JP2013152356A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手が向上された、外部電源の電力使用の集中を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、自機に電力を供給するための蓄電装置140を備える。蓄電装置140は、待機モード時に、商用電源からの電力に基づいて充電される(ステップS1040)。充電によって、蓄電装置140の蓄電量が充足すると、待機モードであっても、蓄電装置140を放電させて、蓄電装置140の電力を待機電力として使用(ステップS1100)する。画像形成装置100は、設定された移行のスケジュールに基づいて、稼働モードへの移行直前の所定時間には蓄電量が満充電状態となるように蓄電装置140を充電する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、充電及び放電が可能な蓄電手段を備えた画像形成装置に関する。
情報機器の1種として、多くの事業所(会社、事務所等)に画像形成装置(代表的にはコピー機)が導入されている。このような事業所において、画像形成装置の1つである複合機(MFP(Multifunction Peripheral))のように、コピーモード、画像通信モード(代表的にはファクシミリモード)、ネットワーク対応のプリントモード、及びスキャナモード等の複数のモードを有する画像形成装置を導入するケースも多くなってきている。
このような画像形成装置においては、画像形成の高速性、画像品質及びコスト等の観点から電子写真方式が採用される場合が多い。電子写真方式は、記録用紙上にトナー像を形成し、熱と圧力とで記録用紙上のトナー像を定着させる方式である。電子写真方式の画像形成装置は、加熱部を含む定着装置を備えており、この定着装置によって記録用紙に熱と圧力とを加えて記録用紙上のトナー像を定着させる。電子写真方式の画像形成装置では、加熱部の昇温等において、大量の電力を必要とする。画像形成装置の外部電源には、一般的に商用電源が用いられるが、商用電源には供給電力の上限が定められているため、その上限より大きい電力は供給できない。
このような不都合を回避するために、後掲の特許文献1及び特許文献2では、補助的に電力を供給するための補助電源である蓄電器を備えた画像形成装置を開示している。
特許文献1の画像形成装置は、ファクシミリ機能及びコピー機能を備えた、電子写真方式の画像形成装置であり、定着器の補助電源として使用する蓄電池を備えている。この特許文献1では、像形成する画像がファクシミリ受信した画像であれば、蓄電池を補助電源として使用せずに蓄電する蓄電モードの状態を維持する。一方、像形成する画像がコピー機能での像形成であれば、蓄電池を補助電源とするために蓄電池を放電する放電モードに切替える。これにより、充放電の繰返しによる蓄電池の劣化が抑制される。
特許文献2の画像形成装置は、稼働状態と稼働待機状態とを切替え可能な画像形成装置であり、補助電源装置としてのキャパシタを備えている。この特許文献2では、稼働待機中に、キャパシタの蓄電量が所定値以下となったときに、キャパシタの充電動作を開始させる。この所定値を、稼働開始時にキャパシタから供給する最低必要電力量に設定することにより、稼働待機状態から稼働状態への立上がり時において必要な最低限の電力量を確保できる。
特開2007−193311号公報 特開2010−217603号公報
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置は、ファクシミリ受信時に蓄電池を蓄電モードで動作させているため、ファクシミリ受信した画像の像形成に対しては、蓄電池の電力を用いることができない。そのため、ファクシミリ受信した画像の像形成においては、定着装置の加熱昇温時間を短縮することが困難となり、像形成に要する時間が長くなるという不都合がある。また、ファクシミリ受信した画像の像形成時においては、像形成のための電力と、蓄電池を充電するための電力とが必要とされるため、商用電源からの電力供給量が増加するという不都合もある。
特許文献2に記載の画像形成装置は、稼働待機中にキャパシタを充電することにより、稼働中はキャパシタの電力を像形成の補助電力として使用できる。そのため、上記特許文献1とは異なり、ファクシミリ受信した画像の像形成及びコピー機能での像形成のいずれの像形成においても、キャパシタの電力を像形成の補助電力として使用できる。
しかし、特許文献2では、充電終了後から稼働状態に移行するまでの時間が長くなると、自然放電によるキャパシタの蓄電量の低下が大きくなるため、キャパシタの蓄電量は必要な最低限の電力量を確保できる程度に留まる場合もある。その場合、画像形成装置の稼働時に、キャパシタから十分な電力を供給することが困難になるので、商用電源からの電力供給量が増加するという不都合がある。
このように、特許文献1及び特許文献2に記載の従来の画像形成装置では、いずれも、商用電源の電力使用の集中を抑制することが困難であるという問題がある。
さらに、商用電源は、その上限より大きい電力を供給できないため、蓄電器によって供給される電力が十分でない場合には、短時間で多くの電力が必要とされる処理等を実行できなくなるおそれがある。そのような場合、画像形成装置の使い勝手を向上させることが困難になるという問題もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、使い勝手が向上された、外部電源の電力使用の集中を抑制できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一の局面に係る画像形成装置は、稼働状態と待機状態とを切替え可能な画像形成装置である。この画像形成装置は、充電及び放電が可能であり、充電によって蓄積した電力を放電することにより画像形成装置に電力を供給するための蓄電手段と、外部電源からの電力に基づいて蓄電手段を充電するための充電手段と、蓄電手段の蓄電量を検知するための蓄電量検知手段と、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するための移行スケジュール設定手段と、移行スケジュール設定手段による移行のスケジュールの設定に基づいて、蓄電手段を充電又は放電させることにより、蓄電手段の蓄電量を制御するための蓄電量制御手段とを含む。蓄電量制御手段は、画像形成装置が待機状態のときに、蓄電手段を充電させるように制御するための充電制御手段と、画像形成装置が待機状態のときに、蓄電量検知手段によって検知した蓄電量が第1の所定値に達したか否かを判定し、蓄電量が第1の所定値に達したことに応答して、蓄電手段を放電させるための第1の放電制御手段と、画像形成装置が待機状態のときに、移行スケジュール設定手段により設定された移行のスケジュールに基づいて、稼働状態への移行直前の所定の時間には蓄電量が第2の所定値となるように、蓄電手段の蓄電量を制御するための制御手段と、画像形成装置が稼働状態のときに、蓄電手段を放電させるための第2の放電制御手段とを含む。
画像形成装置に電力を供給する蓄電手段は、画像形成装置が待機状態のときに充電される。蓄電手段が第1の所定値に達すると、画像形成装置が待機状態であっても蓄電手段を放電させる。待機状態のときに蓄電手段を充電することにより、画像形成装置が稼働状態のときには、蓄電手段から画像形成装置に電力を供給できる。そのため、稼働状態のときに蓄電手段を充電する場合とは異なり、外部電源からの電力供給量が増加するのを抑制できる。これにより、外部電源の電力使用の集中を抑制できる。また、蓄電手段が第1の所定値に達したことに応答して、蓄電手段を放電させることにより、蓄電手段の電力を画像形成装置の待機電力として使用できる。
移行スケジュール設定手段により設定された移行のスケジュールに基づいて、稼働状態への移行直前の所定の時間には蓄電量が第2の所定値となるように蓄電手段の蓄電量を制御することにより、画像形成装置が稼働状態に移行した際には、蓄電手段から十分な電力を画像形成装置に供給できる。これにより、外部電源からの電力供給量が増加するのをより一層抑制できる。さらに、画像形成装置の稼働時に蓄電手段から十分な電力を供給できるため、消費電力が高い処理等を容易に実行できる。これにより、画像形成装置の使い勝手が向上する。
好ましくは、第1の所定値及び第2の所定値は、それぞれ、蓄電手段が満充電状態となる値である。
画像形成装置が待機状態のときに蓄電手段が充電され、蓄電手段が満充電状態になると、蓄電手段が放電される。蓄電手段の電力を使用しない状態を継続すると、自然放電によって蓄電量が低下するため、待機状態であっても蓄電手段の電力を使用することにより、蓄電手段の電力を有効的に活用できる。蓄電手段を放電させて蓄電量が低下した場合でも、移行スケジュール設定手段により設定された移行のスケジュールに基づいて、稼働状態への移行直前の所定の時間には蓄電手段が満充電状態となるように制御される。そのため、画像形成装置が稼働状態に移行した際には、容易に、蓄電手段から十分な電力を画像形成装置に供給できる。
より好ましくは、制御手段は、蓄電量検知手段によって検知された蓄電量から、蓄電量を第2の所定値とするのに必要な充電時間を算出し、稼働状態に移行するまでの時間が、算出した時間になる前に蓄電手段の充電を開始させるための手段を含む。これにより、容易に、稼働状態への移行直前の所定の時間には蓄電量が第2の所定値となるように蓄電手段の蓄電量を制御できる。
さらに好ましくは、本画像形成装置は、画像形成装置の使用履歴を記憶するための使用履歴記憶手段をさらに含み、移行スケジュール設定手段は、使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴に基づいて、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するための手段を含む。
使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴に基づいて、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定することにより、移行のスケジュールの設定を自動的に行なうことができる。これにより、蓄電手段の充電及び放電の時間帯を自動的に設定できるので、使い勝手をより向上できる。加えて、より容易に、外部電源の電力使用の集中を抑制できる。
さらに好ましくは、画像形成装置はさらに、当該画像形成装置が稼働状態のときに、蓄電量検知手段によって検知された蓄電量が予め定められた蓄電量を下回ったことに応答して、蓄電手段からの放電を停止させるための手段を含む。
蓄電手段を放電させている際に、蓄電量検知手段によって検知された蓄電量が予め定められた蓄電量を下回るか否かを判定し、蓄電手段の蓄電量が予め定められた蓄電量を下回ると判定された場合に、蓄電手段の放電を停止させることにより、蓄電手段に予め定められた蓄電量を残しておくことができる。これにより、蓄電手段を、例えば緊急時等のバックアップ電源として効果的に用いることができる。
さらに好ましくは、上記蓄電手段は、二次電池を含む。二次電池としては、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル−カドミウム電池等のアルカリ蓄電池、及び、鉛蓄電池等が挙げられる。
さらに好ましくは、移行スケジュール設定手段は、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するためのユーザの指示を受付ける指示受付手段を含む。このように、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールの設定は、ユーザが手動で行なう構成とすることもできる。
以上より、本発明によれば、使い勝手が向上された、外部電源の電力使用の集中を抑制できる画像形成装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図1に示す画像形成装置のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1に示す画像形成装置の使用履歴の一例を示した表である。 図1に示す画像形成装置に保持されるテーブルの一例を示す図である。 図1に示す画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 稼働モードにおける蓄電装置の制御を説明するための図である。 図1に示す画像形成装置における蓄電装置の充電及び放電の動作例を示す図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置100は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、及び、ファクシミリ(以下「FAX」と記す場合がある。)機能等を備えるMFP(デジタル複合機)である。この画像形成装置100は、商用電源からの電力に基づいて充電される蓄電装置140を備えている。蓄電装置140は、主として、大量の電力が必要なときに、不足する電力を画像形成装置100に供給する補助電源として機能する。
画像形成装置100はさらに、自機の動作状態を、通常の通電状態である稼働状態(稼働モード)から供給電力量が低減された待機状態(待機モード)に、及び、待機状態から稼働状態に切替えることが可能に構成されている。なお、この画像形成装置100は、レーザー光を露光に利用する、所謂レーザー方式(電子写真方式)の印刷機能を備える。しかし、他の形式の印刷機能を備えたものであってもよい。
[ハードウェア構成]
本実施の形態に係る画像形成装置100は、システム制御部110、電力制御部120、ユーザI/F130、蓄電装置140及び負荷装置150を含む。システム制御部110は、ユーザI/F130と接続されており、自機の状態をユーザI/F130に対して通知するとともに、ユーザI/F130から送信された設定変更等の指示を受付ける。
図2を参照して、システム制御部110は、実質的にコンピュータであって、処理装置112、記憶装置114及びI/O制御部116を含む。処理装置112には、BUSライン118が接続されており、このBUSライン118には、記憶装置114及びI/O制御部116が電気的に接続される。処理装置112は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)(以上、いずれも図示せず。)を含む。記憶装置114は、例えば、HDD(Hard Disk Drive、図示せず。)等から構成されており、自機の使用履歴を記憶するための使用履歴記憶部114aを含む。
処理装置112は、図1に示すユーザI/F130等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、画像形成装置100の各部の動作及び端末装置(図示せず。)等の外部機器との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムは、予めROM又はHDDに記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM又はHDDから読出されてRAMに転送される。CPUは、CPU内の図示しないプログラムカウンタと呼ばれるレジスタに格納された値によって指定される、RAM内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。CPUはまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM、HDD及びCPU内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
記憶装置114には、画像形成装置100の一般的な動作を実現するためのコンピュータプログラムが記憶される。このコンピュータプログラムは、ネットワークを介して、端末装置等から提供される。なお、このコンピュータプログラムは、そのコンピュータプログラムが記録された、例えばDVD等の記憶媒体によって提供されてもよい。すなわち、コンピュータプログラムの記録媒体としてのDVDが、画像形成装置100内に内蔵されるDVDドライブ(図示せず。)に装着され、そのDVDからコンピュータプログラムが読出されて記憶装置114(HDD)にインストールされてもよい。記憶装置114は、他に、画像データ等を含む各種データを記憶する。
I/O制御部116は、電力制御部120、負荷装置150及びセンサ160と接続されており、電力制御部120及び負荷装置150を制御する。I/O制御部116はまた、負荷装置150等の制御において、センサ160からの信号に基づいて制御を行なう場合もある。
図1及び図2を参照して、画像形成装置100は、主として、外部電源である商用電源からの電力で動作する。商用電源からの電力は、一旦、電力制御部120に供給され、電力制御部120によって各部に配電される。電力制御部120は、蓄電装置140とも接続されており、システム制御部110からの指示に基づいて、蓄電装置140の充電及び放電を制御する。具体的には、電力制御部120は、商用電源からの電力に基づいて蓄電装置140を充電するとともに、蓄電装置140を放電させることにより電力制御部120に対して給電させる。給電された電力は、電力制御部120によって、負荷装置150を含む各部に配電される。電力制御部120はまた、蓄電装置140の蓄電量を検知するための蓄電量検知部122を含む。電力制御部120はさらに、システム制御部110からの指示に基づいて、商用電源からの電力及び蓄電装置140からの電力の配電を制御する。
蓄電装置140は、非水系の二次電池(蓄電池)であるリチウムイオン二次電池(図示せず)を含む。
負荷装置150は、ヒータ152、ランプ154及びモータ156を含む。負荷装置150はさらに、いずれも図示しない、スキャナ部及び画像形成部を含む。
システム制御部110は、MPU(Micro Processing Unit)を含む画像処理部を備える。画像処理部は、後述するスキャナ部(図示せず)、又は、端末装置等から受信した画像データに対して、例えば、ラスタライズ処理等の所定の画像処理を含む各種処理を施して所定の階調の印刷データを作成し、画像形成部に対して出力する。
スキャナ部は、原稿検知センサ及びCCD(Charge−Coupled Device)ラインセンサ(以上いずれも図示せず。)を含む。原稿検知センサは、ユーザによって手動で、又は、自動原稿搬送装置(図示せず。)によって、原稿載置台(図示せず。)上に載置された原稿の画像表面に対し光源から光りを照射することによって得られる反射光像をCCDラインセンサ上に結像させる。CCDラインセンサは、結像された反射光像を順次光電変換して画像データとして画像処理部に対して出力する。すなわち、スキャナ部は、原稿のコピー時又はスキャン時に、原稿載置台に載置される原稿から原稿検知センサによって画像情報を読取り、読取った画像情報をCCDラインセンサによって電気信号に変換して画像データとして画像処理部に対して出力する。
画像形成部は、画像データによって示される画像を記録用紙に印刷するものであって、例えば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット(LSU)、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、及び除電装置等を備えている。画像形成部には、例えば、搬送路が設けられており、給紙部(図示せず。)から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。給紙部は、用紙カセット(図示せず。)に収納された記録用紙、又は手差トレイに載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部の搬送路へと送り出す。画像形成部の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、更に定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象の画像データに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。
定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラと、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙は、加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は、排紙トレイに排出される。
負荷装置150を構成するランプ154は、例えば、原稿の画像表面に対し光りを照射する光源として用いられている。モータ156は、例えば、記録用紙を搬送するための駆動源として用いられている。ヒータ152は、加熱ローラを加熱(昇温)するための熱源として用いられている。
画像形成装置100はさらに、ネットワークとのインターフェイスをとるためのネットワークI/F、及び、公衆回線への接続を提供するFAX通信部(以上、いずれも図示せず。)を含む。画像形成装置100は、このネットワークI/Fを介して、ネットワーク上の端末装置等と、所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を行なうことができる。画像形成装置100は、ネットワークI/Fを介して、端末装置から印刷ジョブ等の各種処理の実行を命令する命令信号を受信することができる。FAX通信部はまた、公衆回線を介して画像データの送受信を行なう。
再び図1を参照して、ユーザI/F130は、タッチパネルディスプレイを含む操作パネルからなる。タッチパネルディスプレイは、表示パネルと、タッチパネルとが重ねて構成されるタッチパネル一体型液晶表示装置である。表示パネルは、画像形成装置100の状態及び各種処理の状態に関する情報等の各種情報をユーザに提供する。このタッチパネルディスプレイはまた、ユーザに対して対話的な操作インターフェイスを提供する。この対話的な操作インターフェイスは、タッチパネルから画像形成装置100全体の動作に対するユーザの指示を受付け、その指示の内容を表示パネルに表示するとともに、その指示に応じた制御信号をシステム制御部110等に対して出力する。
画像形成装置100の画像形成時には、上記のように、記録用紙上に転写されたトナー像を所定の温度と圧力とをもって記録用紙上に定着させる。したがって、画像形成が常に行なえる環境を提供しようとすると、定着装置の温度を一定に保つ必要がある。そのためには、ヒータ152への通電制御を常に行なう必要がある。そうした制御を行なうと、当然に電力消費量が増加する。特にヒータ152は大きな電力を必要とするため、省エネルギーという観点からは好ましくない。省エネルギーの観点からは、画像形成を行なわないときには、定着装置(ヒータ152)への通電を抑制するのが有効である。そのため、画像形成装置100は、通常の通電状態である稼働モードと、ヒータ152への通電が抑制された待機モードとを切替可能に構成されている。
ただし、待機モードではヒータ152の温度が低下しているため、画像形成を開始するために定着装置を使用するときには、再びヒータ152を所定の温度まで昇温しなければならない。ヒータ152が所定の温度に達するまでは画像の形成ができず、ユーザが待たされてしまうことになり、使い勝手が悪化する。ヒータ152に供給する電力量を大きくすると、この待ち時間は短縮されるが、電力量が大きくなると、商用電源からの電力供給では電力が不足する場合がある。また、不足しない場合であっても、大量の電力を必要とするため、電源に対して大きな負荷をかけることになる。
このように、待機モードから稼働モードへの移行時における、ヒータ152を昇温するためのウォームアップ時に多くの電力が必要とされる。そのため、本実施の形態に係る画像形成装置100は、商用電源の負荷を軽減するために、若しくは、商用電源の電力では不足する電力を補うために、上記蓄電装置140を備える。蓄電装置140は、主として、このような大量の電力が必要とされる場合に、補助電源として画像形成装置100に電力を供給する。
蓄電装置140の電力は、上記ウォームアップ時以外に、待機中の待機電力としても使用される。蓄電装置140はまた、緊急時等のバックアップ電源(急な電源遮断時におけるシステム維持のためのバックアップ電源)としても使用される。
本実施の形態では、蓄電装置140の充電は待機モード時に行なう。蓄電装置140が満充電状態になると、待機モードであっても、蓄電装置140を放電させて、蓄電装置140の電力を待機電力として使用する。ただし、稼働モードに移行する直前の所定時間には、蓄電装置140が再び満充電状態となるように、蓄電装置140の蓄電量を制御する。
なお、FAX機能を備える画像形成装置100は、ファクシミリ受信のために主電源をオフにできない。そのため、画像形成装置100は、主電源用の電源スイッチとは別に、システム用の電源スイッチを備える。システム用の電源スイッチがオフのときには、システム制御部110に待機電力が供給される。
上記待機モードは、画像形成が可能な状態に移行するまでの待機時、システム用の電源スイッチがオフ状態である電源OFF時、及び、夜間に画像形成装置100の不使用時を含む。すなわち、蓄電装置140を充電する時間帯は、省電力動作時である、待機時、電源OFF時、及び、夜間の不使用時の少なくとも1つとされる。
画像形成装置100は、蓄電装置140を充電する時間帯を設定可能に構成されている。具体的には、例えば、業務時間の設定、残業時間の設定、休み時間の設定、休日の設定及び装置使用頻度の高い時間帯の設定等を行なうことが可能に構成されており、これらの設定によって、画像形成装置100が稼働しないであろう時間帯を、蓄電装置140を充電する時間帯として設定できる。
画像形成装置100はまた、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールを設定することが可能に構成されている。待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定についても、例えば、業務時間の設定、残業時間の設定、休み時間の設定、休日の設定及び装置使用頻度の高い時間帯の設定等によって行なうことができる。すなわち、蓄電装置140の充電は、待機モード時に行なわれるため、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールを設定することにより、蓄電装置140の充電及び放電の時間帯を設定できる。
なお、待機モード時の任意の時間帯を、蓄電装置140を充電する時間帯として設定することも可能である。
本実施の形態においては、蓄電装置140を充電する時間帯の設定、及び、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定は、記憶装置114(使用履歴記憶部114a)に記憶された、自機の使用履歴(ジョブログ)に基づいて、画像形成装置100が自動的に行なう。具体的には、画像形成装置100は、電源がオンしている間の稼働状況を使用履歴記憶部114aに記憶し、記憶された使用履歴を用いて、使用頻度を4段階で表した表を作成する。画像形成装置100は、作成した使用履歴の表を参照することにより、業務時間の設定、残業時間の設定、休み時間の設定、休日の設定及び装置使用頻度の高い時間帯の設定等を自動的に行ない、蓄電装置140を充電する時間帯を設定する。
図3を参照して、使用履歴の表200は、使用履歴を曜日毎及び時間帯毎に集計して平均化し、各曜日の時間帯毎の使用頻度を4段階(無、少、並、高)で示している。この表200より、土曜日及び日曜日は休業日に設定されている。月曜日〜金曜日までは就業日で、9:00までは使用頻度が「無」であるため、始業時間は9:00に設定される。また、月曜日の18:00以降は使用頻度が「無」であるため、始業時間は9:00に設定される。火曜日〜木曜日は、18:00〜22:00まで使用頻度が「少」であるため、火曜日〜木曜日のこの時間帯は残業時間に設定され、金曜日は、18:00〜20:00まで使用頻度が「少」であるため、金曜日のこの時間帯は残業時間に設定される。また、12:00〜13:00までは昼休みに設定され、例えば、月曜日〜金曜日の14:00〜18:00は、装置使用頻度の高い時間帯に設定される。
休業日の設定、並びに、就業日における待機モードの時間帯の設定は、画像形成装置100の稼働を禁止する設定ではない。休業日、並びに、就業日における待機モードの時間帯においても、例えば、ユーザによる復帰要求によって、画像形成装置100を稼働させることが可能である。ただし、待機モード時において、頻繁に復帰要求が行なわれると、蓄電装置140を充電するための時間を確保することが困難になる。そのため、本実施の形態では、使用履歴に基づいて、画像形成装置100が稼働しないであろう時間帯を決定し、その時間帯を、蓄電装置140を充電する時間帯として自動的に設定する。
画像形成装置100はさらに、稼働モードにおける動作に応じて、蓄電装置140の電力を使用するか否かが予め設定されている。すなわち、本画像形成装置100は、稼働モードで、かつ、画像形成装置100が所定の動作をするときに、画像形成装置100が蓄電装置140の電力を利用できるように構成されている。画像形成装置100は、稼働モードにおける動作と、蓄電装置140の電力使用の有無との対応関係について予めテーブル形式で持っている。例えば、図4に示すようなテーブル300が記憶装置114に格納されている。
図4を参照して、テーブル300では、稼働モードにおける動作と、蓄電装置140の使用の有無とが互いに対応付けられている。この例では、ウォームアップ動作、及び、通常印刷のときは、蓄電装置140の電力を使用し、連続印刷のときは、蓄電装置140の電力を使用しない設定とされている。
蓄電装置140の電力を待機中の待機電力として使用する場合は、蓄電装置140を充電する時間帯の設定、及び、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定に基づいて、稼働モードに移行する直前の所定時間(例えば、始業時間直前)には、蓄電装置140が満充電状態となるように、蓄電装置140の蓄電量が制御される。
[ソフトウェア構成]
図5を参照して、待機モードにおいて蓄電装置140の充放電制御を行なうために、画像形成装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。
このプログラムは、画像形成装置100が待機モードになると起動する。このプログラムは、蓄電量検知部122によって蓄電装置140の蓄電量を確認するステップS1000と、ステップS1000の後、使用履歴記憶部114aに記憶された使用履歴を読出し、自機の使用履歴を確認するステップS1010と、ステップS1010の後、使用履歴に基づいて充電及び配電(放電)の時間帯を設定するステップS1020と、ステップS1020の後、蓄電量検知部122によって検知された蓄電量に基づいて、蓄電装置140を充電する必要があるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1030とを含む。
ステップS1030では、蓄電装置140が満充電状態となっているか否かを判定し、満充電でない場合は、充電をする必要があると判定され、満充電の場合は、充電をする必要がないと判定される。
このプログラムはさらに、ステップS1030において、蓄電装置140を充電する必要があると判定された場合に、蓄電装置140の充電を開始させるステップS1040と、ステップS1040の後、充電が完了したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1050と、ステップS1050において、蓄電装置140の充電が完了したと判定された場合に、設定された充電及び配電の時間帯情報に基づいて、現時刻が稼働モードへの移行直前の所定の時間か否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1060と、ステップS1060において、現時刻が稼働モードへの移行直前の所定の時間ではないと判定された場合に、蓄電装置140の充電を停止させて、制御をステップS1030に戻すステップS1070とを含む。
ステップS1060では、現時刻が、稼働モードに移行する時間に対して所定の時間α前であるか否かを判定する。現時刻が、稼働モードに移行する時間に対して所定の時間α前である場合は、稼働モードへの移行直前の所定の時間と判定され、稼働モードに移行する時間に対して所定の時間α前でない場合は、稼働モードへの移行直前の所定の時間ではないと判定される。
このプログラムはさらに、ステップS1050において、蓄電装置140の充電が完了していないと判定された場合に、ユーザによって復帰要求(稼働モードへの移行要求)がされたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1080と、ステップS1080において、ユーザによって復帰要求がされたと判定された場合、及び、ステップS1060において、現時刻が稼働モードへの移行直前の所定の時間であると判定された場合に、蓄電装置140の充電を停止させて、このプログラムを終了させるステップS1090とを含む。ステップS1080において、ユーザによって復帰要求がされていないと判定された場合には、制御はステップS1050に戻り、充電が完了するまで待機する。
このプログラムはさらに、ステップS1030において、蓄電装置140を充電する必要がないと判定された場合に、蓄電装置140の配電(放電)を開始させて、蓄電装置140の電力を待機電力として使用するステップS1100と、ステップS1100の後、蓄電量検知部122によって蓄電装置140の蓄電量を確認するステップS1110と、ステップS1110の後、稼働モードへの移行までの時間を確認するステップS1120と、ステップS1120の後、ステップS1110において確認した蓄電量、及び、ステップS1120において確認した稼働モードへの移行までの時間から、蓄電装置140を充電する必要があるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1130と、ステップS1130において、蓄電装置140を充電する必要がないと判定された場合に、ユーザによって復帰要求(稼働モードへの移行要求)がされたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1140とを含む。ステップS1140において、復帰要求がないと判定された場合は、制御はステップS1110に戻る。
ステップS1110〜ステップS1130では、画像形成装置100は、蓄電装置140の蓄電量及び稼働モードへの移行時間(例えば始業時間)までの残り時間を定期的に監視しながら放電を行なう。蓄電量を満充電にするまでに要する時間を算出して予測し、稼働モードへの移行時間までの残り時間が、蓄電装置140を満充電にするのに要する時間に所定の時間αを加算した時間を切ったときに充電を再開する。
ステップS1130では、稼働モードへの移行時間までの残り時間が、蓄電装置140を満充電にするのに要する時間に所定の時間αを加算した時間を切った場合、充電が必要と判定する。また、残り時間が、満充電にするのに要する時間に所定の時間αを加算した時間を切っていない場合でも、蓄電装置140の蓄電量が所定値を下回った場合は、充電が必要と判定する。これら以外の場合は、充電をする必要はないと判定する。上記所定の時間αは、任意に設定可能である。
このプログラムはさらに、ステップS1130において、蓄電装置140を充電する必要があると判定された場合に、蓄電装置140の配電を停止させて制御をステップS1040に進めるステップS1150と、ステップS1140において、ユーザによって復帰要求(稼働モードへの移行要求)がされたと判定された場合に、蓄電装置140の配電を停止させて、このプログラムを終了させるステップS1160とを含む。
図6を参照して、稼働モードにおいて蓄電装置140の充放電制御を行なうために、画像形成装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。
このプログラムは、画像形成装置100が稼働モードになると起動する。このプログラムは、画像形成装置100が実行する動作が、所定の動作であるか否かを判定し、実行する動作が所定の動作となるまで待機するステップS2000と、ステップS2000において、画像形成装置100が実行する動作が所定の動作であると判定された場合に、その動作に合わせて、蓄電装置140の配電(放電)を開始させるステップS2010と、ステップS2010の後、蓄電量検知部122によって蓄電装置140の蓄電量を確認するステップS2020と、ステップS2020の後、蓄電装置140の蓄電量が所定値未満であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2030とを含む。
ステップS2000では、記憶装置114に格納されたテーブル300(図4参照)を読出し、画像形成装置100が実行する動作が、蓄電装置140を使用する動作であるか否かを判定する。画像形成装置100が実行する動作が、蓄電装置140を使用する動作(例えばウォームアップ及び通常印刷)であれば、所定の動作であると判定され、蓄電装置140を使用しない動作(例えば連続印刷)であれば、所定の動作ではないと判定される。
このプログラムはさらに、ステップS2030において、蓄電装置140の蓄電量が所定値未満ではないと判定された場合に、実行している動作が終了したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2040と、ステップS2030において、蓄電装置140の蓄電量が所定値未満であると判定された場合、及び、ステップS2040において、実行している動作が終了したと判定された場合に、蓄電装置140の配電(放電)を停止させるステップS2050と、ステップS2050の後、現時刻が、待機モードへの移行時間であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2060とを含む。
ステップS2040において、実行している動作が終了していないと判定された場合は、制御は、ステップS2020に戻る。ステップS2060において、現時刻が、待機モードへの移行時間ではないと判定された場合は、制御はステップS2000に戻り、現時刻が、待機モードへの移行時間であると判定された場合は、このプログラムを終了する。
[動作]
図5〜図8を参照して、以上のような構造及びフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置100の動作について説明する。
画像形成装置100は、使用履歴記憶部114aに記憶された使用履歴を確認して、蓄電装置140を充電する時間帯及び蓄電装置140を放電する時間帯を設定する(図5に示すステップS1010及びステップS1020)。具体的には、使用履歴に基づいて、画像形成装置100が稼働しないであろう時間帯を、蓄電装置140を充電する時間帯として設定し、その他の時間帯を、蓄電装置140を放電する時間帯として設定する。ただし、蓄電装置140の放電(配電)は、画像形成装置100の動作に応じて、システム制御部110及び電力制御部120によって、制御される。
蓄電装置140の充電は、上記したように、待機モードのときに行なわれる。画像形成装置100は、蓄電装置140の蓄電量を確認(ステップS1000)し、蓄電装置140が満充電状態となっていない場合(ステップS1030においてYES)は、充電を開始する(ステップS1040)。充電が完了(ステップS1050においてYES)すると、待機モードであっても、蓄電装置140を放電させて(ステップS1100)、蓄電装置140の電力を待機電力として使用する。蓄電装置140の電力を待機電力として使用すると、蓄電装置140の蓄電量は減少する。蓄電装置140は、主として、稼働モードにおいて、画像形成装置100の補助電源として使用されるため、稼働モードに移行する直前の所定時間に蓄電装置140の蓄電量が減少していると、画像形成装置100に十分な電力を供給することが困難となる。そのため、画像形成装置100は、稼働モードに移行する直前の所定時間には、蓄電装置140が満充電状態となるように蓄電装置140を制御する(充電する)。
具体的には、画像形成装置100は、蓄電装置140の蓄電量及び稼働モードへの移行時間までの残り時間を定期的に監視しながら放電を行なう(ステップS1110〜ステップS1130)。蓄電装置140を満充電状態にするまでに要する時間を算出して予測し、稼働モードへの移行時間までの残り時間が、蓄電装置140を満充電にするのに要する時間に所定の時間αを加算した時間を切ったときに配電を停止(ステップS1150)して、充電を再開(ステップS1040)する。ユーザによる復帰要求がなければ、稼働モードへの移行直前の所定の時間には蓄電装置140の充電が完了する(ステップS1050においてYES)。より詳細には、充電を再開した後、稼働モードへの移行時間の約「α」時間前に蓄電装置140の充電が完了する。充電が完了すると、充電を停止(ステップS1090)させて、稼働モードに移行するまで待機する。
なお、蓄電装置140の電力を待機電力に使用する場合、長期の休日等により蓄電装置140の放電時間が長くなると、蓄電装置140の蓄電量が極端に少なくなることがある。画像形成装置100は、待機モードにおいて、蓄電装置140の蓄電量が所定値を下回った場合は、蓄電装置140の充電が必要(ステップS1130においてYES)と判定し、配電を停止させて充電を開始する(ステップS1150及びステップS1040)。
画像形成装置100の状態が稼働モードに移行すると、定着装置の温度を上昇させるためのウォームアップが行なわれる。ウォームアップ時には、蓄電装置140の配電(放電)が開始されて、蓄電装置140の電力を画像形成装置100に供給する。画像形成装置100はまた、通常印刷を行なう場合にも、蓄電装置140の電力を画像形成装置100に供給する。
稼働モードにおいては、蓄電装置140の電力が補助電力として使用されるため、蓄電装置140の蓄電量が減少する。画像形成装置100は、蓄電装置140の蓄電量を監視しながら、蓄電装置140を放電させ、蓄電装置140の蓄電量が所定値未満となった場合(図6に示すステップS2030においてYES)に、配電を停止させる(ステップS2050)。
図7を参照して、上記したように、稼働モードにおいて蓄電装置140の電力を画像形成装置100に供給すると、蓄電装置140の蓄電量が減少する。蓄電装置140の蓄電量が所定値aを下回ると、画像形成装置100は、蓄電装置140の配電を停止させる。これにより、稼働モードにおいては、蓄電装置140は所定値aの蓄電量が確保される。また、待機モードにおいても、蓄電装置140の蓄電量が所定値を下回った場合に、充電が開始されるため、この所定値を稼働モードにおける所定値aと同じ値とすれば、待機モード及び稼働モードのいずれにおいても、蓄電装置140は所定値aの蓄電量が確保される。
蓄電装置140は、緊急時等のバックアップ電源(急な電源遮断時におけるシステム維持のためのバックアップ電源)としても使用されるため、確保された所定値aの蓄電量の電力を、バックアップ用の電力として用いることができる。そのため、所定値aの蓄電量は、バックアップ用の電力として必要な蓄電量とするのが好ましい。必要な蓄電量(必要な残存量)は、蓄電装置140の蓄電最大容量との兼ね合いにもよるが、例えば、蓄電最大容量の10%程度とすることができる。
図8を参照して、蓄電装置140の充電及び放電の制御についてより具体的に説明する。この図8では、業務時間が9:00〜18:00(始業時間が9:00、終業時間が18:00)に設定されている。12:00〜13:00までは昼休みに設定されている。業務時間以外は待機モードであり、始業時間になると待機モードから稼働モードに移行する。昼休みを含む前後の時間帯は待機モードに設定されており、画像形成装置100の使用頻度が高くなる14:00以降は、稼働モードに移行する設定とされている。夜間から明け方にかけては、システム用の電源スイッチがオフ状態である電源OFFとされる。
蓄電装置140の電力は、待機モードでは、待機電力として使用される。始業時間の9:00以降は稼働モードに移行されるため、画像形成装置100は、9:00までには蓄電装置140が満充電状態となるように蓄電装置140の蓄電量を制御する。すなわち、画像形成装置100は、始業時間の直前には満充電状態となるように、蓄電装置140を充電する。
9:00になると、待機モードから稼働モードに移行され、画像形成装置100の動作に応じて、蓄電装置140の電力が画像形成装置100に供給される。昼休みには再び蓄電装置140が充電されて、使用頻度が高くなる14:00までには蓄電装置140が満充電状態とされる。14:00以降は使用頻度が高くなるため、蓄電装置140の放電頻度も高くなる。それに伴い、蓄電装置140の蓄電量が減少する。終業時間の18:00になると、待機モードに移行し、蓄電装置140が充電される。蓄電装置140の充電が完了し、蓄電装置140が満充電状態となると、蓄電装置140の電力を待機電力として使用する。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像形成装置100を利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
蓄電装置140は、画像形成装置100が待機モードのときに充電される。待機モード時の充電によって、蓄電装置140が満充電状態になると、画像形成装置100が待機モードであっても蓄電装置140を放電させる。すなわち、蓄電装置140が満充電状態になると、蓄電装置140に蓄積された電力を画像形成装置100が利用できるようになる。待機モードのときに蓄電装置140を充電することにより、画像形成装置100が稼働モードのときには、蓄電装置140から画像形成装置100に電力を供給できる。そのため、稼働モードのときに蓄電装置140を充電する場合とは異なり、商用電源からの電力供給量が増加するのを抑制できる。これにより、商用電源の電力使用の集中を抑制できる。例えば、夜間に画像形成装置100の不使用時等に充電をすることによって、大量の電力を使用していないときに充電するため、効果的に、商用電源の電力使用の集中を抑制できる。加えて、昼間等の電力不足時の電力の使用を抑制することもできる。
また、蓄電装置140が満充電状態になったことに応答して、蓄電装置140を放電させることにより、蓄電装置140の電力を画像形成装置100の待機電力として使用できる。蓄電装置140の電力を使用しない状態を継続すると、自然放電によって蓄電量が低下するため、待機モードであっても蓄電装置140の電力を使用することにより、蓄電装置140の電力を有効的に活用できる。
画像形成装置100は、設定された移行のスケジュール(設定された充電及び配電(放電)の時間帯情報)に基づいて、稼働モードへの移行直前の所定の時間には蓄電量が満充電状態となるように蓄電装置140の蓄電量を制御する。そのため、画像形成装置100が稼働モードに移行した際には、蓄電装置140から十分な電力を画像形成装置100に供給できる。これにより、商用電源からの電力供給量が増加するのをより一層抑制できる。さらに、画像形成装置100の稼働時に蓄電装置140から十分な電力を供給できるため、消費電力が高い処理等を容易に実行できる。これにより、画像形成装置100の使い勝手が向上する。
このように、画像形成装置100は、待機モードにおいては、蓄電装置140の電力を待機電力として使用でき、稼働モードにおいては、蓄電装置140の電力を補助電力として使用できる。さらに、稼働モードへの移行直前の所定の時間には、蓄電装置140の蓄電量が満たされるように制御することによって、稼働モードにおいては、十分な電力を画像形成装置100の供給できる。したがって、短期的に、商用電源の上限値以上の電力を画像形成装置100の稼働に利用できるとともに、定着装置の定着温度上昇のスピードアップ、定着装置の定着温度の低下を防止できる。その結果、ウォームアップ時間を短縮して、ファーストコピー時間を短縮できる等の効果が得られる。
画像形成装置100はさらに、使用履歴記憶部114aに記憶された使用履歴に基づいて、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールを設定する。これにより、移行のスケジュールの設定を自動的に行なうことができるので、蓄電装置140の充電及び放電の時間帯を自動的に設定できる。これにより、使い勝手をより向上できる。加えて、より容易に、商用電源の電力使用の集中を抑制できる。
画像形成装置100はさらに、蓄電装置140を放電させている際に、蓄電量検知部122によって検知された蓄電量が所定値aを下回るか否かを判定し、蓄電装置140の蓄電量が所定値aを下回ると判定された場合に、蓄電装置140の放電を停止させることにより、蓄電装置140に所定値aの蓄電量を残しておくことができる。これにより、蓄電装置140を、例えば緊急時等のバックアップ電源として効果的に用いることができる。
[変形例]
上記実施の形態では、画像形成装置の一例であるMFPに本発明を適用した例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。画像形成装置はMFP以外であってもよい。例えば、コピー機、プリンタ等の画像形成装置であってもよい。
上記実施の形態では、連続印刷のときには蓄電装置の電力を使用しない設定とした例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。蓄電装置の利用の条件及び設定については、ユーザが任意に設定可能である。そのため、連続印刷のときに蓄電装置の電力を使用するような設定とすることも可能である。上記実施の形態において、連続印刷のときに蓄電装置の電力を使用するような設定とした場合には、連続印刷枚数を増加させることが可能となる。
上記実施の形態では、待機モード時に蓄電装置を充電し、満充電になった時点で蓄電装置を放電させるように切替えて、蓄電装置の電力を待機電力として使用する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、蓄電装置が満充電状態となる前の所定値となった時点で蓄電装置を放電させるように切替えてもよい。上記所定値は、ユーザが任意に設定することが可能である。
上記実施の形態では、稼働モードに移行する直前の所定時間には、蓄電装置が満充電状態となるように、蓄電装置を制御する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、蓄電装置が満充電状態となる前の所定値となるように、蓄電装置を制御するようにしてもよい。なお、蓄電装置が満充電状態となるように制御する場合でも、稼働モードに移行する直前の所定時間に、必ず、蓄電装置が満充電状態になるわけではない。充電が完了する前に、例えば復帰要求がされた場合には、その後、再び待機モードに移行した場合でも、設定した稼働モードへの移行時間前に、蓄電装置が満充電状態にならない場合もあり得る。その場合、満充電にするのに必要な時間に所定の時間αを加算した時間のうち、所定の時間αを長く設定するのが好ましい。これにより充電を行なうための時間が長くなるので、蓄電装置を満充電状態にしやすくなる。復帰要求がされる頻度が高いか否かは、使用頻度から予測可能であるため、自機の使用履歴に基づいて、所定の時間αを自動的に設定するようにしてもよい。
上記実施の形態では、蓄電装置を充電する時間帯の設定、及び、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定等を、自機の使用履歴に基づいて、自動的に行なう例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。蓄電装置を充電する時間帯の設定、及び、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定等を行なうためのユーザの指示を受付け、その指示を受付けたことに応答して、上記設定を行なうようにしてもよい。例えば、ユーザが、ユーザI/F(例えばタッチパネルディスプレイ)から、蓄電装置を充電する時間帯の設定、及び、待機モード及び稼働モードへの移行のスケジュールの設定等を行なうようにしてもよい。さらに、使用履歴に基づいた設定と、ユーザの指示に基づいた設定とを組合せてもよい。なお、蓄電装置を充電及び放電する時間帯の設定、並びに、充電及び放電するタイミング等の設定は、ユーザが任意にスケジューリング可能とできる。
上記実施の形態では、蓄電装置に所定の蓄電量が常に確保されるように構成した例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。蓄電装置の電力を画像形成装置に供給する場合、蓄電装置の電力を使い切るようにしてもよい。ただし、蓄電装置の電力を使い切ったときに、停電等によって商用電源からの電力が供給されなくなった場合、蓄電装置をバックアップ電源として使用することが困難となる。そのため、蓄電装置をバックアップ電源としても機能させる場合は、上記実施の形態で示したように、蓄電装置に所定の蓄電量が常に確保されるように構成するのが好ましい。
上記実施の形態では、リチウムイオン二次電池を含む蓄電装置を用いた例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。蓄電装置は、リチウムイオン二次電池以外の二次電池(蓄電池)を含む構成であってもよい。リチウムイオン二次電池以外の二次電池としては、例えば、ニッケル−カドミウム電池等のアルカリ蓄電池、及び、鉛蓄電池等が挙げられる。また、蓄電装置は、二次電池以外に例えばキャパシタを含む構成であってもよい。
上記実施の形態において、蓄電装置からの電力は、ヒータ等の多くの電力を必要とするときの電力供給源、待機中の電源、及び、停電時のバックアップ電源に加え、電力会社によるグローバルな電源カット時の電源、急な電源遮断時におけるシステム維持とバックアップ用の電源等に使用することができる。これにより、大量の電力を必要とするときの電力供給源に蓄電装置が使用されるため、商用電源の電力使用の集中を抑制できる。また、商用電源の代替用として蓄電装置を使用できるため、システムがダウンするのを抑制できる。なお、停電時等の緊急時におけるマシン動作については、ユーザが任意に設定可能である。
また上記実施の形態において、画像形成装置の蓄電装置を、外部への電力供給に利用することも可能である。例えば、画像形成装置に外部給電用のコンセント口を設け、緊急時に、大容量の電池装置として画像形成装置を利用することもできる。
上記実施の形態では、ユーザI/Fに含まれるタッチパネルディスプレイをタッチパネル一体型液晶表示装置から構成した例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。タッチパネルディスプレイを構成する表示パネルは、液晶表示パネル(液晶ディスプレイ)以外の表示パネルであってもよい。液晶表示パネル以外の表示パネルとしては、例えば、有機EL等からなる表示パネルが挙げられる。また、タッチパネルディスプレイは、表示パネルとタッチパネルとを重ね合わせた構成であってもよいし、これ以外に、例えば、表示パネルとタッチパネルとが一体的に形成された構成等であってもよい。タッチパネルディスプレイにおける入力検知の方式は、いずれの方式であってもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
100 画像形成装置
110 システム制御部
112 処理装置
114 記憶装置
114a 使用履歴記憶部
116 I/O制御部
118 BUSライン
120 電力制御部
122 蓄電量検知部
130 ユーザI/F
140 蓄電装置
150 負荷装置
152 ヒータ
154 ランプ
156 モータ
160 センサ



Claims (7)

  1. 稼働状態と待機状態とを切替え可能な画像形成装置であって、
    充電及び放電が可能であり、充電によって蓄積した電力を放電することにより前記画像形成装置に電力を供給するための蓄電手段と、
    外部電源からの電力に基づいて前記蓄電手段を充電するための充電手段と、
    前記蓄電手段の蓄電量を検知するための蓄電量検知手段と、
    待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するための移行スケジュール設定手段と、
    前記移行スケジュール設定手段による移行のスケジュールの設定に基づいて、前記蓄電手段を充電又は放電させることにより、前記蓄電手段の蓄電量を制御するための蓄電量制御手段とを含み、
    前記蓄電量制御手段は、
    前記画像形成装置が待機状態のときに、前記蓄電手段を充電させるように制御するための充電制御手段と、
    前記画像形成装置が待機状態のときに、前記蓄電量検知手段によって検知した蓄電量が第1の所定値に達したか否かを判定し、蓄電量が前記第1の所定値に達したことに応答して、前記蓄電手段を放電させるための第1の放電制御手段と、
    前記画像形成装置が待機状態のときに、前記移行スケジュール設定手段により設定された移行のスケジュールに基づいて、稼働状態への移行直前の所定の時間には蓄電量が第2の所定値となるように、前記蓄電手段の蓄電量を制御するための制御手段と、
    前記画像形成装置が稼働状態のときに、前記蓄電手段を放電させるための第2の放電制御手段とを含む、画像形成装置。
  2. 前記第1の所定値及び前記第2の所定値は、それぞれ、前記蓄電手段が満充電状態となる値である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記蓄電量検知手段によって検知された蓄電量から、蓄電量を前記第2の所定値とするのに必要な充電時間を算出し、稼働状態に移行するまでの時間が、算出した時間になる前に前記蓄電手段の充電を開始させるための手段を含む、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置の使用履歴を記憶するための使用履歴記憶手段をさらに含み、
    前記移行スケジュール設定手段は、前記使用履歴記憶手段に記憶された使用履歴に基づいて、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するための手段を含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. さらに、前記画像形成装置が稼働状態のときに、前記蓄電量検知手段によって検知された蓄電量が予め定められた蓄電量を下回ったことに応答して、前記蓄電手段からの放電を停止させるための手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記蓄電手段は、二次電池を含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記移行スケジュール設定手段は、待機状態及び稼働状態への移行のスケジュールを設定するためのユーザの指示を受付ける指示受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
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