JP2013164037A - 扇風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の風量選定手段による最大風量よりも、より強い風を風量選定手段とは異なる操作により容易に得ること。
【解決手段】風量切換スイッチ12(風量選定手段)の操作により風量を選定可能な扇風機において、風量切換スイッチ12(風量選定手段)とは別個に設けられたターボモード選択スイッチ14(ターボ運転指示手段)を有している。そして、ターボモード選択スイッチ14(ターボ運転指示手段)がONにされると(S1)、所定時間が経過するまで(S7)、風量切換スイッチ12(風量選定手段)で選択できる最大風量よりも多い風量を送風させるターボモード(ターボ運転)が行われる(S6、S9)。そのため、ターボモード選択スイッチ14(ターボ運転指示手段)をONにするだけの容易な操作でターボモードを選択できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、風量を複数段階に切り換え可能な扇風機に関する。
風量を複数段階に切り換え可能な扇風機としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この扇風機は、風量選定スイッチSW2を備えており、スイッチ操作により風量をソフト(小)、中、強の3段階に切り換えることができるものである。また、リズム風選択スイッチSW3を備えており、ソフト(小)、中、強それぞれの風量において、リズム風を選択できるようになっている。
特開平11−280692号公報
ところで、風呂上りや夏場の帰宅時等においては、スポット的に強い風にあたって爽快感を得たい場合がある。しかしながら、このような場合、特許文献1に記載された扇風機においては、風量選定スイッチにより選択可能な最大風量であっても、今一つ満足できるものでなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、通常の風量選定手段による最大風量よりも、より強い風を風量選定手段とは異なる操作により容易に得ることができる扇風機を提供することである。
本発明の扇風機は、風量選定手段により選定した風量で運転する扇風機において、前記風量選定手段とは異なる操作によりターボ運転を指示するターボ運転指示手段と、ターボ運転時には前記風量選定手段により選択可能な最大の風量より大きな風量で運転するターボ運転制御手段とを有するものである。
本発明によれば、風量選定手段とは異なる操作により容易に、通常の風量選定手段で選定できる最大風量よりも強い風を選択することができる。
本発明の実施形態に係る扇風機の斜視図であり、(a)は、前方から見た場合、(b)は、後方から見た場合を示す。 図1に示す扇風機の機能ブロック図である。 図1に示す本体操作部およびランプ表示部の拡大平面図である。 図1に示す扇風機のターボモードの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る扇風機1の斜視図であり、(a)は、前方から見た場合、(b)は、後方から見た場合を示す。
(扇風機1の構成)
図1に示すように、本発明の扇風機1は、モータ4(ファンモータと首振りモータを含む)と羽根を有する送風用のファン5とこのファン5を包囲するファンガード5aとを含む頭部2(可動部)と、支柱6と基台7とを含む支持部3とを有している。基台7には制御装置8が内蔵され、基台7の上面には本体操作部9及びランプ表示部10が形成されている。また、頭部2には、ファン5を回転駆動するファンモータと、ファン5やファンガード5aを上下方向に回動させる回動機構と頭部2を左右方向(他の方向であってもよい)に往復可動させる首振りモータとを備えるU字状の把持部4aを有している。なお、扇風機1には、リモコン9a(図2にのみ図示)が付属されている。また、制御装置8、本体操作部9、及びランプ表示部10等の設置箇所は上記箇所に限定されるものではない。
制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの複数のハードウェアから構成されている。ROMには、制御装置の動作を制御する制御プログラムなどが格納されている。そして、その制御プログラムが実行されることによって、図2の機能ブロック図に示すように、風量切換部112、リズムモード制御部113、ターボモード制御部114(ターボ運転制御手段)、首振りモード制御部115(首振り制御手段)、タイマー制御部116、センサーモード制御部117、記憶部121(記憶手段)、復帰部122(復帰手段)、及び禁止制御部123の機能を発揮させている。
(本体操作部9)
図3は、図1に示す本体操作部9およびランプ表示部10の拡大平面図である。図3に示すように、本体操作部9には、電源スイッチ11、風量切換スイッチ12(風量選定手段)、リズムモード選択スイッチ13、ターボモード選択スイッチ14(ターボ運転指示手段)、首振りモード選択スイッチ15、切/入タイマー選択スイッチ16、及びセンサーモード(省エネモード)選択スイッチ17が設けられている。
(風量切換スイッチ12)
風量切換スイッチ12は、風量を最小風量である風量1から最大風量である風量5まで5段階に切り換え可能なスイッチである。ユーザは、風量切換スイッチ12を操作することによって、風量切換部112に風量の切り換えを指示することができる。当該指示により、風量切換部112は、ファンモータをユーザが選択した風量に応じた回転数に制御して、ファン5の回転数を変更する。なお、風量の切り換え段数は、複数段階であれば5段階に限られず、つまみ,ダイヤルを操作するスイッチ等によりユーザが風量を自在に選択できるようにしてもよい。また、風量選定手段としては、強弱を選択する風量切換スイッチ12を示したが(図3参照)、これに限られるものではない。例えば、風量1〜風量5までの5つのスイッチが各々独立していてもよいし、前記したつまみ,ダイヤルを操作するスイッチとしてもよいし、さらには、他のスイッチと兼用するものとしてもよい。
(リズムモード選択スイッチ13)
リズムモード選択スイッチ13は、リズム風の有無を選択するスイッチである。ユーザは、リズムモード選択スイッチ13を操作(ON/OFF)することによって、リズムモード制御部113にリズム風の開始(ON)又は停止(OFF)を指示することができる。リズムモードとは、ファンの回転数を0〜選択した風量の回転数の間で段階的に変えて送風させるモードである。なお、リズムモード選択スイッチ13はなくてもよい。即ち、リズム風を選択できなくてもよい。
(首振りモード選択スイッチ15)
首振りモード選択スイッチ15は、首振り動作の有無を選択するスイッチである。ユーザは、首振りモード選択スイッチ15を操作(ON/OFF)することによって、首振りモード制御部115(首振り制御手段)に首振り動作の開始(ON)又は停止(OFF)を指示することができる。首振りモードとは、首振りモータを駆動して、頭部2(可動部)を左右方向(他の方向であってもよい,例えば上下方向,上下左右方向)に往復可動させるモードである。なお、首振りモード選択スイッチ15はなくてもよい。即ち、首振り動作を選択できなくてもよい。
(切/入タイマー選択スイッチ16)
切/入タイマー選択スイッチ16は、切/入タイマーを設定するスイッチである。ユーザは、切/入タイマー選択スイッチ16を操作することによって、タイマー制御部116に切/入タイマーを設定指示することができる。なお、切/入タイマー選択スイッチ16はなくてもよい。
(センサーモード選択スイッチ17)
センサーモード(省エネモード)選択スイッチ17は、センサーモードの有無を選択するスイッチである。ユーザは、センサーモード選択スイッチ17を操作(ON/OFF)することによって、センサーモード制御部117にセンサーモードの開始(ON)又は停止(OFF)を指示することができる。センサーモード(省エネモード)とは、頭部2(可動部)に設けられた赤外線センサ2aによって人体を検知できなくなってから一定時間経過後(例えば、5分)に休止状態(モータ4の駆動を停止)に移行し、人体を検知できた時点で再び休止状態から復帰してモータ4の駆動を開始させるモードである。赤外線センサ2aとしては、焦電型赤外線センサが好適に用いられる。赤外線センサ2aの設置箇所は、特に限定されないが、赤外線センサの視界が扇風機1によって妨げられない箇所で、且つ風の影響が少ない支柱6の根元(図1参照)に設置されている。なお、人体を検知するセンサとして、焦電型赤外線センサの赤外線センサ2aを示したが、赤外線センサに限らず、カメラセンサや、超音波、可視光などが適宜適応することができる。また、センサーモード選択スイッチ17や赤外線センサ2aはなくてもよい。
(ターボモード選択スイッチ14)
ターボ運転指示手段は、風量選定手段の操作ボタンとは別個の操作部として押しボタンを備えており、制御装置8はターボ運転時には風量選定手段により選択可能な最大の風量より大きな風量で運転するターボ運転制御手段を備えている。詳細には、
ターボモード選択スイッチ14(ターボ運転指示手段)は、ターボモード(ターボ運転)の有無を選択するスイッチであり、風量切換スイッチ12とは別個に設けられている。ユーザは、ターボモード選択スイッチ14を操作(ON/OFF)することによって、ターボモード制御部114(ターボ運転制御手段)にターボモードの開始(ON)又は停止(OFF)を指示することができる。ターボモード(ターボ運転)とは、所定時間の間(例えば、3分)、風量切換スイッチ12で選択できる最大風量(風量5)よりも多い風量を送風させるモードである。ターボモード選択スイッチ14がONにされると、ターボモード制御部114(ターボ運転制御手段)は、ファンモータの回転速度を増加させて、風量5におけるファン5の回転数よりもファン5の回転数を増加させ、風量5よりも多い風量を送風させる。そして、所定時間が経過、又は、所定時間経過前にターボモード選択スイッチ14がOFFにされると、ターボモード制御部114(ターボ運転制御手段)によるファンモータの制御は停止されターボモードが停止(終了)する。
ターボモード(ターボ運転)は、風量切換スイッチ12(風量選定手段)で選択できる最大風量(風量5)よりも多い風量を送風させるモードである。このようなより強い風を送風するターボ運転は、風呂上りや夏場の帰宅時等においてのスポット的な爽快感を得るため或いは、部屋の熱気・湿気・悪臭を瞬時に外へ排出したいときに使われるもので、所定時間の送風で要求を満足するものである。また、ターボ運転は、実施例のように時限運転とすることによって、ファンモータ4が定格限度となるようなところまで故障なく回転数を上げることが可能となり、その結果としてより強い風を安定的に得ることができる。
ターボ運転の時間は、3分としたが、ファンモータ4やファン5の仕様及び、要求する風量に応じて、適宜選択すればよい(例えば、0.5〜10分)。
また、ターボモード選択スイッチ14がONにされた際には、その際の風量(選定されている選定風量)を記憶部121(記憶手段)が記憶する。そして、所定時間経過後、又は、ターボモード選択スイッチ14がOFFにされた後に、復帰部122(復帰手段)が風量を記憶部121に記憶された風量に復帰させる。即ち、ターボモード終了後の風量は、ターボモード開始前(開始直前)の風量に戻る。なお、記憶部121による風量の記憶の仕方は特に限定されるものではない。例えば、記憶部121は、風量切換スイッチ12により風量が選択される度に、その風量を前回記憶した風量と読み替えて記憶するものであってもよい。また、ターボモード終了後の風量は、ターボモード開始前の風量と同じである必要はなく、各々の風量とすることができる。例えば、十分に爽快感が得られた後であることに鑑み、最小風量(風量1)を送風するようにしてもよい。また、電源を停止させてもよい。
首振り動作が行われている際に、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、首振り動作は停止される。即ち、首振りモード制御部115は、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、首振り動作を停止するよう制御する。その結果、ターボモード選択スイッチ14がONにされた際の位置で頭部2の往復可動が停止し、一方向に送風させることができるようになる。また、ターボモード中に、首振りモード選択スイッチ15がONにされても、禁止制御部123が、首振りモード制御115による制御が開始されないよう制御して、首振り動作は開始されない。但し、ターボモード選択スイッチ14がONにされても、首振り動作は停止されなくてもよく、また、ターボモード中に首振り動作が開始されてもよい。
上述したように、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、首振り動作は停止される。このように首振り動作が停止することで、首振り動作に必要な電気的エネルギーをターボ送風に使用することができる。ここでは、左右の首振りモータの駆動を停止させるものであるが、この左右の首振りモータを駆動する電気的エネルギーをターボ送風に使用することができ、ターボモード中はターボ送風に電気的エネルギーを最大限に使用できる。
また、リズム風やセンサーモードにおいても、リズム風やセンサーモードが選択されている際に、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、リズム風やセンサーモードは停止される(停止されなくてもよい)。また、ターボモード中に、リズムモード選択スイッチ13やセンサーモード選択スイッチ17がONにされても、リズム風やセンサーモードは開始されない(開始されてもよい)。具体的には、リズム風の場合を例にとって説明すると、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、リズムモード制御部113は、リズム風を停止するよう制御し、また、ターボモード中に、リズムモード選択スイッチ13がONにされると、禁止制御部123が、リズムモード制御部113による制御が開始されないよう制御する。なお、センサーモードでも同様であるのでその説明は割愛する。
また、ターボモード選択スイッチ14がONにされた際に、リズム風やセンサーモードがONであれば、ONであることを記憶部121(記憶手段)が記憶する。そして、所定時間経過後、又は、ターボモード選択スイッチ14がOFFにされた後、復帰部122(復帰手段)が記憶部121の記憶に基づいてONの状態に復帰させる。その結果、ターボモード終了後に、リズム風やセンサーモードの状態が自動的に元の状態に戻るので、ユーザが強風にあたって爽快感を得た後にリズム風やセンサーモードを元の状態に戻す面倒な作業をしなくて済む。
切/入タイマー選択スイッチ16により切/入タイマーが設定されている場合には、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、タイマー制御部116の制御により、当該タイマーの設定内容はリセットされる。したがって、ターボモード中に切タイマーの切時間に到達したとしても、切タイマーによりターボモードが強制的に終了させられることがない。なお、当該タイマーの設定内容はリセットされなくてもよく、また、ターボモード中に切タイマーの切時間に到達する場合には、ターボモード終了後にタイマーが切れるよう、タイマー制御部116による制御を遅らせてもよい。
(ランプ表示部10)
図3に示すように、ランプ表示部10には、風量切換の段数(5段階)に応じてランプ1〜ランプ5が形成されており、風量を各々表示するようになっている。例えば、風量が最小風量(風量1)の場合、ランプ1が点灯し、風量1から風量2に切り換わるとランプ1が消灯してランプ2が点灯する。また、ターボモード選択スイッチ14がONにされ、ターボモード中となる場合には、ランプ1→ランプ2→ランプ3→ランプ4→ランプ5→ランプ1の順にスクロール点灯する。なお、ランプの点灯のさせ方は、これに限られるものではない。例えば、ターボモードにおいては、スクロール順序は逆でもよく、ランプ1〜5全てを点灯させてもよく、ランプ1〜5各々が同時に又は異なるタイミングで点灯と消灯を繰り返すように点灯させてもよい。
(リモコン9a)
リモコン9aは、扇風機1に付属され、遠隔操作により制御装置8を操作指示するものである。リモコン9aに設けられたスイッチは、本体操作部9に設けられたスイッチと全て同じであり、かつ、同じ機能を有するものなので、その説明は割愛する。なお、リモコン9aはなくてもよい。
(首振り動作停止の変形例1)
本実施形態においては、首振りモード制御部115(首振り制御手段)は、ターボモード選択スイッチ14がONにされた際の位置で頭部2の往復可動を停止させたが、首振りモード制御部115首振り動作が行われている際に、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、首振り可動可能な範囲の中心位置で首振り動作を停止するよう制御することもできる。首振り可動可能な範囲とは、頭部2(可動部)が首振りできる最大範囲を意味し、当該範囲の中心位置とは、通常は、扇風機1の正面方向(図1(a)における送風方向)となる。
(首振り動作停止の変形例2)
また、頭部2(可動部)には、赤外線により人体を検知する赤外線センサが設けられており、首振りモード制御部115(首振り制御手段)は、首振り操作が行われている際に、ターボモード選択スイッチ14がONにされると、赤外線センサにて人体を検知した方向に送風される位置で首振り動作を停止するよう制御することもできる。例えば、人体の検出構成としては、集光レンズを設けて検知エリアを所定の範囲に絞り込んだ赤外線センサを用い、支柱6を左右に回動できるようにして、その支柱6に赤外線センサを設けることが考えられる。この場合、支柱6の左右への回動に伴って赤外線センサも左右に回動することで検知エリアが左右往復することでどの方向に人がいるかを検知することができる。赤外線センサとしては、センサーモードに使用するため頭部2に取り付けられている赤外線センサ2aを使用することができる(違うものを使用してもよい)。なお、赤外線センサにより、人体が複数検知される場合には、最初に検知した人体の方向に送風される位置で止まるようにすることができるが、それに限定されるものではない。
(ターボモードの動作)
次に、ターボモードの動作について、図4を参照しつつ説明する。図4は、図1に示す扇風機1のターボモードの動作を示すフローチャートである。
まず、制御装置8は、ターボモード選択スイッチ14が操作(ON)されたが否かを判断し(S1)、スイッチ操作が行われるまで繰り返しチェックする(S1:No)。一方、スイッチ操作が行われた場合(S1:Yes)、ターボモード以外の各モード(首振り動作、リズム風、センサーモード、及びタイマーの設定)が行われているか(即ち、モード中であるか)否かを判断する(S2)。そして、これら各モードのうちの少なくとも一つがモード中の場合(S2:Yes)、風量(選定されている選定風量:風量1〜風量5)及び行われているモードを記憶部121が記憶し(S3)、行われているモードの制御部(113、115、116、117)の制御により、当該モードの停止又はリセット(モードOFF)が行われる(S4)。一方、各モード全てがモード中でない場合(S2:No)、風量(選定されている選定風量:風量1〜風量5)を記憶部121に記憶する(S5)。
その後、ターボモードが開始(ON)される(S6)。そして、所定時間(3分)を経過したか否か判断する(S7)。所定時間を経過した場合(S7:Yes)、ターボモードが停止(OFF)され(S9)、復帰部122の制御により、記憶部121に記憶された風量に復帰する(S10)。なお、ターボモード以外の各モード(首振り操作、リズム風、センサーモード、及びタイマーの設定)がモード中であった場合、これらの動作も復帰部122の制御により復帰する。一方、所定時間を経過していない場合(S7:No)、ターボモード選択スイッチ14が操作(OFF)された場合(S8:Yes)を除いて、所定時間が経過するまでターボモードを維持する(S8:No)。ターボモード選択スイッチ14が操作(OFF)された場合には(S8:Yes)、ターボモードが停止(OFF)され(S9)、復帰部122の制御により、記憶部121に記憶された風量に復帰する(S10)。なお、ターボモード以外の各モードがモード中であった場合、これらの動作も復帰部122の制御により復帰する。即ち、例えば、ターボモード開始前の設定が風量5の連続風であれば、ターボモード終了後に風量5の連続風に復帰する。また、ターボモード開始前の設定が風量5のリズム風であれば、ターボモード終了後に風量5のリズム風に復帰する。
(効果1)
次に、本実施形態に示す扇風機の効果について説明する。本実施形態の扇風機は、風量切換スイッチ(風量選定手段)により選定した風量で運転する扇風機において、風量切換スイッチ(風量選定手段)とは異なる操作によりターボ運転を指示するターボモード選択スイッチ(ターボ運転指示手段)と、ターボ運転時には風量切換スイッチ(風量選定手段)により選択可能な最大の風量より大きな風量で運転するターボモード制御部(ターボ運転制御手段)とを有する。よって、風量選定手段とは異なる操作により容易に、通常の風量選定手段による最大風量よりも、より強い風を選択することができる。
(効果2)
また、ターボ運転指示手段は、風量切換スイッチ(風量選定手段)とは別個の操作部を備えている。よって、風量切換スイッチ(風量選定手段)と混同することなく、ワンタッチ操作で容易に強風を選択することができる。
(効果3)
また、ターボモード制御部(ターボ運転制御手段)は、ターボ運転の開始から所定時間経過すると終了する。よって、送風は所定時間の間に限られるので、必要以上長時間強風が送風されることによる過剰な電力消費がなく、消費電力も削減できる。また、時限運転とすることによって、ファンモータが定格限度となるようなところまで故障なく回転数を上げることが可能となり、その結果としてより強い風を安定的に得ることができる。
(効果4)
また、ターボモード(ターボ運転)の指示された際(即ち、ターボモード選択スイッチがONにされた際)の風量選定手段による選定風量を記憶する記憶手段と、ターボ運転終了後(所定時間経過後、又は、ターボモード選択スイッチがOFFにされた後に)、風量を記憶手段が記憶した風量に復帰させる復帰手段とを有する。よって、ターボモード終了後に自動的に元の風量に戻るので、強い風にあたって爽快感を得た後に、風量を元に戻す面倒な作業をしなくて済む。また、元に風量に戻さずにその場を離れた場合に、他人に不快感を与える等の弊害を招いてしまうことを抑制できる。
(効果5)
また、首振り動作させる首振り制御手段をさらに備えており、首振り制御手段は、首振り動作が行われている際にターボモード(ターボ運転)が指示されると、首振り動作を停止させる。このように、首振り動作が停止することで、首振り動作に必要な電気的エネルギーをターボ送風に使用することができる。首振りモータ4を駆動する電気的エネルギーをターボ送風に使用することができ、ターボモード中はターボ送風に電気的エネルギーを最大限に使用できる。また、ターボモード(ターボ運転)が指示されると、ターボ送風の選択と首振り動作の停止を同時に行うことができる。その結果、スポット的に強い風に当たることができる。
(効果6)
また、首振り制御手段は、首振り動作が行われている際にターボモード(ターボ運転)が指示されると、首振り可動可能な範囲の中心位置で首振り動作を停止させる。よって、ユーザは、首振り停止位置の把握が可能となる。そのため、首振り位置が所望の位置に達するまでターボモード選択スイッチをONにするのを待ったり、人がいない方向に強風が送風される等の不快感を解消できる。
(効果7)
また、首振り制御手段は、首振り動作が行われている際にターボモード(ターボ運転)が指示されると、人体を検知するセンサにて人体を検知した方向に送風される位置で首振り動作を停止させる。よって、首振りの範囲内であればどの位置にいても、スポット的に強い風に当たることができる。
また、従来の扇風機においては、風量を強にするために、風量切換スイッチを複数回操作したり、リズム風が選択されている場合にはリズム風を解除する操作を要し、操作が煩雑となる場合がある。特に、近年製造販売されている扇風機には、風量切換が5段階以上のものがあり、またリズム風以外にも省エネモード等様々な機能が付加されているため、強風を送風させる作業がより煩雑化しているものもある。よって、本発明によれば、風量切換スイッチとは別体に形成されたターボモード選択スイッチを操作(ON)することで、風量切換スイッチで選択できる最大風量よりも多い風量を送風できるので、容易な操作(スイッチをONにする1回の操作)で強風を選択できる。その結果、強風を選択する作業の煩雑さがない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
本実施形態においては、本体操作部9はスイッチの例について述べたが、タッチパネル上で操作するようなものであってもよく、また、各スイッチは、他のスイッチと兼用するものとしてもよい。なお、本願でいうスイッチとは、押しボタンに限られるものではなく、つまみ式、ダイヤル式、タッチパネルなどを含む。
また、本実施形態においては、ターボ運転指示手段を、操作用の押しボタンを備え且つ他のスイッチとは別個に形成されたターボモード選択スイッチとしたが、ターボ運転指示手段は、風量切換スイッチ12(風量選定手段)とは異なる操作をするものであれば上記に限られるものではない。例えば、ターボモード選択スイッチと風量切換スイッチが1つの押しボタンから成り、そのボタンを長押しすることでターボモード選択スイッチがONにされるようにしてもよい。その結果、ターボモード選択スイッチを1回押す(短押し)ごとに風量が切り換わる風量切換スイッチと併用できる。また、指で軽くタッチする、指をすべらせる、2本の指でタッチした後につまむまたは開くなど、指の動かし方で違いを認識し、操作部に指で直接触れて操作するタッチパネルの場合、ターボ運転指示手段の操作と風量選定手段の操作とを指の動かし方によって異なるようにすればよい。なお、ターボ運転指示手段は、本体操作部の形態に応じて適宜変更が可能である。
また、本実施形態においては、床等に載置して使用される載置式の扇風機を示したが、本発明の扇風機は、部屋の空気を循環させるサーキュレータ、本体が天井等に取り付けられて使用される取付式の扇風機など他の扇風機にも利用できる。
また、本実施形態においては、ファンガードと羽根を有する送風用のファンとを備える扇風機を示したが、本発明の扇風機は、ファンガードやファン(羽根を有する送風用のファンを意味する)のない扇風機にも適用することができる。
1 扇風機
2 頭部
3 支持部
8 制御装置
9 本体操作部
10 ランプ表示部
12 風量切換スイッチ(風量選定手段)
14 ターボモード選択スイッチ(ターボ運転指示手段)
114 ターボモード制御部(ターボ運転制御手段)
115 首振りモード制御部(首振り制御手段)
121 記憶部(記憶手段)
122 復帰部(復帰手段)

Claims (7)

  1. 風量選定手段により選定した風量で運転する扇風機において、
    前記風量選定手段とは異なる操作によりターボ運転を指示するターボ運転指示手段と、
    ターボ運転時には前記風量選定手段により選択可能な最大の風量より大きな風量で運転するターボ運転制御手段と、
    を有することを特徴とする扇風機。
  2. 前記ターボ運転指示手段は、前記風量選定手段とは別個の操作部を備えてなる、請求項1に記載の扇風機。
  3. 前記ターボ運転制御手段は、前記ターボ運転の開始から所定時間経過すると前記ターボ運転を終了させる、請求項1又は2に記載の扇風機。
  4. 前記ターボ運転が指示された際の前記風量選定手段による選定風量を記憶する記憶手段と、
    ターボ運転終了後、風量を前記記憶手段が記憶した風量に復帰させる復帰手段と、
    をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の扇風機。
  5. 首振り動作させる首振り制御手段をさらに備えており、
    前記首振り制御手段は、
    前記首振り動作が行われている際に前記ターボ運転が指示されると、前記首振り動作を停止させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の扇風機。
  6. 前記首振り制御手段は、
    前記首振り動作が行われている際に前記ターボ運転が指示されると、首振り可動可能な範囲の中心位置で前記首振り動作を停止させる、請求項5に記載の扇風機。
  7. 人体を検知するセンサが設けられており、
    前記首振り制御手段は、
    前記首振り動作が行われている際に前記ターボ運転が指示されると、前記センサにて人体を検知した方向に送風される位置で前記首振り動作を停止させる、請求項5に記載の扇風機。
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