JP2013150708A - 半導体素子の実装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の信号及び第2の信号に対して異なる信号処理部により信号処理を施す場合において、第1の信号と第2の信号との相関を高める。
【解決手段】第1の発光部は、生体に緑色光を照射する。第2の発光部は、生体に赤色光を照射する。第1の受光部は、生体内を通過した緑色光を受光し、受光した緑色光を第1のアナログ信号(G信号)に変換する。第2の受光部は、生体内を通過した赤色光を受光し、受光した赤色光を第2のアナログ信号(R信号)に変換する。第1の信号処理部は、G信号に第1の信号処理を施す。第2の信号処理部は、R信号に第2の信号処理を施す。第1の除去部41は、第2の信号処理が施されたR信号から、第1の信号処理が施されたG信号と相関のない信号成分を除去し、この信号成分が除去されたR信号を出力する。
【選択図】図7

Description

本発明は、生体の脈波を測定する技術に関する。
光を用いて生体の脈派を測定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、パルスフォトメータにおいて、同一の媒体から抽出される2つの測定信号から、脈波信号とアーチフェクト信号とを分離する信号処理方法が記載されている。
特開2009−261458号公報
二波長の光を用いて脈波を測定する場合、それらの光により観測される2つの信号に対して信号増幅等の信号処理が施される。しかし、2つの信号に対して別系統の回路構成で信号処理を施す場合には、回路特性のばらつきにより、2つの信号に他方の信号と相関のない信号ノイズが混入してしまう。この場合、2つの信号の相関が低くなり、例えば特許文献1に記載されたような信号分離に悪影響を与える恐れがある。
本発明は、第1の信号及び第2の信号に対して異なる信号処理部により信号処理を施す場合において、第1の信号と第2の信号との相関を高めることを目的の1つとする。
本発明に係る脈波想定装置は、生体に第1の光を照射する第1の照射部と、前記生体に第2の光を照射する第2の照射部と、前記生体内を通過した前記第1の光を受光し、当該受光した第1の光を第1の信号に変換する第1の受光部と、前記生体内を通過した前記第2の光を受光し、当該受光した第2の光を第2の信号に変換する第2の受光部と、前記第1の信号に第1の信号処理を施す第1の信号処理部と、前記第2の信号に第2の信号処理を施す第2の信号処理部と、前記第2の信号処理が施された第2の信号から、前記第1の信号処理が施された第1の信号との相関が閾値よりも低い第1の信号成分を除去し、当該第1の信号成分が除去された第2の信号を出力する第1の除去部とを備えることを特徴とする。この構成によれば、第1の信号及び第2の信号に対して異なる信号処理部により信号処理を施す場合において、第1の信号と第2の信号との相関を高めることができる。
前記脈波測定装置は、前記第1の信号処理が施された第1の信号から、前記第2の信号処理が施された第2の信号との相関が閾値よりも低い第2の信号成分を除去し、当該第2の信号成分が除去された第1の信号を出力する第2の除去部を備えてもよい。この構成によれば、第1の信号と第2の信号の両方に他の信号との相関が閾値よりも低い信号成分が含まれている場合にも、第1の信号と第2の信号との相関を高めることができる。
前記第1の除去部又は前記第2の除去部は、適応フィルターを用いて前記第1の信号成分又は前記第2の信号成分の除去を行ってもよい。この構成によれば、簡易な構成で第1の信号と第2の信号との相関を高めることができる。
前記脈波測定装置は、前記第1の信号処理が施された第1の信号及び前記第1の除去部により前記第1の信号成分が除去された第2の信号から、又は前記第2の除去部により前記第2の信号成分が除去された第1の信号及び前記第1の除去部により前記第1の信号成分が除去された第2の信号から、前記生体の脈派を示す脈動成分とノイズ成分とを分離する分離部を備えてもよい。この構成によれば、脈動成分とノイズ成分とを分離する精度を向上させることができる。
前記第1の光と前記第2の光とは波長が異なるものであってもよい。この構成によれば、二波長の光を用いて脈波を測定する構成において、第1の信号と第2の信号との相関を高めることができる。
本発明に係る信号処理装置は、第1の照射部が生体に第1の光を照射し、第1の受光部が前記生体内を通過した前記第1の光を受光し、当該受光した第1の光を第1の信号に変換すると、当該第1の信号に第1の信号処理を施す第1の信号処理部と、第2の照射部が前記生体に第2の光を照射し、第2の受光部が前記生体内を通過した前記第2の光を受光し、当該受光した第2の光を第2の信号に変換すると、当該第2の信号に第2の信号処理を施す第2の信号処理部と、前記第2の信号処理が施された第2の信号から、前記第1の信号処理が施された第1の信号との相関が閾値よりも低い第1の信号成分を除去し、当該第1の信号成分が除去された第2の信号を出力する第1の除去部とを備えることを特徴とする。この構成によれば、第1の信号及び第2の信号に対して異なる信号処理部により信号処理を施す場合において、第1の信号と第2の信号との相関を高めることができる。
脈波測定装置の外観を示す図 脈波測定装置の構成を示すブロック図 生体に対する光の浸透度を示す図 生体内における緑色光及び赤色光の経路を示す図 第1の増幅回路及び第2の増幅回路の入出力特性を示す図 増幅回路の歪みを示す図。 CPUの機能構成を示すブロック図 適応フィルターの概念図 G信号及びR信号の信号観測モデルを示す図 変形例に係るCPUの機能構成を示すブロック図 変形例に係る適応フィルターの概念図
図1は、本実施形態に係る脈波測定装置1の外観を示す図である。脈波測定装置1は、人間の手2に装着される。脈波測定装置1は、人間の手首に装着される装置本体3(信号処理装置の一例)と、脈波センサー4とで構成されている。この装置本体3と脈波センサー4とは、ケーブル5を介して接続されている。脈波センサー4は、図1(b)に示すように、人差指の根元の手のひら側にバンド6によって固定される。
図2は、脈波測定装置1の構成を示すブロック図である。脈波測定装置1は、二波長の光を用いて脈波を測定する。装置本体3は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、操作部15と、発振回路16と、計時回路17と、第1の信号処理部24aと第2の信号処理部24bとを備える。この第1の信号処理部24aには、第1のフィルター部21aと、第1の増幅回路22aと、第1のA/D(analog to digital)変換部23aとが含まれる。第2の信号処理部24bには、第2のフィルター部21bと、第2の増幅回路22bと、第2のA/D変換部23bとが含まれる。脈波センサー4は、駆動回路18と、第1の発光部19a(第1の照射部の一例)及び第2の発光部19b(第2の照射部の一例)と、第1の受光部20a及び第2の受光部20bとを備える。
CPU11は、制御プログラムを実行して脈波測定装置1の各部を制御する。ROM12は、読み出し専用の不揮発性メモリーである。ROM12には、例えばCPU11により実行される基本的なシステムプログラムが記憶される。RAM13は、CPU11のワークエリアとして使用される揮発性メモリーである。RAM13には、例えばCPU11による制御プログラムの実行中に発生する各種のデータが一時的に記憶される。表示部14は、例えば液晶ディスプレイである。表示部14は、CPU11による制御の下、脈波の測定結果や脈波の測定に関する各種の情報を表示する。操作部15は、例えば脈波測定装置1の操作に用いられる複数の操作ボタンを備える。操作部15は、利用者の操作に応じた操作信号をCPU11に供給する。発振回路16は、CPU11にクロック信号を供給する。計時回路17は、CPU11による制御の下、時間を計測する。
駆動回路18は、第1の発光部19a及び第2の発光部19bを駆動する。例えば、駆動回路18は、操作部15を用いて脈波の測定開始を指示する操作が行われると、第1の発光部19aと第2の発光部19bとを交互に駆動する。第1の発光部19aは、緑色光Lg(第1の光の一例)を照射する発光素子を備える。この緑色光Lgのピーク波長は、525nmである。第2の発光部19bは、赤色光Lr(第2の光の一例)を照射する発光素子を備える。この赤色光Lrのピーク波長は、620nmである。赤色光Lrのピーク波長は、緑色光Lgよりもピーク波長よりも大きい。第1の発光部19a及び第2の発光部19bは、駆動回路18により駆動されると、生体内の測定部位に光を照射する。
図3は、生体に対する光の浸透度を示す図である。図3に示す縦軸は、光のピーク波長[nm]を示す。図3に示す横軸は、生体に対する光の浸透度を示す。この浸透度とは、生体内において光が到達する深さをいう。この深さとは、生体の表面からの距離をいう。図3に示すように、波長により生体に対する光の浸透度が異なる。例えば、緑色光Lgのピーク波長は525nmであり、赤色光Lrのピーク波長は620nmである。この場合、赤色光Lrの浸透度は、緑色光Lgの浸透度よりも大きくなる。
図4は、生体内における緑色光Lg及び赤色光Lrの経路を示す図である。第1の発光部19a、第2の発光部19b、第1の受光部20a及び第2の受光部20bは、緑色光Lgと赤色光Lrとが同じ深さの測定部位に照射されるような位置に配置される。上述したように、赤色光Lrの浸透度は、緑色光Lgの浸透度よりも大きいため、赤色光Lrは、基本的には緑色光Lgよりも生体内の深い部分を通過することになる。しかし、第2の発光部19bと第2の受光部20bとの間の距離D2を小さくすると、第2の発光部19bから照射される赤色光Lは、生体内の浅い部分の散乱光の割合が多くなるため、生体内の平均浸透度が小さくなる。つまり、第2の発光部19bと第2の受光部20bとの間の距離D2を小さくすると、赤色光Lrは生体内のより浅い部分を通過することになる。そこで、第2の発光部19bと第2の受光部20bとの間の距離D2を、第1の発光部19aと第1の受光部20aとの間の距離D1よりも小さくすることにより、緑色光Lgと赤色光Lrとが同じ深さの測定部位に照射されるように調整することができる。この場合、緑色光Lgは、図4(a)に示すように測定部位T1に照射される。赤色光Lrは、図4(b)に示すように測定部位T1と同じ深さの測定部位T2に照射される。
第1の発光部19aから照射された緑色光Lgは、測定部位T1で反射され第1の受光部20aにより受光される。第1の受光部20aは、緑色光Lgを受光すると、受光した緑色光Lgを第1のアナログ信号(第1の信号の一例)に変換して出力する。この第1のアナログ信号には、測定部位T1に存在する血管の脈動を示す測定信号成分が含まれる。第2の発光部19bから照射された赤色光Lrは、測定部位T2で反射され第2の受光部20bにより受光される。第2の受光部20bは、赤色光Lrを受光すると、受光した赤色光Lrを第2のアナログ信号(第2の信号の一例)に変換して出力する。この第2のアナログ信号には、測定部位T2に存在する血管の脈動を示す測定信号成分が含まれる。上述したように、測定部位T1の深さと測定部位T2の深さは同じであるため、測定部位T1と測定部位T2には同一の血管が存在していると考えられる。したがって、第1のアナログ信号と第2のアナログ信号には同様の測定信号成分が含まれることになる。
第1の受光部20aから出力された第1のアナログ信号は、図2に示す第1のフィルター部21aに入力される。第1のフィルター部21aは、AC(Alternating Current)フィルターとDC(Direct Current)フィルター(いずれも図示せず)とを備える。ACフィルターは、第1のアナログ信号が入力されると、入力された第1のアナログ信号から脈動を示す脈動成分(AC成分)を除去して第1のアナログ信号のDC成分を出力する。DCフィルターは、第1のアナログ信号が入力されると、入力された第1のアナログ信号から脈波の基線のゆらぎ成分(DC成分)を除去して第1のアナログ信号のAC成分を出力する。
第2の受光部20bから出力された第2のアナログ信号は、第2のフィルター部21bに入力される。第2のフィルター部21bは、第1のフィルター部21aと同様に、ACフィルターとDCフィルター(図示せず)とを備える。ACフィルターは、第2のアナログ信号が入力されると、入力された第2のアナログ信号から脈動を示す脈動成分(AC成分)を除去して第2のアナログ信号のDC成分を出力する。DCフィルターは、第2のアナログ信号が入力されると、入力された第2のアナログ信号から脈波の基線のゆらぎ成分(DC成分)を除去して第2のアナログ信号のAC成分を出力する。
第1のフィルター部21aから出力された第1のアナログ信号のAC成分は、第1の増幅回路22aに入力される。第1の増幅回路22aは、第1のアナログ信号のAC成分が入力されると、入力された第1のアナログ信号のAC成分を増幅して出力する。第2のフィルター部21bから出力された第2のアナログ信号のAC成分は、第2の増幅回路22bに入力される。第2の増幅回路22bは、第2のアナログ信号のAC成分が入力されると、入力された第2のアナログ信号のAC成分を増幅して出力する。第1の増幅回路22a及び第2の増幅回路22bのゲインは、CPU11により設定される。例えば、CPU11は、第1の増幅回路22aから出力される信号と第2の増幅回路22bから出力される信号との間で信号強度が同じになるように、第1の増幅回路22aのゲイン及び第2の増幅回路22bのゲインを設定する。
第1の増幅回路22aから出力された第1のアナログ信号のAC成分及び第1のフィルター部21aから出力された第1のアナログ信号のDC成分は、第1のA/D変換部に入力される。第1のA/D変換部23aは、第1のA/D変換回路と第2のA/D変換回路(図示せず)とを備える。第1のA/D変換回路は、第1のアナログ信号のAC成分が入力されると、入力された第1のアナログ信号のAC成分をアナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。具体的には、第1のA/D変換回路は、予め設定されたサンプリング周波数で第1のアナログ信号のAC成分をサンプリングして量子化する。このサンプリング周波数は、例えば100Hzである。量子化は、例えば10ビットで行われる。第2のA/D変換回路は、第1のアナログ信号のDC成分が入力されると、第1のA/D変換回路と同様に、入力された第1のアナログ信号のDC成分をアナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。
第2の増幅回路22bから出力された第2のアナログ信号のAC成分及び第2のフィルター部21bから出力された第2のアナログ信号のDC成分は、第2のA/D変換部23bに入力される。第2のA/D変換部23bは、第3のA/D変換回路と第4のA/D変換回路(いずれも図示せず)とを備える。第3のA/D変換回路は、第2のアナログ信号のAC成分が入力されると、第1のA/D変換回路と同様に、入力された第2のアナログ信号のAC成分をアナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。第4のA/D変換回路は、第2のアナログ信号のDC成分が入力されると、第1のA/D変換回路と同様に、入力された第2のアナログ信号のDC成分をアナログ信号からデジタル信号に変換して出力する。第1のA/D変換部23a及び第2のA/D変換部23bのサンプリングにより得られるサンプリングデータは、CPU11に供給され、第1の増幅回路22a及び第2の増幅回路22bのゲインを設定するときの判断材料として用いられる。
なお、以下の説明では、第1の受光部20aから出力され、第1の信号処理部24aにおいて信号処理(第1の信号処理の一例)が施される信号を「G信号」という。また、第2の受光部20bから出力され、第2の信号処理部24bにおいて信号処理(第2の信号処理の一例)が施される信号を「R信号」という。第1の信号処理部24aの信号処理には、第1のフィルター部21aにより施されるフィルター処理、第1の増幅回路22aにより施される信号増幅処理、及び第1のA/D変換部23aにより施されるA/D変換処理が含まれる。第2の信号処理部24bの信号処理には、第2のフィルター部21bにより施されるフィルター処理、第2の増幅回路22bにより施される信号増幅処理、及び第2のA/D変換部23bにより施されるA/D変換処理が含まれる。
第1の信号処理部24aと第2の信号処理部24bとは、別系統の回路構成であるため、その回路特性に違いがある。
図5は、第1の増幅回路22a及び第2の増幅回路22bの入出力特性を示す図である。図5において、線I1は第1の増幅回路22aの入出力特性を示し、線I2は第2の増幅回路22bの入出力特性を示す。図5に示すように、第1の増幅回路22aと第2の増幅回路22bとは、入出力特性に違いがある。
図6は、増幅回路の歪みを示す図である。増幅回路の入出力特性が非線形である場合、入力波形Wiに対して出力波形Woに歪みが生じる。図5に示すように、第1の増幅回路22aと第2の増幅回路22との間で入出力特性に違いがある場合、第1の増幅回路22及び第2の増幅回路22は、G信号及びR信号にそれぞれ異なる歪みを生じさせる。この歪みが信号ノイズ成分となって表れる。これにより、G信号又はR信号に他方の信号と相関のない信号ノイズ成分が重畳される。
第1の増幅回路22a及び第2の増幅回路22bの他にも、例えばフィルターを構成する素子の個体差により、第1のフィルター部21aと第2のフィルター部21bとの間で周波数特性が異なる場合がある。また、第1のA/D変換部23aと第2のA/D変換部23bとの間で量子化の誤差が異なる場合がある。このような場合にも、G信号又はR信号に、他方の信号と相関のない信号ノイズ成分が重畳されることとなる。
ここでは、第1のA/D変換部23aから出力されたG信号には、上述した測定信号成分の他に第1の信号ノイズ成分が含まれているものとする。また、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号には、上述した測定信号成分の他に第1の信号ノイズ成分と第2の信号ノイズ成分とが含まれているものとする。
図7は、CPU11の機能構成を示すブロック図である。CPU11は、第1の除去部41と分離部42とを備える。第1のA/D変換部23aから出力されたG信号及び第2のA/D変換部23bから出力されたR信号は、第1の除去部41に入力される。第1の除去部41は、G信号及びR信号が入力されると、適応フィルターを用いて、入力されたR信号からG信号と相関のない信号成分を除去する。この「相関がない」とは、厳密にはG信号との相関が閾値よりも低いことをいう。また、「除去」とは、相関のない信号成分を完全に取り除くことだけではなく、相関のない信号成分を減衰させることをも含む概念である。
図8は、第1の除去部41により用いられる適応フィルターの概念図である。第1のA/D変換部23aから出力されたG信号は、遅延器51に入力される。遅延器51は、G信号が入力されると、入力されたG信号を遅延させて出力する。遅延器51から出力されたG信号は、加算器52に入力される。また、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号は、FIR(finite impulse response)フィルター53に入力される。FIRフィルター53は、R信号が入力されると、入力されたR信号に対して係数を用いてフィルター処理を施して出力する。FIRフィルター53から出力されたR信号は、加算器52に入力される。加算器52は、G信号及びR信号が入力されると、入力されたG信号とR信号との差を誤差信号εとして出力する。FIRフィルター53の係数は、LMS(Least Mean Square)アルゴリズム等のアルゴリズムを利用して、加算器52から出力された誤差信号εの2乗の期待値がもっとも小さくなるように更新される。
上述したように、R信号には、G信号には含まれていない第2の信号ノイズ成分(第1の信号成分の一例)が含まれている。この場合、FIRフィルター53により、R信号からG信号と相関のない第2の信号ノイズ成分が除去される。これにより、第2の信号ノイズ成分が除去されたR信号がFIRフィルター53から出力される。このR信号は、G信号と同様に測定信号成分と第1の信号ノイズ成分だけを含むため、G信号と高い相関を有する。
第1のA/D変換部23aから出力されたG信号及びFIRフィルター53から出力されたR信号は、分離部42に入力される。分離部42は、G信号及びR信号が入力されると、入力されたG信号及びR信号から、脈波成分と体動ノイズ成分とを分離する。この体動ノイズとは、体が動いたときの振動により生じる誤差をいう。分離部42により脈波成分と体動ノイズ成分とが分離されると、この脈動成分に基づき脈波が求められる。
図9は、G信号及びR信号の信号観測モデルを示す図である。図9において、pは、時刻tnにおける脈動を示す脈動信号であり、nは、時刻tnにおけるノイズを示すノイズ信号である。また、Gは、第1の受光部20a、つまり緑色光Lgの端子であり、Rは、第2の受光部20b、つまり赤色光Lrの端子である。脈動信号pは、伝達係数1でG端子に伝達され、伝達係数φsでR端子に伝達される。ノイズ信号nは、伝達係数1でG端子に伝達され、伝達係数φnでR端子に伝達される。
図9に示す信号観測モデルでは、以下の式(1)により脈動信号pとノイズ信号nとを混合すると、G端子で観測されるG信号とR端子で観測されるR信号とが得られる。つまり、脈動信号pとノイズ信号nを分離するためには以下の式(2)で示す逆行列演算を行えばよい。この式(2)における逆行列が分離マトリクスである。
式(2)に示す分離マトリクスを用いて、脈動信号pとノイズ信号nとを分離するには、φsとφnの推定が必要である。このφsは、体動の影響を殆ど受けていない安定期間におけるG信号に対するR信号のベクトルのノルム比である。また、φnは、体動による影響を受けているノイズ期間におけるG信号に対するR信号のベクトルのノルム比である。
分離部42は、以下の式(3)により安定期間のノルム比を算出する。式(3)において、‖RACpulse2は、安定期間におけるR信号のAC成分のノルムであり、‖GACpulse2は、安定期間におけるG信号のAC成分のノルムであり、‖RDCpulse2は、安定期間におけるR信号のDC成分のノルムであり、‖GDCpulse2は、安定期間におけるG信号のDC成分のノルムである。また、分離部42は、以下の式(4)によりノイズ期間のノルム比を算出する。式(4)において、‖RACnoise2は、ノイズ期間におけるR信号のAC成分のノルムであり、‖GACnoise2は、ノイズ期間におけるG信号のAC成分のノルムであり、‖RDCnoise2は、ノイズ期間におけるR信号のDC成分のノルムであり、‖GDCnoise2は、ノイズ期間におけるG信号のDC成分のノルムである。
分離部42は、式(3)によって求められたノルム比をφs、式(4)によって求められたノルム比をφnとして式(2)の分離マトリクスに代入し、ノイズ期間で測定されたG信号、R信号のAC成分の値を式(2)のG、Rに代入して演算することにより、ノイズ期間における脈動成分とノイズ成分とを分離する。
上述したように、G信号又はR信号には、第1の信号処理部24aと第2の信号処理部24bとの間の回路特性の違いにより、他の信号と相関のない信号ノイズ成分が混入してしまう。しかし、上述した実施形態によれば、第1の除去部41においてR信号からG信号との相関の低い信号ノイズ成分が除去されるため、R信号とG信号との相関が高くなる。これにより、G信号とR信号との間の相関が低い場合に比べて、分離部42においてG信号及びR信号から脈動成分とノイズ成分とを分離する精度を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例を相互に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
上述した実施形態では、R信号からG信号と相関のない信号ノイズ成分を除去していた。しかし、この実施形態と反対に、G信号からR信号と無相関の信号ノイズ成分を除去してもよい。ここでは、第1のA/D変換部23aから出力されたG信号には、測定信号成分の他に第1の信号ノイズ成分と第2のノイズ成分とが含まれているものとする。また、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号には、測定信号成分の他に第1の信号ノイズ成分が含まれているものとする。
この場合、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号(第1の信号の一例)は、遅延器51に入力される。また、第1のA/D変換部23aから出力されたG信号(第2の信号の一例)は、FIRフィルター53に入力される。上述したように、G信号には、R信号には含まれていない第2の信号ノイズ成分(第1の信号成分の一例)が含まれている。この場合、FIRフィルター53により、G信号からR信号と相関のない第2の信号ノイズ成分が除去される。これにより、第2の信号ノイズ成分が除去されたG信号がFIRフィルター53から出力される。このG信号は、R信号と同様に測定信号成分と第1の信号ノイズ成分だけを含むため、R信号と高い相関を有する。この場合、分離部42には、FIRフィルター53から出力されたG信号と第2のA/D変換部23bから出力されたR信号とが入力される。このような構成であっても、G信号とR信号との相関を高めることができる。
(2)変形例2
上述した実施形態では、R信号だけにG信号と相関のない信号ノイズ成分を除去する処理を施していた。しかし、R信号とG信号との両方に他の信号と相関のない信号ノイズ成分を除去する処理を施してもよい。
図10は、この変形例に係るCPU11の機能構成を示すブロック図である。CPU11は、上述した第1の除去部41及び分離部42に加えて、第2の除去部43を備える。第1のA/D変換部23aから出力されたG信号及び第2のA/D変換部23bから出力されたR信号は、第1の除去部41と第2の除去部43の両方に入力される。ここでは、第1のA/D変換部23aから出力されたG信号には、測定信号成分の他に第1の信号ノイズ成分が含まれているものとする。また、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号には、測定信号成分の他に第2のノイズ成分が含まれているものとする。第2の除去部43は、G信号及びR信号が入力されると、適応フィルターを用いて、入力されたG信号からR信号と相関のない信号成分を除去する。
図11は、第2の除去部43により用いられる適応フィルターの概念図である。この適応フィルターは、上述した第1の除去部41の適応フィルターと同様の構成を有する。ただし、遅延器61には、第1のA/D変換部23aから出力されたG信号が入力され、FIRフィルター63には、第2のA/D変換部23bから出力されたR信号が入力される。上述したように、G信号には、R信号と相関のない第1の信号ノイズ成分(第2の信号成分の一例)が含まれている。この場合、FIRフィルター63により、G信号からR信号と相関のない第1の信号ノイズ成分が除去される。これにより、第1の信号ノイズ成分が除去されたG信号がFIRフィルター63から出力される。
また、第1の除去部41は、上述と同様に、入力されたR信号からG信号と相関のない信号成分を除去する。上述したように、R信号には、G信号と相関のない第2の信号ノイズ(第1の信号成分の一例)が含まれている。この場合、FIRフィルター53により、R信号からG信号と相関のない第2の信号ノイズ成分が除去される。これにより、第2の信号ノイズ成分が除去されたR信号がFIRフィルター53から出力される。
FIRフィルター63から出力されたG信号とFIRフィルター53から出力されたR信号とは、いずれも測定信号成分だけを含むため、高い相関を有する。この場合、分離部42には、FIRフィルター63から出力されたG信号とFIRフィルター53から出力されたR信号とが入力される。この変形例によれば、G信号とR信号との両方に他の信号と相関のない信号ノイズ成分が含まれている場合にも、G信号とR信号との相関を高めることができる。
(3)変形例3
脈波の測定に用いられる光は、二波長の光に限定されない。例えば、一波長の光を用いて脈波の測定を行ってもよい。この場合、第1の発光部19aと第2の発光部19bとは、同じ波長の光を照射する。例えば、第1の発光部19aと第2の発光部19bとはいずれも緑色光を照射する。また、第1の発光部19a、第2の発光部19b、第1の受光部20a及び第2の受光部20bは、第2の発光部19bと第2の受光部20bとの間の距離と、第1の発光部19aと第1の受光部20aとの間の距離とが等しくなるように配置される。このような構成であっても、上述した実施形態と同様の処理を行うことにより、2つの信号の相関を高めることができる。
(4)変形例4
分離部42で行われる信号分離の方法は実施形態で説明した方法に限定されない。例えば、特開2009−261458号公報に記載された方法を適用して、2つの信号から脈動成分とノイズ成分とを分離してもよい。
(5)変形例5
上述した適応フィルターでは、係数可変フィルターとしてFIRフィルター53が用いられていた。しかし、適応フィルターにおいて用いられる係数可変フィルターは、FIRフィルター53に限定されない。例えば、FIRフィルター53に代えて、IIR(Infinite impulse response)フィルターが用いられてもよい。
(6)変形例6
上述した実施形態では、第1の除去部41がデジタルフィルターにより実現されていた。しかし、第1の除去部41は、アナログフィルターにより実現されてもよい。この場合、第1の除去部41は、アナログフィルターを用いて、入力されたR信号からG信号と相関のない第2の信号成分を除去する。同様に、第2の除去部43もアナログフィルターにより実現されてもよい。
(7)変形例7
第1の発光部19a、第2の発光部19bが照射する光は、緑色光、赤色光に限定されない。例えば、青色光、赤外光等、他の波長の光であってもよい。
(8)変形例8
上移した実施形態では、緑色光を受光する第1の受光部20aと、赤色光を受光する第2の受光部20bとが別々に設けられていた。しかし、第1の受光部20a及び第2の受光部20bに代えて、2分割フォトダイオードが用いられてもよい。
(9)変形例9
装置本体3と脈波センサー4とは、無線通信で接続されていてもよい。また、装置本体3と脈波センサー4とが一体に構成されてもよい。また、脈波センサー4が装着される部位は、指に限定されない。例えば、手の甲、手首、上腕、足の甲、耳朶等、生体の他の部位であってもよい。
(10)変形例10
第1の受光部20a及び第2の受光部20bは、生体を透過した光を受光してもよい。この場合、第1の発光部19aと第1の受光部20a、第2の発光部19bと第2の受光部20bとは、それぞれ生体を挟んで対向する位置に設けられる。つまり、第1の受光部20a及び第2の受光部20bは、生体内を通過した光を受光すればよい。この「通過」とは、生体内の部位で反射される場合と、生体を透過する場合とを含む概念である。
(11)変形例11
CPU11において実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリーなどの記録媒体に記録した状態で提供され、脈波測定装置1にインストールされてもよい。また、このプログラムは、インターネット等の通信回線を介して脈波測定装置1にダウンロードされてもよい。
1…脈波測定装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…表示部、15…操作部、16…発振回路、17…計時回路、18…駆動回路、19a…第1の発光部、19b…第2の発光部、20a…第1の受光部、20b…第2の受光部、21a…第1のフィルター部、21b…第2のフィルター部、22a…第1の増幅回路、22b…第2の増幅回路、23a…第1のA/D変換部、23b…第2のA/D変換部、24a…第1の信号処理部、24b…第2の信号処理部、41…第1の除去部、42…分離部、43…第2の除去部

Claims (6)

  1. 生体に第1の光を照射する第1の照射部と、
    前記生体に第2の光を照射する第2の照射部と、
    前記生体内を通過した前記第1の光を受光し、当該受光した第1の光を第1の信号に変換する第1の受光部と、
    前記生体内を通過した前記第2の光を受光し、当該受光した第2の光を第2の信号に変換する第2の受光部と、
    前記第1の信号に第1の信号処理を施す第1の信号処理部と、
    前記第2の信号に第2の信号処理を施す第2の信号処理部と、
    前記第2の信号処理が施された第2の信号から、前記第1の信号処理が施された第1の信号との相関が閾値よりも低い第1の信号成分を除去し、当該第1の信号成分が除去された第2の信号を出力する第1の除去部と
    を備えることを特徴とする脈波測定装置。
  2. 前記第1の信号処理が施された第1の信号から、前記第2の信号処理が施された第2の信号との相関が閾値よりも低い第2の信号成分を除去し、当該第2の信号成分が除去された第1の信号を出力する第2の除去部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の脈波測定装置。
  3. 前記第1の除去部又は前記第2の除去部は、適応フィルターを用いて前記第1の信号成分又は前記第2の信号成分の除去を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の脈波測定装置。
  4. 前記第1の信号処理が施された第1の信号及び前記第1の除去部により前記第1の信号成分が除去された第2の信号、又は前記第2の除去部により前記第2の信号成分が除去された第1の信号及び前記第1の除去部により前記第1の信号成分が除去された第2の信号から、前記生体の脈派を示す脈動成分とノイズ成分とを分離する分離部を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の脈波測定装置。
  5. 前記第1の光と前記第2の光とは波長が異なる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の脈波測定装置。
  6. 第1の照射部により生体に第1の光が照射され、第1の受光部により前記生体内を通過した前記第1の光が第1の信号に変換されると、当該第1の信号に第1の信号処理を施す第1の信号処理部と、
    第2の照射部により前記生体に第2の光が照射され、第2の受光部により前記生体内を通過した前記第2の光が第2の信号に変換されると、当該第2の信号に第2の信号処理を施す第2の信号処理部と、
    前記第2の信号処理が施された第2の信号から、前記第1の信号処理が施された第1の信号との相関が閾値よりも低い第1の信号成分を除去し、当該第1の信号成分が除去された第2の信号を出力する第1の除去部と
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
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