JP2013165176A - 太陽光発電量推定システム、装置及び方法 - Google Patents

太陽光発電量推定システム、装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】雲の影を予測して太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定システム、装置及び方法を提供する。
【解決手段】所定区域に分散して配置され、受光量に応じた受光信号をそれぞれ出力する複数の受光装置1a、1b,1c,1d,1eと、複数の受光装置1a、1b,1c,1d,1eに通信ネットワークを介して接続される推定装置とを備え、推定装置は、複数の受光装置1a、1b,1c,1d,1eのうちの所定の複数の受光装置から複数回取得する受光信号に基づいて地上に投影された雲の影を予測し、予測された雲の影に基づいて所定区域に配置されている太陽光発電装置による発電量を推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定システム、装置及び方法に関する。
近年、一般家庭に太陽光発電装置(以下「PV(Photovoltaic)装置」という)が設置されつつある。PV装置の発電量は、日射量の変化の影響を受ける。すなわち、PV装置の発電量は、その設置地点の上空が雲に覆われている場合は小さく、その設置地点の上空に雲が存在しない場合は大きい。したがって、PV装置の発電量を予測する方法の一つは、雲の分布及び移動方向を予測することである。
特許文献1には、太陽光パネルが設置されている地点に全天を画像として撮像する360度全方位カメラを設置し、その全天の画像から雲の分布と雲の動きとを検出することにより、所定の未来の時点での雲の分布を予測することが記載されている。
特許文献2には、天気予報などの天候予測により風や雲の動き及び気温などを予想し、それを元に発電量を予測することが記載されている。
特開2007−184354号公報 特開2010−57262号公報
しかしながら、特許文献1は、太陽光パネルの設置点毎に全方位カメラを設置しなければならないため、実現するためのコストが高い。特許文献2は、所定の地点における短時間の日射量の変化を予測することは難しい。
本発明の目的は、雲の影を予測して太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定システム、装置及び方法を提供することにある。
本発明の一つの実施態様に従う太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定システムは、所定区域に分散して配置され、受光量に応じた受光信号をそれぞれ出力する複数の受光装置と、複数の受光装置に通信ネットワークを介して接続される推定装置とを備える。推定装置は、複数の受光装置のうちの所定の複数の受光装置から複数回取得する受光信号に基づいて地上に投影された雲の影を予測し、予測された雲の影に基づいて所定区域に配置されている太陽光発電装置による発電量を推定する。
図1は、雲の境界を推定する方法を説明するための模式図である。 図2は、太陽光発電量推定システム10の構成を示す模式図である。 図3は、発電量推定装置18が備える機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、計測情報DB26に構成されるデータテーブルの一例である。 図5は、地点情報DB25に構成されるデータテーブルの一例である。 図6は、発電量特性情報DBに構成されるデータテーブルの一例である。 図7は、或る地点のPV装置11における発電量の時間的推移を示すグラフである。 図8は、計測地点における風速及び風向を示す模式図である。 図9は、現在時刻における減少地点と増加地点を示す模式図である。 図10は、第2の制約条件を説明するための模式図である。 図11は、第3の制約条件を説明するための模式図である。 図12は、第3の制約条件に反する境界線を修正する方法を説明するための模式図である。 図13は、或る地点が閉曲線の内部に位置するか否かの判定方法を説明するための模式図である。 図14は、発電量推定装置18が予測発電量を推定する処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、変化点閾値を2つ設定した場合に係る発電量の時間的推移を示すグラフである。 図16は、予測時刻における境界地点及び閉曲線の変形例を示す模式図である。
本発明は、各地点に設置されている受光装置が出力した受光量に応じて変化する受光信号に基づいて、推定装置が雲の境界を推定することを特徴とする。雲の境界とは、雲が地上に形成する影の境界のことである。言い換えると、雲の境界とは、雲を地上に投影した場合に雲の影となる領域と影とならない領域との境界のことである。以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。
図1は、雲の境界を推定する方法を説明するための模式図である。図1において、所定の区域Rには、複数の受光装置1が分散して設置されている。
受光装置1は、太陽光の受光量に応じて変化する値である受光値を出力する。受光装置1は、例えば、PV装置11又は日照計等である。受光信号は、例えば、受光装置1がPV装置の場合は発電量であったり、受光装置1が日照計の場合は日射量であったりする。
推定装置は、所定の区域Rに設置されている複数の受光装置1のうちの全部又は一部である所定の複数の受光装置1の各々から受光信号を複数回取り込んで分析する。そして、推定装置は、所定の変化を有する受光信号を測定した受光装置1の設置地点と、その所定の変化が生じた時間を特定する。所定の変化とは、例えば、受光信号が所定時間に所定以上増加又は減少しているような変化である。若しくは、所定の変化とは、例えば、受光信号が所定時間に所定の増加傾向又は減少傾向を有するような変化である。これにより、推定装置は、雲が地上に形成する影の境界(以下、雲の境界とも呼ぶ)が、その所定の変化が生じた時間に、その所定の変化を測定した受光装置1の設置地点を通過したと推定できる。この設置地点を通過した雲の境界の一部を雲の境界点と言う。よって、推定装置は、雲の境界が各受光装置1の設置地点と、その設置地点を通過した時間を用いて、或る時点における雲の境界点を推定することができる。このとき、推定装置は、風向及び風速に関する情報を用いることで、雲の境界点が、その設置地点を通過した時間から或る時点までに、どの方向にどのくらい移動するかを推定することができる。推定装置は、例えば、発電量推定装置18である。
例えば、図1において、受光装置1a、1b、1c、1d、1eが所定の変化を測定した時間をそれぞれT1、T2、T3、T4、T5とする。このとき、推定装置は、雲の境界が、受光装置1aの地点を時間T1に通過したと推定する。そして、推定装置は、その受光装置1aの地点を時間T1に通過した雲の境界点が、或る時点Tに地点2aに移動していると推定する。推定装置は、他の受光装置1b〜1eについても同様に、その地点をT2〜T5に通過した雲の境界点が、或る時点Tに地点2b〜2eに移動していると推定する。これにより、推定装置は、或る時点Tにおける雲の境界点2a〜2eを特定し、この雲の境界点2a〜2eを線で結ぶことにより境界線L1を推定することができる。なお、雲の境界点の移動先の方向及び速度(図1のベクトル3a〜3e)は、例えば、その地点における風向及び風速に関する情報を用いて推定する。
図2は、太陽光発電量推定システム10の構成を示す模式図である。太陽光発電量推定システム10は、太陽光発電装置(以下「PV装置」という)11a、11b、11cと、電力センサ12a、12cと、発電量推定装置18と、通信ネットワーク13と、を有する。電力センサ12と、発電量推定装置18とは、通信ネットワーク13を介して接続されている。PV装置11a、11b、11cをPV装置11と言うことがある。電力センサ12a、12cを電力センサ12と言うことがある。
通信ネットワーク13は、双方向にデータを伝送可能なネットワークである。通信ネットワーク13は、例えば、有線ネットワーク若しくは無線ネットワーク、又はそれらの組み合わせで構成される。通信ネットワーク13は、いわゆるインターネットであっても良いし、専用線のネットワークであっても良い。
PV装置11は、パネルに太陽光を受光することで、日射強度に応じた量の発電を行う。PV装置11は、発電した電力を、配電線路を通じて系統に供給する。
電力センサ12は、PV装置11にて発電された発電量を、一定時間ごと(例えば、1秒ごと)に計測する。そして、電力センサ12は、その計測した発電量の情報(以下「計測情報」という)115(図4参照)を、通信ネットワーク13を介して、発電量推定装置18に送信する。電力センサ12は、柱上変圧器又は開閉器等の内部に設置され得る。
発電量推定装置18は、電力センサ12から送信された計測情報115を受信及び保持する。そして、発電量推定装置18は、所定の時刻において、所定の地域内に設置されている各PV装置11の発電量の合計を予測する。このとき、発電量推定装置18は、電力センサ12が設置されていないPV装置11(例えば、図2のPV装置11bなど)については、後述する方法により、所定の時刻における発電量を推定する。この発電量推定装置18の詳細については、後述する。以下、発電量推定装置18のハードウェア構成の一例を示す。
発電量推定装置18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)901と、メモリ(Random Access Memory)902と、通信デバイス903と、入力デバイス904と、表示デバイス905と、記憶デバイス906とを有する。これら要素901〜906は、双方向にデータ伝送が可能なバス910で接続されている。
CPU901は、コンピュータプログラム(以下「プログラム」という)に記載された内容を実行することにより、後述する各種機能を実現する。各種機能の詳細については後述する。
メモリ902は、CPU901におけるプログラムの実行に必要なデータを一時的に保持する。メモリ902は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成される。
通信デバイス903は、通信ネットワーク13を介したデータの送受信を制御する。通信デバイス903は、例えば、電力センサ12から通信ネットワーク13を介して、計測情報115を取得する。
表示デバイス905は、ユーザに各種情報を提示し得る、いわゆるマンマシンインターフェースデバイスである。表示デバイス905は、例えば、ディスプレイ、又はスピーカ等で構成される。表示デバイス905に表示される各種情報については後述する。
入力デバイス904は、ユーザからの入力を受け付け得る、いわゆるヒューマンインタフェースデバイスである。入力デバイス904は、例えば、キーボード、マウス、又はボタン等で構成される。ユーザは、入力デバイス904を介して、各種パラメータを設定及び変更したり、各種機能の実行を指示したりできる。また、ユーザは、入力デバイス904を介して、所定のデータを表示デバイス905に表示させたりできる。
記憶デバイス906は、各種プログラム及びデータを保持する。記憶デバイス906は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ902等で構成される。記憶デバイス906は、例えば、後述する各種機能を実現し得るプログラム及びデータ等を保持する。記憶デバイス906に記憶されているプログラム及びデータは、必要に応じてCPU901に読み出されて実行される。
図3は、発電量推定装置18が備える機能構成の一例を示すブロック図である。発電量推定装置18は、計測情報取得部20と、境界地点推定部21と、雲形状形成部22と、発電量予測部23と、表示部24とを有する。更に、発電量推定装置18は、計測情報DB26と、地点情報DB25と、制約条件DB30と、雲形状特性情報DB31と、発電特性情報DB27と、境界線DB28と、予測発電量DB29とを有する。これら機能20〜24は、CPU901によって対応するプログラムが実行されることにより実現される。これらDB25〜31は、例えば、記憶デバイス906に構成される。
計測情報取得部20は、電力センサ12から計測情報115を受信して、それを計測情報DB26に登録する。
図4は、計測情報DB26に構成されるデータテーブルの一例である。計測情報DB26は、1以上の計測情報115a、115b、・・・を保持及び管理する。計測情報115a、115b、・・・を計測情報115と言うことがある。計測情報115は、データ項目として例えば、地点ID101と、各時刻において計測された発電量111a、111b、・・・とを有する。各時刻の発電量111a、111b、・・・を発電量111と言うことがある。
地点ID101は、PV装置11が設置されている地点を一意に識別するための値である。この地点ID101は、PV装置11の識別情報であっても良いし、地点の識別情報(例えば、その地点の住所又は名称等)であっても良い。各発電量111は、地点ID101によって識別されるPV装置11が、各時刻において発電した量である。
図4に示す計測情報115aは、「地点A」に設置されているPV装置11の「11:00」における発電量111が「600」であり、「11:01」における発電量が「610」であることを示す。
なお、各時刻における発電量111については、古いデータから適宜削除するようにしても良い。以下、図3の説明に戻る。
境界地点推定部21は、所定の地域の所定の時刻における雲の境界地点(雲の端点)を抽出する。雲の境界とは、上述の通り、雲を地上に投影した場合に雲の影となる領域と影とならない領域との境界のことである。境界地点推定部21は、各地点のPV装置11の発電量の変化に基づいて、その雲の境界地点を抽出する。以下、その方法について説明する。
図5は、地点情報DB25に構成されるデータテーブルの一例である。地点情報DB25は、1以上の地点情報105を保持及び管理する。地点情報105は、データ項目として例えば、地点ID101と、地点座標102と、計測フラグ103とを有する。
地点ID101については、上述の通りである。地点座標102は、地点ID101が示す地点の座標を示す値である。地点座標102は、例えば経度及び緯度で表現される。計測フラグ103は、地点ID101に対応するPV装置11の発電量を計測できたか否かを示すフラグである。図5では、計測できた場合を「○」、計測できなかった(非計測の)場合を「×」と表記している。電力センサ12を備えていないPV装置11の計測フラグ103は、常に「非計測」となる。また、電力センサ12を備えているPV装置11であっても、(例えば、通信ネットワーク13の障害等によって)計測情報115が取得できない場合、そのPV装置11の計測フラグ103は「非計測」となる。
例えば、図5に示す地点情報値105aは、地点ID101が「地点A」の地点座標102は「経度36.5,緯度140.5」であり、その地点のPV装置11の発電量は計測できたことを示す。また、地点ID101が「地点O」の地点座標102は「経度36.0,緯度140.0」であり、その地点ID101に対応するPV装置11の発電量は計測できなかったことを示す。
図6は、発電量特性情報DBに構成されるデータテーブルの一例である。発電量特性情報125は、データ項目として例えば、地点ID101と、定格発電量121と、季節別発電量122a〜122dとを有する。季節別発電量122a〜122dを季節別発電量122と言うことがある。
地点ID101については、上述の通りである。定格発電量121は、地点ID101が示すPV装置11の定格発電量である。季節別発電量122は、各季節の晴天時における各時刻の平均的な(一般的な)発電量である。この季節別発電量122は、後述する発電量の変化点閾値を設定する際に必要となる。なぜなら、同じ時間であっても、季節が異なれば晴天時の発電量は異なり得るので、季節毎に発電量の変化点閾値を調整する必要があるためである。
例えば、図6に示す発電量特性情報125aは、地点ID値が「地点A」のPV装置11の定格発電量は「3.5」であり、春の晴天時の12時における平均発電量122は「2.8」であることを示す。
次に、上述の計測情報115及び地点情報105を用いて、境界地点推定部21が、雲の境界地点を抽出する方法について説明する。
図7は、或る地点のPV装置11における発電量の時間的推移を示すグラフである。グラフ200において、横軸は現在時刻を「Tn=0」とした場合の時刻t、縦軸は発電量Pを示す。このグラフ200は、現在時刻Tnよりも過去の時刻Td(Td<Tn)において発電量Pが大きく減少している。そして、その減少した発電量Pが時刻Tdよりも未来の時刻Tu(Td<Tu<Tn)まで続き、時刻Tuにおいて発電量Pが大きく増加している。このことから、このグラフ200が示すPV装置11の地点は、時刻Tdから時刻Tuまでの間、雲に覆われていたと推定できる。以下、この発電量Pが所定以上変化した時刻を検出する処理について説明する。
まず、境界地点推定部21は、或る地点が雲に覆われているか否かを判定するための発電量の閾値である変化点閾値P1を設定する。境界地点推定部21は、その或る地点において下記式1及び式2を共に満たす増加時刻Tuを抽出する。
P1−ε≦P(Tu)≦P1+ε …(式1)
P(Tui−1)<P(Tu)<P(Tui+1) …(式2)
ここで、「i」は計測の順番を示す正の整数である。すなわち、「i−1」は「i」の計測時刻の1つ前の計測時刻を示し、「i+1」は「i」の計測時刻の1つ後の計測時刻を示す。「ε」は変化点閾値P1の近傍の範囲を定義する所定値である。
つまり、境界地点推定部21は、式1及び式2によって、変化点閾値P1とほぼ同じ発電量であって、且つ、発電量が時間経過と共に増加している増加時刻Tuのみを抽出する。
同様に、境界地点推定部21は、その或る地点において下記式3及び式4を共に満たす減少時刻Tdを抽出する。
P1−ε≦P(Td)≦P1+ε …(式3)
P(Tdi−1)>P(Td)>P(Tdi+1) …(式4)
つまり、境界地点推定部21は、式3及び式4によって、変化点閾値P1とほぼ同じ発電量であって、且つ、発電量が時間経過と共に減少している減少時刻Tdのみを抽出する。
上記式1及び式3の変化点閾値P1は、地点毎に異なる閾値であっても良い。上記式1の変化点閾値P1と上記式3の変化点閾値P1とは異なる閾値であっても良い。変化点閾値P1は、発電特性情報DB27に格納されている各地点におけるPV装置11の発電量特性情報125を用いて設定されても良い。例えば、境界地点推定部21は、変化点閾値P1を、定格発電量121のα倍(0<α<1)と設定しても良い、或いは、境界地点推定部21は、変化点閾値P1を、発電量を予測する時刻における晴天時の平均的な発電量122のα倍(0<α<1)と設定しても良い。
境界地点推定部21は、発電量の時間的変化を示すグラフにいわゆるローパスフィルタを適用した後に上記増加時刻Tu及び減少時刻Tdを抽出しても良い。若しくは、境界地点推定部21は、計測発電量111の移動平均を算出し、その移動平均値に対して上記増加時刻Tu及び減少時刻Tdを抽出しても良い。なぜなら、境界地点推定部21が、短時間の急激な発電量の増減に対する増加時刻Tu又は減少時刻Tdを抽出しないようにするためである。
境界地点推定部21は、上記処理を各地点について実行し、各地点の増加時刻Tu及び減少時刻Tdを抽出する。境界地点推定部21は、この増加時刻Tu及び減少時刻Tdに基づいて、所定の時刻における雲の境界地点を推定する。以下、その方法について説明する。
図8は、計測地点における風速及び風向を示す模式図である。図8に示す各地点を通る点線の矢印50a〜50cは、各計測地点における風向を示す。雲の境界地点は、一般的に風向に沿って、風速に比例した速度で移動すると考えられる。そこで、境界地点推定部21は、風向及び風速に基づいて、計測地点において増加時刻Tu(又は減少時刻Td)に抽出された雲の境界地点が、その増加時刻Tu(又は減少時刻Td)よりも所定の時間後の時刻である予測時刻において、どの地点に移動するかを推定する。予測時刻は、例えば、現在時刻又は現在時刻以降の所定の時刻であって良い。
地点Aにおける減少時刻をTd、増加時刻をTuとする。境界地点推定部21は、地点Aにおける減少時刻Tdから予測時刻までの風速が「V」、風向が「北西から南東の方向」であるという情報を、所定の情報源から取得する。境界地点推定部21は、減少時刻Tdに地点Aを通過した雲の境界地点(以下「減少境界地点」という)は、予測時刻に地点Aから「北西から南東の方向」へ「V×Td」の地点Adに移動していると推定する。同様に、境界地点推定部21は、増加時刻Tuに地点Aを通過した雲の境界地点(以下「増加境界地点」という)は、予測時刻に地点Aから「北西から南東の方向」へ「V×Tu」の地点Auに移動していると推定する。
境界地点推定部21は、地点B及び地点Cについても同様の処理により、予測時刻における減少境界地点Bd及びCdと、増加境界地点Bu及びCuを推定する。
風向及び風速は、例えば、気象庁等が発表した情報を利用する。若しくは、計測地点の近傍に風力発電所又は風力計が設置されている場合は、その風力発電所又は風力計によって計測された風向及び風速情報を利用しても良い。以下、図3の説明に戻る。
雲形状形成部22は、境界地点推定部21によって推定された現在時刻又は未来の或る時刻における減少地点及び増加地点を基に、その時刻における雲の形状を推定する。すなわち、雲形状形成部22は、雲の形状(すなわち輪郭)を模式化した(閉曲線形状の)境界線を形成する。以下、その境界線を形成する方法について説明する。
図9は、現在時刻における減少地点と増加地点を示す模式図である。現在時刻TNにおける減少地点Ad、Bd、Cd及び増加地点Au、Bu、Cuは、上記の通り、境界地点推定部21によって推定される。そして、雲形状形成部22は、これら減少地点及び増加地点に基づき、閉曲線形状の境界線を形成する。以下、その境界線を形成する方法について説明する。
雲形状形成部22は、或る境界地点の近傍に位置する他の境界地点を探索する。そして、雲形状形成部22は、或る境界地点と、その境界地点と距離が一番近い他の境界地点とを結び境界線の一部(以下「線分」という)を形成する。同じく、雲形状形成部22は、或る境界地点と、その境界地点と距離が二番目に近い他の境界地点とを結び線分を形成する。このとき、雲形状形成部22は、減少境界線同士又は増加境界線同士を結ぶ。
例えば、図9の地点Buは、一番近い地点Auと結ばれ、線分Bu−Au(線分230)を形成する。同じく、地点Buは、二番目に近い地点Cuと結ばれ、線分Bu−Cuを形成する。図9では境界線を直線で示しているが、適当な曲線であっても良い。
上記の処理を各境界地点において実行することにより、雲形状形成部22は、各減少地点を結ぶ減少境界線と、各増加地点を結ぶ増加境界線を形成できる。
ただし、雲形状形成部22は、所定の制約条件に基づいて境界線を形成する。以下、その制約条件について説明する。
第1の制約条件は、線分が、各計測地点から風向の方向に延長した直線(例えば、図9の直線mA、直線mB、直線mC等。以下「風向直線」という)と交差しない位置関係にあることである(ただし、境界地点上の風向直線は対象外)。
雲形状形成部22が、地点Auからの線分を形成する場合を例に説明する。雲形状形成部22は、地点Auに一番近い地点Buと線分Au−Buを形成する。この線分Au−Buは、第1の制約条件に反しない。しかし、雲形状形成部22が、地点Auに二番目に近い地点Cuと線分Au−Cuを形成すると、この線分Au−Cuは風向直線mBと交差するため第1の制約条件に反する。したがって、雲形状形成部22は、線分Au−Cuは不適切と判断する。この場合、雲形状形成部22は、同じ風向直線上に存在する増加地点と減少地点とを結ぶ線分の形成を試みる。例えば、雲形状形成部22は、増加地点Auと、同じ風向直線mA上に存在する減少地点Adとを結ぶ線分Au−Adの形成を試みる。
第2の制約条件は、境界地点同士を結ぶ線分を形成する際、線分同士が重複又は交差しないことである。以下、この第2の制約条件について更に説明する。
図10は、第2の制約条件を説明するための模式図である。図10において、地点Du、Eu、Fu、Gu,Huは全て増加地点である。そして、増加地点Euに近い他の増加地点は、増加地点FuとGuである。増加地点Guに近い他の増加地点は、増加地点EuとFuである。仮に、増加地点Euが線分Eu−Fuと線分Eu−Guを形成し、増加地点Guが線分Gu−Euと線分Gu−Fuを形成したとする。この場合、線分Eu−Gu(線分301)が重複するので、第2の制約条件に反する。この場合、雲形状形成部22は、線分が重複しないように線分の再形成を試みる。例えば、雲形状形成部22は、重複する線分の形成を禁止して、線分の再形成を試みる。
なお、第2の制約条件を、上記の条件に代えて(又は上記の条件に加えて)、増加地点のみ又は減少地点のみを連結した境界線の集合により閉曲線が生じないこととしても良い。この条件において閉曲線が生じた場合、雲形状形成部22は、増加地点のみ又は減少地点のみで形成される1本の境界線となるように、閉曲線を構成する線分の何れかを削除する。例えば、図10の場合、線分Eu−Gu(線分301)を削除することにより、増加地点のみで形成される1本の境界線Du−Eu−Fu−Gu−Huを形成できる。
第3の制約条件は、増加地点間又は減少地点間の線分が所定の長さ(距離)より短いこと、及び或る線分と他の線分との間隔が所定の長さ(距離)より長いことである。なぜなら、第3の制約条件に反している場合、その線分から構成される境界線は雲の形状を適切に模式化していない可能性が高いためである。以下、この第3の制約条件について更に説明する。
図11は、第3の制約条件を説明するための模式図である。図11において、線分Cd−Ddの長さLpが、所定の長さLAよりも長い(Lp>LA)とする。この場合、雲形状形成部22は、第3の制約条件に反する線分Cd−Ddは、雲の形状の模式には不適切と判断する。また、図11において、線分Cu−Duと線分Cd−Ddとの間隔Lwが、所定の間隔LBよりも短い(Lw<LB)とする。この場合、雲形状形成部22は、第3の制約条件に反する線分Cu−Du及び/又は線分Cd−Ddは、雲の形状の模式には不適切と判断する。このように不適切と判断した場合、雲形状形成部22は、例えば、以下の処理を行う。
図12は、第3の制約条件に反する境界線を修正する方法を説明するための模式図である。雲形状形成部22は、線分Cu−Du及び線分Cd−Ddを不適切と判断したので、上記第3の制約条件に適合する他の線分の形成を試みる。例えば、雲形状形成部22は、増加地点Cuと減少地点Cdとを結ぶ線分Cu−Cd(線分302a)を形成する。同じく、雲形状形成部22は、増加地点Duと減少地点Ddとを結ぶ線分Du−Dd(線分302b)を形成する。すなわち、第3の制約条件は、1つの雲のモデルを2つの雲のモデルに分割するポイントを発見するための判断基準とも言える。
第4の制約条件は、増加境界線と減少境界線とそれらを結ぶ線分から形成される閉曲線が、一般的な雲形状と所定以上の相似性を有することである。すなわち、形成した雲形状のモデルが、一般的な雲形状のモデルと所定以上の相似性を有するか否かを判定する。
例えば、一般的な雲形状のモデルを予め雲形状特性情報DB31に保持させておく。そして、雲形状形成部22は、形成した閉曲線と、雲形状特性情報DB31に保持されている各雲形状のモデルとの相似性を算出する。ここで、いずれの雲形状モデルとも所定以上の相似性を有さない場合(すなわち、類似する雲形状モデルが1つも存在しない場合)、雲形状形成部22は、その形成した閉曲線は雲の形状を適切に模式していないと判断する。なぜなら、一般的な雲の形状から極端にかけ離れた雲が形成される可能性は低いからである。
第5の制約条件は、所定の時刻に対して形成した閉曲線が、それより少し前の所定の時刻に対して形成した閉曲線と、所定以上の相似性を有することである。例えば、雲形状形成部22は、所定の各時刻に対して形成した閉曲線を境界線DB28に保持させておく。そして、雲形状形成部22は、形成した閉曲線と、境界線DB28に保持されている所定の時間前の閉曲線との相似性を算出する。ここで、所定以上の相似性を有さない場合、雲形状形成部22は、その形成した閉曲線は雲の形状を適切に模式していないと判断する。なぜなら、短い時間で雲の形状が極端に変形する可能性は低いからである。
第6の制約条件は、所定の時刻に対して形成した閉曲線に囲まれた領域の面積と、それより少し前の所定の時刻に対して形成した閉曲線に囲まれた面積と、の差分が所定値以下であることである。例えば、雲形状形成部22は、所定の各時刻に対して形成した閉曲線を境界線DB28に保持させておく。そして、雲形状形成部22は、形成した閉曲線の面積と、境界線DB28に保持されている所定の時間前の閉曲線の面積と、の差分を算出する。ここで、差分が所定の閾値以上の場合、雲形状形成部22は、その形成した閉曲線は雲の形状を適切に模式していないと判断する。なぜなら、短い時間で雲の面積が極端に変化する可能性は低いからである。
上記の第1〜第6の制約条件は、1つだけ適用しても良いし、何れかを組み合わせて適用しても良いし、全てを適用しても良い。
例えば、第1の制約条件と第2の制約条件とを組み合わせて適用しても良い。これにより、雲形状形成部22は、雲の境界線を示す閉曲線を形成することができる。例えば、第1の制約条件と第2の制約条件に、更に第3の制約条件を組み合わせて適用しても良い。これにより、雲形状形成部22は、より精度の高い雲の境界線を示す閉曲線を形成することができる。例えば、雲形状形成部22は、第1の制約条件と第2の制約条件と第3の制約条件に、更に第4の制約条件、第5の制約条件、及び/又は第6の制約条件を組み合わせて適用しても良い。これにより、雲形状形成部22は、更に精度の高い雲の境界線を示す閉曲線を形成することができる。
また、上述の各制約条件は、地域毎に異なって設定されても良い。また、上述の各制約条件に所定の重み付けを設定しておき、雲の境界線を示す閉曲線がどのくらい各制約条件を満たしているのかに基づいて、その閉曲線の精度を算出するようにしても良い。
以上の制約条件に基づき、雲形状形成部22は、1以上の閉曲線を形成する。すなわち、形成した各閉曲線は、現在時刻又は未来の或る時刻における雲の形状及びその雲が存在する地点を模式したものと見なすことができる。図3の説明に戻る。
発電量予測部23は、雲形状形成部22により形成された閉曲線(すなわち、雲の地点及び形状を模式したもの)に基づき、非計測のPV装置11の発電量を推定する。以下、発電量予測部23における処理を更に説明する。
図13は、或る地点が閉曲線の内部に位置するか否かの判定方法を説明するための模式図である。発電量予測部23は、非計測であるPV装置11の地点Oが閉曲線310の内部に位置するか否かを判定する。この判定には、例えば、以下の(式5)を用いる。ここで、Mは閉曲線を形成する境界点の数である。そして、nM+1=nとする。
Figure 2013165176
閉曲線310を(式5)に当てはめると、角n+角n+・・・+角n=2πなので、地点Oは閉曲線310の内部に位置すると判定できる。また、角n+角n+・・・+角n=0なので、地点Oは閉曲線310の外部に位置すると判定できる。
上記の処理を、各非計測のPV装置11の地点について判定する。そして、何れかの閉曲線の内部に位置する地点を内部点、何れの閉曲線の内部にも位置しない地点を外部点とする。
次に、閉曲線の内部点及び外部点の発電量を推測する方法について説明する。内部点は、雲に覆われている可能性が高いため、日射量が小さいと推定できる。外部点は、雲に覆われている可能性が低いため、日射量が大きいと推定できる。したがって、内部点における発電量は、境界地点推定部21において用いた変化点閾値P1よりも小さいと推定できる。外部点における発電量は、変化点閾値P1よりも大きいと推定できる。そこで、例えば、内部点の発電量をP1×M(Mは0<M<1の所定の係数)と推定する。外部点の発電量をP1×N(NはN>1の所定の係数)と推定する。若しくは、内部点の発電量を、その内部点と同じ閉曲線に囲まれている計測可能なPV装置11の発電量に基づいて推定しても良い。また、外部点の発電量を、何れの閉曲線にも囲まれていない計測可能なPV装置11の発電量に基づいて推定しても良い。
以上の処理により、非計測なPV装置11の地点の未来の或る時刻の発電量を推定することができる。
次に、各地域におけるPV装置11の総発電量を推定する方法について説明する。第1の推測方法は、地点情報DB25から所定の地域内に設置されている全てのPV装置11の設置点を抽出し、非計測な地点については上述の方法によって発電量を推測する。これにより、その地域内の全PV装置11の総発電量を推測する。第2の推測方法は、発電特性情報DB27から所定の地域内における平均的な発電特性及びPV装置11の設置密度を抽出し、上記の方法によって発電量を推測する。以下、第2の推測方法を更に説明する。
PV装置11の設置密度をρとする。所定の時刻における平均的な発電量をPsとする。内部点における推定発電量をPs×Rlow(0≦Rlow≦1)とする。外部点における発電量推定値をPs×Rhigh(0≦Rhigh≦1かつRhigh≧Rlow)とする。或る地域内に存在する閉曲線φ、φ、・・・、φの内部面積をS、S、・・・、Sとし、その地域内の面積をSallとする。そして、以下の式6により、或る地域内における推測総発電量Pallを算出する。
Figure 2013165176
第1の推測方法は、比較的高い精度で総発電量を推測できる。一方、第2の推測方法は、第1の推測方法で推測した場合よりも精度が低い可能性があるものの、処理に必要となるデータ量が少ないので、処理負荷を低くすることができる。
以上の処理により、発電量予測部23は、非計測地点も含めた所定の地域における所定の時刻のPV装置11の総発電量(以下「予測総発電量」という)を推定することができる。この推定された総発電量は、PV装置11の発電を考慮して電力需給制御を行う場合に用いられる。図3の説明に戻る。
予測発電量DB29は、発電量予測部23によって推定された予測発電量を保持及び管理する。表示部24は、予測発電量DB29から、各PV装置11の所定の時刻における予測発電量を抽出して表示する。表示部24は、予測発電量DB29から、所定の地域の所定の時刻における予測総発電量を抽出して表示する。また、表示部24は、形成した閉曲線を地図と重畳して表示する。これにより、ユーザは、各地点における日射量の大小、即ちPV装置11の発電量の大小を視覚的に把握できる。更に、表示部24は、閉曲線の時間的推移を表示することにより、ユーザは、地域の日射量及び発電量の変動を視覚的に把握できる。
図14は、発電量推定装置18が予測発電量を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
計測情報取得部20は、各PV装置11の電力センサ12が計測した発電量を計測情報DB26に登録する(S101)。
境界地点推定部21は、発電特性情報DB27から各地点における発電特性を抽出し、それに基づいて所定の時刻における変化点閾値P1を設定する(S102)。
境界地点推定部21は、計測情報DB26から各計測地点における発電量を抽出し、上記の変化点閾値P1を用いて、増加時刻及び減少時刻を抽出する(S103)。
境界地点推定部21は、各計測地点における風速及び風向の情報を取得する(S104)。
境界地点推定部21は、増加時刻及び減少時刻と風速及び風向等の情報とに基づいて、現在時刻又は未来の或る時刻(以下「予測時刻」という)における増加境界地点及び減少境界地点の地点を推定する(S105)。
雲形状形成部22は、予測時刻における複数の増加境界地点及び減少境界地点と、各種制約条件等に基づいて、雲形状を模式する閉曲線を形成する(S106)。
発電量予測部23は、地点情報DB25から非計測地点を抽出し、非計測地点が閉曲線の内側であるか外側であるかを考慮して、各非計測地点の予測時刻における発電量を推定する(S107)。
発電量予測部23は、各地点において推定された発電量に基づいて、所定の地域における現在時刻又は未来の或る時刻の総発電量を推定し、予測発電量DB29に登録する(S108)。
以上の処理により、所定の地域における現在時刻又は未来の或る時刻の総発電量を推定することができる。この推定した総発電量は、例えば、電力系統の需給調整制御に利用することができる。
次に、閉曲線を形成する変形例として、変化点閾値を2つ設定した場合について説明する。
図15は、変化点閾値を2つ設定した場合に係る発電量の時間的推移を示すグラフである。図7に示したグラフ200では変化点閾値を1つしか設定していないのに対し、図15に示すグラフ400では変化点閾値を2つ設定している点が相違する。
グラフ400は地点Aに設置されたPV装置11の発電量の時間的推移を示す。グラフ400において、P1>P2とし、晴天時における発電量をPsとする。この場合、例えば、P1=Ps×α、P2=Ps×β(0<β<α<1)と定義できる。
境界地点推定部21は、上述の(式1)及び(式2)を用いて、P1に対応する増加時刻TuとP2に対応増加時刻Tuを抽出する。同様に、境界地点推定部21は、上述の(式3)及び(式4)を用いて、P1に対応する減少時刻PdとP2に対応する減少時刻Pdを抽出する。
境界地点推定部21は、風向及び風速の情報に基づいて、予測時刻における増加時刻Tu及びTuに対応する増加地点Au及びAuを推定する。同様に、境界地点推定部21は、予測時刻における減少時刻Td及びTdに対応する減少地点Ad及びAdを推定する。
図16は、予測時刻における境界地点及び閉曲線の変形例を示す模式図である。
雲形状形成部22は、同じ境界点閾値に対応する増加地点及び減少地点を結んで閉曲線を形成する。すなわち、変化点閾値を複数設定した場合、雲形状形成部22は、複数の閉曲線を形成する。ここで、雲形状形成部22は、互いの閉曲線同士が交わらない(重ならない)ように、閉曲線を形成する。図16の場合、雲形状形成部22は、変化点閾値P1に対応する境界線410と、境界点閾値P2に対応する境界線411を形成する。
発電量予測部23は、雲形状形成部22によって形成された複数の閉曲線を用いて、非計測地点における発電量を推定する。発電量予測部23は、1つの非計測地点が2つ以上の閉曲線に囲まれている場合は、最も内側の閉曲線に囲まれているとして発電量を推定する。この非計測地点における発電量の推定は、例えば、以下の方法で行う。
増加地点Au及び減少地点Adで形成される閉曲線Cの内側、且つ増加地点Auk+1及び減少地点Adk+1で形成される閉曲線Ck+1の外側の領域をDとする。なお閉曲線Ck+1は、閉曲線Cに包含されるとする。この領域Dにおける太陽光発電量をSと推定する。ここで、kは0からNの値を取る整数である。非計測地点が領域Dkに存在するか否かは、上記式5を用いて非計測地点が、閉曲線Cの内側に存在しており、且つ閉曲線Ck+1の外側に存在しているか否かによって判定される。また、Sは領域Dにおける太陽光発電量の代表値であり、P≧S≧Pk+1(P1>P2>・・・>Pnとする)を満たす数値を事前に設定する。
例えば、図16において、閉曲線Au−Bu・・・Bd−Ad(境界線410)の外側の領域をDとする。閉曲線Au−Bu・・・Bd−Ad(境界線410)の内側でかつ閉曲線Au−Bu・・・Bd−Ad(境界線411)の外側の領域をDとする。閉曲線Au−Bu・・・Bu−Au(境界線411)の内側の領域をDとする。そして、発電量予測部23は、非計測地点が領域D、D及びDのいずれに含まれるかを判定し、各領域に対応するS、S、Sに基づいて非計測地点の発電量を推定する。
以上の処理により、2以上の変化点閾値を設定して、非計測のPV装置11の発電量を推定することができる。変化点閾値を増やすことにより、より精細に雲の日射量に対する影響を考慮して発電量を推定することができる。よって、PV装置11の発電量の推定精度を高めることができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、所定の地域の予測時刻における雲形状推定モデルを、その地域の天気予報に利用しても良い。例えば、予測時刻における予測発電量を各家庭にフィードバックして、各家庭における電力制御に利用しても良い。
なお、上述の実施形態は、例えば、以下のように表現することもできる。
「データを記憶する記憶部と、
所定の地域における複数の計測地点の各々から、各々の時刻における日射量に応じて変化する計測値を取得し、時系列データとして前記記憶部に記憶するデータ取得部と、
所定の第1の時間帯において計測された前記計測値が所定の範囲内に含まれ、且つ前記計測値が前記第1の時間帯において所定の変化を有する前記時系列データを、前記記憶部から抽出するデータ抽出部と、
前記抽出した各々の時系列データについて、前記抽出した時系列データに対応する計測地点を第1の境界地点として特定する境界地点特定部と、
前記特定した各々の第1の境界地点について、環境に関する所定の情報である環境情報に基づいて、前記第1の時間帯から所定時間経過後の第2の時間帯における前記第1の境界地点の移動先地点を第2の境界地点と予測する境界地点予測部と、
前記予測した複数の第2の境界地点に基づいて閉曲線形状である第2の境界線を形成する境界線形成部と、
前記第2の境界線に基づき、前記所定の地域に設置されている太陽光発電装置の前記第2の時間帯における発電量を予測する発電量予測部と、
を備える発電量推定システム。」
10…太陽光発電量推定システム 11…太陽光発電装置 12…電力センサ 13…通信ネットワーク 18…発電量推定装置

Claims (11)

  1. 太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定システムであって、
    所定区域に分散して配置され、受光量に応じた受光信号をそれぞれ出力する複数の受光装置と、
    前記複数の受光装置に通信ネットワークを介して接続される推定装置とを備え、
    前記推定装置は、
    前記複数の受光装置のうちの所定の複数の受光装置から複数回取得する受光信号に基づいて地上に投影された雲の影を予測し、
    予測された雲の影に基づいて前記所定区域に配置されている太陽光発電装置による発電量を推定する、
    太陽光発電量推定システム。
  2. 前記受光装置のうちの少なくとも一部は、太陽光発電装置として構成されており、
    太陽光に応じた発電量を示す値を前記受光信号として前記推定装置に送信する、
    請求項1に記載の太陽光発電量推定システム。
  3. 前記推定装置は、前記複数の受光信号から、所定時間に所定の増加傾向又は減少傾向を有する所定の受光信号を特定し、前記所定の受光信号を出力した受光装置の設置地点に基づいて、前記雲の影が形成する境界である雲影境界を予測する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電量推定システム。
  4. 前記推定装置は、更に風向及び風速に関する情報を含む環境情報を用いて、或る時点における雲影境界を予測する
    ことを特徴とする請求項3に記載の太陽光発電量推定システム。
  5. 前記推定装置は、前記太陽光発電装置の設置地点と、前記或る時点における雲影境界と、の位置関係に基づいて、前記或る時点における前記太陽光発電装置の発電量を推定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の太陽光発電量推定システム。
  6. 前記推定装置は、前記太陽光発電装置の設置地点が、前記或る時点における雲影境界の影の領域に含まれるか否かを判定し、当該判定が肯定的な場合、前記或る時点における前記太陽光発電装置の発電量を所定値以下と推定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電量推定システム。
  7. 前記推定装置は、前記雲影境界の一部が前記所定の受光信号が特定された前記所定時間に、前記所定の受光信号を出力した受光装置の設置地点を通過したと推定し、その設置地点を通過した前記雲影境界の一部を雲影境界点とし、前記環境情報に含まれる風向及び風速に関する情報を用いて、前記雲影境界点の前記或る時点における移動先の地点を複数の受光装置について推定し、その推定した複数の前記雲影境界点の移動先の地点に基づいて前記或る時点における雲影境界を推定する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の太陽光発電量推定システム。
  8. 前記或る時点における雲影境界は、前記雲影境界点の移動先の地点同士を結んだ線であって、
    前記推定装置は、線がお互いに交差しないように前記雲影境界点の移動先の地点同士を結ぶ
    ことを特徴とする請求項7に記載の太陽光発電量推定システム。
  9. 前記推定装置は、更に所定の長さ以下の線で前記雲影境界点の移動先の地点同士を結ぶ
    ことを特徴とする請求項8に記載の太陽光発電量推定システム。
  10. 太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定装置であって、
    所定区域に分散して配置され、受光量に応じた受光信号をそれぞれ出力する複数の受光装置と、通信ネットワークを介して接続されており、
    前記複数の受光装置のうちの所定の複数の受光装置から複数回取得する受光信号に基づいて地上に投影された雲の影を予測し、
    予測された雲の影に基づいて前記所定区域に配置されている太陽光発電装置による発電量を推定する、
    太陽光発電量推定装置。
  11. 太陽光発電装置の発電量を推定する太陽光発電量推定方法であって、
    所定区域に分散して配置され、受光量に応じた受光信号をそれぞれ出力する複数の受光装置のうちの所定の複数の受光装置から、通信ネットワークを介して受信信号を複数回取得し、前記複数回取得した受光信号に基づいて地上に投影された雲の影を予測し、
    予測された雲の影に基づいて前記所定区域に配置されている太陽光発電装置による発電量を推定する、
    太陽光発電量推定方法。
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