JP2013162239A - 抑止装置、抑止装置の制御方法、被制御装置、電子機器、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作感を損なうことなく、電子機器に効率的な電力消費を行わせる。
【解決手段】演算装置12から接触位置3を取得する位置情報取得部13aと、接触位置3に基づいて、ユーザの操作は演算装置12に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する操作判定部14aと、抑止情報1aを送出する抑止情報送出部15aとを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、被制御装置の状態が遷移することを抑止する抑止装置に関するものである。
CPU(Central Processing Unit)の消費電力がその高性能化に伴って増大するにつれ、電子機器による電力制御の重要性が増している。電子機器は、ユーザが当該電子機器を使用しない時の消費電力を抑えるために、「サスペンド」や「ハイバネーション」と呼ばれる省電力モードで動作する機能を従来から備えている。
当該機能は、ユーザが電子機器の電源を落とす直前に、上記電子機器が揮発性の記憶装置(メモリ)に記憶されていた情報を不揮発性の記憶装置(ハードディスク)へ移し、ユーザが電源を再投入した時に当該情報を当該揮発性の記憶装置に戻すことで、ユーザが電源を落とす直前の状態から作業を再開できる種類のものをいう。上記機能は、さまざまな電子機器に広く実装されているが、当該電子機器に含まれるすべての機器の動作を停止させるため、ユーザが当該電子機器を全く使用しない場合のみにしか利用できない。
一方で、CPUに計算負荷が加わるタイミングは限られている。したがって、ユーザが電子機器を使用している最中であっても、所定のタイミングで当該電子機器に含まれる一部の機器を停止させることにより、消費電力を動的に抑制する方法が考えられる(停止させた状態で電子機器が動作することを、一般に「縮退動作」と呼ばれる)。または、計算負荷が加わる場合にのみ電力を集中的に投入してすべての機器を動作させ、消費電力を効率的に配分する方法も考えられる。
例えば、下記の特許文献1には、起動性の向上と省電力化とを両立させる撮像装置が開示されている。当該装置は、カメラでの撮影を行う場合、一時的にCPUのクロック周波数を上げることで撮像処理の性能を高めている。また、下記の特許文献2には、実行される処理の内容に応じて、CPUの動作周波数を制御する装置が開示されている。当該装置は、ユーザからキー入力を受け付けた場合に、CPUに所定のクロック段階を設定する。
また、下記の特許文献3には、動作速度を変更可能なプロセッサを含む情報処理システムが開示されている。当該システムは、応答時間が許容する範囲内で上記プロセッサの動作周波数を抑制し、省電力化を図る。また、下記の特許文献4には、低優先度タスクの処理の遅延時間を除去する情報処理装置が開示されている。当該装置は、電力制御を行う際に、割り込み処理によって生じた遅延時間を実行時間から除去することにより、処理の安定性を向上させる。
さらに、下記の特許文献5には、応答時間に対する要求が課せられた処理を、より低い消費電力で実行する演算処理システムが開示されている。当該システムは、プロセッサに与える動作周波数と電源電圧をシステム稼働中に変化させるハードウェア機構を備える。
特開2010−166607号公報(2010年7月29日公開) 特開2010−39791号公報(2010年2月18日公開) 特許第4123640号(2008年7月23日公開) 特開2006−235907号公報(2006年9月7日公開) 特開2002−304232号公報(2002年10月18日公開)
一方で、例えばユーザがアプリケーションを起動させる操作を行ったタイミングで電子機器が縮退動作をしていると、「もたつく」、「反応が悪い」などの操作感の悪さをユーザに与えてしまう。これは、アプリケーションの起動時に実行される初期化処理には、多くの演算が含まれるからである。
また、電子機器に搭載されるグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface;GUI)の高機能化に伴い、ランチャの不活性化処理(起動したアプリケーションが終了した後、ユーザインターフェースの入出力制御を当該アプリケーションに移譲するための処理)に必要な演算が増加する傾向にある。電子機器が縮退動作をしている状態で上記処理を実行すると、やはり操作感の悪さをユーザに与えてしまう。
すなわち、ユーザの使用状況によっては、消費電力を抑制することよりも、ユーザビリティを高く保つことを優先させるべき場合がある。この場合、電子機器が縮退動作をすることを抑止することが望ましい。
上記の特許文献1に記載された装置は、当該装置に特有のハードウェア構成を有するため、CPUにのみ依存する処理を見分けてクロック周波数を上げることができない。したがって、当該装置は、電子機器で実行される任意の処理に応じて、電子機器の縮退動作を抑止することができない。また、上記の特許文献2に記載された装置は、CPUに計算負荷が加わらない場合であっても、ユーザからキー入力を受け付けるたびにCPUに所定のクロック段階を設定するため、効果的に消費電力を抑制できない。
一方、上記の特許文献3、4、および5に記載された装置またはシステムでは、他に弊害(例えば余計な処理が必要になるなど)が生じたり、上記装置等を適用可能な範囲が限定的であったりする。すなわち、アプリケーションを起動するためにどの程度の演算が必要となるかを、電子機器は事前に知ることはできないため、上記の特許文献3に記載のシステムは適切に縮退動作を抑止できない。また、上記の特許文献4に記載の装置は、「割り込み処理」という特殊な処理に対してのみ有効であるに過ぎず、例えばアプリケーションの起動という複合的な処理を扱うことができない。
さらに、上記の特許文献5に記載のシステムは、処理に遅延が発生していることを検知した後にのみ動作周波数を変更できるに過ぎないため、上記抑止が必要となるタイミングに当該変更のための処理が間に合わないことがある。すなわち、上記いずれの特許文献に記載された従来技術も、縮退動作を効果的に抑止することによって、ユーザの操作感を改善するものではない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの使用状況に応じて電子機器の縮退動作を抑止することにより、ユーザの操作感を損なうことなく、電子機器に効率的な電力消費を行わせることを可能にする抑止装置等を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の抑止装置は、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能な被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置であって、
(2)前記被制御装置から前記指定された位置を取得する第1の取得手段と、
(3)前記第1の取得手段によって取得された指定された位置に基づいて、前記ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定手段と、
(4)前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、前記抑止情報を送出する送出手段とを備えたことを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の抑止装置の制御方法は、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能な被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置の制御方法であって、
(2)前記被制御装置から前記指定された位置を取得する第1の取得ステップと、
(3)前記第1の取得ステップにおいて取得された指定された位置に基づいて、前記ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定ステップと、
(4)前記第1の判定ステップにおいて実行させる操作であると判定された場合、前記抑止情報を送出する送出ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置および当該装置の制御方法は、ユーザの操作によって指定された位置を取得し、当該指定された位置に基づいて、上記ユーザの操作が被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する。そして、実行させる操作であると判定された場合、第1の状態から第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を被制御装置へ送出する。
上述したように、従来の技術は、電子機器の消費電力を抑えることのみに焦点を当ててきた。すなわち、上記従来の技術は、電子機器の動作状況のみを基準にして、通常状態(第1の状態)での動作と縮退状態(第2の状態)での動作とを切り替える。すなわち、上記従来の技術は、ユーザの使用状況に応じて電力制御を行うことを考慮していないため、消費電力を抑制することよりも、ユーザビリティを高く保つことを優先させるべき場合に対応できない。
これに対して、本発明の抑止装置および当該装置の制御方法は、ユーザの操作が入力面(例えばタッチパネルなど)で検知され、当該操作が被制御装置に所定の処理を実行させる操作であると判定できる場合、当該被制御装置に抑止情報を送出する。これにより、上記抑止装置等は、ユーザが所望する所定の処理を被制御装置が実行するにあたり、被制御装置が第1の状態から第2の状態へ遷移することを抑止できる。
すなわち、上記抑止装置等は、ユーザの使用状況に応じて、被制御装置が縮退状態で動作することを抑止できる。したがって、本発明の抑止装置および当該装置の制御方法は、ユーザの操作感を損なうことなく、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の抑止装置は、
(1)前記被制御装置が前記所定の処理を終了させたことを示す終了情報を、当該被制御装置から取得する第2の取得手段をさらに備え、
(2)前記送出手段は、前記第2の取得手段によって終了情報が取得された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報をさらに送出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置は、被制御装置が所定の処理を終了させたことを示す終了情報を、当該被制御装置から取得した場合、被制御装置が第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を送出する。言い換えれば、ユーザによって与えられた所定の処理を被制御装置が実行し終わると、上記抑止装置は被制御装置に許可情報を送出することにより、縮退状態(第2の状態)で動作することを許可する。
したがって、本発明の抑止装置は、ユーザの操作感を損なうことなく、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の抑止装置は、
(1)前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、前記第1の取得手段によって指定された位置が取得された時刻から、所定の時間が経過したか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、
(2)前記送出手段は、前記第2の判定手段によって所定の時間が経過したと判定された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を前記被制御装置に送出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置は、第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合に、第1の取得手段によって指定された位置が取得された時刻から所定の時間が経過したか否かを判定する。そして、所定の時間が経過したと判定された場合、上記抑止装置は許可情報を被制御装置に送出する。
ユーザから与えられた所定の処理を被制御装置が実行するために必要な時間は、当該処理ごとに予測できる場合がある。そこで、本発明の抑止装置は、ユーザの操作を検知してから所定の時間が経過すれば、被制御装置から終了情報を取得しない場合であっても、被制御装置が縮退状態で動作することを許可する。
これにより、本発明の抑止装置は、所定の処理が必要となる処理時間に応じて、被制御装置に縮退状態で動作することを許可できる。したがって、本発明の抑止装置は、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の抑止装置では、
(1)前記送出手段は、前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定されたことにより、前記抑止情報を送出した後に、前記第1の取得手段によって新たに取得された指定された位置に基づいて、前記第1の判定手段によって実行させる操作でないと判定された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を、当該被制御装置にさらに送出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置は、抑止情報を送出した後に、新たに取得された指定された位置に基づいて、上記所定の処理を実行させる操作でないと判定された場合、被制御装置が第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を被制御装置に送出する。
すなわち、上記抑止装置は、抑止情報を送出した後に、所定の処理を実行させる操作であると判定したユーザの操作が実行させる操作ではないと最終的に判定できる場合、先に送出した抑止情報を取り消すために、追って許可情報を送出する。したがって、本発明の抑止装置は、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の抑止装置では、
(1)前記送出手段は、前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された時点から、前記被制御装置が前記所定の処理を実行する時点までのいずれかの時点において、前記抑止情報を送出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置は、第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された時点から、被制御装置が所定の処理を実行する時点までのいずれかの時点において抑止情報を送出する。したがって、本発明の抑止装置は、ユーザの操作感を損なうことなく、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の抑止装置では、
(1)前記第1の判定手段は、前記所定の処理がアプリケーションを起動する処理である場合に、当該所定の処理を実行させる操作であると判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の抑止装置では、上記所定の処理はアプリケーションを起動する処理である。したがって、本発明の抑止装置は、特にユーザがアプリケーションを起動させた場合に、ユーザの操作感を損なうことなく、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができる。
また、本発明の被制御装置は、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する第1の状態および前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態のいずれか一方の状態で動作可能な被制御装置であって、
(2)上記抑止装置から送出された抑止情報を受信する受信手段と、
(3)前記受信手段によって抑止情報が受信された場合、前記第1の状態で所定の処理を実行する実行手段とを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の被制御装置は、抑止装置から送出された抑止情報を受信したときは、第1の状態で所定の処理を実行する。したがって、本発明の被制御装置は、ユーザの操作感を損なうことなく、効率的に電力を消費することができる。
また、本発明の被制御装置は、
(1)前記受信手段は、前記抑止装置から送出された前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報をさらに受信し、
(2)前記実行手段は、前記受信手段によって許可情報が受信された場合、前記第1の状態および第2の状態のいずれか一方で処理を実行することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の被制御装置は、抑止装置から送出された許可情報を受信したときは、第1の状態および第2の状態のいずれか一方で処理を実行する。したがって、本発明の被制御装置は、ユーザの操作感を損なうことなく、効率的に電力を消費することができる。
また、本発明の電子機器は、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能な入力面を備えた電子機器であって、
(2)上記抑止装置と、
(3)上記被制御装置とを含むことを特徴としている。
したがって、本発明の電子機器は、ユーザの操作感を損なうことなく、効率的に電力を消費することができる。
なお、前記抑止装置および被制御装置はコンピュータによって実現してもよい。この場合には、コンピュータを前記抑止装置および被制御装置の各手段として動作させることにより、前記抑止装置および被制御装置をコンピュータで実現させる制御プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明の抑止装置は、被制御装置から指定された位置を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段によって取得された指定された位置に基づいて、ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、抑止情報を送出する送出手段とを備えた構成である。
また、本発明の抑止装置の制御方法は、被制御装置から指定された位置を取得する第1の取得ステップと、前記第1の取得ステップにおいて取得された指定された位置に基づいて、ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおいて実行させる操作であると判定された場合、抑止情報を送出する送出ステップとを含む構成である。
すなわち、本発明の抑止装置および当該装置の制御方法は、ユーザの使用状況に応じて被制御装置が第2の状態で動作することを抑止できる。したがって、本発明の抑止装置および当該装置の制御方法は、ユーザの操作感を損なうことなく、被制御装置に効率的な電力消費を行わせることができるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 (a)は、上記スマートフォンの外観例を表した模式図であり、(b)は、ユーザが上記スマートフォンを使用する一例を表した模式図である。 上記スマートフォンの具体的な構成を表した模式図である。 上記スマートフォンにおける具体的な処理の流れを表したタイミングチャートである。 上記スマートフォンが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
〔スマートフォン100の概要〕
図1に基づいて、スマートフォン100の概要を説明する。図1は、本実施の形態に係るスマートフォン100の要部構成を示すブロック図である。
スマートフォン(電子機器)100は、ユーザの操作により指定された位置を検知可能な入力面を備え、抑止装置11と演算装置12とを少なくとも含む電子機器である。上記電子機器として、スマートフォン100を一例に挙げて本実施の形態を説明する。しかし、上記電子機器はスマートフォンだけでなく、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、その他の電子機器等であってもよい。
また、スマートフォン100は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface;GUI)を搭載しており、演算装置12で実行可能なアプリケーションを複数保持している。ユーザはGUIからアイコン等を選択することにより、所望のアプリケーションを演算装置12に実行させることができる。
演算装置(被制御装置)12は、接触位置(ユーザの操作により指定された位置)3を検知可能であり、通常の性能(所定の性能)で処理を実行する通常状態(第1の状態)および通常の性能より低い性能で処理を実行する縮退状態(第2の状態)のいずれか一方の状態で動作可能な装置である。
ここで、「縮退状態」とは、演算装置12に含まれる一部の機能を停止させたり、演算装置12が動作する周波数や電圧等を変更したりすることによって、消費電力と性能とを抑制している状態をいう。また、「通常の状態」とは、縮退状態でない状態をいい、「通常の性能」とは、通常の状態で発揮される演算装置12の性能をいう。
抑止装置11は、接触位置3を検知可能な演算装置12が、通常の性能で処理を実行する通常状態から、通常の性能より低い性能で処理を実行する縮退状態へ遷移することを抑止する抑止情報1aを、演算装置12に送出する装置である。
抑止装置11は、演算装置12から接触位置3が入力されると、当該接触位置に基づいて、ユーザの操作が演算装置12に所定の処理(例えば、アプリケーションを起動する処理)を実行させる操作であるか否かを判定する。そして、抑止装置11は、上記所定の処理を実行させる操作であると判定する場合、抑止情報1aを演算装置12に送出する。演算装置12は、抑止装置11から抑止情報1aが入力されると、通常状態で上記所定の処理を実行する。
すなわち、抑止装置11は、演算装置12に演算負荷が加わるタイミング(例えば、ユーザがアプリケーションを起動させるために、アイコンに指を接触させたタイミング)にのみ、当該演算装置に縮退状態での動作を解除させることができる。これにより、ユーザが演算装置12に上記所定の処理を実行させる場合、抑止装置11は「もたつく」、「反応が悪い」などの操作感の悪さをユーザに与えることを回避できる。
また、抑止装置11は、演算装置12に演算負荷が加わるタイミングにのみ、当該演算装置に電力を集中的に投入させることができるため、演算装置12に効率的な電力消費を行わせることを可能にする。
なお、演算装置12は、例えばCPU(Central Processing Unit)など、所与の計算過程(プログラム)を実行可能な演算処理装置で構成される。また、抑止装置11は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶素子に記憶されたプログラムを、上記演算処理装置に実行させることによって実現されてもよい。
この場合、抑止装置11は、スマートフォン100に実装されるマルチタスク処理の可能なOS(Operating System;OS)や、上記GUIの上で実行されるランチャ(任意のアプリケーションを起動させるためのインターフェース用アプリケーション)などの一部機能として実現される。また、OSは、ランチャを揮発性記憶素子メモリにあらかじめ展開することで、ユーザインターフェースを介してユーザが操作可能な状態にしている。
抑止装置11および演算装置12が上記のように実現される場合、これらは以下のような具体例で実現できる。すなわち、ユーザがランチャに表示されたアイコンに指を重ねたタイミングで、ランチャはOSに対してアプリケーションが起動され得る旨の情報(接触位置3)を出す。それを受けたOSは、CPUに対して縮退を抑止する命令(抑止情報1a)を出す。
なお、上記例における動作は、ユーザがアイコンに指を重ねたことを入力面(入力部40)が検知すると、即座に実行される「みなし動作」である。ユーザがアイコンに指を重ねた状態から指をずらしたことにより、結果的にアイコンが選択されない場合、OS(またはランチャ)は、上記「指を重ねた」動作はアイコンを選択するための操作ではなかったと判定し、CPUに縮退動作を許可する情報(許可情報1b)を出す。
図2に基づいて、スマートフォン100の外観例および操作例を説明する。図2(a)は、スマートフォン100の外観例を表した模式図であり、図2(b)は、ユーザがスマートフォン100を使用する一例を表した模式図である。
図2(a)に示すように、スマートフォン100は、入力部40、表示部70、および電源スイッチ41を備える。各構成が有する機能を明示するために、図1は入力部40と表示部70とを分離して示しているが、例えば入力部40をタッチパネルで、表示部70を液晶ディスプレイで実現する場合、図2(a)に示すように、両者は一体として構成されてよい。
図2(b)に示すように、ユーザは入力部40に含まれる入力面をタッチし、スマートフォン100に当該入力面における位置を指定することにより(接触位置3を与えることにより)、アイコン6を選択できる。演算装置12は、当該アイコンによって特定される処理(例えば、当該アイコンによって指定されるアプリケーションを起動する処理)を実行する。
なお、以下の記載および上記図面においては、右利きのユーザがスマートフォン100を右手に把持し、右手の親指を入力面に接触させる場合を想定して説明する。しかし、スマートフォン100を把持する手および操作する手は、右手であっても左手であってもよいし、入力面に接触させる指は親指でなくともよい。
また、ユーザはスマートフォン100を操作するために、指ではなくスタイラスなどの指示具を用いることもできる。すなわち、以下の記載において、「ユーザの操作」には「ユーザの指」によるものと、「スタイラスなどの指示具」によるものとが含まれる。
さらに、以下の記載および上記図面においては、「ユーザが入力面に指を接触させる」として説明する。しかし、入力部40に含まれる入力面が、例えば指の近接を検出可能なタッチパネルである場合、スマートフォン100は、入力面に対するユーザの指の近接を検出することによっても、接触の場合と同様に動作可能である。すなわち、以下の記載において、「接触」には「近接」が含まれる。ただし、記載の簡潔性を担保するため、以下では単に「接触」とのみ記載する(例えば「接触位置3」など)。
〔スマートフォン100の構成〕
図1に基づいて、本実施の形態に係るスマートフォン100の構成を説明する。なお、記載の簡潔性を担保するため、本実施の形態に直接関係のない部分は構成の説明およびブロック図から省略した。ただし、実施の実情に則して、スマートフォン100は当該省略した構成を含んでもよい。
以下、入力部40、位置情報取得部13a、操作判定部14a、抑止情報送出部15a、経過時間判定部14b、終了情報取得部13b、許可情報送出部15b、アプリケーション実行部17、抑止情報受信部16a、許可情報受信部16b、表示部70の順序で各構成が担う機能を説明する。
入力部40は、その入力面に接触したユーザの指の当該入力面上における2次元の座標情報を、接触位置3としてアプリケーション実行部17に出力する。本実施の形態では、入力部40としてマルチタッチを検出可能なタッチパネルを備えることが望ましい(すなわち「入力面」は入力部40に含まれる)。ただし、入力部40は、ユーザによる操作で接触位置3を検知可能な入力機器を備えてさえいれば、ハードウェアの種類はタッチパネルに限定されない。
位置情報取得部(第1の取得手段)13aは、演算装置12から接触位置3を取得する。具体的には、位置情報取得部13aは、アプリケーション実行部17から接触位置3が入力されると、これを操作判定部14aおよび経過時間判定部14bに出力する。
操作判定部(第1の判定手段)14aは、位置情報取得部13aによって取得された接触位置3に基づいて、ユーザの操作は演算装置12に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する。なお、上記「所定の処理」とは、例えばユーザが選択したアイコン6に対応付けられたアプリケーションを起動する処理である。
具体的には、操作判定部14aは、位置情報取得部13aから接触位置3が入力された場合、当該接触位置(接触位置3に対応する表示面における位置)とアイコン6の表示位置とが一致しているか否かを判定する。これにより、操作判定部14aは、ユーザが当該アイコンを選択したか否かを判定する。そして、操作判定部14aは、判定結果4aを抑止情報送出部15aおよび経過時間判定部14bに出力する。
抑止情報送出部(送出手段)15aは、操作判定部14aによって実行させる操作であると判定された場合、抑止情報1aを演算装置12に送出する。具体的には、抑止情報送出部15aは、操作判定部14aから入力された判定結果4aが「ユーザがアイコン6を選択した」ことを表す場合、抑止情報1aを抑止情報受信部16aに出力する。
なお、抑止情報送出部15aは、操作判定部14aによって実行させる操作であると判定された時点から、演算装置12が所定の処理を実行する時点までのいずれかの時点において、抑止情報1aを送出する。すなわち、ユーザが入力面をタッチした後に、起動するアプリケーションの初期化処理が始まるまでの任意のタイミングで、抑止情報送出部15aは、抑止情報1aを送出してもよい。
経過時間判定部(第2の判定手段)14bは、操作判定部14aによって実行させる操作であると判定された場合、位置情報取得部13aによって接触位置3が取得された時刻から所定の時間が経過したか否かを判定する。
具体的には、経過時間判定部14bは、位置情報取得部13aから接触位置3が入力されると、当該接触位置が入力された時刻を所定のメモリ等に記憶する。このとき、操作判定部14aから「ユーザがアイコン6を選択しなかった」ことを表す判定結果4aが入力されると、記憶した上記時刻をメモリ等から消去する。
一方、操作判定部14aから「ユーザがアイコン6を選択した」ことを表す判定結果4aが入力されると、経過時間判定部14bは、接触位置3が入力された時刻から所定の時間が経過しているか否かを所定の時間間隔で判定し、判定結果4bを許可情報送出部15bに出力する。なお、操作判定部14aが判定する上記所定の時間は1秒であることが望ましいが、アプリケーション等の性質に応じて、それより短くても長くてもよい。仮に、1秒を超えてしまうアプリケーションがあったとしても、縮退状態を抑止しているだけであり、演算が大量に行われていれば縮退動作は行われないため、十分に効果が見込めるからである。
終了情報取得部(第2の取得手段)13bは、演算装置12が所定の処理を終了させたことを示す終了情報2を、演算装置12から取得する。具体的には、終了情報取得部13bは、アプリケーション実行部17から終了情報2を取得し、これを許可情報送出部15bに出力する。
許可情報送出部(送出手段)15bは、終了情報取得部13bによって終了情報2が取得された場合、演算装置12が通常状態から縮退状態へ遷移することを許可する許可情報1bを許可情報受信部16bに送出する。
上述したように、抑止装置11がOSやランチャなどの一部機能として実現される場合、上記の処理は、例えばアプリケーションに制御が移ったタイミングをOSが捉えた場合に、OSがCPUの縮退動作を許可する命令(許可情報1b)を出すことによって、具体的に実現できる。上記タイミングは、アプリケーションの起動に伴うアニメーションが終了するタイミングであってもよいし、起動するアプリケーションを描画する命令がなされたタイミングであってもよい。
また、許可情報送出部15bは、経過時間判定部14bから「所定の時間が経過した」ことを表す判定結果4bが入力されると、許可情報1bを許可情報受信部16bに送出する。
さらに、許可情報送出部15bは、操作判定部14aによって実行させる操作であると判定されたことにより、抑止情報1aを送出した後に、位置情報取得部13aによって新たに取得された接触位置3に基づいて、操作判定部14aによって実行させる操作でないと判定された場合、演算装置12が通常状態から縮退状態へ遷移することを許可する許可情報1bを、演算装置12にさらに送出する。
アプリケーション実行部(実行手段)17は、抑止情報受信部16aによって抑止情報1aが受信された場合、通常状態で所定の処理を実行する。具体的には、アプリケーション実行部17は、抑止情報受信部16aから抑止情報1aが入力されると、ユーザが選択したアイコン6によって特定される所定の処理(例えば当該アイコンに対応付けられたアプリケーションを起動する処理)を実行する。
また、アプリケーション実行部17は、入力部40から接触位置3が入力されると、これを位置情報取得部13aに出力する。
さらに、アプリケーション実行部17は、許可情報受信部16bによって許可情報1bが受信された場合、通常状態および縮退状態のいずれか一方で処理を実行する。アプリケーション実行部17は、所定のアプリケーションを起動する処理を終了させると、終了情報2を終了情報取得部13bに出力する。
抑止情報受信部(受信手段)16aは、抑止装置11から送出された抑止情報1aを受信する。そして、抑止情報受信部16aは、受信した抑止情報1aを、アプリケーション実行部17に出力する。
許可情報受信部(受信手段)16bは、抑止装置11から送出された通常状態から縮退状態へ遷移することを許可する許可情報1bを受信する。そして、許可情報受信部16bは、受信した許可情報1bを、アプリケーション実行部17に出力する。
表示部70は、演算装置12から出力される表示用データ7を、表示面に表示する装置である(すなわち「表示面」は表示部70に含まれる)。本実施の形態では主に液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)を想定しているが、表示機能を有する装置(特に、フラットパネルディスプレイ)でありさえすればハードウェアの種類は限定されない。例えば、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel;PDP)やEL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と表示用データ7とに基づいて、当該表示素子を駆動するドライバ回路とを備える装置等で、表示部70を構成できる。
前述したように、入力部40をタッチパネルで、表示部70を液晶ディスプレイで実現する場合、両者は一体として構成されてよい(図2参照)。すなわち、入力部40は、矩形板状に形成されたガラス等の透明な透過部材からなる入力面を含んで構成され、表示部70が有する表示面を覆うように一体的に形成されてよい。これにより、入力部40の入力面に対するユーザの指の接触位置3と、表示部70が当該接触に応じて表示面に表示する図形等の表示位置とが一致するため、ユーザは自然な入力感覚を得ることができる。
〔アプリケーションの動作について〕
図3および図4に基づいて、抑止装置11がGUI機能を有するOSやランチャなどの一部機能として実現される場合における、スマートフォン100のより具体的な構成を説明する。図3は、スマートフォン100の具体的な構成を表した模式図である。また、図4は、スマートフォン100における具体的な処理の流れを表したタイミングチャートである。
図3において、各引き出し線に付された符号は、ユーザによる画面タッチとその位置の伝達(P1)、アプリケーションに画面タッチとその位置の伝達(P2)、CPUの縮退動作の抑止要求(P3)、縮退動作抑止(P4)、1秒後に抑止状態から復帰するよう命令(P5)、アプリケーションの起動命令(P6)、プログラムのメモリ展開命令(P7)、NAND(inverted AND型フラッシュメモリ)からのデータ読み出し(P8)、プログラム実行可能なメモリへ書き込み(P9)、アプリケーションの実行命令(P10)、初期化処理の一環としてカメラハードウェアの初期化(P11)、描画命令(P12)、ディスプレイ(表示部70)に描画(P13)をそれぞれ表す。
アプリケーションは、起動されると初期化処理を実行する。この初期化処理は2種類ある。1つは、OSが予め用意している初期化処理である。当該処理は、アプリケーションの実行プログラムを揮発性の記憶素子メモリに展開し、当該メモリの空間に初期情報を配置する。このとき、ダイナミックリンクライブラリが必要であれば、当該処理は、当該ダイナミックリンクライブラリのファイルを検索し、利用可能な状態にする。また、当該処理は、表示画面のサイズなど、GUIを実現するために必要な情報を取得し、必要な処理を実行する。OSがセキュリティ機能を搭載している場合、上記プログラムがセキュリティに関する所定の条件を満たしているか否かを判定する。
もう1つは、アプリケーションごとに固有の初期化処理である。当該処理は、上記1つ目の初期化処理が終了した後に呼び出される関数によって実行される。なお、ここで呼び出される関数は、一般的にmain関数であるが、環境によって異なることに注意する。
上記初期化処理は、データベースからデータを読み出したり、カメラなどのデバイスドライバを初期化したり、ネットワークに接続したりする。そして、当該処理は、ユーザがアプリケーションを操作可能な状態になるまで実行される。一般的には、アプリケーションの最初の画面を描画可能な状態が、ユーザが操作可能な状態とみなされる。そのため、アプリケーションが画面描画の命令をOSに出力すると、OSは起動したアプリケーションに制御を渡す。
なお、ランチャとアプリケーションとの切り替えが行われていることをユーザに知らしめるために、GUIが当該ランチャと当該アプリケーションとの画面に関する情報を用いて、フェードインなどのアニメーションを表示させてもよい。当該アニメーションは、OSが描画命令を受け、アプリケーションに制御を渡すまでの間に表示させてもよい。また、ランチャは制御をアプリケーションへスムーズに移譲できるように、アプリケーションが起動のための初期化処理を実行する間、RAMに記憶されている情報を保存したり、画面をキャプチャしたりするなどの中断処理を行ってもよい。
なお、起動したアプリケーションに制御が移ったタイミングでランチャの中断処理が終わっていない場合、ランチャは当該中断処理が終了するまで縮退動作を抑止し、中断処理の完了を契機にして縮退動作を許可してもよい。
アプリケーションを起動するための処理は演算量が多いことが通常であるが、演算装置12は、どの程度の演算量が必要となるかを事前に知ることはできない。そこで、抑止装置11は、ユーザの操作が演算装置12にアプリケーションを起動させるための処理を実行させる操作であると判定すると、縮退動作を抑止する命令(抑止情報1a)を演算装置12に出力する。すなわち、抑止装置11は、演算装置12にアプリケーションを起動するための処理を高速に実行させることができるため、ユーザの操作感を改善することができる。
演算装置12がアプリケーションを起動する処理を実行する最中には、例えば入出力制御などのさまざまな割り込み処理が発生する可能性がある。抑止装置11は、上記処理を実行する最中に、演算装置12が縮退状態で動作しないよう抑止できるため、演算装置12にアプリケーションを起動する処理を安定した速度で実行させることができる。
また、抑止装置11は、上記抑止により、演算装置12にランチャの不活性化処理に必要な処理も高速で実行させることができる。
なお、図3において、「演算用チップセット」は「Kernel」と相互に関連し、「CPU状態管理装置」とだけ関連するわけではない。すなわち、演算用チップセットには、外部メモリが付加されていることを想定している。抑止装置11は、メモリやクロックジェネレータ等の一般的な構成を含んでいてよい。
〔スマートフォン100が実行する処理〕
図5に基づいて、スマートフォン100が実行する処理の流れを説明する。図5は、スマートフォン100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
入力部40の入力面がユーザのタッチ操作を検出すると(ステップ1でYES:以下、「ステップ1」をS1のように略記する)、アプリケーション実行部17が位置情報取得部13aに接触位置3を出力する(S2)。位置情報取得部13aは、入力部40から出力された接触位置3を取得し(S3、第1の取得ステップ)、操作判定部14aは、ユーザがアイコン6を選択する操作を行ったか否かを判定する(S4、第1の判定ステップ)。選択する操作を行ったと判定する場合(S4においてYES)、抑止情報送出部15aは、抑止情報1aを演算装置12に出力する(S5、送出ステップ)。
抑止情報受信部16aは抑止情報1aを受信し(S6)、アプリケーション実行部17は通常状態でアプリケーションを実行する(S7)。その間、経過時間判定部14bは、所定の時間間隔で上記時刻から所定の時間が経過しているか否かを判定する(S10)。アプリケーション実行部17は、所定のアプリケーションを起動する処理を終了させると(S8においてYES)、終了情報2を出力する(S9)。
終了情報取得部13bが終了情報2を取得した場合(S11)、または所定の時間が経過した場合(S10においてYES)、許可情報送出部15bは許可情報1bを演算装置12に出力する(S12)。許可情報受信部16bが許可情報を受信すると(S13)、縮退状態で処理を実行する(S14)。
〔抑止装置11が奏する効果〕
抑止装置11は、ユーザの使用状況に応じて、縮退状態での動作を抑止することができる。したがって、抑止装置11は、ユーザの操作感を損なうことなく、演算装置12に効率的な電力消費を行わせることができるという効果を奏する。
具体的には、例えばスマートフォン100が搭載する撮影装置(例えば、一般的なカメラなど、図1および図2において図示せず)を制御するためのアプリケーションをユーザが起動した場合、抑止装置11は演算装置12が当該アプリケーションの起動を完了させるために必要な処理時間を約35%短くすることができる。すなわち、抑止装置11は、アプリケーションの起動に必要な処理を演算装置12に迅速に実行させることができる。
〔その他の変形例〕
抑止装置11がOSやランチャなどの一部機能として実現される一例においては、ランチャがアプリケーションを起動できる状態における例を説明した。しかし、スマートフォン100で稼働する他のプロセスやライブラリが、上記ランチャの動作に基づいて、縮退動作を抑止してもよい。
同様に、アプリケーションが起動するタイミングで、OSがCPUに縮退動作抑止命令(抑止情報1a)を出す例を示したが、アプリケーションの起動プロセスが完了した状態を取得するプロセスやライブラリをあらかじめ用意し、当該プロセスやライブラリからCPUの縮退動作抑止命令を出してもよい。
また、GUIがOSに備えられている例を示したが、GUIはライブラリやプロセスとしてOSとは別に実行されていてもよく、アプリケーションの起動状態を一旦GUIで判断し、当該GUIから縮退動作の許可命令(許可情報1b)を出してもよい。
さらに、縮退動作の許可命令を定められた時間でOSが解除する例を示したが、この処理を別途用意したプロセスまたはライブラリで実現してもよい。
〔スマートフォン100の別表現〕
本実施の形態に係る抑止装置11は、次のようにも表現できる。すなわち、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能であるとともに、複数のアイコンを出力可能である被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置であって、
(2)前記被制御装置から前記指定された位置を取得する第1の取得手段と、
(3)前記第1の取得手段によって取得された指定された位置と前記アイコンを出力する位置とが一致しているか否かを判定することによって、前記ユーザの操作は当該アイコンによって特定される所定の処理を前記被制御装置に実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定手段と、
(4)前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、前記抑止情報を送出する送出手段とを備えたことを特徴とする抑止装置。
または、本実施の形態に係る抑止装置11は、次のようにも表現できる。すなわち、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能であり、前記指定された位置に基づいてアイコンの選択が可能であることにより、当該アイコンによって特定される処理を実行可能である被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置であって、
(2)前記アイコンが選択されたことにより、当該アイコンによって特定されるアプリケーションを起動する処理を、前記被制御装置が実行することを示す実行情報を取得する取得手段と、
(3)前記取得手段によって実行情報が取得された場合、前記抑止情報を送出する送出手段とを備えたことを特徴とする抑止装置。
〔各実施の形態に含まれる構成(技術的手段)の組み合わせについて〕
上述した実施の形態に含まれる構成は、適宜組み合わせられることに注意する。すなわち、上記の実施の形態で説明したすべての構成は、当該説明に係る実施の形態のみならず、他の実施の形態においても当該構成の全部または一部を組み合わせて利用でき、それによって得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
さらに換言すれば、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、抑止装置11、演算装置12、およびスマートフォン100の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、抑止装置11、演算装置12、およびスマートフォン100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである抑止装置11、演算装置12、およびスマートフォン100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、抑止装置11、演算装置12、およびスマートフォン100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、抑止装置11、演算装置12、およびスマートフォン100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
このように、本明細書においては、手段とは必ずしも物理的手段を意味せず、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も含む。また、1つの手段の機能が2つ以上の物理的手段により実現されてもよいし、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明は、スマートフォンだけでなく、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、その他の電子機器等にも適用できる。
1a 抑止情報
1b 許可情報
2 終了情報
3 接触位置(ユーザの操作により指定された位置)
11 抑止装置
12 演算装置(被制御装置)
13a 位置情報取得部(第1の取得手段)
13b 終了情報取得部(第2の取得手段)
14a 操作判定部(第1の判定手段)
14b 経過時間判定部(第2の判定手段)
15a 抑止情報送出部(送出手段)
15b 許可情報送出部(送出手段)
16a 抑止情報受信部(受信手段)
16b 許可情報受信部(受信手段)
17 アプリケーション実行部(実行手段)
100 スマートフォン(電子機器)

Claims (12)

  1. ユーザの操作により指定された位置を検知可能な被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置であって、
    前記被制御装置から前記指定された位置を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された指定された位置に基づいて、前記ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、前記抑止情報を送出する送出手段とを備えたことを特徴とする抑止装置。
  2. 前記被制御装置が前記所定の処理を終了させたことを示す終了情報を、当該被制御装置から取得する第2の取得手段をさらに備え、
    前記送出手段は、前記第2の取得手段によって終了情報が取得された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報をさらに送出することを特徴とする請求項1に記載の抑止装置。
  3. 前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された場合、前記第1の取得手段によって指定された位置が取得された時刻から、所定の時間が経過したか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、
    前記送出手段は、前記第2の判定手段によって所定の時間が経過したと判定された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を前記被制御装置に送出することを特徴とする請求項1または2に記載の抑止装置。
  4. 前記送出手段は、前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定されたことにより、前記抑止情報を送出した後に、前記第1の取得手段によって新たに取得された指定された位置に基づいて、前記第1の判定手段によって実行させる操作でないと判定された場合、前記被制御装置が前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報を、当該被制御装置にさらに送出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の抑止装置。
  5. 前記送出手段は、前記第1の判定手段によって実行させる操作であると判定された時点から、前記被制御装置が前記所定の処理を実行する時点までのいずれかの時点において、前記抑止情報を送出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の抑止装置。
  6. 前記第1の判定手段は、前記所定の処理がアプリケーションを起動する処理である場合に、当該所定の処理を実行させる操作であると判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の抑止装置。
  7. ユーザの操作により指定された位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する第1の状態および前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態のいずれか一方の状態で動作可能な被制御装置であって、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の抑止装置から送出された抑止情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって抑止情報が受信された場合、前記第1の状態で所定の処理を実行する実行手段とを備えたことを特徴とする被制御装置。
  8. 前記受信手段は、前記抑止装置から送出された前記第1の状態から第2の状態へ遷移することを許可する許可情報をさらに受信し、
    前記実行手段は、前記受信手段によって許可情報が受信された場合、前記第1の状態および第2の状態のいずれか一方で処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の被制御装置。
  9. ユーザの操作により指定された位置を検知可能な入力面を備えた電子機器であって、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の抑止装置と、
    請求項7または8に記載の被制御装置とを含むことを特徴とする電子機器。
  10. ユーザの操作により指定された位置を検知可能な被制御装置が、所定の性能で処理を実行する第1の状態から、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態へ遷移することを抑止する抑止情報を、当該被制御装置に送出する抑止装置の制御方法であって、
    前記被制御装置から前記指定された位置を取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された指定された位置に基づいて、前記ユーザの操作は前記被制御装置に所定の処理を実行させる操作であるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにおいて実行させる操作であると判定された場合、前記抑止情報を送出する送出ステップとを含むことを特徴とする抑止装置の制御方法。
  11. 請求項1から6のいずれか1項に記載の抑止装置、および、請求項7または8に記載の被制御装置の少なくとも一方を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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