JP2013167206A - 電動圧縮機のインバータカバー取付構造 - Google Patents

電動圧縮機のインバータカバー取付構造 Download PDF

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Noriyuki Hayashi
慎之 林
Masayuki Ishikawa
石川  雅之
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Abstract

【課題】インバータ収容部を電動圧縮機のハウジングと一体形成して収容部の開口部を覆うカバーが低剛性であっても長期にわたって開口部のシール性とカバーの防振性とを確保できるようにする。
【解決手段】モータ2及び圧縮機構3を収容するハウジング10の外壁13と、外壁13に立設された周壁部14と、周壁部14の開口部20Aを覆うインバータカバー21とによってインバータ収容部20が構成され、インバータカバー21は、開口部20Aを塞ぐカバー本体部22と、カバー本体部22から立設され周壁部14の外周面とクリアランスを有して重合する縁壁部23と、を有し、周壁部の外周面14aと縁壁部の内周面23aとの間に両者間をシールする弾性体30を介装し、弾性体30と外周面14a及び内周面23aとの摩擦力によって周壁部14にインバータカバー21を係止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動圧縮機のインバータカバー取付構造に関するものである。
近年、電動圧縮機においてもインバータ装置(以下、単にインバータという)によって制御されるものが増加している。特に、直流電源により電動機器を作動させる自動車の場合、例えばエアコン用の電動圧縮機のモータに交流モータを採用し、インバータにより交流モータを可変速制御や可変トルク制御をして、必要に応じて効率よく電動圧縮機を作動させるインバータ制御式の電動圧縮機が採用されるようになっている。
電動圧縮機をインバータにより制御するには、電動圧縮機にインバータを一体に取り付けて集合体(アセンブリ)とすることで装置がコンパクトになりまた扱いやすくなる。特に、自動車用の電動圧縮機の場合、インバータを電動圧縮機と一体構造とすることにより車載性が向上するため、実用化されている。
この場合の電動圧縮機に対するインバータの取り付け位置は種々考えられる。
例えば、図5(a)に示すように、モータ部102とスクロール等を備えた圧縮機構部103とが軸方向を水平に向けて配置された電動圧縮機101の上方にインバータ104を取り付ける配置(例えば、特許文献1参照)が考えられる。また、図5(b)に示すように電動圧縮機101の軸方向一端にインバータ104を取り付ける配置(例えば、特許文献2参照)が考えられる。
特開2010−178537号公報 特開2009−240147号公報
ところで、特許文献2の構造は、インバータ自体は固有のケース内に完全に装備されているため、このインバータのケースを電動圧縮機のケースに結合させるものであるが、特許文献1の構造は、電動圧縮機のモータハウジングの外周部の上方にインバータ収容部を一体に成形し、インバータを電動圧縮機のハウジングに一体に収容するものである。
特許文献1のインバータ収容部は、一面が開放された開口部を形成する周囲壁により囲われたボックス構造の収容部本体と、収容部本体の開口部を覆うカバーとを備えている。収容部本体の内部に収納されたインバータ装置を外部の水や湿気等から保護するために、カバーにより収容部本体の開口部を密閉できるようになっている。つまり、カバーと収容部本体の開口部の縁部との間には、無端状の防水パッキンであるOリングが介装され、カバーが収容部本体にビス止めされることにより開口部は密閉シールされている。
一方、圧縮機は、モータの回転駆動により作動するスクロールの回転運動や並進運動をさせることによって流体の圧縮を行なうので、モータやスクロールが振動源や騒音源となる。特に、インバータ収容部の開口部を密閉するカバーは、高い剛性を要求されないので、軽量化やコスト抑制のために薄く剛性が低いものを用いたいが、カバーの剛性が低いと、モータやスクロールの作動に伴いカバーが起振され易く、カバーの振動やこれによる騒音の発生を招く場合がある。特許文献1の技術では、このようなカバーによる振動や騒音の発生までは考慮されていない。
そこで、例えば、図6に示すように、電動圧縮機201のインバータ204を収容するインバータ収容部220を、インバータボックス(収容部本体)213とインバータボックス213の開口部215を覆うインバータカバー221とから構成し、インバータカバー221の周縁部223を開口部215周縁の周壁部214にボルト206により締結する際に、周縁部223と周壁部214との間に、高分子材製のガスケット207を介装し、シール性を確保しながら振動や音の発生を抑制する構成が考えられる。
しかし、締結ボルト206の軸力(締め付け力)によって、ガスケット207は高い圧縮力を常時受けるため、長期間が経過すると、ガスケット207が塑性変形しシール性の低下や締結ボルト206の軸力低下が発生するおそれがあり、定期的な増し締めなどの保守が必要となる。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、インバータ収容部を電動圧縮機のハウジングと一体形成して収容部の開口部をカバーで覆う構成のものにおいて、カバーが低剛性であっても長期にわたって開口部のシール性とカバーの防振性とを確保できるようにした、電動圧縮機のインバータカバー取付構造を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の電動圧縮機のインバータカバー取付構造は、モータ及び圧縮機構を収容するハウジングの外壁と、前記外壁に外方へ向けて立設された周壁部と、前記周壁部の先端部分に形成された開口部を覆うインバータカバーとによってインバータを収容するインバータ収容部が構成される電動圧縮機において、前記インバータカバーを前記周壁部に取り付ける構造であって、前記インバータカバーは、前記開口部を塞ぐカバー本体部と、前記カバー本体部から立設され前記周壁部の外周面とクリアランスを有して重合する縁壁部と、を有し、前記周壁部の前記外周面と前記縁壁部の内周面との間に両者間をシールする弾性体を介装し、前記弾性体と前記外周面及び前記内周面との摩擦力によって前記周壁部に前記インバータカバーを係止させることを特徴としている。なお、弾性体としては、例えばOリングを用いることができる。
(2)前記外周面及び前記内周面との少なくとも一方に、前記弾性体が嵌入する溝部が形成されていることが好ましい。なお、溝部とは段差状のものも含むものとする。
(3)また、互いに当接することにより、前記インバータカバーが前記ハウジングから離脱する側へ移動する動きを規制する離脱動規制部が、前記インバータカバーと前記ハウジングとにそれぞれ形成され、前記インバータカバーが前記ハウジングに適正に配置されると、前記両離脱動規制部は互いに離隔して対向することが好ましい。
(4)前記インバータカバーの前記離脱動規制部は、前記縁壁部から内周側に突設され前記カバー本体部の方向に向いた離脱動規制面を有する爪部であって、前記ハウジングの前記離脱動規制部は、前記外壁又は前記周壁部に前記爪部と対向するように形成された壁面であることが好ましい。爪部とは鉤状の小片部であり、その離脱動規制面によって対象物であるインバータカバーを係止してその離脱動を規制するものである。この場合、離脱動規制面には、カバー本体部の方向に正面から向く場合がけでなく傾斜して向く場合も含むものとする。
(5)また、前記爪部は前記インバータカバーの先端を内周側に屈曲することにより形成されていることが好ましい。
(6)さらに、前記両離脱動規制部の間には、弾性体が介装されていることが好ましい。弾性体としては、いわゆる防振材を適用することができる。
(7)また、前記インバータカバーは、前記ハウジングにおける前記モータ及び前記圧縮機構の軸心の方向の一端側に配置され、前記周壁部の横断面形状及び前記縁壁部の横断面形状は、何れも、前記ハウジングの外壁の前記軸心を中心とする円筒状部分に対応する円形状部分と、前記円筒状部分よりも前記軸心から離れるように外方に突出した非円形状部分とからなる非円形に形成され、前記両離脱動規制部は、前記非円形状部分に配置されていることが好ましい。
(8)前記インバータカバーと前記ハウジングとの間に、前記インバータカバーが前記ハウジングに接近して接触することを規制する弾性体が介装されていることが好ましい。この場合も、弾性体としては、いわゆる防振材を適用することができる。
(9)また、前記周壁部の横断面形状及び前記縁壁部の横断面形状は、何れも非円形に形成されていることが好ましい。
(1)本発明の電動圧縮機のインバータカバー取付構造によれば、ハウジングの周壁部の外周面とインバータカバーの縁壁部の内周面との間に両者間をシールする弾性体を介装し、この弾性体と周壁部の外周面及び縁壁部の内周面との摩擦力によって周壁部にインバータカバーを係止させるので、締結ボルトを用いずに、ハウジングにインバータカバーを取り付けることができる。
このため、弾性体には締結ボルトによる締結力のような大きな負荷が加わらず、長期の使用による弾性体の塑性変形を招き難く、ハウジングとインバータカバーとの間のシール性を長期にわたって確保することができ、ハウジングからインバータカバーへの振動伝達が抑制され、インバータカバーの振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。
(2)外周面及び内周面との少なくとも一方に、弾性体が嵌入する溝部を形成すれば、弾性体が溝部内に保持され、周壁部にインバータカバーをより確実に係止させることができる。
(3)インバータカバーがハウジングから離脱する側へ移動する動きを規制する離脱動規制部をインバータカバーとハウジングとにそれぞれ形成し、インバータカバーがハウジングに適正に配置されると、両離脱動規制部は互いに離隔するように構成すれば、通常時はインバータカバーとハウジングとの接触を防止しながら、もしも、インバータカバーがハウジングから離脱しようとすると、両離脱動規制部が当接して離脱を防止することができる。
(4)インバータカバーの離脱動規制部を、縁壁部から内周側に突設されカバー本体部の方向に向いた離脱動規制面を有する爪部として、ハウジングの離脱動規制部を、外壁又は周壁部に前記爪部と対向するように形成された壁面とすれば、各離脱動規制部を容易に形成することができる。
(5)インバータカバーの先端を内周側に屈曲することにより爪部を形成すれば、加工が容易になる。
(6)また、両離脱動規制部の間に、弾性体を介装すれば、各離脱動規制部が弾性体を介して当接するため、離脱を防止する際にも、ハウジングからインバータカバーへの振動伝達が抑制され、インバータカバーの振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。
(7)さらに、インバータカバーを、ハウジングにおけるモータ及び圧縮機構の軸心の方向の一端側に配置し、周壁部の横断面形状及び縁壁部の横断面形状を、軸心を中心とする円形状部分と、円形状部分よりも前記軸心から離れるように外方に突出した非円形状部分とからなる非円形に形成すれば、インバータカバーがハウジングに対して回転することを防止できる。
この場合、両離脱動規制部を非円形状部分に配置すれば、非円形状部分はハウジングの外壁の円筒状部分よりも外方に突出しているので、この外方に突出している非円形状部分の背面を利用して、ハウジングの離脱動規制部を形成することができる。また、両離脱動規制部がハウジングの外壁の円筒状部分よりも外方に突出しているので、インバータカバーの離脱動規制部をこれに対向するハウジングの離脱動規制部から離脱させることが容易になり、インバータカバーの取り外しも容易になる。
(8)さらに、インバータカバーとハウジングとの間に、インバータカバーがハウジングに接近して接触することを規制する弾性体を介装すれば、インバータカバーがハウジングに接近した場合にも両者の直接接触を回避でき、ハウジングからインバータカバーへの振動伝達が抑制され、インバータカバーの振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。
(9)また、周壁部の横断面形状及び縁壁部の横断面形状を非円形に形成すれば、インバータカバーがハウジングに対して回転することを防止することができ、両者間をシールする弾性体の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかるインバータカバーを取り付けられた電動圧縮機のハウジングの縦断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるインバータカバーを取り付けられた電動圧縮機のハウジングの端面図(図1の右側端面の正面図)である。 本発明の第1実施形態にかかるインバータカバー取付構造を説明する要部拡大図(図1のA部拡大図)であり、(a)は第1実施形態を示し、(b)は第1実施形態の第1変形例を示し、(c)は第1実施形態の第2変形例を示す。 本発明の第2実施形態にかかるインバータカバー取付構造を説明する要部拡大図(図1のA部に相当する拡大図)であり、(a)は第2実施形態を示し、(b)は第2実施形態の第1変形例を示し、(c)は第2実施形態の第2変形例を示す。 背景技術にかかるインバータ一体型の電動圧縮機のインバータ配置図であり、(a)は第1例を示し、(b)は第2例を示す。 本発明の案出過程で考えられたインバータカバー取付構造についての課題を説明する電動圧縮機のハウジングの要部縦断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の第1実施形態及びその変形例を示し、図4は本発明の第2実施形態及びその変形例を示す。これらの図を用いて説明するが、各実施形態及びその変形例は本発明の具体的構成を例示するもので、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1,図2に示すように、本実施形態にかかる電動圧縮機は、電動圧縮機にインバータ装置(インバータ)4を一体に取り付けて集合体(アセンブリ)としたインバータ一体型電動圧縮機1として構成されている。なお、本実施形態の電動圧縮機1は、自動車の空調装置(カーエアコン)に用いられる比較的小型のものを想定しているが、本発明の対象はこのような電動圧縮機1に限定されない。
この電動圧縮機1は、その外殻をなすアルミニウム合金等の金属製のハウジング10を有し、ハウジング10内の一端側には、ステータ2aとロータ2bとを有するモータ(電動機)2が装備され、ハウジング10内の他端側には、固定スクロール3aと旋回スクロール3bとを有する圧縮機構(圧縮機本体)3が装備される。ハウジング10は、略円筒状に形成されたメインハウジング(円筒状部分)11と、メインハウジング11の両端に結合ボルト6によって結合された端部ハウジング12,13とから構成される。
なお、モータ2の回転軸5は軸受5a,5bを介してハウジング10に回転自在に支持され、回転軸5の一端は圧縮機構3の旋回スクロール3bの軸部に結合され、旋回スクロール3bを回転駆動する。ここでは、固定スクロール3aと旋回スクロール3bとが互いに偏心しながら公転運動することにより流体(例えば冷媒)を圧縮するスクロール式の圧縮機構3を例示するが、圧縮機構3の方式はこれに限るものではない。
メインハウジング11は両端の端部ハウジング12,13を結合するためのボルト6を螺合させるボルト締結部が外方に肉盛りされているほかは、略円筒状に形成される。一方、端部ハウジング12は外方に突出したボルト締結部を除いて略円形のプレート状に形成されるが、端部ハウジング13は、その輪郭形状から、メインハウジング11の略円筒状に合わせた円形状部分(ボルト締結部は方に突出)13aと、この円形状部分13aよりも回転軸5の軸心から離れるように外方(ここでは、上方)に突出した非円形状部分13bとからなり、全体として非円形に形成されている。上方に突出した非円形状部分13bは、インバータ4の構成に合わせて後述するインバータ収容部20のスペースを確保するために設けられている。
インバータ4を収容するインバータ収容部20は、ハウジング10内でモータ2が装備される側(一端側)の端部ハウジング13の外壁に配設されている。つまり、端部ハウジング13の周縁部には、メインハウジング11の側とは反対側に向けて、周壁部14が立設され、端部ハウジング13はインバータボックス(収容部本体)としての機能も有している。
ここでは、端部ハウジング13は、メインハウジング11の円筒状の面に対して直角を成す面に沿って延びており、周壁部14は端部ハウジング13に対して直交する向き、即ち、メインハウジング11の円筒状の面に沿って延びるように立設されている。
また、周壁部14も、端部ハウジング13の輪郭形状に合わせた横断面形状を有しており、周壁部14は、この横断面形状から、円形状部分13aに対応した円形状部分14aと、非円形状部分13bに対応した非円形状部分14bとに分けることができる。
立設する周壁部14の先端側は開口しており、この開口部20Aを覆うようにインバータカバー21が周壁部14に取り付けられている。そして、端部ハウジング13の外壁と、周壁部14と、インバータカバー21とによって囲繞されて、インバータ収容部20が形成されている。
本取付構造は、このインバータカバー21を周壁部14に取り付ける構造であり、周壁部14からインバータカバー21への振動の入力を抑えながらインバータカバー21を周壁部14に係止するようにしている。
なお、ハウジング10は、モータ2や圧縮機構3といった作動時に振動や騒音を伴う共に高圧状態にもなる機器類を内蔵しているため、比較的厚みが与えられて剛性及び強度が確保されているが、インバータ収容部20内のインバータ4は作動時に振動や騒音を伴うこともなく高圧状態になることもないので、インバータカバー21は、ハウジング10のようには剛性及び強度は要求されない。そこで、インバータカバー21は、ハウジング10よりも薄くて軽量なアルミニウム合金等の板金プレートを例えばプレス加工等の加工によって形成される。
このインバータカバー21は、開口部20Aを塞ぐカバー本体部22と、このカバー本体部22から立設され周壁部14の外周面とクリアランスを有して重合する縁壁部23と、を有している。インバータカバー21の縁壁部23も、周壁部14と対応した横断面形状を有し、この横断面形状から、円形状部分14aに対応した円形状部分23aと、非円形状部分14bに対応した非円形状部分23bとに分けることができる。
そして、クリアランスを有している周壁部14の外周面15と縁壁部23の内周面24との間には、両者間をシールするOリング(弾性体)30が介装され、Oリング30と周壁部14の外周面15及び縁壁部23の内周面24との間の摩擦力によって周壁部14にインバータカバー21を係止させている。
なお、ここでは、周壁部14の外周面15と縁壁部23の内周面24との間をシールするとともに互いに係合させる弾性体として、断面が円形でゴム製のOリング(無端状の防水パッキン)30を用いているので、縁壁部23を周壁部14に重合させる際に、Oリング30に捩れ等が発生してシールや係止の点であまり支障がない利点があるが、弾性体としては断面が円形のOリングに限るものではない。
また、弾性体としてのOリング30の材料には、ニトリルゴム(NBR),水素化ニトリルゴム(HNBR),フッ素ゴム(FKM),シリコーンゴム(VMQ),エチレンプロピレンゴム(EPDM),クロロプレンゴム(CR),アクリルゴム(ACM),ブチルゴム(IIR),ウレタンゴム(U)等の種々のゴムの中から特性が適したものを採用すればよい。もちろん、シール性及び係止性(表面摩擦性能)を兼ね備える弾性材料であれば何れの材料を用いても良い。
そして、図1及び図3(a)に示すように、縁壁部23の先端には、他の部分よりも突出するように延長された延設部を経て内側(回転軸5の軸心側)に向けて屈曲した爪部25が形成されている。この爪部25は鉤状の小片部であり、爪部25は、インバータカバー21がハウジング10(その端部プレート13)に適正に配置されると、メインハウジング11よりも上方に突出した端部ハウジング13の非円形状部分13bの背面(インバータ収容部20とは反対側を向いた壁面)16と、互いに所定距離だけ離隔して対向する対向面(離脱動規制面)25aを備えている。
この端部ハウジング13の背面16と爪部25の対向面25aとは、互いに当接することによりインバータカバー21がハウジング10から離脱する側へ移動する動きを規制する離脱動規制部として機能する。本実施形態では、離脱動規制部16,25aは、端部ハウジング13及び縁壁部23の非円形状部分13b,23bに1組だけ設けられている。
また、本実施形態では、端部ハウジング13の背面16と爪部25の対向面25aとの間に、弾性体(ここでは、防振材)31が介装されている。この防振材としては、例えば天然ゴム(NR)を用いた防振ゴムを適用することができるが、弾性体31としては柔軟性と耐久性とを兼ね備えていれば、これに限るものではなく、Oリング30の材料を適用することも考えられる。
そして、端部ハウジング13の背面16と爪部25の対向面25aとは、この弾性体31を介して常時当接しており、インバータカバー21がハウジング10から離脱する側へ移動しようとすると、弾性体31の弾性力によってこの移動が規制され、インバータカバー21のハウジング10からの離脱が防止されるようになっている。
もちろん、弾性体31を介装しないで、端部ハウジング13の背面16と爪部25の対向面25aとが直接当接するようにしてもよい。この場合、インバータカバー21がハウジング10に適正に配置されると、両離脱動規制部16,25aは互いに所定距離だけ離隔して非接触の状態となる。そして、インバータカバー21がハウジング10から離脱する側へ移動しようとすると、端部ハウジング13の背面16と爪部25の対向面25aとが直接当接してこの移動を規制し、インバータカバー21のハウジング10からの離脱を防止する。
本発明の第1実施形態にかかる電動圧縮機のインバータカバー取付構造は、上述のように構成されるので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
つまり、ハウジング10の周壁部14の外周面15とインバータカバー21の縁壁部23の内周面24との間に両者間をシールするOリング(弾性体)30を介装し、このOリング30と周壁部14の外周面15及び縁壁部23の内周面24との間の摩擦力によって周壁部14にインバータカバー21の縁壁部23を係止させるので、締結ボルトを用いずに、ハウジング10にインバータカバー21を取り付けることができる。
このため、Oリング30には締結ボルトによる締結力のような大きな負荷が加わらず、長期の使用によるOリング30の塑性変形を招き難く、ハウジング10とインバータカバー21との間のシール性を長期にわたって確保することができ、ハウジング10からインバータカバー21への振動伝達の抑制によって、インバータカバー21の振動及びこの振動による音の発生を長期にわたって抑えることができる。
インバータカバー21に起振力が伝わりにくいため、軽量化やコスト抑制のためにインバータカバー21を薄く剛性が低いものにしても、インバータカバー21の振動及びこの振動による音の発生を長期にわたって抑えることができる。むしろ、締結ボルトによる締結なしで、Oリング30と周壁部14の外周面15及び縁壁部23の内周面24との間の摩擦力によってインバータカバー21を係止するには、インバータカバー21を薄く剛性が低いものにして軽量化した方が有利であるともいえる。
また、本実施形態では、図3(a)に示すように、周壁部14の外周面15と縁壁部23の内周面24とのシンプルな平面状部分に、Oリング30を介装しているが、図3(b),(c)に示すように、周壁部14の外周面15と縁壁部23の内周面24とのそれぞれのOリング配置箇所に、Oリング30が嵌入する溝部17,27を形成して、Oリング30を溝部17,27内に嵌入させるようにしてもよい。この場合、Oリング30の位置決めを確実に行なうことができ、Oリング30による縁壁部23の周壁部14への係止(離脱防止)を確実に行なうことができる。
図3(b),(c)に示す例では、各溝部17,27を何れもカギ型断面(直角三角形の直角を挟む2辺)を有するように形成しているが、溝部17,27の断面形状はこれに限定されない。矩形断面や半円断面や半楕円断面等を適宜採用することができる。
また、周壁部14の外周面15と縁壁部23の内周面24との何れか一方のみに溝部を形成しても良い。
なお、図3(a)に示す爪部25は、折れ曲がった先端が先細りになっており、まさに爪状になっており、折曲げ加工により爪部25を形成する場合に加工し易くなっているが、図3(b),(c)に示す爪部26は、折れ曲がった先端が先細りにはなっていない。爪部は対向面(離脱動規制面)25aを設けられればよく、先端の厚みが薄くなくてもよい。
そして、ハウジング10には非円形状部分13bの背面16を、インバータカバー21の縁壁部23の非円形状部分23bには背面16と所定距離だけ離隔して対向する対向面(離脱動規制面)25aを、離脱動規制部としてそれぞれ設けているので、通常時はインバータカバー21とハウジング10との直接接触や圧接を防止しながら、もしも、インバータカバー21がハウジング10から離脱しようと移動すると両離脱動規制部16,25aが当接して離脱を防止することができる。
本実施形態では、縁壁部から内周側に突設されカバー本体部の方向に向いた離脱動規制面25aを有する爪部25をインバータカバー21の離脱動規制部として設け、周壁部14に爪部25の離脱動規制面25aと対向するように形成された壁面(背面)15を、ハウジング10の離脱動規制部としており、離脱動規制部を特別な加工なく容易に設けることができる。
なお、一次加工では爪部25までを一体に屈曲加工することは困難なので、他の部分よりも突出するように延長された延設部を一次加工で設け、二次加工として、この延設部の先端を内周側に屈曲形成して爪部25を形成すれば、確実に且つ容易に加工することができる。
また、両離脱動規制部16,25aの間に、弾性体(防振材)31を介装しているので、各離脱動規制部16,25aが弾性体を介して当接し、このため、インバータカバー21の離脱を防止する際にも、ハウジング10からインバータカバー21への振動伝達が抑制され、インバータカバー21の振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。
そして、本実施形態では、離脱動規制部16,25aは、端部ハウジング13の非円形状部分13bに1組だけ設けられており、構成がシンプルである。インバータカバー21は軽量であり、Oリング30と周壁部14の外周面15及び縁壁部23の内周面24との間の摩擦力によって周壁部14に係止されているので、基本的にはインバータカバー21はハウジング10から離脱しないが、インバータカバー21に何らかの外力が働いて、ハウジング10から離脱する側へ移動しようとした場合に、1組の離脱動規制部16,25aだけでも、インバータカバー21の離脱への動きを十分に防止することができる。もちろん、離脱動規制部を複数組設けてもよい。
また、非円形状部分13b,23bは、メインハウジング11よりも回転軸5の軸心から離れるように外方(ここでは、上方)に突出しているので、インバータカバー21のこの部分に外力が作用しやすいが、非円形状部分13b,23bに離脱動規制部16,25aを設けることにより、このような外力によるインバータカバー21の離脱への動きを確実に防止することができる。
さらに、回転軸5が回転することにより、回転軸5の端部ハウジング13側に振れ回り振動が生じた場合に、これに起因してインバータカバー21はハウジング10から離脱する側へ移動しようとするおそれが発生するが、回転軸5からより離れた非円形状部分13bに離脱動規制部16,25aを設けることにより、このような外力によるインバータカバー21の離脱への動きを効率よく防止することができる。
また、この振れ回り振動を考えると、ハウジング10の振れ回り方向には、周壁部14にOリング30を介してインバータカバー21の縁壁部23が結合されるため、Oリング30の一定の柔軟性によって振れ回り方向の力が吸収されながらインバータカバー21に伝わり、インバータカバー21への振動伝達が抑えられる。Oリング30は、本来、径方向へ伸縮に対して耐久性があるので、この振動吸収によってもOリング30の劣化は少ない。
また、両離脱動規制部16,25aを非円形状部分13b,23bに配置すると、非円形状部分13b,23bはハウジング10の外壁の円筒状部分11よりも外方に突出しているので、この外方に突出している非円形状部分13bの背面(開口部20Aと軸方向反対側の面)を利用して、わざわざ、専用の離脱動規制部16を設けることなく、ハウジングの離脱動規制部16を形成することができる。
また、両離脱動規制部16,25aがハウジング10の外壁の円筒状部分11よりも外方に突出している非円形状部分13b,23bに配置されていると、インバータカバー21の離脱動規制部25aをこれに対向するハウジングの離脱動規制部16から離脱させる際に、両離脱動規制部16,25aの周囲の空いた空間を利用して離脱作業を容易に行なうことができ、インバータカバー21の取り外しも容易になる。
さらに、インバータカバー21をハウジング10における軸心の方向の一端側に配置し、周壁部14の横断面形状及び縁壁部23の横断面形状を、端部ハウジング13の円形状部分13aに対応する円形状部分14a,23aと、この円形状部分14a,23aよりも軸心から離れるように外方に突出し端部ハウジング13の非円形状部分13bに対応する非円形状部分14b,23bとから、全体として非円形に形成しているため、インバータカバー21がハウジング10に対して回転することを防止できる。
なお、周壁部14の横断面形状及び縁壁部23の横断面形状が全体として非円形に形成されていればインバータカバー21がハウジング10に対して回転することを防止でき、実施例に示す形状に限定されるものではない。
さらに、図3(c)に示す変形例のように、インバータカバー21のカバー本体部22の内面22aと、これに対向する端部ハウジング13の周壁部14の先端部14aとの間に、インバータカバー21がハウジング10に接近して接触することを規制する弾性体(防振材)32を介装すれば、インバータカバー21がハウジング10に接近した場合にも両者の直接接触を回避でき、ハウジング10からインバータカバー21への振動伝達が抑制され、インバータカバー21の振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。なお、弾性体32は、弾性体31と同様な材料とする。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態にかかる電動圧縮機は、端部ハウジング13の周壁部14A及びインバータカバー21Aの一部の形状が第1実施形態と異なっているが、これ以外は第1実施形態と同様に構成される。
つまり、本実施形態では、図4(a)に示すように、周壁部14Aの外周面15Aに突起18を形成し、この突起18のインバータカバー21Aのカバー本体部22A側の面がカバー本体部22Aの内面22Aaと対向するように起立して段部19を構成している。この段部19はOリング30を嵌め込む溝部として機能する。
本実施形態では、かかる構成によって、インバータカバー21Aの取付時のOリング30のずれをより簡素な構成で防止することができる。
しかも、図4(b)に示すように、インバータカバー21Aの縁壁部23Aの先端をこの突起18の傾斜面に沿うように屈曲することにより、突起18の傾斜面(壁面)18a及び縁壁部23Aの屈曲部(爪部)25Aの対向面25bを、インバータカバー21のハウジング10から離脱する方向への動きを規制する離脱動規制部として機能させることができる。この場合、インバータカバー21Aの初期形状を単純形状にし、製造工程を簡易化することができる。
さらに、図4(c)に示すように、突起18の傾斜面18aと縁壁部23Aの屈曲部25Aの対向面25bとの間に、弾性体(防振材)33を介装すれば、各離脱動規制部が弾性体を介して当接し、このため、インバータカバー21Aの離脱を防止する際にも、ハウジング10からインバータカバー21Aへの振動伝達が抑制され、インバータカバー21Aの振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。
さらに、図4(c)に示すように、インバータカバー21Aのカバー本体部22Aの内面22Aaと、これに対向する端部ハウジング13Aの周壁部14Aの先端部14Aaとの間に、インバータカバー21Aがハウジング10に接近して接触することを規制する弾性体(防振材)34を介装すれば、インバータカバー21Aがハウジング10に接近した場合にも両者の直接接触を回避でき、ハウジング10からインバータカバー21Aへの振動伝達が抑制され、インバータカバー21Aの振動及びこの振動による音の発生を抑えることができる。なお、弾性体33,34は、弾性体31,32と同様な材料とする。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲ではかかる実施形態を適宜変更して実施しうるものである。
例えば、上記の実施形態では、インバータ収容部20をハウジング10内でモータ2が装備される側(一端側)の端部ハウジング13の外壁に配設しているが、インバータ収容部20をハウジング10内で圧縮機構3が装備される側(他端側)の端部ハウジング12の外壁に配設してもよい。
また、インバータ収容部20をハウジング10のメインハウジング11等の側壁や上壁に配設してもよい。
インバータカバーとハウジングとにそれぞれ設けられる離脱動規制部は、互いに直接または間接的に当接することにより、インバータカバーがハウジングから離脱する側へ移動する動きを規制するものであればよく、形状や配置は限定されない。
自動車の空調装置(カーエアコン)用の電動圧縮機など、比較的小型の電動圧縮機に好適であるが、必ずしも小型のものに限らず、インバータを一体に備える電動圧縮機に広く適用することができる。
1 電動圧縮機
2 モータ
2a ステータ
2b ロータ
3 圧縮機構(圧縮機本体)
3a 固定スクロール
3b 旋回スクロール
4 インバータ
5 回転軸
5a,5b 軸受
10ハウジング
11 メインハウジング(円筒状部分)
12,13 端部ハウジング
13a 端部ハウジング13の円形状部分
13b 端部ハウジング13の非円形状部分
14,14A 周壁部
14a,14Aa 周壁部14,14Aの先端部
15,15A 周壁部14,14Aの外周面
16 非円形状部分13bの背面(離脱動規制部,壁面)
17,27 溝部
18 突起
18a 突起18の傾斜面(壁面)
19 段部
20 インバータ収容部
20A 開口部
21,21A インバータカバー
22,22A カバー本体部
22a,22Aa カバー本体部22,22Aの内面
23,23A 縁壁部
24,24A 縁壁部23,23Aの内周面
25 爪部
25a 対向面(離脱動規制部としての離脱動規制面)
25A 屈曲部(爪部)
25b 屈曲部(爪部)25Aの対向面
30 Oリング(弾性体)
31〜34 弾性体(防振材)

Claims (9)

  1. モータ及び圧縮機構を収容するハウジングの外壁と、前記外壁に外方へ向けて立設された周壁部と、前記周壁部の先端部分に形成された開口部を覆うインバータカバーとによってインバータを収容するインバータ収容部が構成される電動圧縮機において、前記インバータカバーを前記周壁部に取り付ける構造であって、
    前記インバータカバーは、前記開口部を塞ぐカバー本体部と、前記カバー本体部から立設され前記周壁部の外周面とクリアランスを有して重合する縁壁部と、を有し、
    前記周壁部の前記外周面と前記縁壁部の内周面との間に両者間をシールする弾性体を介装し、前記弾性体と前記外周面及び前記内周面との摩擦力によって前記周壁部に前記インバータカバーを係止させる
    ことを特徴とする、電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  2. 前記外周面及び前記内周面との少なくとも一方に、前記弾性体が嵌入する溝部が形成されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  3. 互いに当接することにより、前記インバータカバーが前記ハウジングから離脱する側へ移動する動きを規制する離脱動規制部が、前記インバータカバーと前記ハウジングとにそれぞれ形成され、
    前記インバータカバーが前記ハウジングに適正に配置されると、前記両離脱動規制部は互いに離隔して対向する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  4. 前記インバータカバーの前記離脱動規制部は、前記縁壁部から内周側に突設され前記カバー本体部の方向に向いた離脱動規制面を有する爪部であって、
    前記ハウジングの前記離脱動規制部は、前記外壁又は前記周壁部に前記爪部と対向するように形成された壁面である
    ことを特徴とする、請求項3記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  5. 前記爪部は前記インバータカバーの先端を内周側に屈曲することにより形成されている
    ことを特徴とする、請求項4記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  6. 前記両離脱動規制部の間には、弾性体が介装されている
    ことを特徴とする、請求項3〜5の何れか1項に記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  7. 前記インバータカバーは、前記ハウジングにおける前記モータ及び前記圧縮機構の軸心の方向の一端側に配置され、
    前記周壁部の横断面形状及び前記縁壁部の横断面形状は、何れも、前記ハウジングの外壁の前記軸心を中心とする円筒状部分に対応する円形状部分と、前記円筒状部分よりも前記軸心から離れるように外方に突出した非円形状部分とからなる非円形に形成され、
    前記両離脱動規制部は、前記非円形状部分に配置されている
    ことを特徴とする、請求項3〜6の何れか1項に記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  8. 前記インバータカバーと前記ハウジングとの間に、前記インバータカバーが前記ハウジングに接近して接触することを規制する弾性体が介装されている
    ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
  9. 前記周壁部の横断面形状及び前記縁壁部の横断面形状は、何れも非円形に形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載の電動圧縮機のインバータカバー取付構造。
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