JP2013167340A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーの必要強度を小さくでき、コンパクトな設計が可能で、質量の低減および材料コストの低減がなされ、設計自由度が向上した、動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ドライブシャフト41とインタミディエイトシャフト39とが同軸上に設置される動力伝達装置であって、ドライブシャフト41の一端部の端面54とインタミディエイトシャフト39の他端部の端面53とが接した状態で、軸方向においてホルダシャフト40とドライブシャフト41との間に隙間を設けた構成を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、動力伝達装置に関し、特にドライブシャフトの回転中心軸と、ディファレンシャル装置とドライブシャフトとを結ぶインタミディエイトシャフト(以下、「インタミシャフト」という。)の回転中心軸とが同軸上に設置される動力伝達装置に関する。
従来、自動車等の車両の動力伝達装置としては、ドライブシャフトの回転中心軸と、ディファレンシャル装置とドライブシャフトとを結ぶインタミシャフトの回転中心軸とが同軸上に設けられ、バッテリにより駆動される電動モータの駆動力を減速機構からディファレンシャル装置に伝達し、ディファレンシャル装置から左右駆動輪に分配するようにしたモータ式の動力伝達装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、ドライブシャフトの軸芯と差動装置の出力軸(中間軸)の軸芯とが同軸上に設けられた車両用出力伝達装置が開示されているが、差動装置の出力軸(中間軸)とドライブシャフトとの支持構造および連結構造について記載されていない。
上記のような動力伝達装置において、インタミシャフトとドライブシャフトとの支持構造および連結構造としては、例えば、インタミシャフトとドライブシャフトが、軸受を介してそれぞれスプライン嵌合により連結する構造が採用される。このような構造の場合、インタミシャフトとドライブシャフトとの間には隙間(スラスト方向ガタ)が設けられている。
上記のような動力伝達装置では、ドライブシャフトからスラスト方向に荷重がかかった際、当該荷重は軸受を介してカバーが受けている。一方、インタミシャフトとドライブシャフトとの間には隙間が十分に設けられており、当該荷重がかかっても、ドライブシャフトのスラスト方向の端面と当該端面に対向するインタミシャフトの端面は接触することはない。従って、ドライブシャフトからスラスト方向への荷重がインタミシャフトにかかることはない。
以下、「ドライブシャフトからスラスト方向への荷重」およびこれに基づく荷重は「スラスト荷重」という。「これに基づく荷重」とは、例えば、ドライブシャフトからスラスト方向への荷重に基づいて、ドライブシャフトからインタミシャフトやケースに伝達される荷重をいう。スラスト荷重とは、例えば、スパイク入力である。スパイク入力とは、例えば、車の走行中にタイヤが障害物に乗り上げたときに発生する衝撃的なトルクで、スラスト方向に分力がある荷重をいう。「スラスト方向」とは、ドライブシャフトからディファレンシャル装置へ向かう方向をいう。
特開2005−125920号公報
しかしながら、上記のごとく、従来の構造ではスラスト荷重を最終的にはカバーが受けるため、カバーにはスラスト荷重に耐えうる強度が要求される。
従って、必然的にカバーの形状は大きくなるため、動力伝達装置自体が大きくなるとともに、動力伝達装置内部のスペースが少なくなる。それ故に、動力伝達装置をコンパクトにすることができず、動力伝達装置内部の設計自由度が低くなる要因となっていた。
また、カバーの質量は大きくなるため、動力伝達装置が重くなるとともに、より多くの原材料が必要であった。それ故に、結果として車重が重くなるため、燃費を悪くする要因となったり、材料コスト高の要因となっていた。
本発明は、上述のような従来の問題に鑑みてなされたもので、カバーの必要強度を小さくでき、コンパクトな設計が可能で、質量の低減および材料コストの低減がなされ、設計自由度が向上した、動力伝達装置を提供することを目的としている。
本発明に係る動力伝達装置は、上記目的達成のため、(1)回転電機と、前記回転電機から伝達される動力を減速機構を介して左右駆動輪に分配するディファレンシャル装置と、前記回転電機と前記ディファレンシャル装置とを内部に固定するケースと、前記ケースの開口端を閉塞するカバーと、一端部が前記ディファレンシャル装置に連結されたインタミディエイトシャフトと、一端部が前記インタミディエイトシャフトとスプライン嵌合し、前記カバーに連結されたホルダシャフトと、一端部が前記ホルダシャフトとスプライン嵌合し、前記カバーを貫通する前記ドライブシャフトとを有し、前記ドライブシャフトと前記インタミディエイトシャフトとが同軸上に設置される動力伝達装置であって、前記ドライブシャフトの一端部の端面と前記インタミディエイトシャフトの他端部の端面とが接した状態で、軸方向において前記ホルダシャフトと前記ドライブシャフトとの間に隙間を設けた構成を有する。
この構成により、本発明に係る動力伝達装置では、スラスト荷重はホルダシャフトにかからない。
従来の動力伝達装置では、スラスト荷重は、ドライブシャフト側スプライン嵌合部にかかり、ホルダシャフトを介して最終的にはカバーが受けていた。しかしながら、上記の構成により、本発明に係る動力伝達装置では、ホルダシャフトに連結したカバーはスラスト荷重を受けないので、カバーにスラスト荷重に耐えうるほどの強度は不要となる。よって、従来よりもカバーの必要強度を小さくすることが可能となる。
また、本発明に係る動力伝達装置では、スラスト荷重は、ホルダシャフトにかからず、ドライブシャフトからインタミシャフトにかかる。
この場合、インタミシャフトにかかったスラスト荷重は、ディファレンシャル装置を介して最終的にはケースが受ける。ケースは、回転電機とディファレンシャル装置とを内部に固定するものであり、そもそも非常に強度が大きいので、ケースの強度を補強することなく、スラスト荷重を十分に受けることが可能である。
上記の構成によれば、カバーの必要強度を小さくすることができるので、カバー自体を小さくできる。よって、動力伝達装置をコンパクトに設計できたり、カバーを小さくすることにより生じたスペースを活用して設計自由度を向上することができる。また、カバーの質量を減らすことにより、燃費を良くしたり、材料コストを低減することが可能となる。
また、本発明に係る動力伝達装置は、上記(1)に記載の動力伝達装置において、(2)軸方向における前記ホルダシャフトと前記ドライブシャフトとの間の隙間距離Xと、前記ドライブシャフトの一端部の端面と前記インタミディエイトシャフトの他端部の端面との間の隙間距離Yとの関係が、X>Yを満たす構成を有する。
この構成により、ドライブシャフトの一端部の端面とインタミディエイトシャフトの他端部の端面とが接した状態(Y=0)で、隙間距離Xは0を超える値(X>0)をとる。言い換えれば、Yの値に関係なく、Xは0を超える値(X>0)をとる。
より具体的には、当初よりドライブシャフトの一端部の端面がインタミシャフトの他端部の端面に接触しているとき(Y=0)、またはスラスト荷重によりドライブシャフトの一端部の端面がスラスト方向へ移動して、インタミシャフトの他端部の端面に接触した直後(Y=0)、ドライブシャフトは軸方向においてホルダシャフトと接触しない(X>0)。従って、ホルダシャフトに連結したカバーにスラスト荷重がかかることはないので、カバーの必要強度を小さくすることができる。
また、本発明に係る動力伝達装置は、上記(2)に記載の動力伝達装置において、(3)前記ドライブシャフトからスラスト方向に荷重がかかっていないとき、Y>0である構成を有する。
この構成により、スラスト荷重がかかっていないときは、ドライブシャフトの一端部の端面と、インタミシャフトの他端部の端面が接触していないことを規定する。
当初より両者が接触していない場合、回転時において、両者は干渉することがないので、インタミシャフトからドライブシャフトへの動力伝達を効率よく行うことができる。
本発明によれば、カバーの必要強度を小さくでき、コンパクトな設計が可能で、質量の低減および材料コストの低減がなされ、設計自由度が向上した、動力伝達装置を提供することができる。
本発明に係る動力伝達装置の一実施の形態を示す図であり、電気自動車両のトランスアクスルの断面図である。 本発明に係る動力伝達装置の一実施の形態を示す模式図であり、スラスト荷重がかかっていないときの、インタミシャフトとドライブシャフトとホルダシャフトとの関係を示した要部断面図である。 本発明に係る動力伝達装置の一実施の形態を示す模式図であり、スラスト荷重がかかったときの、インタミシャフトとドライブシャフトとホルダシャフトとの関係を示した要部断面図である。 従来の動力伝達装置を示す模式図であり、スラスト荷重がかかっていないときの、インタミシャフトとドライブシャフトとホルダシャフトとの関係を示した要部断面図である。 従来の動力伝達装置を示す模式図であり、スラスト荷重がかかったときの、インタミシャフトとドライブシャフトとホルダシャフトとの関係を示した要部断面図である。
以下、本発明に係る動力伝達装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1に示すとおり、自動車等の車両の動力伝達装置を構成するトランスアクスル10は、有底筒状の第1のケース12と、第1のケース12の開口端を閉塞する円板状のカバー13と、第1のケース12に収容された回転電機としての電動モータMと、第1のケース12の閉塞端である仕切壁12a側に位置し、第1のケース12に固定された第2のケース14と、第2のケース14に収容されたプラネタリギヤ15と、第2のケース14に収容されたディファレンシャル装置としてのディファレンシャルギヤ16とを含んで構成されている。ディファレンシャルギヤ16は、電動モータMから伝達される動力を減速機構を介して左右駆動輪に分配するものである。
本実施の形態では、第1のケース12および第2のケース14が、ケースとしてのトランスアクスルケース11を構成している。カバー13は、トランスアクスルケース11とは別部材として位置付ける。
電動モータM、プラネタリギヤ15およびディファレンシャルギヤ16は、第1のケース12、第2のケース14およびカバー13で覆われた空間に収容されている。そして、電動モータMは第1のケース12に固定され、ディファレンシャルギヤ16は第2のケース14に固定されている。
電動モータMは、複数個の永久磁石が埋め込まれているロータ17と、ロータ17を取り囲むようにロータ17の外周部に設けられ、回転磁界を形成するステータ18とを含んで構成されており、ステータ18は、ステータコア19と、ステータコア19に巻回されるステータコイルとしての三相コイル20とを含んで構成される。
ロータ17は、中空のロータシャフト21に結合されており、ロータシャフト21と一体的に回転するようになっている。ステータコア19は、電磁鋼板の薄板を積層して形成され、図示しないボルト等の固定手段によって第1のケース12に固定されている。
また、第1のケース12にはボルト23によってガイド部材22が固定されており、ロータシャフト21は、軸受24を介してガイド部材22に回転自在に支持されているとともに、軸受25を介して仕切壁12aの半径方向内周部に回転自在に支持されている。
また、ロータシャフト21の内周面には中空のインプットシャフト26の軸線方向一端部の外周部がスプライン嵌合されており、ロータシャフト21とインプットシャフト26とは一体回転するようになっている。
また、インプットシャフト26の軸線方向他端部にはサンギヤ27の内周面がスプライン嵌合しており、インプットシャフト26はサンギヤ27と一体回転するようになっている。
また、プラネタリギヤ15は、サンギヤ27と、インプットシャフト26と同軸上に設けられ、第2のケース14に回転不能に支持されているリングギヤ28と、サンギヤ27とリングギヤ28との間に配置され、サンギヤ27の外周を自転しながら公転するピニオンギヤ29と、ディファレンシャルギヤ16のデフケース31に結合され、各ピニオンギヤ29のピニオンシャフト29aを支持するプラネタリキャリア30とを含んで構成されている。
また、インプットシャフト26は、軸受33、34を介して仕切壁12aおよびプラネタリキャリア30に回転自在に支持されている。また、第2のケース14には円板状のガイド部材32が結合されており、プラネタリキャリア30は、軸受34、35を介してガイド部材32の半径方向内周部およびインプットシャフト26の外周部に回転自在に支持されている。
また、ディファレンシャルギヤ16は、プラネタリキャリア30に結合されたデフケース31と、デフケース31内に設けられ、デフケース31に結合されたピニオンシャフト36aに回転自在に支持されたピニオンギヤ36と、ピニオンギヤ36に噛合するサイドギヤ37a、37bとを含んで構成されている。
また、サイドギヤ37aの内周面には左側のドライブシャフト38の一端部がスプライン嵌合しており、サイドギヤ37bの内周面にはインタミディエイトシャフト(以下、インタミシャフトという)39の一端部がスプライン嵌合している。つまり、インタミシャフトの一端部は、ディファレンシャルギヤ16と連結されている。
インタミシャフト39は、ロータシャフト21およびインプットシャフト26の内周面に挿通されており、インタミシャフト39の他端部は、ホルダシャフト40の内周面にスプライン嵌合している。つまり、ホルダシャフト40の一端部は、インタミシャフト39の他端部とスプライン嵌合している。当該箇所をインタミシャフト側スプライン嵌合部51(図2参照)とする。
なお、ホルダシャフトの一端部とは、インタミシャフトとドライブシャフトと同軸上に存するホルダシャフト本体部において、そのインタミシャフト側の端部をいう。一方、ホルダシャフトの他端部とは、前記ホルダシャフト本体部のドライブシャフト側の端部をいう。
このホルダシャフト40の内周面には右側のドライブシャフト41の一端部がスプライン嵌合している。つまり、ドライブシャフト41の一端部は、ホルダシャフト40の他端部とスプライン嵌合している。当該箇所をドライブシャフト側スプライン嵌合部52(図2参照)とする。カバー13にはドライブシャフト41を挿入する開口部があり、ドライブシャフト41はカバーを貫通している。
また、ホルダシャフト40は、その支持部が軸受42、43を介してガイド部材22およびカバー13に回転自在に支持されている。つまり、ホルダシャフト40は、カバー13に連結されている。
このように構成されるトランスアクスル10は、ロータ17に埋め込まれた永久磁石による磁界と三相コイル20によって形成される磁界との相互作用によりロータ17が回転駆動される。
ロータ17が回転駆動されると、ロータ17に結合されたロータシャフト21を介してインプットシャフト26が回転し、インプットシャフト26を介してサンギヤ27が回転する。
サンギヤ27が回転すると、ロータ17の駆動力がサンギヤ27を介してピニオンギヤ29に伝達され、ピニオンギヤ29がサンギヤ27の回りを公転しながら自転することにより、プラネタリキャリア30によってロータ17の駆動力が増幅される。
プラネタリキャリア30が回転すると、プラネタリキャリア30の回転がデフケース31に入力されてデフケース31が回転し、このデフケース31と一体的にピニオンギヤ36が公転することにより、一対のサイドギヤ37a、37bおよび一対のドライブシャフト38およびインタミシャフト39が回転駆動される。このため、ドライブシャフト38およびインタミシャフト39にホルダシャフト40を介して結合されたドライブシャフト41を介して左右の駆動輪が同一回転数で駆動される。
また、車両のカーブ走行等によって、左右の駆動輪間に回転抵抗差が生じたときに、ピニオンギヤ36が自転することになって、サイドギヤ37a、37bが差動回転することになるので、デフケース31に入力される回転動力が左右のドライブシャフト38、41を介して左右の駆動輪に差動分配される。
このように本実施の形態では、電動モータMの回転中心軸R(ロータシャフト21の回転中心軸)とディファレンシャルギヤ16の回転中心軸R(デフケース31の回転中心軸)が同軸上に設置されている。そのため、トランスアクスル10は長尺となる。また、このように本実施の形態では、ドライブシャフト41の回転中心軸Rとインタミシャフト39の回転中心軸Rとが同軸上に設置されている。
ガイド部材22は、電動モータMの軸線方向に対して軸受42の半径方向外方に延在するフランジ部22aと、フランジ部22aの半径方向内方にフランジ部22aと一体的に設けられたボス部22bとを備えている。
ボス部22bの半径方向内周部には軸受24、42が設けられており、軸受24は、電動モータMの軸線方向で電動モータMに隣接するとともに、軸受42は、軸受24に対して電動モータMの軸線方向外方に位置している。
また、カバー13の半径方向内方には円筒部13aが形成されており、この円筒部13aの内周部とホルダシャフト40の外周部との間には軸受43が介装されている。この軸受43は、軸受42に対して電動モータMの軸線方向外方に位置している。
また、ボス部22bには連通孔22cが形成されており、この連通孔22cは、電動モータMの軸線方向において軸受24、42の間に位置し、ボス部22bの半径方向に延在している。
また、ガイド部材22のフランジ部22aにはガイドリブ22dが設けられており、このガイドリブ22dは、フランジ部22aから電動モータMの軸線方向の外方に延在している。
カバー13の円筒部13aには連通孔13bが形成されており、この連通孔13bの上方の開口端は、ガイドリブ22d側に開口し、連通孔13bの下方の開口端は、軸受43の軸線方向一端部側に開口している。
図2に示すとおり、ホルダシャフト40の一端部はインタミシャフト39の他端部とスプライン嵌合し、インタミシャフト側スプライン嵌合部51を形成している。ホルダシャフト40の他端部はドライブシャフト41の一端部とスプライン嵌合し、ドライブシャフト側スプライン嵌合部52を形成している。ドライブシャフト41は、スナップリングにより、スラスト方向と逆側には抜けないようになっている。
軸方向におけるホルダシャフト40とドライブシャフト41との間の距離は、ドライブシャフト41の段差面56と、これに対向するホルダシャフト40の切欠き面55との間の隙間距離Xで表すことができる。軸方向においてホルダシャフト40とドライブシャフト41との間に隙間があるときは、Xは0を超える値(X>0)をとる。
ドライブシャフト41とインタミシャフト39との間の隙間の距離は、ドライブシャフト41の一端部の端面54と、これに対向するインタミシャフト39の他端部の端面53との間の隙間距離Yで表すことができる。ドライブシャフト41とインタミシャフト39との間に隙間がないときは、Y=0である。
本実施の形態に係るトランスアクスル10では、軸方向におけるホルダシャフト40とドライブシャフト41との間の隙間距離Xと、ドライブシャフト41の一端部の端面54とインタミシャフト39の他端部の端面53との間の隙間距離Yとの関係が、X>Yを満たす。Yは0以上の値(Y≧0)であり、Xは0を超える値(X>0)である。このとき、スラスト荷重がかかっていない状態で、インタミシャフト39とドライブシャフト41とが接触している場合(Y=0)もありうるが、駆動時にドライブシャフト41およびインタミシャフト39が周方向に回転することを考慮すれば、Y>0が好ましい。
次に、本実施の形態に係るトランスアスクル10の作用について、図2および図3を参照して説明する。図2に示すとおり、スラスト荷重がかかっていない状態でY>0の場合、ドライブシャフト41へスラスト荷重がかかると、ドライブシャフト41はスラスト方向(矢印a1方向)へ移動する。よって、ドライブシャフト41の一端部の端面54は、これに対向するインタミシャフト39の他端部の端面53に近づくとともに、ドライブシャフト41の段差面56は、これに対向するホルダシャフト40の切欠き面55に近づく。このとき、XとYの距離は、それぞれ同長さ分だけ短くなる。
図3に示すとおり、さらにドライブシャフト41がスラスト方向(図2の矢印a1方向)へ移動すると、ドライブシャフト41の一端部の端面54は、これに対向するインタミシャフト39の他端部の端面53と接触し、初めてY=0の状態となる。このとき、本実施の形態ではX>Yと規定されているので、Xは0を超える値(X>0)をとる。
スラスト荷重がかかっていない状態でY=0の場合にも、本実施の形態ではX>Yと規定されているので、同様にXは0を超える値(X>0)をとる。
Y=0の状態から、スラスト荷重がかかると、ドライブシャフト41の一端部の端面54が、対向するインタミシャフト39の他端部の端面53を押圧する。この押圧によりインタミシャフト39にスラスト方向(矢印a2方向)へスラスト荷重がかかる。
図1に示すとおり、インタミシャフト39にかかったスラスト荷重は、順次、インタミシャフト39の一端部とスプライン嵌合するサイドギヤ37b、サイドギヤ37bと噛合するピニオンギヤ36、ピニオンギヤ36に支持されたピニオンシャフト36a、ピニオンシャフト36aが固定されたデフケース31に伝達される。デフケース31は、ディファレンシャルギヤ16の構成単位であり、インタミシャフト39にかかったスラスト荷重は、最終的にはディファレンシャルギヤ16が固定されている第2のケース14が受ける。
図3に示すとおり、上記のように押圧した際、本実施の形態ではX>Yと規定されているので、同様にXは0を超える値(X>0)をとる。よって、ドライブシャフト41の段差面56がホルダシャフト40の切欠き面55に接触することはない。
本実施の形態に係るトランスアクスル10では、いずれの場合にも、スラスト荷重が、ホルダシャフト40および、ホルダシャフト40に連結するカバー13にかかることはない。
このように本実施の形態では、隙間距離Xと隙間距離Yとの関係をX>Yと規定することにより、ドライブシャフト41からスラスト荷重がかかった際、ホルダシャフト40を介してカバー13にスラスト荷重がかからず、かつインタミシャフト39を介してトランスアスクルケース11にスラスト荷重がかかるようにした。
次に、従来の動力伝達装置の構成および作用について、図4および図5を参照して説明する。図4に示したとおり、従来の動力伝達装置が、本実施の形態に係るトランスアクスル10(図2参照)と異なる点は、隙間距離Xと隙間距離Yとの関係が、X≦Yとなる点である。一般に、X<Yである。
図4に示すとおり、スラスト荷重がかかっていない状態でX>0の場合、ドライブシャフト61へスラスト荷重がかかると、ドライブシャフト61はスラスト方向(矢印a3方向)へ移動する。よって、ドライブシャフト61の一端部の端面74は、これに対向するインタミシャフト59の他端部の端面73に近づくとともに、ドライブシャフト61の段差面76は、これに対向するホルダシャフト60の切欠き面75に近づく。このとき、XとYの距離は、それぞれ同長さ分だけ短くなる。
図5に示すとおり、さらにドライブシャフト61がスラスト方向(図4の矢印a3方向)へ移動すると、ドライブシャフト61の段差面76は、これに対向するホルダシャフト60の切欠き面55と接触し、初めてX=0の状態となる。このとき、従来の動力伝達装置ではX≦Yなので、Yは0以上の値(Y≧0)をとる。一般に、Yは0を超える値(Y>0)をとる。
スラスト荷重がかかっていない状態でX=0の場合にも、従来の動力伝達装置ではX≦Yなので、同様にYは0以上の値(Y≧0)をとる。このとき、Y=0の場合もありうるが、駆動時にドライブシャフト61およびインタミシャフト59が周方向に回転することを考慮すれば、一般に、Yは0を超える値(Y>0)をとる。
X=0の状態から、スラスト荷重がかかると、ドライブシャフト61の段差面76が、対向するホルダシャフト60の切欠き面75を押圧する。この押圧によりドライブシャフト側スプライン嵌合部72を介して、ホルダシャフト60にスラスト荷重がかかる(矢印a4参照)。そして、スラスト荷重は、最終的には、ホルダシャフト60に連結するカバーが受ける。
従来の動力伝達装置はX≦Yなので、X=Y=0をとりうるが、この場合、スラスト荷重は、ホルダシャフト60とインタミシャフト59の両方にかかることになり、延いてはトランスアスクルケース11とカバー13の両方が受けることとなる。
よって、従来の動力伝達装置に係るカバーには、スラスト荷重に耐えうる強度が要求される。従って、カバーの形状を大きくしたり、カバーの質量を大きくする必要があった。
これに対して、本実施の形態に係るトランスアスクル10は、スラスト荷重をカバー13で受けることなく、トランスアスクルケース11で受ける構造とした点で優れている。
以上のように、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、スラスト荷重はホルダシャフト40にかからない。このため、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、カバー13にスラスト荷重に耐えうるほどの強度は不要となる。よって、従来よりもカバー13の必要強度を小さくすることが可能となる。
また、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、スラスト荷重はホルダシャフト40にかからず、ドライブシャフト41からインタミシャフト39にかかる。このため、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、インタミシャフト39にかかったスラスト荷重は、ディファレンシャルギア16を介して最終的にはトランスアクスルケース11が受ける。トランスアクスルケース11は、電動モータMとディファレンシャルギア16とを内部に固定するものであり、そもそも非常に強度が大きいので、トランスアクスルケース11の強度を補強することなく、スラスト荷重を十分に受けることが可能である。さらに、本実施の形態に係るトランスアスクル10は、カバー13の必要強度を小さくすることができるので、カバー自体を小さくできる。よって、トランスアスクル10をコンパクトに設計できたり、カバー13を小さくすることにより生じたスペースを活用して設計自由度を向上することができる。また、カバー13の質量を減らすことにより、燃費を良くしたり、材料コストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、ドライブシャフト41の一端部の端面54とインタミシャフト39の他端部の端面53とが接した状態(Y=0)で、隙間距離Xは0を超える値(X>0)をとる。言い換えれば、Yの値に関係なく、Xは0を超える値(X>0)をとる。これにより、本実施の形態に係るトランスアスクル10では、当初よりドライブシャフト41の一端部の端面54がインタミシャフト39の他端部の端面53に接触しているとき(Y=0)、またはスラスト荷重によりドライブシャフト41の一端部の端面54がスラスト方向へ移動して、インタミシャフト39の他端部の端面53に接触した直後(Y=0)、ドライブシャフト41は軸方向においてホルダシャフト40と接触しない(X>0)。従って、ホルダシャフト40に連結したカバー13にスラスト荷重がかかることはないので、カバー13の必要強度を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係るトランスアスクル10は、スラスト荷重がかかっていないときは、ドライブシャフト41の一端部の端面54と、インタミシャフト39の他端部の端面53が接触していないことを規定する。これにより本実施の形態に係るトランスアスクル10では、当初より両者が接触していない場合、回転時において、両者は干渉することがないので、インタミシャフト39からドライブシャフト41への動力伝達を効率よく行うことができる。
なお、本発明は、端的には1軸構造のトランスアスクルにおいて、ドライブシャフト41からディファレンシャル装置16を介してトランスアスクルケース11に、スラスト荷重を伝達する新機構を有するトランスアスクルを提供するものである。
本実施の形態に係るトランスアクスル10は、従来の動力伝達装置よりも、ドライブシャフト41とインタミシャフト39との隙間を狭く(スラスト方向ガタを小さく)設計されている。このように設計することにより、ドライブシャフト41からのスラスト荷重が、インタミシャフト39にかかる構造とするものである。
従って、別の観点からすれば、本実施の形態に係るトランスアクスル10は、ドライブシャフト41からスラスト方向に荷重がかかった際、ホルダシャフト40に荷重がかかることなく、ドライブシャフト41の一端部の端面54が、インタミシャフト39の他端部の端面53を押圧することによりインタミシャフト39に前記荷重がかかるように、スラスト荷重がかかっていない状態における、軸方向におけるドライブシャフト31とインタミシャフト39との位置関係を規定したとも解釈できる。
さらに、別の観点からすれば、本実施の形態に係るトランスアクスル10は、軸方向におけるホルダシャフト40とドライブシャフト41との間の隙間距離Xと、ドライブシャフト41の一端部の端面54とインタミシャフト39の他端部の端面53との間の隙間距離Yとの関係をX>Yとするように、スラスト荷重がかかっていない状態における、軸方向におけるドライブシャフト41とインタミシャフト39とホルダシャフト40との位置関係を規定したとも解釈できる。
インタミシャフト39とドライブシャフト41との隙間を狭く(スラスト方向ガタを小さく)設計する方法は特に限定はない。例えば、インタミシャフト39およびドライブシャフト41の一方または両方を、互いに近接する方向に延ばすことで設計できる。さらに、最終的にスラスト荷重をトランスアスクルケース11で受け、カバー13で受けないようにするため、インタミシャフト39、ホルダシャフト40およびドライブシャフト41に連結する各部品の交差バラツキを累積し、最もバラツキが大きいときでも、スラスト荷重が他の部品にかからないように、上記の構成をとるよう各部材を配置することが好ましい。
また、本実施の形態に係るトランスアクスル10では、ホルダシャフト40の切欠き面55と、これに対向するドライブシャフト41の段差面56を有する構成を説明したが、本発明の動力伝達装置はこれに限定されるものではない。当該切欠き面55および段差面56がなくとも、本発明の動力伝達装置は実現可能である。
例えば、ドライブシャフト41の段差面56がなく、ホルダシャフト40の内周面にあるスプライン溝が途中で終わっている場合が挙げられる。この場合、ドライブシャフト41とホルダシャフト40との関係では、ドライブシャフト41がスラスト方向へ移動していくと、ドライブシャフト41の端面たるスプライン溝始面と、これに対向するホルダシャフト40のスプライン溝終面(長手方向に見て、スプライン溝が途中で終わる面)が接触する。よって、Xは、ドライブシャフト41のスプライン溝始面と、これに対抗するホルダシャフト40のスプライン溝終面との距離となる。
また、ホルダシャフト40のある面と、軸方向において、その面に対向するドライブシャフト41の面が、上記の例示よりも複雑な形状をしていることにより、距離の異なる、複数の隙間距離Xが存する場合が考えられる。その場合でも、本実施の形態に係るトランスアクスル10では、常にX>Yが満たされるので、複数の隙間距離Xから、どの隙間の距離を隙間距離Xと認定しても構わない。
また、本実施の形態に係るトランスアクスル10では、ドライブシャフト41の段差面として、ドライブシャフト41の一端部に向かって細くなるように斜面を有しているが、これに限定されない。例えば、ホルダシャフト40の切欠き面55がなく、ドライブシャフト41の段差面56を回転中心軸Rに対して垂直な面としても構わない。
また、本実施の形態に係るトランスアクスル10では、第1のケース12と第2のケース14の二つのケースを要したが、これを一体のケースとすることも可能である。また、トランスアスクルケース11には、少なくとも開口端が一つ必要だが、両端が開口していても構わない。
また、ドライブシャフト41の一端部の端面54とインタミシャフト39の他端部の端面53との間(隙間)にスペーサーを入れ、事実上、隙間距離Y=0とすることもできる。
また、本実施の形態では、本発明に係る動力伝達装置を電気自動車両のトランスアクスル10に適用した例について説明したが、燃料電池によって駆動輪を駆動する燃料電池自動車両や、モータと発電機とからなる回転電機および内燃機関を有するハイブリッド車両等のトランスアクスルに適用してもよい。
以上説明したように、本発明に係る動力伝達装置は、カバーの必要強度を小さくでき、コンパクトな設計が可能で、質量の低減および材料コストの低減がなされ、設計自由度が向上することができ、ドライブシャフトの回転中心軸と、ディファレンシャル装置とドライブシャフトとを結ぶインタミシャフトの回転中心軸とが同軸上に設置される動力伝達装置に有用である。
10 トランスアクスル(動力伝達装置)
11 トランスアクスルケース(ケース)
12 第1のケース
13 カバー
14 第2のケース
16 ディファレンシャルギヤ(ディファレンシャル装置)
39、59 インタミディエイトシャフト
40、60 ホルダシャフト
41、61 ドライブシャフト
53、73 インタミシャフトの他端部の端面
54、74 ドライブシャフトの一端部の端面
M 電動モータ(回転電機)
R ドライブシャフトの回転中心軸、インタミディエイトシャフトの回転中心軸
X 軸方向におけるホルダシャフトとドライブシャフトとの間の隙間距離
Y 前記ドライブシャフトの一端部の端面と前記インタミディエイトシャフトの他端部の端面との間の隙間距離

Claims (3)

  1. 回転電機と、前記回転電機から伝達される動力を減速機構を介して左右駆動輪に分配するディファレンシャル装置と、前記回転電機と前記ディファレンシャル装置とを内部に固定するケースと、前記ケースの開口端を閉塞するカバーと、一端部が前記ディファレンシャル装置に連結されたインタミディエイトシャフトと、一端部が前記インタミディエイトシャフトとスプライン嵌合し、前記カバーに連結されたホルダシャフトと、一端部が前記ホルダシャフトとスプライン嵌合し、前記カバーを貫通する前記ドライブシャフトとを有し、前記ドライブシャフトと前記インタミディエイトシャフトとが同軸上に設置される動力伝達装置であって、
    前記ドライブシャフトの一端部の端面と前記インタミディエイトシャフトの他端部の端面とが接した状態で、軸方向において前記ホルダシャフトと前記ドライブシャフトとの間に隙間を設けたことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 軸方向における前記ホルダシャフトと前記ドライブシャフトとの間の隙間距離Xと、前記ドライブシャフトの一端部の端面と前記インタミディエイトシャフトの他端部の端面との間の隙間距離Yとの関係が、X>Yを満たす、請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記ドライブシャフトからスラスト方向に荷重がかかっていないとき、Y>0である請求項2に記載の動力伝達装置。
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