JP2013161272A - ダウンストリームポート制御装置、コントローラ、ダウンストリームポート制御方法及びダウンストリームポート制御プログラム - Google Patents

ダウンストリームポート制御装置、コントローラ、ダウンストリームポート制御方法及びダウンストリームポート制御プログラム Download PDF

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真 佐藤
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Abstract

【課題】複数の規格に基づく通信を並列制御できるダウンストリームポート制御装置、コントローラ、ダウンストリームポート制御方法及びダウンストリームポート制御プログラムを提供する。
【解決手段】ダウンストリームポート制御装置100の低電力制御部102は、デバイス600と電気的に切断されているとき、第1の制御部101に、第1の通信規格に準拠する相互検出の定期的な試行を停止させる。低電力制御部102は、デバイスと電気的に接続され、かつ第2の制御部102がデバイス600から第2の通信規格に基づく接続要求を受信したときに、デバイス600を電気的に切断及び再接続するとともに、前記相互検出を再開させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダウンストリームポート制御装置、コントローラ、ダウンストリームポート制御方法及びダウンストリームポート制御プログラムに関し、例えば複数の規格に基づく通信を並列制御する技術に関する。
近年、多くのコンピュータやその周辺機器にUSB(Universal Serial Bus)が採用されており、特にUSB3.0が主流となりつつある。USB3.0は、USB2.0の上位互換規格であり、USB2.0など従来のUSB規格に比較して高速な、Super Speedモードによるデータ転送が可能である。
非特許文献1には、USB3.0規格に準拠するホスト(ハブを含む)のコントローラが備えるSuper Speedダウンストリームポートの動作が規定されている。ダウンストリームポートは、USB3.0又はUSB2.0のいずれかにより、デバイスと接続可能である。USB3.0による接続では、ダウンストリームポートは、ホストが動作状態になると、DSPORT.Disconnectedステートに滞在する。すなわち、Super Speedダウンストリームポートは、自身の終端抵抗を接続した状態で、Receiver Detectionを定期的に繰り返し、デバイスとの接続を試行する。
また、非特許文献1には、USB3.0規格におけるデバイス側のアップストリームポートの動作が規定されている。アップストリームポートは、USB3.0又はUSB2.0のいずれかによりダウンストリームポートと接続可能である。USB3.0による接続では、アップストリームポートは、VBUSのオンすなわち電圧印加を検出したとき、USDPORT.POWERED ONステートに遷移する。すなわち、アップストリームポートは、自身の終端抵抗を接続した状態で、Receiver Detectionを実施し、ダウンストリームポートとの接続を試行する。
アップストリームポートは、一定回数のReceiver Detectionに失敗した場合、接続先はSuper Speed対応のダウンストリームポートでないとみなし、Receiver Detectionを中止する。すなわち、USB3.0による接続をあきらめる。その後、アップストリームポートは、USB2.0バスをプルアップする。すなわち、USB2.0による接続を試行する(非特許文献2参照)。
また、アップストリームポートは、接続が切断された後再接続される(VBUSがオフになった後オンとなる、すなわちVBUSへの電圧印加が不検出となった後検出される)か、USB2.0によるリセット信号(SE0、すなわちD+及びD−がローである状態)を受信すると、再度、上述の手順によりダウンストリームポートへの接続を試みる。すなわち、はじめにUSB3.0による接続を試行し、失敗した場合、USB2.0による接続を試行する。
NEC Corporation 外5名,"The USB 3.0 Specification (including errata and ECNs through May 1, 2011)",[online],2011年6月6日,[2012年1月 日検索],インターネット(URL:http://www.usb.org/developers/docs/)
NEC 外6名,"Universal Serial Bus Specification Revision 2.0",[online],2000年4月27日,[2012年1月 日検索],インターネット(URL:http://www.usb.org/developers/docs/)
上述のように、USB3.0規格では、USB3.0ホスト(ハブ)コントローラのダウンストリームポートは、不定期に発生しうるデバイスとの接続を正しく検出するために、定期的にReceiver Detectionを実施することが求められている。そのため、前記コントローラは、デバイスが接続されていない状態であっても、定期的にReceiver Detectionを実施するために必要な一定の電力を定常的に消費する。しかしながら、デバイスが未接続、すなわちUSB転送機能を使用していない時間帯における消費電力の増加は、たとえ僅かでもあっても好ましいものではなく、この電力消費を極力0に近い状態に抑制することが求められている。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、ダウンストリームポート制御装置は、電気的に接続されたデバイスとの間で、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかに基づく論理的接続を確立するダウンストリームポート制御装置であって、前記第1の通信規格に準拠する通信相手の存在を、前記デバイスとの間で相互に検出する相互検出を定期的に試行し、前記相互検出に成功したとき、前記第1の通信規格に基づく論理的接続を確立する第1の制御部と、前記第1の通信規格に基づく接続が確立されず、かつ前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記第2の通信規格に基づく論理的接続を確立する第2の制御部と、前記第1の制御部及び前記第2の制御部を制御する低電力制御部とを有し、前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に切断されているとき、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を停止させ、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を再開させるものである。
一実施の形態によれば、コントローラは、ホストとの論理的接続を行うアップストリームポート制御部と、電気的に接続されたデバイスとの間で、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかに基づく論理的接続を確立するダウンストリームポート制御部とを有し、前記ダウンストリームポート制御部は、前記第1の通信規格に準拠する通信相手の存在を、前記デバイスとの間で相互に検出する相互検出を定期的に試行し、前記相互検出に成功したとき、前記第1の通信規格に基づく論理的接続を確立する第1の制御部と、前記第1の通信規格に基づく接続が確立されず、かつ前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記第2の通信規格に基づく論理的接続を確立する第2の制御部と、前記第1の制御部及び前記第2の制御部を制御する低電力制御部とを有し、前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に切断されているとき、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を停止させ、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を再開させるものである。
一実施の形態によれば、ダウンストリームポート制御方法は、低電力制御部が、デバイスと電気的に切断されているとき、第1の制御部に、第1の通信規格に準拠する通信相手の存在をデバイスとの間で相互に検出する相互検出の定期的な試行を停止させ、前記デバイスと電気的に接続され、第2の制御部が前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部に、前記相互検出の試行を再開させるものである。
一実施の形態によれば、ダウンストリームポート制御プログラムは、第1の制御部、第2の制御部及び低電力制御部を有するコンピュータに、低電力制御部が、デバイスと電気的に切断されているとき、第1の制御部に、第1の通信規格に準拠する通信相手の存在をデバイスとの間で相互に検出する相互検出の定期的な試行を停止させ、前記デバイスと電気的に接続され、第2の制御部が第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部に、前記相互検出の試行を再開させる処理を実行させるものである。
前記一実施の形態によれば、複数の規格に基づく通信を並列制御できるダウンストリームポート制御装置、コントローラ、ダウンストリームポート制御方法及びダウンストリームポート制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1のダウンストリームポート制御装置100の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1のダウンストリームポート制御装置1000の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1のダウンストリームポート制御装置1000の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1のダウンストリームポート制御装置1000の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1のダウンストリームポート制御装置1000の動作を示す図である。 本発明の実施の形態2のダウンストリームポート制御装置2000の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2のダウンストリームポート制御装置2000の動作を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態1>
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかるダウンストリームポート制御装置100の構成について説明する。
ダウンストリームポート制御装置100は、伝送路BUSを介して、デバイス600と接続される。伝送路BUSは、電力供給を行うための伝送路VBUSと、情報転送を行うための伝送路D+及びD−を含む。
ダウンストリームポート制御装置100は、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかに基づき、デバイス600との間での情報転送を制御する機能を備える。この機能を実現するため、ダウンストリームポート制御装置100は、第1の通信規格に基づく論理的接続を確立する第1の制御部101と、第2の通信規格に基づく論理的接続を確立する第2の制御部102と、これら2つの制御部をさらに制御する低電力制御部103とを有する。
第1の制御部101は、第1の通信規格に定められた手順に従い、デバイス600との論理的接続を確立する。第1の制御部101は、伝送路BUSにデバイス600が接続されたか否か、またデバイス600が第1の通信規格に準拠した通信相手であるか否かを自律的に検出する機能を備えている。また、デバイス600も同様の自律的な検出機能を備えている。第1の制御部101及びデバイス600が互いに上記検出を行った結果、通信相手が第1の通信規格に準拠するものであることを互いに確認できたときに、双方の間で第1の通信規格に基づく接続を確立するための処理が行われる。
上記の自律的な検出は、第1の制御部101及びデバイス600が、相手方との電気的接続が検出されたこと、具体的にはVBUSの接続を検知したことを契機として開始される。ここで、第1の通信規格では、当該規格に準拠する機器は所定の終端抵抗を備えるべきことが規定されているものとする。このとき、第1の制御部101及びデバイス600は、対向の通信相手に定期的に電荷を放出し、容量への充電時間を計測することによって、通信相手が第1の通信規格に準拠しているか否かを検出することができる。容量への充電時間は、対向の通信相手の終端抵抗の有無により変化するからである。このような検出手法を、以下、Receiver Detectionという。
第2の制御部102は、第2の通信規格に定められた手順に従い、デバイス600との接続を確立する。第2の制御部102は、デバイス600から第2の通信規格による接続要求を受信したことを契機として、デバイス600との間で第2の通信規格に基づく接続を確立する。
ダウンストリームポート制御装置100とデバイス600とは、まず第1の通信規格に基づく接続の確立を試みる。ここで、第1の通信規格に基づく接続の確立に失敗した場合、例えばダウンストリームポート制御装置100にそもそも第1の制御部101が存在しない場合、第1の制御部101が存在していても正常に応答しない場合、又はデバイス600がそもそも第1の通信規格に対応していない場合等には、第2の通信規格に基づく接続の確立が試行される。第2の通信規格に基づく接続を確立するための処理は、デバイス600が、ダウンストリームポート制御装置100に対し第2の通信規格に基づく接続要求を出力することを契機として開始される。
低電力制御部103は、第1の制御部101及び第2の制御部を制御し、特にデバイス600が接続されていない時間帯におけるダウンストリームポート制御装置100の消費電力を抑制させるための一連の制御を行う。
低電力制御部103は、まず、第1の制御部101によるデバイス600の上記自律的な検出機能を停止させる。すなわち、Receiver Detectionを停止させ、自身の終端抵抗を切断する。第1の通信規格では、当該検出機能は、デバイス600が電気的に接続されていない状態であっても継続的に動作させるべきものと定められている。しかしながら、当該機能は、定常的に電力を消費するという弊害をもたらす。よって、本実施の形態では、デバイス600が接続されていない段階では当該検出機能を停止させ、電力消費を抑制する。
これにより、ダウンストリームポート制御装置100とデバイス600とは、互いが第1の通信規格に準拠する通信相手であるか否かを検出することができなくなる。よって、第1の通信規格に基づく論理的接続の確立は一度失敗する。そこで、デバイス600は、第2の通信規格に基づき、ダウンストリームポート制御装置100との接続を試みる。すなわち、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置100に対し、第2の通信規格による接続要求を出力する。
低電力制御部103は、デバイス600からの第2の通信規格による接続要求を確認すると、デバイス600との電気的接続を一旦切断する。その後、低電力制御部103は、デバイス600との電気的接続を復旧するとともに、第1の制御部101によるデバイス600の自律的な検出機能を復旧させる。より具体的には、まず第2の制御部102が、デバイス600から第2の通信規格による接続要求を受信し、その旨を低電力制御部103に通知する。低電力制御部103は、当該通知に応じて、上記の電気的接続の切断及び復旧処理を実行し、第1の制御部101に上記自律的な検出の再開要求を出力する。第1の制御部101は、当該再開要求に応じて、上記自律的な検出を再開する。
これにより、ダウンストリームポート制御装置100とデバイス600とは、これまでの接続状態が全て破棄され、新たに電気的に接続された状態となる。この再接続の際、第1の制御部101の上記自律的な検出機能は復旧している。そのため、デバイス600は、第1の通信規格に従って、第1の制御部101との論理的接続を確立することができる。
本実施の形態におけるダウンストリームポート制御装置100は、上述の構成により、デバイス600が接続されていない間における消費電力を抑制しつつ、第1の通信規格及び第2の通信規格による論理的接続の構築を並列制御することができる。
つづいて、図2を用いて、本実施の形態におけるダウンストリームポート制御装置100の具体的な実装例であるダウンストリームポート制御装置1000について説明する。
ダウンストリームポート制御装置1000は、第1の制御部101としてのUSB3.0制御部1010、第2の制御部102としてのUSB2.0制御部1020、及び低電力制御部103としての低電力制御部1030とを有する。
USB3.0制御部1010は、第1の通信規格としてのUSB3.0に従い、デバイス600との接続を制御する。USB3.0制御部1010は、Super Speedプロトコル制御部1011、Super Speedリンクレイヤー制御部1012、Super Speed PHY部1013を含む。Super Speedプロトコル制御部1011は、USB3.0 Super Speed規格の送信パケットの生成、受信パケットの解析及びデバイス600への応答を制御する。Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、Super Speedパケットの入出力、Super Speed終端抵抗の接続切断制御及びReceiver Detecionを制御する。Super Speed PHY部1013は、USB3.0に準拠して、伝送路BUS上の電気信号の生成及び検出を行う。
USB2.0制御部1020は、第2の通信規格としてのUSB2.0に従い、デバイス600との接続を制御する。USB2.0制御部1020は、USB2.0プロトコル制御部1021、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022、USB2.0 PHY部1023を含む。USB2.0プロトコル制御部1021は、USB2.0規格の送信パケットの生成、受信パケットの解析及びデバイス600への応答を制御する。USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0ダウンストリームポートの状態を管理する。USB2.0 PHY部1023は、USB2.0に準拠して、伝送路BUS上の電気信号の生成及び検出を行う。
低電力制御部1030は、低消費電力状態制御部1031、VBUS制御部1032を含む。低消費電力状態制御部1031は、USB3.0制御部1010、USB2.0制御部1020及びVBUS制御部1032を制御して、デバイス600が接続されていない間における消費電力を抑制するための一連の処理を行う。
上記構成要素間において入出力される情報について説明する。
Super Speedプロトコル制御部1010は、USB3.0 Super Speedに基づくパケットデータの生成を行い、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対し、当該パケットデータの送受信要求を出力する。
Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、低消費電力状態制御部1031から省電力制御信号510を受信する。また、低消費電力状態制御部1031に対しSuper Speedリンクレイヤー状態通知530を出力する。
Super Speed PHY部1013は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012からReceiver Detection実行要求を受信し、Super Speedリンクレイヤー制御部1012へReceiver Detection実施結果を出力する。また、Super Speedリンクレイヤー制御部1012からの終端制御信号を入力し、Super Speed終端抵抗の切断接続を実行する。
USB2.0プロトコル制御部1021は、USB2.0に基づくパケットデータの生成を行い、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対し、当該パケットデータの送受信要求を出力する。
USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、低消費電力状態制御部1031より接続検出抑制信号520を受信する。また、低消費電力状態制御部1031に対しUSB2.0ダウンストリーム制御部状態通知信号540を出力する。
USB2.0 PHY部220は、デバイス600が行うUSB2.0バス(D+又はD−)のプルアップを検出し、低消費電力状態制御部1031に対しUSB2.0バス状態通知信号550を出力する。
低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012よりSuper Speedリンクレイヤー状態通知530を、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022よりUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540を、USB2.0PHY部よりUSB2.0バス状態通知信号550をそれぞれ受信する。また、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対し省電力制御信号510を、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対し接続検出抑制信号520を、VBUS制御部1032に対しVBUS制御信号560をそれぞれ出力する。
つぎに、図3乃至図5を用いて、ダウンストリームポート制御装置1000の動作について説明する。
まず、低消費電力状態制御部1031の動作について、図3を用いて説明する。図3は、低消費電力状態制御部1031の動作を5つの動作状態の遷移として示した状態遷移図である。
低消費電力制御部1031は、リセット直後の状態である初期状態(S101)、低消費電力化状態(S102)、VBUS OFF状態(S103)、デバイス接続監視状態(S104)、及びデバイス切断監視状態(S105)の5つの動作状態を有する。
S101:低消費電力状態制御部1031は、ダウンストリームポート制御装置1000が動作を開始したとき、すなわちリセット時には、初期状態(S101)となる。低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知信号530と、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540を監視する。低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー状態通知信号530又はUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540に基づき、ダウンストリームポート制御装置1000にデバイス600が接続されているか否かを判定することができる。低消費電力状態制御部1031は、デバイス600が接続されていないと判定したならば、低消費電力化状態(S102)へ遷移する。
S102:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対して省電力制御信号510を出力し、USB3.0デバイスの接続検出を一時的に抑制させる。また、低消費電力状態制御部1031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対して接続検出抑制信号520を出力し、USB2.0デバイスの接続検出を一時的に抑制させる。さらに、低消費電力状態制御部1031は、USB2.0 PHY部1023が出力するUSB2.0バス状態通知信号550を監視する。低消費電力状態制御部1031は、USB2.0バス状態通知信号550に基づき、USB2.0バスのプルアップ、すなわち伝送路D+又はD−の信号レベルがハイになったことを検出することができる。低消費電力状態制御部1031は、USB2.0バスのプルアップを検出した場合に、VBUS OFF状態(S103)へ遷移する。
S103:低消費電力状態制御部1031は、VBUS制御部1032に対してVBUS OFF要求、すなわち伝送路VBUSへの電圧印加を停止することを要求する信号を出力する。当該要求を受けて、VBUS制御部1032は、伝送路VBUSに対する電圧印加を停止する。当該要求の出力後、デバイス600がVBUS OFFを検出するのに十分な時間、例えば少なくとも100msが経過したなら、低消費電力状態制御部1031は、VBUS制御部1032に対するVBUS OFF要求を解除する。これにより、VBUS制御部1032は、伝送路VBUSに対する電圧印加を再開する。さらに、低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対する省電力制御信号510及び接続検出抑制信号520の出力を解除する。これにより、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0デバイス及びUSB3.0デバイスの接続検出を再開する。この後、低消費電力状態制御部1031は、デバイス接続監視状態(S104)へ遷移する。
S104:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知信号530と、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540を監視する。低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー状態通知信号530又はUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540に基づき、ダウンストリームポート制御装置1000にデバイス600が接続されていると判定した場合、デバイス切断監視状態(S105)へ遷移する。一方、一定時間にわたってデバイス600の接続を検出できない場合は、低消費電力状態制御部1031は、上述の低消費電力化状態(S102)へ遷移する。
S105:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知信号530と、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540を監視する。低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー状態通知信号530又はUSB2.0ダウンストリームポート状態通知信号540に基づき、ダウンストリームポート制御装置1000からデバイス600が切断されたか否かを検出することができる。低消費電力状態制御部1031は、デバイス600が切断されたことを検出したならば、上述の低消費電力化状態(S102)へ遷移する。
このように、低消費電力状態制御部1031は、デバイス600の接続がなされていないときには低消費電力化状態(S102)に遷移する。この低消費電力化状態(S102)において、ダウンストリームポート制御装置1000は、デバイス600の接続検出を一時的に抑制するため、消費電力を抑制することができる。また、低消費電力状態制御部1031は、この低消費電力化状態(S102)においてもデバイス600側からの接続要求(プルアップ)を検出できる。よって、ダウンストリームポート制御装置1000は、これをトリガとしてUSB3.0又はUSB2.0によるデバイス600との論理的接続を構築することができる。
つづいて、ダウンストリームポート制御装置1000の各構成要素の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
S201:ダウンストリームポート制御装置1000が動作を開始する。このとき、VBUS制御部1032が、VBUS ONすなわち伝送路VBUSへの電圧印加を開始する。
S202:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、ダウンストリームポート制御装置1000にデバイス600が接続されているか否かを判定する。デバイス600が接続されている場合は、ステップS202に戻ってデバイス600が切断されるのを待つ。デバイス600が接続されていない場合は、ステップS203へ進む。
S203:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対して省電力制御信号510を出力する。これに応じ、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は省電力状態へ遷移する。すなわち、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、デバイス600の接続検出を停止するため、Receiver Detectionを停止するとともに終端抵抗を切断する。また、低消費電力状態制御部1031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対して接続検出抑制信号520を出力する。これに応じ、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、これ以降デバイス600の接続検出を行わなくなる。
S204:低消費電力状態制御部1031は、USB2.0 PHY部1023が出力するUSB2.0バス状態通知信号550を監視する。低消費電力状態制御部1031は、USB2.0バス状態通知信号550に基づき、USB2.0バスがプルアップされていることを検出した場合、S205に進む。プルアップされていない状態の間はS204に留まる。
S205:低消費電力状態制御部1031は、VBUS制御部1032を介し、VBUS OFFを実行する。
S206:低消費電力状態制御部1031は、VBUS OFFの実行開始からの経過時間を監視する。当該経過時間が一定時間、例えば少なくとも100ms経過したときS207に進む。一定時間が経過するまでの間はS206に留まる。
S207:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対する省電力制御信号510の出力を解除する。これに応じ、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、デバイス600の接続検出を再開するため、ReceiverDetectionを再開するとともに終端抵抗を接続する。また、低消費電力状態制御部1031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対する接続検出抑制信号520の出力を解除する。これに応じ、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022はデバイス600の接続検出を実行可能となる。
S208:低消費電力状態制御部1031は、VBUS制御部1032を介し、VBUS ONを実行する。
S209:Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びSuper Speed PHY部320は、Receiver Detectionを実行する。ここで、デバイス600側のSuper Speed終端抵抗を検出した場合、S210に進む。終端抵抗を検出できなかった場合は、S211に進む。
S210:Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びSuper Speed PHY部320は、デバイス600との間でSuper Speed接続を確立し、S211に進む。
S211:USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0バスがプルアップされているか否かを検出する。プルアップを検出した場合、S212に進む。プルアップを検出できなければ、S213に進む。
S212:USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、デバイス600との間でUSB2.0接続を確立し、S213に進む。
S213:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、デバイス600の接続状態を確認する。もしデバイス600との接続が確立していなければS214に進む。デバイス600との接続が確立していれば、S215に進む。
S214:低消費電力状態制御部1031は、VBUS ONからの経過時間が、所定の閾値を超過しているか否かを判定する。経過時間が閾値を超過していればS203に戻る。経過時間が閾値を超過していなければS209に戻る。
S215:低消費電力状態制御部1031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、デバイス600の切断を検出する。切断を検出できなければ、S215に戻って切断を待つ。切断を検出した場合は、S203に戻り、ダウンストリームポート制御装置1000を再び省電力状態に遷移させる。
つづいて、ダウンストリームポート制御装置1000の動作シーケンスについて、図5のタイムチャートを用いて説明する。
T1まで:デバイス600が物理的、電気的に未接続の状態である。この間、ダウンストリームポート制御装置1000は、低消費電力状態に留まる。すなわち、ダウンストリームポート制御装置1000は、Receiver Detectionを実施せず、自身の終端抵抗を切断している。
T1:デバイス600が、ダウンストリームポート制御装置1000に物理的に接続される。このとき、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置1000との間でVBUSが接続されたことを検知する。このVBUSの検知を契機として、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置1000との間で、まずUSB3.0 Super Speedでの接続を試みる。すなわち、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置1000に対してReceiver Detectionを実施する。このとき、ダウンストリームポート制御装置1000は低消費電力状態にあって終端抵抗を切断しているため、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置1000の終端抵抗を検出できない。そのため、上記Receiver Detectionは失敗する。
デバイス600は、USB3.0規格に従い、Receiver Detectionを一定回数繰り返し試行するが、これらの試行に失敗すると、USB3.0 Super Speedでの接続を一旦あきらめる。
この間、ダウンストリームポート制御装置1000は、引き続きReceiver Detectionを停止している。そのため、ダウンストリームポート制御装置1000側からも、デバイス600の終端抵抗を検知することはできない。よって、いずれにしてもUSB3.0 Super Speedでの接続は確立されない。
T2:デバイス600は、USB2.0としての接続を試みるために、USB2.0バス(D+又はD−)をプルアップする。これは、ダウンストリームポート制御装置1000に対する、USB2.0に基づく接続要求となる。
T3:ダウンストリームポート制御装置1000は、このプルアップを検出すると、USB2.0に基づく接続確立処理は行わずに、VBUSを強制的にOFFにする。これにより、ダウンストリームポート制御装置1000とデバイス600とは、物理的には接続状態を維持するが、電気的には切断状態となる。
T4:ダウンストリームポート制御装置1000は、一定時間VBUSをOFFにした後、時刻T4で再度VBUSをONに戻す。この一定時間とは、このデバイス600がVBUS OFFを検出するのに十分な時間である必要がある。これにより、デバイス600のアップストリームポートは強制的に再接続状態となる。すなわち、新規にダウンストリームポート制御装置1000に接続されたのと同様な状態となる。したがって、デバイス600は、ダウンストリームポート制御装置1000に対し、再びUSB3.0 Super Speedによる接続を試みる。
ダウンストリームポート制御装置1000は、時刻T4で自身の終端抵抗を接続し、Receiver Detectionの実行を再開する。これにより、ダウンストリームポート制御装置1000とデバイス600とは互いの終端抵抗の検出に成功し、USB3.0 Super Speedによる接続を確立することができる。
T4以降:ダウンストリームポート制御装置1000は、時刻T4以降でデバイス600が再度USB2.0バス(D+又はD−)をプルアップしてきた場合は、USB2.0による接続を確立する。
なお、VBUSのOFF及びONと、終端抵抗の接続及びReceiver Detectionの再開とは、必ずしも上述の順序でなくても良い。すなわち、VBUSのOFF及びONによりデバイス600が再接続状態となったのち、デバイス600との間で確実にReceiver Detectionを実行し、USB3.0 Super Speedによる接続が可能となるであれば、任意のタイミングで終端抵抗の接続及びReceiver Detectionの再開を実行して良い。
本実施の形態においては、ダウンストリームポート制御装置1000がデバイス600と電気的に切断されているときには、低消費電力状態制御部1031が、Super Speedリンクレイヤー制御部1012によるReceiver Detectionを停止させるとともに、自身の終端抵抗を切断させる。これにより、デバイス600が接続されていない状態における消費電力を抑制することができる。
また、本実施の形態においては、またデバイス600が対応するスピード(通信規格)に応じた接続を自動で確立させることができるため、ダウンストリームポート制御装置1000側にドライバソフトウェア等の介在を必要とすることなく、デバイス600の未接続時におけるダウンストリームポート制御装置1000の低消費電力化を実現することができる。
また、本実施の形態においては、ダウンストリームポート制御装置1000がデバイス600と電気的に接続され、かつデバイス600によるUSB2.0バスのプルアップがなされたときには、低消費電力状態制御部1031が、VBUSを一旦切断した後再接続するとともに、Super Speedリンクレイヤー制御部1012によるReceiver Detectionを再開させ、自身の終端抵抗を接続させる。これにより、デバイス600は新たにダウンストリームポート制御装置1000に電気的に接続された状態となり、ダウンストリームポート制御装置1000は、デバイス600との間でUSB3.0 Super Speed又はUSB2.0のいずれかによる接続を確立できる。すなわち、複数の通信規格を並列制御することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、VBUSをON/OFFするための制御部を有しないダウンストリームポート制御装置2000において、デバイス600未接続時における消費電力を抑制するとともに、複数の通信規格を並列制御する手法について説明する。
まず、図6を用いて、実施の形態2にかかるダウンストリームポート制御装置2000の構成について説明する。
本実施の形態にかかるダウンストリームポート制御装置2000は、実施の形態1にかかる低電力制御部1030に代えて、低電力制御部2030を備える点で、実施の形態1にかかるダウンストリームポート制御装置1000と相違する。その余の構成要素は、実施の形態1にかかるダウンストリームポート制御装置1000と同様である。
本実施の形態にかかる低電力制御部2030は、VBUS制御部1032を備えておらず、低消費電力状態制御部1031に代えて低消費電力状態制御部2031を有する点で、実施の形態1にかかる低電力制御部1030と相違する。
本実施の形態では、低電力制御部2030がVBUSをON/OFFするための制御部を有しないため、VBUSはダウンストリームポート制御装置2000の動作中は常にONの状態となる。
本実施の形態にかかる低消費電力状態制御部2031は、USB2.0 PHY部1023から入力されるUSB2.0バス状態通知信号550に応じて、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対し強制SE0ドライブ要求信号570を出力する。
また、本実施の形態にかかるUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、強制SE0ドライブ要求信号570に応じて、USB2.0バスにリセット信号(SE0)を出力する。これにより、デバイス600はリセット状態となり、ダウンストリームポート制御装置2000に対する接続をはじめからやり直す。すなわち、デバイス600は、SE0を検知すると、ダウンストリームポート制御装置2000との現在の接続状態を破棄するとともに、ダウンストリームポート制御装置2000との間で、まずUSB3.0 Super Speedによる接続を試行し、これに失敗した場合にUSB2.0による接続を試みる。
つづいて、図7のフローチャートを用いて、ダウンストリームポート制御装置2000の動作について説明する。
S202:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、ダウンストリームポート制御装置2000にデバイス600が接続されているか否かを判定する。デバイス600が接続されている場合は、ステップS202に戻ってデバイス600が切断されるのを待つ。デバイス600が接続されていない場合は、ステップS203へ進む。
S203:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対して省電力制御信号510を出力する。これに応じ、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は省電力状態へ遷移する。すなわち、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、デバイス600の接続検出を停止するため、Receiver Detectionを停止するとともに終端抵抗を切断する。また、低消費電力状態制御部2031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対して接続検出抑制信号520を出力する。これに応じ、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、これ以降デバイス600の接続検出を行わなくなる。
S204:低消費電力状態制御部2031は、USB2.0 PHY部1023が出力するUSB2.0バス状態通知信号550を監視する。低消費電力状態制御部2031は、USB2.0バス状態通知信号550に基づき、USB2.0バスがプルアップされていることを検出した場合、S207に進む。プルアップされていない状態の間はS204に留まる。
S207:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012に対する省電力制御信号510の出力を解除する。これに応じ、Super Speedリンクレイヤー制御部1012は、デバイス600の接続検出を再開するため、ReceiverDetectionを再開するとともに終端抵抗を接続する。
S301:低消費電力状態制御部2031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対して強制SE0ドライブ要求信号570を出力する。これに応じ、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0PHY部220を介してUSB2.0バスに対しリセット信号(SE0)を出力する。また、低消費電力状態制御部2031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対する接続検出抑制信号520の出力を解除する。これに応じ、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022はデバイス600の接続検出を実行可能となる。
S209:Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びSuper Speed PHY部320は、Receiver Detectionを実行する。ここで、デバイス600側のSuper Speed終端抵抗を検出した場合、S210に進む。終端抵抗を検出できなかった場合は、S302に進む。
S210:Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びSuper Speed PHY部320は、デバイス600との間でSuper Speed接続を確立し、S302に進む。
S302:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012が出力するSuper Speedリンクレイヤー状態通知530を監視し、デバイス600がUSB3.0 Super Speedにより接続されているか否かを判断する。USB3.0 Super Speedによる接続が認識できたならばS303に進む。USB3.0 Super Speedによる接続が認識できなかったならばS304に進む。
S303:低消費電力状態制御部2031は、USB2.0バスへのSE0出力開始から一定時間、例えば50ms以上が経過したか否かを判定する。一定時間が経過していない場合は、S303に戻って一定時間が経過するのを待つ。一定時間が経過していればS305に進む。
S304:低消費電力状態制御部2031は、USB2.0バスへのSE0出力開始から一定時間、例えば50ms以上が経過したか否かを判定する。一定時間が経過していない場合は、S209に戻って一定時間が経過するのを待つ。一定時間が経過していればS305に進む。
S305:低消費電力状態制御部2031は、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022に対してUSB2.0バスへのSE0の出力を停止するよう要求する。USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0PHY部1023を介し、USB2.0バスへのSE0出力を停止する。
S211:USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、USB2.0バスがプルアップされているか否かを検出する。プルアップを検出した場合、S212に進む。プルアップを検出できなければ、S213に進む。
S212:USB2.0ダウンストリームポート制御部1022は、デバイス600との間でUSB2.0接続を確立し、S213に進む。
S213:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、デバイス600の接続状態を確認する。もしデバイス600との接続が確立していなければS203に進む。デバイス600との接続が確立していれば、S215に進む。
S215:低消費電力状態制御部2031は、Super Speedリンクレイヤー制御部1012及びUSB2.0ダウンストリームポート制御部1022から出力されるSuper Speedリンクレイヤー状態通知530及びUSB2.0ダウンストリームポート状態通知540を監視し、デバイス600の切断を検出する。切断を検出できなければ、S215に戻って切断を待つ。切断を検出した場合は、S203に戻り、ダウンストリームポート制御装置2000を再び省電力状態に遷移させる。
なお、SE0の出力と、終端抵抗の接続及びReceiver Detectionの再開とは、必ずしも上述の順序でなくても良い。すなわち、SE0の出力によりデバイス600との接続がリセットされたのち、デバイス600との間で確実にReceiver Detectionを実行し、USB3.0 Super Speedによる接続が可能となるであれば、任意のタイミングで終端抵抗の接続及びReceiver Detectionの再開を実行して良い。但し、デバイス600は、SE0の出力に応じて直ちにReceiver Detectionを実施するため、ダウンストリームポート制御装置2000は、SE0の出力よりも前に終端抵抗の接続及びReceiver Detectionの再開を行うことが好ましい。
本実施の形態においては、ダウンストリームポート制御装置2000がデバイス600と電気的に接続され、かつデバイス600によるUSB2.0バスのプルアップがなされたときには、低消費電力状態制御部2031が、USB2.0ダウンストリームポート制御部1022にリセット信号(SE0)を出力させるとともに、Super Speedリンクレイヤー制御部1012によるReceiver Detectionを再開させ、自身の終端抵抗を接続させる。これにより、デバイス600はリセット状態となり、ダウンストリームポート制御装置2000は、デバイス600との間でUSB3.0 Super Speed又はUSB2.0のいずれかによる接続を確立できる。すなわち、複数の通信規格を並列制御することができる。
<その他の実施の形態>
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、ダウンストリームポート制御装置は、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせ、VBUSのON及びOFFと、リセット信号(SE0)の出力及び出力停止との両方が実行可能であって、必要に応じいずれか一方又は両方の手法を選択できるよう構成されていても良い。また、各実施の形態が備える構成のうち任意の一部分を、他の実施の形態に含めることとしても良い。
また、本発明は、上述したダウンストリームポート制御装置を構成要素を含むコントローラの形態であっても良い。ここでいうコントローラとは、例えばUSBコントローラであり、上流側の装置(ホスト)との論理的接続を行うアップストリームポート制御部と、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかによりデバイスとの論理的接続を行うダウンストリームポート制御部とを含む。このダウンストリームポート制御部は、上述の実施の形態等で示したダウンストリームポート制御装置と同等の構成を有する。
また、上述の実施の形態等で示したダウンストリームポート制御装置や上述のコントローラは、コンピュータをはじめとするホスト装置や、ホスト装置とデバイスとの間を中継するハブ等に組み込まれ得る。
また、上述の実施の形態は主にハードウェアにより構成されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上述の実施の形態において示した処理を定義したコンピュータプログラムを、CPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100 ダウンストリームポート制御装置
101 第1の制御部
102 第2の制御部
103 低電力制御部
BUS 伝送路
510 省電力制御信号
520 接続検出抑制信号
530 Super Speedリンクレイヤー状態通知
540 USB2.0ダウンストリーム制御部状態通知信号
550 USB2.0バス状態通知信号
570 強制SE0ドライブ要求信号
600 デバイス
1000 ダウンストリームポート制御装置
1010 USB3.0制御部
1011 Super Speedプロトコル制御部
1012 Super Speedリンクレイヤー制御部
1013 Super Speed PHY部
1020 USB2.0制御部
1021 USB2.0プロトコル制御部
1022 USB2.0ダウンストリームポート制御部
1023 USB2.0 PHY部
1030 低電力制御部
1031 低消費電力状態制御部
1032 VBUS制御部
2000 ダウンストリームポート制御装置
2030 低電力制御部
2031 低消費電力状態制御部

Claims (28)

  1. 電気的に接続されたデバイスとの間で、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかに基づく論理的接続を確立するダウンストリームポート制御装置であって、
    前記第1の通信規格に準拠する通信相手の存在を、前記デバイスとの間で相互に検出する相互検出を定期的に試行し、前記相互検出に成功したとき、前記第1の通信規格に基づく論理的接続を確立する第1の制御部と、
    前記第1の通信規格に基づく接続が確立されず、かつ前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記第2の通信規格に基づく論理的接続を確立する第2の制御部と、
    前記第1の制御部及び前記第2の制御部を制御する低電力制御部とを有し、
    前記低電力制御部は、
    前記デバイスと電気的に切断されているとき、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を停止させ、
    前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を再開させる
    ダウンストリームポート制御装置。
  2. 前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続することに代えて、前記第2の制御部に前記第2の通信規格に基づく接続をリセットさせる
    請求項1記載のダウンストリームポート制御装置。
  3. 前記第1の通信規格はUSB3.0又はUSB3.0の上位互換規格であり、
    前記第2の通信規格はUSB2.0又はUSB2.0の互換規格である
    請求項1又は2記載のダウンストリームポート制御装置。
  4. 前記デバイスは、D+又はD−のプルアップにより前記第2の通信規格による接続要求を行う
    請求項1ないし3いずれか1項記載のダウンストリームポート制御装置。
  5. 前記第1の制御部は、前記デバイス内の終端抵抗の検出及び前記第1の制御部内の終端抵抗の接続により前記相互検出を行う
    請求項1ないし4いずれか1項記載のダウンストリームポート制御装置。
  6. 前記低電力制御部は、VBUSへの電圧印加を停止し、所定時間後に前記電圧印加を再開することにより、前記デバイスを電気的に切断及び再接続する
    請求項1ないし5いずれか1項記載のダウンストリームポート制御装置。
  7. 前記第2の制御部は、D−及びD+にSE0を出力することにより、前記第2の通信規格に基づく接続をリセットする
    請求項2ないし6いずれか1項記載のダウンストリームポート制御装置。
  8. ホストとの論理的接続を行うアップストリームポート制御部と、電気的に接続されたデバイスとの間で、第1の通信規格又は第2の通信規格のいずれかに基づく論理的接続を確立するダウンストリームポート制御部とを有し、
    前記ダウンストリームポート制御部は、
    前記第1の通信規格に準拠する通信相手の存在を、前記デバイスとの間で相互に検出する相互検出を定期的に試行し、前記相互検出に成功したとき、前記第1の通信規格に基づく論理的接続を確立する第1の制御部と、
    前記第1の通信規格に基づく接続が確立されず、かつ前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記第2の通信規格に基づく論理的接続を確立する第2の制御部と、
    前記第1の制御部及び前記第2の制御部を制御する低電力制御部とを有し、
    前記低電力制御部は、
    前記デバイスと電気的に切断されているとき、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を停止させ、
    前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部による前記相互検出の試行を再開させる
    コントローラ。
  9. 前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続することに代えて、前記第2の制御部に前記第2の通信規格に基づく接続をリセットさせる
    請求項8記載のコントローラ。
  10. 前記第1の通信規格はUSB3.0又はUSB3.0の上位互換規格であり、
    前記第2の通信規格はUSB2.0又はUSB2.0の互換規格である
    請求項8又は9記載のコントローラ。
  11. 前記デバイスは、D+又はD−のプルアップにより前記第2の通信規格による接続要求を行う
    請求項8ないし10いずれか1項記載のコントローラ。
  12. 前記第1の制御部は、前記デバイス内の終端抵抗の検出及び前記第1の制御部内の終端抵抗の接続により前記相互検出を行う
    請求項8ないし11いずれか1項記載のコントローラ。
  13. 前記低電力制御部は、VBUSへの電圧印加を停止し、所定時間後に前記電圧印加を再開することにより、前記デバイスを電気的に切断及び再接続する
    請求項8ないし12いずれか1項記載のコントローラ。
  14. 前記第2の制御部は、D−及びD+にSE0を出力することにより、前記第2の通信規格に基づく接続をリセットする
    請求項9ないし13いずれか1項記載のコントローラ。
  15. 低電力制御部が、
    デバイスと電気的に切断されているとき、第1の制御部に、第1の通信規格に準拠する通信相手の存在をデバイスとの間で相互に検出する相互検出の定期的な試行を停止させ、
    前記デバイスと電気的に接続され、第2の制御部が前記デバイスから第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部に、前記相互検出の試行を再開させる
    ダウンストリームポート制御方法。
  16. 前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記デバイスから前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続することに代えて、前記第2の制御部に前記第2の通信規格に基づく接続をリセットさせる
    請求項15記載のダウンストリームポート制御方法。
  17. 前記第1の通信規格はUSB3.0又はUSB3.0の上位互換規格であり、
    前記第2の通信規格はUSB2.0又はUSB2.0の互換規格である
    請求項15又は16記載のダウンストリームポート制御方法。
  18. 前記デバイスは、D+又はD−のプルアップにより前記第2の通信規格による接続要求を行う
    請求項15ないし17いずれか1項記載のダウンストリームポート制御方法。
  19. 前記第1の制御部は、前記デバイス内の終端抵抗の検出及び前記第1の制御部内の終端抵抗の接続により前記相互検出を行う
    請求項15ないし18ずれか1項記載のダウンストリームポート制御方法。
  20. 前記低電力制御部は、VBUSへの電圧印加を停止し、所定時間後に前記電圧印加を再開することにより、前記デバイスを電気的に切断及び再接続する
    請求項15ないし19いずれか1項記載のダウンストリームポート制御方法。
  21. 前記第2の制御部は、D−及びD+にSE0を出力することにより、前記第2の通信規格に基づく接続をリセットする
    請求項16ないし20いずれか1項記載のダウンストリームポート制御方法。
  22. 第1の制御部、第2の制御部及び低電力制御部を有するコンピュータに、
    低電力制御部が、
    デバイスと電気的に切断されているとき、第1の制御部に、第1の通信規格に準拠する通信相手の存在をデバイスとの間で相互に検出する相互検出の定期的な試行を停止させ、
    前記デバイスと電気的に接続され、第2の制御部が第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続するとともに、前記第1の制御部に、前記相互検出の試行を再開させる処理を実行させる
    ダウンストリームポート制御プログラム。
  23. 前記低電力制御部は、前記デバイスと電気的に接続され、かつ前記第2の制御部が前記デバイスから前記第2の通信規格に基づく接続要求を受信したとき、前記デバイスを電気的に切断及び再接続することに代えて、前記第2の制御部に前記第2の通信規格に基づく接続をリセットさせる
    請求項22記載のダウンストリームポート制御プログラム。
  24. 前記第1の通信規格はUSB3.0又はUSB3.0の上位互換規格であり、
    前記第2の通信規格はUSB2.0又はUSB2.0の互換規格である
    請求項22又は23記載のダウンストリームポート制御プログラム。
  25. 前記デバイスは、D+又はD−のプルアップにより前記第2の通信規格による接続要求を行う
    請求項22ないし24いずれか1項記載のダウンストリームポート制御プログラム。
  26. 前記第1の制御部は、前記デバイス内の終端抵抗の検出及び前記第1の制御部内の終端抵抗の接続により前記相互検出を行う
    請求項22ないし25ずれか1項記載のダウンストリームポート制御プログラム。
  27. 前記低電力制御部は、VBUSへの電圧印加を停止し、所定時間後に前記電圧印加を再開することにより、前記デバイスを電気的に切断及び再接続する
    請求項22ないし26いずれか1項記載のダウンストリームポート制御プログラム。
  28. 前記第2の制御部は、D−及びD+にSE0を出力することにより、前記第2の通信規格に基づく接続をリセットする
    請求項23ないし27いずれか1項記載のダウンストリームポート制御プログラム。
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