JP2013167208A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制できるようにする。
【解決手段】容積カム26の回転により、圧縮行程で間隙室の容積Vcが最大となるように容積ピストン22を移動させ、着火時期と圧縮上死点との早く到達する時期に燃焼室9の容積Vcが減少するように容積ピストン22を移動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制できるようにした内燃機関に関する。
従来、4サイクルの内燃機関として、吸気バルブの閉時期を遅らせて一旦シリンダー内に吸入した吸気を所定量押し戻すことで圧縮比よりも膨張比を高くし、熱効率を向上させる技術が知られている。しかし、この技術では有効圧縮比の低下により燃焼が悪化するため、熱効率の大幅向上は見込めないという問題があった。
そこで、開閉時期が可変の吸気弁と、上死点付近で開弁するように開閉時期が固定された吸気弁と、圧縮比可変ピストンにより燃焼室容積を可変とする可変圧縮比機構とを備えた内燃機関が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1の技術によれば、部分負荷域でのポンプ損失を低減させると共に、圧縮比を常に適正値に設定でき、熱効率を向上させることができる。また、アイドル状態や部分負荷域では実圧縮比に対して膨張比が大きくなるため、熱効率のさらなる向上も可能となっている。
一方、燃費低減要求が強くなってきた近年、内燃機関のダウンサイジング化やCVT(Continuously Variable Transmission)の適用により、内燃機関の使用域が高負荷域にシフトしてきている。高負荷域においても熱効率を向上するには圧縮比(膨張比)を高める必要があるが、高負荷域で圧縮比を高くするとノッキングが発生しやすくなってしまう。
上記特許文献1では、前述の通り、アイドル状態や部分負荷域では実圧縮比に対して膨張比を大きくして熱効率を向上することができる。しかし、高負荷域に近付くほど実圧縮比と膨張比は等しくなり、その分熱効率は低下してしまう。圧縮比可変ピストンにより燃焼室容積を小さくして圧縮比を高くすることはできるが、高負荷域で圧縮比を高くするとノッキングが発生し易くなってしまうという問題が生じる。また、限られたスペースに様々な機構を配置するため機構が複雑になり、制御も複雑になってしまう問題もある。
特開2008−128227号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制できるようにした内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の内燃機関は、ピストンが往復移動する行程室と、前記ピストンの上死点位置において前記ピストンの頂面とシリンダヘッドの内壁面とで囲まれる空間である間隙室とから形成される燃焼室を有する内燃機関において、前記内燃機関の1サイクル中に、前記間隙室を、基準となる容積を有する第1形状と前記第1形状よりも大きな容積を有する第2形状の少なくとも2つの形状に変更可能な容積変更機構を備え、前記容積変更機構は、着火前の前記間隙室が前記第2形状となり、着火後の前記間隙室が前記第1形状となるように、前記間隙室の形状を変更することを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、着火前の間隙室の形状を第1形状よりも容積が大きな第2形状とすることで、第1形状である場合よりも圧縮比を低くしてノッキングを抑制することができる。また、少なくとも着火後の間隙室は第2形状よりも容積が小さな第1形状となっているので、車両の運転状態(負荷状態)によらず膨張比は間隙室が第2形状の場合よりも高くなり、熱効率が向上し低燃費化を図ることができる。
このため、負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制した内燃機関となる。
間隙室の形状を第1形状にする機構としては、間隙室側に容積ピストン等を突出させ、間隙室の容積を直接減少させる機構を適用することが可能である。また、着火後に間隙室の容積を増加させて第2形状とすることで、容積が相対的に小さくなる第1形状とする機構を採用することが可能である。
そして、請求項2に係る本発明の内燃機関は、請求項1に記載の内燃機関において、前記容積変更機構は、着火時期と圧縮上死点との早く到達する時期に前記間隙室を前記第2形状から前記第1形状に変更することを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、膨張行程初期から間隙室の容積が小さくなるので、圧縮比よりも膨張比を高くすることができ、より確実に熱効率を向上して低燃費化を図れる。
また、請求項3に係る本発明の内燃機関は、請求項2に記載の内燃機関において、前記容積変更機構は、少なくとも膨張行程終了時まで前記間隙室の形状を前記第1形状に維持することを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、圧縮比に対して膨張比が高い状態を確実に維持して熱効率を向上させ、低燃費化を図ることができる。また、筒内に高い圧力のかかる膨張行程中に間隙室の形状が維持されることで、容積変更機構に急激な力の変動が加わることがなく、容積変更機構の長寿命化を図ることができる。
また、請求項4に係る本発明の内燃機関は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関において、前記容積変更機構は、吸気行程中に、前記間隙室を前記第1形状から前記第2形状に変更することを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、筒内に吸入される吸気量を増やし、出力を向上することができる。
また、請求項5に係る本発明の内燃機関は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関において、前記容積変更機構は、圧縮行程中に、前記間隙室を前記第1形状から前記第2形状に変更することを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、圧縮行程中、即ち、ピストンが上昇する際に間隙室の容積を増大させることで、ピストンや容積変更機構にかかる負荷を低減することができ、燃費を向上することができる。
また、請求項6に係る本発明の内燃機関は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関において、前記容積変更機構は、前記間隙室に連通して前記シリンダヘッドに形成される容積室と、前記容積室に摺動自在に配される容積ピストンと、前記容積ピストンを摺動させることにより、前記間隙室に連通する前記容積室の容積を可変にする動作手段とを備えたことを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、既存の内燃機関の構成を大幅に変えることなく、間隙室の容積を変更することができる。
本発明の内燃機関は、負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態例に係る内燃機関の要部外観図である。 吸気ポート・排気ポート周りの構成図である。 間隙室が第1形状であるときの容積室周りの構成図である。 間隙室が第2形状であるときの容積室周りの構成図である。 容積ピストンのストロークを説明する行程図である。 容積変更機構の他の例を説明する構成図である。 容積変更機構の他の例を説明する構成図である。
図1から図5に基づいて本発明の内燃機関を説明する。
図1には本発明の一実施形態例に係る内燃機関のシリンダヘッド周りの概略構成、図2には吸気ポート・排気ポート周りの構成、図3には容積が最小状態の容積室周りの構成、図4には容積が最大状態の容積室周りの構成、図5には容積室の容積ピストンのストロークを説明する行程状況を示してある。
図1、図2に示すように、内燃機関(エンジン)1のシリンダヘッド2には気筒毎に点火プラグ3が取り付けられ、シリンダヘッド2には気筒毎に吸気ポート4及び排気ポート5が形成されている。
エンジン1のシリンダ7には図示しないクランクシャフトの回転により摺動(上下動)するピストン8が備えられ、ピストン8の頂面とシリンダライナとシリンダヘッド2の内壁面で囲まれる部位が燃焼室9とされている。ピストン8が上死点にある際の燃焼室9の容積が間隙室9aの容積Vcとされ、ピストン8の上死点と下死点との間のストロークの範囲(排気量)の容積が行程室7aの容積Vsとされる。
間隙室9aの容積Vc及び行程室7aの容積Vsに基づいて圧縮比が設定される。即ち、圧縮比εは、以下の式で表される。
圧縮比ε-=(容積Vc+容積Vs)/容積Vc
圧縮比εを高くすることで燃焼効率が良くなり、燃費を向上させることができる。
本実施形態では、1サイクル中に間隙室9aの容積Vcを変更可能な容積変更機構を用いることで、圧縮比と膨張比を変更可能としている。この場合の圧縮比と膨張比の違いは、圧縮行程におけるVcとVsから求められるのが圧縮比であり、膨張行程におけるVcとVsから求められるのが膨張比である。
以下に本実施形態の詳細な構造を記載する。
吸気ポート4の燃焼室9側には吸気バルブ11が設けられ、吸気バルブ11が開閉作動を繰り返すことで、吸気ポート4と燃焼室9との連通・遮断が繰り返して行なわれる。吸気バルブ11は、エンジン回転に応じて回転するカムシャフト12のカム13に倣って開閉作動する。
排気ポート5の燃焼室9側には排気バルブ15が設けられている。排気バルブ15は、エンジン回転に応じて回転するカムシャフト16のカム17に倣って開閉作動され、排気ポート5と燃焼室9との連通・遮断を行うようになっている。
上述したエンジン1では、各種センサ類からの検出情報に基づき空燃比が適正な目標空燃比に設定され、目標空燃比に応じた量の燃料が適正なタイミングで噴射され、また、吸気量が適正に調整され、点火プラグ3により適正なタイミングで火花点火が実施される。
図3、図4に示すように、燃焼室9に連通して筒状の容積室21がシリンダヘッド2に形成され、容積室21には容積ピストン22が摺動自在に配されている。容積ピストン22は軸部23の先端部に一体に設けられ、軸部23がシリンダヘッド2に摺動自在に支持されている。軸部23の基端部には頭頂部24が設けられ、頭頂部24はばね25(付勢手段)により図中上側に付勢されている。
また、カムシャフト16には、頭頂部24を図中下側に押圧する容積カム26が設けられている。容積カム26は、カムシャフト16の回転に伴って、所定の回転位相で容積ピストン22の突出量が変更するように設定されている。
図4に示すように、容積カム26のリフト量が小さい領域では、容積ピストン22が容積室21の上部側に位置し、容積部21aが露出した状態になる。つまり、容積ピストン22はばね25により付勢されることで、容積室21の容積部21aが存在する状態になり、間隙室9a(図2参照)の容積が最大の状態(第2形状)に維持される。
一方、図3に示すように、カムシャフト16が回転して容積カム26のリフト量が大きくなると、頭頂部24が容積カム26に押され、ばね25のばね力に抗して容積ピストン22が容積室21の下部側に移動し、容積室21の容積部21aの部位に容積ピストン22が位置する。つまり、間隙室9aの形状が第2形状から第1形状に変化する(容積変更機構)。
図5に基づいて容積ピストン22のリフト状態の経時変化を説明する。
吸気行程が終了して吸気バルブ11が閉状態になった際、即ち、下死点(BDC)の直後の吸気バルブ11が閉じた後の圧縮行程で、容積カム26のリフト量が小さくなり、容積ピストン22がばね25により図中上側に付勢され、間隙室9aの容積Vcが最大になる。つまり、間隙室9aが第1形状から第2形状に変化し、第1形状である場合よりも圧縮比が小さくなる。
エンジン1は、点火時期が圧縮上死点(圧縮TDC)前に設定されているので、点火プラグ3の点火時期に、容積カム26のリフト量が大きくなり、容積室21の容積部21aに容積ピストン22が位置して間隙室9aの容積Vcが最小になる。つまり、点火時期に達すると間隙室9aは第2形状から第1形状に変化する。そして、その後再び圧縮行程となるまで、第1形状は維持される。
以上のように、本実施形態では点火前の間隙室9aの形状を第2形状とすることで、第1形状である場合よりも圧縮比を低くしてノッキングを抑制することができる。また、点火後の間隙室9aは第2形状よりも容積Vcが小さな第1形状となっているので、車両の運転状態(負荷状態)によらず圧縮比よりも膨張比が高くなり、熱効率が向上し低燃費化を図ることができる。
また、点火時期が圧縮上死点(圧縮TDC)前に設定されているので、点火プラグ3の点火時期に間隙室9aが第2形状から第1形状となるようにした。このため、膨張行程初期から間隙室9aの容積Vcが小さくなり、圧縮比よりも膨張比を確実に高くすることができ、より確実に熱効率を向上して低燃費化を図ることができる。
また、第2形状から第1形状に変化した間隙室9aは、その後再び圧縮行程となるまで、第1形状が維持されている。このため、膨張行程において間隙室9aの形状は第1形状に維持されており、圧縮比に対して膨張比が高い状態を確実に維持して熱効率を向上し低燃費化を図ることができる。
また、筒内に高い圧力のかかる膨張行程中に容積カム26のリフト量は変化しないため、容積変更機構に急激な力の変動が加わることがなく、容積変更機構の長寿命化を図ることができる。
更に、間隙室9aの容積Vcが増大する時期、即ち、間隙室9aが第1形状から第2形状に変化する時期は圧縮行程となっている。つまり、ピストン8の上昇に合わせて、容積ピストン22も下方から上方に移動するため、ピストン8や容積変更機構にかかる負荷を低減することができ、燃費を向上することができる。
また、本実施形態で示した容積変更機構では、エンジン1の作動に連動して容積ピストン22を動作させて機械的に燃焼室9の容積(容積室21の容積)を変更する機構となっているので、既存のエンジンの構成を大幅に変えることなく、高圧縮比化による燃費の向上と高負荷域でのノッキングの発生の抑制を図ることができる。
尚、上述したエンジン1は、点火時期が圧縮上死点(圧縮TDC)前に設定されているので、点火プラグ3の点火時期を境に間隙室9aの容積Vcが変化するように容積カム26の位相を設定したが、点火時期が圧縮上死点(圧縮TDC)の後に設定されているエンジンの場合、圧縮上死点(圧縮TDC)を境に間隙室9aの容積Vcが変化するように容積カム26の位相を設定することが好ましい。その場合、点火時に容積カム26のリフト量は変化しないため、容積変更機構にかかる負荷の影響を低減することができる。
図6、図7に基づいて容積変更機構の他の実施例を説明する。図6には間隙室9aの容積Vcが最大状態(第2形状)の燃焼室周りの構成、図7には間隙室9aの容積Vcが最小状態(第1形状)の燃焼室周りの構成を示してある。尚、図1から図4に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
図6に示すように、燃焼室9に連通して容積室31が形成され、容積室31には容積ピストン32が収容されている。容積ピストン32は軸部33の先端部に一体に設けられ、軸部33がシリンダヘッド2に摺動自在に支持されている。軸部33の基端部には頭頂部34が設けられ、頭頂部34はばね35(付勢手段)により図中上側に付勢されている。また、カムシャフト16には、頭頂部34を図中下側に押圧する容積カム36が設けられている。容積カム36は、カムシャフト16の回転に伴って、所定の回転位相で容積ピストン32の突出量が変更するように設定されている。
図6に示すように、容積カム36のリフト量が小さい領域では、ばね35により頭頂部34が図中上側に付勢されることにより、軸部33を介して容積ピストン32が容積室31に収容される。これにより、間隙室9aの容積Vcが最大の状態(第2形状)に維持される。
一方、図7に示すように、カムシャフト16が回転して容積カム36のリフト量が大きくなると、頭頂部34が容積カム36に押されることにより、ばね35のばね力に抗して容積ピストン32が燃焼室9の内側に移動し、間隙室9aの容積Vcが容積ピストン32の分だけ減少する。つまり、間隙室9aの形状が第2形状から第1形状に変化する(容積変更機構)。
尚、本実施形態では、間隙室9aの容積Vcが減少する時期は図5で示された一実施形態と同様であるが、間隙室9aの容積Vcが増加する時期、即ち間隙室9aの形状が第1形状から第2形状に変化する時期は吸気行程中に設定されている。
以上説明したように、本実施形態においても、前記一実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。さらに、間隙室9aの形状が第1形状から第2形状に変化する時期は吸気行程中に設定されているため、燃焼室9内に吸入される吸気量を増やし、出力を向上することができる。
また、本実施形態では間隙室9aの容積Vcが最大の状態(第2形状)となっても、容積室31は容積ピストン32で満たされている。つまり、吸気行程から圧縮行程にかけて燃焼室の構造は容積変更機構を備えない一般的なエンジンと同様となるため、図4のように容積部21aが露出している場合よりも筒内流動を均一にして燃焼の安定化を図ることができる。
本発明は、負荷状態に拘わらず高膨張比を維持し低燃費化を図り、しかも、高負荷域でのノッキングの発生を抑制できるようにした内燃機関の産業分野で利用することができる。
1 内燃機関(エンジン)
2 シリンダヘッド
3 点火プラグ
4 吸気ポート
5 排気ポート
7 シリンダ
8 ピストン
9 燃焼室
11 吸気バルブ
12、16 カムシャフト
13、17 カム
15 排気バルブ
21、31 容積室
22、32 容積ピストン
23、33 軸部
24、34 頭頂部
25、35 ばね
26、36 容積カム

Claims (6)

  1. ピストンが往復移動する行程室と、前記ピストンの上死点位置において前記ピストンの頂面とシリンダヘッドの内壁面とで囲まれる空間である間隙室とから形成される燃焼室を有する内燃機関において、
    前記内燃機関の1サイクル中に、前記間隙室を、基準となる容積を有する第1形状と前記第1形状よりも大きな容積を有する第2形状の少なくとも2つの形状に変更可能な容積変更機構を備え、
    前記容積変更機構は、着火前の前記間隙室が前記第2形状となり、着火後の前記間隙室が前記第1形状となるように、前記間隙室の形状を変更する
    ことを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、
    前記容積変更機構は、
    着火時期と圧縮上死点との早く到達する時期に前記間隙室を前記第2形状から前記第1形状に変更する
    ことを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項2に記載の内燃機関において、
    前記容積変更機構は、少なくとも膨張行程終了時まで前記間隙室の形状を前記第1形状に維持する
    ことを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関において、
    前記容積変更機構は、吸気行程中に、前記間隙室を前記第1形状から前記第2形状に変更する
    ことを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関において、
    前記容積変更機構は、圧縮行程中に、前記間隙室を前記第1形状から前記第2形状に変更する
    ことを特徴とする内燃機関。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関において、
    前記容積変更機構は、
    前記間隙室に連通して前記シリンダヘッドに形成される容積室と、
    前記容積室に摺動自在に配される容積ピストンと、
    前記容積ピストンを摺動させることにより、前記間隙室に連通する前記容積室の容積を可変にする動作手段とを備えた
    ことを特徴とする内燃機関。
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