JP2013152273A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人が投影された画像を取り囲み閲覧すると,閲覧者によっては画像の向きが正しくは投影されず,画像が見難くなる。
【解決手段】画像投影装置において,投影面に画像を投影する画像表示部と,前記画像を生成する画像処理部と,前記画像投影装置の鉛直方向の角度を検出する角度検出部と,前記画像投影装置と前記投影面との距離を検出する距離検出部と,前記鉛直方向の角度に基づいて前記投影面に対する前記画像投影装置の投影角度を決定し,前記投影角度と前記距離とに基づいて前記画像の基準移動距離に対応する前記角度の変化の閾値を決定し,前記画像投影装置の移動による前記角度の変化が前記閾値に達しているか否かの判定をする判定部とを有し,前記角度の変化が前記閾値に達した場合,前記前記画像投影装置の移動方向に応じた向きで前記画像を投影する画像投影装置。
【選択図】図5

Description

本発明は,画像投影装置に関する。
従来,プロジェクタは会議室における発表の場等で壁に画像を大きく投影し,大人数に対する視聴を目的として使用されてきた。しかし,近年では,従来よりも小型のプロジェクタがデジタルカメラ,ビデオカメラ,携帯電話等携帯機器に搭載されている。操作者個人が携帯機器に搭載されている画面からしか閲覧できなかった画像が,これら携帯型プロジェクタにより壁やテーブル等に投影されることで,3〜4人程度の少人数での同時に閲覧することが可能となっている。例えば,携帯電話に必要な文書,写真,メール等を格納しておけば,携帯電話に搭載されたプロジェクタで画像をテーブル等の平面に投影することで,出先での少人数での打合せ・プレゼンテーションが大型プロジェクタを使わずに可能となる。このように営業ツールとしても携帯型プロジェクタを使用することができ,少人数で画像を閲覧する機会は今後増加することが予想される。
特開2009−64109号公報 特開2010−197755号公報
操作者が携帯機器を手に持ちテーブルのような平面に画像を投影したとき,各閲覧者は投影された画像を取り囲みながら閲覧することがある。しかしながら,このような場合画像の向きは通常固定されているため,閲覧者によっては画像の向きが上下反対であったりする等画像が見難くなる。そのため,閲覧者間における同時かつ共通な理解を妨げている。また,操作者が画像の向きを調整するため携帯端末を手に持ち画像を投影しながら携帯端末のボタンを操作するのは手間がかかるため,操作者が画像を投影しながら簡単な操作で各閲覧者に合わせて画像の向きを変えられることが望ましい。
そこで,本発明の目的は,投影画像を取り囲む全ての人にとって理解し易く画像を投影する装置を提供することとする。
画像投影装置の第1の側面は,
投影面に画像を投影する画像表示部と,
前記画像を生成する画像処理部と,
前記画像投影装置の鉛直方向の角度を検出する角度検出部と,
前記画像投影装置と前記投影面との距離を検出する距離検出部と,
前記鉛直方向の角度に基づいて前記投影面に対する前記画像投影装置の投影角度を決定し,前記投影角度と前記距離とに基づいて前記画像の基準移動距離に対応する前記角度の変化の閾値を決定し,前記画像投影装置の移動による前記角度の変化が前記閾値に達しているか否かの判定をする判定部とを有し,
前記角度の変化が前記閾値に達した場合,前記前記画像投影装置の移動方向に応じた向きで前記画像を投影する。
画像投影装置の第1の側面によれば,閲覧者が画像を見易くなるように,操作者は画像を投影しながら簡単な操作で画像の向きを切り替えることができる。
第1の実施の形態における画像投影装置の投影状態を示す図である。 第1の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。 第1の実施の形態における画像投影装置のローカル座標を示す図である。 第1の実施の形態における画像投影装置の鉛直方向の角度の変化を示す図である。 第1の実施の形態における画像投影装置の構成図である。 第1の実施の形態における投影角度を示す図である。 第1の実施の形態における画像投影装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における画像切替処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。 第2の実施の形態における画像切替処理のフローチャートである。 第2の実施の形態における投影画像データの回転処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。 第3の実施の形態における投影画像データの回転処理を示すフローチャートである。
以下,図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は,第1の実施の形態における画像投影装置の投影状態を示す図である。まず,図1を用いて第1の実施の形態における画像投影装置10の処理概要を説明する。
第1の実施の形態では,テーブル11の左側に立つ操作者12が携帯型の画像投影装置10を手に持ち,図1に示すようにテーブル11の上方からテーブル11に向けてレーザー光を走査させて画像101を投影する。このとき画像101は,操作者12から見て上下左右の向きが正しくテーブル11上に映し出されている。画像101内の矢印は画像の上下方向を示す。しかし,テーブルの右側に立つ閲覧者13から見ると,画像101は上下左右の向きが反対に投影されているため,閲覧者13は画像101を理解し難い状況となっている。
そこで,操作者12は,画像投影装置10の先端を閲覧者13に向けて振り,後述する画像投影装置10の画像切替処理を開始する。操作者12が画像投影装置10の先端を振ることによって,画像101は矢印14の向きにテーブル11上を移動する。そして,画像101の移動距離が,予め画像投影装置10に設定していた基準移動距離に達したとき,画像101の向きが切り替わり,閲覧者13から見て上下左右の向きが正しい画像102がテーブル11上に映し出される。閲覧者13は,画像101ではなく画像102を見ることで,画像の内容を理解し易くなり,操作者12と閲覧者13との間で共通認識が生まれコミュニケーションが円滑になる。
操作者12が閲覧者13の方向に画像投影装置10の先端を振った場合だけに限らず,画像投影装置10の先端を振った方向に応じて画像の向きが切り替わる。これにより,テーブル11を複数の閲覧者が囲んでいても,操作者12は各閲覧者の方向に画像投影装置10の先端を振って各閲覧者が見易くなるように画像の向きを切り替えることができる。次に図2を用いて,画像の切替パターンについて具体的に説明する。
図2は,第1の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。まず,図1のように操作者12は画像投影装置10を手に持ち,テーブル11上に画像101を投影する。そして,図1と同様,操作者12が画像投影装置10の先端を垂直方向の上方に振って画像101を移動させた場合,移動中は,画像101は画像110のように向きは切り替わらない。そして移動距離が基準移動距離Nに達したときに画像の上下左右の向きが切り替わり,画像102のように画像101が180度回転した画像が映し出される。
また,操作者12が画像101を投影して垂直方向と直交する水平方向の左に画像投影装置10の先端を振った場合,画像101の移動中は画像111のように向きは切り替わらないが,移動距離が基準移動距離Nに達したときに向きが切り替えられる。そして,画像104のように画像101が90度時計回りした画像が映し出される。同様にして,画像101を画像102〜108の位置まで移動させることで,画像102〜108のようにそれぞれ画像の向きを切り替えることができる。
このように操作者12は,画像101の向きを切り替えたい方向へ画像投影装置10を振って,画像101を基準移動距離Nだけ移動させることで,360度あらゆる方向に画像の向きを切り替えることができる。つまり,操作者12は,画像101を中心として半径が基準移動距離Nである円周112上まで画像101が移動させれば,移動方向に応じて画像101の向きを切り替えることができる。
画像投影装置10は,画像方向の切り替え操作を可能にするため,テーブル11上における画像101の移動距離を,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向(重力方向)の角度の変化Δθ(=(Δθx,Δθy,Δθz))で検出する。
図3は,第1の実施の形態における画像投影装置のローカル座標を示す図である。図3(1)に示すように画像投影装置10はローカル座標としてx軸・y軸・z軸からなる3次元直交座標系を有しており,座標系の原点Oは画像投影装置10の中心と一致している。
図3(1)において,鉛直方向がベクトルGの方向であるとき,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θは,θ=(θx,θy,θz)と表される。ここで,θxはyz平面上にてy軸をz軸に向けてベクトルGまで回転させた角度(図3(2)),θyはzx平面上にてz軸をx軸に向けてベクトルGまで回転させた角度(図3(3)),θzはxy平面上にてx軸をy軸に向けてベクトルGまで回転させた角度(図3(4))である。
画像101を移動させるために画像投影装置10が振られると,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θは変化する。このときの角度θの変化がΔθに相当する。
そして,操作者12が画像投影装置10の先端を振った角度Δθによって,画像投影装置10は画像101の移動距離が基準移動距離Nに達しているか否かを判定する。画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化Δθが閾値に達したとき,画像投影装置10は画像101が基準移動距離Nだけ移動したと判定する。
図4は,第1の実施の形態における画像投影装置の鉛直方向の角度の変化を示す図である。図4では,図面をわかりやすくするために2次元平面における画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度を用いて説明する。図4は,図2において操作者12が図中上方向(画像101の矢印方向)に画像投影装置10の先端を振って画像101を画像102に移動させた場合での,画像101の移動方向に沿った断面を示している。
水平なテーブル11上の地点P1から距離dだけ離れ画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度がθ2である画像投影装置10から,地点P1に画像101を投影したとき,テーブル11に対する画像投影装置10の投影角度θrはθr=θ2と表される。また,画像の投影位置を地点P1から基準移動距離Nだけ離れた地点P2に移動させて画像101を画像102に切り替えたとき,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化はθnと表される。テーブル11上の基準移動距離Nはこの角度の変化θnに対応し,これが角度の変化の閾値に対応する。このとき閾値θn=θr−arctan{d・sinθr/(d・cosθr+N)}となる。
このように画像投影装置10の角度の閾値θnは,テーブル11と画像投影装置10との距離dと,テーブル11に対する画像投影装置10の投影角度θr(=θ2)と,基準移動距離Nに応じて変化する。
しかし,図4ではテーブル11を水平としているが,画像投影装置10の使用場面としてテーブル11が傾いている場合もあり得るため,テーブル11の傾きも考慮して,投影角度θrを求める必要がある。
さらに,例えば図2の画像101を画像107の位置まで移動させた場合の投影角度θrは,画像投影装置10と画像101,107とによる三角形を考えると90度となるように,投影角度θrの値は画像101の移動方向にも依存する。
そのため,図4では,実際には,画像101の移動方向である地点P1とP2とを結ぶ線と,テーブル11の地点P1と画像投影装置10の投射点P10とを結ぶ線とを含む平面を想定して,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θ2(=(θ2x,θ2y,θ2z))とテーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ1(=(θ1x,θ1y,θ1z))とに基づいて,投影角度θr(=(θrx,θry,θrz))をまず求める必要がある。なお,後述するように,第1の実施の形態では,テーブル11に画像投影装置10をおいたときの画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度を,テーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ1とする。
そして,投影角度θrを求めた後にテーブル11の地点P1と画像投影装置10との距離d,テーブル11に対する画像投影装置10の投影角度θr,基準移動距離Nに基づいて,角度の閾値θnを決定する。第1の実施の形態では,図4に示す画像投影装置10により各値を検出し,画像101の移動による操作が行われる前に,基準移動距離Nに対応する,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化の閾値θn(=(θnx,θny,θnz))を求める。
図5は第1の実施の形態における画像投影装置の構成図である。図5に示す画像投影装置10は,CPU20と,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向(加速度方向)を検出する加速度センサ21と,画像投影装置10が移動したときの角速度を検出する角速度センサ22と,画像投影装置10からテーブル11上の投影位置までの距離dを赤外線等により測定する距離センサ23と,メモリ24と,バス31と,圧縮画像データを記憶する記憶媒体26,記憶媒体26とバス31とを接続するインターフェース25と,画像処理部27と,フレームバッファ28と,赤色,緑色,青色の各レーザー光源とMEMSミラーとを有しレーザー光を走査する画像表示部30と,画像表示部30とバス31とを接続するインターフェース29とを有する。
CPU20は,メモリ24に記憶された制御プログラムを読み出して実行し,各値の演算処理,画像切替処理等の動作を制御する。
画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度は,加速度センサ21から出力される加速度データから求められた鉛直方向の角度に対して角速度センサ22から出力される角速度データで補正が行われ求められる。すなわち,操作者12が画像投影装置10を振ると,通常,加速度センサ21から出力される加速度データには,鉛直方向だけでなく画像投影装置10の移動方向成分の加速度が含まれる。そのため,角速度データに基づいて求めた角度を,加速度データに基づいて求めた角度に所定の割合で近づける補正処理(例えば特開2010−263930号公報参照)が行われ,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度が求められる。
画像投影装置10からテーブル11上の投影位置までの距離dは,距離センサ23から出力される距離データに基づいて算出される。
角度の変化の閾値θnは,画像投影装置10からテーブル11上の投影位置までの距離dと,テーブル11に対する画像投影装置10の投影角度θrと,画像101の基準移動距離Nとに基づいて,これらの値の対応関係を表すメモリ24内に格納された対応表の参照もしくはCPU20による計算により求められる。
ここで,図6は,第1の実施の形態における投影角度を示す図である。図6(1)は,テーブル11上の地点P1に投影された画像101を,地点P1から距離Nの地点P2〜P8それぞれに移動させた場合に形成される平面を表している。投影角度θrは,画像投影装置10の投影点P10と画像101のテーブル11上の地点P1と地点P2〜P8等の画像101の各移動先とからなる平面を想定し,画像投影装置の画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θ2とテーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ1とに基づいて求められる。
例えば,画像101を地点P1からP2へ移動させる場合には,投影点P10と地点P1とを結ぶ線と,地点P1とP2とを結ぶ線とを含む平面PL1を想定する。このときの投影角度θrは180°―∠P10P1P2と表される。また,画像101を地点P1からP8へ移動させる場合には,投影点P10と地点P1とを結ぶ線と,地点P1とP8とを結ぶ線とを含む平面PL2を想定する。このときの投影角度θrは180°―∠P10P1P8と表される。
角度θ1とθ2が求まれば投影点P10と地点P1とを結ぶ線は決まるため,画像101の移動方向ごとの投影角度θrを求めることができる。そこで,第1の実施の形態では,図6(2)のような画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θ2と,テーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ1と,画像101の移動方向ごとの投影角度θrとの対応関係を表す対応表を,図5のメモリ24に予め記憶させている。そして,後述するように,加速度センサ21および角速度センサ22で検出した角度θ1とθ2とに基づいて,この対応表から移動方向ごとの投影角度θrを読み出せるようにしている。
また,図5に戻り,メモリ24は,各処理の制御プログラムや,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度,画像投影装置10からテーブル11上の投影位置までの距離d,画像101の基準移動距離N,画像投影装置10の閾値θn等を記憶する。基準移動距離Nは,予めメモリ24に固定値として記憶されている。なお,これに限らず,予め複数個の基準移動距離Nが記憶され操作者12が選択できるようになっていてもよいし,操作者12が基準移動距離Nとして任意の数値をメモリ24に記憶できるようにしてもよい。
画像処理部27は,記憶媒体26の圧縮画像データを解凍し,RGB階調データからなるビットマップ等のファイル形式で投影画像データを生成し,フレームバッファ28へ記憶する。なお,画像投影装置10が振られて画像101の移動距離が基準移動距離Nに達した場合は,画像処理部27は,フレームバッファ28から投影画像データを読み出して,画像投影装置10の角度に応じた角度だけ回転させて投影画像データを補正し,フレームバッファ28へ記憶する。
画像表示部30は,フレームバッファ28の投影画像データに基づいて,赤,緑,青色のレーザー光源を変調する。そして,画像表示部30は,MEMSミラーを振りながらレーザー光をMEMSミラーで反射させてテーブル11に向けて出射する。これにより出射されたレーザー光はテーブル11上で水平方向と垂直方向とに走査されて,画像が映し出される。
ここで,テーブル11に対して斜めに画像が投影されると,テーブル11上に映し出された画像は台形上に歪んでしまう。そこで,画像表示部30は,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θ1とテーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ2とに応じて,MEMSミラーの振れ幅を調整し台形補正処理を行う。例えば,図2では,画像101の位置から画像102の位置に画像が移動すると,投影された画像は画像投影装置10から遠いほど画像の水平方向の長さが長くなり,台形の歪みが大きくなる。そのため,画像投影装置10から遠くなるに従い水平方向の走査範囲が短くなるように,画像表示部30は,MEMSミラーの振れ幅を調整して画像の歪みを防ぐ。
図7は,第1の実施の形態における画像投影装置の動作を示すフローチャートである。
まず,操作者12は画像投影装置10をテーブル11に置く。そして,CPU20は,このときの画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度を検出し,その検出した角度をテーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度θ1としてメモリ24に記憶する(S10)。
次に,操作者12は画像投影装置10を持ち,図4の地点P1に向けて画像101を投影し(このときの画像101のテーブル11上の位置を初期位置とよぶ),CPU20はこのときの画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度θ2を検出しメモリ24に記憶する(S11)。なお,このとき画像処理部27では,角度θ1とθ2と距離dとに基づいて初期位置における投影画像の台形補正処理を行う。次に,図6(2)のようなメモリ24に記憶されている対応表を読み出して,角度θ1とθ2に基づいて,例えば,θ1=(5°,30°,0),θ2=(5°,0°,0)のときの移動方向P2〜P8に対する投影角度θrのように,画像101の移動方向ごとに投影角度θrを求める(S12)。そして,CPU20は,距離センサ23から出力された距離データに基ついて,テーブル11と画像投影装置10との距離dを求めメモリ24に記憶する(S13)。
ステップS13の終了後,CPU20は,画像101の移動方向ごとの投影角度θr,距離d,基準移動距離Nに基づいて,メモリ24の対応表又は計算により角度の閾値θnを画像101の移動方向ごとに決定し,メモリ24に記憶する(S14)。
ステップS10〜S14によって,テーブル11が水平(鉛直方向に対して垂直)でなくても,テーブル11と画像投影装置10との相対的位置関係により,画像101を基準移動距離Nだけ移動させるのに必要な角度の変化θnが画像101の移動方向ごとに決定する。
ステップS14で角度の閾値θnが決定したため,操作者12は,画像投影装置10を振って,図8に示す画像切替処理により画像の向きを切り替えることができる(S15)。
図8は,第1の実施の形態における画像切替処理を示すフローチャートである。
図7のステップS14が終了した後,CPU20は,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度を検出する(S21)。このときの角度をθ3とする。そして,CPU20は,角度θ3とθ2とが等しいか否かを判定する(S22)。つまり,操作者12により画像投影装置10が振られているか否かを判定する。
角度θ3がθ2と等しい場合は,画像投影装置10は初期位置から動いていない,すなわち操作者12は画像投影装置10を振っていないこととなる。この場合は,CPU20は,再度角度θ3の検出を行う(S21)。
角度θ3がθ2と異なる場合は,CPU20は,操作者12が画像投影装置10を振っていると判定する。この場合,CPU20は,初期位置における画像投影装置10の角度θ2とステップS21で検出した角度θ3とに基づいて,画像101の移動方向を決定する。そして,図7のステップS14で求めた画像101の移動方向ごとの閾値θnから,当該移動方向に対する閾値θnを決定する(S23)。
ステップS23の終了後,CPU20は,角度θ3とθ2とに基づき画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化Δθを求め,その変化Δθが閾値θnより小さいか否かを判定する(S24)。つまり,ステップS24では,画像101の移動距離が基準移動距離Nに達しているか否かを判定する。
画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θnよりも小さい場合,すなわち画像101が移動中の間は,画像投影装置10の角度θ3に応じて画像表示部30における台形補正処理を行う(S25)。ステップS25が終了後,CPU20は,再度角度θ3の検出を行い(S26),ステップS24の判定を行う。
ステップS24において,画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θn以上の場合は,画像101が基準移動距離Nだけ移動したこととなる。この場合,CPU20は,ステップS23で決定した画像101の移動方向に応じて画像の向きの切り替えを行い(S27),角度θ3に応じて台形補正処理を行う(S28)。つまり,画像処理部27がフレームバッファ27の投影画像データを読み出し,画像101の移動方向に応じて回転させて,投影画像データを補正する。補正後の投影画像データが画像表示部30より投影されることにより,向きが切り替わった画像がテーブル101上に映し出される。
なお,第1の実施の形態では,操作者12は,画像投影装置10を回転させながら振ることはせず,画像投影装置10自体の上下の向きを固定させたまま振るものとする。
以上のとおり,第1の実施の形態では,操作者12は,画像投影装置10を振ることで画像101の向きを所望の方向に簡単に切り替えることができる。また,操作者12は,テーブル11に対してどこから投影しても,画像101をテーブル11上で基準移動距離Nだけ移動させることにより,画像の向きを切り替えることができる。これにより,閲覧者が画像101を取り囲むように位置していても,各閲覧者が見易くなるように画像の向きを切り替えることができ,閲覧者の理解を促すことができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では,画像101が基準移動距離Nだけ移動するまでは画像101の向きは固定されている。また,操作者12が画像切替処理を意図せず投影位置を上下左右にずらす場合にも画像101の移動が生じる。そのため,操作者12は,画像101が移動しても,画像の向きが切り替わるまでは画像切替処理が正常に行われようとしているのか判断することができない。そこで,第2の実施の形態では,操作者12が,例えば予め設定されている画像切替処理操作の回転速度範囲内で画像投影装置10の先端を振って画像切替処理操作を行う場合,画像投影装置10は,画像101を移動している間その移動距離に応じて画像を回転させる。これにより,操作者12は,画像切替処理が行われようとしていることを操作しながら認識することができる。
図9は,第2の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。図9(a)〜(e)は,まず操作者12が画像101を投影し,垂直方向の上に画像投影装置10を振って画像101を基準移動距離N離れた画像102の位置まで移動させた場合の,画像101の回転を示している。
図9(a)の画像の矢印の向きは,操作者12がテーブル11上に投影を開始したときの操作者12から見た画像101の向きであり,矢印の向きは上を示す。このときは,画像101の移動距離は0である。操作者12が前述の回転速度範囲内で画像投影装置10を振り画像101の移動を開始し,画像101の移動距離が基準移動距離Nの1/4に達したとき,図9(b)のように画像101は反時計回りに45度回転した画像になる。そして,操作者12が画像101を移動させて移動距離がN/2まで達したときは図9(c)のように画像101を反時計回りに90度回転させた画像になる。さらに画像101の移動距離が3N/4に達すると,図9(d)のように画像101を反時計まわりに135度回転させた画像となる。移動距離が基準移動距離Nに達したときは,図9(e)のように画像101を180度回転させた画像102がテーブル11上に映し出される。
このように,操作者12が垂直方向の上に画像投影装置10を振る場合は,移動距離がNに達すると180度回転するように画像101の移動距離に応じて,画像101が回転した画像が映し出される。
画像101の移動中の回転角度は,画像投影装置10を振った方向と移動距離とにより決まる。移動距離が基準移動距離Nに達したときの回転角度をθmとすると画像投影装置10が振られた方向に応じて回転角度θmが決まる(図9(a)〜(e)ではθm=180度)。回転角度θmは,画像101を画像106の位置に移動させる場合が最小となり,画像101を画像105の位置に移動させる場合が最大となる。また,画像101の移動距離Lとすると画像101の回転角度θ´はθm・L/Nとなる。
第1の実施の形態と同様,画像投影装置10は,画像101の移動距離を,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化で検出する。画像101が基準移動距離Nだけ移動したときの画像投影装置10の鉛直方向の角度は閾値θnである。画像101を投影したときの画像投影装置10の鉛直方向の角度θ2と画像101が移動距離Lだけ移動したときの画像投影装置10の鉛直方向の角度θ3とに基づいて求められる画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化をΔθとすると,画像101の回転角度θ´はθm・Δθ/θnと表すこともできる。
なお,図9(a)〜(e)では反時計回りに画像101は回転したが,これに限らず,画像投影装置10を振った方向に応じて,反時計回り又は時計回りに画像101を回転させてもよい。例えば,画像102〜105等のように,操作者12から向かって水平方向の左側に画像101を移動させるときは時計回りに画像が回転し,画像106〜108等のように水平方向の右側に画像101を移動させるときは反時計回りに画像を回転させてもよい。
第2の実施の形態における画像投影装置10の構成は,図5と同様である。ただし,画像処理部27は,フレームバッファ28から読み出した投影画像データに回転処理を行い,画像101の移動距離に応じた回転角度だけ回転させた投影画像データを生成しフレームバッファ28へ記憶する。
また,第2の実施の形態における画像投影装置の動作は図7と同様である。第2の実施の形態では,図7のステップS15の画像切替処理については,図10に示す処理が行われる。
図10は,第2の実施の形態における画像切替処理のフローチャートである。図10の画像切替処理は,ステップS35以外は図6と同様である。図10のステップS35では,台形補正処理だけでなく,図11に示す投影画像データの回転処理が行われる。
図11は,第2の実施の形態における投影画像データの回転処理を示すフローチャートである。まず,CPU20は,図10のステップS33で決定した移動方向に基づいて,画像101が基準移動距離Nだけ移動したときの回転角度θmを決定する(S41)。次に,角度θ2とθ3とに基づいて画像101の回転角度θ´を決定する(S42)。そして,画像処理部27は,フレームバッファ28から画像101の投影画像データを読み出して角度θ´だけ回転させ,回転処理後の新たな投影画像データを生成しフレームバッファ28へ記憶する(S43)。そして,角度θ3に応じて台形補正処理を行う(S44)。
以上のように,第2の実施の形態では,画像101の移動中,画像101が回転することにより,操作者12は,画像投影装置10で画像方向切替処理が行われようとしていることを認識することができる。また,基準移動距離Nに到達して急に画像101の向きが切り替わるのではなく,画像101の移動距離に応じて画像101は回転するため,操作者12からは,滑らかに画像101の向きが変わっているように見える。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では,予め設定されている画像切替処理操作の回転速度範囲内で画像投影装置10の先端を振っても,画像101のテーブル11上の投影位置は初期位置のときの投影位置から変わらず,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θnに到達したら画像101が切り替わる。さらに,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θnのときの画像101の回転角度を180度として,角度の変化Δθが閾値θnに達するまで,角度の変化Δθに応じて画像101が時計回りに回転する。これにより,MEMSミラーにより投影位置を固定しても,操作者12は画像投影装置10を振っていることを体感でき,画像切替処理が行われようとしていることを操作しながら認識することができる。また,操作者12は,画像101の移動距離の代わりに回転度合いを操作しながら見ることで,どの程度画像投影装置10の先端を振れば画像101の向きが切り替わるか判断することができる。
図12は第3の実施の形態における画像方向の切替パターンを示す図である。操作者12は,操作者12からみて正しい方向に画像101をまず投影し(図12(a)),画像投影装置10の先端を図中右方向に振り画像切替処理を開始する。画像101は,操作者12の振りの動作に応じて回転して投影される。
右方向にθn/2だけ振った場合(図12(b)),画像101が時計回りに90度回転した画像301が投影される。画像投影装置10がさらに右方向に振られると,画像101は時計回りに回転し続ける。右方向に閾値3θn/4だけ振った場合には(図12(c)),画像101が時計回りに135度回転した画像302が瞬間的に投影される。そして,右方向に閾値θnだけ振った場合には(図12(d)),画像101は,180度回転する直前で,画像投影装置10が移動した右方向に対応して画像の向きが切り替えられ,画像101が反時計まわりに90度回転した画像303が投影される。
このように,角度の変化Δθが閾値θnに達するまでは,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θnのとき画像101の回転角度が180度となるように,角度の変化Δθに応じて,画像101は時計回りに回転して投影される。そして,角度の変化Δθが閾値θnに達したときは,画像投影装置10の移動方向に応じて画像101の向きが切り替えられる。
第3の実施の形態における画像投影装置10の構成は,図5と同様である。ただし,画像表示部30は,画像投影装置10が移動しても画像101が初期位置に投影されるように,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθに応じて,MEMSミラーの向きを制御する。また,画像処理部27は,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθに応じて,フレームバッファ28から読み出した投影画像データに回転処理を行う。
また,第3の実施の形態における画像投影装置の動作や画像切替処理は,図7,図10と同様である。ただし,図10のステップS35では,図13に示す投影画像データの回転処理も行われる。
図13は,第3の実施の形態における投影画像データの回転処理を示すフローチャートである。まず,CPU20は,角度θ2とθ3と閾値θnに基づいて画像101の回転角度θ´を決定する(S51)。そして,画像処理部27は,フレームバッファ28から画像101の投影画像データを読み出してθ´だけ回転させ,回転処理後の新たな投影画像データを生成しフレームバッファ28へ記憶する(S52)。そして,角度θ3に応じて台形補正処理を行う(S53)。
以上のように第3の実施の形態では,画像投影装置10が移動しても画像101のテーブル11上の投影位置は変わらず,画像投影装置10の鉛直方向の角度の変化Δθが閾値θnに達するまでは,その角度の変化Δθに応じて回転して投影される。そして,角度の変化Δθが閾値θnに達すると,画像投影装置10の移動方向に応じて,画像101の向きが切り替わる。
これにより,投影位置を固定しても,操作者12は画像投影装置10を振っていることを体感できる。さらに,操作者12は,画像101の移動距離ではなく回転量から,画像101の向きを切り替えるのにどの程度画像投影装置10を振ればよいかを操作しながら把握することができる。
また,第1および第2の実施形態では,テーブル11の面積が基準移動距離Nを半径とする円よりも小さい場合,画像101を移動させるとテーブル11からはみ出してしまう。しかし,第3の実施の形態であれば,テーブル11の面積が少なくとも画像101の対角線を直径とする円面積だけあれば,操作者12は,画像101を見ながら,画像101の向きを切り替えることができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
画像投影装置において,
投影面に画像を投影する画像表示部と,
前記画像を生成する画像処理部と,
前記画像投影装置の鉛直方向の角度を検出する角度検出部と,
前記画像投影装置と前記投影面との距離を検出する距離検出部と,
前記鉛直方向の角度に基づいて前記投影面に対する前記画像投影装置の投影角度を決定し,前記投影角度と前記距離とに基づいて前記画像の基準移動距離に対応する前記角度の変化の閾値を決定し,前記画像投影装置の移動による前記角度の変化が前記閾値に達しているか否かの判定をする判定部とを有し,
前記角度の変化が前記閾値に達した場合,前記前記画像投影装置の移動方向に応じた向きで前記画像を投影する画像投影装置。
(付記2)
付記1において,
前記角度の変化に応じて前記画像の台形歪みを補正し,前記前記画像投影装置の移動によって前記画像が前記投影面上を前記基準移動距離だけ移動したときに前記画像の向きを切り替える画像投影装置。
(付記3)
付記1において,
前記画像投影装置が前記投影面に置かれたときに前記投影面の鉛直方向の角度を検出し,前記画像を投影開始したときに前記画像投影装置の鉛直方向の初期角度を検出し,前記投影面の鉛直方向の角度と前記画像投影装置の鉛直方向の初期角度とに基づいて前記投影角度を決定する画像投影装置。
(付記4)
付記1において,
前記角度の変化に応じた回転角度だけ前記画像を回転して前記画像を投影し,前記画像投影装置の移動によって前記画像が前記投影面上を前記基準移動距離だけ移動したときに前記画像の向きを切り替える画像投影装置。
(付記5)
付記1において,
前記画像投影装置が移動しても前記画像を前記投影面の同じ位置に投影し,前記角度の変化に応じて前記画像を回転させて投影する画像投影装置。
N : 画像101の基準移動距離
Δθ : 画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化
θn : 画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度の変化の閾値
θr : 投影角度
θ1 : テーブル11のローカル座標における鉛直方向の角度
θ2 : 初期位置にある画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度
θ3 : 画像投影装置10のローカル座標における鉛直方向の角度

Claims (5)

  1. 画像投影装置において,
    投影面に画像を投影する画像表示部と,
    前記画像を生成する画像処理部と,
    前記画像投影装置の鉛直方向の角度を検出する角度検出部と,
    前記画像投影装置と前記投影面との距離を検出する距離検出部と,
    前記鉛直方向の角度に基づいて前記投影面に対する前記画像投影装置の投影角度を決定し,前記投影角度と前記距離とに基づいて前記画像の基準移動距離に対応する前記角度の変化の閾値を決定し,前記画像投影装置の移動による前記角度の変化が前記閾値に達しているか否かの判定をする判定部とを有し,
    前記角度の変化が前記閾値に達した場合,前記前記画像投影装置の移動方向に応じた向きで前記画像を投影する画像投影装置。
  2. 請求項1において,
    前記角度の変化に応じて前記画像の台形歪みを補正し,前記前記画像投影装置の移動によって前記画像が前記投影面上を前記基準移動距離だけ移動したときに前記画像の向きを切り替える画像投影装置。
  3. 請求項1において,
    前記画像投影装置が前記投影面に置かれたときに前記投影面の鉛直方向の角度を検出し,前記画像を投影開始したときに前記画像投影装置の鉛直方向の初期角度を検出し,前記投影面の鉛直方向の角度と前記画像投影装置の鉛直方向の初期角度とに基づいて前記投影角度を決定する画像投影装置。
  4. 請求項1において,
    前記角度の変化に応じた回転角度だけ前記画像を回転して前記画像を投影し,前記画像投影装置の移動によって前記画像が前記投影面上を前記基準移動距離だけ移動したときに前記画像の向きを切り替える画像投影装置。
  5. 請求項1において,
    前記画像投影装置が移動しても前記画像を前記投影面の同じ位置に投影し,前記角度の変化に応じて前記画像を回転させて投影する画像投影装置。
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