JP2013160872A - 駆動回路、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

駆動回路、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動回路のレイアウト面積を削減可能な駆動回路、電気光学装置及び電子機器等を提供すること。
【解決手段】駆動回路は、階調データの上位ビット(jビット)データに対応する高電位側電圧及び低電位側電圧を、複数(2種類)の基準電圧の中から選択する電圧選択回路DEC1と、高電位側電圧及び低電位側電圧に基づいて、階調データの下位ビット(kビット)データに対応する電圧を第1出力電圧としてデータ線SL1に出力する第1出力回路と、第1出力回路よりも駆動能力が高く、高電位側電圧及び低電位側電圧に基づいて、下位ビット(kビット)データの中の上位側ビットデータに対応する電圧を第2出力電圧としてデータ線SL1に出力する第2出力回路と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動回路、電気光学装置及び電子機器等に関する。
階調データに応じた階調電圧をD/A変換回路が発生し、その階調電圧がB級増幅回路に入力され、B級増幅回路は、入力電圧と出力電圧とが少なくとも実質的に同じときに出力が高インピーダンスとなり、第2のD/A変換回路が、階調電圧を出力することによりデータ線の電圧レベルを補填する手法が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−157054号公報
電気光学装置(例えば液晶表示装置)の画素を駆動する駆動回路のレイアウト面積を削減したいという課題がある。例えば、近年では電気光学装置の画素ピッチが縮小するとともに階調数が増える傾向にある。画素ピッチの縮小にともなって駆動回路の面積を縮小したいが、階調数が増えるとD/A変換回路のビット数が増えて面積が増大してしまうという課題がある。
上述の特許文献1では、D/A変換回路は階調データに対応する全ての階調電圧を出力する必要があるため、D/A変換回路のビット数は階調データのビット数と同一である。そのため、階調数が増えるとD/A変換回路の面積が増大してしまう。
本発明の幾つかの態様によれば、駆動回路のレイアウト面積を削減可能な駆動回路、電気光学装置及び電子機器等を提供できる。
本発明の一態様は、階調データの上位ビットデータに対応する高電位側電圧及び低電位側電圧を、複数の基準電圧の中から選択する電圧選択回路と、前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧に基づいて、前記階調データの下位ビットデータに対応する電圧を第1出力電圧としてデータ線に出力する第1出力回路と、前記第1出力回路よりも駆動能力が高く、前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧に基づいて、前記下位ビットデータの中の上位側ビットデータに対応する電圧を第2出力電圧として前記データ線に出力する第2出力回路と、を含む駆動回路に関係する。
本発明の一態様によれば、階調データの上位ビットデータに対応する高電位側電圧及び低電位側電圧が、複数の基準電圧の中から選択される。第1出力回路よりも駆動能力が高い第2出力回路により、下位ビットデータの中の上位側ビットデータに対応する電圧が、高電位側電圧及び低電位側電圧に基づいて出力され、第1出力回路により、階調データの下位ビットデータに対応する電圧が、高電位側電圧及び低電位側電圧に基づいて出力される。これにより、駆動回路のレイアウト面積を削減することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記第2出力回路は、前記下位ビットデータの中の最上位の少なくとも2ビットのデータを、前記上位側ビットデータとして、前記第2出力電圧を出力してもよい。
このようにすれば、少なくとも2ビットの上位側ビットデータに基づいて、高電位側電圧及び低電位側電圧の間の第2出力電圧を出力できる。これにより、電圧選択回路の階調数を削減した場合であっても、不感帯の幅を拡げる必要がなくなるため、高速駆動を保ちながら電圧選択回路のレイアウト面積を削減することが可能となる。
また本発明の一態様では、前記下位ビットデータである下位kビットのデータに応じて、前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧の中から、第1〜第kの選択電圧の各選択電圧を選択する第2の電圧選択回路を含み、前記第1出力回路は、前記第1〜第kの選択電圧を受けて、前記下位ビットデータに対応する前記第1出力電圧を出力し、前記第2出力回路は、前記第1〜第kの選択電圧の中の、前記上位側ビットデータに対応する選択電圧を受けて、前記上位側ビットデータに対応する前記第2出力電圧を出力してもよい。
このようにすれば、階調データの下位ビットデータに応じて、高電位側電圧及び低電位側電圧の中から各選択電圧を選択でき、第1出力回路が、下位ビットデータに対応する第1〜第kの選択電圧を受けて、下位ビットデータに対応する第1出力電圧を出力できる。また、第2出力回路が、上位側ビットデータに対応する選択電圧を受けて、上位側ビットデータに対応する第2出力電圧を出力できる。
また本発明の一態様では、第2の電圧選択回路は、前記第1〜第kの選択電圧を出力する第1〜第kのセレクターを有し、前記第1〜第kのセレクターの中の第iのセレクターは、前記下位kビットのデータの中の第iのビットが第1論理値である場合には、前記高電位側電圧を前記第iの選択電圧として出力し、前記第iのビットが第2論理値である場合には、前記低電位側電圧を前記第iの選択電圧として出力してもよい。
このようにすれば、第2の電圧選択回路が第1〜第kのセレクターを有することで、下位kビットのデータの論理値に応じて、第1〜第kの選択電圧の各選択電圧を、高電位側電圧及び低電位側電圧の中から選択できる。
また本発明の一態様では、前記第1出力回路は、前記第1〜第kの選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含み、前記第2出力回路は、前記第1〜第kの選択電圧の中の、前記上位側ビットデータに対応する選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含んでもよい。
このようにすれば、第1出力回路が、第1〜第kの選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含むことで、第1出力回路が、下位ビットデータに対応する第1出力電圧を出力できる。また、第2出力回路が、上位側ビットデータに対応する選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含むことで、第2出力回路が、上位側ビットデータに対応する第2出力電圧を出力できる。
また本発明の一態様では、前記第iのビットは、前記第1〜第kのビットの下位からi番目のビットであり、前記第2出力回路において、前記入力側トランジスター群の中の前記第iの選択電圧が入力されるトランジスターは、2に比例した重み付けがされた個数又はサイズを有してもよい。
このようにすれば、第iの選択電圧が入力されるトランジスターが、2に比例した重み付けがされた個数又はサイズを有することで、第2出力回路が、上位側ビットデータに対応する第2出力電圧を出力できる。
また本発明の一態様では、前記第2出力回路は、前記第2出力電圧を含む電圧範囲の不感帯を有し、前記下位ビットデータの中の前記上位側ビットデータに応じて前記第2出力電圧がシフトするのに応じて、前記不感帯の前記電圧範囲がシフトしてもよい。
このようにすれば、電圧選択回路のビット数を削減し、第2の電圧選択回路のビット数を増やした場合であっても、不感帯の幅を拡げずに、高電位側電圧から低電位側電圧まで不感帯でカバーすることが可能となる。これにより、高速駆動を保ちながら電圧選択回路のレイアウト面積を削減することが可能となる。
また本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載された駆動回路を含む電気光学装置に関係する。
また本発明の更に他の態様は、上記に記載された電気光学装置を含む電子機器に関係する。
本実施形態の駆動回路の構成例。 図2(A)は、出力回路の構成例。図2(B)、図2(C)は、本実施形態の駆動回路の動作説明図。 電圧選択回路の詳細な構成例。 電圧選択部の詳細な構成例。 第2の電圧選択回路の詳細な構成例。 第1出力回路の詳細な構成例。 図7(A)は、本実施形態の比較例の動作説明図。図7(B)は、本実施形態の出力回路の比較例。 本実施形態の比較例の動作説明図。 図9(A)は、出力回路の第2の構成例。図9(B)は、本実施形態の駆動回路の動作説明図。 本実施形態の駆動回路の動作説明図。 第2出力回路の詳細な構成例。 電気光学装置の構成例。 ゲートドライバーの詳細な構成例。 データドライバーの詳細な構成例。 電子機器の構成例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.駆動回路
図1に、電気光学装置を駆動する本実施形態の駆動回路の構成例を示す。図1の駆動回路は、基準電圧生成回路56(狭義には階調電圧生成回路)、データラッチDLAT1〜DLATN(Nは2以上の自然数)、電圧選択回路DEC1〜DECN(狭義にはD/A変換回路)、第2の電圧選択回路OCB1〜OCBN(狭義には第2のD/A変換回路)、出力回路OUT1〜OUTNを含む。
なお以下では、階調データがj+k=12(広義には(j+k))ビットであり、その上位8(j)ビットデータが電圧選択回路に入力され、下位4(k)ビットデータが第2の電圧選択回路に入力される場合を例にとり説明するが、本実施形態はこれに限定されない。j、kは自然数である。また以下ではデータ線SL1に対応する構成及び動作について説明するが、他のデータ線SL2〜SLNに対応する構成及び動作についても同様である。
データラッチDLAT1は、1画素分の階調データである(j+k)=12ビットの階調データをラッチする。階調データは、例えば図14のラインラッチ52から入力される。
基準電圧生成回路56は、高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHとの間を抵抗分割した2=256種類の基準電圧(狭義には階調電圧)を出力する。高電位側電源電圧VDDHと低電位側電源電圧VSSHは、例えば図15の電源回路760から供給される。
電圧選択回路DEC1は、データラッチDLAT1からの階調データの上位8(j)ビットデータを受けて、その上位8ビットデータによって特定される低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBとを、256種類の基準電圧の中から選択する。低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBは、256種類の基準電圧の中の1区間(1刻み)に対応する電圧である。
第2の電圧選択回路OCB1は、データラッチDLAT1からの階調データの下位4(k)ビットデータを受けて、その下位4ビットデータに基づいて第1〜第4の選択電圧p1〜p4(第1〜第kの選択電圧p1〜pk)を出力する。第1〜第4の選択電圧p1〜p4の各選択電圧は、それぞれ下位4ビットデータの各ビットに対応している。ビットが第1論理値(例えば“0”)である場合には選択電圧として低電位側電圧SELAが選択され、ビットが第2論理値(例えば“1”)である場合には選択電圧として高電位側電圧SELBが選択される。
出力回路OUT1は、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間を16(2)分割した電圧のうち、階調データに対応する電圧を、第1〜第4の選択電圧p1〜p4に基づいてデータ線SL1に出力する。このようにして、256×16=4096(2(j+k))階調の出力電圧が得られる。
2.出力回路
図2(A)に、上述した出力回路OUT1の構成例を示す。図2(A)の出力回路OUT1は、第1出力回路AM1、第2出力回路AM2を含む。
第1出力回路AM1は、第1〜第4の選択電圧p1〜p4を受けて、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間を16(2)分割した電圧のいずれかを第1出力電圧Q1として出力する。第1出力回路AM1の詳細な構成例は、図6で後述する。
第2出力回路AM2は、第1出力回路AM1よりも駆動能力(例えばスルーレート)が高く、第4の選択電圧p4を受けて、低電位側電圧SELA及び高電位側電圧SELBのいずれかを第2出力電圧Q2として出力する。第2出力回路AM2は、不感帯を有しており、不感帯において出力を高インピーダンス状態に設定する。第2出力回路AM2は、例えば、少なくとも入力電圧p4を含む所定電圧範囲において出力が高インピーダンス状態となる増幅回路(例えばB級増幅回路等)により構成される。
図2(B)、図2(C)に、本実施形態における駆動回路の動作説明図を示す。図2(B)に示すように、電圧選択回路DEC1は、256種類の基準電圧の中から2つの基準電圧SELA、SELBを選択する。この基準電圧SELA、SELBは、階調データD1〜D12の上位8(j)ビットデータD5〜D12に対応しており、階調データD1〜D12によって決まる階調電圧を、基準電圧SELA、SELBの間に含むような2つの隣り合う基準電圧である。
第2出力回路AM2は、下位4(k)ビットデータD1〜D4の中の上位側ビットデータD4に対応する選択電圧p4を受けて、第2出力電圧Q2を出力する。即ち、第2出力回路AM2は、選択電圧p4=SELAの場合には、出力電圧Q2=SELAを出力し、選択電圧p4=SELBの場合には、出力電圧Q2=SELBを出力する。不感帯は、入力電圧p4と同一(実質的に同一を含む)の出力電圧Q2を中心とする所定電圧範囲である。例えば不感帯の幅は、(SELB−SELA)以上であり、2×(SELB−SELA)以下である。なお、不感帯DZ1、DZ2の幅が(SELB−SELA)である場合には、不感帯DZ1の上端と不感帯DZ2の下端が接することになるが、本実施形態ではこれに限定されず、図10で後述するように、隣り合う不感帯の上端と下端が接して(又は重なって)いなくてもよい。
第1出力回路AM1は、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間を16分割した電圧のうち、階調データD1〜D12の下位4(k)ビットデータD1〜D4に対応する電圧を出力電圧Q1として出力する。出力電圧Q1は、階調データD1〜D12によって決まる階調電圧に相当する。
図2(C)に、出力回路OUT1が出力する電圧の時間的な変化を模式的に示す。図2(C)に示すように、出力回路OUT1が前回の駆動において電圧QPを出力していたとする。データ線SL1の寄生容量及び画素容量を電圧QPから電圧Q1まで充電する際、電圧QPから不感帯の下端(又は上端)までは、第2出力回路AM2及び第1出力回路AM1がデータ線SL1を駆動し、不感帯の下端から電圧Q1までは、第1出力回路AM1がデータ線を駆動する。
以上の実施形態によれば、図1及び図2(A)に示すように、駆動回路は、電圧選択回路DEC1と、第1出力回路AM1と、第2出力回路AM2と、を含む。図2(B)で説明したように、電圧選択回路DEC1は、階調データD1〜D12の上位ビットデータD5〜D12(上位j=8ビットのデータ)に対応する高電位側電圧SELB及び低電位側電圧SELAを、複数の基準電圧(2=256種類の基準電圧)の中から選択する。第1出力回路AM1は、高電位側電圧SELB及び低電位側電圧SELAに基づいて、階調データD1〜D12の下位ビットデータD1〜D4(下位k=4ビットのデータ)に対応する電圧を第1出力電圧Q1としてデータ線SL1に出力する。第2出力回路AM2は、第1出力回路AM1よりも駆動能力が高く、高電位側電圧SELB及び低電位側電圧SELAに基づいて、下位ビットデータD1〜D4の中の上位側ビットデータD4に対応する電圧を、第2出力電圧Q2としてデータ線SL1に出力する。
このようにすれば、第1出力回路AM1が、第2出力回路AM2の出力電圧をさらに2=16分割した電圧を出力できるため、電圧選択回路DEC1のビット数(j=8ビット)を、階調データのビット数(j+k=12ビット)よりも小さくできる。これにより、電圧選択回路DEC1(狭義にはD/A変換回路)のレイアウト面積を削減できる。
また、第2出力回路AM2は第1出力回路AM1よりも駆動能力が高いので、第1出力電圧Q1付近(不感帯の上端又は下端)まで第2出力回路AM2によって高速にデータ線SL1を駆動した後に、第1出力回路AM1により第1出力電圧Q1までデータ線SL1を駆動できる。これにより、画素数の増加等により駆動時間が短縮された場合であっても、その駆動時間内に画素を駆動することが可能となる。
3.電圧選択回路
図3に、図1の電圧選択回路DEC1の詳細な構成例を示す。なお以下では、j=6、k=4の場合を例に説明する。また以下では、電圧選択回路DEC1を例に説明するが、他の電圧選択回路DEC2〜DECNも同様の構成である。
電圧選択回路DEC1は、電圧選択部VSEL1〜VSEL32(VSEL1〜VSEL2(j−1))を有する。電圧選択部VSEL1〜VSEL32は、それぞれ同様の構成を有する。
電圧選択部VSEL1〜VSEL32には、電圧VDD、VNL、VSSH、VPH、VDDH、基準電圧V1〜V64、上位ビットデータD5〜D10、上位ビットデータD5〜D10の反転データXD5〜XD10が入力される。反転データ(例えばXD5)は、対応するビットデータ(D5)がLレベルのときHレベルとなり、HレベルのときLレベルとなるデータである。ビットデータD5、反転データXD5は、それぞれデータxda、xdbとして入力される。
より具体的には、電圧選択部VSEL1〜VSEL32には、それぞれ下記の電圧GRADA〜GRADCが入力される。
電圧選択部 電圧(GRADA,GRADB,GRADC)
VSEL1 ( V1, V2, V3)
VSEL2 ( V3, V4, V5)
VSEL3 ( V5, V6, V7)
・・・ ・・・
VSEL32 ( V63, V64, V64)
また、電圧選択部VSEL1〜VSEL32には、それぞれ下記のデータxd6〜xd10が入力される。
電圧選択部 データ(xd6,xd7,xd8,xd9,xd10)
VSEL1 (XD6,XD7,XD8,XD9,XD10)
VSEL2 ( D6,XD7,XD8,XD9,XD10)
VSEL3 (XD6, D7,XD8,XD9,XD10)
・・・ ・・・
VSEL32 ( D6, D7, D8, D9, D10)
電圧選択部VSEL1〜VSEL32は、入力されたデータxd6〜xd10に基づいて、3種類の基準電圧GRADA〜GRADCの中から、2つの基準電圧SELA、SELBを出力する。
図4に、上述した電圧選択部の詳細な構成例を示す。図4の電圧選択部は、デコーダー210、レベルシフター220、セレクター230を含む。
デコーダー210は、6個のP型(第1導電型)の金属酸化膜半導体(Metal Oxide Semiconductor:以下、MOSと略称する)トランジスターが直列に接続された2組のデコーダー回路を有する。各デコーダー回路の一端には、それぞれ電源電圧VDDが供給される。また各デコーダー回路の他端には、N型(第2導電型)のMOSトランジスターが接続される。一方のデコーダー回路のP型のMOSトランジスターのゲートには、xd10〜xd6、xdaが供給され、N型のMOSトランジスターのゲートには電圧VNLが供給される。他方のデコーダー回路のP型のMOSトランジスターのゲートには、xd10〜xd6、xdbが供給され、N型のMOSトランジスターのゲートには電圧VNLが供給される。
電圧VNLは、N型のMOSトランジスターの閾値電圧より高い電圧である。この電圧VNLによりN型のMOSトランジスターのドレイン電流を発生させることにより、xd10〜xd6、xdaのすべてがLレベル、或いはxd10〜xd6、xdbのすべてがLレベルのとき、直列に接続されたP型の各MOSトランジスターのソース・ドレイン間に定電流が発生し、レベルシフター220に対してHレベルの信号を出力できる。
レベルシフター220は、2素子レベルシフターである。更に、レベルシフター220は、ゲートに電圧VPHが供給されるP型のMOSトランジスターを有する。電圧VPHは、電源電圧VDDを基準に、少なくともP型のMOSトランジスターの閾値電圧だけ低電位の電圧であり、このP型のMOSトランジスターに定電流であるドレイン電流が発生するように設定された電圧である。これにより、レベルシフター220を構成するN型のMOSトランジスターがオンとなったときレベルシフター220の出力をHレベル、該N型のMOSトランジスターがオフとなったときレベルシフター220の出力をLレベルにすることができる。
セレクター230は、レベルシフター220の出力に基づいて、電圧(SELA,SELB)=(GRADA,GRADB)、及び電圧(SELA,SELB)=(GRADB,GRADC)のいずれかを出力する。
4.第2の電圧選択回路
図5に、図1の第2の電圧選択回路OCB1の詳細な構成例を示す。なお以下では、k=4の場合を例に説明する。また以下では、第2の電圧選択回路OCB1を例に説明するが、他の第2の電圧選択回路OCB2〜OCBNも同様の構成である。
第2の電圧選択回路OCB1は、下位ビットデータD1〜D4(D1〜Dk)の反転データを出力するインバーターIN1〜IN4と、下位ビットデータD1〜D4の反転データが入力されるスイッチ回路SA1〜SA4と、下位ビットデータD1〜D4が入力されるスイッチ回路SB1〜SB4と、を含む。
データD1がLレベルのとき、スイッチ回路SA1がオンになり、スイッチ回路SB1がオフになり、電圧SELAが選択電圧p1として出力される。データD1がHレベルのとき、スイッチ回路SA1がオフになり、スイッチ回路SB1がオンになり、電圧SELBが選択電圧p1として出力される。同様に、データD2〜D4の論理レベルに応じて、スイッチ回路SA2〜SA4、SB2〜SB4のオン/オフが制御され、選択電圧p2〜p4として電圧SELA、SELBのいずれかが出力される。
以上のようにして、スイッチ回路SA1〜SA4及びスイッチ回路SB1〜SB4により第1〜第4のセレクター(広義には第1〜第kのセレクター)を構成でき、第1〜第4の選択電圧p1〜p4(広義には第1〜第kの選択電圧)の中の第iの選択電圧pi(iはk以下の自然数)を、下位4(k)ビットのデータの中の第iのビットDiの論理値に応じて、SELA、SELBの中から選択できる。
5.第1出力回路
図6に、図2(A)の第1出力回路AM1の詳細な構成例を示す。なお以下では、k=4の場合を例に説明する。
図6の第1出力回路は、差動部DFA(差動増幅器)、駆動部DRAを含むボルテージフォロワー回路である。差動部DFAは、差動トランジスター対を有する。駆動部DRAは、差動部DFAの出力に基づいてデータ線に出力電圧VOAを出力する。
具体的には、差動トランジスター対を構成する入力側トランジスター群TIA及び帰還側トランジスター群TFAは、それぞれ1+2+2+2+2個のトランジスターを有する。各トランジスターのサイズは、同一である。入力側トランジスター群TIAのゲートには、出力電圧VOAが入力される。帰還側トランジスター群TFAの2個、2個、2個、2個のトランジスターのゲートには、それぞれ選択信号p1、p2、p3、p4が入力される。即ち、選択信号pi(iは4(k)以下の自然数)が入力されるトランジスターの個数には、2(i−1)の重み付けがされている。また、帰還側トランジスター群TFAの1個のトランジスターのゲートには、電圧SELAが入力される。仮に電圧SELAが入力されるトランジスターが無いとすると、p1〜p4が全てSELAのときVOA=SELAとなり、p1〜p4が全てSELBのときVOA=SELBとなる。この場合、SELAとSELBを含めて16種類の電圧を出力することになり、SELAとSELBの間を15分割したことになってしまう。電圧SELAが入力されるトランジスターを設ければ、p1〜p4が全てSELAのときVOA=SELAとなり、p1〜p4が全てSELBのときVOA=SELB−(1/16)・(SELB−SELA)となる。即ち、p1〜p4が全てSELBでもVOA=SELBを出力せず、SELAとSELBの間を16分割できる。
このように、トランジスターの個数に、下位ビットデータD1〜D4の中の上位側に行くほど大きい2(i−1)の重み付け(2に比例した重み付け)がされていることにより、階調データの下位4ビットデータに対応した出力電圧が出力される。なお、本実施形態では、トランジスターのサイズを2(i−1)に比例させることで、重み付けを行ってもよい。
6.比較例
上述した図1では、階調データが12ビット=4096階調であるにも関わらず、j=8ビット(256階調)の電圧選択回路DEC1を用いてレイアウト面積を削減できる。以下では、更にレイアウト面積を更に削減するために、電圧選択回路DEC1の階調数を半分のj=7ビット(128階調)にした場合を考える。
図7(A)〜図8に、図1〜図2(B)においてj=7ビット、k=5ビットとした場合における、本実施形態の比較例を示す。
この比較例では、図7(A)に示すように、電圧選択回路DEC1は、上位ビットデータD6〜D12に対応する128種類の基準電圧の中から、2つの基準電圧SELA、SELBを選択する。第2の電圧選択回路OCB1は、下位ビットデータD1〜D5に対応する第1〜第5の選択電圧p1〜p5の各々を、基準電圧SELA、SELBの中から選択する。
図7(B)に示すように、第2出力回路AM2には、選択電圧p1〜p5の中の選択電圧p5が入力される。即ち、図7(A)に示すように、第2出力回路AM2は、p5=SELAの場合には、Q2=SELAを中心とする不感帯DZ1の上端又は下端までデータ線SL1を駆動し、p5=SELBの場合には、Q2=SELBを中心とする不感帯DZ2の上端又は下端までデータ線SL1を駆動する。図7(B)に示すように、第1出力回路AM1には、選択電圧p1〜p5が入力される。即ち、図7(A)に示すように、第1出力回路AM1は、基準電圧SELA、SELBの間を32分割した電圧のいずれかをデータ線SL1に出力する。
この比較例では、2つの基準電圧SELA、SELBの間が、16階調(図2(B))から32階調(図7(A))に広がっているため、不感帯の幅を広げない限り、不感帯DZ1、DZ2の間に不感帯でない電圧範囲が存在することになる。この不感帯でない電圧範囲では、高駆動能力である第2出力回路AM2がデータ線SL1を駆動する状態となる。
図8に、階調(横軸)を1つずつ変えた場合におけるデータ線SL1の電圧(縦軸)特性を示す。図8のA1に示すように、不感帯DZ1、DZ2の間の電圧範囲では、低駆動能力である第1出力回路AM1が出力電圧Q1を出力しても、データ線SL1は、第2出力回路AM2の出力電圧Q2に引っ張られてしまう。即ち、不感帯DZ1の下端から不感帯DZ2の上端までの階調を出力できないことになる。
以上のように、本実施形態において単純に電圧選択回路DEC1の階調数を減らすと、階調が出力されない電圧範囲が生じるという課題がある。この階調が出力されない電圧範囲を無くすために、不感帯DZ1、DZ2の幅を拡げることが考えられる。しかしながら、図2(C)で説明したように、不感帯の下端又は上端から電圧Q1までは低駆動能力の第1出力回路AM1が駆動するため、不感帯の幅が拡がると駆動に必要な時間が長くなるという課題がある。
そこで、本実施形態では、基準電圧SELA、SELBの間で不感帯を順次シフトさせることで、不感帯の幅を拡げずに、基準電圧SELA、SELBの間を不感帯でカバーする。この手法について、以下に詳細に説明する。
7.出力回路の第2の構成例
図9(A)に、出力回路OUT1の第2の構成例を示す。図9(A)の出力回路OUT1は、第1出力回路AM1、第2出力回路AM2を含む。なお以下では、データ線SL1に対応する構成及び動作について説明するが、他のデータ線SL2〜SLNに対応する構成及び動作についても同様である。
第1出力回路AM1は、第1〜第5の選択電圧p1〜p5(第1〜第kの選択電圧)を受けて、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間を16(2)分割した電圧のいずれかを第1出力電圧Q1として出力する。第1出力回路AM1は、図6で説明した構成と同様の構成である。
第2出力回路AM2は、第1出力回路AM1よりも駆動能力(例えばスルーレート)が高く、下位5(k)ビットデータD1〜D5の中の上位側ビットデータD4、D5に対応する第4、第5の選択電圧p4、p5を受けて、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間の4種類の電圧のいずれかを、第2出力電圧Q2として出力する。第2出力回路AM2は、不感帯を有しており、不感帯において出力電圧Q2を高インピーダンス状態に設定する。第2出力回路AM2の詳細な構成は、図11で後述する。
図9(B)に、上記第2の構成例を図1の駆動回路に適用した場合の動作説明図を示す。以下では、図1においてj=7ビット、k=5ビットである場合を例にとり説明する。
図9(B)に示すように、電圧選択回路DEC1は、階調データD1〜D12の上位7(j)ビットデータD6〜D12に対応する128種類の基準電圧の中から、2つの基準電圧SELA、SELBを選択する。第2の電圧選択回路OCB1は、下位5(k)ビットデータD1〜D5に対応する第1〜第5の選択電圧p1〜p5の各々を、基準電圧SELA、SELBの中から選択する。
第2出力回路AM2は、上位側ビットデータ(D5,D4)=(L,L)、即ち選択電圧(p5,p4)=(SELA,SELA)の場合には、Q2=SELAを出力し、そのQ2を中心とする不感帯DZ1を有する。(D5,D4)=(L,H)、即ち(p5,p4)=(SELA,SELB)の場合には、Q2=SELA+(1/3)×(SELB−SELA)を出力し、そのQ2を中心とする不感帯DZ2を有する。(D5,D4)=(H,L)、即ち(p5,p4)=(SELB,SELA)の場合には、Q2=SELA+(2/3)×(SELB−SELA)を出力し、そのQ2を中心とする不感帯DZ3を有する。(D5,D4)=(H,H)、即ち(p5,p4)=(SELB,SELB)の場合には、Q2=SELBを出力し、そのQ2を中心とする不感帯DZ4を有する。
第1出力回路AM1は、低電位側電圧SELAと高電位側電圧SELBの間を32分割した電圧のうち、階調データD1〜D12の下位5ビットデータD1〜D5に対応する電圧を出力電圧Q1として出力する。
図10に、階調(横軸)を1つずつ変えた場合における、第1出力回路AM1及び第2出力回路AM2の出力電圧特性を示す。
図10に示すように、階調が減っていく場合、(D5,D4)が変化するのに伴って、第2出力回路AM2の出力電圧は、不感帯DZ4の上端から不感帯DZ3の上端へ、不感帯DZ3の上端から不感帯DZ2の上端へ、と変化していく。一方、階調が増えていく場合、(D5,D4)が変化するのに伴って、第2出力回路AM2の出力電圧は、不感帯DZ1の下端から不感帯DZ2の下端へ、不感帯DZ2の下端から不感帯DZ3の下端へ、と変化していく。各不感帯では、第2出力回路AM2の出力は高インピーダンス状態であり、第1出力回路AM1が、階調データD1〜D12に対応する階調電圧を出力する。なお、図9では隣り合う不感帯の上端と下端(例えばDZ1の上端とDZ2の下端)が重なる例を説明したが、本実施形態では、図10に示すように、隣り合う不感帯の上端と下端は必ずしも重なる(又は接する)必要はない。これは、不感帯の端付近では、第2出力回路AM2の駆動能力が第1出力回路AM1の駆動能力よりも十分に小さくなっており、不感帯の中でなくても第1出力回路AM1が階調電圧を出力できるからである。
このようにして、第2出力回路AM2が、第4、第5の選択電圧p4、p5に基づいて不感帯を順次シフトさせることで、階調が出力されない電圧範囲を無くすことができる。また、不感帯の幅を拡げずに、電圧選択回路DEC1のビット数を小さくできるため、高速駆動を保ちながら電圧選択回路DEC1のレイアウト面積を削減できる。
なお、本実施形態では、少なくとも2つの選択信号(p4、p5)が第2出力回路AM2が第2出力回路AM2に入力されていればよい。即ち、更に多くの選択信号が第2出力回路AM2に入力され、より多段階に不感帯がシフトされてもよい。
8.第2出力回路
図11に、図9(A)の出力回路における第2出力回路AM2の詳細な構成例を示す。なお以下では、k=5であり、第2出力回路AM2にp4、p5が入力される場合を例に説明する。
図11の第2出力回路は、第1差動部DFB1(第1差動増幅器)、第2差動部DFB2(第2差動増幅器)、駆動部DRBを含むボルテージフォロワー回路である。差動部DFB1、DFB2は、それぞれ差動トランジスター対を有する。駆動部DRBは、差動部DFB1、DFB2の出力に基づいてデータ線に出力電圧VOBを出力する。
具体的には、差動部DFB1、DFB2の差動トランジスター対を構成する入力側トランジスター群TIB1、TIB2及び帰還側トランジスター群TFB1、TFB2は、それぞれ2+2個のトランジスターを有する。入力側トランジスター群TIB1、TIB2のトランジスターサイズ(例えばゲート幅W)は、それぞれ帰還側トランジスター群TFB1、TFB2のトランジスターサイズよりも小さい。入力側トランジスター群TIB1、TIB2のゲートには、出力電圧VOBが入力される。帰還側トランジスター群TFB1、TFB2の2個、2個のトランジスターのゲートには、それぞれ選択信号p4、p5が入力される。即ち、選択信号pi(iは4以上5(k)以下の自然数)が入力されるトランジスターの個数には、2(i−4)の重み付けがされている。
このように、トランジスターの個数に、ビットデータD4〜D5の中の上位側に行くほど大きい2(i−4)の重み付け(2に比例した重み付け)がされていることにより、ビットデータD4〜D5に対応した出力電圧を出力できる。また、入力側トランジスター群TIB1、TIB2のトランジスターサイズ(例えばゲート幅W)が、それぞれ帰還側トランジスター群TFB1、TFB2のトランジスターサイズよりも小さいことで、不感帯を発生できる。なお、本実施形態では、トランジスターのサイズを2(i−4)に比例させることで、重み付けを行ってもよい。
以上の実施形態によれば、図9(A)で説明したように、第2出力回路AM2は、下位ビットデータD1〜D5(下位k=5ビットのデータ)の中の最上位の少なくとも2ビットD4、D5を、上位側ビットデータとして、第2出力電圧Q2を出力する。
このようにすれば、図9(B)で説明したように、少なくとも2ビットの上位側ビットデータD4、D5に基づいて、基準電圧SELA、SELBの間の第2出力電圧を出力できる。これにより、電圧選択回路DEC1のビット数を削減し、第2の電圧選択回路OCB1のビット数を増やした場合であっても、不感帯の幅を拡げる必要がなくなるため、高速駆動を保ちながら電圧選択回路DEC1のレイアウト面積を削減することが可能となる。
9.電気光学装置
図12に、本実施形態の駆動回路が適用された電気光学装置の構成例を示す。図12の電気光学装置は、電気光学パネル20、駆動回路30、表示コントローラー38、電源回路100を含む。
なお以下では、電気光学装置が液晶表示装置である場合を例に説明するが、本実施形態はこれに限定されない。本実施形態の電気光学装置として、液晶表示装置の他にも、例えば電子ペーパー装置(例えば電気泳動を利用した電子ペーパー装置)、EL(Electro-Luminescence)表示装置等が想定される。
電気光学パネル20は、液晶表示(LCD: Liquid Crystal Display)パネルにより構成される。電気光学パネル20は、例えばガラス基板上に形成される。このガラス基板上には、Y方向に複数配列され、それぞれX方向に伸びるゲート線(走査線)GL1〜GLM(Mは2以上の自然数)と、X方向に複数配列され、それぞれY方向に伸びるデータ線(ソース線)SL1〜SLN(Nは2以上の自然数)と、が配置されている。Y方向は、X方向に直交する方向である。また、ゲート線GLm(mはM以下の自然数)とデータ線SLn(nはN以下の自然数)との交差位置に対応して、画素領域(画素)が設けられ、その画素領域に薄膜トランジスター(TFT: Thin Film Transistor)TRmnが配置されている。
薄膜トランジスターTRmnのゲートは、ゲート線GLmに接続されている。薄膜トランジスターTRmnのソースは、データ線SLnに接続されている。薄膜トランジスターTRmnのドレインは、画素電極PEmnに接続されている。画素電極PEmnと、これに対向する対向電極CEmnとの間に液晶が封入され、素子容量である液晶容量(広義には液晶素子)LCmnが形成される。画素電極PEmnと対向電極CEmnとの間の印加電圧に応じて画素の透過率が変化するようになっている。対向電極CEmnには、対向電極電圧Vcomが供給される。
駆動回路30は、電気光学パネル20のゲート線GL1〜GLM及びデータ線SL1〜SLNを駆動する。具体的には駆動回路30は、データドライバー31、ゲートドライバー32を含む。
データドライバー31は、(j+k)(j、kは自然数)ビットの階調データに基づいて、電気光学パネル20のデータ線SL1〜SLNを駆動する。ゲートドライバー32は、各垂直走査期間において、電気光学パネル20のゲート線GL1〜GLMを走査する。
電源回路100は、データ線SL1〜SLNの駆動に必要な電圧を生成し、これらをデータドライバー31に対して供給する。電源回路100は、例えばデータドライバー31のデータ線SL1〜SLNの駆動に必要な電源電圧VDDH、VSSHや、データドライバー31のロジック部の電圧を生成する。また電源回路100は、ゲート線GL1〜GLMの走査に必要な電圧を生成し、これをゲートドライバー32に対して供給する。また、電源回路100は、対向電極電圧Vcomを生成する。
表示コントローラー38は、図示しない中央処理装置(CPU: Central Processing Unit)等のホストにより設定された内容に従って、データドライバー31、ゲートドライバー32、電源回路100を制御する。例えば、表示コントローラー38は、データドライバー31及びゲートドライバー32に対し、動作モードの設定や、内部で生成した垂直同期信号や水平同期信号の供給を行う。また、表示コントローラー38(又はホスト)は、階調データをデータドライバー31に供給する。
図13に、図12のゲートドライバー32の詳細な構成例を示す。ゲートドライバー32は、シフトレジスター40、レベルシフター42、出力バッファー44を含む。
シフトレジスター40は、各ゲート線に対応して設けられ、順次接続された複数のフリップフロップを含む。このシフトレジスター40は、クロック信号CPV(水平同期信号)に同期してスタートパルス信号STV(垂直同期信号)をフリップフロップに保持すると、順次クロック信号CPVに同期して隣接するフリップフロップにスタートパルス信号STVをシフトする。レベルシフター42は、シフトレジスター40からの電圧のレベルを、LCDパネル20の動作電圧のレベルにシフトする。出力バッファー44は、レベルシフター42によってシフトされた走査電圧をバッファーリングしてゲート線に出力し、ゲート線を駆動する。
図14に、図12のデータドライバー31の詳細な構成例を示す。データドライバー31は、シフトレジスター50、ラインラッチ52、54、基準電圧生成回路56(狭義には階調電圧発生回路)、DAC58(Digital-to-Analog Converter)、データ線駆動回路60を含む。
シフトレジスター50は、各データ線に対応して設けられ、順次接続された複数のフリップフロップを含む。そして、クロック信号CLKに同期して、隣接するフリップフロップにイネーブル入出力信号EIOを順次シフトする。ラインラッチ52には、画像データDIO(階調データ)が入力される。ラインラッチ52は、DIOをEIOに同期してラッチする。ラインラッチ54は、水平同期信号LPに同期して、ラインラッチ52でラッチされた1水平走査単位の画像データをラッチする。CLK、EIO、DIO、LPは、例えば表示コントローラー38から入力される。
DAC58は、デジタルの画像データに基づいて、各データ線に供給すべきアナログの階調電圧を生成する。具体的には、DAC58は、ラインラッチ54からの1水平走査単位の画像データと、基準電圧生成回路56からの複数の基準電圧(複数の階調電圧)の中から、ラインラッチ54からの画像データに対応する基準電圧を選択する。データ線駆動回路60は、DAC58からの階調電圧をバッファーリング(広義にはインピーダンス変換)し、そのバッファーリングした電圧をデータ線SL1〜SLNに出力する。
なお、図14のデータドライバー31において、ラインラッチ54は、図1のデータラッチDLAT1〜DLATNに対応し、基準電圧生成回路56は、図1の基準電圧生成回路56に対応し、DAC58は、図1の電圧選択回路DEC1〜DECN及び第2の電圧選択回路OCB1〜OCBNに対応し、データ線駆動回路60は、図1の出力回路OUT1〜OUTNに対応する。
ここで、本実施形態では、1つの出力回路により複数のデータ線を時分割に駆動するマルチプレクス駆動や、所定期間毎に画素電極と対向電極の極性を反転する極性反転駆動を行ってもよい。例えばマルチプレクス駆動を行う場合には、ラインラッチ54とDAC58の間に多重化回路を挿入すればよい。
10.電子機器
図15に、本実施形態の電気光学装置が適用された電子機器の構成例として、プロジェクターの構成例を示す。なお、本実施形態の電子機器として、プロジェクターの他に、例えばテレビ受像器、カーナビゲーション、携帯電話端末、携帯情報端末、パーソナルコンピューター等が想定される。
プロジェクターは、表示情報出力源710、表示情報処理回路720、ドライバー730(駆動回路)、液晶表示パネル740(広義には電気光学パネル)、クロック発生回路750、電源回路760を含む。
表示情報出力源710は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)、光ディスク装置等のメモリー、画像信号を同調して出力する同調回路等を含み、クロック発生回路750からのクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の表示情報を表示情報処理回路720に出力する。表示情報処理回路720は、増幅・極性反転回路、相展開回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、或いはクランプ回路等を含むことができる。ドライバー730は、ゲートドライバー(走査ドライバー)及びデータドライバー(ソースドライバー)を含み、液晶表示パネル740を駆動する。電源回路760は、上述の各回路に電力を供給する。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また駆動回路、電気光学装置、電子機器等の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。
20 電気光学パネル、30 駆動回路、31 データドライバー、
32 ゲートドライバー、38 表示コントローラー、40 シフトレジスター、
42 レベルシフター、44 出力バッファー、50 シフトレジスター、
52 ラインラッチ、54 ラインラッチ、56 基準電圧生成回路、
60 データ線駆動回路、100 電源回路、210 デコーダー、
220 レベルシフター、230 セレクター、710 表示情報出力源、
720 表示情報処理回路、730 ドライバー、740 液晶表示パネル、
750 クロック発生回路、760 電源回路、
AM1 第1出力回路、AM2 第2出力回路、CEmn 対向電極、
CLK クロック信号、CPV クロック信号、D1〜D12 階調データ、
DEC1 電圧選択回路、DFA 差動部、DFB1,DFB2 差動部、
DIO 画像データ、DLAT1 データラッチ、DRA 駆動部、
DRB 駆動部、DZ1〜DZ4 不感帯、EIO イネーブル入出力信号、
GL1〜GLM ゲート線、IN1 インバーター、LP 水平同期信号、
OCB1 電圧選択回路、OUT1 出力回路、PEmn 画素電極、
Q1 第1出力電圧、Q2 第2出力電圧、SA1,SB1 スイッチ回路、
SELA 低電位側電圧、SELB 高電位側電圧、SL1-SLN データ線、
STV スタートパルス信号、TFA 帰還側トランジスター群、
TFB1,TFB2 帰還側トランジスター群、TIA 入力側トランジスター群、
TIB1,TIB2 入力側トランジスター群、TRmn 薄膜トランジスター、
VDD 電源電圧、VDDH 高電位側電源電圧、
VSEL1〜VSEL32 電圧選択部、VSSH 低電位側電源電圧、
Vcom 対向電極電圧、p1〜p4 選択電圧

Claims (9)

  1. 階調データの上位ビットデータに対応する高電位側電圧及び低電位側電圧を、複数の基準電圧の中から選択する電圧選択回路と、
    前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧に基づいて、前記階調データの下位ビットデータに対応する電圧を第1出力電圧としてデータ線に出力する第1出力回路と、
    前記第1出力回路よりも駆動能力が高く、前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧に基づいて、前記下位ビットデータの中の上位側ビットデータに対応する電圧を第2出力電圧として前記データ線に出力する第2出力回路と、
    を含むことを特徴とする駆動回路。
  2. 請求項1において、
    前記第2出力回路は、
    前記下位ビットデータの中の最上位の少なくとも2ビットのデータを、前記上位側ビットデータとして、前記第2出力電圧を出力することを特徴とする駆動回路。
  3. 請求項1又は2において、
    前記下位ビットデータである下位kビット(kは2以上の自然数)のデータに応じて、前記高電位側電圧及び前記低電位側電圧の中から、第1〜第kの選択電圧の各選択電圧を選択する第2の電圧選択回路を含み、
    前記第1出力回路は、
    前記第1〜第kの選択電圧を受けて、前記下位ビットデータに対応する前記第1出力電圧を出力し、
    前記第2出力回路は、
    前記第1〜第kの選択電圧の中の、前記上位側ビットデータに対応する選択電圧を受けて、前記上位側ビットデータに対応する前記第2出力電圧を出力することを特徴とする駆動回路。
  4. 請求項3において、
    前記第2の電圧選択回路は、
    前記第1〜第kの選択電圧を出力する第1〜第kのセレクターを有し、
    前記第1〜第kのセレクターの中の第iのセレクター(iはk以下の自然数)は、
    前記下位kビットのデータの中の第iのビットが第1論理値である場合には、前記高電位側電圧を前記第iの選択電圧として出力し、前記第iのビットが第2論理値である場合には、前記低電位側電圧を前記第iの選択電圧として出力することを特徴とする駆動回路。
  5. 請求項3又は4において、
    前記第1出力回路は、
    前記第1〜第kの選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含み、
    前記第2出力回路は、
    前記第1〜第kの選択電圧の中の、前記上位側ビットデータに対応する選択電圧が入力される入力側トランジスター群と、帰還側トランジスター群と、を有する差動部を含むことを特徴とする駆動回路。
  6. 請求項5において、
    前記第iのビットは、前記第1〜第kのビットの下位からi番目のビットであり、
    前記第2出力回路において、前記入力側トランジスター群の中の前記第iの選択電圧が入力されるトランジスターは、2に比例した重み付けがされた個数又はサイズを有することを特徴とする駆動回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記第2出力回路は、
    前記第2出力電圧を含む電圧範囲の不感帯を有し、
    前記下位ビットデータの中の前記上位側ビットデータに応じて前記第2出力電圧がシフトするのに応じて、前記不感帯の前記電圧範囲がシフトすることを特徴とする駆動回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された駆動回路を含むことを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載された電気光学装置を含むことを特徴とする電子機器。
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