JP2013152204A - レゾルバデジタルコンバータマッチング回路、レゾルバ装置、モータ装置及びモータドライブユニット - Google Patents

レゾルバデジタルコンバータマッチング回路、レゾルバ装置、モータ装置及びモータドライブユニット Download PDF

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Abstract

【課題】任意のレゾルバ装置と任意のレゾルバデジタルコンバータを接続しても位置検出器として機能するよう、レゾルバ装置又はレゾルバデジタルコンバータに汎用性を持たせることを目的とする。
【解決手段】レゾルバ装置とレゾルバデジタルコンバータとを接続する経路内に設けられ、レゾルバ装置からの出力波形を随時調整可能とすることを特徴とするレゾルバデジタルコンバータマッチング回路、前記レゾルバデジタルコンバータマッチング回路をレゾルバケーブル末端に備えることを特徴とするレゾルバ装置及び前記レゾルバデジタルコンバータマッチング回路を備えることを特徴とするモータ装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばサーボモータ装置やリニアモータ装置等に用いられる角度位置や直線位置検出を行うレゾルバ装置に関し、特に、そのレゾルバ装置とレゾルバデジタルコンバータ(以下、RDCと記す)とのマッチングを行うレゾルバデジタルコンバータマッチング回路(以下、RDCマッチング回路と記す)に関する。また、そのRDCマッチング回路を用いたレゾルバ装置及びモータ装置に関する。
近年、アクチュエータによる高精度な位置決め等のため、位置検出を行うレゾルバ装置においては、より高精度な位置検出が望まれている。この課題の改善のための先行技術としては、例えば特許文献1があり、これは、互いにずれた位置に配された2つのコイルによって90°位相がずれた正弦波を取出し、該正弦波を用いて位置検出を行なうようにした位置検出装置において、前記90°位相がずれた2つの正弦波の位相を調整する手段を設けたことを特徴とし、これにより、機械的な位相のずれに伴う2つの正弦波のずれを矯正してそれらの位相差を90°の値に正しく調整することが可能になり、より高精度な位置検出が可能となるというものである。具体的には、図9に示す通り、2つのコイル41,42からの出力波形をそれぞれ位相調整回路43,44により調整して位相歪を除去し、ゲイン調整回路45,46によって振幅を調整した後、RDCに相当する専用のデコーダ47に入力するものである。
しかしながら、この先行技術における調整回路は、特定のレゾルバ装置と特定のRDCとのために専用設定されるものであり、そのため調整時に想定したものと別仕様のレゾルバ装置や別仕様のRDCを接続すると、位置検出器として十分には機能しないものであった。すなわち、レゾルバ装置やRDCの汎用性が十分ではなかった。
特開2000−46584号公報
任意のレゾルバ装置と任意のRDCを接続しても位置検出器として問題なく機能するよう、レゾルバ装置又はRDCに十分な汎用性を持たせることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のRDCマッチング回路、レゾルバ装置及びモータ装置を提供する。
(1)レゾルバ装置とRDCとを接続する経路内に設けられ、レゾルバ装置からの出力波形を随時調整可能とすることを特徴とするRDCマッチング回路。
(2)レゾルバ信号振幅調整回路とリファレンス信号振幅調整回路を有することを特徴とする(1)記載のRDCマッチング回路。
(3)レゾルバ装置からの出力信号を加算器に通すことでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成回路を有することを特徴とする(1)又は(2)記載のRDCマッチング回路。
(4)前記レゾルバ信号振幅調整回路,前記リファレンス信号振幅調整回路及び前記リファレンス信号生成回路を一つの筐体内に納め、信号振幅調整部位と信号確認部位を前記筐体表面に備えることを特徴とする(3)記載のRDCマッチング回路。
(5)(1)〜(4)記載のRDCマッチング回路をレゾルバケーブル末端に備えることを特徴とするレゾルバ装置。
(6)前記筐体にRDC接続用コネクタを備えることを特徴とする(5)記載のレゾルバ装置。
(7)(1)〜(4)記載のRDCマッチング回路を備えることを特徴とするモータ装置。
(8)モータを制御するモータドライブユニットであって、(4)記載のRDCマッチング回路を一体的に備えることを特徴とするモータドライブユニット。
本発明によれば、レゾルバ装置又はRDCに汎用性を持たせることができる。そのため、任意のレゾルバ装置と任意のRDCを接続しても位置検出器として機能するという効果が得られる。また、より使用環境に近い状態での調整ができるため、位置検出の精度を高めることができる。
本発明に係る実施形態(RDCに差動回路あり)の回路図である。 本発明に係る実施形態のCP1における波形を示す図である。 本発明に係る実施形態のCP3,CP4,CP6及びCP7における波形を示す図である。 本発明に係る実施形態のCP8における波形を示す図である。 本発明に係る実施形態(RDCに差動回路あり)の回路図である。 本発明に係る実施形態のCP2及びCP5における波形を示す図である。 本発明に係るレゾルバ装置の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るモータ装置の実施形態を示す斜視図である。 従来技術を説明するための回路図である。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明は、一つのレゾルバ装置(位置検出装置)で様々なRDCに適応できるように、また、一つのRDCで様々なレゾルバ装置に適応できるように、種々のレゾルバ信号をそれぞれ微調整できる機能を持つRDCマッチング回路を基本的な構成の一つとする。
また、一つのレゾルバ装置で様々なRDCに適応できるようにしたものにおいては、RDCマッチング回路をRDC寄り、できれば直前(レゾルバケーブル末端など)に設けることで、レゾルバ信号振幅を使用するRDCの入力信号仕様に合わせて、且つ回路やケーブルの個体差,環境及びイミュニティ(電磁耐性)などの信号の平衡状態に影響を及ぼす要因を極力含ませた最終段階で信号振幅を微調整できるようにすることが好ましい。
また、トラッキング型RDCなど、RDCを使用する場合に、RDCマッチング回路内でレゾルバ信号を用いてリファレンス信号を生成することで、RDCにてレゾルバ信号とリファレンス信号との位相差が発生せず、個別の位相合わせ調整の不要なものとすることもできる。
また、各信号のゲイン調整に可変抵抗を用いており、オシロスコープ等の信号測定機器を接続することで信号振幅波形を直接見ながら調整できるため、ソフトウェアによる補正をしなくても高精度な検出が可能となっている。
レゾルバ装置からのいわゆるA相、B相の略正弦波(SIN,COS)のアナログ信号をデジタル値の角度に変換するRDCと、レゾルバ固定子側にキャリア信号(コモン信号)発生回路より発生されたキャリア信号を入力し、レゾルバ回転子側の回転に伴い変調されたアナログのレゾルバ信号A相B相を出力する2相レゾルバ装置、または4相レゾルバ装置とにおいては、通常、RDCとレゾルバ装置の組合せは固定されている。すなわちRDCのSIN、COSアナログ入力電圧仕様,レゾルバ出力A相B相アナログ信号とリファレンス信号との許容位相差仕様及びレゾルバ装置の変圧比などを専用設定したRDCマッチング回路によってRDCとレゾルバ装置が接続されている。そのためRDCマッチング回路専用設計時に想定したものと別仕様のRDCや別仕様のレゾルバ装置を接続しても位置検出器として機能せず、専用設計RDCマッチング回路には汎用性が無かった。
本発明では、レゾルバ信号振幅調整回路を有するRDCマッチング回路をRDC寄り、できれば直前(レゾルバケーブル末端)など、レゾルバ装置とRDCの間に設けることで、使用するRDCの入力信号仕様に合わせてレゾルバ信号振幅を調整できる機能を有する。
この具体的態様の一つとして例を挙げる。レゾルバケーブルの末端に配置されたRDCマッチング回路は、レゾルバ信号振幅調整回路を回路筐体内に納め、信号振幅調整部位としての可変抵抗と信号確認部位としてのチェックピンを回路筐体の外部からアクセス可能な位置、例えば筐体表面に露出した位置に配置している。これにより、チェックピンに接続したオシロスコープなどの測定器で確認しながら直接可変抵抗で信号振幅を調整でき、使用するRDCの入力電圧に合わせることができる。更に、回路筐体表面にRDCユニットに接続可能なコネクタを備えることで、ケーブルやコネクタ等の部品点数を削減できる。また外部からの電磁波などの悪影響をより少なくしてRDCと接続可能となる。このように、RDCマッチング回路をレゾルバ装置におけるレゾルバ信号振幅調整回路を有するボックス兼コネクタとすることができる。
また、トラッキング型RDCなど、RDCの使用において、RDCマッチング回路内でレゾルバ信号を加算回路にて加算することでそれをリファレンス信号とし、その信号をRDCに入力することでレゾルバ信号とリファレンス信号との位相差は発生せず、個別の位相合わせ調整が不要となる。このようなリファレンス信号生成回路を持たせることで、更にRDCとレゾルバ装置の組合せ範囲が広がり汎用性が高まる。
また、RDCマッチング回路によってレゾルバ装置からの出力波形を随時調整可能であるため、より使用状態に近い状態でRDCマッチング回路を調整することにより、回路やケーブルの個体差,環境及びイミュニティなど信号の平衡状態に悪影響を及ぼす要因を極力含ませた最終段階での信号振幅微調整が可能となっており、位置検出精度の向上を図ることができる。
上記RDCマッチング回路をレゾルバケーブル末端に備えたレゾルバ装置は、任意のRDCを用いることが可能となり、より高精度な位置検出が可能となるとともに、その汎用性も増大する。また、上記RDCマッチング回路を備えたモータ装置についても任意のRDCを用いることが可能となり、より高精度な角度位置検出が可能となる。
以下、図を用いて実施例を挙げて更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明に係るRDCマッチング回路1をレゾルバ装置2と任意のRDCユニット(差動回路あり)3に接続したところを示す回路図である。RDCユニット3には励磁回路31があり、キャリア信号が発信される。発信されたキャリア信号はコネクタ4を経てRDCマッチング回路1筐体内のキャリア信号増幅器11にて増幅される。この増幅具合は、チェックピンCP1にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図2にその波形の例{キャリア信号(sinωt)}を示す。レゾルバに印加するキャリア信号であり、変調前の信号である。また、可変抵抗VR1にて振幅を調整可能としている。
次にキャリア信号は、レゾルバケーブル等を通ってレゾルバ装置2に入力される。入力されたキャリア信号は、回転子の回転に伴い変調され、信号検出抵抗21〜24を用いて電流変動を電圧変動に変換して、レゾルバ信号すなわち+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号としてレゾルバ装置2から出力される。
この装置のレゾルバ2は磁気抵抗の変化を利用して回転体の角度位置を検出する位置検出器でステータコイルとロータから構成されている。このコイルは4相(+A相、+B相、−A相及び−B相)から成っており、A相B相は電気角が90°間隔になるように並んでおり、+相−相は電気角が180°間隔になるように並んでいる。これらにRDCユニット3内で生成されたキャリア信号(sinωt)の電流を流し、ロータを回転させると磁気抵抗の変化によってこのキャリア信号が変調される。このようにロータの位置により上記4相の出力に角度に応じた変化が発生するため、これを利用してロータ位置を検出する。
出力された4相の波形信号は、レゾルバケーブル等を通ってRDCマッチング回路1に入力される。
RDCマッチング回路1に入力された+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号はそれぞれ+A相増幅器13,−A相増幅器14,+B相増幅器16及び−B相増幅器17を通って増幅される。ここで、任意のRDCユニット3が差動回路を有していない場合は、+A相及び−A相はA相差動増幅器12を通って両相の差分を取って増幅され、+B相及び−B相はB相差動増幅器15を通って両相の差分を取って増幅される。これについては、実施例2にて図を用いて説明する。
本実施例では、耐ノイズ性を高めるために差動信号をRDCユニット3へ入力するものであり、接続されるRDCユニット3が差動信号処理回路をもつ場合である。入力信号は±信号の
+A相(Φ+A)=(Adc+Asinθ)sin(ωt-α)
-A相(Φ-A)=((Adc+Asin(θ-180°))sin(ωt-α) :+A相のAC成分反転信号
+B相(Φ+B)=((Bdc+Bsin(θ-90°))sin(ωt-α)
-B相(Φ-B)=((Bdc+Bsin(θ-270°))sin(ωt-α) :+B相のAC成分反転信号
となる。ここで、αはキャリア信号の位相ずれである。
上記4相の波形信号の増幅具合はそれぞれのチェックピンCP3、CP4、CP6及びCP7にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図3にその波形の例{変調、増幅されたキャリア信号(レゾルバ信号)}を示す。角度情報を得るため、ここから各相のレゾルバ信号変調分(ac成分)を復調する。また、可変抵抗VR3、VR4、VR6及びVR7にて振幅を調整可能としている。可変抵抗VR3、VR4、VR6及びVR7を通ったそれぞれの波形信号は、コネクタ4を通ってRDCユニット3の各入力端子33、34、36及び37に入力される。このように、本発明のRDCマッチング回路1は、任意のRDCに合わせた波形信号を出力することができるので、種々のRDCを用いることができ汎用性を持たせることができる。また、より使用環境に近い最終段階で波形信号調整が可能であるため、種々の環境要因を含ませた状態での調整となり、各波形信号のバランスを合わせることにより、より高精度な位置検出を行うことができる。
また、レゾルバ2から出力されるレゾルバ信号、すなわち+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号は、RDCマッチング回路1内にあるリファレンス信号生成回路18の加算器19にて加算され、これによりリファレンス信号を生成することができる。生成されたリファレンス信号の具合は、チェックピンCP8にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図4にその波形の例{生成されたリファレンス信号}を示す。RDC内でレゾルバ信号変調分を復調するには、レゾルバ信号と同期したリファレンス信号が必要になる。各相レゾルバ信号を加算回路に通すことで生成された信号であれば各相レゾルバ信号との位相ずれが発生しない(同期している)ため、これをリファレンス信号として利用する。また、可変抵抗VR8にて振幅を調整可能としている。可変抵抗VR8を通ったリファレンス信号は、コネクタ4を通ってRDCユニット3の入力端子38に入力される。このように、本発明のRDCマッチング回路1は、レゾルバ信号からリファレンス信号を生成することもできるので、レゾルバ信号とリファレンス信号に位相差が発生することがなく、個別の位相合わせ調整が不要となっており、より汎用性の高いものとなっている。これは、RDCにてレゾルバ信号の変調成分を復調するにはレゾルバ信号と同期したリファレンス信号が必要となるためであり、このためRDCマッチング回路内で各相レゾルバ信号を加算回路を通すことによりレゾルバ信号と同期したリファレンス信号を得られるようにしている。
(実施例2)
図5は、本発明に係るRDCマッチング回路1をレゾルバ装置2と任意のRDCユニット(差動回路なし)3に接続したところを示す回路図である。以下、実施例1(図1)と共通の部位については、同符号を用いて説明する。RDCユニット6には励磁回路31があり、キャリア信号が発信される。発信されたキャリア信号はコネクタ4を経てRDCマッチング回路1筐体内のキャリア信号増幅器11にて増幅される。この増幅具合は、チェックピンCP1にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図2にその波形の例{キャリア信号(sinωt)}を示す。レゾルバに印加するキャリア信号であり、変調前の信号である。また、可変抵抗VR1にて振幅を調整可能としている。
次にキャリア信号は、レゾルバケーブル等を通ってレゾルバ装置2に入力される。入力されたキャリア信号は、回転子の回転に伴い変調され、信号検出抵抗21〜24を用いて電流変動を電圧変動に変換して、レゾルバ信号すなわち+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号としてレゾルバ装置2から出力される。
この装置のレゾルバ2は磁気抵抗の変化を利用して回転体の角度位置を検出する位置検出器でステータコイルとロータから構成されている。このコイルは4相(+A相、+B相、−A相及び−B相)から成っており、A相B相は電気角が90°間隔になるように並んでおり、+相−相は電気角が180°間隔になるように並んでいる。これらにRDCユニット3内で生成されたキャリア信号(sinωt)の電流を流し、ロータを回転させると磁気抵抗の変化によってこのキャリア信号が変調される。このようにロータの位置により上記4相の出力に角度に応じた変化が発生するため、これを利用してロータ位置を検出する。
出力された4相の波形信号は、レゾルバケーブル等を通ってRDCマッチング回路1に入力される。
本実施例では、任意のRDCユニット6が差動回路を有していない場合であるので、RDCマッチング回路1に入力された+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号はそれぞれ+A相及び−A相はA相差動増幅器12を通って両相の差分を取って増幅され、+B相及び−B相はB相差動増幅器15を通って両相の差分を取って増幅される。
本実施例では、RDCユニット6が差動信号処理回路をもたない場合であり、RDCマッチング回路1の筐体内で差動信号を生成し、入力信号は±信号ではなく、
A相(ΦA)=((Adc+Asinθ)-(Adc+Asin(θ-180°)))sin(ωt-α)
:(+A相)-(-A相)
B相(ΦB)=((Bdc+Bsin(θ-90°))-(Bdc+Bsin(θ-270°)))sin(ωt-α)
:(+B相)-(-B相)
となる。ここで、αはキャリア信号の位相ずれである。
上記2相の波形信号の増幅具合はそれぞれのチェックピンCP2及びCP5にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図6にその波形の例{差動増幅後のレゾルバ信号}を示す。±A相、±B相の差動なので、それぞれdc分は相殺されてレゾルバ信号変調分(ac成分)のみが現れる。また、可変抵抗VR2及びVR5にて振幅を調整可能としている。可変抵抗VR2及びVR5を通ったそれぞれの波形信号は、コネクタ4を通ってRDCユニット6の各入力端子32及び35に入力される。このように、本発明のRDCマッチング回路1は、任意のRDCに合わせた波形信号を出力することができるので、種々のRDCを用いることができ汎用性を持たせることができる。また、より使用環境に近い最終段階で波形信号調整が可能であるため、種々の環境要因を含ませた状態での調整となり、各波形信号のバランスを合わせることにより、より高精度な位置検出を行うことができる。
また、レゾルバ2から出力されるレゾルバ信号、すなわち+A相,−A相,+B相及び−B相の4相の波形信号は、RDCマッチング回路1内にあるリファレンス信号生成回路18の加算器19にて加算され、これによりリファレンス信号を生成することができる。生成されたリファレンス信号の具合は、チェックピンCP8にオシロスコープ等の信号測定機器を接続することで確認できる。図4にその波形の例{生成されたリファレンス信号}を示す。RDC内でレゾルバ信号変調分を復調するには、レゾルバ信号と同期したリファレンス信号が必要になる。各相レゾルバ信号を加算回路に通すことで生成された信号であれば各相レゾルバ信号との位相ずれが発生しない(同期している)ため、これをリファレンス信号として利用する。また、可変抵抗VR8にて振幅を調整可能としている。可変抵抗VR8を通ったリファレンス信号は、コネクタ4を通ってRDCユニット3の入力端子38に入力される。このように、本発明のRDCマッチング回路1は、レゾルバ信号からリファレンス信号を生成することもできるので、レゾルバ信号とリファレンス信号に位相差が発生することがなく、個別の位相合わせ調整が不要となっており、より汎用性の高いものとなっている。これは、RDCにてレゾルバ信号の変調成分を復調するにはレゾルバ信号と同期したリファレンス信号が必要となるためであり、このためRDCマッチング回路内で各相レゾルバ信号を加算回路を通すことによりレゾルバ信号と同期したリファレンス信号を得られるようにしている。
図7は、本発明に係るRDCマッチング回路1を有するレゾルバ装置2の実施形態を示す斜視図である。レゾルバ装置2はレゾルバケーブル5を有しており、これを介してRDCマッチング回路1に接続されている。このRDCマッチング回路1は、レゾルバ信号振幅調整回路,リファレンス信号振幅調整回路及びリファレンス信号生成回路を一つの筐体内に納め、信号振幅調整部位としての可変抵抗器VR1〜VR8と信号確認部位としてのチェックピンCP1〜CP8をこの筐体表面に備え、外部からのアクセスが可能となっている。また、この筐体にはコネクタ4を備えRDCユニット3又は6と接続可能となっている。
このように、RDCマッチング回路1をレゾルバケーブル5の末端に配置することで、よりRDCに近い位置で、信号振幅を確認しながら直接可変抵抗VR1〜VR8を調整することができ、回路やケーブルの個体差,環境及びイミュニティなど信号の平衡状態に悪影響を及ぼす要因を極力含ませた最終段階で、用いるRDCの入力電圧に合わせることができ、また、それぞれのレゾルバ信号波形のバランスを調整することで、より高精度な位置検出が可能となる。
図8は、本発明に係るRDCマッチング回路a1を有するモータ装置aの実施形態を示す斜視図である。レゾルバa2はレゾルバレゾルバケーブルa5及びコネクタa4を有しており、これを介してモータドライブユニットa3に一体となったRDCマッチング回路a1に接続されている。(レゾルバa2のコネクタ仕様によっては専用のピン配置変換コネクタ治具をコネクタa4に接続し使用する。)このRDCマッチング回路a1は、レゾルバ信号振幅調整回路,リファレンス信号振幅調整回路及びリファレンス信号生成回路をモータドライブユニットa3内に納め、図7の実施形態と同様に信号振幅調整部位としての可変抵抗器VR1〜VR8(図の符号省略)と信号確認部位としてのチェックピンCP1〜CP8(図の符号省略)をドライブユニットa3の表面に備え、外部からのアクセスが可能となっている。また、モータドライブユニットa3は、レゾルバa2のロータと一体的に回転可能なロータを持つモータa6にモータコネクタa7及びモータケーブルa8を介して接続されており、モータドライブユニットa3により、モータa6のロータの回転が制御されるようになっている。
このように、本発明に係るRDCマッチング回路a1をモータドライブユニットa3と一体的に配置することで、モータドライブユニットa3を種々のレゾルバ仕様のモータa6に適応可能にしている。また、よりモータドライブユニットa3内のRDCに近い位置で、信号振幅を確認しながら直接可変抵抗VR1〜VR8(図の符号省略)を調整することができ、回路やケーブルの個体差,環境及びイミュニティなど信号の平衡状態に悪影響を及ぼす要因を極力含ませた最終段階で、用いるRDCの入力電圧に合わせることができ、また、それぞれのレゾルバ信号波形のバランスを調整することで、より高精度な位置検出が可能となる。
本実施の形態では、角度検出を行うレゾルバ装置の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、直線位置を検出するレゾルバ装置についても適用可能である。また、本実施形態では、RDCマッチング回路をレゾルバケーブルで接続したレゾルバ装置について説明したが、これとは逆に、RDCとRDCマッチング回路をケーブルやコネクタ等で接続したものとしてもよい。なお、本発明の調整可能なRDCマッチング回路をRDC寄り、できればRDCに直結または内蔵されるものとすると、より使用環境の影響を含ませた状態で調整できる。しかしながら、本発明のRDCマッチング回路の位置は、レゾルバ装置とRDCを接続する経路内に設けられればよく、その位置は、用途に応じ調整しやすい所に配置したり、外部からのノイズを考慮した位置に配置したり適宜設定可能である。
以上説明したように、本発明のRDCマッチング回路は、レゾルバ装置とRDCとを接続する経路内に設けられ、レゾルバ装置からの出力波形を随時調整可能としているので、任意のレゾルバ装置と任意のRDCを接続しても位置検出器として機能するよう、レゾルバ装置又はRDCに汎用性を持たせることができる。また、より高精度な位置検出を可能としている。
また、本発明のRDCマッチング回路は、レゾルバ信号振幅調整回路とリファレンス信号振幅調整回路を有しているので、随時振幅の調整が可能である。
また、本発明のRDCマッチング回路は、レゾルバ装置からの出力信号を加算器に通すことでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成回路を有しており、レゾルバ信号とリファレンス信号との間に位相差が発生せず、個別の位相調整が不要となっている。
また、本発明のRDCマッチング回路は、レゾルバ信号振幅調整回路,リファレンス信号振幅調整回路及びリファレンス信号生成回路を一つの筐体内に納め、信号振幅調整部位と信号確認部位を筐体表面に備えているので、振幅の調整がしやすい構成となっている。
また、上記のRDCマッチング回路をレゾルバケーブル末端に備えることで、よりRDCに近い位置で、信号振幅を確認しながら直接可変抵抗を調整することができ、回路やケーブルの個体差,環境及びイミュニティなど信号の平衡状態に悪影響を及ぼす要因を極力含ませた最終段階で、用いるRDCの入力電圧に合わせることができ、また、それぞれのレゾルバ信号波形のバランスを調整することで、より高精度な位置検出が可能となるレゾルバ装置とすることができる。
また、筐体にRDC接続用コネクタを備えているので、直接RDCに接続できるレゾルバ装置とすることができる。
また、上記のRDCマッチング回路を備えるモータ装置は、より高精度な角度位置検出が可能となる。
また、モータを制御するモータドライブユニットであって、上記のRDCマッチング回路を一体的に備えるモータドライブユニットは、モータドライブユニットを種々のレゾルバ仕様のモータに適応可能にできる。
1…RDCマッチング回路
11…リファレンス信号増幅器
12…A相差動増幅器
13…+A相増幅器
14…−A相増幅器
15…B相差動増幅器
16…+B相増幅器
17…−B相増幅器
18…リファレンス信号生成回路
19…加算器
2…レゾルバ装置
21,22,23,24…信号検出抵抗
3…RDCユニット(差動回路あり)
6…RDCユニット(差動回路なし)
31…励磁回路
32…A相入力端子
33…+A相入力端子
34…−A相入力端子
35…B相入力端子
36…+B相入力端子
37…−B相入力端子
38…リファレンス信号入力端子
4…コネクタ
5…レゾルバケーブル
CP…チェックピン
VR…可変抵抗
41,42…コイル
43,44…位相調整回路
45,46…ゲイン調整回路
47…デコーダ
a…モータ装置
a1…RDCマッチング回路
a2…レゾルバ
a3…モータドライブユニット
a4…レゾルバコネクタ
a5…レゾルバケーブル
a6…モータ
a7…モータコネクタ
a8…モータケーブル

Claims (8)

  1. レゾルバ装置とレゾルバデジタルコンバータとを接続する経路内に設けられ、レゾルバ装置からの出力波形を随時調整可能とすることを特徴とするレゾルバデジタルコンバータマッチング回路。
  2. レゾルバ信号振幅調整回路とリファレンス信号振幅調整回路を有することを特徴とする請求項1記載のレゾルバデジタルコンバータマッチング回路。
  3. レゾルバ装置からの出力信号を加算器に通すことでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成回路を有することを特徴とする請求項1又は2記載のレゾルバデジタルコンバータマッチング回路。
  4. 前記レゾルバ信号振幅調整回路,前記リファレンス信号振幅調整回路及び前記リファレンス信号生成回路を一つの筐体内に納め、信号振幅調整部位と信号確認部位を前記筐体表面に備えることを特徴とする請求項3記載のレゾルバデジタルコンバータマッチング回路。
  5. 請求項1〜4記載のレゾルバデジタルコンバータマッチング回路をレゾルバケーブル末端に備えることを特徴とするレゾルバ装置。
  6. 前記筐体にレゾルバデジタルコンバータ接続用コネクタを備えることを特徴とする請求項5記載のレゾルバ装置。
  7. 請求項1〜4記載のレゾルバデジタルコンバータマッチング回路を備えることを特徴とするモータ装置。
  8. モータを制御するモータドライブユニットであって、請求項4記載のRDCマッチング回路を一体的に備えることを特徴とするモータドライブユニット。
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