JP2013153891A - 医療用挿管固定具 - Google Patents

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孝之 香高
Fusao Terada
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Abstract

【課題】
本発明の課題は、内側の固定体が全方向の移動ができず、患者が、一旦外側の固定体を外したあとでないと、内側の固定体が容易に外せないものであり、更に、ワンタッチで取り付け・取り外しが簡単な医療用挿管固定具を提供することである。
を図ることである。
【解決手段】
本発明の医療用挿管固定具は、患者の皮膚に当接し全方位の移動を妨げる付着固定体を有し、直接外し動作ができないように付着固定体を外側から包囲し、患者の体に巻きつけ固定する外包固定体を有する。この二重の固定構造に加えて、付着固定体と外包固定体のいずれか又は両者により医療用挿管が把持されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療上の治療における点滴、透析、輸血などの血管へ挿入するものや、気管カニューレ、気管チューブ、カテーテルなどの医療用挿管を体に患者の体に固定するための医療用挿管固定具に関するものである。
従来、点滴を例に取ってみると、患者の対象とする静脈に点滴針を挿入し、点滴針の把手部の外管を外した後、これに点滴管に接続した管ユニットを挿入して、粘着テープ等で患者の身体に固定していた。このような医療用に体の中に挿入して治療に供される医療用の挿管として、点滴管以外に透析、輸血や気管カニューレ、気管チューブ、カテーテルなど沢山のものが挙げられる。
医療安全分野の調査によれば、これらに共通して施療中の医療用挿管の引き抜き事故の割合が極めて高く、しかも、睡眠中や、意識外や或いは故意による患者本人による引き抜きが多いことが問題になって久しい。勿論、引き抜きにより治療が満足にいかないだけでなく、場合によっては死亡事故につながる生命の危険がある。このような事情に対応して、
多くの対策が提案されている。
1は、引き抜きができないための提案であり、これには、対象部を固定するものと、引き抜く動作ができないように手を使えなくするものがある。2は、引き抜きがあったことをセンスして回復させる検知するものがある。本発明は、1の場合の提案であるが、これには従来例として、特許文献1では、患者の手を使えなくする手袋(ミット)を被せるもの、特許文献2では、医療用挿管が施術された腕に包囲する筒状体(袖口)が提案されている。
手袋は、手を使えないため引き抜きができないという点で優れているが、その他の動作も制限されてしまい、「動作を制限されているという」患者への精神的負荷が大きいので必ずしも良い対策ではない。筒状体(袖口)は、図8に示すようなものであり、施術された管部を腕ごと覆ってしまい、袖口で例えば腕に締め付けるように固定するため、固定後は動かず、更に、医療用挿管に触れることはできないため、引き抜くことはできないように思われる。しかしながら、腕に締め付ける固定は、腕を袖の固定帯で巻くように固定するので、腕の横方向にはずれないように思われるが、実際は回転するほうにずれることと、最も良くないのは、帯を巻いた方向とは直角が腕の長手方向には容易にずれるため、実際は簡単に引き抜きができてしまう欠点がある。即ち、衣服の袖口と同様に、袖口の腕の周りの回転と腕の前後への移動が容易なことと同じなため、引き抜きの対策のための固定としては、不十分であった。
実用新案登録第3134866号 特開2002−35120
本発明の課題は、内側の固定体が全方向の移動ができず、患者が、一旦外側の固定体を外したあとでないと、内側の固定体が容易に外せないものであり、更に、ワンタッチで取り付け・取り外しが簡単な医療用挿管固定具を提供することである。
本発明の医療用挿管固定具は、患者の皮膚に当接し少なくとも皮膚面に沿った全方向の移動を妨げる付着固定体を有し、直接外し動作ができないようにこの付着固定体を外側から包囲し、患者の体に巻きつけ固定する外包固定体を有する。この二重の固定構造に加えて、前記付着固定体と前記外包固定体のいずれか又は両者により医療用挿管が把持されていることを特徴とする。
以下請求項に沿って述べる。
請求項1記載の発明は、医療用挿管固定具であって、患者の皮膚に当接し少なくとも皮膚面に沿った全方向の移動を妨げる第一の固定を行う付着体を有する付着固定体を有し、直接外し動作ができないようにこの付着固定体を外側から包囲し、患者の体に第二の固定を行う外包固定体を有し、前記付着固定体と前記外包固定体のいずれか又は両者により医療用挿管が把持されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の医療用挿管固定具において、前記付着固定体と前記外包固定体が一体に構成されているか、又は、前記付着固定体と前記外包固定体の間を相互に接続し接続分離可能な第一相互結合具を介して一体化されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の医療用挿管固定具において、前記外包固定体が身体を巻き締めることが可能な巻き帯と、前記巻き帯の両端に前記両端を相互に結合する結合体を有し、前記両端の一方の端が、二つに分かれることで、前記両端の他方の端を交互に挟み込むようにしたことで2段階の取り外しを必要としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記医療用挿管を溝内に納めてガイドするガイド溝又は前記医療用挿管を巻くかジグザグに沿わせるように絡ませて這わせるためのガイドピンを備えた挿管ガイド部を前記付着固定体又は前記外包固定体のいずれかに備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記付着固定体又は前記外包固定体の表面、又は前記挿管ガイド部、又は前記医療用挿管のいずれか1つに、屈曲したガイド溝、又は前記医療用挿管を付着する粘着体、又はギザギザの凹凸をもつ挿管用押さえ体による医療用挿管把持手段を備えて、前記医療用挿管を前記付着固定体又は前記外包固定体に対してズレ抜けることが無いようにしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記付着固定体又は前記外包固定体に透明部を備えて、医療用挿管に被せる場合に位置関係が見やすいようにしたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、第一の固定を行う付着体が粘着パッドである場合に、前記粘着パッドを両面粘着性として交換可能にしたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記患者の皮膚からの前記医療用挿管固定具の密着状態の緩み又は前記付着固定体からの前記外包固定体の密着状態の緩みを検出する検出手段を備え、前記密着状態の緩みを検出したときに警報出力する警報手段を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記警報手段は、密着状態の緩みを検出する前記検出手段は、前記外包固定体の面に垂直方向に前記密着状態に対応して移動可能な移動検出ノブを備えるか、又は前記密着状態の外れを検知する近接センサー又は磁気センサー又は光学センサーを備え、警報音発生器を駆動する駆動体を有する機械式又は電気式の警報手段であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記移動検出ノブによって警報音発生器を駆動する前記駆動体は、密着状態の緩みがある場合の前記移動検出ノブの位置では前記警報音発生器を駆動し、密着状態の緩みがない場合の前記移動検出ノブの位置では前記警報音発生器を駆動しないものであるが、医療従事者が密着状態を解除する場合に前記警報音発生器が駆動されないように駆動不能状態に切り替える切り替え手段を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記駆動不能状態に切り替える切り替え手段は、前記医療用挿管固定具を患者の身体に取り付けた際に元の駆動可能状態にもどるための取り付け密着状態を検知する補助ノブ又は補助スイッチを前記医療用挿管固定具に備えたことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記駆動体は、前記移動検出ノブの位置により回転の可能・不能が決められた機械回転式の回転棒であり、前記回転棒の回転により前記回転棒に備えた打撃片により警報具を打撃することにより警報音を出力することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項1から請求項12のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具において、前記回転棒の駆動力が、前記回転棒と前記医療用挿管固定具の不動の部分との間に取り付けられた弾性復元体による駆動具で与える場合に、前記弾性復元体に歪を与えるように前記回転棒を手動により回す場合には、前記移動検出ノブによる回転不能状態が解除され、前記回転棒を離した場合に、前記移動検出ノブによる回転不能状態に復帰するようにし、密着状態を外れた前記移動検出ノブの位置になって初めて、前記回転棒が回転して前記警報具が打撃されるようにしたことを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本発明による医療用挿管固定具は、全方位の方向にずれが生じないだけでなく、患者が意図的外すには、一旦、外側の外包固定体を外してから、内部の付着固定体を外さなければ、外すことができないため、睡眠中や、意識外や或いは故意による患者本人による引き抜きが不可能になる。故意による引き抜きは、一般には、正常な意識と判断力を有している患者では起こらない。意識のしっかりした患者は、身の危険があることをわざわざ行わないからである。一方、正常な意識と判断力を持たない、例えばボケなど症状が進行した意識障害を有する患者が、身の危険に至るなどのリスクを感じることなく、引き抜きを行ってしまのであるが、外側の外包固定体を外して、その後内側の付着固定体を外して引き抜きを行うという2段階の動作になっていることで、外し動作が達成される確率が極めて低くなる。又、外包固定体の結束を2重にするとなお、外し動作が達成されることがよりされなくなる。
本発明の医療用挿管固定具の一実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管固定具の別の実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管固定具の別の実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管固定具の付着固定体の吸引部の一実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管固定具の付着固定体に備えた医療用挿管把持手段の一実施態様を示す図である。 取り外しにより警報を発する手段を有する本発明の医療用挿管固定具の一実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管固定具を使用のため取り付ける流れの一実施態様を示す図である。 医療用挿管の引き抜きを防止する従来の手段の例を示す図である。
本発明の医療用挿管固定具は、患者の皮膚に当接し少なくとも皮膚面に沿った全方向の移動を妨げる第一の固定を行う付着体を有する付着固定体を有し、直接外し動作ができないようにこの付着固定体を外側から包囲し、患者の体に第二の固定を行う外包固定体を有する。この二重の固定構造に加えて、前記付着固定体と前記外包固定体のいずれか又は両者により医療用挿管が把持されるようになっていることを特徴とする。
以下図に沿って説明する。
図1は、本発明の医療用挿管固定具の一実施態様を示す図である。
1−Aには、医療用挿管固定具100の斜視図、1−Bには、A−Aで切った断面図を示す。医療用挿管固定具100は、付着固定体110とこれを覆う外包固定体120を有している。
付着固定体110は、患者の皮膚に当接させ、少なくとも皮膚面に沿った全方向の移動を妨げる付着具111とこれを支持する固定基板112を有している。付着具111としては、患者の皮膚との間で付着させて全方位の方向に動かないために、粘着、吸着による付着がよい。ここでは、吸引パッド111Aの例が示されている。固定基板112は、更にこれを覆うようにカバーする外包固定体120に一体に取り付けられている例である。外包固定体120は、図に示すように、腕や脚や首や胴体などの柱状体の体を巻き締めることが可能な巻き帯120Aを有し、その先端に巻き帯120Aを結合する結合体121を有している。
帯の両端を結んでもよいが、結合体121は、簡単に使用可能なようにホックやファスナー止め、又はこの図の例のように面ファスナーを帯の両端122に備えることが好都合である。更に、この図のように、帯の両端122において、帯の一端122Aに対して帯の他端122Bの裏面を結合し、帯の他端122Bの表面を帯の一端122Aと繋がった帯の別の一端122Cを結合する2段階の結合にすると、引き抜きの事故の可能性を低減することができる。この構造では、内側の付着具111は外包固定体120に包みこまれて、直接触ることができないので、取り外すことはできず、横方向などのずれも起こらない。結合体121である面ファスナーの2段階の結合を順次外してから、付着固定体110を外さなければ引き抜きができない。以上の例は、付着固定体110と外包固定体120が一体構成されている例である。勿論、付着固定体110と外包固定体120を別体構成することも可能であり、この間を使用時に結合可能にしておけばよい。
図2は、本発明の医療用挿管固定具の別の実施態様を示す図である。付着固定体110と外包固定体120が別体に構成されている。2−Aと2−Bは、付着固定体110の二つの例を示し、2−Cは、外包固定体120を示している。一体構成では、取り付けが1回でできる利点があるが、当然ながら医療用挿管を身体に挿入して上から取り付ける形態しかできない。これに対して、別体に構成したものの利点は、医療用挿管を身体に挿入する前後のいずれでも付着固定体110を取り付けることが可能となる。即ち、医療用挿管と付着固定体110の上下(取り付け前後)関係が自由となり、付着固定体110の上に備えたガイドに医療用挿管を支持することにおいて容易である。尚、付着固定体110の固定基板112が透明であると、医療用挿管に被せる場合に位置関係が見やすいので都合がよい。尚、外包固定体120も透明であるとどうようの理由で使いやすく、特に一体型では好都合である。
そして、付着固定体110の表と外包固定体120の裏には、お互いを位置決め、又は接続のための雄雌対応の凹凸や、ホック、面ファスナーなどの第一相互結合具201を備えている。即ち、接続分離可能な結合具を介して付着固定体110と外包固定体120が一体化されるものである。従って、使用時には、全方向に移動ずれないようになっている。
2−Aでは、医療用挿管をガイドする挿管ガイド部202を備えている。挿管ガイド部202は、付着固定体110と外包固定体120のいずれにも取り付けることが可能である。
挿管ガイド部202として、医療用挿管を溝内に納めてガイドするガイド溝202Aを付着固定体110に備えている例である。又、第一相互結合具201としてここでは、雄又は雌の凹凸部201A又は、面ファスナー201Bを備えた例が示されている。図では、両方を示しているが、片方でよい。
2−Bでは、2−Aとの違いのみ述べると、ガイド溝202Aの代わりにガイドピン202Bが挿管ガイド部202の役割を行う。点線で示すように医療用挿管をガイドピン202Bに巻くか、ジグザグに沿わせるように絡ませて這わせて使用する。
勿論、付着固定体110の下には、患者の皮膚に当接させ、全方位の移動を妨げる付着具111が備わっている。
2−Cでは、外包固定体120は、図に示すように、腕や脚や首や胴体などの体の柱状体を巻き締めることが可能な巻き帯120Aを有し、結合体121を有している。巻き帯120Aと結合体121は、図1のものと同じなので、この部分の説明は省略して、図1と違う部分を述べる。外包固定体120は、付着固定体110を覆う部分に付着固定体110が備えた第一相互結合具201に結合する第二相互結合具203を備えている。
例えば、第一相互結合具201が、雄の凸部では、第二相互結合具203は、これを受け入れる雌の凹部であり、第一相互結合具201が面ファスナーであれば、第二相互結合具203も面ファスナーとなる。
このようであるので、医療用挿管を患者の身体に固定された付着固定体110上に置き保持した状態で、外包固定体120を付着固定体110の上に置くことで、両者が結合し、後は、外包固定体120の巻き帯120Aを腕などに巻き、結合体121で結節すれば、固定が簡単に完成する。
図3は、本発明の医療用挿管固定具の別の実施態様を示す図である。図1との違いのみ記述する。
付着固定体110の付着具111として、図1は吸引パッド111Aの例であったが、図3では、粘着パッド111Bを用いた例である。3−Bと3−Cには、A−Aで切った断面の二つの例を示す。3−Bでは、固定基板112を有する場合であり、3−Cでは、固定基板112が無く、外包固定体120に直接付いている場合である。
図には無いが、図2の別体型の場合も、吸引パッド111Aではなく、粘着パッド111B或いは、粘着シートを用いることが可能である。特に、3−Cにおいて、付着固定体110を粘着パッド111或いは、粘着シートで構成し、外包固定体120と別体型にしたものも簡単で有り可能である。
尚、医療用挿管固定具を取り外したあと何度も使用する場合を想定すると、粘着パッド111Bを用いる場合は、3−Dに示すような所望の形状の両面粘着型の交換用粘着パッド111Bを用意しておくとよい。粘着パッド111Bの交換だけで何度も使用することが可能となる。
図4は、本発明の医療用挿管固定具の付着固定体の吸引部の一実施態様を示す図である。
吸引パッド111Aは、よく知られているように、ゴムや高分子樹脂などの弾力復元性の素材で作られたお椀のような形状で、平面において押し圧によりお椀の凹部の空気を押し出すと、周りの空気圧の押し圧により吸着することになるものである。一般には、4−Aのように凹部401が単数のものが多いが、複数のものでもよい。又、4−Bのように1枚のシート状に多数のミクロの凹部401が集合したマイクロ吸引シート400も利用することができる。こちらは薄くできるのでその利点を生かすことができる。
図5は、本発明の医療用挿管固定具の付着固定体に備えた医療用挿管把持手段の一実施態様を示す図である。5−Aには2−A、5−Bには2−Bが示されているが、図5では、医療用挿管を医療用挿管固定具に対してズレ抜けることが無いように把持する手段の例を示す。挿管ガイド部202が5−Aでは、曲がりくねったガイド溝202A、5−Bでは、複数のガイドピン202Bにより行った。5−Cでは、ガイド溝202Aは、図のように真っ直ぐな直線状であり、その代わりガイド溝202A内か又は医療用挿管に、溝と挿管を付着する挿管用粘着体501を備えている。5−Dでは、5−Bのガイドピン202Bが無い代わりに、固定基板112上又は医療用挿管に、固定基板112と医療用挿管を付着する挿管用粘着体501を備えている。
5−Eでは、ガイド溝202Aの面上にギザギザの凹凸のよる挿管用押さえ体502を設けた例であり、付着固定体110に外包固定体120を取り付けると、挿管用押さえ体502の凹凸で医療用挿管が押さえられて動かなくなる。同様に、5−Fでは、ガイド溝202Aの無い平面上にギザギザの凹凸のよる挿管用押さえ体502がある例である。勿論
ギザギザの凹凸のよる挿管用押さえ体502は、付着固定体110側でなく、外包固定体120側につけることも可能であり効果は同様となる。
磁力を利用する場合は、付着固定体110又は外包固定体120と医療用挿管の間に磁力により引き合う関係の手段を備えれば可能である。
図6は、取り外しにより警報を発する手段を有する本発明の医療用挿管固定具の一実施態様を示す図である。先ず、6−Cの付着固定体110は、今まで説明してきた色々の形態を取れるものであり、説明は同じなので省略する。6−Aでは、外包固定体120が示されていて、巻き帯120Aや図示を省略した結合体121も図1での説明と同じであるので省略する。他の例と違う部分を述べると以下のようである。
6−Bには、機械式の警報装置が示されている。この警報装置は、機械式の警報装置と同様に外れを検知する移動検出ノブの外れたことを検知して警報機を鳴らす或いは他の医療監視端末等に通報する電気式の装置でも勿論可能であるが、構成が簡単な機械式装置の例で説明する。尚、電気式では、電源と制御電子回路、或いは無線等の通信経路を備えれば、移動検出ノブ以外にも近接センサーや、磁気センサー、発光受光素子による光学センサーなども使用でき、センス出力で電子ブザーを鳴らすことや、監視センターに信号を送ることができる。
外包固定体120の巻き帯120Aが外されて緩むと、付着固定体110と外包固定体120の間の密着状態が離れてくる。
移動検出ノブ610は、固定ガイド611に導かれて上下動を行う滑動ノブ612と固定ガイド611と滑動ノブ612の間に備えたバネ等の第一の復元弾性体613があって、滑動ノブ612を上に押す力が働かない場合は、下に下りた状態になっている。滑動ノブ612の他の端には、下記の回転棒の回転を止める係止片614を備えている。
警報器620は、ベル等の警報機620Aとこれを駆動する警報機駆動体620Bを備え、警報機駆動体620Bは、固定回転ガイド621に回転自在に支持された回転棒622と、回転棒622と図示されない外包固定体120の動かない筐体との間に備えたバネ等の第二の復元弾性体623が備えられている。回転棒622の先端には、回転止め片624と他の先端には、回転棒622を回転させて第二の復元弾性体623を締める(バネネジを巻く)ハンドル625を備え、回転棒622の適当な位置には、回転棒622が回転したときには、ベル等の警報機620Aと接触して警報を鳴らす打撃片626を備えている。
固定ガイド611と固定回転ガイド621とベル等の警報機620Aを支持する警報機支持部627は、図示されない外包固定体120の筐体又はこれに繋がる固定体630に固定的に繋がっている。
このようであるので、外包固定体120を付着固定体110に重ねて、巻き帯120Aを締めた状態では、滑動ノブ612が上側に押されて、係止片614が回転止め片624に当たって、回転棒622が回転できないようになっている。逆に巻き帯120Aが外れると、滑動ノブ612が下がって、係止片614が回転止め片624から離れるので、回転棒622は回転可能となり、回転して打撃片626がベル等の警報機620Aを叩き、警報音を発生する。滑動ノブ612が下がったことを受けて、監視センターに異常警報出力として報知することもできる。
回転棒622の回転駆動力は、第二の復元弾性体623の復元弾性力により与えられるが、そのためには、外包固定体120を付着固定体110を重ねて、巻き帯120Aを締めた状態で、ハンドル625をまわして第二の復元弾性体623を締める向きに回転棒622を回転させる。外包固定体120を付着固定体110を重ねられた状態では、滑動ノブ612が押されて上がり、係止片614が回転止め片624に接触しているので、そのままでは回転棒622は回転しないので、回転棒622と回転止め片624の間をネジを巻く一方方向には回転し、反対方向には回転しない(一方向回転)ラチェット結合にするか、又は、回転棒622への回転止め片624の接続を固定的ではなく、回転止め片624を上下(係止片614に離間接近する方向)に動かせるようにして、ハンドル625をまわすときのみ、回転止め片624を上に引き係止片614から離間し、巻いてから戻すようにしてもよい。更に良いのは、ハンドル625操作のみで回転止め片624の離間接近が自ずと可能に構成することもできる。例えば、ハンドルを巻くときにハンドル625により回転棒622を引いた状態では、係止片614と回転止め片624の位置関係がずれて、ハンドル625を回転できて、第二の復元弾性体623を締めることができ、その後、ハンドル625を離すと、第三の復元弾性体628により、回転棒622が戻って、係止片614と回転止め片624が接触するように位置関係が戻ることで、回転棒622は固定される。滑動ノブ612が再び下に下がったときに警報が鳴ることになる。
又、看護者等が外す動作において警報がならないように、回転棒622が回らなくするか、滑動ノブ612を下に下がらないなどの看護者しか知らない切り替え手段を備えることも好都合である。これは、後者の例でいえば、覆い板615を被せた状態では滑動ノブ612が下に出ないようにし、この板をつまみ616で回転させて、被せ状態を解除することで通常の使用状態に戻すものである。尚、このような手段があると、看護者は、通常の状態に戻すことを忘れる場合がおこり、警報がならないことが招来するので、この対策として、図示しない別の補助ノブを設けて、外包固定体120が付着固定体110に押し付けられると補助ノブが押されて、これにより覆い板615が戻る構造にすれば、使用時には自ずと通常の使用状態に戻っている。或いは、ハンドル625をちょっとでも回す動作により、覆い板615を逆回転させるようにしてもよい。以上のように色々の手段が考えられる。
6−Aには、6−Bで示した以上のような機械式の警報装置600が外包固定体120内に備えられている。
尚、警報装置は、外包固定体120側に収容する代わりに、付着固定体110側に収容することも可能である。
図7は、本発明の医療用挿管固定具を使用のため取り付ける流れの一実施態様を示す図である。7−A、7−B、7−Cに各々、点滴針の付設を例にして、付着固定体110と外包固定体120が別体構成で、針挿入を先にした場合、付着固定体の取り付けを針挿入より早くした場合、一体構成の場合の3つの場合の針挿入から外包固定体120で固定までの流れを記述している。
7−Aでは、a.針挿入 b.外針外し c.チューブ取り付け の後に、d.付着固定体取り付け e.外包固定体取り付け の順で行われる。
7−Bでは、a.付着固定体取り付け b.針挿入 c.外針外し d.チューブ取り付け e.外包固定体取り付け の順で行われる。
7−Cでは、a.針挿入 b.外針外し c.チューブ取り付け d.一体型固定具取り付け の順で行われる。
いずれの例を見ても分かるように、針挿入、外針外し、チューブ取り付けという本来の行為に対して、テープを張ったりすることもなく、非常に簡単に取り付けや外しが可能である。
にも関わらず、横ズレや引き抜き方向へのズレもなく、外から外すことも2段階の動作が必要で行い難くなっている。
尚、付着固定体110又は外包固定体120の構成素材としては、吸引パッドや、粘着パッドなどは、一般に使用されているので、議論を要しない。固定基板や、外包固定体の固定基板を押さえる箇所は、堅さが有ったほうがよいが、塩化ビニル、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリプロピレン、PET、ナイロンなどの多くの高分子樹脂が適用でき、巻き帯の分は、柔らかいところなので、これらの高分子合成繊維や自然繊維の布によるもの、不織布、よく曲がる軟質の高分子薄板体などが利用できる。
又、付着固定体110と外包固定体120は、最小のサイズで示したが、回りに広がることで、針挿入とチューブを周辺を含めて患者から見えにくくしたものも可能である。
このようなものは、治療具が刺さっているという見た目を隠して患者の恐れ等の感覚を緩和する上で好都合である。尚、管のガイドや付着パッドは図示にとらわれず複数個を備えることも可能である。外包固定体120を固定した後、外れないように錠をつけ、看護士や医師が所持する鍵でしか開かないようにすることも可能である。又、外包固定体120の表面に、注意書や看護士の名前や、患者の名前、患者の気持ちを和ませるニコニコマークなどのイラスト、メッセージなどを記述することも可能である。
以上のように本発明による医療用挿管固定具は、内側の固定体が全方向の移動ができず、患者が、一旦外側の固定体を外したあとでないと、内側の固定体が容易に外せないものであり、意図せざる或いは意識障害の患者による意図した引き抜き事故を防止でき、医師、看護士などの取り付け・取り外しが簡単であるので、産業上の利用性が極めて大きい。
100 医療用挿管固定具
110 付着固定体
111 付着具
111A 吸引パッド
111B 粘着パッド
112 固定基板
120 外包固定体
120A 巻き帯
121 結合体
122 帯の両端
122A 帯の一端
122B 帯の他端
122C 帯の別の一端
201 第一相互結合具
201A 凹凸部
201B 面ファスナー
202 挿管ガイド部
202A ガイド溝
202B ガイドピン
203 第二相互結合具
400 マイクロ吸引シート
401 凹部
501 挿管用粘着体
502 挿管用押さえ体
600 警報装置
610 移動検出ノブ
611 固定ガイド
612 滑動ノブ
613 第一の復元弾性体
614 係止片
615 覆い板
616 つまみ
620 警報器
620A ベル等の警報機
620B 警報機駆動体
621 固定回転ガイド
622 回転棒
623 第二の復元弾性体
624 回転止め片
625 ハンドル
626 打撃片
627 警報機支持部
628 第三の復元弾性体
630 固定体

Claims (13)

  1. 患者の皮膚に当接し少なくとも皮膚面に沿った全方向の移動を妨げる第一の固定を行う付着体を有する付着固定体を有し、直接外し動作ができないようにこの付着固定体を外側から包囲し、患者の体に第二の固定を行う外包固定体を有し、前記付着固定体と前記外包固定体のいずれか又は両者により医療用挿管が把持されることを特徴とする医療用挿管固定具。
  2. 前記付着固定体と前記外包固定体が一体に構成されているか、又は、前記付着固定体と前記外包固定体の間を相互に接続し接続分離可能な第一相互結合具を介して一体化されることを特徴とする請求項1記載の医療用挿管固定具。
  3. 前記外包固定体が身体を巻き締めることが可能な巻き帯と、前記巻き帯の両端に前記両端を相互に結合する結合体を有し、前記両端の一方の端が、二つに分かれることで、前記両端の他方の端を交互に挟み込むようにしたことで2段階の取り外しを必要としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の医療用挿管固定具。
  4. 前記医療用挿管を溝内に納めてガイドするガイド溝又は前記医療用挿管を巻くかジグザグに沿わせるように絡ませて這わせるためのガイドピンを備えた挿管ガイド部を前記付着固定体又は前記外包固定体のいずれかに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  5. 前記付着固定体又は前記外包固定体の表面、又は前記挿管ガイド部、又は前記医療用挿管のいずれか1つに、屈曲したガイド溝、又は前記医療用挿管を付着する粘着体、又はギザギザの凹凸をもつ挿管用押さえ体による医療用挿管把持手段を備えて、前記医療用挿管を前記付着固定体又は前記外包固定体に対してズレ抜けることが無いようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  6. 前記付着固定体又は前記外包固定体に透明部を備えて、医療用挿管に被せる場合に位置関係が見やすいようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  7. 第一の固定を行う付着体が粘着パッドである場合に、前記粘着パッドを両面粘着性として交換可能にしたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  8. 前記患者の皮膚からの前記医療用挿管固定具の密着状態の緩み又は前記付着固定体からの前記外包固定体の密着状態の緩みを検出する検出手段を備え、前記密着状態の緩みを検出したときに警報出力する警報手段を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  9. 前記警報手段は、密着状態の緩みを検出する前記検出手段は、前記外包固定体の面に垂直方向に前記密着状態に対応して移動可能な移動検出ノブを備えるか、又は前記密着状態の外れを検知する近接センサー又は磁気センサー又は光学センサーを備え、警報音発生器を駆動する駆動体を有する機械式又は電気式の警報手段であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  10. 前記移動検出ノブによって警報音発生器を駆動する前記駆動体は、密着状態の緩みがある場合の前記移動検出ノブの位置では前記警報音発生器を駆動し、密着状態の緩みがない場合の前記移動検出ノブの位置では前記警報音発生器を駆動しないものであるが、医療従事者が密着状態を解除する場合に前記警報音発生器が駆動されないように駆動不能状態に切り替える切り替え手段を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  11. 前記駆動不能状態に切り替える切り替え手段は、前記医療用挿管固定具を患者の身体に取り付けた際に元の駆動可能状態にもどるための取り付け密着状態を検知する補助ノブ又は補助スイッチを前記医療用挿管固定具に備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  12. 前記駆動体は、前記移動検出ノブの位置により回転の可能・不能が決められた機械回転式の回転棒であり、前記回転棒の回転により前記回転棒に備えた打撃片により警報具を打撃することにより警報音を出力することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
  13. 前記回転棒の駆動力が、前記回転棒と前記医療用挿管固定具の不動の部分との間に取り付けられた弾性復元体による駆動具で与える場合に、前記弾性復元体に歪を与えるように前記回転棒を手動により回す場合には、前記移動検出ノブによる回転不能状態が解除され、前記回転棒を離した場合に、前記移動検出ノブによる回転不能状態に復帰するようにし、密着状態を外れた前記移動検出ノブの位置になって初めて、前記回転棒が回転して前記警報具が打撃されるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1つに記載の医療用挿管固定具。
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