JP2013160489A - 循環流動層ボイラ - Google Patents

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Abstract

【課題】循環流動層ボイラの下部耐火壁直上域の蒸発管の摩耗減肉を効果的に抑制する。
【解決手段】循環流動層ボイラの火炉の炉壁12は、上下方向に所定間隔を置いて並置された多数の蒸発管14と、蒸発管14の間に介在した仕切り壁16とで構成されている。炉壁12の下部には耐火壁18が炉壁12に内張りされ、耐火壁18の上端は、水平面をなす肩部18aが形成されている。肩部18aには流動粒子Pが安息角βで堆積する。蒸発管14の間で仕切り壁16の内面に沿って窪みが形成され、肩部18aより上方域の該窪みに耐火材が充填され、耐火材層20を形成している。耐火材層20によって肩部18aに堆積した流動粒子Pの表面に沿って蒸発管14側に偏流する流動粒子Pの流れを抑制し、蒸発管14の摩耗減肉を抑制できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、炉壁を構成する蒸発管の減肉摩耗を抑制可能にした循環流動層ボイラに関する。
循環流動層ボイラは、粒状の流動材を燃焼室に収納し、炉底から空気を吹き込んで、流動材を炉内で循環させることで、固体燃料を効率良く燃焼させるようにしたものである。図6に示すように、一般的な循環流動層ボイラ100は、火炉102の炉底102aに空気aを吹き込み、外部から供給される石炭等の燃料f、予め火炉102内に収納された流動材(けい砂などの不活性粒子又は石灰石などの脱硫剤)、及び炉底近傍に帰還する未燃灰等の流動粒子Pを流動化し、循環流動流を形成して燃焼を促進する。火炉102の炉壁103は、互いに所定間隔をもって上下方向に配置された多数の蒸発管104と、蒸発管104の間に設けられた仕切り壁とで構成されている。
燃焼室の下部は火力が強く、炉壁を高温から遮蔽すると共に、流動粒子Pによって蒸発管104が摩耗しないように、炉壁の下部には耐火材からなる耐火壁106が内張りされている。流動粒子Pは、燃焼室内の中央で上昇し、炉壁の近傍で炉壁に沿って下降する循環流を形成する。サイクロン108で排ガスと分離された流動粒子Pは、循環ライン110から外部の熱交換器112に入り、熱交換器112で冷却された後、火炉102の底部に戻される。
サイクロン108で流動粒子Pと分離された排ガスは、誘引ファン118で熱交換器114に送られ、熱交換器114で冷却される。その後、排ガスはバグフィルタ116で塵埃を除去された後、煙突120が大気に放出される。
かかる循環流動層ボイラにおいて、特に、廃棄物を焼却する循環流動層ボイラにおいては、炉壁下部に内張りされた耐火壁直上域の蒸発管に発生する流動粒子Pによる摩耗減肉が問題となっている。この摩耗減肉が発生する理由を図7で説明する。図7において、炉壁103を構成する蒸発管104が上下方向に並置され、蒸発管104の間に仕切り壁122が設けられている。炉壁下部に内張りされた耐火壁106の肩部106aに、流動粒子Pが安息角を形成して堆積している。
蒸発管104の間で仕切り壁122の表面に形成された窪みに沿って流動粒子Pが下降する。流動粒子Pは、安息角を形成して堆積した流動粒子層の表面に沿って蒸発管側へ向かう偏流を形成する。この流動粒子Pの偏流によって蒸発管104の表面が摩耗し、減肉領域M及び最大減肉領域Mが発生する。従来、この対策のひとつとして、減肉領域に耐摩耗材を溶射又は肉盛溶接し、減肉領域を補修していた。しかし、溶射膜や肉盛溶接部に流動粒子Pが衝突することで、溶射膜や肉盛溶接部が摩耗し、結局、蒸発管104が摩耗するおそれがある。近年、バイオマス燃料や高Cl燃料の使用により、溶射膜や肉盛溶接部の腐食劣化が早まり、耐火壁直上域の蒸発管の摩耗減肉が問題となっている。
特許文献1には、かかる問題を解決するための炉壁構造が開示されている。この炉壁構造を図8で説明する。図8において、炉壁202が、上下方向に所定間隔で配置された多数の蒸発管204と、蒸発管204の間に配置された仕切り壁206とで構成されている。炉壁下部に内張りされた耐火壁208の肩部210は、凸部面212と凹部面214とが交互に形成されている。凸部面212及び凹部面214は、燃焼室側に向けて下方に傾斜する傾斜面になっている。凸部面212が肩部直上の蒸発管104を覆うように形成され、凹部面214は仕切り壁206に面して配置されている。
かかる構成において、上方から落下し肩部210に衝突した流動粒子Pが、跳ね返って肩部直上域の蒸発管104に衝突するのを防止している。また、凸部面212及び凹部面214を傾斜面とすることで、肩部210に衝突した流動粒子Pが燃焼室側に跳ね返るようにし、蒸発管104に衝突するのを防止している。これによって、蒸発管104の摩耗減肉を防止している。
特開平8−254301号公報
特許文献1に開示された循環流動層ボイラの炉壁構造のように、肩部210が傾斜面を形成していても、流動粒子の堆積を完全に防止することは困難である。そのため、肩部210に流動粒子が堆積すると、図7に示すように、堆積した流動粒子層の表面に沿って、凸部面212より上方域で蒸発管側へ向かう流動粒子の偏流が起きる。この偏流によって、凸部面212の上方域の蒸発管に摩耗減肉が起きる虞がある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、循環流動層ボイラの下部耐火壁直上域の蒸発管の摩耗減肉を効果的に抑制することを目的とする。
本発明は、蒸発管を上下方向に並置して形成した炉壁で燃焼室を形成し、炉壁の下部に耐火材を内張りした耐火壁を形成した循環流動層ボイラを対象とする。本発明は、少なくとも耐火壁肩部直上域において、蒸発管の間の仕切り壁内側に上下方向に形成された窪みに耐火材を充填して耐火材層を形成するようにしたものである。これによって、炉壁に沿って下降し、耐火壁肩部に堆積した流動粒子の表面に沿って蒸発管側に偏流する流動粒子の流れを抑制することができる。そのため、流動粒子の偏流によって発生する蒸発管の摩耗減肉を抑制することができる。
本発明において、耐火壁肩部直上域の蒸発管の肉厚を薄くすることで蒸発管の外周を小径化し、この小径部の外周面に耐火材被膜を形成するとよい。これによって、耐火壁肩部直上域の蒸発管を耐火材被膜で覆うことができるので、耐火壁肩部直上域の蒸発管の表面が流動粒子の偏流に晒されることがなくなる。そのため、該領域の蒸発管の摩耗減肉を抑制することができる。
また、前記構成に加えて、耐火材層の外面と耐火材被膜の外面とが上下方向に連続面を形成するように構成するとよい。これによって、耐火材層と耐火材被膜との境界で流動粒子の乱流が発生するのを防止できる。そのため、該境界で発生する流動粒子の乱流によって発生する耐火材被膜の摩耗減肉を抑制でき、耐火材被膜を長寿命化できる。
本発明において、仕切り壁内面から耐火壁の端面までの突出距離がX=30〜300mmであり、耐火材層の上端が耐火壁肩部の上方2.0Xから天井までの範囲にあるとよい。耐火壁の施工範囲は通常この範囲であり、耐火材層の施工範囲は、施工後の循環流動層ボイラの運転中の剥離分を考慮に入れ、かつ余裕をもたせた上で、前記範囲が好ましい。この範囲に耐火材層を施工することで、蒸発管の摩耗減肉領域に耐火材層を確実に形成できる。
また、仕切り壁内面から耐火壁の端面までの突出距離をX=30〜300mmとし、耐火材層の上端を耐火壁肩部の上方2.0Xから天井までの範囲としたとき、蒸発管の小径部が肩部から肩部の上方(0.5〜1.9)Xまでの範囲に形成されるとよい。蒸発管の小径部をこの範囲に形成することで、蒸発管の摩耗減肉部位を耐火材被膜で確実に覆い、蒸発管の摩耗減肉を防止できる。
本発明によれば、少なくとも耐火壁肩部直上域において、蒸発管の間の仕切り壁内側に上下方向に形成された窪みに耐火材を充填して耐火材層を形成するようにしたので、炉壁に沿って下降し耐火壁肩部に堆積した流動粒子の表面に沿って蒸発管側に偏流する流動粒子の流れを抑制することができる。これによって、耐火壁肩部直上域の蒸発管の摩耗減肉を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る循環流動層ボイラの炉壁構造の正面図である。 図1中のA―A線に沿う平面視断面図である。 図1中のB―B線に沿う側面視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る循環流動層ボイラの炉壁構造の正面図である。 図4中のC―C線に沿う側面視断面図である。 一般的な循環流動層ボイラの構成図である。 従来の循環流動層ボイラの耐火壁肩部直上域の流動粒子の挙動を示す斜視図である。 従来の別な循環流動層ボイラの炉壁構造を示す斜視図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1〜図3において、循環流動層ボイラの火炉の炉壁12は、上下方向に所定間隔を置いて並置された多数の蒸発管14と、蒸発管14の間に介在した仕切り壁16とで構成され、炉壁12の内側に燃焼室Cを形成している。燃焼室Cの下部は火力が強く、かつ流動粒子Pの流動も激しい。そのため、蒸発管14を燃焼室Cの高温雰囲気から遮蔽すると共に、流動粒子Pにより蒸発管14が摩耗しないように、炉壁12に耐火壁18が内張りされている。耐火壁18の上端は、狭い水平面からなる肩部18aが形成されている。
耐火壁18に上方で、蒸発管14の間で、仕切り壁16の内面に沿って上下方向の窪みが形成され、該窪みに耐火材が充填され、表面が平面をなす耐火材層20が形成されている。耐火材層20は、例えば、流し込み、塗り込み、吹付け等の施工方法で施工される。耐火材層20を厚く形成しすぎると、円弧面を形成した蒸発管14の表面に耐火材が施工されるので、燃焼室Cに露出した蒸発管14の表面積が縮小される。そのため、蒸発管14の内部を流れる水への熱伝達量が少なくなるため、耐火材層20の厚さには上限がもうけられる。
即ち、図2に示すように、耐火材層20の表面と蒸発管14の外周面との交点Qとを結ぶ線をTとし、蒸発管14の中心O同士を結ぶ中心線iとする。中心線iと線Tとのなす角度をαとすると、角度αを45°以下とすることが望ましい。角度αを45°以下とすることで、燃焼室Cに露出した蒸発管104の表面積を確保できる。耐火材層20は、最低限肩部18aの直上域のみ施工すればよい。
蒸発管14の内部に水が流れ、該水は燃焼室Cの熱で蒸気となる。燃焼室Cに収納された流動粒子Pは、炉底に吹き込まれる空気によって流動する。即ち、流動粒子Pは、燃焼室C内の中央で上昇し、炉壁12の近傍で炉壁12に沿って下降する循環流を形成する。図3に示すように、炉壁12に沿って下降した流動粒子Pは、肩部18aに安息角βを形成して堆積する。
本実施形態によれば、蒸発管14の間の仕切り壁16の内側に耐火材層20が形成されているので、炉壁12に沿って下降する流動粒子Cの流れを低減できる。そのため、肩部18aに堆積した流動粒子Pの表面に沿って蒸発管14側に偏流する流動粒子Pの流れを抑制できる。これによって、流動粒子Pの偏流によって発生する蒸発管14の摩耗減肉を抑制できる。
仕切り壁16の内面から耐火壁18の端面までの突出距離X(図3参照)は、通常X=30〜300mmである。本実施形態において、耐火材層20が施工される範囲は、肩部18aの上方域であり、耐火材層20の上端は肩部18aの上方で2.0Xから天井までの範囲にするとよい。これによって、施工後の循環流動層ボイラの運転時の剥離を考慮に入れて、かつさらに余裕をもたせた上で、蒸発管14の摩耗減肉領域に耐火材層20を確実に形成できる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図4及び図5に基づいて説明する。図4及び図5において、炉壁32は、上下方向に所定間隔を置いて並置された多数の蒸発管34と、蒸発管34の間に介在した仕切り壁36とで構成され、その内側に燃焼室Cを形成している。炉壁32の下部には、耐火壁38が内張りされている。耐火壁38の上端は、狭い水平面を形成した肩部38aが形成されている。
耐火壁38の上方で、蒸発管34の間に、仕切り壁36の内面に沿って上下方向に窪みが形成され、該窪みに耐火材が充填され、耐火材層40が形成されている。耐火材層40は、最低限肩部38aの直上域のみ施工すればよい。また、第1実施形態で説明したように、耐火材層40を厚く形成しすぎると、燃焼室Cに露出した蒸発管34の表面積が縮小され、蒸発管34の内部を流れる水への熱伝達量が少なくなる。そのため、耐火材層40の厚さには上限がもうけられる。
耐火壁38の肩部38aの直上域において、蒸発管34の肉厚は他の部位の肉厚より低減され、外径も他の部位より小径化された小径部44が形成されている。小径部44の内径は蒸発管34の他の部位の内径と同一である。例えば、蒸発管34の他の部位では、蒸発管14の外径が50mmであり、内径が30mmであるのに対し、小径部44では、蒸発管14の外径が40mmであり、内径は30mmとする。小径部44は、肩部38aの直上域のみに形成すればよい。小径部44の表面には耐火材被膜42が被覆されている。耐火材層40の表面と耐火材被膜42の表面は、上下方向に連続した同一平面を形成している。
燃焼室Cに収納された流動粒子Pは、炉底に吹き込まれる空気によって流動する。即ち、流動粒子Pは、燃焼室C内の中央で上昇し、炉壁32の近傍で炉壁32に沿って下降する循環流を形成する。そのため、炉壁32に沿って下降した流動粒子Pは、肩部38aに堆積する。肩部38aで流動粒子Pは安息角βを形成して堆積している。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、蒸発管34の間に形成される窪みに耐火材層40が形成されているので、炉壁32に沿って下降する流動粒子の下降流を低減できる。そのため、肩部38aに堆積した流動粒子Pの表面に沿って蒸発管34側に偏流する流動粒子Pの流れを抑制できるので、蒸発管34の摩耗減肉を抑制できる。また、流動粒子Pの偏流が起る領域の蒸発管34、即ち、小径部44の表面を耐火材被膜42で覆っているので、該直上領域の蒸発管表面が流動粒子Pの偏流に晒されることがなくなる。そのため、該直上領域の蒸発管34の摩耗減肉を防止できる。
さらに、耐火材層40の外面と耐火材被膜42の外面とが上下方向に連続面を形成しているので、耐火材層40と耐火材被膜42との境界で流動粒子Pの乱流が発生するのを防止できる。そのため、流動粒子Pの乱流発生による耐火材被膜42の摩耗減肉を抑制でき、耐火材被膜42を長寿命化できる。
本実施形態において、仕切り壁36の内面から耐火壁38の端面までの通常の突出距離Xに対し、耐火壁肩部直上域で耐火材層40が施工される範囲は、肩部38aの上方域であり、耐火材層40の上端は、肩部38aの上方2.0Xから天井までの範囲にする。また、蒸発管34の小径部44を肩部38aから肩部38aの上方(0.5〜1.9)Xまでの範囲に形成するとよい。これによって、施工後の循環流動層ボイラの運転時の剥離を考慮に入れても、余裕をもって蒸発管34の摩耗減肉領域に耐火材層40を確実に形成できる。また、蒸発管34の摩耗減肉部位を耐火材被膜42で確実に覆い、蒸発管34の摩耗減肉を防止できる。
本発明によれば、循環流動層ボイラの下部耐火壁直上域の蒸発管の摩耗減肉を、簡単な炉壁構造によって効果的に抑制できる。
12、32,103、202 炉壁
14、34,104,204 蒸発管
16、36,122、 仕切り壁
18、38,106,208 耐火壁
18a、38a、210 肩部
20、40 耐火材層
42 耐火材被膜
44 小径部
100 循環流動層ボイラ
102 火炉
102a 炉底
108 サイクロン
110 循環ライン
112,114 熱交換器
116 バグフィルタ
118 誘引ファン
120 煙突
212 凸部面
214 凹部面
C 燃焼室
M 減肉領域
最大減肉領域
P 流動粒子
O 中心
i 中心線
β 安息角

Claims (5)

  1. 蒸発管を上下方向に並置して形成した炉壁で燃焼室を形成し、該炉壁の下部に耐火材を内張りした耐火壁を形成した循環流動層ボイラにおいて、
    少なくとも前記耐火壁肩部直上域において、前記蒸発管の間の仕切り壁内側に上下方向に形成された窪みに耐火材を充填して耐火材層を形成し、炉壁に沿って下降し前記耐火壁の上端肩部直上域で蒸発管側に偏流する流動粒子の流れを抑制するように構成したことを特徴とする循環流動層ボイラ。
  2. 前記耐火壁肩部直上域の蒸発管の肉厚を薄くすることで該蒸発管の外周を小径化し、この小径部の外周面に耐火材被膜を形成したことを特徴とする請求項1に記載の循環流動層ボイラ。
  3. 前記耐火材層の外面と前記耐火材被膜の外面とが上下方向に連続面を形成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の循環流動層ボイラ。
  4. 前記仕切り壁内面から前記耐火壁の端面までの突出距離がX=30〜300mmであり、前記耐火材層の上端が前記肩部の上方2.0Xから天井までの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の循環流動層ボイラ。
  5. 前記仕切り壁内面から前記耐火壁の端面までの突出距離がX=30〜300mmであり、前記耐火材層の上端が前記肩部の上方2.0Xから天井までの範囲にあり、前記小径部が前記肩部から肩部の上方(0.5〜1.9)Xまでの範囲に形成されることを特徴とする請求項2に記載の循環流動層ボイラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105258101A (zh) * 2015-11-13 2016-01-20 江苏绿叶锅炉有限公司 一种弯管防磨罩

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