JP2013158405A - 切開具 - Google Patents
切開具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013158405A JP2013158405A JP2012021083A JP2012021083A JP2013158405A JP 2013158405 A JP2013158405 A JP 2013158405A JP 2012021083 A JP2012021083 A JP 2012021083A JP 2012021083 A JP2012021083 A JP 2012021083A JP 2013158405 A JP2013158405 A JP 2013158405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incision
- opening
- closing
- sheath tube
- closing members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XXXJYIAGTWYFQD-ONEGZZNKSA-N C=C/C=C/CN=O Chemical compound C=C/C=C/CN=O XXXJYIAGTWYFQD-ONEGZZNKSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
【解決手段】内視鏡とともに使用する切開具であって、下記の構成からなる。
可撓性を有する鞘管20と、鞘管20の基端部に設けられた操作部10と、鞘管20の先端部に設けられ、鋏状に開閉する一対の開閉部材34,35からなる切開部30と、切開部30の開閉機構39と、操作部10と開閉機構39とを繋ぎ、操作部10の操作で開閉機構39を開閉操作する操作ワイヤ21とからなっていて、切開部30は、開閉部材34,35の外側縁に刃部34f,35fを有する。
【選択図】図1
Description
図10は、特許文献1の鋏鉗子により生体組織を切開する状態を説明する図である。
鋏鉗子100は、開閉動する作用部材101,102は、鋏と同様に向かい合う内側縁に切刃101a,102aを備える。
例えば、鋏鉗子100を生体組織103の表面に開いた状態で臨ませ、生体組織103の表面で作用部材101,102を鋏のように開き、矢印のように閉じ、切刃101a,102aで生体組織103を切り開く。
切開部を構成する開閉部材は外側に刃部を有し、閉じた状態で先が尖った状態なので、切開部を生体組織に円滑に刺入することができる。
目盛りを目視することで、切開部の先端部が、生体組織の切開箇所の表面からどのくらい刺入したのかが判別することが可能となる。
外側に刃部を有し、先が尖った状態の切開部をキャップで覆って内視鏡の管腔内に挿入し、進行させる。キャップで覆っているので、切開部で内視鏡の管腔の内壁を傷つけることがない。
本発明では、生体組織の切開に際し、切開部の刺入、拡開による周辺部の剪断、引き抜きによる切開部の幅一杯の切開がなされる。
従って、切開に要する時間を短縮することが可能となり、患者への負担を軽減することができる。
また、目盛りを間隔を開けて複数設け、それぞれを異なる色に着色することで、刺入深度の注意を喚起し、また、これにより一目で刺入深度が判別可能となる。
操作部10は図2に示す通りである。操作部10は、11はガイド筒で可撓性部材からなり、その外周の一部に内外周を貫通する長孔12が軸方向に延びるように穿設されている。
ガイド筒11の基端部11aには、親指F1を挿入する操作環13の基部13aが圧入等して固着されている。
スライド駒14の内周14dの一部には、前記ガイド筒11の長孔12に嵌合し、ガイド筒11の内周に突出する係合部16を有する。スライド駒14は、係合部16が長孔12に係合することで回り止めを兼ね、長孔12に案内されてガイド筒11に対し軸方向に摺動する。
ガイド筒11の先端部11bに、可撓性のチューブで構成される鞘管20の基端部20aを圧入等して結合する。
また、親指F1を基準にして、スライド駒14を矢印B方向に摺動させること、つまりは手を開く方向に操作すると、切開部30は開く。
図4において、21は操作ワイヤで、操作ワイヤ21の先端部21bを、担体23に連結する。担体23の二股状の先端部23aには、2枚の細長片状のリンク31,32の基端部をピン33で枢着する。
各リンク31,32の各先端部には、取付孔31a,32aが設けられている。
実施の形態では、鋏の半体状をなし、先端部34a,35aが尖っており、基部34b,35bに設けた枢着孔34c,35c方向に順次幅が広くなり、枢着孔34c,35cを設けた基部34b,35bの部分が最も幅広である。枢着孔34c,35cから先の延長基端部34d,35dに取付孔34e,35eを有する。
従って、通常の鋏鉗子、或いは鋏のように噛み合わせる内側縁に刃部を有しない。峰部に相当する部分を幅が外側縁に狭まり、外端縁が尖鋭な刃部34f,35fを構成する。
各半体38A,38Bは、半割筒状の基部38a,38aと、外周に係止突起を有する筍継手部38b,38bと、厚手の板状体であって、基部38a,38aから図の下方に延出された長い先部38d、38dからなる。
基部38a、38aの底部には、半体38A,38Bを接合することで丸孔を形成する半円孔部38c,38cが設けられており、また、先部38d、38dの先端部は半円形で、この部分に枢着孔38e,38eが設けられている。
一方、開閉部材34,35の延長基端部34d,35dに設けた取付孔34e,35eは、リンク31,32の各先端部に設けた取付孔31a,32aにピン36,36を介して枢着する。
開閉部材34,35は全閉状態でリンク31,32も閉じており、接合した環状の基部38a,38aの底部に形成された半円孔部38c,38cで形成された丸孔に担体23を摺動可能に挿入し、これに先立ち、筍継手部38b,38bの接合で形成される筒状の筍継手部分に操作ワイヤ21を囲繞する鞘管21の先端部20bを嵌合被着する。
図3、図5では、閉じた状態を示している。図5の断面図のように、リンク31,32、開閉部材34,35、ピン33,36,36,37で、リンク機構からなる切開部30の開閉機構39を構成する。
図2で説明したように、親指F1を操作環13に挿入し、スライド駒14の指掛け部15に例えば、人差し指F2、薬指F3を掛け、スライド駒14を親指F1を基準にして図2の矢印A・B方向に操作することで、操作ワイヤ21は鞘管20内で矢印A・B方向に移動し、リンク機構39を介して開閉部材34,35は開閉し、図6、図7のでは開いた状態を示した。
これにより、切開部30は開いた状態となり、開いた開閉部材34,35は、鋏の峰に当たる部分、つまりは、開いた外側縁が刃部34f,35fとなる。
切開具1は、切開部30を先にして内視鏡のチューブ2内を通す際、切開部30の先端部が34a,35aが尖っている。操作ワイヤ21を内装する鞘管20は可撓性チューブであり、チューブ2も可撓性を有し、図8の(d)のように、チューブ2内で切開具1は曲がって進む虞があり、切開部30の尖鋭な先端部がチューブ2の内壁に接触し、内壁を傷つける。
また、開閉部材34,35は、外側縁に刃部34f,35fを有するので、この部分がチューブ2の内壁に触れる虞があり、これによって内壁を傷つける虞がある。
図8の(b)ようにチューブ2から切開部30が露出した後、図8の(c)のようにキャップ40を取り外す。
切開具1は、切開部30が開閉部材34,35を閉じた状態にあって、図3、図5のように先端部34a,35aが尖った錐状をなす。
この状態下で、生体組織50の切開箇所51表面に臨ませ、押し込む。切開部30は、上記したように閉じた状態で先端部34a,35aが尖った錐状であり、生体組織50の当該箇所51の表面から当該組織内に容易に刺入される。
次に操作部10を拡開操作する。これにより、開閉部材34,35を拡開する。この状態は図6、図7に示した通りである。この状態を図9の(b)で示した。
爾後、切開具1を引き抜く方向に移動し、これにより拡開した切開部30は、開いた開閉部材34,35の外側、従って引き抜く側の刃部34f,35fが形成されているので、切開箇所51、その表面を含む部分を剪断し、世界箇所51を覆っていた表面を剪断する。
剪断箇所は、拡開した開閉部材34,35の幅となる。
また、刃部34f、35fを含む開閉部34,35(切刃)の材質は、防錆性に優れたものが好ましく、例えばステンレス鋼で形成する。
尚、刃部を含んで切開部を構成する開閉部34,35であるが、取り外しが可能とし、使い捨てタイプとすることも可能である。この場合は、ピン36,36,37をビス構造とすることで、切刃を構成する開閉部材34,35を、図4に示した通り組付、分解可能とすることで、使用後の開閉部材34,35を新規なものと交換することができる。
これにより、刃部34f,35fの先端部34a,35aが、生体組織50の切開箇所51の表面からのどのくらい刺入したのかが判別することが可能となる。
例えば、図3において、保持部材38周に目盛りa,bを設ける。
保持部材38周の下位の目盛り41は、先端34a,35aから当該目盛り41までの長さaを10mmとし、保持部材38周の上位の目盛り42までの長さbを、目盛り41から更に10mm上方とし、先端34a,35aから上位の目盛り42までの長さを20mmとした。
上記した目盛り41,42は着色することが好ましい。例えば、下位の目盛り41を黄色に着色し、上位の目盛り42は赤色に着色し、これにより刺入深度の注意を喚起し、また、これにより一目で刺入深度が判別可能となる。
これにより、本発明に係る切開具1を使用した内視鏡下の手術において、切開具1の切開部30の生体組織50への刺入深度、即ち切刃の刺入深度の判別が容易に可能となる。
Claims (4)
- 内視鏡とともに使用する切開具であって、
可撓性を有する鞘管と、この鞘管の基端部に設けられた操作部と、前記鞘管の先端部に設けられ、鋏状に開閉する一対の開閉部材からなる切開部と、前記切開部の開閉機構と、前記操作部と前記開閉機構とを繋ぎ、操作部の操作で開閉機構を開閉操作する操作ワイヤとからなり、
前記一対の開閉部材からなる切開部は、各開閉部材の外側縁に刃部を有する、
ことを特徴とする切開具。 - 前記一対の開閉部材は、閉じた状態で先が尖っていることを特徴とする請求項1記載の切開具。
- 前記切開部の先端部から上流方向の所定の部位に、切開部の生体組織への刺入深度を判別する目盛りを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の切開具。
- 前記全閉状態の切開部を着脱自在な立体錐形のキャップで覆ったことを特徴とする請求項2記載の切開具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021083A JP5821108B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 切開具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021083A JP5821108B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 切開具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013158405A true JP2013158405A (ja) | 2013-08-19 |
JP5821108B2 JP5821108B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=49171165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012021083A Expired - Fee Related JP5821108B2 (ja) | 2012-02-02 | 2012-02-02 | 切開具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5821108B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5620456A (en) * | 1995-10-20 | 1997-04-15 | Lasersurge, Inc. | Trocar assembly |
JPH11299799A (ja) * | 1998-04-23 | 1999-11-02 | Olympus Optical Co Ltd | 鋏鉗子 |
JP2000201939A (ja) * | 1999-01-12 | 2000-07-25 | Asahi Optical Co Ltd | 医療用処置具 |
US20030130693A1 (en) * | 1999-05-18 | 2003-07-10 | Levin John M. | Laparoscopic/thorascopic insertion caps |
JP2004097624A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Olympus Corp | 拡開式把持鉗子 |
JP2005204998A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Olympus Corp | 内視鏡用鋏鉗子 |
JP2009112757A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | River Seiko:Kk | 内視鏡用高周波処置具 |
JP2010533036A (ja) * | 2007-07-11 | 2010-10-21 | アポロ エンドサージェリー,インコーポレイティド | 粘膜下医療処置を実行するための方法及びシステム |
US20110306967A1 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | Payne Gwendolyn P | Cooling configurations for electrosurgical instruments |
-
2012
- 2012-02-02 JP JP2012021083A patent/JP5821108B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5620456A (en) * | 1995-10-20 | 1997-04-15 | Lasersurge, Inc. | Trocar assembly |
JPH11299799A (ja) * | 1998-04-23 | 1999-11-02 | Olympus Optical Co Ltd | 鋏鉗子 |
JP2000201939A (ja) * | 1999-01-12 | 2000-07-25 | Asahi Optical Co Ltd | 医療用処置具 |
US20030130693A1 (en) * | 1999-05-18 | 2003-07-10 | Levin John M. | Laparoscopic/thorascopic insertion caps |
JP2004097624A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Olympus Corp | 拡開式把持鉗子 |
JP2005204998A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Olympus Corp | 内視鏡用鋏鉗子 |
JP2010533036A (ja) * | 2007-07-11 | 2010-10-21 | アポロ エンドサージェリー,インコーポレイティド | 粘膜下医療処置を実行するための方法及びシステム |
JP2009112757A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | River Seiko:Kk | 内視鏡用高周波処置具 |
US20110306967A1 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | Payne Gwendolyn P | Cooling configurations for electrosurgical instruments |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5821108B2 (ja) | 2015-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5209755A (en) | Dermal exciser | |
JP4982699B2 (ja) | 生検鉗子 | |
JP5768130B2 (ja) | 精密切開用手術器具セット | |
EP3120787B1 (en) | Surgical clip applier with dissector | |
AU595482B2 (en) | Improved forceps | |
AU653691B2 (en) | Laparoscopic hook scissors | |
US8622925B2 (en) | Dermal punch device | |
US20100023023A1 (en) | Device, clip, endoscope and method for the intraluminal treatment of tissue, e.g. hemorrhoids | |
JP2008194465A (ja) | 外科手術用プローブ | |
US20170042566A1 (en) | Surgical device | |
JP2012518488A (ja) | 手根管開放又は組織切開用のプローブ | |
US20200038050A1 (en) | Apparatus with deployable probe and blade and methods of use | |
US2619965A (en) | Scissors with probe used for circumcision | |
US20160051278A1 (en) | Surgical Snare Device | |
EP3422970A1 (en) | Surgical device including a cannula having a combination track | |
US10123815B2 (en) | Surgical knife | |
US7909841B1 (en) | Co-axial actuated scissors | |
EP3565483A1 (en) | Apparatus with deployable probe and blade and methods of use | |
JP5821108B2 (ja) | 切開具 | |
US20160151085A1 (en) | Biopsy Tool | |
WO2018080487A1 (en) | Surgical device | |
US4785809A (en) | Arteriotomical device | |
EP1785096A2 (en) | Disposable biopsy punch with sample releasing mechanism | |
JP6531231B1 (ja) | 移植腱採取器 | |
JP2023529829A (ja) | 腱を採取するためのシステム及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5821108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |