JP2013166623A - 手差媒体供給機構および記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録部20を有する記録装置11に備えられ、手差しされた用紙P2が記録部20へ供給される手差供給路を有する手差給紙機構であって、記録装置11には、給紙カセット30に載置された用紙が記録部20へ搬送される用紙搬送路が設けられ、用紙搬送路は用紙が湾曲させられながら搬送される湾曲経路を有し、手差供給路は、反重力方向側から重力方向側に向かう方向であって、用紙P2の搬送方向と給紙カセット30に載置された用紙の搬送方向とが互いに鋭角をなす斜め方向から、湾曲経路に合流している。
【選択図】図5
Description
本発明の手差媒体供給機構において、前記第1のフラップ部材と前記第2のフラップ部材との間は、開閉可能に構成されている。
本発明の手差媒体供給機構において、挿入された前記手差媒体の先端が重力方向に移動することによって、前記第1のフラップ部材および前記第2フラップ部材のいずれか一方が前記手差媒体に押され、前記第1のフラップ部材と前記第2のフラップ部材との間が開く。
本発明の手差媒体供給機構において、前記駆動ローラーから送出した前記媒体を前記記録部に搬送する搬送ローラーを備え、前記駆動ローラーによる搬送と、前記搬送ローラーによる搬送とが同時に行われる長さを少なくとも有する短尺の用紙を搬送可能である。
この構成によれば、開閉蓋によって、手差媒体以外の異物が手差供給路に入らないように抑制することができる。また、手差供給路を覆うことによって外観を向上させることができる。
この構成によれば、手差媒体が媒体搬送路においてジャム状態となっても、そのような媒体搬送路自体が着脱部材の一部として記録装置から離脱されるので、ジャム状態となった手差媒体を容易に取り除いてジャム処理することができる。
搬送路35の搬送方向下流側には、駆動ローラー61と従動ローラー62とのローラー対を挟んで、搬送路36が設けられている。搬送路36は搬送路35の上方に形成され、駆動ローラー61の外周面形状に対応した湾曲形状の空間領域を有する湾曲経路となっている。搬送路36におけるこの湾曲形状(湾曲経路)内側の搬送路壁面は、駆動ローラー61とその用紙Pの幅方向両側に形成された不図示のフレーム部材とによって構成されている。また搬送路36における湾曲形状(湾曲経路)の外側側面となる搬送路壁面は、駆動ローラー61の外周面と対向するように配設されたフラップ部材53(第1のフラップ部材)の壁面(下面)およびフラップ部材54(第2のフラップ部材)の一部の壁面(下面)によって構成されている。なお、フラップ部材53は、その回転軸53aがフレーム部材52に回転自在に軸支され、搬送方向下流側の端部53bが回転軸53aを中心に揺動することによって変位可能な構成とされ、フラップ部材53とフラップ部材54との間が開閉可能に構成されている。あるいは、フラップ部材54が揺動することによって変位可能な構成とされてもよい。なお、図3に示すように、フラップ部材53とフラップ部材54との間は通常閉じた状態とされている。
最初に、給紙カセット30からの用紙P1の供給動作について図4を参照して説明し、その後、手差給紙機構40による用紙P2の供給動作について図5を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1〜図3を参照して既に説明した構成要素については同符号を付し、それらの説明は省略する。
(1)給紙カセット30に載置された用紙P1が搬送されるときに通常使用される用紙搬送路に対して用紙P2の自重を利用するとともに、用紙P2を斜めに差し込むことによって、用紙P2を手差供給路から通常の用紙搬送路へ円滑に差し込むことができる。従って、用紙P2を用紙P1と同様に、円滑に記録部20へ供給することができる。
(3)記録部20に用紙P2が供給されない場合は、手差供給路を閉じることによって用紙P1を搬送路36に沿って円滑に搬送することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
Claims (8)
- シート状の媒体に記録を行う記録部を有する記録装置に備えられ、手差しされた手差媒体が前記記録部へ供給される手差供給路を有する手差媒体供給機構であって、
前記記録装置には、載置部に載置された載置媒体が前記記録部へ搬送される媒体搬送路が設けられ、
前記媒体搬送路は前記載置媒体が湾曲させられながら搬送される湾曲経路を有し、
前記手差供給路は、反重力方向側から重力方向側に向かう方向であって、前記手差媒体の搬送方向と前記載置媒体の搬送方向とが互いに鋭角をなす斜め方向から、前記湾曲経路に合流していることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項1に記載の手差媒体供給機構において、
前記湾曲経路の外側側面は、載置媒体を送出する駆動ローラーの外周面と対向するように配設された少なくとも一方が変位可能な第1のフラップ部材および第2のフラップ部材で構成されていることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項2に記載の手差媒体供給機構において、
前記第1のフラップ部材と前記第2のフラップ部材との間は、開閉可能に構成されていることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項3に記載の手差媒体供給機構において、
挿入された前記手差媒体の先端が重力方向に移動することによって、前記第1のフラップ部材および前記第2のフラップ部材のいずれか一方が前記手差媒体に押され、前記第1のフラップ部材と前記第2のフラップ部材との間が開くことを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項2ないし4のいずれか一項に記載の手差媒体供給機構において、
前記駆動ローラーから送出した前記媒体を前記記録部に搬送する搬送ローラーを備え、
前記駆動ローラーによる搬送と、前記搬送ローラーによる搬送とが同時に行われる長さを少なくとも有する短尺の用紙を搬送可能であることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の手差媒体供給機構において、
前記手差供給路を搬送される前記手差媒体の搬送方向上流端には、前記手差供給路を開閉可能に覆う開閉蓋が設けられていることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の手差し媒体供給機構において、
前記媒体搬送路は、前記記録装置に対して着脱可能な着脱部材に形成されていることを特徴とする手差媒体供給機構。 - 媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体が積層状態で載置可能な載置部と、
前記媒体が前記載置部から前記記録部へ搬送される媒体搬送路と、
請求項1ないし7のいずれか一項に記載の手差媒体供給機構と、
を備えることを特徴とする記録装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2012
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