JP2013155484A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引違い窓は、窓枠、障子、障子の戸先框43の屋内側の見付面に固定された錠本体52、窓枠に設けられた錠受け部材51を備える。錠本体52は、フック部543と、フック部543を戸先框43に近づく屋外方向に付勢する付勢部材を備える。建具枠は、戸先框43とフック部543との間に配置される中間見付け片部134を備える。中間見付け片部134は気密材135を備える。建具枠は、フック部が当接する移動規制面136を備える。移動規制面136から気密材135の屋外側端部までの見込み寸法Aと、戸先框43の接触面43Aからフック部543の当接部545までの見込み寸法Bと、移動規制面136から中間見付け片部134の屋外面までの見込み寸法Cとは、C<B<Aに設定されている。
【選択図】図6
Description
この特許文献1の戸先錠は、縦枠に取り付けた錠受け部材と、障子の戸先框に取り付けた錠本体とを備えている。そして、錠本体のフック部材を、錠受け部材の係合孔に係合させることで、障子をスライド移動できないように施錠している。
そして、縦枠および戸先框に引き寄せ機構を設け、障子を閉めた際に、戸先框を建具枠に設けた気密材側に引き寄せて、気密材を戸先框に密着させていた。
従って、障子を閉めて、戸先框の前記接触面および前記当接部間に、建具枠の気密材保持部および気密材が配置されると、前記フック部の当接部が移動規制面に当接し、付勢部材の付勢力で戸先框が気密材保持部側に引き寄せられる。このため、戸先框の接触面と気密材との密着が強くなり、気密性を向上できるとともに、戸先框のがたつきも防止できる。また、戸先錠が戸先框の引き寄せ機構を兼用しているので、部品点数を低減できて建具の組立性を向上でき、コストも低減できる。
従って、障子を閉めて、建具枠の移動規制面および気密材保持部間に、戸先框が配置されると、前記フック部が移動規制面に当接し、付勢部材の付勢力で戸先框が気密材保持部側に引き寄せられる。このため、戸先框の接触面と気密材との密着が強くなり、気密性を向上できるとともに、戸先框のがたつきも防止できる。また、戸先錠が戸先框の引き寄せ機構を兼用しているので、部品点数を低減できて建具の組立性を向上でき、コストも低減できる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2において、第1実施形態に係る建具としての引違い窓1は、建具枠である窓枠2と、内外の障子3、4とを備えて構成されている。
窓枠2は、上枠11、下枠12および左右の縦枠13,14を備えて構成される。上枠11および下枠12は、押出成形で製造された合成樹脂材であり、上レール15、下レール16を備えている。
中間見付け片部134の見付け方向先端には、屋外側つまり外障子4側に向かって軟質の気密材135が突設されている。また、縦枠本体部131の外面の室外側端部および室内側端部には、縦枠13の見付け方向外側に向かって軟質の気密材137,138が突設されている。
従って、縦枠13は、気密材135,137,138部分が軟質の樹脂製とされ、他の部分は硬質の樹脂製とされた二色押出成形で製造されている。
中間見付け片部144の見付け方向先端には、屋内側つまり内障子3側に向かって軟質の気密材145が突設されている。また、縦枠本体部141の外面の室外側端部および室内側端部には、縦枠14の見付け方向外側に向かって軟質の気密材147,148が突設されている。
従って、縦枠14も、気密材145,147,148部分が軟質の樹脂製とされ、他の部分は硬質の樹脂製とされた二色押出成形で製造されている。
内障子3および外障子4は、前記上レール15、下レール16に沿って窓枠2内を左右方向にスライド移動可能に支持されている。
内障子3は、上框31、下框32、戸先框33、召合せ框(戸尻框)34を枠組みして構成され、内部にガラス35を保持している。
外障子4は、上框41、下框42、戸先框43、召合せ框(戸尻框)44を枠組みして構成され、内部にガラス45を保持している。
外障子4の戸先框43は、戸先框33と同様に、框本体431と、框本体431の中空部内に配置された補強部材432とを備える。ここで、戸先框43の屋内側の見付面によって、前記気密材135が接触する接触面43Aが構成されている。
框本体341の屋外面には、框本体341の長手方向(上下方向)に沿って連続し、かつ、断面L字状の突起部343、344が、框本体341に一体に形成されている。これらの突起部343、344のうち、内障子3の外周側の突起部343の屋外面にはリップ状の気密材345が上下方向に連続して一体に形成されている。
框本体441の屋内面には、框本体441の長手方向(上下方向)に沿って連続し、かつ、断面L字状の突起部443、444が框本体441に一体に形成されている。これらの突起部343、344のうち、外障子4の外周側の突起部443の屋内面にはリップ状の気密材445が上下方向に連続して一体に形成されている。
戸先框43および縦枠13には、戸先錠50が設けられている。戸先錠50は、縦枠13に取り付けられた錠受け部材51と、戸先框43に取り付けられた錠本体52とを備える。
錠受け部材51は、図3にも示すように、金属板をL字状に折り曲げて形成されている。このため、錠受け部材51は、縦枠13に固定される固定板部511と、この固定板部511から直交方向に延長された係合板部512とを備える。
錠受け部材51は、中間見付け片部134および室内見付け片部133間に配置され、固定板部511に形成された孔514から縦枠13を介して建物の躯体(壁など)にねじ込まれる図示略のネジで縦枠13に取り付けられている。
錠本体52は、図4、5にも示すように、台座53、摘み54、ピン55、付勢部材である板バネ56、裏板57、ビスカバー58を備えて構成されている。
台座53には、図示略のネジ(ビス)が挿通される取付孔531が形成されている。そして、この取付孔531に挿通されたネジを、戸先框43にねじ込むことで、錠本体52は戸先框43の屋内面に取り付けられる。
この摘み54の軸孔542が形成されたフック部543の基端部を前記貫通孔532の位置に配置すると、軸孔542の開口は、長溝533に連通する。従って、ピン55を台座53の裏面から長溝533を介して前記軸孔542に挿入することで、摘み54は台座53に対してピン55を軸に回動自在に保持される。
この板バネ56の押圧部562は、前記フック部543が前記戸先框43側に近づく方向に前記摘み54を付勢している。
このような錠本体52において、利用者が前記板バネ56の付勢力よりも大きな力で、前記摘み54の操作バー541を台座53側に押し込むと、前記フック部543は、その先端が戸先框43から離れる方向に回動する。
一方、利用者が押し込んでいた操作バー541を離すと、前記フック部543は、前記板バネ56の付勢力により、その先端が戸先框43に近づく方向に回動し、フック部543が台座53に当接した位置で停止する。
従って、中間見付け片部134の屋内面によって移動規制面136が構成され、フック部543の先端によって移動規制面136に当接する当接部545が構成されている。
そして、本実施形態では、前記寸法Bは寸法Aよりも小さな寸法に設定されている。本実施形態では、寸法Aは、寸法Bの1.2〜1.3倍程度に設定されている。また、前記寸法Bは、寸法Cよりも大きな寸法に設定されている。従って、各寸法A,B,Cは、C<B<Aの関係に設定されている。
そのまま、外障子4を閉めると、図8に示すように、フック部543の先端は、錠受け部材51の係合板部512に当接し、さらに係合孔513に移動する。このため、フック部543は、前記板バネ56の付勢力によって、戸先框43に近づく方向に回動する。
内障子3の戸先框33および縦枠14には、戸先錠60が設けられている。戸先錠60は、縦枠14に取り付けられた錠受け部材61と、戸先框33に取り付けられた錠本体52とを備える。
錠受け部材61は、図9にも示すように、金属板を折り曲げて形成されている。このため、錠受け部材61は、縦枠14に固定される固定板部611と、この固定板部611から直交方向に延長された直交板部612と、直交板部612の端部から固定板部611側とは反対側に延長されてさらに斜め方向に折り曲げられた係合板部613とを備える。
なお、係合板部613の幅寸法(縦枠14に沿った上下方向の寸法)は、固定板部611や直交板部612の幅寸法(縦枠14に沿った上下方向の寸法)よりも小さな寸法に設定されている。さらに、係合板部613の幅寸法は、フック部543の幅寸法よりも小さな寸法に設定されている。
戸先錠60の錠本体52は、戸先錠50の錠本体52と同じものであるため、説明を省略する。この戸先錠60の錠本体52も、図示略のネジで戸先框33の屋内面(見付面)に取り付けられている。
一方、利用者が押し込んでいた操作バー541を離すと、前記フック部543は、前記板バネ56の付勢力により、その先端が戸先框33に近づく方向に回動し、フック部543が台座53に当接した位置で停止する。
従って、縦枠14において、室内見付け片部143の屋内面によって移動規制面146が構成され、フック部543の先端によって移動規制面146に当接する当接部545が構成されている。
また、図9の状態における戸先框33の接触面33Aと、フック部543の当接部545との見込み寸法を寸法Eとする。ここで、前記フック部543の当接部545は、利用者が摘み54を押し込むことなどで、見込み方向に移動するが、前記寸法Eは前記当接部545が最も戸先框33に近づいた状態の寸法、つまり最小寸法である。
そして、本実施形態では、前記寸法Dは寸法Eよりも小さな寸法に設定されている。本実施形態では、寸法Eは、寸法Dの1.1〜1.2倍程度に設定されている。
そのまま、内障子3を閉めると、図10に示すように、フック部543の先端が錠受け部材61の係合板部613の端部を超えて移動する。このため、フック部543は、前記板バネ56の付勢力によって、戸先框33に近づく方向に回動する。
このとき、戸先框33の接触面33Aの見込み方向の位置は、フック部543の先端の当接部545が移動規制面146に当接する位置で最も屋外側となる。この際、フック部543の当接部545つまり移動規制面146から接触面33Aまでの見込み寸法は、前記板バネ56の付勢力によって寸法Dに維持される。従って、移動規制面146から寸法D(D<E)の位置にある気密材145の屋内側端部は、通常は接触面33Aに接触し、気密性を確保する。
次に、内障子3の召合せ框34および外障子4の召合せ框44間の引寄せ機構70に関して説明する。
図11、12に示すように、召合せ框の引寄せ機構70は、第1召合せ框である召合せ框34に取り付けられた第1引寄せ片71と、第2召合せ框である召合せ框44に取り付けられた第2引寄せ片72とを備える。
第1引寄せ片71は、召合せ框34の屋外面に図示略のネジで固定された板状部材である。召合せ框34の框本体341の屋外面には、前述の通り、断面L字状の突起部343、344が一体に形成されている。ここで、第1引寄せ片71の厚さ寸法(引違い窓1の見込み方向の寸法)は、突起部343、344の見込み方向の寸法(框本体341の屋外面からの突出寸法)以下に設定されている。このため、第1引寄せ片71は、突起部343、344よりも屋外側に突出しないように取り付けられている。
このため、第1引寄せ片71が配置される部分に対応する突起部344は切り欠かれており、この切り欠き部分に第1引寄せ片71が取り付けられている。そして、第1引寄せ片71の第1当接部711は、召合せ框34よりも戸先框33側に突出されている。この第1当接部711の端部には、戸先框33側に向かうにしたがって屋外側の位置となるように傾斜された傾斜面713が形成されている。
第2引寄せ片72は、召合せ框44に図示略のネジで固定された固定板部721と、固定板部721から連続して形成された保持部722とを備えている。
固定板部721は、召合せ框44のガラス保持側とは反対側つまり縦枠14に対向する見込み面に固定されている。
すなわち、保持部722は、第2当接部7222の見込み方向の位置が召合せ框34の見込み寸法内となるように形成されている。このため、第2当接部7222の見込み方向の位置は、召合せ框34の突起部343、344よりも屋内側に設定され、前記第1引寄せ片71の第1当接部711に当接可能な位置とされている。
第2当接部7222の端部には、召合せ框34側に向かうにしたがって屋外側の位置となるように傾斜された傾斜面723が形成されている。
障子3,4を閉じた際に、各召合せ框34、44が見込み方向に離れていても、第1当接部711および第2当接部7222の端面同士が当接すれば、その傾斜面713、723の案内で、各召合せ框34、44は互いに近づく方向に引き寄せられる。
このため、突起部343から突設された気密材345は、突起部444の屋内面に確実に密着し、突起部443から突設された気密材445は、突起部344の屋外面に確実に密着する。
(1)外障子4の戸先錠50において、前記各寸法A,B,Cを、C<B<Aの関係に設定しているので、外障子4を閉めると前記フック部543の当接部545が移動規制面136に当接し、板バネ56の付勢力で戸先框43が気密材保持部である中間見付け片部134側に引き寄せられる。このため、戸先框43の接触面43Aと気密材135との密着が強くなり、気密性を向上できるとともに、戸先框43のがたつきも防止できる。また、戸先錠50が戸先框43の引き寄せ機構を兼用しているので、部品点数を低減できて引違い窓1の組立性を向上でき、コストも低減できる。
次に、本発明の第2実施形態について、図13、14を参照して説明する。
第2実施形態では、外障子4の戸先框43に密着する気密材135を、縦枠13の室外見付け片部132に設けている。すなわち、気密材135を、室外見付け片部132の屋内面から屋内側に突設し、戸先框43の屋外側の接触面43Bに接触させている。従って、第2実施形態では、室外見付け片部132が気密材保持部として機能する。
また、この気密材135の位置の変更に伴い、外障子4の戸先錠50Aを、第1実施形態の戸先錠50と異なる構成としている。
錠受け部材51Aは、第1実施形態の錠受け部材51と同様に、固定板部511、係合板部512、係合孔513を備えている。そして、縦枠13の中間見付け片部134から所定寸法離れた位置に、係合板部512を配置している。
すなわち、錠本体52Aの摘み54Aは、前記板バネによって、前記フック部543Aが戸先框43から離れる方向つまり屋内側に向かう方向に付勢されている。
一方、戸先框43において前記気密材135が接触する接触面43B(戸先框43の屋外側の見付面)から、戸先框43の移動規制面515に当接する前記フック部543Aの当接部545までの見込み寸法を寸法Bとする。
さらに、前記移動規制面515から室外見付け片部132の屋内面つまり気密材135の基端部までの見込み寸法を寸法Cとする。
ここで、前記寸法Aは、寸法Bよりも小さな寸法に設定されている。本実施形態では、寸法Bは、寸法Aの1.1倍程度に設定されている。また、前記寸法Bは、寸法Cよりも小さな寸法に設定されている。従って、各寸法A,B,Cは、A<B<Cの関係に設定されている。
そのまま、外障子4を閉めると、図14に示すように、フック部543Aの先端が錠受け部材51Aの係合孔513に係合する。このため、フック部543Aは、前記板バネの付勢力によって、戸先框43から離れる方向に回動する。
このとき、戸先框43の接触面43Bの見込み方向の位置は、フック部543Aの当接部545が移動規制面515に当接する位置で最も屋外側となる。この際、フック部543Aの当接部545つまり移動規制面515から戸先框43の接触面43Bまでの見込み寸法は、前記板バネの付勢力によって寸法Bに維持される。従って、移動規制面515から寸法A(A<B)の位置にある気密材135の屋内側端部は、確実に戸先框43の接触面43Bに接触し、気密性を確保する。
すなわち、外障子4の戸先錠50Aにおいて、前記各寸法A,B,Cを、A<B<Cの関係に設定しているので、外障子4を閉めると前記フック部543Aの当接部545が移動規制面515に当接し、板バネ56の付勢力で戸先框43が気密材保持部である室外見付け片部132側に引き寄せられる。このため、戸先框43の接触面43Bと気密材135との密着が強くなり、気密性を向上できるとともに、戸先框43のがたつきも防止できる。また、戸先錠50Aが戸先框43の引き寄せ機構を兼用しているので、部品点数を低減できて引違い窓1の組立性を向上でき、コストも低減できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
たとえば、前記第1実施形態では、中間見付け片部134の屋内面を移動規制面136としていたが、中間見付け片部134から錠受け部材51を離して配置した場合のように、フック部543を錠受け部材51に当接させて錠受け部材51に移動規制面を設けてもよい。同様に、第2実施形態では、縦枠13側に移動規制面を設けてもよい。
また、窓枠2や各障子3,4は、樹脂製のものに限らず、アルミ形材で構成したものや、アルミ形材と樹脂材とを組み合わせたものなど、従来から知られている各種の窓枠や障子が利用できる。
Claims (3)
- 建具枠と、
前記建具枠内にスライド開閉自在に配置された障子と、
前記障子の戸先框の屋内側の見付面に固定された錠本体と、
前記建具枠に設けられた錠受け部材とを備えた建具であって、
前記錠本体は、フック部と、前記フック部を前記戸先框に近づく屋外方向に付勢して前記錠受け部材に係合させる付勢部材とを備え、
前記建具枠は、前記障子を閉めた際に、前記戸先框とフック部との間に配置される気密材保持部を備え、
前記気密材保持部の屋外面には、前記障子を閉めた際に、前記戸先框に接触する気密材が設けられ、
前記建具枠または前記錠受け部材は、前記障子を閉めた際に前記付勢部材で付勢されたフック部が当接して、前記フック部の前記戸先框に近づく方向の移動を規制する移動規制面を備え、
前記障子を開いた状態での前記移動規制面から、前記気密材の屋外側端部までの見込み寸法を寸法Aとし、
前記戸先框において前記気密材が接触する接触面から、前記フック部における前記移動規制面に当接する当接部までの見込み寸法を寸法Bとし、
前記移動規制面から前記気密材保持部の屋外面までの見込み寸法を寸法Cとした場合、
寸法Bは、前記寸法Cよりも大きく、かつ、寸法Aよりも小さい寸法に設定されている建具。 - 建具枠と、
前記建具枠内にスライド開閉自在に配置された障子と、
前記障子の戸先框の屋内側の見付面に固定された錠本体と、
前記建具枠に設けられた錠受け部材とを備えた建具であって、
前記錠本体は、フック部と、前記フック部を前記戸先框から離れる屋内方向に付勢して前記錠受け部材に係合させる付勢部材とを備え、
前記建具枠は、前記障子を閉めた際に、前記戸先框の屋外側に配置される気密材保持部を備え、
前記気密材保持部の屋内面には、前記障子を閉めた際に、前記戸先框に接触する気密材が設けられ、
前記建具枠または前記錠受け部材は、前記障子を閉めた際に前記付勢部材で付勢されたフック部が当接して、前記フック部の前記戸先框から離れる方向の移動を規制する移動規制面を備え、
前記障子を開いた状態での前記移動規制面から、前記気密材の屋内側端部までの見込み寸法を寸法Aとし、
前記戸先框において前記気密材が接触する接触面から、前記フック部における前記移動規制面に当接する当接部までの見込み寸法を寸法Bとし、
前記移動規制面から前記気密材保持部の屋内面までの見込み寸法を寸法Cとした場合、
寸法Bは、前記寸法Aよりも大きく、かつ、寸法Cよりも小さい寸法に設定されている建具。 - 前記建具枠内には、前記障子として内障子および外障子が設けられ、
前記各障子の召合せ框の一方である第1召合せ框には第1引寄せ片が取り付けられ、他方の第2召合せ框には第2引寄せ片が取り付けられ、
前記第1引寄せ片は、前記第1召合せ框の見込み寸法内に配置され、かつ、前記第1召合せ框から第1召合せ框が保持するガラス側の見付け方向に突出する第1当接部を備え、
前記第2引寄せ片は、前記第1召合せ框の見込み寸法内まで延長されて前記第1当接部に当接する第2当接部を備え、
前記第1当接部および第2当接部は、互いに当接した際に、前記第1召合せ框および第2召合せ框を互いに近づく方向に引き寄せて、前記第1召合せ框または第2召合せ框の少なくとも一方に設けられた気密材を、他方の見付面に密着させる請求項1または請求項2に記載の建具。
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JP2012014600A JP5728404B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | 建具 |
Publications (2)
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JP2016014245A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 株式会社Lixil | 上げ下げ窓 |
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