JP2013158024A - 通信装置、通信方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークに残っている装置が通信パラメータの自動設定の操作を行うことなく、再接続を行いたい装置のみが操作を行うことにより、同一のネットワークへ簡単に復帰する方法を提供する。
【解決手段】通信装置は、他の通信装置から、通信パラメータの要求を受信し、前記通信パラメータに関連付けられた識別情報を生成し、前記他の通信装置との間で前記通信パラメータに基づく無線ネットワークが確立する前に、前記生成された識別情報を前記他の通信装置に送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、通信装置、通信方法、プログラム、記憶媒体に関する。
IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在する。
例えば、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータがあり、ユーザが手入力により設定するには非常に煩雑である。
そこで、様々なメーカーから、通信パラメータを簡単に無線装置に設定するための自動設定方法が考案されている。これら自動設定方法は、接続する装置間で予め定められた手順、及びメッセージにより、一方の装置から他方の装置に通信パラメータを提供し、通信パラメータの設定を自動的に行っている。
非特許文献1には、通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
また、3台以上の装置がネットワークへ参加する場合には、参加メンバーの中から通信パラメータを提供する装置(以下、提供装置)を1台決定し、提供装置が他の装置(以下、受信装置)へ通信パラメータを提供する方法がある。
特許文献1には、3台以上の装置間での通信パラメータ自動設定の一例が開示されている。
非特許文献1の通信パラメータの自動設定では、装置に備えられた設定開始ボタンを押下することで設定処理を開始し、設定処理中に同様に設定処理が開始された装置との間で自動設定を行う。
特開2006−352282号公報
Wi−Fi CERTIFIED(TM) for Wi−Fi Protected Setup:Easing the User Experience for Home and Small Office Wi−Fi(R) Networks,http://www.wi−fi.org/wp/wifi−protected−setup
ここで、3台以上の装置間で通信パラメータの自動設定を行って、同一ネットワーク上で一時的な通信を行っている場合を考える。この一時的なネットワークは、通信パラメータの有効期間を通信の接続から切断までとする。
この場合、3台の装置間で通信を行っている最中に、ある装置がネットワークの圏外に離れてしまい、再度戻ってきた時には、すでに暗号鍵が変更されており、それまでの通信パラメータでは復帰できない可能性がある。
そこで、圏外に離れた装置は、再び装置間で通信を行いたいため、ボタン操作により通信パラメータの自動設定を開始する。
しかしながら、通信パラメータの自動設定には、すでにネットワークで通信を行っている装置側にもボタン操作が必要になる。そこで、ネットワークへの復帰を受け入れるためには、操作中の処理を一時中断して同様のボタン操作を行い通信パラメータの自動設定を行わなければならないという問題があった。
本発明は、ネットワークに残っている装置が通信パラメータの自動設定の操作を行うことなく、再接続を行いたい装置のみが操作を行うことにより、同一のネットワークへ簡単に復帰できることを目的とする。
本発明は、通信装置であって、他の通信装置から、通信パラメータの要求を受信する受信手段と、前記通信パラメータに関連付けられた識別情報を生成する生成手段と、前記他の通信装置との間で前記通信パラメータに基づく無線ネットワークが確立する前に、前記生成手段によって生成された識別情報を前記他の通信装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
端末を構成するブロック図 本発明の実施形態における提供装置内のソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施形態における受信装置内のソフトウェア機能ブロック図 実施形態におけるネットワークの構成図 実施形態における提供装置の通信パラメータ設定処理の動作を表すフローチャート図 実施形態における提供装置の通信パラメータ設定の再設定処理の動作を表すフローチャート図 実施形態における受理装置の通信パラメータ設定の処理の動作を表すフローチャート図 実施形態における提供装置ならびに受理装置の切断処理の動作を表すフローチャート図 実施形態における提供装置の通信パラメータ設定処理の動作を表すフローチャート図 実施形態における提供装置の通信パラメータ設定の再設定処理の動作を表すフローチャート図
<実施形態1>
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態に好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。
図1は、後述する各装置の構成の一例を表すブロック図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部である。制御部102は、他の装置との間で通信パラメータの設定制御も行う。103は制御部102が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。104は無線通信を行うための無線部である。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。106は通信パラメータ設定を開始するトリガを与える設定ボタンである。本ボタンは物理的なボタンでもソフトウエアによるユーザインタフェースで実現される仮想的なボタンでも構わない。制御部102はユーザによる設定ボタン106の操作を検出すると、後述する通信パラメータの設定動作を開始する。107はアンテナ制御部、そして108のアンテナである。また、109はユーザが各種入力を行うための入力部である。
図2は本発明を適用できる実施形態に係る、後述の各装置が実行するソフトウエア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。このソフトウエア機構を制御するための制御プログラムは、記憶部103に記憶されており、制御部102が当該制御プログラムを実行することにより、ソフトウエア機能の動作が行われる。
201はパラメータ提供装置全体を示している。202は通信パラメータ設定処理において、受理装置に通信パラメータを提供する通信パラメータ提供部である。203は、通信パラメータ設定処理において、提供したメンバーの識別を行うための情報を管理する参加メンバー管理部である。204は、受理装置に対してパラメータ提供を行ってもよいかどうかを判断する提供可否判断部である。202、203および204を併せて、通信パラメータ設定機能ブロックが形成される。本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの設定を行う。
205はネットワーク制御部であり、装置がネットワークに参加あるいはネットワークを生成する際の接続制御や離脱する際の切断制御、あるいは、ネットワーク圏外へ移動した場合の圏外制御などを行う。そのほか、パワーセーブ、通信レート設定、チャネル設定、受信信号の強度を示す情報の獲得なども行う。
また、様々な通信暗号である、CCMP、TKIP、WEPによって暗号化された無線パケットの暗号化、あるいは復号化の制御なども行う。
206は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。
207は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。
208はプローブリクエストなどの装置探索信号の送信を制御する検索信号送信部である。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。後述のプローブリクエストの送信は、検索信号送信部208により行われる。また、受信したプローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も208により行われる。なお機器検索信号には、機器検索信号を送信する機器の各種情報(自己情報)が付加される。
209は他の端末からのプローブリクエストなどの機器検索信号の受信を制御する検索信号受信部である。後述するプローブリクエストの受信は、検索信号受信部209により行われる。また、プローブレスポンスの受信も検索信号受信部209により行われる。
210は、設定ボタン106を押下した際に、設定処理の開始を制御するための設定開始制御部である。ここで、受理装置からの設定開始要求を受信し、201により通信パラメータの提供を行う。
211は、各種装置の状態や操作を促す表示を行うための表示制御部である。
図3は本発明を適用できる実施形態に係る、後述の各装置が実行するソフトウエア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。このソフトウエア機構を制御するための制御プログラムは、記憶部103に記憶されており、制御部102が当該制御プログラムを実行することにより、ソフトウエア機能の動作が行われる。
301はパラメータ受理装置全体を示している。
302は通信パラメータ設定処理において、提供装置から通信パラメータを受理する通信パラメータ受理部である。
303はネットワーク制御部であり、装置がネットワークに参加あるいはネットワークを生成する際の接続制御や離脱する際の切断制御、あるいは、ネットワーク圏外へ移動した場合の圏外制御などを行う。そのほか、パワーセーブ、通信レート設定、チャネル設定、受信信号の強度を示す情報の獲得なども行う。
また、様々な通信暗号である、CCMP、TKIP、WEPによって暗号化された無線パケットの暗号化、あるいは復号化の制御なども行う。
304は、303においてネットワークの圏外に移動したことを検知した場合などに、再度パラメータ設定の制御を行うための再設定制御部である。
302、303および304を併せて、通信パラメータ設定機能ブロックが形成される。201の提供装置と同様に、本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの設定を行う。
305は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。
306は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。
307はプローブリクエストなどの装置探索信号の送信を制御する検索信号送信部である。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。後述のプローブリクエストの送信は、検索信号送信部307により行われる。また、受信したプローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も307により行われる。なお機器検索信号には、機器検索信号を送信する機器の各種情報(自己情報)が付加される。
308は他の端末からのプローブリクエストなどの機器検索信号の受信を制御する検索信号受信部である。後述するプローブリクエストの受信は、検索信号受信部308により行われる。また、プローブレスポンスの受信も検索信号受信部308により行われる。
309は、設定ボタン106を押下した際に、設定処理の開始を制御するための設定開始制御部である。ここで、提供装置へ設定開始要求を送信し、301により通信パラメータの受理を行う。
310は、各種装置の状態や操作を促す表示を行うための表示制御部である。
なお、全ての機能ブロックはソフトウエアもしくはハードウェア的に相互に関係を有するものである。
また、上記機能ブロックは一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックを構成するようにしてもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能を行うブロックに分かれてもよい。
図4は、装置A402(以下、装置A)、装置B403(以下、装置B)、装置C403(以下、装置C)を示した図である。また、図4には装置Aが生成した無線LANアドホックネットワーク401が示されており、装置Aと装置Bが無線LANアドホックネットワーク401上で通信を行っている。
ここで、装置A、装置B、装置CはIEEE802.11無線LAN通信機能を備えており、各装置間で無線LANアドホック(以下、アドホック)通信により無線通信を行う。
装置Aは通信パラメータ提供装置であり、先に説明した図1、図2の構成を有する。また装置Bおよび装置Cは通信パラメータ受理装置であり、図1、図3の構成を有する。
装置Aの記憶部103には、ネットワーク401上で通信を行うためのパラメータが記憶されている。
ここで、装置Aから装置B並びに装置Cへ通信パラメータを提供した後に、装置A、装置B、装置Cがネットワーク401で通信中している。そこで、装置Cが圏外に移動後に、再度ネットワーク401に復帰する場合を考える。
図5は、提供装置である装置Aが通信パラメータの設定処理を実行する際の処理を説明するフローチャート図である。
処理開始後(S501)、通信パラメータの設定処理を起動するために設定開始制御部210は、設定ボタン106の操作があったかどうか調べる(S502)。もし操作があれば、検索信号受信部209はプローブリクエストの受信を確認するまで待つ(S503)。受信確認後、検索信号送信部208は応答としてプローブレスポンスを送信する(S504)。
つぎに、通信パラメータ提供部202は、相手からのパラメータ設定開始要求受信を待つ(S505)。開始要求受信後、通信パラメータ提供部202は通信パラメータの提供処理を行う(S506)。
そこで、参加メンバー管理部203では、通信パラメータの提供に先だって、本通信パラメータに関連付けられたセッションID(セッション識別子)を生成する(S507)。ここでセッションIDは、提供した通信パラメータでの通信が行われている間は有効な識別情報となる。例えば、通信パラメータのうちネットワーク識別子となるSSIDは同一でも、暗号鍵が変化した場合には異なるセッションIDが生成される。
つぎに、提供装置である装置Aは、受理装置である装置Bおよび装置Cに対して、前述のセッションIDが付加された通信パラメータ情報の提供を行い(S508)、同時期に記憶部103にセッションIDを記憶する(S509)。
これによって通信パラメータ処理を終了する(S510)。
図6は、提供装置である装置Aが、設定ボタン106の操作を行わずに通信パラメータ設定を実行する際の処理を説明するフローチャート図である。
この処理が発生するケースとしては、図4のように、装置CがネットワークAの圏外から再び復帰する場合の再設定制御が考えられる。
いったん、装置Cが圏外にいって復帰する場合に、ネットワークAが以前のパラメータで通信中か、それとも暗号鍵に変更があったのか判別できないため、再度設定処理を行う必要があるためである。
まず、処理を開始する(ここでは装置Aは装置Bと通信中とする)(S601)。検索信号受信部209はプローブリクエストの受信を確認する(S602)。受信確認後、検索信号送信部208は応答としてプローブレスポンスを送信する(S603)。
つぎに、通信パラメータ提供部202は、相手からのパラメータ設定開始要求受信を待つ(S604)。開始要求受信後、パラメータ提供可否を判定する提供可否判断部204は、開始要求メッセージ中に含まれるセッションID情報と参加メンバー管理部203に登録されているセッションID情報と比較を行う(S605)。
もし、セッションIDが一致していれば、通信パラメータ提供部202は通信パラメータ提供処理の自動実行を行い(S606)、現在通信中の通信パラメータを提供する(S607)。また、一致しない場合には、まず、追加設定が許可中かどうか判定する(S608)。
もし、追加可能な場合は、ユーザに対して、表示部211を利用して新規装置追加の要求があった旨を通知し、設定ボタン106の押下を促す(S609)。また、追加できない場合は、同様にエラーの表示などを行う(S610)。これは、不正な装置が検出されたことをユーザに通知する場合などに利用できる。
これによって再設定制御は終了する(S611)。
なお、セッションIDはパラメータ開始要求以外のパラメータ設定処理のメッセージに含まれていてもよいし、プローブリクエストに含まれていてもよい。またセキュリティ面から、セッションIDは暗号化した形式で処理されていてもよい。
図7は、受理装置である装置Cが、通信パラメータの設定処理を実行し再設定制御を行うまでの処理を説明するフローチャート図である。
処理開始後(S701)、通信パラメータの設定処理を起動するために設定開始制御部309は、設定ボタン106の操作を待つ(S702)。設定操作を検知したら、検索信号送信部307はプローブリクエストの送信を行い(S703)、検索信号受信部308は応答を表すプローブレスポンスの受信を待つ(S704)。
つぎに、プローブレスポンス受信の確認後、通信パラメータ受理部302は、パラメータ設定開始要求の送信を行い(S705)、その後、通信パラメータの受理完了を待つ(S706)。
そこで、通信パラメータに付加されたセッションIDを記憶部103に記憶し(S707)、受理した通信パラメータに基づき通信を開始する(S708)。
つぎに、装置Cはネットワーク制御部303により、ネットワークの圏外にいるかどうかを確認する(S709)。
そこで、圏外を検知した場合には、設定ボタン106の操作を設定開始制御部309は確認する(S710)。もし、設定操作があった場合には、再設定制御部304は、記憶部103に記憶済のセッションIDを設定開始要求メッセージに付加して送信する(S711)。そして、再び通信パラメータの受理を行う。これら一連の制御は、切断操作があるまで継続して行われる(S712,S713)。
前述同様、セッションIDはパラメータ開始要求以外のパラメータ設定処理のメッセージに含まれていてもよい。またセキュリティ面から、セッションIDは暗号化した形式で送信されてもよい。
図8は、装置A、装置Bおよび装置Cにおける切断処理を実行する際の制御を説明するフローチャートである。
ネットワーク制御部205乃至303は、切断ボタンの操作を待つ(S802)。切断操作があった場合には、記憶部103に記憶されているセッションIDがあるかどうかを確認し(S803)、あれば取得済のセッションIDを消去し(S804)、処理を完了する(S805)。
以上ように、通信パラメータをセッションIDで管理することにより、提供装置は、一度通信のパラメータ提供を行った受理装置がネットワークに参加を要求する毎に煩雑な設定操作を行うことなく自動で参加を可能にする。また、通信パラメータの暗号鍵を変更しても、通信パラメータの更新毎にセッションIDを変更する。これにより、受理装置が現在有効な通信パラメータでの接続を要求しているか、もう既に無効化した通信パラメータでの接続を要求しているか容易に判断できる。
<実施形態2>
実施形態2におけるハードウェア構成例は、実施形態1と同様に図1であり、ソフトウェアブロック構成は図2および図3であるとする。また、実施形態2におけるネットワーク構成例も、実施形態1と同様に図4であるとする。
実施形態1では、セッションIDにより参加メンバーの管理を行ったが、本実施形態では、装置固有の識別子(ここではMACアドレス)によって参加メンバーを管理する場合を考える。
図9は、提供装置である装置Aが通信パラメータの設定処理を実行する再の処理を説明するフローチャート図である。
処理開始後(S901)、通信パラメータの設定処理を起動するために設定開始制御部210は、設定ボタン106の操作があったかどうか調べる(S902)。もし操作があれば、検索信号受信部209はプローブリクエストの受信を確認するまで待つ(S903)。受信確認後、検索信号送信部208は応答としてプローブレスポンスを送信する(S904)。
つぎに、通信パラメータ提供部202は、相手からのパラメータ設定開始要求受信を待つ(S905)。開始要求受信後、通信パラメータ提供部202は通信パラメータの提供処理を行う(S906)。
つづけて、同時期に記憶部103に相手装置のMACアドレスを記憶する(S907)。
これによって通信パラメータ処理を終了する(S908)。
図10は、提供装置である装置Aが、設定ボタン106の操作を行わずに通信パラメータ設定を実行する際の処理を説明するフローチャート図である。
この処理が発生するケースとしては、図4のように、装置CがネットワークAの圏外から再び復帰する場合の再設定制御が考えられる。
いったん、装置Cが圏外にいって復帰する場合に、ネットワークAが以前のパラメータで通信中か、それとも暗号鍵に変更があったのか判別できないため、再度設定処理を行う必要があるためである。
まず、処理を開始する(ここでは装置Aは装置Bと通信中とする)(S1001)。検索信号受信部209はプローブリクエストの受信を確認する(S1002)。受信確認後、検索信号送信部208は応答としてプローブレスポンスを送信する(S1003)。
つぎに、通信パラメータ提供部202は、相手からのパラメータ設定開始要求受信を待つ(S1004)。開始要求受信後、パラメータ提供可否を判定する提供可否判断部204は、開始要求メッセージ中に含まれる相手装置のMACアドレスと参加メンバー管理部203に登録されているMACアドレスと比較を行う(S1005)。
もし、MACアドレスに一致しているものがあれば、通信パラメータ提供部202は通信パラメータ提供処理の自動実行を行い(S1006)、現在通信中の通信パラメータを提供する(S1007)。また、一致しない場合には、まず、追加設定が許可中かどうか判定する(S1008)。
もし、追加可能な場合は、ユーザに対して、表示部211を利用してMACアドレス情報とともに新規装置追加の要求があった旨を通知し、設定ボタン106の押下を促す(S1009)。また、追加できない場合は、同様にエラーの表示などを行う(S1010)。これは、不正な装置が検出されたことをユーザに通知する場合などに利用できる。
これによって再設定制御は終了する(S1011)。
また、受理装置の制御は、実施形態1と同様で、セッションIDではなくMACアドレスを付加する点が異なるだけであることは言うまでもない。
以上のように、MACアドレスなどの装置固有の識別子をもとに参加メンバーを管理することにより、現在設定済の台数を管理できると同時に、再設定の要求をした装置を個別に識別可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施例のみに限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、実施形態は種々に変形することが可能である。
例えば、以上の実施形態の説明においては、プローブリクエスト・プローブレスポンスを用いたが、送信される信号を限定するものではなく、同様の役割を行えるものであれば、いかなる信号であっても構わない。
また、上記説明はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、PLC(Power Line Communications)と呼ばれる電力線通信、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。
ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、通信パラメータとしてネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵を例にしたが、他の情報であってもよいし、他の情報も通信パラメータには含まれるようにしてもよいことは言うまでも無い。
本発明は前述の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
201、301 通信装置
202 通信パラメータ提供部
203 参加メンバー管理部
204 提供可否判断部
205、303 ネットワーク制御部
206、305 パケット受信部
207、306 パケット送信部
208、307 検索信号送信部
209、308 検索信号受信部
210、309 設定開始制御部
211、310 表示制御部
302 通信パラメータ受理部
304 再設定制御部

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置から、通信パラメータの要求を受信する受信手段と、
    前記通信パラメータに関連付けられた識別情報を生成する生成手段と、
    前記他の通信装置との間で前記通信パラメータに基づく無線ネットワークが確立する前に、前記生成手段によって生成された識別情報を前記他の通信装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信手段は、前記識別情報と前記通信パラメータとを併せて前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記生成手段は、前記通信パラメータに含まれる情報が変化した場合に、異なる識別情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記識別情報は、前記通信パラメータに基づいて前記通信装置と前記他の通信装置との間で確立された無線ネットワークが終了するまでの間は有効な識別情報であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信装置。
  5. 前記通信パラメータは前記通信装置が構築する無線ネットワークのネットワーク識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信パラメータは、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵のうちの少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信装置。
  7. 前記無線ネットワークは、IEEE802.11規格に準拠した無線LANのネットワークであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の通信装置。
  8. 通信装置による通信方法であって、
    他の通信装置から、通信パラメータの要求を受信する受信工程と、
    前記通信パラメータに関連付けられた識別情報を生成する生成工程と、
    前記他の通信装置との間で前記通信パラメータに基づく無線ネットワークが確立する前に、前記生成工程によって生成された識別情報を前記他の通信装置に送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  9. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の通信装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
  10. コンピュータにより読み取り可能で、請求項9に記載されるプログラムを記憶した記憶媒体。
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