JP2013156936A - オンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クレジットカード決済に係る購入者に対する3Dセキュア認証を認証装置が実行中に、処理中断が発生しても、その悪影響を最小限に抑えるオンライン決済システムを提供する。
【解決手段】 認証装置の中断を検出すると、決済装置は、購入取引の識別情報を含む、購入者に処理再開用のURLを電子メールで送信する。購入者が、処理再開用のURLで決済装置をアクセスしてきたとき、決済装置は、購入取引の識別情報を抽出して、処理再開が求められた取引を認識し、支払処理など途中の処理から、処理を再開する。
【選択図】 図1
【解決手段】 認証装置の中断を検出すると、決済装置は、購入取引の識別情報を含む、購入者に処理再開用のURLを電子メールで送信する。購入者が、処理再開用のURLで決済装置をアクセスしてきたとき、決済装置は、購入取引の識別情報を抽出して、処理再開が求められた取引を認識し、支払処理など途中の処理から、処理を再開する。
【選択図】 図1
Description
本発明はオンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法に関し、例えば、3Dセキュア認証を適用したインターネットにおけるクレジットカード決済に適用し得るものである。
3Dセキュアは、インターネットにおけるクレジットカード決済において、クレジットカード加盟店が購入者の本人認証を行う手段の一つであり、今日では広く適用されている。3Dセキュアは、クレジットカードを使ったオンライン決済を行う際に、カード保有者に対してカード発行元のWebサイトでパスワードを入力させて認証することで、加盟店を成りすましによる不正使用のリスクから守るための認証サービスである。
3Dセキュアが適用されている場合、加盟店のWebサイトで決済を実行しようとすると、カード発行元のWebサイトにジャンプさせられて購入者のパスワードの入力を求められ、このとき、正しいパスワードが入力されれば決済が実行されるが、誤ったパスワードが入力されると決済が拒否される(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の方法では、カード発行元のWebサイトにジャンプ(アクセスコントロールサーバへの画面転送)した後に何らかの障害が発生しても、カード発行元のWebサイトへのジャンプは、Java Script(Javaは登録商標)による自動転送であるため、戻るボタンにより戻ることはできない。障害が発生したために加盟店のWebサイトに戻るには、ブラウザのお気に入りに加盟店サイトが登録されている場合であればお気に入りをクリックし、ブラウザのお気に入りに加盟店サイトが登録されていない場合であれば検索エンジンを用いて当該加盟店サイトを検索する以外に方法はない。そのため、購入者は購入や決済の処理を始めからやり直さなければならない。
また、加盟店のWebサイトとは別のWebサイトに転送されているため、購入者にセッションタイムアウト画面を表示することができず、購入者が今までの入力処理をあきらめなければならないか否かを容易に判断できない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、決済装置から認証装置へ処理が移行した後に処理の中断が発生したときに、その中断による悪影響を最小限に抑えることができるオンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法を提供しようとしたものである。
第1の本発明は、購入者端末との情報授受により商品購入若しくはサービス提供の申込みの受付けが終了したときに決済処理を実行する決済装置と、上記決済装置が、上記購入者端末に発行した認証要求に応じ、上記決済装置と無関係に上記購入者端末との間で情報を授受して購入者を認証する認証装置とを含むオンライン決済システムにおいて、(1)上記決済装置は、(1−1)購入者の電子メールアドレスと、今回の購入取引の識別情報と、上記認証装置で仮に処理の中断が発生したときに取引を再開させる再開取引の識別情報とを少なくとも管理している情報管理手段と、(1−2)上記購入者端末に認証要求を発行する認証要求発行手段と、(1−3)上記認証装置に発生した処理の中断を検出する中断検出手段と、(1−4)上記認証装置に発生した処理の中断が検出されたとき、購入者の電子メールアドレス宛てに、上記再開取引の識別情報と、当該決済装置への取引再開用提供画面の起動情報とを含む電子メールを送信するメール送信手段と、(1−5)上記購入者端末から、上記再開取引の識別情報を含む取引再開用提供画面の起動情報が与えられたときに、上記再開取引の識別情報に基づいて、取引再開が求められた購入取引の識別情報を得て、取引を再開させる中断取引再開手段とを備え、(2)上記購入者端末は、(2−1)電子メールを受信処理するメール処理手段と、(2−2)受信した電子メールから抽出した、上記決済装置への取引再開用提供画面の起動情報を送出する際に、上記再開取引の識別情報をも含めて送信させる再開起動指示手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明は、購入者端末との情報授受により商品購入若しくはサービス提供の申込みの受付けが終了したときに決済処理を実行する決済装置と、上記決済装置が、上記購入者端末に発行した認証要求に応じ、上記決済装置と無関係に上記購入者端末との間で情報を授受して購入者を認証する認証装置とを含むオンライン決済システムにおいて、上記認証装置で処理の中断が発生したときに、中断した取引の処理を再開させるオンライン決済中断復旧方法であって、(1)上記決済装置は、購入者の電子メールアドレスと、今回の購入取引の識別情報と、上記認証装置で仮に処理の中断が発生したときに取引を再開させる再開取引の識別情報とを少なくとも管理している情報管理手段と、中断検出手段と、メール送信手段と、中断取引再開手段とを備えると共に、上記購入者端末は、メール処理手段と、再開起動指示手段とを備え、(2−1)上記中断検出手段は、上記認証装置に発生した処理の中断を検出し、(2−2)上記メール送信手段は、上記認証装置に発生した処理の中断が検出されたとき、購入者の電子メールアドレス宛てに、上記再開取引の識別情報と、当該決済装置への取引再開用提供画面の起動情報とを含む電子メールを送信し、(2−3)上記メール処理手段は、上記電子メールを受信処理し、(2−4)上記再開起動指示手段は、受信した電子メールから抽出した、上記決済装置への取引再開用提供画面の起動情報を送出すると共に、その際に、上記再開取引の識別情報をも含めて送信させ、(2−5)上記中断取引再開手段は、上記購入者端末から、上記再開取引の識別情報を含む取引再開用提供画面の起動情報が与えられたときに、上記再開取引の識別情報に基づいて、取引再開が求められた購入取引の識別情報を得て、取引を再開させることを特徴とする。
本発明によれば、決済装置から認証装置へ処理が移行した後に処理の中断が発生したときに、その中断による悪影響を最小限に抑えることができるオンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法を提供できる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明によるオンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、実施形態のオンライン決済システムは、決済処理だけでなく、商品やサービスの電子購買(電子商取引)をも含めた処理を実行するものである。
以下、本発明によるオンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、実施形態のオンライン決済システムは、決済処理だけでなく、商品やサービスの電子購買(電子商取引)をも含めた処理を実行するものである。
(A−1)実施形態の構成
図1は、3Dセキュア認証を適用した実施形態のオンライン決済システム1の全体構成を示すブロック図である。
図1は、3Dセキュア認証を適用した実施形態のオンライン決済システム1の全体構成を示すブロック図である。
図1において、実施形態のオンライン決済システム100は、購入者、加盟店、イシュア、アクワイアラ、国際ブランドのそれぞれの情報処理装置(例えば、パソコン、スマートフォン、携帯電話機や、大型コンピュータなど、所有者により規模は異なる)1、2、3、4、5が、インターネット6や決済ネットワーク7、8などのネットワークを介して接続されて構成されるものである。
図1においては、購入者、加盟店、イシュア、アクワイアラ(の情報処理装置)を1つずつ示しているが、これら各要素は複数存在している。国際ブランド(の情報処理装置)も、実施形態のオンライン決済システム1に複数存在していても構わない。
ここで、購入者は、インターネット通販など、インターネット6を介して商品や提供サービスを、クレジットカードを利用して購入するものである。購入者の情報処理装置(以下、単に購入者と呼ぶこともある)1は、この実施形態の場合、Webブラウザ10及びメールソフト11を搭載していることを要する。なお、図1における購入者の情報処理装置1は、購入者が所持、所有するものに限定されず、購入者が商品や提供サービスを購入するに際して利用する情報処理装置を表しており、加盟店店舗などに設置されているものであっても良い。また、以下の動作説明で、購入者が実行するとした操作の一部(但し、3Dセキュア認証のためのパスワードの入力操作は除く)は、加盟店店員などが行うものであっても良い(特許請求の範囲の「購入者」にはこのような他の人も含む概念とする)。
加盟店は、所定のクレジットカードを決済に用いることができる、そのクレジットカードについての加盟店である。加盟店の情報処理装置(以下、単に加盟店と呼ぶこともある)2は、インターネット6を介して購入者1と通信し得るものであり、Webアプリケーション20、データベース21、マーチャント・プラグイン22、メールサーバ23及びクレジットカード決済システム24を有する。
Webアプリケーション20は、購入者がインターネット6を介して商品や提供サービスを購入するためのWebページなどを購入者1に提供したり、購入者の認証処理や決済処理を主導したりするものであり、シナリオや処理段階に応じて購入者1に提供するWebページなどを切り替えたりするものであって処理段階を管理している。Webアプリケーション20は、購入中若しくは決済処理中の購入者1と確立しているセッションに係る情報を保持しているセッション情報保持部20aを有している。
データベース21は、購入者1に提供するWebページや、購入者1に発送する電子メールのテンプレートや、各種のテーブル情報(取引テーブル、受注テーブル、トークン認証テーブル)などを格納しているものである。
取引テーブルは取引を管理する情報を格納するものであって、その1レコードは、例えば、図2に示すように、取引ID、購入者の氏名、住所、メールアドレスなどの項目を含んでいる。
受注テーブルは受注内容を格納するものであって、その1レコードは、例えば、図3に示すように、取引ID、購入品若しくは購入サービスに関する品番、単価、購入個数などの項目を含んでいる。取引IDは、取引テーブルにおける取引IDと同一なものである。なお、取引テーブルと受注テーブルとが融合したテーブルを適用するようにしても良い。
トークン認証テーブルは3Dセキュア認証の途中で障害が発生したときの処理の再開に必要な情報を格納するものであって、その1レコードは、例えば、図4に示すように、取引再開ID、トークン、取引ID、取引再開期限などの項目を含んでいる。取引IDは、取引テーブルにおける取引IDと同一なものである。ここでのトークンは、取引再開に必要なものであり、Webブラウザ10を通じて購入者1に一時的に保存されるクッキーにセットされるものである。
マーチャント・プラグイン22は、認証プラグインを有するマーチャントシステムである。マーチャント・プラグイン22のマーチャントシステムは、Webアプリケーション20と協働して電子商取引(の出店者側処理)を実行させるものであり、購入者1がクレジットカード決済を選択したためにその購入者を3Dセキュア認証する際には、認証プラグインを機能させる。なお、実施形態のオンライン決済システム100が、決済方法として、クレジットカード決済のみを認めるものであっても良い。
メールサーバ23は、この実施形態の場合、Webアプリケーション20の制御下で、電子メールを発送するものである。なお、電子メールの組立は、Webアプリケーション20が実行するものであっても良く、また、メールサーバ23が実行するものであっても良い。
クレジットカード決済システム24は、Webアプリケーション20の制御下で、購入者の認証、商品や提供サービスの選択、クレジットカードの認証などが終了し、商品や提供サービスの購入が確定した際に、クレジットカードの決済処理を実行するものである。加盟店2のクレジットカード決済システム24は、決済ネットワーク7を介して、アクワイアラ(の情報処理装置4)との間で決済処理を実行する。
図1における国際ブランドは、VISA(登録商標)、マスターカード(登録商標)、JCB(登録商標)などの国際ブランドの発行会社を表している。国際ブランドの情報処理装置(以下、単に国際ブランドと呼ぶこともある)5は、インターネット6を介して加盟店2やイシュア3と接続可能なものであり、この実施形態の場合、ディレクトリサーバ50を有している。ディレクトリサーバ50は、クレジットカードに関する種々の情報を蓄積したデータベースを有している。ディレクトリサーバ50のデータベースには、3Dセキュアによるクレジットカード認証に適用できる情報も蓄積されている。
イシュアは、国際ブランドを付与したクレジットカードの発行会社である。すなわち、イシュアは、国際ブランドのクレジットカードを発行する会社ではなく、自社のクレジットカードに国際ブランドを付けて発行することが認められた会社である。例えば、ファミマクレジット株式会社が発行するクレジットカード「Famima T Card」は、イシュアが発行したクレジットカードであり、クレジットカード「Famima T Card」に付加されたVISAやマスターカードやJCBなどが国際ブランドであり、クレジットカード「Famima T Card」は国際ブランドのクレジットカードとしても機能するものである。
イシュアの情報処理装置(以下、単にイシュアと呼ぶこともある)3は、インターネット6を介して購入者1や国際ブランド5と接続可能で、また、決済ネットワーク8を介してアクワイアラ(の情報処理装置4)と接続可能なものであり、この実施形態の場合、アクセスコントロールサーバ30を有している。アクセスコントロールサーバ30は、クレジットカードを適用して商品や提供サービスを購入しようとしている購入者を3Dセキュア認証するものであり、このクレジットカード適用購入者の3Dセキュア認証では、上述したディレクトリサーバ50と協働する。
アクワイアラは、加盟店契約会社を意味する。カード会社Aが国際ブランドの加盟店を新規に開拓し、その加盟店で別のカード会社Bの上記国際ブランドが利用された場合、カード会社Aにも加盟店手数料が入ってくる仕組みがあり、このような仕組みにおける上述のカード会社Aがアクワイアラである。アクワイアラの情報処理装置(以下、単にアクワイアラと呼ぶこともある)4は、そのため、決済ネットワーク7、8を介して、加盟店2やイシュア3に接続可能である。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態のオンライン決済システム100の特徴動作(オンライン決済中断復旧方法)を、図面を参照しながら説明する。図5〜図7は、オンライン決済システム100の動作を示すシーケンス図である。
次に、実施形態のオンライン決済システム100の特徴動作(オンライン決済中断復旧方法)を、図面を参照しながら説明する。図5〜図7は、オンライン決済システム100の動作を示すシーケンス図である。
購入者は、Webブラウザ10を使用して、加盟店のWebアプリケーション20にアクセスし、注文する商品又はサービスを選択し(以下では、商品が選択されたとして説明する)、Webアプリケーション20は選択された商品の品番・単価・数量をセッションに保持する(S1、S2)。
注文する商品を決定した後、購入者は、Webブラウザ10上の購入ボタンをクリックし、注文商品が確定したことをWebアプリケーション20に伝達する(S3)。Webアプリケーション20は、取引IDを採番してセッションに保持する(S4)。
その後、Webアプリケーション20は、購入者の氏名・住所・メールアドレス等の個人情報及び支払に使用するクレジットカード情報を入力するフォームをWebブラウザ10に表示させる(S5)。購入者は、個人情報及びクレジットカード情報を入力した後、支払ボタンをクリックし、入力内容をWebアプリケーション20に送信する(S6)。
Webアプリケーション20は、セッションに保管された取引IDと選択された商品の品番をキーとして、単価・数量をデータベース21の受注テーブル(図3参照)に挿入し、さらに、セッションに保管された取引IDをキーとして、入力された個人情報を取引テーブル(図2参照)に挿入する(S7、S8)。
Webアプリケーション20は、3Dセキュア認証を開始するため、マーチャント・プラグイン22に対し、クレジットカード情報・加盟店識別情報・合計金額等、3Dセキュア認証を行うために必要な情報を送信する(S9)。合計金額は、受注テーブルを取引IDで選択した結果の合計金額とする。
マーチャント・プラグイン22は、ディレクトリサーバ50に対して認証実行可否確認(VeReq)を送信する(S10)。ここで、認証実行可否確認は、適用予定のクレジットカードに係るイシュア3のアクセスコントロールサーバ30に、3Dセキュア認証を実行できるか否かの確認を求めるリクエストである。ディレクトリサーバ50は、クレジットカード番号から判定した発行元カード会社(イシュア3)のアクセスコントロールサーバ30に認証実行可否確認を転送する(S11)。
アクセスコントロールサーバ30は、認証実行可否確認を受信し、認証実行可否応答(VeRes)をディレクトリサーバ50に応答する(S12)。ここでは、肯定の認証実行可否応答を送信したとする。ディレクトリサーバ50は、認証実行可否応答をマーチャント・プラグイン22に転送する(S13)。
マーチャント・プラグイン22は、肯定の認証実行可否応答を元に認証要求(PaReq)を生成し、Webアプリケーション20に対し、アクセスコントロールサーバ30のURLと認証実行可否応答を返却する(S14)。ここで、認証要求は、3Dセキュア認証を求めるリクエストである。
Webアプリケーション20は、取引再開IDとトークンを発行し、トークン認証テーブル(図4参照)に取引再開ID・トークン・取引ID・取引再開期限を挿入する(S15)。取引再開期限には、取引が中断後、同取引の再開を許可する期限を設定する。このステップS15の処理は、現在の取引が中断した後、同取引を再開させるに必要な情報の発行と、再開させるに必要な情報や条件の格納の処理であり、従来には、存在しない処理である。
Webアプリケーション20は、Webブラウザ10に対し、アクセスコントロールサーバ30のURLに対し、認証要求を自動的にPOSTする画面を応答する(S16)。このとき、Webブラウザ10におけるクッキーに上述したトークンをセットしておく。「POST」は、公知のように、認証要求のデータを、CGIとしてのアクセスコントロールサーバ30に引き渡す、プログラム言語上の手法(METHOD)を表している。
Webブラウザ10は、認証要求をアクセスコントロールサーバ30にPOSTする(S17)。これにより、アクセスコントロールサーバ30はパスワードの入力画面などをWebブラウザ10に表示させるなど、3Dセキュア認証の具体的な認証処理を開始する(S18)。
ここで、何らかの原因により、アクセスコントロールサーバ30での処理が中断してしまったとする。このとき、Webアプリケーション20において、セッションタイムアウトのイベントが発生する(S19)。
なお、中断が発生しない場合におけるアクセスコントロールサーバ30の処理や、その後の各部での処理については、例えば、特開2009−211120号公報に記載されている。
Webアプリケーション20は、セッション上の取引IDを使用して、取引テーブルから購入者のメールアドレスを取得すると共に、取引再開用のURLを生成する(S20、S21)。取引再開用のURLには、取引再開IDをパラメータとして付加する。Webアプリケーション20は、取引再開用のURLが記載された電子メールを、購入者のメールアドレス宛に送信する(S22)。
購入者のメールソフト11が取引再開用のURLが記載された電子メールを受信し、受信通知に応じて、購入者は、取引再開用のURLが記載された電子メールをメールソフト11で開く(S23)。
購入者は、Webブラウザ10を起動し、アドレスバーに取引再開用のURLを入力してWebアプリケーション20にアクセスする(S24)。
Webアプリケーション20は、取引再開用のURLに付加された取引再開IDを取得すると共に、受信したクッキーからトークンを取得する(S25)。そして、Webアプリケーション20は、取引再開IDとトークンを使用して、トークン認証テーブルから取引IDを取得する(S26)。Webアプリケーション20は、新たにセッションを作成し、取引IDをセッションに保持する(S27)。セッションは新しくなったが、取引IDを継続しているため、取引テーブルや受注テーブルを新たなセッションでも継続して使用することができる。
Webアプリケーション20は、別のクレジットカード情報を入力するためのフォームを購入者のWebブラウザ10に表示する(S28)。購入者は、クレジットカード情報を入力した後、支払ボタンをクリックし、入力内容をWebアプリケーション20に送信する(S29)。Webアプリケーション20は、提示されたクレジットカード情報を使用して、支払処理を継続する(S30)。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、3Dセキュア認証の途中で中断している取引について、購入者に取引再開用URLを記載した電子メールを送信することにより、購入者が加盟店の画面(Webページ)に容易に戻ることができ、かつ、購入処理をさほど逆戻りすることなく再開することが可能となる。
上記実施形態によれば、3Dセキュア認証の途中で中断している取引について、購入者に取引再開用URLを記載した電子メールを送信することにより、購入者が加盟店の画面(Webページ)に容易に戻ることができ、かつ、購入処理をさほど逆戻りすることなく再開することが可能となる。
これにより、加盟店において、システムの稼働率を無駄に高めることを防止でき、経済的に見ても、売上の機会損失を減少させることができる。また、取引が中断した購入者も、購入処理を最初から実行しなくても良く、使い勝手の良好なシステムを提供することができる。さらに、電子メールや電話等により、加盟店のオペレータが直接連絡するケースを減少させることが可能となり、オペレータの対応コストも減少できると共に、オペレータの作業効率を低下させないシステムを提供することができる。
(B)他の実施形態
上記実施形態では、クレジットカードを適用する購入者を3Dセキュア認証方式で認証するオンライン決済システムを示したが、3Dセキュア認証方式を含めた複数の認証方式から適用する認証方式を選択するオンライン決済システムにも、本発明の技術思想を適用することができる。
上記実施形態では、クレジットカードを適用する購入者を3Dセキュア認証方式で認証するオンライン決済システムを示したが、3Dセキュア認証方式を含めた複数の認証方式から適用する認証方式を選択するオンライン決済システムにも、本発明の技術思想を適用することができる。
また、上記実施形態では、Webアプリケーション20が、セッションタイムアウトにより、アクセスコントロールサーバ30における処理の中断を認識するものを示したが、中断の認識方法はこれに限定されるものではない。例えば、Webブラウザ10側で、認証時間を監視してWebアプリケーション20に通知するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、クレジットカード決済を適用する場合を示したが、決済方法はこれに限定されない。要は、決済装置(加盟店2)と購入者の認証装置(イシュア3)とが異なり、決済装置が介在しないで購入者装置(購入者1)と認証装置との間で認証処理を行うオンライン決済システムであれば、本発明の技術思想を適用することができる。例えば、プリペイド購入カードやデビットカードを利用するオンライン決済システムであっても良く、また、カードに無関係な予納金から引き落とすオンライン決済システムであっても良い。
100…オンライン決済システム、
1…購入者の情報処理装置(購入者端末)、10…Webブラウザ、11…メールソフト、
2…加盟店の情報処理装置(決済装置)、20…Webアプリケーション、21…データベース、22…マーチャント・プラグイン、23…メールサーバ、24…クレジットカード決済システム、
3…イシュアの情報処理装置(認証装置)、30…アクセスコントロールサーバ、
5…国際ブランドの情報処理装置、50…ディレクトリサーバ。
1…購入者の情報処理装置(購入者端末)、10…Webブラウザ、11…メールソフト、
2…加盟店の情報処理装置(決済装置)、20…Webアプリケーション、21…データベース、22…マーチャント・プラグイン、23…メールサーバ、24…クレジットカード決済システム、
3…イシュアの情報処理装置(認証装置)、30…アクセスコントロールサーバ、
5…国際ブランドの情報処理装置、50…ディレクトリサーバ。
Claims (4)
- 購入者端末との情報授受により商品購入若しくはサービス提供の申込みの受付けが終了したときに決済処理を実行する決済装置と、上記決済装置が、上記購入者端末に発行した認証要求に応じ、上記決済装置と無関係に上記購入者端末との間で情報を授受して購入者を認証する認証装置とを含むオンライン決済システムにおいて、
上記決済装置は、
購入者の電子メールアドレスと、今回の購入取引の識別情報と、上記認証装置で仮に処理の中断が発生したときに取引を再開させる再開取引の識別情報とを少なくとも管理している情報管理手段と、
上記購入者端末に認証要求を発行する認証要求発行手段と、
上記認証装置に発生した処理の中断を検出する中断検出手段と、
上記認証装置に発生した処理の中断が検出されたとき、購入者の電子メールアドレス宛てに、上記再開取引の識別情報と、当該決済装置への取引再開用提供画面の起動情報とを含む電子メールを送信するメール送信手段と、
上記購入者端末から、上記再開取引の識別情報を含む取引再開用提供画面の起動情報が与えられたときに、上記再開取引の識別情報に基づいて、取引再開が求められた購入取引の識別情報を得て、取引を再開させる中断取引再開手段とを備え、
上記購入者端末は、
電子メールを受信処理するメール処理手段と、
受信した電子メールから抽出した、上記決済装置への取引再開用提供画面の起動情報を送出する際に、上記再開取引の識別情報をも含めて送信させる再開起動指示手段とを備える
ことを特徴とするオンライン決済システム。 - 上記情報管理手段は、上記購入者端末との間で授受するマーク情報をも管理し、
上記認証要求発行手段は、上記購入者端末に認証要求を発行する際に、上記マーク情報を上記購入者端末に設定させ、
上記再開起動指示手段は、上記決済装置への取引再開用提供画面の起動情報を送出する際に、上記マーク情報をも引き渡し、
上記中断取引再開手段は、引き渡されたマーク情報をも用いて、取引再開が求められた購入取引の識別情報を得る
ことを特徴とする請求項1に記載のオンライン決済システム。 - 上記決済装置が実行する決済処理が、クレジットカード情報を利用した決済処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオンライン決済システム。
- 購入者端末との情報授受により商品購入若しくはサービス提供の申込みの受付けが終了したときに決済処理を実行する決済装置と、上記決済装置が、上記購入者端末に発行した認証要求に応じ、上記決済装置と無関係に上記購入者端末との間で情報を授受して購入者を認証する認証装置とを含むオンライン決済システムにおいて、上記認証装置で処理の中断が発生したときに、中断した取引の処理を再開させるオンライン決済中断復旧方法であって、
上記決済装置は、購入者の電子メールアドレスと、今回の購入取引の識別情報と、上記認証装置で仮に処理の中断が発生したときに取引を再開させる再開取引の識別情報とを少なくとも管理している情報管理手段と、中断検出手段と、メール送信手段と、中断取引再開手段とを備えると共に、上記購入者端末は、メール処理手段と、再開起動指示手段とを備え、
上記中断検出手段は、上記認証装置に発生した処理の中断を検出し、
上記メール送信手段は、上記認証装置に発生した処理の中断が検出されたとき、購入者の電子メールアドレス宛てに、上記再開取引の識別情報と、当該決済装置への取引再開用提供画面の起動情報とを含む電子メールを送信し、
上記メール処理手段は、上記電子メールを受信処理し、
上記再開起動指示手段は、受信した電子メールから抽出した、上記決済装置への取引再開用提供画面の起動情報を送出すると共に、その際に、上記再開取引の識別情報をも含めて送信させ、
上記中断取引再開手段は、上記購入者端末から、上記再開取引の識別情報を含む取引再開用提供画面の起動情報が与えられたときに、上記再開取引の識別情報に基づいて、取引再開が求められた購入取引の識別情報を得て、取引を再開させる
ことを特徴とするオンライン決済中断復旧方法。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012018840A Pending JP2013156936A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | オンライン決済システム及びオンライン決済中断復旧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013156936A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015046818A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | アプリケーションシステム、携帯端末、サーバコンピュータおよびコンピュータプログラム |
JP2018049303A (ja) * | 2016-09-19 | 2018-03-29 | 株式会社インフキュリオン・グループ | カード決済システムを利用した釣銭自動預金システム |
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2012
- 2012-01-31 JP JP2012018840A patent/JP2013156936A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015046818A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | アプリケーションシステム、携帯端末、サーバコンピュータおよびコンピュータプログラム |
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JP2021168196A (ja) * | 2016-09-19 | 2021-10-21 | 株式会社ネストエッグ | 決済システムを利用した釣銭自動預金システム |
JP7137672B2 (ja) | 2016-09-19 | 2022-09-14 | 株式会社ネストエッグ | 決済システムを利用した釣銭自動預金システム |
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