JP2013162655A - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子システム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子システム Download PDF

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Abstract

【課題】
ピークシフトに対応する場合においても、電子機器を良好に使用できるようにすることが課題になっていた。
【解決手段】
実施形態の電子機器は、時刻が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別する判別部を備える。
また、前記時刻が、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出する算出部を備える。
また、前記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出する検出部を備える。
また、前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、前記バッテリへの充電を制御する充電制御部を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムに関する。
近年、例えば、夏季の日中等に電力需要のピーク時間帯があることが知られており、この電力需要のピーク時間帯における電力使用量を低減する必要がある。
この電力使用量の低減のため、上記ピーク時間帯には、電源からの電力供給を中止し、夜間等、電力需要の少ない時間帯にバッテリに充電して電力を蓄え、上記ピーク時間帯は、このバッテリに蓄えられた電力を利用する機能を備えた電子機器(例えば、ノートパソコン(PC)やテレビ等)が普及している。
また、上記のように、電力需要のピーク時間帯における電力使用量を低減するために、電力の使用時間をシフトすることは、例えば、ピークシフトと呼ばれている。
また、例えば、上記電力需要のピーク時間帯と上記夜間の間の時間帯に上記バッテリ充電を禁止する時間帯を設け、上記ピークシフトをさらに効果的に制御する技術がある(例えば、ピークシフトコントロール)。
しかし、上記バッテリに蓄電できる電力容量には限りがあり、例えば、電子機器使用中にバッテリ蓄電電力が少なくなり、電子機器使用の妨げになることがあった。
このため、ピークシフトに対応する場合においても、電子機器を良好に使用できるようにすることが課題になっていた。
特開2008−154334号公報 実用新案登録 第2563149号公報
ピークシフトに対応する場合においても、電子機器を良好に使用できるようにすることが課題になっていた。
実施形態の電子機器は、時刻が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別する判別部を備える。
また、前記時刻が、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出する算出部を備える。
また、前記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出する検出部を備える。
また、前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、前記バッテリへの充電を制御する充電制御部を備える。
実施形態に係わる電子機器(PC)の外観を示す図。 実施形態に係わる電子機器(PC)の構成を示すブロック図。 実施形態に係わる電子機器(PC)において、ピークシフトコントロールに用いられる要部の構成を示すブロック図。 実施形態に係わる電子機器(PC)の表示部に表示されるピークシフトコントロールの設定画面の一例を示す図。 実施形態に係わる電子機器(PC)の動作を説明するフローチャート。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
例えば、通常のピークシフトでは、充電禁止期間は、電子機器(PC)10のバッテリ22への充電が禁止されている。
このため、ピークシフト等でバッテリ放電した後は、バッテリ残量が少なくなり、例えば、ACアダプタ等が必要になる。
この実施の形態においては、以下説明するように、ピークシフトの充電禁止期間であっても、電子機器(PC)10の電源ON時(充電禁止)の消費電力を監視して、平均消費電力を求める。
そして、電子機器(PC)10が電源OFFやスリープ(Sleep)に移行すると、上記求められた平均消費電力を上限としてバッテリ22への充電を許可し、ピークシフト期間であってもバッテリ残量を確保するようにしている。
図1は、実施形態に係わる電子機器(PC)の外観を示す図である。
ここでは、電子機器(PC)10は、例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータ(ノートPC、またはPC)として実現されている。
なお、この実施形態の電子機器(PC)10は、パーソナルコンピュータに限られず、タブレット型PCや携帯電話、携帯型の電子機器、テレビ等に適用することも可能である。
ここでは、電子機器(PC)10の一例として、パーソナルコンピュータを用いて説明を行う。
電子機器(PC)10は、例えば、コンピュータ(ノートPC)本体11と、映像表示部12とから構成されている。映像表示部12には、例えば、LCD(liquid crystal display)17が組み込まれている。
映像表示部12は、コンピュータ(ノートPC)本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ(ノートPC)本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ(ノートPC)本体11に取り付けられている。
コンピュータ(ノートPC)本体11は、薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード13、電子機器(PC)10を電源オン/電源オフするためのパワーボタン14、タッチパッド16、スピーカ18A、18Bなどが配置されている。
また、コンピュータ(ノートPC)本体11の、例えば、右側面には、USB(universal serial bus)2.0規格のUSBケーブルやUSBデバイスを接続するためのUSBコネクタ19が設けられている。
さらに、コンピュータ(ノートPC)本体11の背面には、例えばHDMI(high−definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子が設けられている(図示せず)。この外部ディスプレイ接続端子は、デジタル映像信号を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
図2は、実施形態に係わる電子機器(PC)の構成を示すブロック図である。
電子機器(PC)10は、例えば、図2に示すように、CPU(central processing unit)101、システムメモリ(メインメモリ)103、サウスブリッジ104、GPU(Graphics Processing Unit)105、VRAM(ビデオRAM:random access memory)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM(basic input/output system−read only memory)107、LAN(local area network)コントローラ108、ハードディスクドライブ(HDD(記憶装置))109、光ディスクドライブ(ODD)110、USBコントローラ111A、カードコントローラ111B、カードスロット111C、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)113、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)114等を備える。
CPU(SOC)101は、電子機器(PC)10内の各部の動作を制御するプロセッサである。
CPU(SOC)101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSを実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。CPU(SOC)101には、システムメモリ(メインメモリ)103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、例えば、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、電子機器(PC)10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。
このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、GPU105は、HDMI制御回路3およびHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を、HDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD109及びODD110を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18BまたはHDMI制御回路3に出力する。LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、一方、無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。USBコントローラ111Aは、例えばUSB 2.0規格に対応した外部機器との通信を実行する。
例えば、USBコントローラ111Aは、デジタルカメラに格納されている画像データファイルを受信するために使用される。また、カードコントローラ111Bは、コンピュータ(ノートPC)本体11に設けられたカードスロットに挿入される、SDカードのようなメモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを実行する。
EC/KBC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード13及びタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC113は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて電子機器(PC)10を電源オン/電源オフする機能を有している。
この実施の形態における表示制御は、例えば、CPU(SOC)101がシステムメモリ(メインメモリ)103やHDD109等に記録されたプログラムを実行させることにより行われる。
また、この実施形態においては、OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略である。
例えば、キーボード入力や画面出力といった入出力機能やディスクやメモリの管理など、多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するソフトウェアである。ここでは、例えば、HDD109に保存されている。
また、この実施形態においては、電子機器(PC)10は、電源マイコン(PSC)21およびバッテリ22を備えている。
そして、ピークシフトに対応する場合においても、電子機器(PC)10を良好に使用できるように動作する。
図3は、実施形態に係わる電子機器(PC)において、ピークシフトコントロールに用いられる要部の構成を示すブロック図である。
ここでは、電子機器(PC)10は、例えば、ACアダプタ31を介し、商用電源が入力される。
電流検出回路(Current Detect Circuit)32および充電回路(Charge Circuit)33は、電子機器(PC)10に、例えば、ハードウェアで構成される。
そして、電流検出回路(Current Detect Circuit)32は、電源マイコン(Microcontroller)21に指示され、この電子機器(PC)10で消費される電力(消費電力)を検出する。
また、充電回路(Charge Circuit)33は、電源マイコン(Microcontroller)21に指示され、上記バッテリ22への充電を行なう。
また、電源マイコン(Microcontroller)21は、図3に示すように、例えば、Charge current limit Power Register(充電電流上限値記憶部)を備えている。
図4は、実施形態に係わる電子機器(PC)の表示部に表示されるピークシフトコントロールの設定画面の一例を示す図である。
この実施形態においては、例えば、ユーザがキーボード13やタッチパッド16を操作すると、電子機器(PC)10は、表示部(LCD)17に、図4に示すような「ピークシフトコントロール」の設定画面を表示出力する。
例えば、ユーザは、この「ピークシフトコントロール」の設定画面を見ながら、所定の「ピークシフトコントロール」を設定することが可能である。
ここでは、例えば、「ピークシフトコントロール」の説明として、「電源需要の少ない時間帯(夜間など)に蓄えた電力を、電力使用のピーク時に使用する期間/時間を設定できます。」と表示されている。
そして、この実施形態においては、「ピークシフト機能」は、「有効」および「無効」から選択的に指定可能になっており、ここでは、ピークシフト機能41を「有効」にすること、すなわち、この「ピークシフトコントロール」を行なうこと、が指定されている。
また、その「運用期間」は、運用期間42に表示されているように、「6月1日」−「9月30日」が指定されている。なお、この運用期間42は、ユーザ操作により、適宜変更することが可能である。
また、「運用時間」は、例えば、運用時間43に表示されているように、「ピークシフト時間」、「バッテリ充電開始時間」、「バッテリ充電禁止時間」をそれぞれ設定することが可能になっている。
ここでは、ピークシフト時間44は、「13:00(1:00PM)」−「16:00(4:00PM)」が指定されている。このピークシフト時間44も、ユーザ操作により、適宜変更可能である。
バッテリ充電開始時間45は、「23:00(11:00PM)」−が指定されている。このバッテリ充電開始時間45も、ユーザ操作により、適宜変更可能である。
バッテリ充電禁止時間46は、「16:00(4:00PM)」−「23:00(11:00PM)」が指定されている。このバッテリ充電禁止時間46も、ユーザ操作により、適宜変更可能である。
なお、上記「バッテリ充電禁止時間」は、上記「ピークシフト時間」と上記「バッテリ充電開始時間」の間の期間に、自動的に設定するようにすることも可能である。
また、この実施形態においては、例えば、ピークシフトを解除する設定である「ピークシフト解除設定(バッテリ残容量)」を設定することが可能である。
ここでは、ピークシフト解除設定(バッテリ残容量)47は、例えば、バッテリ22の残容量が10%以下になった場合に、バッテリ22への充電禁止が解除するように構成されている。
このピークシフト解除設定(バッテリ残容量)47は、適宜変更可能であり、例えばユーザ操作により、15%、20%、25%と変更することが可能である。
すなわち、この実施形態においては、上記「ピークシフトコントロール」の設定において、例えば、ピークシフトの「運用期間」、ピークシフトの「運用期間」、すなわち、「ピークシフト時間」、「バッテリ充電開始時間」、「バッテリ充電禁止時間」、「ピークシフト解除設定(バッテリ残容量)」等が設定されている。
そして、この実施形態においては、上記ピークシフトの「バッテリ充電禁止期間」において、電子機器(PC)10の電源がONでない場合(すなわち、電源OFFまたはスリープ(Sleep)状態の場合)は、上記電源マイコン(Microcontroller)21は、上記電子機器(PC)10の電源がONである状態に求めた平均消費電力を上限とした充電電流を計算し、記憶する(Charge current limit Power Register(充電電流上限値記憶部))。
上記平均消費電力の上限は、例えば、10ワットから15ワット程度である。
ここで、上記、電子機器(PC)10の電源がONでない場合(電源OFFまたはスリープ(Sleep)状態)について、説明する。
ここでは、電子機器(PC)10の電源がONでない場合(電源OFFまたはスリープ(Sleep)状態)とは、例えば、省電力規格「ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)」のスリープ・ステートで規定されている、ステータス「S3」、「S4」、「S5」の状態である。
上記ACPIの規定では、「S0」はフル稼働状態、「S1」は低消費電力状態(ただし、プロセッサ、チップセットともに電源オン)、「S2」は低消費電力状態(ただし、プロセッサとキャッシュは電源オフ、チップセットは電源オン、「S3」はスタンバイ状態、「S4」は休止状態、「S5」はソフトウェアによる電源オフである。
この計算された充電電流は、例えば、上記BIOS−ROM107に記憶される。
そして、電源マイコン(Microcontroller)21は、上記計算された充電電流を用い、上記充電回路(Charge Circuit)33を制御し、この充電電流を上限としてバッテリ22への充電を行なう。
すなわち、この実施形態においては、例えば、上記ピークシフトの「充電禁止期間(16:00−23:00)」において、電子機器(PC)10の電源がONである場合に、電源マイコン(Microcontroller)21は、電流検出回路(Current Detect Circuit)32を用い、電子機器(PC)10で消費される電力を監視する。
そして、電源マイコン(Microcontroller)21は、この監視している電子機器(PC)10の電源がONである場合の消費電力から、電子機器(PC)10の電源がONである場合の平均消費電力を求める。
ここで、この実施形態において、上記のように、電子機器(PC)10の電源がONである場合の消費電力から、平均消費電力を求める理由を説明する。
ユーザは、電子機器(PC)10の電源がONである場合に、電子機器(PC)10を利用する。
また、電子機器(PC)10の利用状況は、ユーザによって、あるいは、状況によって異なることが多い。
このため、この実施形態においては、例えば、上記のように、ピークシフトの「充電禁止期間(16:00−23:00)」において、電子機器(PC)10の電源がONである場合に、電子機器(PC)10で消費される電力を監視し、この消費電力から、平均消費電力を求めている。
すなわち、この実施形態においては、上記のように、上記ピークシフトの「バッテリ充電禁止期間」において、電子機器(PC)10の電源がONでない場合(すなわち、電源OFFまたはスリープ(Sleep)状態の場合)は、上記電源マイコン(Microcontroller)21は、上記電子機器(PC)10の電源がONである状態に求めた平均消費電力を上限とした充電電流を計算し、記憶する(Charge current limit Power Register(充電電流上限値記憶部))。
また、電源マイコン(Microcontroller)21は、上記計算された充電電流を上記充電回路(Charge Circuit)33に設定し、この充電電流を上限としてバッテリ22への充電を開始する。
そして、この実施形態においては、バッテリ22への充電において、電子機器(PC)10の電源ON時の平均消費電力と同等あるいは小さい充電電流に制限することにより、ピークシフトの効果を保ったままバッテリ容量を確保し、電子機器(PC)10がバッテリ駆動できる時間を長くすることが可能になる。
これにより、上記のように、ピークシフトに対応する場合においても、電子機器(PC)10を良好に使用することが可能になる。
図5は、実施形態に係わる電子機器(PC)の動作を説明するフローチャートである。
ステップS100は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS101に進む。
ステップS101は、例えば、ユーザが、電子機器(PC)10の電源をONにするステップである。続いて、ステップS102に進む。
ステップS102は、上記「ピークシフト機能」が有効に設定されているかを検出するステップである。上記「ピークシフト機能」が有効に設定されていると検出される場合はステップS103に進む(Yes)。上記「ピークシフト機能」が有効に設定されていないと検出される場合はステップS107に進む(No)。
ステップS103は、現在の時刻が上記設定されているピークシフトの「運用期間」であるかを判別するステップである。現在の時刻が上記設定されているピークシフトの「運用期間」であると判別される場合は、ステップS104に進む(Yes)。現在の時刻が上記設定されているピークシフトの「運用期間」ではないと判別される場合は、ステップS107に進む(No)。
ステップS104は、上記設定されたピークシフト時間の時間外であるかを判別するステップである。上記設定されたピークシフト時間の時間外であると判別される場合は、ステップS106に進む(Yes)。上記設定されたピークシフト時間の時間外ではないと判別される場合は、ステップS105に進む(No)。
ステップS105は、バッテリ22への充電を行なわないステップである。続いて、ステップS113に進む。
ステップS106は、現時刻が上記設定された「バッテリ充電禁止時間」であるかを判別するステップである。現時刻が上記設定された「バッテリ充電禁止時間」であると判別される場合は、ステップS108に進む(Yes)。現時刻が上記設定された「バッテリ充電禁止時間」ではないと判別される場合は、ステップS107に進む(No)。
ステップS107は、バッテリ22に通常の充電を行なうステップである。ここでは、上記平均消費電力を上限とした充電電流を用いる充電は行なわない。続いて、ステップS113に進む。
ステップS108は、電源マイコン(PSC)21で、電子機器(PC)10の電源がON時の平均消費電力、または、この平均消費電力以下になる充電電流値を算出するステップである。続いて、ステップS109に進む。
ステップS109は、上記算出された充電電流値を例えば、記憶部(BIOS−ROM)107に記憶するステップである。続いて、ステップS110に進む。
ステップS110は、電子機器(PC)10の電源がOFFまたはスリープであるかを判別するステップである。電子機器(PC)10の電源がOFFまたはスリープであると判別される場合は、ステップS111に進む(Yes)。電子機器(PC)10の電源がOFFまたはスリープではないと判別される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS111は、上記のように、バッテリ充電禁止時間(16:00−23:00)であっても、上記平均消費電力(設定充電電流値)以下となるように、バッテリ22に充電するステップである。続いて、ステップS112に進む。
ステップS112は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
上記のように、この実施形態においては、バッテリ22への充電において、電気機器(PC)10の電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、上記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、上記バッテリ22への充電を制御する。
すなわち、この実施形態に係る電子機器は、時刻(現在の時刻)が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別する(CPU101)。
また、上記時刻が、上記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出する(電源マイコン21)。
また、上記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出する(CPU101)。
また、上記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、上記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、上記バッテリへの充電を制御する(電源マイコン21)。
また、上記バッテリへの充電は、上記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に行なわれる(CPU101)。
また、上記バッテリへの充電は、予め設定された充電禁止の解除条件が満たされた場合に行なわれる(CPU101)。
また、上記バッテリへの充電を禁止する時間を設定可能である(図4)。
また、上記充電禁止の解除条件を設定可能である(図4)。
また、ピークシフト機能を設定可能である(図4)。
また、上記バッテリへの充電を禁止しない時間は、上記算出された電源ON時の平均消費電力より大きい電力で上記バッテリへの充電が行なわれる(CPU101)。
上記のように構成することによって、この実施形態においては、ピークシフトに対応する場合においても、電子機器を良好に使用することが可能になる。
なお、上記実施形態の制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することが可能である。このため、制御処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、上記実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…電子機器(PC)、21…電源マイコン(PSC)、22…バッテリ、32…電流検出回路、33…充電回路。
本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子システムに関する。
実施形態の電子機器は、電源ON時のバッテリ充電を制限する時間を設定する設定部を備える。
また、前記時間において、電源ON時の消費電力を算出する算出部を備える。
また、前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された消費電力に応じて異なる電力で、前記バッテリへ充電させる充電制御部を備える。
また、バッテリへ充電させる制御を行う充電制御部を備える。
前記充電制御部が、前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、バッテリへ充電させる電力が前記算出された消費電力を超えないように充電を制限する。

Claims (9)

  1. 時刻が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別する判別部と、
    前記時刻が、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出する算出部と、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出する検出部と、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、前記バッテリへの充電を制御する充電制御部を備える電子機器。
  2. 前記バッテリへの充電は、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に行なわれる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記バッテリへの充電は、予め設定された充電禁止の解除条件が満たされた場合に行なわれる請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記バッテリへの充電を禁止する時間を設定可能な充電禁止時間設定部を備える請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記充電禁止の解除条件を設定可能な解除条件設定部を備える請求項3に記載の電子機器。
  6. ピークシフト機能を設定可能なピークシフト機能設定部を備える請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記バッテリへの充電を禁止しない時間は、前記算出された電源ON時の平均消費電力より大きい電力で前記バッテリへの充電が行なわれる請求項2に記載の電子機器。
  8. 時刻が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別するステップと、
    前記時刻が、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出するステップと、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出するステップと、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、前記バッテリへの充電を制御するステップを備える電子機器の制御方法。
  9. 時刻が、ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当するかを判別するステップと、
    前記時刻が、前記ピークシフト時間外に設定されたバッテリへの充電を禁止する時間に該当する場合に、電源ON時の平均消費電力を算出するステップと、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態であるかを検出するステップと、
    前記電源がOFFまたはスリープ状態である場合に、前記算出された電源ON時の平均消費電力以下の電力で、前記バッテリへの充電を制御するステップを備え、電子機器を制御する電子機器の制御プログラム。
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