ピンホール30は空洞28に通じている。ピストン摺動面1b上のピンホール30は、図3に示すように、スリーブ14に固定された永久磁石15の往復動方向Xの中心部で該永久磁石15と対峙する位置に設けられている。
本例のように、スターリング冷凍機を縦置きに設置する場合は、ピストン1に作用するサイドロードは、主として永久磁石15とコイル20(図1参照)の磁界間の相互作用で生ずる。そのため、永久磁石15はいわばサイドロードの作用点となり得る部分である。一方で、ピンホール30の設けられたピストン摺動面1bの円周上は、ガスベアリングによる浮上力の作用点となり得る部分である。したがって、両者の位置が大きくずれていると、ピストン1に傾きが生じて摺動が阻害される虞がある。そこで、上記のように両者の位置を一致させることで、サイドロードに打ち勝つ浮上力が効率よく得られ、摺動摩擦を低減することができる。
図5は、実施例2に係るピストン及びシリンダの斜視図であり、図6は、その軸方向の断面図であり、そして、図7は、図6のC−C線断面図である。この実施例では、ピストン摺動面1b周囲に、同一円周上(必ずしも同一円周上でなくてもよい)に所定の角度間隔(例えば、90°)に並ぶ複数のピンホールを2列(すなわち、ピンホール31とピンホール32)備えている。一方の列のピンホール31は、図6に示すように、ピストン1の先端に近い位置に配置され、他方の列のピンホール32は、スリーブ14に固定された永久磁石15の往復動方向Xの中心よりもピストン1の根元寄りでスリーブ14の周縁部14cと対峙する位置に設けられている。本例によると、サイドロードに打ち勝つ浮上力がピストン摺動面1b全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。なお、本例ではピストン摺動面1b周囲のピンホールは2列としたが、2列以上としても構わない。
図8は、実施例3に係るピストン及びシリンダの斜視図であり、図9は、その軸方向の断面図であり、そして、図10は、図9のC−C線断面図である。この実施例では、上記実施例2と同様に、ピストン摺動面1b周囲に、ピンホールを2列(すなわち、ピンホール31とピンホール32)備えている。一方の列ピンホール31は、図9に示すように、ピストン1の先端に近い位置に配置され、他方の列のピンホール32は、スリーブ14に固定された永久磁石15の往復動方向Xの中心部で該永久磁石15と対峙する位置に設けられている。さらに、後者のピンホール32は、前者のピンホール31よりも配列の角度間隔が小さく(例えば、45°)、従ってその分、数多く設けられ、相対的に浮上力が大きくなる設計にしている。本例によると、サイドロードに打ち勝つ浮上力が効率良く、かつ、ピストン摺動面1b全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
図11は、実施例4に係るピストン及びシリンダの斜視図であり、図12は、その軸方向の断面図であり、そして、図13は、図12のC−C線断面図である。この実施例では、上記実施例2と同様に、ピストン摺動面1b周囲に、ピンホールを2列(すなわち、ピンホール31とピンホール32)を備えている。そして、上記実施例3と同様に、一方の列ピンホール31は、ピストン1の先端に近い位置に配置され、他方の列のピンホール32は、スリーブ14に固定された永久磁石15の往復動方向Xの中心部で該永久磁石15と対峙する位置に設けられている。さらに、後者のピンホール32は、前者のピンホール31と数は等しいが穴径が大きく設けられており、相対的に浮上力が大きくなる設計にしている。本例によると、サイドロードに打ち勝つ浮上力が効率良く、かつ、ピストン摺動面1b全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。
次に、スターリング冷凍機を横臥姿勢で設置する横置きの場合について説明する。このように、スターリング冷凍機を横置きに設置する場合は、縦置きの場合に比べて性能が若干低下する。それは、両者の性能を比較した次のような実験結果によって裏付けられる。
実験は、同一構成のスターリング機関を、横置き条件、縦置き条件で運転し、前者の出力を後者の出力で除して出力指数を求めたものである。実験によれば、入力30Wのときの出力指数は0.964、入力90Wのときは0.98であり、横置き条件で性能が低下した。すなわち、横置きとすることで、ピストン1とディスプレーサ2には自重によりその先端ほど下向きに大きな荷重がかかるため、ピストン1とシリンダ3A、ディスプレーサ2とシリンダ3Bの隙間が均一ではなくなり、それによるガス流動ロスの増加、また浮上が充分確保されなければピストン1とシリンダ3A、またはディスプレーサ2とシリンダ3Bに摺動摩擦が発生してしまう可能性があり、性能の低下を招くとともに、長期信頼性が低下する。
以下に、具体的な実施例を挙げて、そうした課題を解決するための手段について説明する。なお、以下の実施例では、ピストン1とシリンダ3Aとの間の摺動摩擦の低減を図ることを目的とした構成についてのみ説明するが、ディスプレーサ2とシリンダ3Bとの間にも同様の構成を適用することで、上記課題が解決されることはいうまでもない。
図14は、実施例5に係るピストン及びシリンダの斜視図であり、図15は、その軸方向の断面図であり、そして、図16は、図15のC−C線断面図である。ピストン摺動面1b周囲には、ピストン1の先端に近い位置で同一円周上(必ずしも同一円周上でなくてもよい)に所定の角度間隔(例えば、120°)で並ぶ複数のピンホール30を一列設けている。すべてのピンホール30は同じ穴径であるが、そのうちの一つは、ピストン摺動面1bの底部に位置させて、ガスベアリングにより充分な浮上力を得るようにしている。また、ピンホール30の角度間隔を適切に選んで、ピストン摺動面1bの頂部にピンホール30を配置しないようにしているため、浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストン1を摺動させることができる。
なお、下半分に相対的に多くのピンホールを設けることにより、ガスベアリングにより浮上力を得るようにしてもよい。これによると、ピストン1の自重による荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。また、ピンホール30の角度間隔を適切に選んで、ピストン摺動面1bの頂部にピンホール30を配置しないようにしているため、浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストン1を摺動させることができる。
あるいは、下半分に相対的に大きなピンホールを設けることにより、ガスベアリングにより浮上力を得るようにしてもよい。これによると、ピストン1の自重による荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。また、ピンホール30の角度間隔を適切に選んで、ピストン摺動面1bの頂部にピンホール30を配置しないようにしているため、浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストン1を摺動させることができる。
図17は、実施例6に係るピストン及びシリンダの斜視図である。この実施例は、同じく実施例5の変形である。すなわち、ピストン摺動面1b周囲に、同一円周上(必ずしも同一円周上でなくてもよい)に所定の角度間隔(例えば、90°)に並ぶ複数のピンホールを2列(すなわち、ピストン支持部から遠い方の列のピンホール31とピストン支持部に近い方の列のピンホール32)備え、ピストン支持部から遠い方の列のピンホール31の数を5つ、近い方の列のピンホール32の数を3つ設けている。このように、ピストン支持部から最も遠い列に、他の列のピンホールより数多くのピンホールを設けることにより、ガスベアリングにより浮上力を得るようにしている。本例によると、ピストン1の自重による荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く、かつ、ピストン摺動面1b全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。また、ピンホール31,32の角度間隔を適切に選んで、ピストン摺動面1bの頂部にピンホール31,32を配置しないようにしているため、浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストン1を摺動させることができる。なお、本例ではピストン摺動面1b周囲のピンホールは2列としたが、2列以上としても構わない。
図18は、実施例7に係るピストン及びシリンダの斜視図である。この実施例は、同じく実施例5の変形であるが、実施例6の変形ともいえる。ピストン摺動面1b周囲に、同一円周上(必ずしも同一円周上でなくてもよい)に所定の角度間隔(例えば、120°)に並ぶ複数のピンホールを2列(すなわち、ピストン支持部から遠い方の列のピンホール31とピストン支持部に近い方の列のピンホール32)備え、ピストン支持部から遠い方の列のピンホール31の穴径を、近い方の列のピンホール32の穴径より大きく設定している。このように、ピストン支持部から最も遠い列に、他の列のピンホールより穴径の大きなピンホールを設けることにより、ガスベアリングにより浮上力を得るようにしている。本例によると、ピストン1の自重による荷重に打ち勝つ浮上力が効率良く、かつ、ピストン摺動面1b全体でバランス良く得られ、摺動摩擦を低減することができる。また、ピンホール31,32の角度間隔を適切に選んで、ピストン摺動面1bの頂部にピンホール31,32を配置しないようにしているため、浮上力が打ち消されることがなく、安定してピストン1を摺動させることができる。
本発明はスターリング機関の摺動機構に関するものであり、リニアモータで駆動されるフリーピストン型スターリング冷凍機などへの利用が見込まれる。
は、フリーピストン型スターリング冷凍機の一例を示す断面図である。 は、実施例1に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、同上ピストン及びシリンダの軸方向の断面図である。 は、図3のC−C線断面図である。 は、実施例2に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、同上ピストン及びシリンダの軸方向の断面図である。 は、図6のC−C線断面図である。 は、実施例3に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、同上ピストン及びシリンダの軸方向の断面図である。 は、図9のC−C線断面図である。 は、実施例4に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、同上ピストン及びシリンダの軸方向の断面図である。 は、図12のC−C線断面図である。 は、実施例5に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、同上ピストン及びシリンダの軸方向の断面図である。 は、図15のC−C線断面図である。 は、実施例6に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。 は、実施例7に係るスターリング冷凍機に使用されるピストン及びシリンダの斜視図である。
符号の説明
1 ピストン
1b ピストン摺動面
1c ピストン端面
2 ディスプレーサ
3A,3B シリンダ
4 耐圧容器
8 背面空間
9 圧縮空間
10 膨張空間
15 永久磁石
17A アウターヨーク
17B インナーヨーク
20 コイル
28 空洞(ピストン内部空間)
29,35 連通孔(第1の連通孔)
30,31,32,37 ピンホール(第2の連通孔)
36 空洞(ディスプレーサ内部空間)

Claims (11)

  1. 作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備えたスターリング機関において、前記第2の連通孔を前記永久磁石の軸方向の中心に対応する位置に設けたことを特徴とするスターリング機関。
  2. 作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備えたスターリング機関において、ピストン摺動面に設けた前記第2の連通孔を2列以上備え、ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔を前記永久磁石の軸方向の中心に対応する位置と同程度若しくはそれよりピストン支持部寄りの位置に設けたことを特徴とするスターリング機関。
  3. ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔の数を、他の列の前記第2の連通孔の数より多くしたことを特徴とする請求項2に記載のスターリング機関。
  4. ピストン支持部に最も近い列の前記第2の連通孔の穴径を、他の列の前記第2の連通孔の穴径より大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のスターリング機関。
  5. 作動ガスの封入されたシリンダと、該シリンダ内で軸方向に往復動し内部空間を有するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンに対して同心状に固定された永久磁石と、該永久磁石に対し軸方向に交番磁界を発生する駆動装置と、ピストン端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ピストン摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備え、横臥姿勢に設置して使用するスターリング機関において、前記第2の連通孔の少なくとも一つをピストン摺動面の底部若しくはその近傍に設けたことを特徴とするスターリング機関。
  6. ディスプレーサ端面に設けられた第1の連通孔と、該第1の連通孔に設けられた逆止弁と、ディスプレーサ摺動面に設けられた複数の第2の連通孔とを備え、前記第2の連通孔の少なくとも一つをディスプレーサ摺動面の底部若しくはその近傍に設けたことを特徴とする請求項5に記載のスターリング機関。
  7. ディスプレーサ摺動面及び又はピストン摺道面の下半分に位置する前記第2の連通孔の数を、ディスプレーサ摺動面及び又はピストン摺道面の上半分に位置する前記第2の連通孔の数より多くしたことを特徴とする請求項5又は6に記載のスターリング機関。
  8. ディスプレーサ摺動面及び又はピストン摺道面の下半分に位置する前記第2の連通孔の穴径を、ディスプレーサ摺動面及び又はピストン摺道面の上半分に位置する第2の連通孔の穴径より大きくしたことを特徴とする請求項5又は6に記載のスターリング機関。
  9. ディスプレーサ摺動面及び又はピストン摺道面の頂部若しくはその近傍に前記第2の連通孔を配置しないようにしたことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のスターリング機関。
  10. ピストン摺動面に設けた前記第2の連通孔を2列以上備え、ピストン支持部から最も遠い列の前記第2の連通孔の数を、他の列の前記第2の連通孔の数より多くしたことを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のスターリング機関。
  11. ピストン摺動面に設けた前記第2の連通孔を2列以上備え、ピストン支持部から最も遠い列の前記第2の連通孔の穴径を、他の列の前記第2の連通孔の穴径より大きくしたことを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のスターリング機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012202995A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Bruker Biospin Ag 一体型能動冷却装置を備えた小型極低温nmrセンサ
CN103016443A (zh) * 2012-12-31 2013-04-03 浙江工业大学 一种带卸压槽的气悬浮无摩擦气缸
CN112576404A (zh) * 2019-09-27 2021-03-30 中国科学院理化技术研究所 自由活塞和气缸组件以及斯特林发动机

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