JP2013162076A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セルサイズの微細化かつFin−FETの高性能化を図る。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板10と、ゲート電極20と、第1半導体層25aおよび第2半導体層25bと、を具備する。前記半導体基板は、基板部8と、前記基板部上の第1フィン部9aおよび前記第1フィン部に隣接する第2フィン部9bとを有する。前記ゲート電極は、チャネル領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部の側面上および上面上の一部に絶縁層を介して連接して形成される。前記第1半導体層および前記第2半導体層は、ソース/ドレイン領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部のそれぞれの側面上および上面上の一部に形成される。前記第1フィン部の上面の高さは、前記第2フィン部の上面の高さよりも高い。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
近年の半導体装置において、省電力化および高速化に伴う新しいトランジスタ構造としてFin−FET(Field Effect Transistor)が提案されている。Fin−FETは、半導体基板(例えばSi基板)をパターニングすることにより、基板部とフィン部とを有する。このフィン部の側面および上面を覆うようにゲート電極を形成することにより、フィン部にチャネル領域を形成する。
一方、チャネル領域を挟むようにフィン部にソース/ドレイン領域が形成される。FinFETでは、寄生抵抗を低減するために、このソース/ドレイン領域にSEG(Selective Epitaxial Growth)法によって選択的に形成された半導体層が用いられる。すなわち、ソース/ドレイン領域におけるフィン部をシード層として、その上面上および側面上に半導体層を成長させる。これにより、ソース/ドレイン領域の電流経路の断面積を大きくすることができ、寄生抵抗を低減することができる。
しかしながら、Fin−FETをメモリセルアレイに適用する場合、メモリセルの微細化に伴いメモリセル間のスペースが小さくなると、Fin−FETの隣接するフィン部間のスペースも小さくなる。その結果、隣接したフィン部のそれぞれにSEG法によって形成される半導体層同士が接触することでショートしてしまう。すなわち、半導体層の膜厚を厚くすることができず、寄生抵抗を低減できない。このため、セルサイズの微細化に伴って、Fin−FETの高性能化を図ることができないという問題が生じる。
特開2008−277416号公報
セルサイズの微細化かつFin−FETの高性能化を図る半導体装置およびその製造方法を提供する。
本実施形態による半導体装置は、半導体基板と、ゲート電極と、第1半導体層および第2半導体層と、を具備する。前記半導体基板は、基板部と、前記基板部上の第1フィン部および前記第1フィン部に隣接する第2フィン部とを有する。前記ゲート電極は、チャネル領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部の側面上および上面上の一部に絶縁層を介して連接して形成される。前記第1半導体層および前記第2半導体層は、ソース/ドレイン領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部のそれぞれの側面上および上面上の一部に形成される。前記第1フィン部の上面の高さは、前記第2フィン部の上面の高さよりも高い。
本実施形態に係る半導体装置の構造を示す斜視図。 図2(a)は本実施形態に係る半導体装置の構造を示す平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図、図2(c)は図2(a)のC−C線に沿った断面図、図2(d)は図2(a)のD−D線に沿った断面図。 図2(b)の一部拡大図。 図4(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿った断面図、図4(c)は図4(a)のC−C線に沿った断面図、図4(d)は図4(a)のD−D線に沿った断面図。 図5(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図、図5(c)は図5(a)のC−C線に沿った断面図、図5(d)は図5(a)のD−D線に沿った断面図。 図6(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った断面図、図6(c)は図6(a)のC−C線に沿った断面図、図6(d)は図6(a)のD−D線に沿った断面図。 図7(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿った断面図、図7(c)は図7(a)のC−C線に沿った断面図、図7(d)は図7(a)のD−D線に沿った断面図。 図8(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿った断面図、図8(c)は図8(a)のC−C線に沿った断面図、図8(d)は図8(a)のD−D線に沿った断面図。 図9(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿った断面図、図9(c)は図9(a)のC−C線に沿った断面図、図9(d)は図9(a)のD−D線に沿った断面図。 図10(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図、図10(b)は図10(a)のB−B線に沿った断面図、図10(c)は図10(a)のC−C線に沿った断面図、図10(d)は図10(a)のD−D線に沿った断面図。 適用例におけるMRAMのメモリセルの構成を示す回路図。 適用例におけるMRAMのメモリセルの構造を示す斜視図。 適用例におけるMRAMの磁気抵抗効果素子の構造を示す断面図。
本実施形態を以下に図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一の参照符号を付す。また、重複する説明は、必要に応じて行う。
<実施形態>
図1乃至図10を用いて、本実施形態に係る半導体装置(Fin−FET)について説明する。本実施形態は、隣接するFin−FET1a(または1c)およびFin−FET1bにおいて、フィン部9a(または9c)とフィン部9bとの高さを変える例である。これにより、フィン部9a(または9c)のソース/ドレイン領域にSEG法により形成される半導体層25a(または25c)と、フィン部9bのソース/ドレイン領域にSEG法により形成される半導体層25bとのショートを防ぐことができる。以下に、本実施形態について、詳説する。
[構造]
まず、図1乃至図3を用いて、本実施形態に係る半導体装置の構造について説明する。 図1は、本実施形態に係る半導体装置の構造を示す斜視図である。また、図2(a)は本実施形態に係る半導体装置の構造を示す平面図であり、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図であり、図2(c)は図2(a)のC−C線に沿った断面図であり、図2(d)は図2(a)のD−D線に沿った断面図である。
なお、ここでは、チャネル幅方向において隣接する3つのFin−FET1a,1b,1cを示している。また、以下の説明において、Fin−FET1a,1b,1c、フィン部9a,9b,9c、絶縁スペーサ19a,19b,19c、および半導体層25a,25b,25cのそれぞれについて特に区別しない場合は、単にFin−FET1、フィン部9、絶縁スペーサ19、および半導体層25と称す。
図1、図2(a)、図2(b)、および図2(c)に示すように、本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板10上に形成され、チャネル幅方向において隣接する3つのFin−FET1a,1b,1cを備える。
半導体基板10は、例えばSi基板である。半導体基板10は、平板状の基板部8と、基板部8上のチャネル長方向に沿って並行して延在するフィン部(突起部)9a,9b,9cとで構成される。フィン部9a,9b,9cは、基板部8上の素子領域(アクティブエリア)に設けられる。これらフィン部9a,9b,9c間には、溝12が形成され、溝12内に素子分離領域としてSTI層13が形成される。言い換えると、STI層13は、フィン部9a,9b,9cの下部側の側面上に形成される。STI層13は、例えばシリコン酸化膜で構成される。
Fin−FET1a,1b,1cはそれぞれ、フィン部9a,9b,9cに沿って形成される。Fin−FET1a,1b,1cはそれぞれ、チャネル領域に形成されたゲート電極20、ソースドレイン領域に形成された絶縁スペーサ19a,19b,19cおよび半導体層25a,25b,25cを備える。
図1、図2(a)、図2(c)、および図2(d)に示すように、チャネル領域において、ゲート電極20は、チャネル幅方向に沿って形成され、フィン部9a,9b,9cに交差する。より具体的には、ゲート電極20は、図示せぬゲート絶縁膜を介して、フィン部9a,9b,9cの側面上および上面上に連接して形成される。ゲート電極20は、例えば、不純物が導入された下部側のポリシリコン層16と上部側の金属層17とで構成されるが、積層膜に限らず、金属層17の単層膜であってもよい。
このゲート電極20の上面上に絶縁層18が形成され、ゲート電極20の側面上に絶縁スペーサ26が形成される。なお、絶縁スペーサ26は、絶縁層18の一部(例えば、下部側)の側面上にも形成されていてもよい。絶縁層18および絶縁スペーサ26は、例えばシリコン窒化膜で構成される。これら絶縁層18および絶縁スペーサ26がゲート電極20の上面および側面を覆うように形成されることにより、チャネル長方向に隣接するゲート電極20間にコンタクトホールを設ける、いわゆるゲートセルフアラインコンタクトを形成することが可能である(図示せず)。
図1、図2(a)、図2(b)、および図2(d)に示すように、ソース/ドレイン領域において、絶縁スペーサ19a,19b,19cはそれぞれ、フィン部9a,9b,9cの中部側の側面上に形成される。言い換えると、絶縁スペーサ19a,19b,19cはそれぞれ、STI層13の上面上に形成され、フィン部9a,9b,9cの中部側の側面を覆う。絶縁スペーサ19a,19b,19cは、例えばシリコン窒化膜で構成される。
また、ソース/ドレイン領域において、半導体層25a,25b,25cはそれぞれ、フィン部9a,9b,9cの上部側の側面上および上面上に形成される。言い換えると、半導体層25a,25b,25cはそれぞれ、絶縁スペーサ19a,19b,19cの上面上に形成され、フィン部9a,9b,9cの上部側の側面および上面を覆う。
この半導体層25a,25b,25cはそれぞれ、フィン部9a,9b,9cをシード層としたSEG法により形成されたものである。すなわち、半導体層25a,25b,25cの結晶方位はそれぞれ、フィン部9a,9b,9cの側面および上面の結晶方位(面方位)と同じである。このとき、半導体層25a,25b,25cの成長を選択的に促進させるために、フィン部9a,9b,9cの側面および上面の面方位が(100)であることが望ましい。フィン部9a,9b,9c上に半導体層25a,25b,25cを形成することにより、ソース/ドレイン領域における電流経路の断面積を大きくすることができ、寄生抵抗を低減することができる。
なお、半導体層25a,25b,25cの一部または全部にそれぞれ、Co、Ni等のメタルシリサイドを形成して、さらに寄生抵抗を低減してもよい。ここで、半導体層とは、主にSEG法により形成された層を示すが、シリサイド化した部分も含むものとする。
本実施形態において、隣接するFin−FET1a(または1c),1bにおいて、フィン部9a(または9c)とフィン部9bとの高さが異なる。ここでは、フィン部9a(または9c)の上面の高さのほうがフィン部9bの上面の高さよりも高い。これにより、ソース/ドレイン領域において、半導体層25a(または25c)が形成される高さは、半導体層25bが形成される高さよりも高くなる。なお、フィン部9aの上面の高さとフィン部9cの上面の高さは同程度である。すなわち、チャネル幅方向に並ぶ複数のFin−FET1におけるフィン部9の高さは、1つおきに異なる。
以下に、図3を用いて、ソース/ドレイン領域におけるFin−FET1a,1bの構造について、より詳細に説明する。
図3は、図2(b)の一部拡大図であり、Fin−FET1a,1bの詳細図を示している。なお、図3において、Fin−FET1aとFin−FET1cの構造は同じであるため、Fin−FET1cは省略している。
図3に示すように、Fin−FET1a,1bにおいて、フィン部9aの上面とフィン部9bの上面との高さの差(寸法D1(例えば100nm))は、フィン部9bの上面上に形成された半導体層25bの膜厚(寸法D2(例えば10nm))と、フィン部9aの絶縁スペーサ19aからの突出高さ(寸法D3(例えば90nm))とで設定される。より具体的には、これらの関係は、D1>D2+D3となることが望ましい。すなわち、半導体層25aの最下面が半導体層25bの最上面よりも高くなるように設定されることが望ましい。これにより、積層方向において、半導体層25aと半導体層25bとが接触することを防ぐことができる。
一方、フィン部9aとフィン部9bとの間の距離(寸法D5(例えば40nm))は、フィン部9bの側面上に形成された半導体層25bの膜厚(寸法D2)と、フィン部9aの側面上に形成された半導体層25aの膜厚(寸法D2)とで設定されることが望ましい。より具体的には、これらの関係は、D5>D2+D2となることが望ましい。すなわち、フィン部9aとフィン部9bとの間の距離がフィン部9bの側面上に形成された半導体層25bおよびフィン部9bの側面上に形成された半導体層25bの積算膜厚よりも大きくなるように設定されることが望ましい。これにより、チャネル幅方向において、半導体層25aと半導体層25bとが接触することを防ぐことができる。
なお、図3において、フィン部9aの側面上および上面上に形成される半導体層25aの膜厚、フィン部9bの側面上および上面上に形成される半導体層25bの膜厚は全て同程度であることを例にしたがこれに限らない。また、上述した寸法D1および寸法D5の条件は、いずれも満たす必要はなく、一方を満たすことで半導体層25aと半導体層25bとの接触を防ぐことが可能である。
また、フィン部9aとフィン部9bとの電流値を一定にするために、STI膜13からのフィン部9aの露出高さとフィン部9bの露出高さ(寸法D3+D4)を一定にすることが望ましい。このため、フィン部9bは、STI膜13に形成された溝15内に設けられることが望ましい。言い換えると、フィン部9bの側面上に形成されたSTI膜13の上面の高さとフィン部9aの側面上に形成されたSTI膜13の上面の高さとは、異なる。より具体的には、フィン部9aの上面の高さとフィン部9bの上面の高さとの差(寸法D1)分異なることが望ましい。
また、STI膜13に形成された溝15は、その段差部分がフィン部9aとフィン部9bとの中間付近およびフィン部9bとフィン部9cとの中間付近に形成されるが、これに限らない。
[製造方法]
次に、図4乃至図10を用いて、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。また、図4(a)乃至図10(a)は本実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図であり、図4(b)乃至図10(b)は図4(a)乃至図10(a)のB−B線に沿った断面図であり、図4(c)乃至図10(c)は図4(a)乃至図10(a)のC−C線に沿った断面図であり、図4(d)乃至図10(d)は図4(a)乃至図10(a)のD−D線に沿った断面図である。
まず、図4(a)乃至図4(d)に示すように、半導体基板10上に、例えばスパッタ法またはCVD(Chemical Vapor Deposition)法等の既存の方法により、ストッパー膜11が形成される。ストッパー膜11は、例えばシリコン窒化膜で構成される。次に、ストッパー膜11上に図示せぬレジストが形成された後、リソグラフィ技術によりレジストがパターニングされる。
その後、パターニングされたレジストをマスクとして、例えばRIE(Reactive Ion Etching)により、ストッパー膜11および半導体基板10がエッチングされる。これにより、半導体基板10にSTI用の溝12が形成される。すなわち、半導体基板10に、基板部8と基板部8上のチャネル長方向に沿って並行して延在するフィン部9とが形成される。このとき、溝12の深さ(フィン部9の高さ)は例えば100〜300nm程度、溝12の幅(フィン部9間の幅)は40nm程度である。また、フィン部9の側面および上面の面方位が(100)となるように、フィン部9は形成される。
次に、図5(a)乃至図5(d)に示すように、図示せぬレジストが除去された後、例えばCVD法により、溝12を埋め込み、全面を覆うように、STI膜13が形成される。STI膜13は、例えばシリコン酸化膜で構成される。その後、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)等の平坦化プロセスにより、上部に形成された余剰なSTI膜13が除去され、STI膜13とストッパー膜11とが平坦化される。
その後、例えばRIE等により、STI膜13がエッチングされる。これにより、STI膜13が溝12の下部側に残存する。言い換えると、STI膜13はフィン部9の下部側の側面上に残存し、フィン部9の上部側の側面は露出する。
次に、フィン部9bの高さをフィン部9a,9cの高さよりも低くする。より具体的には、以下の工程を行う。
まず、図6(a)乃至図6(d)に示すように、全面を覆うようにレジスト14が形成された後、リソグラフィ技術によりレジスト14がパターニングされる。これにより、フィン部9a,9c、フィン部9a,9cの上面上のストッパー膜11、およびフィン部9a,9cの側面上のSTI膜13がレジスト14で覆われる。一方、フィン部9b、フィン部9bの上面上のストッパー膜11、およびフィン部9bの側面上のSTI膜13が露出する。なお、STI膜13は、フィン部9bの側面からフィン部9aとフィン部9bとの中間付近まで、およびフィン部9bの側面からフィン部9bとフィン部9cとの中間付近まで露出する。
次に、図7(a)乃至図7(d)に示すように、レジスト14をマスクとして、例えばRIEにより、露出したフィン部9b、フィン部9bの上面上のストッパー膜11、およびフィン部9bの側面上のSTI膜13がエッチングされる。これにより、フィン部9bの上面の高さがフィン部9a,9cの上面の高さよりも低くなる。このとき、フィン部9bの上面の高さとフィン部9a,9cの上面の高さとの差は、後に形成される絶縁スペーサ19a,19b,19cからのフィン部9a,9b,9cの露出高さ、および半導体層25a,25b,25cの成長膜厚によって設定される。例えば、フィン部9bの上面の高さは、フィン部9a,9cの上面の高さよりも100nm程度低くなるように調整される。
また、フィン部9bの側面上のSTI膜13の上面の高さは、フィン部9a,9cの側面上のSTI膜13の上面の高さよりも低くなる。すなわち、STI膜13に溝15が形成される。このとき、フィン部9a,9cとフィン部9bとの電流値を一定にするために、STI膜13からのフィン部9a,9cの露出高さとフィン部9bの露出高さが一定になるように、フィン部9bおよびその側面上のSTI膜13のエッチング量を調整することが望ましい。すなわち、フィン部9bとその側面上のSTI膜13とを同じ高さ分エッチングする。
その後、図8(a)乃至図8(d)に示すように、フィン部9a,9cおよびその側面上のSTI膜13を覆うレジスト14が除去された後、フィン部9a,9cの上面上のストッパー膜11が除去される。
このようにして、高さの異なるフィン部9a,9cとフィン部9bとを形成する。
次に、図9(a)乃至図9(d)に示すように、例えばCVD法により、全面を覆うように、例えばシリコン酸化膜で構成される図示せぬゲート絶縁膜が形成される。その後、例えばLP(Low Pressure)CVD法により、ゲート絶縁膜上に、不純物が導入されたポリシリコン層16および金属層17が順に形成される。その後、金属層17上に、絶縁層18が形成される。
その後、絶縁層18上に、図示せぬレジストが形成された後、例えばリソグラフィ技術により、レジストがパターニングされる。そして、パターニングされたレジストをマスクとして、例えばRIEにより、絶縁層18、金属層17、ポリシリコン層16、およびゲート絶縁膜がエッチングされる。これにより、ソース/ドレイン領域において、絶縁層18、金属層17、ポリシリコン層16、およびゲート絶縁膜が除去される。一方、チャネル領域において、フィン部9a,9b,9cの側面および上面を覆うように、ゲート絶縁膜を介してポリシリコン層16および金属層17で構成されるゲート電極20が形成される。
次に、図示せぬレジストが除去された後、ソース/ドレイン領域におけるフィン部9a,9b,9cに、イオン注入法により不純物を導入する。その後、ソース/ドレイン領域におけるフィン部9a,9b,9cに対してアニールを行って不純物を拡散させることにより、図示せぬソース/ドレイン拡散層が形成される。
次に、図10(a)乃至図10(d)に示すように、例えば、LPCVD法により全面にシリコン窒化膜で構成される絶縁層を形成した後、RIEによりエッチバックを行う。これにより、ソース/ドレイン領域において、フィン部9a,9b,9cのそれぞれの中部側の側面上に、絶縁スペーサ19a,19b,19cが形成される。すなわち、絶縁スペーサ19a,19b,19cは、STI膜13上に形成される。このとき、フィン部9a,9b,9cのそれぞれの上面上および上部側の側面上には、絶縁スペーサ19a,19b,19cが形成されない。すなわち、フィン部9a,9b,9cの上面および上部側の側面は露出するように、絶縁スペーサ19a,19b,19cの高さが調整される。例えば、絶縁スペーサ19a,19b,19cからのフィン部9a,9b,9cの露出高さは、90nm程度である。
また、同時に、チャネル領域において、ゲート電極20の側面上に、絶縁スペーサ26が形成される。絶縁スペーサ26は、絶縁層18の側面上にも形成される。すなわち、ゲート電極20の側面および上面は、絶縁層18および絶縁スペーサ26で覆われる。これにより、チャネル長方向に隣接するゲート電極20間にコンタクトホールを設ける、いわゆるゲートセルフアラインコンタクトを形成することが可能である(図示せず)。
次に、図2に示すように、SEG法により、チャネル領域において、露出したフィン部9a,9b,9cのそれぞれの上部側の側面上および上面上に、半導体層25a,25b,25cが形成される。言い換えると、半導体層25a,25b,25cはそれぞれ、絶縁スペーサ19a,19b,19cの上面上に形成される。このとき、隣接するフィン部9a,9cとフィン部9bとの高さが異なるため、半導体層25a,25cが形成される高さと半導体層25bが形成される高さが異なる。これにより、半導体層25a,25cと半導体層25bとが接触してショートすることを防ぐことができる。このとき、半導体層25a,25cの最下面が半導体層25bの最上面よりも高くなるように調整されることが望ましい。例えば、半導体層25a,25b,25cは、膜厚が10nm程度形成される。
次に、半導体層25a,25b,25cに、イオン注入法により不純物を導入する。その後、半導体層25a,25b,25cに対してアニールを行って不純物を拡散させることにより、図示せぬソース/ドレイン拡散層が形成される。
その後、図示はしないが、半導体層25a,25b,25cの上面上および側面上にCo、Ni等の金属層が形成された後、アニールが行われることで、半導体層25a,25b,25cの一部または全部にメタルシリサイドが形成される。その後、余剰な金属層が除去される。
このようにして、本実施形態に係るFin−FET1a,1b,1cが形成される。
[効果]
上記実施形態によれば、隣接するFin−FET1a(または1c)およびFin−FET1a1bにおいて、フィン部9a(または9c)の高さとフィン部9bの高さとが異なる。すなわち、ソース/ドレイン領域において、SEG法により形成されるフィン部9a(または9c)上の半導体層25a(または25c)の高さと、フィン部9b上の半導体層25bの高さとをずらすことができる。これにより、隣接する半導体層25a(または25c)と半導体層25bとの接触、すなわち、ショートを防ぐことができる。したがって、セルサイズの微細化を図りつつ、Fin−FET1の高性能化を図ることが可能になる。
<適用例>
図11乃至図13を用いて、本実施形態に係るFin−FET1の適用例について説明する。ここでは、Fin−FET1をMRAM(Magnetic Random Access Memory)に適用する例について説明する。
図11は、適用例におけるMRAMのメモリセルの構成を示す回路図である。
図11に示すように、メモリセルアレイMA内のメモリセルは、磁気抵抗効果素子MTJとスイッチ素子Tとの直列接続体を備える。このスイッチ素子Tとして、本実施形態におけるFin−FET1が適用される。
直列接続体の一端(磁気抵抗効果素子MTJの一端)は、ビット線BLに接続され、直列接続体の他端(スイッチ素子Tの一端)は、ソース線SLに接続される。すなわち、スイッチ素子T(Fin−FET1)のソース側はソース線SLに接続され、Fin−FET1のドレイン側は磁気抵抗効果素子MTJを介してビット線BLに接続される。また、スイッチ素子Tの制御端子、すなわち、Fin−FET1のゲート電極20は、ワード線WLに接続される。
ワード線WLの電位は、第1制御回路41により制御される。また、ビット線BLおよびソース線SLの電位は、第2制御回路42により制御される。
図12は、適用例におけるMRAMのメモリセルの構造を示す斜視図である。
図12に示すように、メモリセルは、半導体基板10上に配置されたFin−FET1および磁気抵抗効果素子MTJで構成される。
Fin−FET1のソース側のフィン部9上には、コンタクト23が形成される。このコンタクト23の上部には、配線層が形成され、ソース線SLに接続される。
一方、Fin−FET1のドレイン側のフィン部9上には、コンタクト21が形成される。このコンタクト21上には、磁気抵抗効果素子MTJが配置される。さらに、磁気抵抗効果素子MTJ上には、コンタクト22が形成され、その上部にビット線BLが形成される。
本例では、コンタクト21,23は、Fin−FET1の図示せぬソース/ドレイン拡散層に直接接している。コンタクト21,22,23は、例えばW等の金属材料で構成される。
図13は、適用例におけるMRAMの磁気抵抗効果素子MTJの構造を示す断面図である。
図13に示すように、磁気抵抗効果素子MTJは、下部電極30と上部電極36との間に配置された参照層31、トンネルバリア層32、記憶層33、キャップ層34、およびハードマスク(HM)35等を備える。
下部電極30は、コンタクト21上に設けられる。下部電極30は、例えば、Ta(10nm)/Ru(5nm)/Ta(5nm)の積層構造を有する。上部電極36は、コンタクト22下に設けられる。上部電極36は、例えばTiNで構成される。磁気抵抗効果素子MTJは、これら下部電極30および上部電極36を介してコンタクト21およびコンタクト22に接続される。
参照層31は、下部電極30上に、図示せぬ下地層を介して形成される。参照層31は、磁化方向が不変の磁性層であり、膜面に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁化を有する。ここで、磁化方向が不変とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないことを示す。また、垂直磁化とは、残留磁化の方向が膜面(上面/下面)に対して垂直またはほぼ垂直となることである。この明細書において、ほぼ垂直とは、残留磁化の方向が膜面に対して、45°<θ≦90°の範囲内にあることを意味する。
また、参照層31は、例えばCoFeBで構成されるが、これに限らない。例えばCo、Fe、B、Ni、Ir、Pt、Mn、またはRuのうち1つ以上の元素を含む強磁性体が用いられてもよい。
トンネルバリア層32は、参照層31上に形成される。トンネルバリア層32は、非磁性層であり、例えばMgOで構成される。このトンネルバリア層32は、参照層31に接することで、参照層31との界面において垂直異方性を生じさせる。
記憶層33は、トンネルバリア層32上に形成される。記憶層33は、磁化方向が可変の磁性層であり、膜面に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁化を有する。ここで、磁化方向が可変とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わることを示す。すなわち、記憶層33は、参照層31よりも磁化方向の反転閾値が小さい。
記憶層35は、例えばCo、またはFeのうち1つ以上の元素を含む強磁性体が用いられる。また、飽和磁化、または結晶磁気異方性などを調整する目的で、強磁性体にB、C、またはSiなどの元素を添加してもよい。
シフト調整層34は、記憶層33上に形成される。シフト調整層34は、磁化方向が不変の磁性層であり、膜面に対して垂直またはほぼ垂直となる垂直磁化を有する。また、その磁化方向は、参照層31の磁化方向と反対方向である。これにより、シフト調整層34は、参照層31からの膜面に対して垂直方向の漏れ磁場を打ち消すことができる。このシフト調整層34は、例えばFe、Co、Pt,Pd等で構成される。
ハードマスク35は、シフト調整層34上に形成される。ハードマスク35は、参照層31、トンネルバリア層32、記憶層33、およびシフト調整層34よりもエッチングレートが低い金属材料で構成され、例えばTa、Ti、またはこれらの窒化物で構成される。このハードマスク35上に、上部電極36が形成される。
磁気抵抗効果素子MTJは、例えばスピン注入型の磁気抵抗効果素子である。したがって、磁気抵抗効果素子MTJにデータを書き込む場合、または磁気抵抗効果素子MTJからデータを読み出す場合、磁気抵抗効果素子MTJは、積層方向において、双方向に電流が通電される。
より具体的には、磁気抵抗効果素子MTJへのデータの書き込みは、以下のように行われる。
下部電極30側から電子(参照層31から記憶層33へ向かう電子)が供給される場合、参照層31の磁化方向と同じ方向にスピン偏極された電子が記憶層33に注入される。この場合、記憶層33の磁化方向は、参照層31の磁化方向と同じ方向に揃えられる。これにより、参照層31の磁化方向と記憶層33の磁化方向とが、平行配列となる。この平行配列のとき、磁気抵抗効果素子MTJの抵抗値は最も小さくなる。この場合を例えばデータ“0”と規定する。
一方、上部電極36側から電子(記憶層33から参照層31へ向かう電子)が供給される場合、参照層31により反射されることで参照層31の磁化方向と反対方向にスピン偏極された電子とが記憶層33に注入される。この場合、記憶層33の磁化方向は、参照層31の磁化方向と反対方向に揃えられる。これにより、参照層31の磁化方向と記憶層33磁化方向とが、反平行配列となる。この反平行配列のとき、磁気抵抗効果素子MTJの抵抗値は最も大きくなる。この場合を例えばデータ“1”と規定する。
また、データの読み出しは、以下のように行われる。
磁気抵抗効果素子MTJに、読み出し電流が供給される。この読み出し電流は、記憶層33の磁化方向が反転しない値(書き込み電流よりも小さい値)に設定される。この時の磁気抵抗効果素子MTJの抵抗値の変化を検出することにより、メモリ動作可能な半導体装置となる。
以上、本実施形態に係るFin−FET1をMRAMに適用する例について説明したが、適用例についてはこれに限らない。本実施形態に係るFin−FET1は、その他、種々の半導体メモリ、またはメモリ以外の半導体装置にも適用可能である。特に、本実施形態に係るFin−FET1は、動作に高電流を必要とする半導体装置に有用である。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
8…基板部、9a,9b,9c…フィン部、10…半導体基板、20…ゲート電極、25a,25b,25c…半導体層。

Claims (5)

  1. 基板部と、前記基板部上の第1フィン部および前記第1フィン部に隣接する第2フィン部とを有する半導体基板と、
    チャネル領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部の側面上および上面上の一部に絶縁層を介して連接して形成されたゲート電極と、
    ソース/ドレイン領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部のそれぞれの側面上および上面上の一部に形成された第1半導体層および第2半導体層と、
    を具備し、
    前記第1フィン部の上面の高さは、前記第2フィン部の上面の高さよりも高いことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1半導体層の最下面は、前記第2半導体層の最上面よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1フィン部と前記第2フィン部との間の距離は、前記第1フィン部の側面上に形成された前記第1半導体層および前記第2フィン部の側面上に形成された前記第2半導体層の積算膜厚よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1フィン部および前記第2フィン部の側面および上面の面方位は、(100)であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板に、基板部と、前記基板部上の第1フィン部および前記第1フィン部に隣接する第2フィン部とを形成する工程と、
    前記第2フィン部をエッチングすることにより、前記第2フィン部の上面を前記第1フィン部の上面よりも低くする工程と、
    チャネル領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部の側面上および上面上の一部に絶縁層を介してゲート電極を形成する工程と、
    SEG法により、ソース/ドレイン領域における前記第1フィン部および前記第2フィン部のそれぞれの側面上および上面上の一部に第1半導体層および第2半導体層を形成する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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