JP2013161002A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素テスト時に高速にテスト信号を画素から読み出す。
【解決手段】アナログSW及びプリチャージ部19内には、k本のデータ線D1+〜Dk+のうち奇数番目のデータ線D(2M-1)+(ただし、M=1〜k)に別々に接続された第1のアナログSW(Tr10〜Tr13)と、偶数番目のデータ線D2M+に別々に接続された第2のアナログSW(Tr18〜Tr21)とが設けられている。1/2Hシフトレジスタ20A、20Bは第1のアナログSW、第2のアナログSWをそれぞれ時分割的にオンに制御する。同じ行のk個の画素12から読み出されたテスト信号はデータ線D(2M-1)+、D2M+、及びオン状態の第1のアナログSW、第2のアナログSWを通してアンプ21A、21Bに入力される。また、画素読み出し期間の直前にプリチャージ用トランジスタTr14〜Tr17、Tr22〜Tr25により信号線N1、N2の負荷容量がプリチャージされる。
【選択図】図3

Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に周期的な傾斜波であるランプ信号を用いて、通常の書き込み時にはデジタル画像データをデジタル−アナログ変換し、そのアナログ変換値を画素に書き込み、またテスト時には画素に書き込んだ検査信号を読み出す液晶表示装置に関する。
近年、プロジェクタ装置やプロジェクションテレビには画像を投影するための中心部品としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)型液晶表示装置が多く用いられている。このLCOS型液晶表示装置の駆動方法には、CMOS等の半導体素子へアナログ信号を入力し、その信号を画素毎の液晶表示素子の画素電極にそのまま保持して、液晶の配向を変える駆動方法と、デジタル信号によりパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)したデジタル信号を液晶表示素子の画素電極に印加して液晶の配向を時間的に切り替えて駆動する方法などがある。その中でアナログ信号を画素電極へ直接印加する駆動方法は、液晶の焼き付き等を起こし易いという問題がある。
その問題を解決するため、本出願人は先に、2本のデータ線(列信号線)を一組とする複数組のデータ線と、複数本のゲート線(行走査線)との各交差部にそれぞれ画素を配置し、互いに相補的にレベルが単調的に変化する周期的な傾斜波である2種類のランプ信号を用いて、デジタル画像データを別々にデジタル−アナログ変換して正負の2種類のアナログ変換値を生成し、更にそれら正負の2種類のアナログ変換値を画素内の2つの保持容量に別々に保持し、それら2種類の保持電圧を高速に切り替えて画素電極に印加することで液晶表示素子を交流駆動する構成の液晶表示装置を提案した(例えば、特許文献1参照)。この液晶表示装置によれば、デジタルのPWM方式の液晶表示装置より、階調が正しく表現される等のメリットがあり、なおかつ、焼き付きにも強いというデジタル的なメリットを併せ持つ。
この液晶表示装置では、画素間の信号バラツキは画質に影響する。画素の画素電極を駆動するアンプとして画素内のソースフォロワ回路などを用いると、画素間でソースフォロワトランジスタの閾値電圧Vth等のバラツキにより、画素電極へ出力する信号電圧が画素間で大きくばらつく場合があり、画質を悪化させる要因となる。このため、液晶表示装置のテストを行う場合に、この画素の画素電極へ出力する信号電圧のバラツキがどの程度あるかを調べることは非常に重要である。
従来の液晶表示装置において画素電極へ出力する信号電圧のバラツキ等を検査するために画素から電圧を読み出す方法としては、映像信号入力線等にアンプ及びリセットスイッチからなる検査回路を設けて行う方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。この読み出し方法では、一定電圧が書き込まれた各画素を走査しつつ、水平転送スイッチがオンしている期間の前半でリセットスイッチをオフにした状態で各画素から信号をアンプを通して読み出した後、後半でリセットスイッチをオンし、各画素からアンプを通して読み出される信号が立ち下がれば(リセットできれば)、その画素が良品と判定する方法である。
また、従来の他の読み出し方法としては、画素を選択素子と液晶セルとからなる構成とし、駆動信号をゲート線を介して選択素子に供給して駆動状態とした状態で液晶セルの容量成分に検査信号を書き込んだ後、選択素子を制御して検査信号を読み出す方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3記載の読み出し方法では、まず選択素子への駆動信号の供給を遮断して選択素子の駆動を停止した状態で液晶セルの容量成分以外の配線及び回路素子の容量成分に書き込まれた検査信号を読み出し、続いて駆動素子を駆動した状態で液晶セルの容量成分に書き込まれた検査信号を読み出すことで、画素欠陥判定の誤差要因となる液晶セルの容量成分以外の配線及び回路素子の容量成分の影響を除去した検査信号の読み出しを行うものである。
特開2009−223289号公報 特開平6−250225号公報 特開平8−122728号公報
しかしながら、特許文献1に記載の液晶表示装置に、特許文献2や3に記載の画素読み出し方法を適用して、テスト時に画素の画素電極へ印加される信号電圧を読み出す場合には以下のような課題がある。
特許文献3記載の画素読み出し方法を適用した場合は、選択素子の駆動を停止した状態で液晶セルの容量成分以外の配線及び回路素子の容量成分に書き込まれた検査信号を読み出し、続いて駆動素子を駆動した状態で液晶セルの容量成分に書き込まれた検査信号を読み出すようにしているため、近年の多画素化の傾向にある液晶表示装置ではすべての画素の検査信号の読み出しに非常に時間がかかり、結果としてコストに大きく影響する。
また、特許文献2記載の画素読み出し方法を適用した場合は、画素内のアンプの駆動能力の問題から高速に信号を読み出すことが困難である。画素回路を備えるチップ内の負荷容量以外にチップ外のテスタなどの負荷容量もドライブする必要があるためである。また、検査信号を通常の書き込み経路から画素に入力する場合、通常の書き込み経路にリセットスイッチのオン/オフに影響されることなくランプ信号を安定させるための回路や配線等が必要になり、これらが容量負荷となり、高速に信号を画素から読み出すことが困難となる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、画素テスト時に高速にテスト信号を画素から読み出すことが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本の行走査線とが交差する交差部に配置された複数の画素からなる表示部と、複数組のデータ線に、mビット(mは2以上の自然数)のデジタル画像データをデジタル−アナログ変換して得たアナログ映像信号電圧をサンプリング出力するDA変換手段と、1垂直走査期間内で複数の行走査線のすべてに行選択信号を供給し、かつ、複数の行走査線に対して1本ずつ1水平走査期間毎に行選択信号を供給して各ラインの複数の画素を選択する垂直駆動手段と、複数の画素にそれぞれ接続された各組の2本のデータ線のうちどちらか一方のデータ線へ読み出された、複数の画素のうち同じ行走査線に接続された1行の2以上の画素からのテスト信号を順次選択して出力する動作を、行単位で複数の画素に対して繰り返すテスト信号選択出力手段と、テスト信号選択出力手段により選択されたテスト信号を外部へ出力する外部出力手段と、を有し、
複数の画素のそれぞれは、離間対向して配置された画素電極と共通電極との間に液晶層が充填封止された液晶表示素子と、一方のデータ線の正極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第1の保持容量に保持する第1のサンプリング及び保持手段と、他方のデータ線の負極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第2の保持容量に保持する第2のサンプリング及び保持手段と、第1の保持容量に保持された正極性のアナログ映像信号電圧と第2の保持容量に保持された負極性のアナログ映像信号電圧とを垂直走査周期より短い周期で交互に切り換えて画素電極に印加する電圧切換印加手段と、画素電極に印加される正極性又は負極性のアナログ映像信号電圧を、2本のデータ線のうちどちらか一方のデータ線へ読み出し出力する画素信号読み出し手段とを備え、
画素テスト時は第1及び第2の保持容量にアナログ映像信号電圧としてテスト信号を保持した後、第1及び第2のサンプリング及び保持手段と2本のデータ線との接続を切り離した状態で、画素信号読み出し手段により画素電極に印加されるテスト信号をデータ線へ読み出し出力することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、テスト信号選択出力手段により、複数の画素のうち同じ行走査線に接続された1行の2以上の画素からのテスト信号を順次選択する際に、各画素のテスト信号読み出し直前毎に外部出力手段の入力信号線の負荷容量を一定電圧にプリチャージするプリチャージ手段を更に有することを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、テスト信号選択出力手段が、N個(Nは2以上の自然数)のスイッチング信号を別々に生成するN個のスイッチング信号生成手段と、テスト信号が読み出される複数の一方のデータ線をN組に分割したとき、分割した各組の一方のデータ線に別々に接続されたN組のアナログスイッチ手段と、を有し、N個のスイッチング信号により、N組のアナログスイッチ手段を各組毎に別々に、かつ、画素から一方のデータ線を介して出力されるテスト信号を画素単位で順次に選択するようにスイッチング制御することを特徴とする。
本発明によれば、画素からテスト信号を従来よりも高速に読み出すことができ、テスト時間を短縮することができる。また、本発明によれば、画素読み出し直前にプリチャージを行うことにより、読み出し時間をより短縮することができる。
本発明の液晶表示装置の一実施の形態の全体構成図である。 図1中の画素の一例の回路図である。 図1中のアナログSW及びプリチャージ部及びその周辺回路の一実施の形態の回路系統図である。 プリチャージ制御回路の一実施の形態の回路図である。 図4の動作説明用タイミングチャートである。 本発明の液晶表示装置における動作モードの一例をまとめて示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明になる液晶表示装置の一実施の形態の全体構成図を示す。同図において、本実施の形態の液晶表示装置10は、行方向に延在するj本(jは2以上の自然数)の行走査線(ゲート線)G1〜Gjと、列方向に延在する2本のデータ線(列信号線)を一組とする全部でk組(kは2以上の自然数)のデータ線(列信号線)(D1+,D1-)〜(Dk+,Dk-)とが交差する交差部に画素12が配置された表示部11と、水平駆動回路部16と、アナログスイッチ(SW)17と、垂直駆動回路部18A及び18Bと、アナログスイッチ(SW)及びプリチャージ部19と、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bと、アンプ21A及び21Bとから大略構成されたLCOS型液晶表示装置である。水平駆動回路部16は、シフトレジスタ13、ラッチ回路14及びコンパレータ15から構成されている。水平駆動回路部16はアナログSW17と共に、デジタル画像データをデジタル−アナログ変換して得たアナログ映像信号電圧をサンプリング出力するDA変換手段を構成している。
なお、図1では図示を省略したが、画素12内のスイッチング素子をスイッチング制御するためのスイッチング制御信号生成回路部、コンパレータ15にカウンタ出力を供給するカウンタ、各種のクロックを生成する回路、ランプ信号発生回路、液晶表示素子の共通電圧発生回路等も液晶表示装置10内に設けられている。
画素12は、例えば特許文献1に記載された公知の構成とされている。図2は、この画素12の一例の回路図を示す。同図に示すように、一つの画素12は、2本で一組のデータ線のうち一方のデータ線D+(図1のデータ線D1+〜Dk+のうちの一本)を介して供給される正極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第1の保持容量C1に保持する第1のサンプリング及び保持手段を構成するNMOSトランジスタTr1及び保持容量C1と、一組の2本のデータ線のうち他方のデータ線D-(図1のデータ線D1-〜Dk-のうちの一本)を介して供給される、正極性のアナログ映像信号とは逆極性の負極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第2の保持容量C2に保持する第2のサンプリング及び保持手段を構成するNMOSトランジスタTr2及び保持容量C2と、液晶表示素子LCと、第1の保持容量C1に保持された正極性のアナログ映像信号電圧及び第2の保持容量C2に保持された負極性のアナログ映像信号電圧をそれぞれ垂直走査周期よりも短い周期で交互に切り換えて液晶表示素子LCの画素電極PEに印加する電圧切換印加手段を構成するPMOSトランジスタTr3、Tr4、Tr5、Tr6及びTr7と、画素に書き込まれた信号をデータ線D+に読み出すための画素信号読み出し手段を構成するNMOSトランジスタTr8とを有する構成である。
ここで、上記の正極性映像信号は、1水平走査期間(1H)内でレベルが単調増加する1H周期の傾斜波である正極性ランプ信号RAMP+を用いて、後述する水平駆動回路部16によりデジタル画像データをDA変換して得られた正極性アナログ映像信号である。他方、上記の負極性映像信号は、1H内でレベルが単調減少する1H周期の傾斜波である負極性ランプ信号RAMP-を用いて、後述する水平駆動回路部16によりデジタル画像データをDA変換して得られた負極性アナログ映像信号である。
トランジスタTr7は定電流負荷トランジスタであり、トランジスタTr3及びTr4と共に保持容量C1の保持電圧を接続点Bに接続された画素電極PEに印加する第1のソースフォロワ回路を構成すると共に、トランジスタTr5及びTr6と共に保持容量C2の保持電圧を接続点Bに接続された画素電極PEに印加する第2のソースフォロワ回路を構成している。第1のソースフォロワ回路はトランジスタTr4がゲートに印加される制御信号2Kがローレベルの時にオンとされる期間に、保持容量C1の保持電圧を画素電極PEに印加する。一方、第2のソースフォロワ回路はトランジスタTr6がゲートに印加される制御信号2Kbがローレベルの時にオンとされる期間に、保持容量C2の保持電圧を画素電極PEに印加する。トランジスタTr4及びTr6は、垂直走査周期よりも短い所定の周期で交互にオンにスイッチング制御される。これにより、液晶表示素子LCの駆動電圧を1垂直走査期間固定することなく、液晶表示素子LCを交流駆動することができる。
なお、液晶表示素子LCは、導電性及び光反射特性を備える画素電極PEと導電性及び光透過特性を備える共通電極CEとが互いに離間対向して配置され、またそれら画素電極PEと共通電極CE間には液晶層LCMが充填封止された公知の構成である。なお、共通電極CEには、画素電極PEへの上記正極性映像信号電圧及び負極性映像信号電圧の切換印加周期に同期してローレベル及びハイレベルに交互に切り換えられる共通電極電圧が印加される。
ここで、データ線D+を介して入力されて保持容量C1にサンプリング保持された正極性アナログ映像信号電圧をVpとすると、B点の読み出し電圧(画素電極PEへの駆動電圧)Vbは次式で表される。
Vb=Vp+Vth3+Von4 (1)
ただし、(1)式中、Vth3はトランジスタTr3の閾値電圧、Von4はトランジスタTr4のオン電圧である。
また、データ線D-を介して入力されて保持容量C2にサンプリング保持された負極性アナログ映像信号電圧をVmとすると、B点の読み出し電圧(画素電極PEへの駆動電圧)Vbmは次式で表される。
Vbm=Vm+Vth5+Von6 (2)
ただし、(2)式中、Vth5はトランジスタTr5の閾値電圧、Von6はトランジスタTr6のオン電圧である。
ここで、閾値電圧Vth3、Vth5が画素毎にばらつくと、それが固定パターンノイズ(FPN)となって画質に悪影響を与える。
そこで、この悪影響を低減するため、予めすべての画素12に同じ信号を書き込んでから制御信号sw2をハイレベルとしてトランジスタTr8をオン状態とし、B点の読み出し電圧(画素電極PEへの駆動電圧)をトランジスタTr8のソース・ドレインを通してデータ線D+に読み出す。このデータ線D+への読み出し電圧は、画素12からの上記の閾値電圧のバラツキ成分となるため、全画素分の読み出し電圧を外部のメモリ等へデジタル信号として保持しておく。その後、実際に表示するための入力デジタル画像データの表示の際に、画素12から読み出されるデータ値から上記の保持しておいたデジタル信号を減算することで、上記の閾値電圧のバラツキ成分を抑圧する。
なお、画素12は、行選択信号sw1がハイレベルの時にトランジスタTr1及びTr2がオンとされて信号書き込み動作が行われる。また、画素12は、行選択信号sw1及び制御信号sw2が共にローレベルのときに、前述したように保持容量C1及びC2の保持電圧が交互に画素電極PEに印加される液晶表示素子LCにより通常表示動作が行われる。
再び図1に戻って説明する。水平駆動回路部16は、1画素あたりmビットのデジタル画像データをシフトレジスタ13に直列に供給し、そのシフトレジスタ13から並列に出力される1行(1ライン)分のk個の画素のデジタル画像データをラッチ回路14にてラッチした後、コンパレータ15に供給して各画素毎にカウンタ(図示せず)からのカウント値と比較する。カウンタは、カウンタクロックを計数して1水平走査期間(1H)内で例えば黒レベルを示す最小階調値から白レベルを示す最大階調値まで値が単調的に増加するカウンタ値を生成して出力する。
コンパレータ15はk個のコンパレータからなり、デジタル画像データのk個の画素の画素値と共通に供給されるカウンタ値とを別々に比較し、両者の比較結果が一致した時にコンパレータ出力(一致パルス)を得て、それをk組のアナログSW17のうち一致パルスを出力するコンパレータに対応して設けられた一組のアナログSWへ出力してオフにスイッチングする。
アナログSW17は、コンパレータ15を構成するk個のコンパレータに1対1に対応して2つで一組のアナログスイッチa及びbからなるk組のアナログスイッチで構成されている。全画素のアナログSW17は各水平走査期間の最初に同時にオンに制御され、その後にコンパレータ15から一致パルスが供給されると一致パルスが供給された一組のアナログスイッチa及びbのみが連動して同時にオフに制御される。従って、k組のアナログスイッチは絵柄に応じて画素単位で独立にオフに制御される。アナログSW17を構成するアナログスイッチaを通してデータ線(列信号線)D1+〜Dk+へ出力される正極性ランプ信号RAMP+、及びアナログスイッチbを通してデータ線(列信号線)D1-〜Dk-へ出力される負極性ランプ信号RAMP-のアナログスイッチa及びbがオフ状態のときの信号値は、デジタル画像データをDA変換して得られた正極性映像信号値と負極性映像信号値であり、この信号値を画素12がサンプリングして保持容量C1及びC2に書き込む。
なお、コンパレータクロック及びカウンタクロックはデジタル画像データの同期信号と同期しており、また、正極性ランプ信号RAMP+及び負極性ランプ信号RAMP-とも同期している。
表示部11の行方向の左右に設けられた垂直駆動回路部18A及び18Bは、行走査線G1〜Gjのうち例えば画面最上位位置にある行走査線G1から画面最下位位置にある行走査線Gjに向かって1H周期で1本ずつ行走査線に順次に行選択信号を供給し、かつ、1垂直走査期間で全ての行走査線に行選択信号を供給する。また同じ行走査線に同じ行選択信号を同時に供給する。これは、チップが横に長い(水平画素数が多い)ために、左右からドライブしないと配線抵抗等で波形鈍りなどが発生し、画質に影響するためである。左右の垂直駆動回路部18A及び18Bにより行走査線G1〜Gjを同時にドライブすることで、上記の波形鈍りを軽減できて、スピードを速くできるという効果が得られる。
アナログSW及びプリチャージ部19は、画素12の書き込み電圧を読み出す側のデータ線D1+〜Dk+のうち、1本おき毎の奇数番目のデータ線をアンプ21Aの入力端子に接続する第1のアナログSWと、残りの1本おき毎の偶数番目のデータ線をアンプ21Bの入力端子に接続する第2のアナログSWとを有する。第1のアナログSWは、1/2Hシフトレジスタ20Aの出力信号によりスイッチング制御される。第2のアナログSWは、1/2Hシフトレジスタ20Bの出力信号によりスイッチング制御される。
また、アナログSW及びプリチャージ部19は、アンプ21A及び21Bの各入力信号線の負荷容量をそれぞれハイレベルのプリチャージ電圧Vprhにプリチャージする第1のプリチャージ部と、ローレベルのプリチャージ電圧Vprlにプリチャージする第2のプリチャージ部とを有する。このアナログSW及びプリチャージ部19は、アンプ21A及び21Bの各入力信号線の負荷容量を一定の電圧にプリチャージすることで読み出し速度を速めるための回路である。
1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bは、それぞれ段数が1/2水平画素数分(ここでは、k/2:kは偶数)のシフトレジスタで、シフトクロックSCKの入力毎にスタートパルスSTAをシフトし、その出力信号でアナログSW及びプリチャージ部19の上記の第1及び第2のアナログSWをスイッチング制御する。1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bは、ダイナミック型で実現できる。その方が面積的にも小型化可能である。1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bは、アナログSW及びプリチャージ部19内のアナログSWと共に、本発明のテスト信号選択出力手段を構成している。
アンプ21A及び21Bは、アナログSW及びプリチャージ部19の上記の第1及び第2のアナログSWを通して出力される画素読み出し信号を、それぞれ外部の負荷の影響を受けずに外部へ出力するためにインピーダンス変換を行うゲイン1のバッファアンプである。このアンプ21A及び21Bは、本発明の外部出力手段を構成しており、図3に示すような、帯域10MHz程度のCMOSによる差動アンプを用いたボルテージフォロワで性能上は問題ない。
上記のアナログSW及びプリチャージ部19と、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bとは、アンプ21A及び21Bと共に、画素テスト時に画素12の画素電極PEへの駆動電圧を読み出すときの読み出し速度を高速にするための、本発明の要部の読み出し回路部を構成している。
図3は、図1中のアナログSW及びプリチャージ部19及びその周辺回路の一実施の形態の回路系統図を示す。図3中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図3において、アナログSW及びプリチャージ部19内には、k本のデータ線D1+〜Dk+のうち奇数番目のk/2本のデータ線D(2M-1)+(ただし、M=1〜k)に別々に接続された全部でk/2個の第1のアナログSWが設けられている。このk/2個の第1のアナログSWのうち、互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタTr10及びNMOSトランジスタTr11は、それぞれのドレインがデータ線D1+に接続された1番目の第1のアナログSWを構成している。また、互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタTr12及びNMOSトランジスタTr13は、それぞれのドレインがデータ線D(k-1)+に接続されたk/2番目の第1のアナログSWを構成している。図示を省略したが、2番目から(k−1)/2番目の第1のアナログSWも、それぞれ同様に互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタからなる。
PMOSトランジスタTr10、Tr12は、各ゲートに1/2Hシフトレジスタ20Aの端子S1B、SnBから信号が供給されてスイッチング制御される。また、NMOSトランジスタTr11、Tr13は、各ゲートに1/2Hシフトレジスタ20Aの端子S1、Snから信号が供給されてスイッチング制御される。1/2Hシフトレジスタ20Aは端子S1及びS1Bに互いに逆論理値の初段出力信号を出力し、同様に端子Sn及びSnBに互いに逆論理値の最終段出力信号を出力する。従って、1番目の第1のアナログSWを構成するPMOSトランジスタTr10及びNMOSトランジスタTr11は同時にオン又はオフに制御され、k/2番目の第1のアナログSWを構成するPMOSトランジスタTr12及びNMOSトランジスタTr13も同時にオン又はオフに制御される。図示しない2番目から(k−1)/2番目の第1のアナログSWも同様に1/2Hシフトレジスタ20Aの出力信号によりスイッチング制御される。
PMOSトランジスタTr10及びNMOSトランジスタTr11の各ソース、及びPMOSトランジスタTr12及びNMOSトランジスタTr13の各ソースは、アンプ21Aの非反転入力端子に接続された入力信号線(横信号線)N1に接続されている。これにより、画素テスト時に1/2Hシフトレジスタ20Aの出力信号により、アナログSW及びプリチャージ部19のk/2個の第1のアナログSWが時分割的に順番にオン状態に制御されると、画素12から読み出されたテスト信号がアナログSW及びプリチャージ部19内のオン状態の第1のアナログSWを通して入力信号線(横信号線)N1に供給され、更に外部負荷を駆動するためのアンプ21Aに入力される。
また、アナログSW及びプリチャージ部19内には、k本のデータ線D1+〜Dk+のうち偶数番目のk/2本のデータ線D2Mに別々に接続された全部でk/2個の第2のアナログSWが設けられている。このk/2個の第2のアナログSWのうち、互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタTr18及びNMOSトランジスタTr19は、それぞれのドレインがデータ線D2+に接続された1番目の第2のアナログSWを構成している。また、互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタTr20及びNMOSトランジスタTr21は、それぞれのドレインがデータ線Dk+に接続されたk/2番目の第2のアナログSWを構成している。図示を省略したが、2番目から(k−1)/2番目の第2のアナログSWも、それぞれ同様に互いのドレイン同士及びソース同士が接続されたPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタからなる。
PMOSトランジスタTr18、Tr20は、各ゲートに1/2Hシフトレジスタ20Bの端子SS1B、SSnBから信号が供給されてスイッチング制御される。また、NMOSトランジスタTr19、Tr21は、各ゲートに1/2Hシフトレジスタ20Bの端子SS1、SSnから信号が供給されてスイッチング制御される。1/2Hシフトレジスタ20Bは端子SS1及びSS1Bに互いに逆論理値の初段出力信号を出力し、同様に端子SSn及びSSnBに互いに逆論理値の最終段出力信号を出力する。従って、1番目の第2のアナログSWを構成するPMOSトランジスタTr18及びNMOSトランジスタTr19は同時にオン又はオフに制御され、k/2番目の第2のアナログSWを構成するPMOSトランジスタTr20及びNMOSトランジスタTr21も同時にオン又はオフに制御される。図示しない2番目から(k−1)/2番目の第2のアナログSWも同様に1/2Hシフトレジスタ20Bの出力信号によりスイッチング制御される。
PMOSトランジスタTr18及びNMOSトランジスタTr19の各ソース、及びPMOSトランジスタTr20及びNMOSトランジスタTr21の各ソースは、アンプ21Bの非反転入力端子に接続された入力信号線(横信号線)N2に接続されている。これにより、画素テスト時に1/2Hシフトレジスタ20Bの出力信号により、アナログSW及びプリチャージ部19のk/2個の第2のアナログSWが時分割的に順番にオン状態に制御されると、画素12から読み出されたテスト信号がアナログSW及びプリチャージ部19内のオン状態の第2のアナログSWを通して入力信号線(横信号線)N2に供給され、更に外部負荷を駆動するためのアンプ21Bに入力される。
アンプ21Aの入力信号線(横信号線)N1にソースが接続された、NMOSトランジスタTr14、PMOSトランジスタTr15、NMOSトランジスタTr16、PMOSトランジスタTr17はプリチャージ用のトランジスタである。信号線V1にゲートが接続されたNMOSトランジスタTr14及びTr16と、信号線V2にゲートが接続されたPMOSトランジスタTr15及びTr17とは、ソースフォロワとして別々に動作し、NMOSによるソースフォロワ又はPMOSによるソースフォロワで最適なプリチャージを行う構成となっている。
同様に、アンプ21Bの入力信号線N2にソースが接続された、NMOSトランジスタTr22、PMOSトランジスタTr23、NMOSトランジスタTr24、PMOSトランジスタTr25はプリチャージ用のトランジスタである。信号線VV1にゲートが接続されたNMOSトランジスタTr22及びTr24と、信号線VV2にゲートが接続されたPMOSトランジスタTr23及びTr25とは、ソースフォロワとして別々に動作し、NMOSによるソースフォロワ又はPMOSによるソースフォロワで最適なプリチャージを行う構成となっている。
ここで、信号線VV1及びVV2に供給されるゲート制御信号と、信号線V1及びV2に供給されるゲート制御信号とは、プリチャージの動作のタイミングとNMOSトランジスタによるプリチャージかPMOSトランジスタによるプリチャージかを決定する信号であり、互いに異なる電圧と波形とされている。なお、本実施の形態では、アナログSW及びプリチャージ部19内のプリチャージ部はゲート線毎に設けているため、ゲート素子を小さくすることができる。
画素12の高速読み出しを行うためには、画素読み出し電圧が読み出し時に前の状態から電圧Vrに変化するときの変化電圧Vrの値ができるだけ小さいことが望ましく、そのためにプリチャージを行う。従って、プリチャージの電圧は、画素12に書き込まれた電圧に近い電圧に設定する。本実施の形態では画素12内で正極性映像信号電圧と負極性映像信号電圧とを切り替える関係で、ランプ信号の初期電圧に近い電圧(VDDに近い電圧、又はGNDレベルに近い電圧)に設定することが通常動作時は考えられる。よって、本実施の形態では、画素12に書き込まれた電圧がVDDに近い電圧の場合は、ハイレベルのプリチャージを行い、画素12に書き込まれた電圧がGNDレベルに近い電圧の場合は、ローレベルのプリチャージを行う。
本実施の形態では、これらのプリチャージを行うため、図3に示すように、NMOSトランジスタTr14、Tr16、Tr22及びTr24、並びにPMOSトランジスタTr15、Tr17、Tr23及びTr25によるソースフォロワの出力形式で画素毎にトランジスタを配置することで短時間でのプリチャージが可能となるような構成をとっている。
ここで、VDDに近いハイレベルのプリチャージを行う場合は、ソースフォロワを構成するNMOSトランジスタTr14、Tr16、Tr22、Tr24がオン状態に制御されて、入力信号線(横信号線)N1、N2を次式によるプリチャージ電圧Vprhでプリチャージする。
Vprh=VDD−Vthn (3)
ただし、(3)式中、VthnはNMOSトランジスタTr14、Tr16、Tr22、Tr24の閾値電圧である。
一方、GNDレベルに近いローレベルのプリチャージを行う場合は、ソースフォロワを構成するPMOSトランジスタTr15、Tr17、Tr23、Tr25がオン状態に制御されて、入力信号線(横信号線)N1、N2を次式によるプリチャージ電圧Vprlでプリチャージする。
Vprl=0+Vthp (4)
ただし、(4)式中、VthpはPMOSトランジスタTr15、Tr17、Tr23、Tr25の閾値電圧である。
これらのプリチャージ電圧Vprh及びVprlは、NMOSトランジスタTr14、Tr16、Tr22及びTr24、PMOSトランジスタTr15、Tr17、Tr23及びTr25の基板効果により変動するが、最終的にはトランジスタのサブスレッショルド領域の閾値電圧Vthには近づく。
次に、プリチャージ制御回路について説明する。アナログSW及びプリチャージ部19でプリチャージする一定電圧を外部からコントロールすることも可能であるが、装置内部の電源から作るプリチャージ制御回路について説明する。
図4は、プリチャージ制御回路の一実施の形態の回路図を示す。同図において、電源電圧VDDの電源端子は抵抗R1を介してソース接地のNMOSトランジスタTr31のドレインに接続され、また、第1の外部電圧入力端子は抵抗R2を介してNMOSトランジスタTr31のドレインに接続されている。NMOSトランジスタTr31のドレインと抵抗R1及びR2との接続点は図3に示した信号線V1に接続されている。
また、電源電圧VDDの電源端子はPMOSトランジスタTr32のドレイン・ソースを通して抵抗R3とR4の接続点に接続されている。抵抗R3の他端は接地され、抵抗R4の他端は第2の外部電圧入力端子に接続されている。PMOSトランジスタTr32のドレインと抵抗R3及びR4との接続点は図3に示した信号線V2に接続されている。
図4の構成のプリチャージ制御回路は、プリチャージ電圧が厳密ではなく、できる限りランプ信号電圧のハイレベル及びローレベルの電圧(初期電圧)を簡易的に生成することを意図した回路である。
図3のNMOSトランジスタTr14及びTr16でハイレベルのプリチャージを行う場合は、図4のNMOSトランジスタTr31をオフ状態にする。具体的にはNMOSトランジスタTr31のゲートに印加するプリチャージ制御信号pr1をローレベルとしてNMOSトランジスタTr31をオフ状態とする。このときの信号線V1へ出力される電圧供給信号V01は次式で表される。
V01={(VDD−Vin1)/(R2+R1}×R2+Vin1 (5)
ただし、(5)式中Vin1は第1の外部電圧入力端子から入力される入力電圧、R1、R2は抵抗R1、R2の抵抗値である。これにより、NMOSトランジスタTr14及びTr16がそれぞれオン状態に制御される。
NMOSトランジスタTr14及びTr16によるハイレベルのプリチャージをオフ状態にするには、プリチャージ制御信号pr1をハイレベルとしてNMOSトランジスタTr31をオン状態として、電圧供給信号V01をほぼ0Vとする。これにより、NMOSトランジスタTr14及びTr16がそれぞれオフ状態に制御され、ソースフォロワが動作しないようにされる。
一方、PMOSトランジスタTr15及びTr17でローレベルのプリチャージを行う場合は、図4のPMOSトランジスタTr32をオフ状態にする。具体的にはPMOSトランジスタTr32のゲートに印加するプリチャージ制御信号pr2をハイレベルとしてPMOSトランジスタTr32をオフ状態とする。このときの信号線V2へ出力される電圧供給信号V02は次式で表される。
V02={(Vin2−0)/(R4+R3}×R3 (6)
ただし、(6)式中Vin2は第2の外部電圧入力端子から入力される入力電圧、R3、R4は抵抗R3、R4の抵抗値である。これにより、PMOSトランジスタTr15及びTr17がそれぞれオン状態に制御される。
PMOSトランジスタTr15及びTr17によるローレベルのプリチャージをオフ状態にするには、プリチャージ制御信号pr2をローレベルとしてPMOSトランジスタTr32をオン状態として、電圧供給信号V02をほぼVDDとする。これにより、PMOSトランジスタTr15及びTr17がそれぞれオフ状態に制御され、ソースフォロワが動作しないようにされる。
なお、図3の信号線VV1及びVV2にも、図4と同様回路構成のプリチャージ制御回路から電圧供給信号が供給されて、NMOSトランジスタTr22及びTr24によるハイレベルのプリチャージ、又はPMOSトランジスタTr23及びTr25によるローレベルのプリチャージが行われる。
次に、図2に示した回路構成の画素12の画素テスト時に、テスト信号を各画素12に書き込んだ後、各画素12からテスト信号を読み出す時の動作について説明する。
画素12からテスト信号を読み出す時には、画素12への信号書き込み時に用いた図1のアナログSW17をオフとし、書き込み側の回路を切り離す。これはテスト信号読み出し時に、書き込み側の回路や配線が容量負荷となって高速読み出しに影響がでることを防止するためである。
一方、垂直駆動回路部18A及び18Bから行走査線G1〜Gjに対し1H周期で1本ずつ行走査線に行選択信号を供給して行選択を行い、かつ、同じラインのk個の画素12に対してハイレベルの制御信号sw2を供給する。この制御信号sw2は行選択信号と同じ信号である。これにより、選択された1ラインのk個の画素12内の図2のNMOSトランジスタTr8がオン状態にされ、その画素の画素電極PEに印加されるテスト信号電圧がトランジスタTr8のドレイン・ソースを通してデータ線D+に読み出される。ここで、データ線D+の負荷容量をCL1、画素12内のトランジスタTr3、Tr4及びTr7からなるソースフォロワ回路の電流をIs、テスト信号電圧をデータ線に読み出した場合の変化電圧をVrとすると、立ち上がり時間Trは次式で表される。
Tr=CL1×Vr/Is (7)
一例として、上記の負荷容量CL1を1pF、ソースフォロワ回路の電流Isを10μA、変化電圧をVrを3Vであるものとすると、上記の立ち上がり時間Trは(7)式から0.3μsとなる。この場合、画素12からデータ線D+への読み出し時間は0.3μsは必要になる。
次に、データ線D+へ読み出された信号をアナログSW及びプリチャージ部19のアナログSWをオン状態として、プリチャージを行わずアンプ21A、21Bの入力信号線(横信号線)に入力した時のアンプ21A、21Bの入力端での信号の立ち上がり時間Trh2は、入力信号線N1、N2を画素12内のソースフォロワ回路で駆動する場合を考えると、次式で表される。
Trh2=(CL1+CL5)×Vr/Is (8)
ただし、(8)式中、CL5は入力信号線(横信号線)の負荷容量である。
すなわち、アンプ21A及び21Bの出力インピーダンスを充分下げることでそれ以降のパッド(PAD)、テスタ負荷などの容量を高速に駆動することが可能となるため、画素12の読み出し信号のアンプ21A、21Bの入力端での立ち上がり時間Trh2は、(CL1+CL5)が3pF程度であれば、(8)式から1μs程度となる。この立ち上がり時間Trh2は従来に比べて約1/3である。この読み出し部を複数系統に増やすことで、負荷容量CL5の容量値が小さくなり、立ち上がり時間Trh2は負荷容量CL1を駆動する動作時間に近づき、より一層高速読み出しが可能になる。なお、負荷容量CL5を小さくするため、アナログSW及びプリチャージ部19を構成するトランジスタのゲート幅をできる限り小さくして、配線容量も可能な限り小さくできるように配線幅を細くしている。
ここで、本実施の形態ではアナログSW及びプリチャージ部19によりプリチャージを行いながら、テスト信号の読み出しを高速に行うものである。プリチャージの目的は、画素読み出し電圧が読み出し前の状態から電圧Vrに変化するときの変化電圧Vrの値をできるだけ小さくして画素12の高速読み出しを行うためである。プリチャージの結果、(8)式の立ち上がり時間Trh2は、次式で表される。
Trh2=(CL1+CL5)×(Vr−Vpr)/Is (9)
ただし、(9)式中、Vprはプリチャージ電圧を示す。
(9)式から分かるように、立ち上がり時間Trh2は、プリチャージ電圧Vprにより、(8)式の値より一層短くすることができる(すなわち、より高速な読み出しができる)。更に、本実施の形態では、プリチャージ電圧Vprは画素12内のソースフォロワ回路よりも低インピーダンスの、NMOSトランジスタTr14、Tr16、Tr22及びTr24や、PMOSトランジスタTr15、Tr17、Tr23、Tr25によるソースフォロワ形式の回路で出力されるため、より高速な読み出しが可能となっている。
次に、テスト信号としてVDDレベルに近い既知のレベルのテスト信号が書き込まれたときのテスト信号読み出し時の図3の回路の動作について、図5のタイミングチャートを併せ参照して説明する。
1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bは、図5(B)に示すスタートパルスSTAを同図(A)に示すシフトクロックSCKに同期して順次シフトする。これにより、まず、1/2Hシフトレジスタ20Aは図5(C)に示すように、時刻t1から時刻t3までの期間、シフトしたハイレベルのスタートパルスを第1の正極性出力端子S1から出力すると共に、このスタートパルスと逆極性のローレベルのパルスを第1の負極性出力端子S1Bから出力し、トランジスタTr10及びTr11からなる1番目の第1のアナログSWをオンとする。
また、上記の時刻t1から時刻t3までの期間のうち時刻t1から時刻t2までの前半期間では、図4のプリチャージ制御信号pr1が図5(H)に示すようにローレベルとされる一方、プリチャージ制御信号pr2が図5(I)に示すようにローレベル固定とされる。これにより、前述したように信号線V1にゲートが接続されたNMOSトランジスタTr14及びTr16等のゲートに(5)式に示したハイレベルの電圧が供給されて、入力信号線N1に(3)式に示したハイレベルのプリチャージ電圧Vprhが供給されると共に、信号線V2に図5(G)に示すようにハイレベルの信号が供給され、PMOSトランジスタTr15及びTr17をオフとし、ローレベルのプリチャージがオフ状態とされる。従って、時刻t1から時刻t2までの前半期間は、図5(F)にハイレベルで模式的に示すようにプリチャージ期間である。この前半期間では入力信号線N1の電位は図5(J)に示すようにプリチャージ電圧Vprhになる。
続いて、上記の時刻t1から時刻t3までの期間のうち時刻t2から時刻t3までの後半期間では、プリチャージ制御信号pr1が図5(H)に示すようにハイレベルとされて信号線V1にゲートが接続されたNMOSトランジスタTr14及びTr16等がオフとされ、ハイレベルのプリチャージがオフ状態とされると共に、ローレベルのプリチャージ制御信号pr2により引き続きローレベルのプリチャージがオフ状態とされる。
この時刻t2から時刻t3までの後半期間では、オン状態にある1番目の第1のアナログSW(Tr10、Tr11)及び入力信号線N1を通して、選択された1ラインのk個の画素12のうち1番目の画素12からデータ線D1+に読み出されたテスト信号がアンプ21Aに印加され、ここで増幅された後外部へ出力される。従って、時刻t2から時刻t3までの後半期間は、図5(F)にローレベルで模式的に示すように読み出し期間である。この後半期間では入力信号線N1の電位は図5(J)に示すように、プリチャージ電圧から画素読み出しテスト信号電圧に収束する。
続いて、1/2Hシフトレジスタ20Aは図5(E)に示すように、時刻t3から時刻t5までの期間、シフトしたハイレベルのスタートパルスSTAを第2の正極性出力端子S2(図示せず)から出力すると共に、このスタートパルスと逆極性のローレベルのパルスを第2の負極性出力端子S2B(図示せず)から出力し、2番目の第1のアナログSW(図示せず)をオンとする。
また、上記の時刻t3から時刻t5までの期間のうち時刻t3から時刻t4までの前半期間では図4のプリチャージ制御信号pr1が図5(H)に示すようにローレベルとされ、かつ、プリチャージ制御信号pr2が図5(I)に示すようにローレベルとされ、時刻t1から時刻t2までの期間と同様に、プリチャージ電圧Vprhのハイレベルのプリチャージを行う。従って、時刻t3から時刻t4までの前半期間は、図5(F)にハイレベルで模式的に示すようにプリチャージ期間である。この前半期間では入力信号線N1の電位は図5(J)に示すようにプリチャージ電圧Vprhになる。
続いて、上記の時刻t3から時刻t5までの期間のうち時刻t4から時刻t5までの後半期間では、プリチャージ制御信号pr1が図5(H)に示すようにハイレベルとされ、かつ、プリチャージ制御信号pr2が図5(I)に示すようにローレベルとされ、時刻t2から時刻t3までの期間と同様に、画素読み出しが行われる。この時刻t4から時刻t5までの図5(F)にローレベルで模式的に示す画素読み出し期間では、オン状態にある2番目の第1のアナログSW(図示せず)及び入力信号線N1を通して、選択された1ラインのk個の画素12のうち3番目の画素12からデータ線D3+に読み出されたテスト信号がアンプ21Aに印加され、ここで増幅された後外部へ出力される。時刻t4から時刻t5までの画素読み出し期間では入力信号線N1の電位は図5(J)に示すように、プリチャージ電圧から画素読み出しテスト信号電圧に収束する。
以下、上記と同様の動作が選択された1ラインの各画素12のうち奇数番目の画素から順次にテスト信号の読み出しが行われ、更に次のライン以降の奇数番目の各画素に対しても同様のテスト信号の読み出しが行われる。
一方、1/2Hシフトレジスタ20Bからも上記と同様に、アナログSW及びプリチャージ部19の偶数番目のデータ線D2+〜Dk+に接続されたk/2個の第2のアナログSWに対して順次にオンとする制御信号が出力されると共に、プリチャージ後に選択された画素12からデータ線D2+〜Dk+のうち対応するデータ線に読み出されたテスト信号が、オン状態とされている第2のアナログSW及び入力信号線N2を介してアンプ21Bへ出力される。これにより、アンプ21Aの出力と同時に、アンプ21Bからは上記と同様にして偶数番目のデータ線D2+〜Dk+へ順次に読み出された画素12からのテスト信号が出力される。
なお、テスト信号としてGNDレベルに近い既知のレベルのテスト信号を書き込んだときのテスト信号読み出し時には、プリチャージ期間では信号線V2、VV2にローレベルの信号を供給し、かつ、信号線V1、VV1はローレベル固定とすることで、ローレベルのプリチャージを行う。続く画素読み出し期間では信号線V2、VV2にハイレベルの信号を供給してローレベルのプリチャージをオフとし、かつ、アナログSW及びプリチャージ部19内の順次にオン状態とした第1及び第2のアナログSWを通して画素12からのテスト信号をアンプ21A及び21Bへ読み出す。このプリチャージ期間及び画素読み出し期間の動作を交互に繰り返す。
このようにして、本実施の形態の液晶表示装置10によれば、従来に比べて画素12からテスト信号を高速に読み出すことができ、テスト時間を短縮することができる。また、プリチャージを行うことにより、テスト信号の読み出しを一層高速化することができる。
ところで、本実施の形態の液晶表示装置10では、通常動作時にもプリチャージを行うか否かを選択することが可能であり、図6に示すような4つのモードのうちのいずれか一のモードを選択して動作をする。
図6において、「テスト時プリチャージ無」のモードは、プリチャージ制御信号pr1をハイ(H)レベル、pr2をロー(L)レベルとし、アナログSW及びプリチャージ部19内のプリチャージ回路をオフとし、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bはそれぞれシフト動作を行って、アナログSW及びプリチャージ部19内のアナログSWを順次にオン(ON)とする動作モードである。この「テスト時プリチャージ無」のモードでは、立ち上がり時間Trh2は(8)式で表され、画素12からテスト信号を従来に比べて高速に読み出すことが可能である。
また、図6において、「テスト時プリチャージ有」のモードは、図5のタイミングチャート等と共に説明したテスト時にプリチャージを行うモードである。前述したハイレベルのプリチャージは、図6では「NMOSプリチャージ」として示してあり、プリチャージ制御信号pr1及びpr2をローレベルとし、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bをそれぞれシフト動作を行わせる。また、前述したローレベルのプリチャージは、図6では「PMOSプリチャージ」として示してあり、プリチャージ制御信号pr1及びpr2をハイレベルとし、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bをそれぞれシフト動作させる。この「テスト時プリチャージ有」のモードでは、立ち上がり時間Trh2は(9)式で表され、画素12からテスト信号を「テスト時プリチャージ無」のモードに比べて高速に読み出すことが可能である。
また、図6に示す「通常動作プリチャージ無」のモードは、従来の読み出し動作のモードで、プリチャージ制御信号pr1をハイレベル、pr2をローレベルとし、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bはそれぞれシフト動作させないことで、アナログSW及びプリチャージ部19を非動作とする動作モードである。
また、図6に示す「通常動作プリチャージ有」のモードは、プリチャージ制御信号pr1及びpr2をローレベルとして行う「NMOSプリチャージ」と、プリチャージ制御信号pr1及びpr2をハイレベルとして行う「PMOSプリチャージ」の一方を選択できる。この「通常動作プリチャージ有」のモードでは、「NMOSプリチャージ」及び「PMOSプリチャージ」のいずれの場合も、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bはシフト動作させず、アナログSW及びプリチャージ部19内のアナログSWは通常読み出しのブランキングにあたるランプ信号線を用いた書き込み動作の前の短期間にのみオン状態とし、画素12への映像信号書き込み前の時間にアナログSWを通してデータ線D+をプリチャージする。従って、通常読み出しでのプリチャージの使用とテスト時のプリチャージの使用方法は基本的に異なる。テスト時のプリチャージは画素読み出し周期でプリチャージを行うため、高速動作が重要となる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bには複数本のデータ線毎に交互に接続してもよい。また、読み出し側データ線に接続する画素は1ライン飛ばしして、画素の左右のデータ線に交互に接続することも可能である。更に、読み出し側データ線はD+でなくD-となるように画素回路を構成することも勿論可能である。
また、読み出し回路部のシフトレジスタは図1では2系統としたが、シフトレジスタの段数を減らして3系統以上としてもよく、その場合はアンプの個数も増やす必要があるが、アンプの入力信号線(横信号線)の負荷容量を実施形態よりも減らすことが可能となり、より高速な読み出しが可能となる。
すなわち、本発明は、1/2Hシフトレジスタ20A及び20Bのようなスイッチング信号を別々に生成するスイッチング信号生成手段をN個(Nは2以上の自然数)設け、更にそのN個のスイッチング信号により、N組のアナログスイッチ手段を各組毎に別々に、かつ、画素12から読み出されるテスト信号を画素単位で順次に選択させる構成を含む。ここで、上記のN個のアナログスイッチ手段は、テスト信号が画素12から出力されるk本のデータ線D+又はD-をN組に分割したとき、分割した各組のデータ線に別々に接続される。
また更に、上記の実施の形態ではアナログSW及びプリチャージ部19によりプリチャージを行うことで画素12の高速な読み出し動作を可能としているが、プリチャージ部を設けなくてもある程度の高速読み出しは可能である。
また、上記の実施の形態では、立ち上がり時間についてのみ検討しており、立下り時間については検討していないが、立下り時間は画素12内のソースフォロワのPMOSトランジスタTr4、Tr6の出力インピーダンスで決まり、立ち上がり時間は画素12内のソースフォロワの定電流によって決まるため、立ち上がり時間の方が遅くなる。
10 液晶表示装置
11 表示部
12 画素
13 シフトレジスタ
14 ラッチ回路
15 コンパレータ
16 水平駆動回路部
17 アナログスイッチ(SW)
18A、18B 垂直駆動回路部
19 アナログスイッチ(SW)及びプリチャージ部
20A、20B 1/2Hシフトレジスタ
21A、21B アンプ
Tr1、Tr2 画素選択用NMOSトランジスタ
Tr3〜Tr6 ソースフォロワ回路用PMOSトランジスタ
Tr7 定電流用トランジスタ
Tr8 画素読み出し用NMOSトランジスタ
Tr10、Tr12、Tr18、Tr20 アナログSW用PMOSトランジスタ
Tr11、Tr13、Tr19、Tr21 アナログSW用NMOSトランジスタ
Tr14、Tr16、Tr22、Tr24 プリチャージ用NMOSトランジスタ
Tr15、Tr17、Tr23、Tr25 プリチャージ用PMOSトランジスタ
Tr31 プリチャージ制御回路用NMOSトランジスタ
Tr32 プリチャージ制御回路用PMOSトランジスタ
C1、C2 保持容量
G1〜Gj 行走査線(ゲート線)
D1+〜Dk+、D+、D1-〜Dk-、D- データ線(列信号線)
LC 液晶表示素子
PE 画素電極
LCM 液晶層
CE 共通電極

Claims (3)

  1. 2本のデータ線を一組とする複数組のデータ線と複数本の行走査線とが交差する交差部に配置された複数の画素からなる表示部と、
    前記複数組のデータ線に、mビット(mは2以上の自然数)のデジタル画像データをデジタル−アナログ変換して得たアナログ映像信号電圧をサンプリング出力するDA変換手段と、
    1垂直走査期間内で前記複数の行走査線のすべてに行選択信号を供給し、かつ、前記複数の行走査線に対して1本ずつ1水平走査期間毎に前記行選択信号を供給して各ラインの複数の前記画素を選択する垂直駆動手段と、
    前記複数の画素にそれぞれ接続された各組の前記2本のデータ線のうちどちらか一方のデータ線へ読み出された、前記複数の画素のうち同じ前記行走査線に接続された1行の2以上の画素からのテスト信号を順次選択して出力する動作を、行単位で前記複数の画素に対して繰り返すテスト信号選択出力手段と、
    前記テスト信号選択出力手段により選択された前記テスト信号を外部へ出力する外部出力手段と、を有し、
    複数の前記画素のそれぞれは、
    離間対向して配置された画素電極と共通電極との間に液晶層が充填封止された液晶表示素子と、
    前記一方のデータ線の前記正極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第1の保持容量に保持する第1のサンプリング及び保持手段と、
    前記他方のデータ線の前記負極性のアナログ映像信号電圧をサンプリングして第2の保持容量に保持する第2のサンプリング及び保持手段と、
    前記第1の保持容量に保持された前記正極性のアナログ映像信号電圧と前記第2の保持容量に保持された前記負極性のアナログ映像信号電圧とを垂直走査周期より短い周期で交互に切り換えて前記画素電極に印加する電圧切換印加手段と、
    前記画素電極に印加される前記正極性又は負極性のアナログ映像信号電圧を、前記2本のデータ線のうちどちらか一方の前記データ線へ読み出し出力する画素信号読み出し手段とを備え、
    画素テスト時は前記第1及び第2の保持容量に前記アナログ映像信号電圧として前記テスト信号を保持した後、前記第1及び第2のサンプリング及び保持手段と前記2本のデータ線との接続を切り離した状態で、前記画素信号読み出し手段により前記画素電極に印加される前記テスト信号を前記データ線へ読み出し出力することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記テスト信号選択出力手段により、前記複数の画素のうち同じ前記行走査線に接続された1行の2以上の画素からのテスト信号を順次選択する際に、各画素のテスト信号読み出し直前毎に前記外部出力手段の入力信号線の負荷容量を一定電圧にプリチャージするプリチャージ手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記テスト信号選択出力手段は、
    N個(Nは2以上の自然数)のスイッチング信号を別々に生成するN個のスイッチング信号生成手段と、
    前記テスト信号が読み出される複数の前記一方のデータ線をN組に分割したとき、分割した各組の前記一方のデータ線に別々に接続されたN組のアナログスイッチ手段と、
    を有し、前記N個のスイッチング信号により、前記N組のアナログスイッチ手段を各組毎に別々に、かつ、前記画素から前記一方のデータ線を介して出力される前記テスト信号を画素単位で順次に選択するようにスイッチング制御することを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示装置。
JP2012024576A 2012-02-08 2012-02-08 液晶表示装置 Pending JP2013161002A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109061439A (zh) * 2018-07-23 2018-12-21 清华大学 用于多种有源植入医疗仪器的自动测试的方法

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