JP2013155837A - ローラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被処理物にテンションをかけてローラ本体の表面に接触する又は押しつける必要を無くすとともに、被処理物をローラ本体の表面に確実に密着させて所定の熱処理ができる。
【解決手段】ローラ本体2と、ローラ本体2の中空内に設けられる加熱又は冷却機構3と、ローラ本体2の側周壁21全周に亘り間隔を空けて設けられて軸方向に沿って気体を流通する複数の気体流通路201と、各気体流通路201に対応して設けられてローラ本体2の表面に開口する複数の通気口202と、複数の気体流通路201のうち気体を吸い込む気体流通路201を選択して、通気口202から気体が吸い込まれる気体吸込領域X1を周方向において変更する領域変更機構8とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属箔や樹脂フィルム等の被処理物を加熱するための加熱ローラ装置又は冷却するための冷却ローラ装置に関するものである。
従来、例えば樹脂がコーティングされた金属箔を加熱又は乾燥する装置又は金属箔を熱処理するための加熱装置として、例えば特許文献1に示す誘導発熱ローラ装置を用いたものが考えられている。具体的には、金属箔を誘導発熱ローラ装置のローラ本体に金属箔を接触させながら移送することによって金属箔を熱、乾燥又は熱処理するようにしている。
しかしながら、例えばフィルム等の引張り強度が非常に小さい被処理物は、テンションをかけてローラ本体の表面を移送することが難しく、ローラ本体の表面に被処理物を接触させて又は押しつけて移送して熱処理すると被処理物が破損してしまうという問題がある。
特開2008−269826号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、被処理物にテンションをかけてローラ本体の表面に接触する又は押しつける必要を無くすとともに、被処理物をローラ本体の表面に確実に密着させて所定の熱処理ができることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係るローラ装置は、回転自在に支持されるローラ本体と、前記ローラ本体の中空内に設けられて、前記ローラ本体を加熱又は冷却する機構と、前記ローラ本体の側周壁の全周に亘り間隔を空けて設けられて、軸方向に沿って気体を流通する複数の気体流通路と、前記各気体流通路に対応して設けられて、当該気体流通路に連通して前記ローラ本体の表面に開口する複数の通気口と、前記複数の気体流通路のうち気体を吸い込む気体流通路を変更して、前記通気口から気体が吸い込まれる気体吸込領域を周方向において変更する領域変更機構とを具備することを特徴とする。ここで、領域変更機構が周方向において気体吸込領域を変更することには、気体吸込領域の周方向の角度範囲を変更すること、及び、気体吸込領域の周方向における位置を変更することを含む。
このようなものであれば、ローラ本体の全周に通気口が設けられており、当該通気口から気体を吸引することによって被処理物をローラ本体に吸着させて密着させることができる。これにより、被処理物にテンションをかけてローラ本体の表面に接触する又は押しつける必要が無く、被処理物をローラ本体の表面に確実に密着させて所定の熱処理を行うことができる。また、領域変更機構により、気体吸込領域が周方向において変更されるので、前記被処理物を密着させるローラ本体の部分を変更する等の被処理物の処理変更を容易に行うことができるだけでなく、被処理物とローラ本体との接触面積が異なるといった種々のパスラインに容易に対応することができる。
領域変更機構の具体的な実施の態様としては、前記領域変更機構が、周方向に連続する気体流通路から気体を吸い込むものであり、その周方向に連続する気体流通路の本数を変更して、前記気体吸込領域の周方向の角度範囲を変更するものであることが望ましい。これならば、領域変更機構によって気体吸込領域の周方向の角度範囲が変更できるので、被処理物とローラ本体との接触領域の範囲を変更する等、種々の部分を用途に応じて選択的に被処理物を吸着させることができる。
前記ローラ本体の軸方向端部に固定され、機台により回転自在に支持されるジャーナルと、前記ジャーナルの側周壁に設けられて、一端が前記気体流通路に連通するとともに他端が前記ジャーナルの側周面に開口する複数のジャーナル内部流路とを備え、前記領域変更機構が、前記複数のジャーナル内部流路のうち気体を吸い込むジャーナル内部流路を変更することにより、気体を吸い込む気体流通路を変更するものであることが望ましい。これならば、領域変更機構がジャーナルの側周面に開口するジャーナル内部流路を変更することから、ローラ本体付近に領域変更機構を設ける必要が無く、ローラ本体から受ける熱影響を可及的に小さくすることができるだけでなく、ローラ本体を最大限に負荷接触領域として使用することができる。
ジャーナルの外径はロール本体の外径よりも小さく、ロール本体の1つの気体流通路に対応して1つのジャーナル内部流路を設けることは物理的に難しく、又はジャーナルの機械的強度を損ねてしまう恐れがある。このため、前記各ジャーナル内部流路が、2以上の気体流通路に接続されていることが望ましい。これならば、ジャーナルの側周壁におけるジャーナル内部流路の本数を少なくすることができ、無理なくジャーナル内部流路を設けることができるとともに、ジャーナルの機械的強度を損ねることもない。
前記領域変更機構が、前記ジャーナルに対して周方向に固定されるとともに軸方向にスライド可能に装着されたスライド体を有し、前記スライド体が、吸引装置により前記ジャーナル内部流路から気体を吸い込むものであり、その内面に前記ジャーナル内部流路の側周面との間に気体排出空間を形成する凹部が形成されており、前記ジャーナルに対する軸方向の位置に応じて、前記凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数が変更されるものであることが望ましい。これならば、ジャーナルが回転している状態において、一度凹部に連通したジャーナル内部流路の開口は、凹部との連通が終了するまで、凹部に連通した状態を保ったまま回転するので、気体吸込領域にある通気口から連続的に気体を吸い込むことができる。
前記複数の通気口が、前記ローラ本体の軸方向において、被処理物が接触する負荷接触領域全体に亘って形成されていることが望ましい。
また本発明に係るローラ装置は、回転自在に支持されるローラ本体と、前記ローラ本体の中空内に設けられて、前記ローラ本体を加熱又は冷却する機構と、前記ローラ本体の側周壁の全周に亘り間隔を空けて設けられて、軸方向に沿って気体を流通する複数の気体流通路と、前記各気体流通路に対応して設けられて、当該気体流通路に連通して前記ローラ本体の表面に開口する複数の通気口と、前記複数の気体流通路のうち気体を吸い込む気体流通路及び気体を吹き出す気体流通路を変更して、前記通気口から気体が吸い込まれる気体吸込領域及び前記通気口から気体が吹き出される気体吹出領域を周方向において変更する領域変更機構とを具備することを特徴とする。ここで、領域変更機構が周方向において気体吸込領域及び気体吹出領域を変更することには、気体吸込領域及び気体吹出領域の周方向の角度範囲を変更すること、並びに、気体吸込領域及び気体吹出領域の周方向における位置を変更することを含む。
このようなものであれば、ローラ本体の全周に通気口が設けられており、当該通気口から気体を吸引することによって被処理物をローラ本体に吸着させて密着させることができる。これにより、被処理物にテンションをかけてローラ本体の表面に接触する又は押しつける必要が無く、被処理物をローラ本体の表面に確実に密着させて所定の熱処理を行うことができる。また、領域変更機構により、気体吸込領域が周方向において変更されるので、前記被処理物を密着させるローラ本体の部分を変更する等の被処理物の処理変更を容易に行うことができるだけでなく、被処理物とローラ本体との接触面積が異なるといった種々のパスラインに容易に対応することができる。また、ローラ本体に設けられた通気口から気体を吹き出すことによってローラ本体に吸着された被処理物を気体吹出領域において好適に離すことができる。さらに、領域変更機構により気体吸込領域及び気体吹出領域を変更することができるので、変更された気体吸込領域に合わせて気体吹出領域を変更することができ、被処理物とローラ本体との接触面積が異なるといった種々のパスラインに容易に対応することができる。
ここで、気体吸込領域及び気体吹出領域の位置関係としては、気体吸込領域及び気体吹出領域がこの順に回転方向に隣接していることが望ましく、特に、気体吹出領域が、気体吸込領域における被処理物の接触が終了する接触終了部分近傍に設けられていることが望ましい。
前記領域変更機構が、周方向に連続する気体流通路から気体を吸い込むとともに、周方向に連続する気体流通路に気体を導入するものであり、それら周方向に連続する気体流通路の本数を変更して、前記気体吹出領域及び前記気体吹出領域の周方向の角度範囲を変更するものであることが望ましい。これならば、領域変更機構によって気体吸込領域及び気体吹出領域の周方向の角度範囲が変更できるので、被処理物とローラ本体との接触領域の範囲を変更し、それに伴って被処理物とローラ本体とを離すための範囲を変更する等、種々の部分を用途に応じて選択的に被処理物を吸着させることができる。
前記ローラ本体の軸方向端部に固定され、機台により回転自在に支持されるジャーナルと、前記ジャーナルの側周壁に設けられて、一端が前記気体流通路に連通するとともに他端が前記ジャーナルの側周面に開口する複数のジャーナル内部流路とを備え、前記領域変更機構が、前記複数のジャーナル内部流路のうち気体を吸い込むジャーナル内部流路及び気体を導入するジャーナル内部流路を変更することにより、気体を吸い込む気体流通路及び気体を吹き出す気体流通路を変更するものであることが望ましい。
前記領域変更機構が、前記ジャーナルに対して周方向に固定されるとともに軸方向にスライド可能に装着されたスライド体を有し、前記スライド体が、吸引装置により前記ジャーナル内部流路から気体を吸い込むとともに、気体源から供給される気体を前記ジャーナル内部流路に導入するものであり、その内面に前記ジャーナル内部流路の側周面との間に気体排出空間を形成する第1の凹部及び気体供給空間を形成する第2の凹部が形成されており、前記ジャーナルに対する軸方向の位置に応じて、前記第1の凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数及び前記第2の凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数が変更されるものであることが望ましい。
このように構成した本発明によれば、被処理物にテンションをかけてローラ本体の表面に接触する又は押しつける必要を無くすとともに、被処理物をローラ本体の表面に確実に密着させて所定の熱処理ができる。
本発明の一実施形態に係る誘導発熱ローラ装置の模式的構成図。 同実施形態の内部構造を省略したA断面図。 同実施形態の内部構造を省略したB断面図。 同実施形態の内部構造を省略したC断面図。 同実施形態のスライド体の内周面の展開図。 同実施形態の内部構造を省略したD断面図(θmaxの場合)。 同実施形態の内部構造を省略したD断面図(θminの場合)。 変形実施形態におけるスライド体の内周面の展開図。 変形実施形態における気体吸込領域の変更態様を示す図。 変形実施形態における領域変更機構を示す断面図。
以下に本発明に係る誘導発熱ローラ装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る誘導発熱ローラ装置100は、例えば金属箔、フィルム等の被加熱物Wの連続熱処理工程等において用いられるものであり、図1に示すように、回転可能に設けられた中空円筒状のローラ本体2と、このローラ本体2内に収容される加熱機構としての磁束発生機構3と、を備えている。
ローラ本体2の両端部には、ジャーナル4が一体的に取り付けられている。このジャーナル4は、中空の駆動軸41とフランジ42が一体に構成されたものである。このジャーナル4は、ローラ本体2の端部開口を覆うように当該ローラ本体2の軸方向端面に接続されている。また、駆動軸41は、転がり軸受等の軸受51を介して基台52に回転自在に支持されている。そして、ローラ本体2は、ジャーナル4の駆動軸41を例えばモータ等により外部からの駆動力によって回転させることによって回転する。
また、ローラ本体2の側周壁21には、長手方向(軸方向)に延びる気液二相の熱媒体を封入するジャケット室21Aが、周方向全体に間隔を空けて複数形成されている。当該複数のジャケット室21Aの端部は、隣接するジャケット室21Aの端部と連通している。このジャケット室21A内に封入した気液二相の熱媒体の潜熱移動によりローラ本体2の表面温度を均一化する。
磁束発生機構3は、円筒形状をなす円筒状鉄心31と、当該円筒状鉄心31の外側周面に巻装された誘導コイル32とから構成されている。円筒状鉄心31の両端にはそれぞれ、支持ロッド6が取り付けられている。この支持ロッド6は、それぞれ駆動軸41の内部に挿通されており、転がり軸受等の軸受7を介して駆動軸41に対して回転自在に支持されている。これにより、磁束発生機構3は、ローラ本体2の内部において、宙づり状態で支持されることになる。また、磁束発生機構3は、図示しない廻り止めにより架台との間で回転が拘束されている。誘導コイル32には、リード線L1が接続されており、このリード線L1には、交流電圧を印加するための交流電源(不図示)が接続されている。
このような磁束発生機構3により、誘導コイル32に交流電圧が印加されると交番磁束が発生し、その交番磁束はローラ本体2の側周壁21を通過する。この通過によりローラ本体2に誘導電流が発生し、その誘導電流でローラ本体2はジュール発熱する。ローラ本体2は、内部に設けられたジャケット室21Aにより、ローラ本体2の軸方向の表面温度を均一化する。
しかして本実施形態の誘導発熱ローラ装置100は、ローラ本体2の表面における被処理物Wが接触しうる負荷接触領域から気体を吸い込んで、ローラ本体2に被処理物Wを密着させるとともに、負荷接触領域の回転方向送り側の領域から気体を吹き出してローラ本体2から被処理物Wを離すことが可能に構成されている。このように負荷接触領域に吸着された被処理物Wは、ローラ本体2の回転に伴って回転方向に沿って送られる。なお吹き出す気体としては、例えば窒素、アルゴン又はヘリウム等の不活性ガスが考えられる。
具体的には、図1及び図2に示すように、ローラ本体2の側周壁21に設けられた複数の気体流通路201と、各気体流通路201に対応して設けられて、気体流通路201に連通してローラ本体2の表面に開口する複数の通気口202と、複数の気体流通路201のうち気体を吸い込む気体流通路201を変更して、通気口202から気体を吸い込む気体吸込領域X1を周方向において変更するとともに、複数の気体流通路201のうち気体を吹き出す気体流通路201を変更して、通気口202から気体を吹き出す気体吹出領域X2を周方向において変更する領域変更機構8とを備える。なお、この気体吸込領域X1及び気体吹出領域X2は、領域変更機構8による変更を行わない場合には、ローラ本体2の回転に関わらず周方向に移動することなく同一位置となる。
複数の気体流通路201は、図2に示すように、ローラ本体2の側周壁21の全周に亘り等間隔に設けられている。そして各気体流通路201は、ローラ本体2の軸方向に沿って延び設けられて、ローラ本体2の軸方向に沿って気体を流通するものである。この各気体流通路201は、ローラ本体2の軸方向において、ローラ本体2の軸方向一端から負荷接触領域全体に亘って延びている。
なお、これら気体流通路201は、ローラ本体2の側周壁21に設けられたジャケット室21Aとは異なる位置に設けられている。例えばジャケット室21A及び気体流通路201が相互に与える温度影響を考慮して隣接する気体流通路201の中央部にジャケット室21Aを設けることが望ましい。
また、各気体流通路201には、図1及び図2に示すように、当該気体流通路201からローラ本体2の側周壁21内において径方向外側に延び、ローラ本体2の表面に開口する複数の通気口202が形成されている。各気体流通路201に連通する複数の通気口202は、ローラ本体2の軸方向において、負荷接触領域全体に亘って例えば等間隔に設けられている。
そして、複数の気体流通路201は、ローラ本体2の軸方向一端面に開口しており、この気体流通路201は、ジャーナル4の側周壁に形成されたジャーナル内部流路401に連通している。
ジャーナル内部流路401は、図1に示すように、一端がジャーナル4のフランジ42のローラ本体側端面に開口しており、他端がジャーナル4の駆動軸41の側周面411に開口している。このジャーナル内部流路401は、図3に示すように、駆動軸41の側周壁全周において等間隔に形成されるとともに、フランジ42の側周壁において放射状に形成されている。
ジャーナル内部流路401の一端開口401aは、ローラ本体2に設けられた2本の気体流通路201と連通するように構成されている。具体的には、図1及び図3に示すように、ローラ本体2の軸方向一端面において、周方向に隣接する2つの気体流通路201を連通する連通凹部2Mが形成されており、ローラ本体2の軸方向一端面にジャーナル4のフランジ42を接続した状態で、1つのジャーナル内部流路401の一端開口401aが連通凹部2Mに繋がるように構成されている。これにより、1つのジャーナル内部流路401に対して2つの気体流通路201が接続されることになる。また、ジャーナル内部流路401の他端開口401bは、後述するスライド体81の設置スペースを考慮して、軸受51を介して機台52により回転自在に支持されている支持部分よりも外側で開口している。さらにジャーナル内部流路401の他端開口401bは、駆動軸41の周方向において等間隔且つ軸方向において同一位置に形成されている。
領域変更機構8は、ローラ本体2の回転に伴って、ジャーナル4に形成された複数のジャーナル内部流路401のうち気体を吸い込むジャーナル内部流路401及び気体を導入するジャーナル内部流路401を変更することにより、気体を吸い込む気体流通路201及び気体を吹き出す気体流通路201を変更するものである。なお、本実施形態では1つのジャーナル内部流路401に2つの隣接する気体流通路201が接続されていることから、2つ単位で気体を導入する気体流通路201が変更される。
この領域変更機構8は、周方向に連続するジャーナル内部流路401から気体を吸い込む又はジャーナル内部流路401に気体を導入するものである。そして、本実施形態の領域変更機構8は、周方向に連続するジャーナル内部流路401の本数を変更して、複数の気体流通路201のうち気体を吸い込む気体流通路201を変更し、気体吸込領域X1の周方向の角度範囲θを変更する(図2参照)。なお、本実施形態の領域変更機構8は、気体吹出領域X2の周方向の角度範囲θを一定に保つように構成されている。
具体的な構成としては、図1に示すように、ジャーナル4の駆動軸41に対して周方向に固定されるとともに軸方向にスライド可能に装着されたスライド体81と、当該スライド体81を静止側である機台52に対して駆動軸41の軸方向に移動させる移動機構82とを有する。なお、移動機構82は図1に示すように、ボルトを用いたねじ機構によって軸方向に移動させるものであるが、その他エアシリンダ等を用いたものであっても良い。
スライド体81は、図1に示すように、吸引装置9に接続された気体排気管91が接続されており、ジャーナル4の駆動軸41に開口したジャーナル内部流路401から空気を吸引するとともに、気体源10からの気体を供給する気体供給管101が接続されており、供給された気体をジャーナル4の駆動軸41に開口したジャーナル内部流路401に導入するものである。
具体的にスライド体81は、図4に示すように、ジャーナル4の駆動軸41の側周面に若干のガタつきを持って嵌る概略筒形状をなすものであり、その内周面に駆動軸41の外周面との間に気体排出空間Saを形成する第1の凹部811aと、気体供給空間Sbを形成する第2の凹部811bとが形成されている。なお、スライド体81及び駆動軸41の間には軸方向において第1の凹部811a及び第2の凹部811bを挟んで両側にベアリング83が設けられている(図1参照)。
第1の凹部811aは、図4に示すように、周方向に形成されており、その凹部底面には、気体排気管91により排気される排気路812aが形成されている。また、この第1の凹部811aの外側には、気体排出空間Saを気密にするために、Oリング等のシール部材813が設けられている。このように第1の凹部811aが周方向の所定角度範囲に形成されていることから、ジャーナル4が回転している状態において、一度第1の凹部811aに連通したジャーナル内部流路401の開口401bは、所定角度回転するまで凹部811と連通し続けることになる。つまり、ローラ本体2が回転している状態において、気体吸込領域X1に含まれる通気口202は、連続的に気体を吸い込みながら回転することになる。なお、第1の凹部811aに連通しないジャーナル内部流路401の開口401bは、スライド体81の内周面に覆われて閉塞され、気体は吸い込まれない。
第2の凹部811bは、図4に示すように、周方向に形成されており、その凹部底面には、気体供給管101からの気体が流入する流入路812bが形成されている。また、この第2の凹部811bの外側には、気体供給空間Sを気密にするために、Oリング等のシール部材813が設けられている。このように第2の凹部811bが周方向の所定角度範囲に形成されていることから、ジャーナル4が回転している状態において、一度第2の凹部811bに連通したジャーナル内部流路401の開口401bは、所定角度回転するまで第2の凹部811bと連通し続けることになる。つまり、ローラ本体2が回転している状態において、気体吹出領域X2に含まれる通気口202は、連続的に気体を吹き出しながら回転することになる。なお、第2の凹部811bに連通しないジャーナル内部流路401の開口401bは、スライド体81の内周面に覆われて閉塞され、気体は導入されない。
そしてスライド体81は、ジャーナル4に対する軸方向の位置に応じて、第1の凹部811aに連通するジャーナル内部流路401の開口数が変更されるように構成され、第2の凹部811bに連通するジャーナル内部流路401の開口数は一定となるように構成されている。具体的には図5に示すように、スライド体81を展開した状態において、第1の凹部811aの開口形状が概略台形形状をなし、第2の凹部811bの開口形状が概略平行四辺形状をなすものである。
例えば、図5において、気体吸込領域X1を周方向において最大角度範囲θmax(図6参照)とするためには、スライド体81を軸方向に沿って右側に移動させる。一方、気体吸込領域X1を周方向において最小角度範囲θmin(図7参照)とするためには、スライド体81を軸方向に沿って左側に移動させる。なお、スライド体81を軸方向に移動させたとしても、第2の凹部811bは概略平行四辺形状であり、当該第2の凹部811bに連通するジャーナル内部流路401の開口数は一定であり、気体吹出領域X2の周方向における角度範囲は一定である。このようにスライド体81を軸方向に移動させることによって、気体吸込領域X1を最大角度範囲θmax及び最小角度範囲θminの間で変更することができる。なお最大角度範囲θmax及び最小角度範囲θminは、第1の凹部811の周方向における幅寸法によって適宜変更可能である。
また、気体吸込領域X1が最大角度範囲θmax及び最小角度範囲θmin又はその間の角度範囲であっても、気体吹出領域X2は気体吸込領域X1の回転方向送り側に隣接又は近接して形成される。
ここで隣接して形成されるとは、気体吸込領域X1を形成する回転方向送り側端部の通気口202に隣接する直近の通気口202が、気体吹出領域X2に含まれることをいい、近接して形成されるとは、気体吸込領域X1を形成する回転方向送り側端部の通気口202に隣接はしないが、その通気口202に近い通気口202が、気体吹出領域X2に含まれることをいう。
このように構成した誘導発熱ローラ装置100において、被処理物Wは、ローラ本体2の気体吸込領域X1における接触開始部分(回転方向と反対側の端部)からローラ本体2の表面に吸着されて、ローラ本体2の回転に伴い移送されて、気体吸込領域X1における接触終了部分(回転方向の端部)に移動して、その後、気体吹出領域X2においてローラ本体2の表面から離れる。
このように構成した本実施形態に係る誘導発熱ローラ装置100によれば、ローラ本体2の全周に通気口202が設けられており、当該通気口202から気体を吸引することによって被処理物Wをローラ本体2に吸着させて密着させることができる。これにより、被処理物Wにテンションをかけてローラ本体2の表面に接触する又は押しつける必要が無く、被処理物Wをローラ本体2の表面に確実に密着させて所定の熱処理を行うことができる。
また、領域変更機構8により、気体吸込領域X1が周方向において変更されるので、被処理物Wを密着させるローラ本体2の部分を変更する等の被処理物Wの処理変更を容易に行うことができるだけでなく、被処理物Wとローラ本体2との接触面積が異なるといった種々のパスラインに容易に対応することができる。さらに、ローラ本体2に設けられた通気口202から気体を吹き出すことによってローラ本体2に吸着された被処理物Wを気体吹出領域X2において好適に離すことができる。その上、領域変更機構8により気体吸込領域X1及び気体吹出領域X2を変更することができるので、変更された気体吸込領域X1に合わせて気体吹出領域X2を変更することができ、被処理物Wとローラ本体2との接触面積が異なるといった種々のパスラインに容易に対応することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、第1の凹部811aの展開した状態の開口形状としては、前記実施形態の他に、図8(A)に示すように、軸方向において一方から他方に行くにしたがって段階的に縮小するものであっても良いし、図8(B)に示すように、軸方向において中央部から一方及び他方に行くにしたがって縮小するものであっても良い。また、図8(C)に示すように、概略平行四辺形状をなすものであっても良いし、図8(D)に示すように、下底が周方向に沿って延びる概略台形状をなすものであっても良い。
また、前記実施形態では、第2の凹部811bの周方向における幅寸法を一定とすることで、気体吹出領域X2を気体吸込領域X1に関係なく一定の角度範囲としていたが、第2の凹部811bの開口形状を、第1の凹部811aの開口形状と同じように、台形形状等にして、ジャーナル4に対する軸方向の位置に応じて、第2の凹部811bに連通するジャーナル内部流路401の開口数が変更して、気体吹出領域X2の角度範囲を変更可能に構成しても良い。
さらに、前記実施形態のスライド体81は、ジャーナル4に対して周方向に固定されているが、周方向にスライド可能に構成しても良い。これならば、スライド体81を周方向にスライドさせることによって、図9示すように、気体吸込領域X1及び気体吹出領域X2を、例えばその周方向寸法を保ったまま周方向に移動させることができる。
さらに、前記実施形態の他に、図10に示すように、駆動軸41が回転可能となるように嵌り、駆動軸41の側周面に開口したジャーナル内部流路401に対応する複数の導入孔84aを有する例えば円筒状の第1のブロック体84と、当該ブロック体84を包囲して気体供給管からの気体を前記導入孔84aに導入するための導入空間S1を形成する第2のブロック体85を有し、前記導入口84aを蓋部材86によって閉塞することにより、気体を導入するジャーナル内部流路401を変更可能にすることもできる。これならば、ジャーナル4が回転する段階で、ジャーナル内部流路401と導入孔84aとが連通しない状態が生じるものの、気体吸込領域X1を変更することができる。なお、ジャーナル4の外側周面に底面がジャーナル内部流路401と連通し、ジャーナル内部流路401の開口よりも大きい溝4mを設けることで、ジャーナル内部流路401と導入孔84aとが連通しない状態を可及的に短くしている。
その上、前記実施形態ではジャーナルに側周面に開口したジャーナル内部流路に気体を導入するものであったが、気体流通路がローラ本体の側周面に開口するものの場合には、スライド体をローラ本体の側周面に設けることで気体吸込領域を変更可能にすることができる。
また、1つのジャーナル内部流路に2つの気体流通路を接続する構成の他、1つのジャーナル内部流路に1つの気体流通路又は3つ以上の気体流通路を接続するようにしても良い。なお、1つのジャーナル内部流路に1つの気体流通路を接続した場合には、気体吸込領域を周方向に細かく変更することができる。
また、前記実施形態では、領域変更機構が、気体吹出領域X2をローラ本体の表面に形成するものであったが、気体吹出領域X2を形成せずに、気体吸込領域X1のみを形成するものであっても良い。
加えて、前記実施形態は加熱ローラ装置として誘導発熱ローラ装置について説明したが、その他、ローラ本体の中空内にヒータ等の加熱機構を配置した加熱ローラ装置、又はローラ本体の中空内に熱媒体を通流させることによってローラ本体を加熱又は冷却する熱媒体通流機構を有する流体通流ローラ装置についても適用可能である。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・誘導発熱ローラ装置(ローラ装置)
W・・・被加熱物
2・・・ローラ本体
21・・・ローラ本体の側周壁
201・・・気体流通路
202・・・通気口
3・・・誘導発熱機構(加熱機構)
4・・・ジャーナル
401・・・ジャーナル内部流路
51・・・機台
X1・・・気体吸込領域
θ・・・気体吸込領域の角度範囲
X2・・・気体吹出領域
θ・・・気体吹出領域の角度範囲
8・・・領域変更機構
81・・・スライド体
Sa・・・気体排出空間
811a・・・第1の凹部
Sb・・・気体供給空間
811b・・・第1の凹部
9・・・吸引装置
10・・・気体源

Claims (9)

  1. 回転自在に支持されるローラ本体と、
    前記ローラ本体の中空内に設けられて、前記ローラ本体を加熱又は冷却する機構と、
    前記ローラ本体の側周壁の全周に亘り間隔を空けて設けられて、軸方向に沿って気体を流通する複数の気体流通路と、
    前記各気体流通路に対応して設けられて、当該気体流通路に連通して前記ローラ本体の表面に開口する複数の通気口と、
    前記複数の気体流通路のうち気体を吸い込む気体流通路を変更して、前記通気口から気体が吸い込まれる気体吸込領域を周方向において変更する領域変更機構とを具備するローラ装置。
  2. 前記領域変更機構が、周方向に連続する気体流通路から気体を吸い込むものであり、その周方向に連続する気体流通路の本数を変更して、前記気体吸込領域の周方向の角度範囲を変更するものである請求項1記載のローラ装置。
  3. 前記ローラ本体の軸方向端部に固定され、機台により回転自在に支持されるジャーナルと、
    前記ジャーナルの側周壁に設けられて、一端が前記気体流通路に連通するとともに他端が前記ジャーナルの側周面に開口する複数のジャーナル内部流路とを備え、
    前記領域変更機構が、前記複数のジャーナル内部流路のうち気体を吸い込むジャーナル内部流路を変更することにより、気体を吸い込む気体流通路を変更するものである請求項1又は2記載のローラ装置。
  4. 前記各ジャーナル内部流路が、2以上の気体流通路と接続されている請求項3記載のローラ装置。
  5. 前記領域変更機構が、前記ジャーナルに対して周方向に固定されるとともに軸方向にスライド可能に装着されたスライド体を有し、
    前記スライド体が、吸引装置により前記ジャーナル内部流路から気体を吸い込むものであり、その内面に前記ジャーナル内部流路の側周面との間に気体排出空間を形成する凹部が形成されており、前記ジャーナルに対する軸方向の位置に応じて、前記凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数が変更されるものである請求項3又は4記載のローラ装置。
  6. 回転自在に支持されるローラ本体と、
    前記ローラ本体の中空内に設けられて、前記ローラ本体を加熱又は冷却する機構と、
    前記ローラ本体の側周壁の全周に亘り間隔を空けて設けられて、軸方向に沿って気体を流通する複数の気体流通路と、
    前記各気体流通路に対応して設けられて、当該気体流通路に連通して前記ローラ本体の表面に開口する複数の通気口と、
    前記複数の気体流通路のうち気体を吸い込む気体流通路及び気体を吹き出す気体流通路を変更して、前記通気口から気体が吸い込まれる気体吸込領域及び前記通気口から気体が吹き出される気体吹出領域を周方向において変更する領域変更機構とを具備するローラ装置。
  7. 前記領域変更機構が、周方向に連続する気体流通路から気体を吸い込むとともに、周方向に連続する気体流通路に気体を導入するものであり、それら周方向に連続する気体流通路の本数を変更して、前記気体吹出領域及び前記気体吹出領域の周方向の角度範囲を変更するものである請求項6記載のローラ装置。
  8. 前記ローラ本体の軸方向端部に固定され、機台により回転自在に支持されるジャーナルと、
    前記ジャーナルの側周壁に設けられて、一端が前記気体流通路に連通するとともに他端が前記ジャーナルの側周面に開口する複数のジャーナル内部流路とを備え、
    前記領域変更機構が、前記複数のジャーナル内部流路のうち気体を吸い込むジャーナル内部流路及び気体を導入するジャーナル内部流路を変更することにより、気体を吸い込む気体流通路及び気体を吹き出す気体流通路を変更するものである請求項6又は7記載のローラ装置。
  9. 前記領域変更機構が、前記ジャーナルに対して周方向に固定されるとともに軸方向にスライド可能に装着されたスライド体を有し、
    前記スライド体が、吸引装置により前記ジャーナル内部流路から気体を吸い込むとともに、気体源から供給される気体を前記ジャーナル内部流路に導入するものであり、その内面に前記ジャーナル内部流路の側周面との間に気体排出空間を形成する第1の凹部及び気体供給空間を形成する第2の凹部が形成されており、前記ジャーナルに対する軸方向の位置に応じて、前記第1の凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数及び前記第2の凹部に連通するジャーナル内部流路の開口数が変更されるものである請求項8記載のローラ装置。
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