JP2013163023A - 埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための整形外科用鋸アセンブリ及びその使用方法 - Google Patents

埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための整形外科用鋸アセンブリ及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための外科用器具を提供する。
【解決手段】 この外科用器具は、保護カニューレと可撓性線鋸とを備える。可撓性線鋸は、可撓性線鋸の両端部が保護カニューレの一方の端部から外に延在し、可撓性線鋸の中央セクションの一部分が、保護カニューレのもう一方の端部から外に延在するループを形成するように、保護カニューレ内に位置決めされる。そのような外科用器具を使用するための外科的方法も開示される。
【選択図】 図1

Description

本開示は一般に、整形外科用関節置換手術の実施に使用する整形外科用器具に関し、より具体的には、埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための整形外科用鋸アセンブリに関する。
患者の人生において、例えば、病気又は外傷の結果として患者に全肩関節置換手術を行う必要があり得る。全肩関節置換手術において、患者の上腕骨の自然頭部を置換するために、プロテーゼ頭部を有する上腕骨構成要素が使用される。上腕骨構成要素は典型的には、患者の上腕骨の骨髄管内に埋め込まれる細長い茎部を含む。このような全肩置換手術において、肩甲骨の自然関節窩表面は、表面再仕上げされるかないしは別の方法で、その上で上腕構成要素のプロテーゼヘッドが関節接合する軸受表面を提供する関節窩構成要素と置換される。
時折、以前に埋め込まれた関節窩構成要素を置換するために、修正手術が実施される。このような修正手術において、以前に埋め込まれた関節窩構成要素が外科手術により取り除かれ、置換関節窩構成要素が、患者の関節窩に埋め込まれる。修正手術の後に、副顆頭板が損傷を受けているか、又は欠損している場合がある。修正手術はまた、肩甲骨の関節窩ボールトの海綿骨の欠陥(場合によっては非常に大きい)を生じることもある。修正関節窩構成要素の修復は、修正手術が実施された後、肩甲骨の関節窩ボールト上に残る骨が限られ、達成が難しくなる場合がある。
一態様によれば、患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を外科手術により取り除く方法は、埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームの内側面と患者の関節窩との間に可撓性線鋸を位置決めすることを含む。可撓性線鋸は次に、埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームの内側面から延在する1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、往復運動させる。埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームは次に、1つ又は2つ以上の切断されたアンカーが、患者の関節窩に残るように、患者の関節窩から取り除かれる。
本方法は、埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームを取り除いた後、患者の関節窩から1つ又は2つ以上の切断されたアンカーを取り除くように、外科用工具を操作することも含む。一実施形態において、切断されたアンカーは、外科用ドリルを使用して患者の関節窩からドリル穿孔される。
可撓性線鋸は最初に、埋め込まれた関節窩構成要素の最上縁の後ろに位置決めされ、その後、埋め込まれた関節窩構成要素の最上縁から埋め込まれた関節窩構成要素の最下縁まで下方に、前進させられてもよい。
可撓性線鋸は、可撓性線鋸がカニューレから外に延在するループを形成し、そのようなループが埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームの内側面と患者の関節窩との間に位置決めされるように、保護カニューレ内に位置決めされてもよい。そのような実施形態において、可撓性線鋸は、保護カニューレ内で往復運動させられる。
保護カニューレは、可撓性線鋸の第1の端部が第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、可撓性線鋸の第2の端部が第2のカニューレの第1の端部から外に延在するように、二重ルーメンカニューレとして具体化されてもよい。可撓性線鋸の中央セクションは、第1のカニューレの第2の端部と第2のカニューレの第2の端部との間に延在する。
可撓性線鋸は、ギグリ鋸として具体化されてもよい。
可撓性線鋸は、埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームの内側面から延在する1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、手動で往復運動させられてもよい。別の方法としては、可撓性線鋸が動力工具を使用して往復運動させられてもよい。
別の態様によれば、患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための外科用器具は、保護カニューレと可撓性線鋸とを備える。可撓性線鋸は、可撓性線鋸の両端部が保護カニューレの一方の端部から外に延在し、その線鋸の中央セクションの一部分が保護カニューレのもう一方の端部から外に延在するループを形成するように、保護カニューレ内に位置決めされる。
保護カニューレは、可撓性線鋸の第1の端部が第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、可撓性線鋸の第2の端部が第2のカニューレの第1の端部から外に延在するように、二重ルーメンカニューレとして具体化されてもよい。可撓性線鋸の中央セクションは、第1のカニューレの第2の端部と第2のカニューレの第2の端部との間に延在する。
可撓性線鋸は、ギグリ鋸として具体化されてもよい。
保護カニューレは、金属製又はポリマー製である。
別の態様によれば、患者の上腕頭を外科手術により切除する方法は、可撓性線鋸を患者の上腕頭と接触して位置決めすることと、患者の上腕頭を切断するように、実質的に平坦な外科手術により作製される表面を生成するように、可撓性線鋸を往復運動させることとを含む。
可撓性線鋸は最初に、患者の上腕頭の後面と接触して位置決めされ、その後、実質的に平坦な外科手術により作製される表面を生成するように、前方に前進させられてもよい。
可撓性線鋸は、可撓性線鋸が患者の上腕頭と接触して位置決めされるカニューレから外に延在するループを形成するように、保護カニューレ内に位置決めされてもよい。そのような実施形態において、可撓性線鋸は、保護カニューレ内で往復運動させられる。
保護カニューレは、可撓性線鋸の第1の端部が第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、可撓性線鋸の第2の端部が第2のカニューレの第1の端部から外に延在するように、二重ルーメンカニューレとして具体化されてもよい。可撓性線鋸の中央セクションは、第1のカニューレの第2の端部と第2のカニューレの第2の端部との間に延在する。
可撓性線鋸は、患者の上腕頭と接触して位置決めされたギグリ鋸として具体化されてもよい。
発明を実施するための形態においては特に以下の図面を参照する。
整形外科用鋸アセンブリの斜視図。 図1の鋸アセンブリの二重ルーメンカニューレの斜視図であり、カニューレの一部分が説明を明確にするために切り取られていることに留意されたい。 最初の整形外科手術中に、患者の関節窩内に埋め込まれた関節窩構成要素を示す分解斜視図。 関節窩構成要素を取り除くための修正外科手術中、関節窩構成要素上にループをかけた、図1の鋸アセンブリの可撓性線鋸を示す斜視図。 関節窩構成要素のアンカーを介して前進させられる図1の鋸アセンブリの可撓性線鋸を示す部分断面図。 プラットフォームが図1の鋸アセンブリを使用して取り除かれた後、関節窩構成要素のアンカーをドリル穿孔するように使用されるドリルを示す斜視図。 患者の自然上腕頭を切除するために使用される図1の鋸アセンブリを示す斜視図。 図7と類似する図であるが、図1の鋸アセンブリを使用することにより切除された後の、患者の上腕頭を示す。
本開示の概念には様々な改変及び代替的形態が考えられるが、その特定の代表的な実施形態を図面に例として示し、本明細書において詳細に述べる。ただし、本開示の概念を開示される特定の形態に限定することを何ら意図するものではなく、その逆に、本発明の趣旨及び範囲内に包含される全ての改変物、等価物、及び代替物を網羅することを意図するものであることが理解されるべきである。
解剖学的参照を表す、前側、後側、内側、外側、上、下等の用語は、本開示全体にて、本明細書に記載する整形的インプラントと、患者の自然の解剖学的構造との両方に関して使用され得る。これらの用語は、解剖学的構造の研究及び整形外科学の分野のいずれにおいても広く理解された意味を有するものである。明細書及び「特許請求の範囲」におけるこれらの解剖学的参照用語の使用は、特に言及しない限り、それらの十分理解された意味と一致することが意図される。
次に図1及び図2を参照すると、患者の関節窩14から埋め込まれた関節窩構成要素12を取り除くための整形外科用器具10が示される(図3参照)。外科用器具10は、外科用鋸アセンブリとして具体化され、本明細書に記載される例示的な実施形態において、可撓性線鋸16と保護カニューレ18とを備える。可撓性線鋸16は、編組金属切断ワイヤとして具体化され、その端部のそれぞれに形成されたループ20を有する。ハンドル22は、ハンドルのフック24をループ20に挿入することによって可撓性線鋸16のそれぞれの端部に固定される。外科医は、整形外科手術で使用する間に、それぞれのハンドルを握って可撓性線鋸16を往復運動させる。本明細書に記載される例示的な実施形態において、可撓性線鋸16は、市販のギグリ鋸として具体化される。
図1及び図2に見られ得るように、可撓性線鋸16は、可撓性線鋸16の両端部26、28が保護カニューレ18の一方の端部30から外に延在し、可撓性線鋸16の中央セクション32が保護カニューレ18のもう一方の端部36から外に延在するループ34を形成するように、保護カニューレ18内に位置決めされる。本明細書に記載される例示的な実施形態において、保護カニューレ18は、二重ルーメンカニューレとして具体化される。したがって、連結プレート44によって互いに固定された別個のカニューレ40、42の一対として具体化される。そのような構成では、可撓性線鋸16の一方の端部26が、カニューレ40の端部46から外に延在し、可撓性線鋸16のもう一方の端部28が、カニューレ42の端部48から外に延在する。可撓性線鋸16の中央セクション32から形成されたループ34は、カニューレ40、42のそれぞれの反対側の端部52、54の間に延在する。
カニューレ40、42のそれぞれは、そのそれぞれの遠位端52、54の近くに形成された曲り部56を有する。そのような形状は、切断手術中、可撓性線鋸16の中央セクション32から形成されたループ34の適切な位置決めを容易にする。
可撓性線鋸16を保護カニューレ18内に位置決めすることは、整形外科手術中、患者の周囲組織を保護する。特に、保護カニューレ18は、鋸16が手術部位内で前後に往復運動させられるとき、移動する可撓性線鋸16が手術部位を囲む組織と接触するのを防ぐ。更に、保護カニューレ18は、操作されるとき、可撓性線鋸16が滑るのを防ぐ。
次に図4〜6を参照すると、外科用鋸アセンブリ10が、患者の関節窩14から以前に埋め込まれた関節窩構成要素12を外科手術により取り除くために使用される修正外科手術が示される。図3に見られ得るように、以前の最初の手術で関節窩構成要素12が患者の関節窩14内に埋め込まれる。一般的な関節窩構成要素12は、自然又はプロテーゼの上腕頭が関節接合すると、滑らかな軸受表面を提供する凹状外側面64を有するプラットフォーム62を含む。プラットフォーム62は、凹状外側面64の反対側にある凸状内側面66も有する。
関節窩構成要素12は、関節窩構成要素12の内側面66から垂直に延在するいくつかのアンカー68も含む。例えば、図3に示されるように、構成要素のアンカー68は、以前の外科手術中に、ドリル穿孔されるかないしは別の方法で、患者の関節窩14内に形成された穴72の中に挿入されるフィンを持った中央ペグ70の形態をとってもよい。関節窩構成要素のアンカー68は、以前の外科手術中に、ドリル穿孔されるかないしは別の方法で、患者の肩甲骨の関節窩14内に形成された、いくつかの対応する穴76の中に受容される複数の安定化ペグ74も含む。関節窩構成要素12のアンカー68は、ペグとして本明細書に記載されたが、他の種類のアンカーが、関節窩構成要素の設計に一般に使用される。例えば、関節窩構成要素のアンカー68は、キール、フィン、支柱、又は任意の他の種類のアンカーとして具体化されてもよい。
一般的に、関節窩構成要素12は、一体型成形構成要素として具体化される。即ち、プラットフォーム62及びアンカー68は、ポリエチレン等のポリマーを使用して一体に成形される。一般に使用されるポリエチレンの一例は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)である。
修正手術中、患者の関節窩14から以前に埋め込まれた関節窩構成要素12を取り除くことが必要である場合がある。図4〜図6に示されるように、患者の関節窩14内に大きな空隙を残さずに、以前に埋め込まれた関節窩構成要素12を外科手術により取り除くために、外科用鋸アセンブリ10が使用されてもよい。そのためには、患者の軟組織が関節窩14へのアクセスを可能にするように切開され、後退させられる。骨関節窩の完全な(即ち、360°)の露出が一般的に達成される。
図4に示されるように、保護カニューレ18の遠位端36は次に、切開され、後退させられた軟組織によって形成された手術部位の中に挿入される。外科医は次に、埋め込まれた関節窩構成要素12のプラットフォーム62の後ろに可撓性線鋸を位置決めする。特に、外科医は、関節窩構成要素のプラットフォーム62の凸状内側面66と患者の肩甲骨の関節窩14との間で可撓性線鋸16の中央セクション32によって形成されたループ34を滑らせる。本明細書に記載される例示的な実施形態において、外科医は、関節窩構成要素のプラットフォーム62の最上縁78の後ろで可撓性線鋸16の中央セクション32によって形成されたループ34を滑らせる。
まだ取り付けられていない場合、外科医は次に、ハンドルのフック24を鋸16の端部26、28の上に形成されたループ20の中に挿入することによって、可撓性線鋸16のそれぞれの端部にハンドル22を固定する。外科医は次に、それぞれの手でハンドル22を握り、往復運動させるかないしは別の方法で、前後に可撓性線鋸16を引っ張る。外科医はまた、下方に前進するように、可撓性線鋸16に下向きの圧力をかける。可撓性線鋸16が最下縁80の方向に、関節窩構成要素のプラットフォーム62の最上縁78から離れて下方に前進させられるとき、鋸16の往復運動が、関節窩構成要素のプラットフォーム62の凸状内側面66と患者の肩甲骨の関節窩14との界面で存在する可能性がある、プラットフォーム62のポリマー及び任意の内部成長又は接着剤を磨り減らす(図5参照)。
可撓性線鋸16がそのような往復運動で下方に前進させられると、それは埋め込まれた関節窩構成要素12のポリマーアンカー68と出会い、それを切断する。例えば、図5の実例において、可撓性線鋸16は、関節窩構成要素の安定化ペグ74のうちの1つを切断し、フィンを持った中央ペグ70を部分的に通る。
外科医は、鋸16が関節窩構成要素のプラットフォーム62の後ろから出るまで、往復運動で可撓性線鋸16を下方に前進させ続ける。具体的に、外科医は、関節窩構成要素のプラットフォーム62の最下縁80を越えるまで、可撓性線鋸16を往復運動させ続ける。その時点で、関節窩構成要素のアンカー68のそれぞれが切断される。外科医は次に、患者の関節窩14から関節窩構成要素12の解放されたプラットフォーム62を持ち上げてもよい。図6に見られ得るように、新たに切断されたアンカー68(例えば、フィンを持った中央ペグ70及び安定化ペグ74)は、関節窩構成要素12のプラットフォームが取り除かれた時点で、関節窩14の骨に残る。
図6に示されるように、アンカー68は次に、関節窩構成要素12を取り除くことを完了するために関節窩14の骨から取り除かれてもよい。例えば、安定化ペグ74のそれぞれは、以前の外科手術(即ち、関節窩構成要素12が最初に埋め込まれた最初の手術)中に、患者の肩甲骨の関節窩14内に穴76をドリル穿孔するように使用されたビットと同じ直径を有するドリルビット82を選択することによって取り除かれてもよい。そのようなサイズが均一なドリルビット82は次に、骨から安定化ペグ74をドリル穿孔するように外科医によって使用されてもよい。フィンを持った中央ペグ70は同様に、以前の外科手術中に、穴72をドリル穿孔するように使用されたビットと同じ直径を有するドリルビット(図示せず)の使用によって取り除かれてもよい。
アンカー68(例えば、フィンを持った中央ペグ70及び安定化ペグ74)が取り除かれた時点で、外科医は次に、修正関節窩構成要素(図示せず)を患者の関節窩14の中に埋め込むことを含む、修正外科手術の残りを実施してもよい。
切断手術は、最下縁80の方向に関節窩構成要素のプラットフォーム62の最上縁78から下方に前進させることとして本明細書に記載されるが、他の技術が使用されてもよいことを認識されたい。例えば、可撓性線鋸16は、上方に、内側に、横方向に、又はそれらのいくつかの組み合わせで前進させられてもよい。
次に図7及び図8を参照すると、外科用鋸アセンブリ10が患者の自然上腕頭90を外科手術により切除するように使用される外科手術が示される。そのような上腕頭の切除は、プロテーゼ頭部で患者の自然上腕頭90を置換することが必要であるとき、肩関節形成手術で実施される。
外科手術の準備工程において、患者の軟組織は、患者の上腕頭90へのアクセスを可能にするように切開され、後退させられる。上腕頭90の完全な(即ち、360°)の露出が一般的に達成される。図7に見られ得るように、保護カニューレ18の遠位端36は次に、切開され、後退させられた軟組織によって形成された手術部位の中に挿入される。外科医は次に、可撓性線鋸16を患者の上腕頭90と接触して位置決めする。特に、外科医は、ループ34の内側が上腕頭90と接触するように、上腕頭90の周囲に可撓性線鋸16の中央セクション32によって形成されたループ34を滑らせる。本明細書に記載される例示的な実施形態において、外科医は、ループ34の内面が上腕頭90の後面92と接触するように、上腕頭の周囲に可撓性線鋸16の中央セクション32によって形成されたループ34を滑らせる。
まだ取り付けられていない場合、外科医は次に、ハンドルのフック24を鋸16の端部26、28の上に形成されたループ20の中に挿入することによって、可撓性線鋸16のそれぞれの端部にハンドル22を固定する。外科医は次に、それぞれの手でハンドル22を握り、往復運動させるかないしは別の方法で、前後に可撓性線鋸16を引っ張る。外科医はまた、前方に前進するように、可撓性線鋸16に圧力をかける。可撓性線鋸16が前面94の方向に上腕頭の後面92から離れて前方に前進させられるとき、鋸16の往復運動が上腕頭90の骨組織を磨り減らす。
外科医は、鋸16が骨を出るまで、往復運動で可撓性線鋸16を前方に前進させ続ける。具体的に、外科医は、上腕頭90の前面94を超えるまで、可撓性線鋸16を往復運動させ続ける。その時点で、外科医は次に、患者の上腕頭90の切除された部分を持ち上げてもよい。図8に見られ得るように、上腕頭90の外科手術により作製された表面96は、実質的に平坦である。
実質的に平坦な、上腕頭90の外科手術により作製された表面96が生成された時点で、外科医は次に、上腕茎構成要素(図示せず)を患者の上腕骨の骨髄管の中に埋め込むことを含む、外科手術の残りを実施してもよい。
上腕骨切断手術は、前面94の方向に上腕頭90の前面92から離れて後方に前進させることとして本明細書に記載されるが、他の技術が使用されてもよいことを認識されたい。例えば、可撓性線鋸16は、後方に、内側に、横方向に、又はそれらのいくつかの組み合わせで前進させられてもよい。
保護カニューレ18の他の実施形態が、図7及び図8に関して記載される上腕骨切断手術に使用されてもよいことも認識されたい。例えば、保護カニューレ18は、その中に捕捉される可撓性線鋸16を有するカニューレを取り付けたリングとして具体化されてもよい。そのようなカニューレを取り付けたリングは、可撓性線鋸16に対する支持を提供する一方、外科医が上腕頭を区分することも可能にする。
本明細書に開示される様々な切断手術は、外科医が可撓性線鋸16を手動で往復運動させる手動切断技術として実例として記載されるが、他の技術もまた使用が想到される。特に、可撓性線鋸16は、それに修正するかしないかに関わらず、動力外科用工具と共に使用されてもよい。そのような場合において、動力外科用工具は、外科医の手動動作の代わりに線鋸16を移動させるために原動力を供給する。
以上、図面及び上記の説明文において本開示内容を詳細に図示、説明したが、こうした図示、説明はその性質上、例示的なものとみなすべきであって、限定的なものとみなすべきではなく、あくまで例示的な実施形態を示し、説明したものにすぎないのであって、本開示の趣旨の範囲に含まれる変更及び改変は全て保護されることが望ましい点は理解されるであろう。
本開示には、本明細書に述べた装置、システム、及び方法の様々な特徴に基づく複数の利点がある。本開示の装置、システム、及び方法の代替的実施形態は、ここで述べた特徴の全てを含むわけではないが、こうした特徴の利点の少なくとも一部から利益を享受するものである。当業者であれば、本発明の1つ又は2つ以上の特徴を取り入れた、本開示の趣旨及び範囲に包含される装置、システム、及び方法の独自の実施を容易に考案し得るであろう。
〔実施の態様〕
(1) 患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を外科手術により取り除く方法であって、
前記埋め込まれた関節窩構成要素のプラットフォームの内側面と前記患者の関節窩との間に可撓性線鋸を位置決めすることと、
前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることと、
前記1つ又は2つ以上の切断されたアンカーが、前記患者の関節窩に残るように、前記患者の関節窩から前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームを取り除くことと、を含む、方法。
(2) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームを取り除いた後、前記患者の関節窩から前記1つ又は2つ以上の切断されたアンカーを取り除くように、外科用工具を操作することを更に含む、実施態様1に記載の方法。
(3) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームを取り除いた後、前記患者の関節窩から前記1つ又は2つ以上の切断されたアンカーを取り除くように、前記外科用工具を操作することが、前記患者の関節窩から前記1つ又は2つ以上の切断されたアンカーをドリル穿孔することを含む、実施態様2に記載の方法。
(4) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面と前記患者の関節窩との間に前記可撓性線鋸を位置決めすることが、前記埋め込まれた関節窩構成要素の最上縁の後ろに前記可撓性線鋸を前進させることを含み、
前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、前記埋め込まれた関節窩構成要素の最上縁から前記埋め込まれた関節窩構成要素の最下縁まで下方に、前記往復運動する可撓性線鋸を前進させることを含む、実施態様1に記載の方法。
(5) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面と前記患者の関節窩との間に前記可撓性線鋸を位置決めすることが、前記可撓性線鋸が、前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面と前記患者の関節窩との間に位置決めされる保護カニューレから外に延在するループを形成するように、前記カニューレ内に前記可撓性線鋸を位置決めすることを含み、
前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、前記保護カニューレ内で前記可撓性線鋸を往復運動させることを含む、実施態様1に記載の方法。
(6) 前記保護カニューレが、第1のカニューレと第2のカニューレとを有する二重ルーメンカニューレを備え、
前記可撓性線鋸が前記保護カニューレから外に延在するループを形成するように、前記保護カニューレ内に前記可撓性線鋸を位置決めすることが、(i)前記可撓性線鋸の第1の端部が、前記第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、(ii)前記可撓性線鋸の第2の端部が、前記第2のカニューレの第1の端部から外に延在し、(iii)前記可撓性線鋸の中央セクションが、前記第1のカニューレの第2の端部と前記第2のカニューレの第2の端部との間に延在するように、前記保護カニューレ内に前記可撓性線を位置決めすることを含む、実施態様5に記載の方法。
(7) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面と前記患者の関節窩との間に前記可撓性線鋸を位置決めすることが、前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面と前記患者の関節窩との間にギグリ鋸を位置決めすることを含む、実施態様1に記載の方法。
(8) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を手動で往復運動させることを含む、実施態様1に記載の方法。
(9) 前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、前記埋め込まれた関節窩構成要素の前記プラットフォームの前記内側面から延在する前記1つ又は2つ以上のアンカーを切断するように、動力工具鋸で前記可撓性線を往復運動させることを含む、実施態様1に記載の方法。
(10) 患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための外科用器具であって、
第1の端部及び第2の端部を有する保護カニューレと、
第1の端部、前記第1の端部と反対側の第2の端部、及び前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置決めされた中央セクションを有する可撓性線鋸であって、前記可撓性線鋸の前記第1の端部及び前記第2の端部の両方が、前記保護カニューレの前記第1の端部から外に延在し、前記中央セクションの一部分が、前記保護カニューレの前記第2の端部から外に延在するループを形成するように、前記保護カニューレ内に位置決めされる、可撓性線鋸と、を備える、外科用器具。
(11) 前記保護カニューレが、第1のカニューレと第2のカニューレとを有する二重ルーメンカニューレを備え、
前記可撓性線鋸の前記第1の端部が、前記第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、
前記可撓性線鋸の前記第2の端部が、前記第2のカニューレの第1の端部から外に延在し、
前記可撓性線鋸の前記中央セクションから形成された前記ループが、前記第1のカニューレの第2の端部と前記第2のカニューレの第2の端部との間に延在する、実施態様10に記載の外科用器具。
(12) 前記可撓性線鋸が、ギグリ鋸を含む、実施態様10に記載の外科用器具。
(13) 前記保護カニューレが、金属製である、実施態様10に記載の外科用器具。
(14) 前記保護カニューレが、ポリマー製である、実施態様10に記載の外科用器具。
(15) 患者の上腕頭を外科手術により切除する方法であって、
可撓性線鋸を前記患者の上腕頭と接触して位置決めすることと、
前記患者の上腕頭を切断して、実質的に平坦な外科手術により作製される表面を生成するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることと、を含む、方法。
(16) 可撓性線鋸を前記患者の上腕頭と接触して位置決めすることが、可撓性線鋸を前記患者の上腕頭の後面と接触して位置決めすることを含み、
前記患者の上腕頭を切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、実質的に平坦な外科手術により作製される表面を生成するように、前方に前記可撓性線鋸を前進させることを含む、実施態様15に記載の方法。
(17) 前記可撓性線鋸を前記患者の上腕頭と接触して位置決めすることが、前記可撓性線鋸が、前記患者の上腕頭と接触して位置決めされる保護カニューレから外に延在するループを形成するように、前記カニューレ内に前記可撓性線鋸を位置決めすることを含み、
前記患者の上腕頭を切断するように、前記可撓性線鋸を往復運動させることが、前記保護カニューレ内で前記可撓性線鋸を往復運動させることを含む、実施態様15に記載の方法。
(18) 前記保護カニューレが、第1のカニューレと第2のカニューレとを有する二重ルーメンカニューレを備え、
前記可撓性線鋸が、前記保護カニューレから外に延在するループを形成するように、前記保護カニューレ内に前記可撓性線鋸を位置決めすることが、(i)前記可撓性線鋸の第1の端部が、前記第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、(ii)前記可撓性線鋸の第2の端部が、前記第2のカニューレの第1の端部から外に延在し、(iii)前記可撓性線鋸の中央セクションが、前記第1のカニューレの第2の端部と前記第2のカニューレの第2の端部との間に延在するように、前記保護カニューレ内に前記可撓性線を位置決めすることを含む、実施態様17に記載の方法。
(19) 前記可撓性線鋸を前記患者の上腕頭と接触して位置決めすることが、ギグリ鋸を前記患者の上腕頭と接触して位置決めすることを含む、実施態様17に記載の方法。

Claims (5)

  1. 患者の関節窩から埋め込まれた関節窩構成要素を取り除くための外科用器具であって、
    第1の端部及び第2の端部を有する保護カニューレと、
    第1の端部、前記第1の端部と反対側の第2の端部、及び前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置決めされた中央セクションを有する可撓性線鋸であって、前記可撓性線鋸の前記第1の端部及び前記第2の端部の両方が、前記保護カニューレの前記第1の端部から外に延在し、前記中央セクションの一部分が、前記保護カニューレの前記第2の端部から外に延在するループを形成するように、前記保護カニューレ内に位置決めされる、可撓性線鋸と、を備える、外科用器具。
  2. 前記保護カニューレが、第1のカニューレと第2のカニューレとを有する二重ルーメンカニューレを備え、
    前記可撓性線鋸の前記第1の端部が、前記第1のカニューレの第1の端部から外に延在し、
    前記可撓性線鋸の前記第2の端部が、前記第2のカニューレの第1の端部から外に延在し、
    前記可撓性線鋸の前記中央セクションから形成された前記ループが、前記第1のカニューレの第2の端部と前記第2のカニューレの第2の端部との間に延在する、請求項1に記載の外科用器具。
  3. 前記可撓性線鋸が、ギグリ鋸を含む、請求項1に記載の外科用器具。
  4. 前記保護カニューレが、金属製である、請求項1に記載の外科用器具。
  5. 前記保護カニューレが、ポリマー製である、請求項1に記載の外科用器具。
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