JP2013150252A - センターサーバ、インターホンシステムおよび来訪者報知方法 - Google Patents

センターサーバ、インターホンシステムおよび来訪者報知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが多くの手間をかけることなく来訪者が知人であるか否かを判定することができるインターホンシステムを提供する。
【解決手段】インターホンのユーザはセンターサーバ100にSNSを利用する際のアカウント情報を送信する。センターサーバ100は、そのアカウント情報を用いてSNSサーバ120にアクセスし、SNSサーバ120において知人であるとして登録されているユーザの顔写真を取得し、これを知人情報として記憶する。ユーザの家屋に来訪者があった場合には、インターホンに備えられているカメラで来訪者を撮影し、センターサーバ100は、撮影して得られた顔写真と知人情報とを照合して来訪者が知人であるか否かを判定し、その判定結果をインターホンに通知する。
【選択図】図1

Description

本発明はインターホンシステムに関する。
従来、インターホンを利用するにあたって、来訪者があった場合に、来訪者がインターホンを利用するユーザの知人であるか否か、あるいは、ユーザにとって歓迎できない人物であるか否かを報知するインターホンシステムがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のインターホンシステムでは、ユーザの家への訪問者それぞれについて、知人であることを示す知人情報をホワイトリストとして登録し、歓迎できない人物をブラックリストとして登録している。そして、次に、来訪者があった場合に、ホワイトリストとブラックリストとを照合して、来訪者が知人であるか、あるいは、非歓迎者であるかを判定している。
特開2010−113682号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ユーザが逐一、訪問者それぞれについて、ホワイトリストまたはブラックリストへの登録を実行しなければならないため、ユーザにとって、その手間が煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが知人の登録を行わずとも、来訪者が知人であるかどうかを判別できるインターホンシステムおよびこれに用いられるセンターサーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、来訪者を知らせるインターホンと、センターサーバとからなるインターホンシステムにおけるセンターサーバであって、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段と、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段と、前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段と、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知手段と、を備えることを特徴としている。
また、前記センターサーバは、更に、前記知人情報取得手段が取得した知人情報を、インターホンシステムを利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報毎に対応付けた歓迎者情報を記憶する記憶手段を備え、前記来訪者情報取得手段は、更に、前記インターホンから、当該インターホンを利用するユーザを示すユーザ識別情報を取得し、前記照合手段は、前記歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報に前記来訪者が登録されているか否かを照合することとしてもよい。
また、前記アカウント情報は、ユーザIDを含み、前記SNSサーバは、ユーザID毎に、各ユーザIDで示されるユーザの知人の知人ユーザIDを対応付けた交友関係情報を保持し、前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、前記アカウント情報取得手段が取得したアカウント情報に含まれるユーザIDに対応付けられた知人ユーザIDに関連する情報を、前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記知人情報とは、知人の顔写真のデータであり、前記来訪者情報取得手段は、前記インターホンの呼び鈴を来訪者が鳴らしたときに当該来訪者を撮影した顔写真のデータを前記来訪者情報として取得し、前記照合手段は、前記歓迎者情報において前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報の顔写真のデータに、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真のデータと所定以上類似する顔写真のデータがある場合に、来訪者が前記歓迎者情報に登録されていると判別することとしてもよい。
また、前記センターサーバは、更に、前記知人情報取得手段が取得した顔写真のデータから、顔を検出する検出手段を備え、前記記憶手段は、取得した顔写真のデータのうち、所定以上、正面を向いて撮影されたものを記憶することとしてもよい。
また、前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記SNSサーバは、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザページにアクセスしたユーザを特定するためのアクセスログを保持し、前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、現在から過去までの一定期間の間に前記ユーザページにアクセスしたユーザを前記アクセスログから特定し、特定したユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することしてもよい。
また、前記知人情報取得手段は、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザのブログにアクセスし、当該ブログにおいて、予め定められたキーワードに対応する写真データを前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記記憶手段は、更に、前記インターホンから、来訪者があった場合であって当該来訪者が非歓迎者であることを示す情報を受け付けた場合に、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に、来訪者の顔写真のデータを対応付けて、当該来訪者が非歓迎者であることを示す非歓迎者情報として記憶し、前記照合手段は、更に、前記非歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真で示される来訪者が非歓迎者であるか否かも照合し、前記通知手段は、来訪者が、知人であるか、非歓迎者であるか、あるいはいずれでもないかを通知することとしてもよい。
また、前記照合手段は、更に、前記知人情報において、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人ユーザの非歓迎者情報も参照して、来訪者が非歓迎者であるか否かを判別することとしてもよい。
また、本発明に係るインターホンシステムは、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段と、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段と、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段と、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果に基づき、来訪者が知人であるか否かを報知する報知手段と、を備えることを特徴としている。
また、前記インターホンシステムは、複数のインターホンと、センターサーバを含み、前記センターサーバは、前記アカウント情報取得手段と、前記知人情報取得手段と、前記来訪者情報取得手段と、前記照合手段と、前記照合手段による照合結果を、来訪者があったインターホンに通知する通知手段とを備え、前記インターホンは、前記報知手段と、来訪者があった場合に、来訪者の顔写真を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影した顔写真を前記センターサーバに送信する送信手段とを備え、前記報知手段は、前記通知手段から通知された照合結果に基づき、来訪者が知人であるか否かを報知することとしてもよい。
また、前記センターサーバは、更に、前記知人情報取得手段が取得した知人情報を、インターホンシステムを利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報毎に対応付けた歓迎者情報を記憶する記憶手段を備え、前記来訪者情報取得手段は、更に、前記インターホンから、当該インターホンを利用するユーザを示すユーザ識別情報を取得し、前記照合手段は、前記歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報に前記来訪者が登録されているか否かを照合することとしてもよい。
また、前記知人情報とは、知人の顔写真のデータであり、前記照合手段は、前記歓迎者情報において前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報の顔写真のデータに、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真のデータと所定以上類似する顔写真のデータがある場合に、来訪者が前記歓迎者情報に登録されていると判別することとしてもよい。
また、前記センターサーバは、更に、前記知人情報取得手段が取得した顔写真のデータから、顔を検出する検出手段を備え、前記記憶手段は、取得した顔写真のデータのうち、所定以上、正面を向いて撮影されたものを記憶することとしてもよい。
また、前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記SNSサーバは、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザページにアクセスしたユーザを特定するためのアクセスログを保持し、前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、現在から過去までの一定期間の間に前記ユーザページにアクセスしたユーザを前記アクセスログから特定し、特定したユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記知人情報取得手段は、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザのブログにアクセスし、当該ブログにおいて、予め定められたキーワードに対応する写真データを前記知人情報として取得することとしてもよい。
また、前記インターホンは、更に、ユーザから来訪者を非歓迎者として登録する要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記要求を受け付けた場合に、非歓迎者登録要求を前記センターサーバに送信する登録要求送信手段とを備え、前記記憶手段は、更に、前記インターホンから、前記非歓迎者登録要求を受け付けた場合に、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に、来訪者の顔写真のデータを対応付けて、当該来訪者が非歓迎者であることを示す非歓迎者情報として記憶し、前記照合手段は、更に、前記非歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真で示される来訪者が非歓迎者であるか否かも照合し、前記通知手段は、来訪者が、知人であるか、非歓迎者であるか、あるいはいずれでもないかを通知することとしてもよい。
また、前記照合手段は、更に、前記知人情報において、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人ユーザの非歓迎者情報も参照して、来訪者が非歓迎者であるか否かを判別することとしてもよい。
また、本発明に係る来訪者報知方法は、来訪者を知らせるインターホンと、センターサーバとからなるインターホンシステムにおける来訪者報知方法であって、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得ステップと、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得ステップと、前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得ステップと、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合ステップと、前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知ステップと、前記通知ステップから通知された照合結果に基づき、前記インターホンがユーザに対して来訪者が知人であるか否かを報知する報知ステップとを含むことを特徴としている。
上述のような構成によって、ユーザが各訪問者について、ホワイトリストやブラックリストへの登録を行わずとも、センターサーバは、来訪者が知人であるか否かを判定することができる。また、初めて訪ねてきた人物についても、来訪者が知人であるか否かを判定することができる。
インターホンシステムのシステム構成を示すシステム図である。 インターホンの機能構成を示すブロック図である。 センターサーバの機能構成を示す機能構成図である。 SNSサーバの機能構成を示す機能構成図である。 SNSサーバが保持する知人情報のデータ概念図である。 センターサーバが保持する知人情報のデータ概念図である。 SNSサーバのユーザページの表示構成例である。 センターサーバに知人情報を作成する際の動作を示す図である。 インターホンからセンターサーバに送信されるアカウント情報の構成である。 インターホンからセンターサーバに送信される来訪者情報の構成である。 インターホンシステムの動作の概略を示す概略図である。 センターサーバの歓迎者情報登録時の動作を示すフローチャートである。 センターサーバの来訪者の照合動作を示すフローチャートである。 センターサーバの非歓迎者情報登録時の動作を示すフローチャートである。 インターホンの来訪者があった場合の動作を示すフローチャートである。 変形例1におけるセンターサーバの動作を示すフローチャートである。 変形例2におけるセンターサーバの動作を示すフローチャートである。
<実施の形態>
以下、本発明の一実施形態であるインターホンシステムについて図面を用いて説明する。
<構成>
図1は、本発明に係るインターホンシステムのシステム構成を示すシステム図である。本発明に係るインターホンシステムは、センターサーバ100と、インターホン110a、110bとを含む。
図1に示すように、インターホン110a、110bは、センターサーバ100とネットワーク130を介して接続されている。また、ネットワーク130には、SNSサーバ120も接続されている。
インターホン110aは、室内親機111aと玄関子機112aとからなり、インターホン110bは、室内親機111bと玄関子機112bとからなる。なお、図1においては、2つのインターホンのみを示しているが、インターホンの台数はこれに限るものではなく、当然にこれ以上の台数が含まれてもよい。
本実施の形態において、各インターホンを利用するユーザは、SNS(Social Network Service)を利用しているものとする。
センターサーバ100は、各インターホン110a、110bのユーザから、それぞれのSNSを利用するためのアカウント情報を取得する。そして、センターサーバ100は、当該アカウント情報を用いて、それぞれの知人に関する知人情報をSNSサーバ120から取得し、来訪者が知人であるか否かを判定することに用いる。
以下、センターサーバ100、インターホン110a、SNSサーバ120の詳細な構成について説明する。
図2は、インターホン110aの機能構成を示すブロック図である。インターホン110a、110bは、ユーザが来訪者と応対するために必要な一般的な機能の他、来訪者が知人であるか、非歓迎者であるか、あるいは、そうでないかを報知するための機能を有する。なお、インターホン110bは、インターホン110aと同様の構成をとるので、インターホン110bについての詳細な説明は割愛する。
図2に示すように、インターホン110aは、室内親機111aと玄関子機112aとから構成される。
室内親機111aは、ユーザの家屋の室内に設置され、ユーザが室内から来訪者に応対するために用いられる。
玄関子機112aは、ユーザの家屋の玄関に設置され、来訪者がユーザを呼び出し、ユーザと応対するために用いられる。
室内親機111aと玄関子機112aとは互いに有線で接続され、室内親機111aと玄関子機112aとの間ではユーザと来訪者との間で交わされる会話の音声信号などの送受信が行われる。
図2に示すように、室内親機111aは、通信部211と、操作部212と、上位I/F213と、モニタ214と、音声処理部215と、マイク216と、スピーカー217と、制御部218とから構成される。
通信部211は、ネットワーク130を介して、センターサーバ100と通信する機能を有する。通信部211は、センターサーバ100から送信された信号を受信して予め定められた変調方式に従って復調し、復調後の信号を制御部218に伝達する。また、通信部211は、制御部218から伝達された信号を予め定められた変調方式に従って変調し、変調後の信号をセンターサーバ100に送信する。
操作部212は、ユーザからの入力を受け付ける機能を有する。操作部212は、ユーザから、ユーザが利用しているSNSのアカウント情報の入力を受け付けたり、入力されたアカウント情報の送信指示を受け付けたり、来訪者がユーザにとって歓迎できない非歓迎者であった場合にその旨を示す入力を受け付けたりするのに用いる。操作部212は、受け付けた操作内容を示す信号を制御部218に伝達する。
上位I/F(Interface)213は、予め定められた通信方式(例えば、RS232C)に従って、下位I/F226と通信する機能を有する。上位I/F213は、音声処理部215から伝達された音声信号を下位I/F226に送信する。また、上位I/F213は、下位I/F226から音声信号を受信し、音声処理部215に伝達する。また、上位I/F213は、下位I/F226から映像信号を受信し、モニタ214や、制御部218に伝達する。また、上位I/F213は、下位I/F226から呼出ボタン222が押下された旨を示す信号を受信し、制御部218に伝達する。
モニタ214は、上位I/F213から伝達された映像信号に基づく映像を表示したり、制御部218から伝達された映像信号に基づく映像を表示したりする機能を有する。モニタ214は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、来訪者の顔画像や、ユーザがSNSを利用するために用いるアカウント情報を入力するための入力画面などを表示する。
音声処理部215は、マイク216に入力された音声を音声信号に変換して上位I/F213に伝達する機能と、上位I/F213あるいは制御部218から伝達された音声信号に基づく音を、スピーカー217を介して出力する機能とを有する。上位I/F213からは来訪者の声に係る音声信号が、制御部218からは来訪者が知人であることや、非歓迎者であることを示す音声信号などが伝達される。
制御部218は、室内親機111aの各部を制御する機能を有する。制御部218は、操作部212からアカウント情報を伝達された場合に、自機のユーザのユーザIDと対応付けて、センターサーバ100に送信するよう通信部211に伝達する。制御部218は、操作部212から非歓迎者の登録要求を伝達された場合には、通信部211を介して、センターサーバ100に非歓迎者登録要求を送信する。
また、制御部218は、操作部212からモニタ214をオンする操作がなされたことを受け付けた場合や上位I/F213から呼出ボタン222が押下された旨を示す信号を受け付けた場合に、モニタ214にオンを指示するとともに、上位I/F213に撮影開始を指示する信号を伝達し、下位I/F226を介して、カメラ221に送信させる。そして、制御部218は、操作部212からモニタ214をオフする操作がなされたことを受け付けた場合に、モニタ214にオフを指示するとともに、上位I/F213に撮影終了を指示する信号を伝達し、下位I/F226を介してカメラ221に送信させる。
また、制御部218は、上位I/F213から呼出ボタン222が押下された旨を示す信号を受け付けた場合に、自機のユーザのユーザIDと、カメラ221から伝達された映像信号に基づく画像とを対応付けた来訪者情報を、通信部211を介してセンターサーバ100に送信する。
そして、制御部218は、通信部211から伝達された来訪者の照合結果を示す信号を解析し、その内容に応じて、予め記憶している来訪者が知人であることを示す音声信号、来訪者が非歓迎者であることを示す音声信号、来訪者が不明であることを示す音声信号のいずれかを選択して、音声処理部215に報知するように伝達するとともに、同内容を示す映像信号をモニタ214に伝達し、表示するよう指示する。
玄関子機112aは、カメラ221と、呼出ボタン222と、音声処理部223と、マイク224と、スピーカー225と、下位I/F226とを備える。
カメラ221は、来訪者を撮影する機能を有する。カメラ221は、撮影開始信号を受け付けた場合に、撮影を開始し、撮影して得られる映像信号を下位I/F226に伝達する。また、カメラ221は、撮影終了信号を受け付けた場合に、撮影を終了する。
呼出ボタン222は、来訪者がユーザの家屋を訪ねた時に、来訪を告げるために押下するボタンである。呼出ボタン222は、来訪者により押下されると、来訪者がある旨を示す信号を下位I/F226に伝達する。
音声処理部223は、マイク224に入力された来訪者の音声を音声信号に変換して下位I/F226に伝達する機能と、下位I/F226から伝達された音声信号に基づく音を、スピーカー224を介して出力する機能とを有する。
下位I/F226は、上位I/F213と、予め定められた通信方式(例えば、RS232C)を用いて通信する機能を有する。下位I/F226は、上位I/F213から伝達された音声信号を音声処理部223に伝達する。また、下位I/F226は、カメラ221から伝達された映像信号を上位I/F213に送信する。また、下位I/F226は、上位I/Fから伝達された撮影開始の指示信号や、撮影終了の指示信号をカメラ221に伝達する。そして、下位I/F226は、呼出ボタン222から来訪者がある旨を示す信号を受け付けた場合に、上位I/F213に送信する。
以上がインターホンの機能構成である。

次に、センターサーバ100について詳細に説明する。図3は、センターサーバ100の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、センターサーバ100は、通信部310と、制御部320と、記憶部330とを含む。
通信部310は、ネットワーク130を介して、インターホン110a、110bや、SNSサーバ120と通信する機能を有する。通信部310は、受信した信号を制御部320に伝達し、制御部320から伝達された信号を所定の変調方式に従って変調し、ネットワーク130に送信する。
制御部320は、センターサーバ100の各部を制御する機能を有する。制御部320は、知人情報取得部321と、登録部322と、照合部323とを含む。
知人情報取得部321は、通信部310からアカウント情報を伝達されると、当該アカウント情報に含まれるユーザIDで示されるユーザの知人についての情報を取得する機能を有する。アカウント情報は、ユーザのSNSにアクセスするための情報である。知人情報取得部321は、アカウント情報に含まれるSNSユーザIDと、SNSパスワードとを用いて、SNSサーバ120にアクセスし、SNSユーザIDのユーザページにアクセスする。知人情報取得部321は、アクセスしたユーザページにおける知人情報領域にある各リンクのアドレスにアクセスして、それぞれの知人のユーザプロフィールにある顔写真を知人情報として取得し、登録部322に伝達する。アカウント情報や、SNSサーバ120が保持する情報、ユーザページの詳細については後述する。
登録部322は、通信部310から伝達されたアカウント情報に含まれるユーザIDと、知人情報取得部321から伝達された知人情報とを対応付けて、歓迎者情報331として、記憶部330に記録する機能を有する。
また、登録部322は、通信部310から非歓迎者登録要求を伝達されると、非歓迎者登録要求に含まれるユーザIDと、来訪者情報に含まれる顔写真を不審者情報として対応付け、非歓迎者情報332として、記憶部330に記録する機能も有する。
照合部323は、通信部310から来訪者情報を伝達された場合に、当該来訪者情報に含まれる顔写真が、来訪者情報に含まれるユーザIDに対応する歓迎者情報331、あるいは、非歓迎者情報332に登録されているか否かを照合する。照合部323は、来訪者情報の顔写真の特徴量の、歓迎者情報331や非歓迎者情報332に登録されている顔写真の特徴量に対する尤度が、所定の値以上であるか否かにしたがって、照合する。照合部323は、(i)来訪者の顔写真が歓迎者情報331にあると判定された場合には、知人である旨の情報をインターホンに送信するように通信部310に伝達し、(ii)来訪者の顔写真が非歓迎者情報332にあると判定された場合には、非歓迎者情報である旨の情報をインターホンに送信するように通信部310に伝達し、(iii)来訪者の顔写真が歓迎者情報331および非歓迎者情報332のいずれにもないと判定された場合には、来訪者が不明である旨の情報をインターホンに送信するように通信部310に伝達する。
なお、2つの顔写真に写る人物が同一人物であるか否かを判定する手法については、従来からあるので、ここでは、その詳細な判定手法については割愛する。
記憶部330は、センターサーバ100が動作上必要とする各種プログラム、データを記憶する機能を有する。記憶部330は、照合部323が、来訪者が知人であるか否かを判定するために用いる歓迎者情報331と、来訪者が非歓迎者であるか否かを判定するために用いる非歓迎者情報332とを記憶している。記憶部330は、インターホンシステムを利用するユーザ毎に、歓迎者情報331と非歓迎者情報332とを記憶する。歓迎者情報331、非歓迎者情報332の詳細については後述する。

次に、SNSサーバ120について説明する。図4は、SNSサーバ120の機能構成を示すブロック図である。図4に示すようにSNSサーバ120は、通信部410と、制御部420と、記憶部430とを含む。SNSサーバ120は、所謂Webサーバとしての機能を有し、SNSを提供する機能を有する。
通信部410は、ネットワーク130を介して、センターサーバ100や、各種ネットワーク機器(PCや携帯電話機など)と通信する機能を有する。
制御部420は、SNSサーバ120の各部を制御し、記憶部430に記憶されているユーザ情報を用いて、各ユーザにSNSを提供する機能を有する。
記憶部430は、SNSサーバ120が動作上必要とする各種プログラムやデータを保持する機能を有する。記憶部430は、SNSを利用する各ユーザについてのユーザ情報431を保持する。ユーザ情報431の詳細については後述する。
<データ>
ここから、本実施の形態で利用される各種データについて説明する。
図5は、SNSサーバ120が保持する一ユーザについてのユーザ情報431のデータ構成を示すデータ概念図である。
図5に示すようにユーザ情報431は、ユーザID500に、ユーザプロフィール510、知人ユーザ情報520、掲示板情報530、広告情報540などが対応付けられている。このほかには、ユーザのお気に入りのホームページへのリンク情報など、各ユーザに関連する情報が対応付けられていてもよい。
ユーザプロフィール510は、ユーザに関して直接に関連する情報が対応付けられており、例えば、図5に示すように、ユーザID500のユーザの名前を示すユーザ名511、そのユーザの顔写真の情報である顔写真512、ユーザの誕生日を示す誕生日513、ユーザの国籍を示す国籍514が対応付けられている。その他にも、ユーザの身体的特徴や嗜好などの情報も対応付けられていてもよい。
知人ユーザ情報520は、ユーザID500で示されるユーザの知人についての情報であり、各知人のSNSにおけるユーザIDを示す知人ユーザID521、522が対応付けられている。
掲示板情報530は、ユーザID500で示されるユーザのユーザページの掲示板において、示されるべき情報であり、書き込まれた日時、表示されるべき文書や写真などの情報が含まれる。
広告540は、ユーザID500で示されるユーザのユーザページに表示される広告の情報である。
このようなユーザ情報431を保持することによって、SNSサーバ120は、ユーザページにアクセスしてきたSNSの各ユーザに図6に示すようなユーザページを提供することができる。ここでユーザページを提供とは、各ユーザがアクセスに用いている機器(例えば、PC)のモニタに表示させることをいう。
図6に示すようにユーザページには、ユーザのプロフィールを表示するためのユーザプロフィール領域601と、ユーザの知人を示す知人情報領域602と、掲示板領域603と、広告領域604とが含まれる。その他にも、ユーザ情報431として保持している情報があれば、その分だけ表示する領域が含まれていてもよい。
知人情報領域602に示される各ユーザの名前や顔写真には、それぞれの知人のユーザページへのダイレクトリンクが対応付けられている。
図6に見られるように、ユーザプロフィール領域601には、ユーザ情報431に顔写真512があれば、ユーザの顔写真が表示される。したがって、知人情報領域602にある知人それぞれのユーザページにアクセスすれば、それぞれの知人の顔写真が取得できる。よって、センターサーバ100はこの知人ユーザのユーザページのユーザプロフィールにある顔写真を知人情報として取得し、来訪者があった場合に、その来訪者が知人であるか否かの照合に用いる。
図7は、センターサーバ100が保持する歓迎者情報331のデータ構成を示すデータ概念図である。
図7に示すように、歓迎者情報331は、ユーザID701に、知人情報702が対応付けられた情報である。
ユーザID701は、インターホンシステムを利用する各ユーザを識別するための識別情報である。
知人情報702は、ユーザID701で示されるユーザのSNSのユーザページにアクセスした結果得られる知人の顔写真の情報であり、来訪者が知人であるか否かを照合するために用いられる。
図8は、センターサーバ100が保持する非歓迎者情報332のデータ構成を示すデータ概念図である。
図8に示すように、非歓迎者情報332は、ユーザID801に、不審者情報802が対応付けられた情報である。
ユーザID801は、インターホンシステムを利用する各ユーザを識別するための識別情報である。
不審者情報802は、ユーザID801で示されるユーザが非歓迎者であると認定した人物の顔写真であり、来訪者が非歓迎者であるか否かを照合するために用いられる。
図9は、インターホンからセンターサーバ100に送信されるアカウント情報のデータ概念図である。アカウント情報は、ユーザがセンターサーバ100に歓迎者情報331を登録させるために送信する情報である。
図9に示すように、アカウント情報は、ユーザID901と、SNSユーザID902と、SNSパスワード903とが対応付けられた情報である。なお、ここには、記載していないが、情報を送信する際には、その他に、送信先や送信元、信号の内容が何であるか(ここでは、アカウント情報であることを示す情報)を示すヘッダ情報がこれに付加される。
ユーザID901は、インターホンシステムを利用する各ユーザを識別するための識別情報である。
SNSユーザID902は、ユーザID901に対応するユーザのSNSを利用する際の識別情報である。
SNSパスワード903は、SNSを利用する際に入力を必要とするパスワードである。
図10は、インターホンからセンターサーバ100に送信される来訪者情報のデータ概念図である。
図10に示すように、来訪者情報は、インターホンシステムにおけるユーザを識別するためのユーザID1001と、来訪者を撮影して得られた来訪者顔写真1002とが対応付けられた情報である。なお、ここには記載していないが、来訪者情報を送信する際には、その他に、送信先や送信元、信号の内容が何であるか(ここでは来訪者情報であることを示す情報)を示すヘッダ情報がこれに付加される。

<動作>
次に、本実施の形態の動作を図11〜図15に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図11を用いて、本実施の形態に係るインターホンシステムの動作を概略的に説明した後に、センターサーバ100、インターホン110aの詳細な動作を説明する。図11においては、インターホン110aと、センターサーバ100と、SNSサーバ120とのやり取りを示している。なお、インターホン110aは、別のインターホンであってもよい。
インターホン110aは、ユーザが入力したSNSにアクセスするためのアカウント情報をセンターサーバ100に送信する(ステップS1101)。
センターサーバ100は、アカウント情報を受け付けると、当該アカウント情報を用いてSNSサーバ120にアクセスする(ステップS1102)。
そして、センターサーバ100は、SNSサーバ120が保持しているアカウント情報に含まれるSNSユーザIDで示されるユーザの知人についての顔写真を知人情報として取得する(ステップS1103)。
そして、センターサーバ100は、取得した知人情報を、アカウント情報で示されるユーザIDに対応付けて、歓迎者情報331に登録する(ステップS1104)。
これにより、センターサーバ100は、インターホン110aのユーザの家屋への来訪者が知人であるか否かの判定を行えるようになる。
インターホン110aが備えられている家屋に来訪者があった場合に、来訪者はインターホン110aに備え付けられている呼出ボタンを押下する。すると、インターホン110aは、来訪者を撮影した来訪者顔写真を含む来訪者情報をセンターサーバ100に送信する(ステップS1105)。
センターサーバ100は、インターホン110aから来訪者情報を受信すると、来訪者情報に含まれる来訪者顔写真に相当する顔写真が歓迎者情報331および非歓迎者情報332にあるか否かを照合する(ステップS1106)。
そして、センターサーバ100は、その照合結果をインターホン110aに送信する。インターホン110aは、センターサーバ100から受け取った照合結果に応じて、ユーザに、来訪者が知人である、非歓迎者である、不明であるなどの報知を行う。
以上のように、ユーザが知人情報の登録を行う手間を要することなく、来訪者が知人であるか否かの判定を実現できる。
図12は、センターサーバ100が歓迎者情報331に知人情報を登録する際の動作を示すフローチャートである。
センターサーバ100の通信部310は、インターホンからアカウント情報を受信する(ステップS1201)。通信部310は、受信したアカウント情報を制御部320に伝達する。
制御部320の知人情報取得部321は、アカウント情報を受信すると、アカウント情報に含まれるSNSユーザID902と、SNSパスワード903とを用いて、SNSサーバ120の、ユーザID902で示されるユーザのユーザページに、アクセスする(ステップS1202)。
知人情報取得部321は、アクセスしたユーザページの知人ユーザ情報520に含まれる知人ユーザID521、522、…を取得する(ステップS1203)。
知人情報取得部321は、取得した知人ユーザIDで示されるユーザのユーザページにアクセスし、そのユーザページに対応付けられている顔写真512を取得する(ステップS1204)。
知人情報取得部321は、取得した顔写真を登録部322に伝達する。登録部322は、伝達された顔写真を知人情報702として、アカウント情報に含まれるユーザID901に対応付け、歓迎者情報331として記憶部330に登録する(ステップS1205)。
センターサーバ100は、ステップS1203において取得した知人ユーザIDすべてについて、顔写真を取得するまで、ステップS1204とS1205とを繰り返す。なお、知人のユーザページのユーザプロフィール510に顔写真が対応付けられていない場合には、その知人についての顔写真の取得を諦める。
このようにして、センターサーバ100は、歓迎者情報331にユーザの知人についての情報を登録する。
図13は、ユーザの家屋に来訪者があった場合のセンターサーバ100の動作を示すフローチャートである。
センターサーバ100の通信部310は、インターホンから来訪者情報を受信する(ステップS1301)。通信部310は、受信した来訪者情報を、制御部320に伝達する。
照合部323は、伝達された来訪者情報に含まれるユーザID901に対応する歓迎者情報331を記憶部330から取得する(ステップS1302)。
照合部323は、取得した歓迎者情報331の知人情報の顔写真それぞれと、来訪者情報の来訪者顔写真とを照合し、所定以上一致するか否かを判定する(ステップS1303)。
来訪者情報の来訪者顔写真と所定以上一致する顔写真が歓迎者情報331にあった場合に(ステップS1303のYES)、照合部323は、通信部310に来訪者が知人である旨を、来訪者情報を送信してきたインターホンに、通知するように指示して(ステップS1304)終了する。
来訪者情報の来訪者顔写真と所定以上一致する顔写真が歓迎者情報331になかった場合に(ステップS1303のNO)、照合部323は、来訪者情報に含まれるユーザID901に対応する非歓迎者情報332を記憶部330から取得する(ステップS1305)。
そして、照合部323は、取得した非歓迎者情報332の不審者情報802の顔写真それぞれと、来訪者情報の来訪者顔写真とを照合し、所定以上一致するか否かを判定する(ステップS1306)。
来訪者情報の来訪者顔写真と所定以上一致する顔写真が非歓迎者情報332にあった場合に(ステップS1306のYES)、照合部323は、通信部310に非歓迎者である旨を、来訪者情報を送信してきたインターホンに、通知するように指示して(ステップS1307)終了する。
来訪者情報の来訪者顔写真と所定以上一致する顔写真が非歓迎者情報332にもなかった場合に(ステップS1306のNO)、照合部323は、通信部310に来訪者が不明である旨を、来訪者情報を送信してきたインターホンに、通知するように指示して(ステップS1308)終了する。
ステップS1304、S1307、S1308でなされた通知を受けることで、インターホンは、ユーザに対して、スピーカー217を介して「来訪者は知人です」と報知したり、モニタ214に、「来訪者は非歓迎者です」という文書を表示したりして、ユーザに来訪者の情報を報知する。
次に非歓迎者情報の登録について説明する。図14は、非歓迎者情報を登録する際のセンターサーバ100の動作を示すフローチャートである。図14に示す処理は、図13に示す処理と並行に実行される。
センターサーバ100は、インターホンから来訪者情報を受信する(ステップS1301)。
インターホンを利用するユーザは、来訪者が今後来て欲しくない人物であった場合には、操作部212に来訪者が非歓迎者である旨の入力を行う。当該入力を受け付けた場合、制御部218は、非歓迎者登録要求をセンターサーバ100に送信することになる。
センターサーバ100の登録部322は、インターホンから来訪者情報を受信した後、所定期間内に、同じインターホンから非歓迎者登録要求があるか否かを検知する(ステップS1401)。
所定期間内に、インターホンから非歓迎者登録要求があった場合には(ステップS1401のYES)、登録部322は、来訪者情報に含まれていたユーザID1001と来訪者顔写真1002とを対応付けて非歓迎者情報332として登録する(ステップS1402)。
非歓迎者登録要求がないまま所定期間が経過した場合には(ステップS1401のNO)、処理を終了する。
これにより、センターサーバ100には、非歓迎者の情報も登録されることとなる。
最後に、インターホンにおける来訪者情報の送信動作、および、来訪者についての情報の報知動作を図15のフローチャートを用いて説明する。
図15は、来訪者があったときのインターホンの動作を示すフローチャートである。
まず、来訪者により、インターホンの呼出ボタン222が押下される(ステップS1501)。呼出ボタン222が押下されると、下位I/F226はその旨を上位I/F213に伝達する。上位I/F213は、呼出ボタン222が押下された旨を制御部218に伝達する。
呼出ボタン222が押下された旨を受けた制御部218は、カメラ221に向けて撮影開始の指示を、上位I/F213、下位I/F226を介して伝達する。撮影開始の指示を受けてカメラ221は撮影を開始し(ステップS1502)、得られる映像信号を下位I/F226に伝達する。当該映像信号は、更に上位I/F213を介して制御部218およびモニタ214に伝達されて、モニタ214には、映像信号に基づく映像が表示される。
また、制御部218は、呼出ボタン222の押下を受けて、伝達された映像信号に基づく画像を来訪者情報とし、通信部211を介して、センターサーバ100に送信させる(ステップS1503)。
制御部218は、操作部212から、ユーザにより非歓迎者登録を要求する入力がされた旨を伝達されたかを監視する(ステップS1504)。非歓迎者登録を要求する入力がなされた旨を操作部212から受け付けた場合(ステップS1504のYES)、制御部218は、通信部211を介して、非歓迎者登録要求をセンターサーバ100に送信して終了する。
非歓迎者登録を要求する入力がない場合には(ステップS1504のNO)、制御部218は、通信部310から、来訪者の照合結果を受信したかを監視する(ステップS1507)。
照合結果を受信した場合には(ステップS1507のYES)、制御部218は、その照合結果に基づく来訪者についての情報を報知し(ステップS1508)、処理を終了する。制御部218は、照合結果に含まれる情報が、来訪者が知人であることを示す場合には、来訪者が知人であることを示す情報をモニタ214に表示させ、音声処理部215に、その旨を示す音声を報知させる。制御部218は、照合結果に含まれる情報が、来訪者が非歓迎者であることを示す場合には、来訪者が非歓迎者であることを示す情報をモニタ214に表示させ、音声処理部215に、その旨を示す音声を報知させる。制御部218は、照合結果に含まれる情報が、来訪者が知人でも非歓迎者でもないことを示す場合には、来訪者が不明であることを示す情報をモニタ214に表示させ、音声処理部215に、その旨を示す音声を報知させる。照合結果を受信していない場合には(ステップS1507のNO)、ステップS1504に戻る。
以上が、インターホンシステムの詳細である。本実施の形態に示すように、ユーザは、SNSを利用するためのアカウント情報をセンターサーバ100に送信するだけで、知人についての情報がセンターサーバ100に登録され、来訪者が知人か否かの照合が行われるので、インターホンシステムを利用するユーザの利便性を向上させることができる。

<変形例1>
上記実施の形態においては、知人情報を取得する際に、ユーザページに登録されている知人ユーザIDの顔写真を全て取得することとした。しかし、知人の人数が多い場合には多くの顔写真情報を登録することになり、場合によっては、センターサーバ100の記憶部330の記憶容量を圧迫する一因となり得る。
そこで、本変形例1においては、取得する知人情報の絞り込みについて説明する。ユーザを訪ねてくる可能性が高い知人は、当然、同じ国に住む人物ということになる。そこで、変形例1においては、同一国籍の人間という条件で絞り込みをかける。
図16は、変形例1における知人情報取得部321の動作を示すフローチャートである。図16に示す動作は、図12におけるステップS1204の換わりに実行される。
知人ユーザ情報を取得した後、知人情報取得部321は、ユーザID500に対応付けられている国籍514を取得する(ステップS1601)。
次に知人情報取得部321は、知人ユーザIDで示されるユーザのユーザIDに対応付けられている国籍を取得する(ステップS1602)。
そして、知人情報取得部321は、ステップS1601で取得した国籍と、ステップS1602とが一致するか否かを判定する(ステップS1603)。
国籍が一致する場合には(ステップS1603のYES)、知人情報取得部321は、知人ユーザのユーザIDに対応付けられている顔写真を取得する(ステップS1604)。
国籍が一致しない場合には(ステップS1603のNO)、その知人ユーザはユーザからみて他国におり、早々ユーザを訪ねてくることはないので、その知人ユーザの顔写真は取得しない。
このような構成を備えることで、センターサーバ100は、取得する知人ユーザの顔写真の取得に制限を加え、歓迎者情報331の増大を防ぐことができる。また、顔写真の総数を抑えることで、来訪者情報を受け付けたときの照合のための時間が長くなることを防げる。

<変形例2>
本変形例2においては、上記<変形例1>とは異なる絞り込み方法について説明する。
SNSにおいては、一度、知人として登録された場合には、登録解消手続を行わないと、永遠に知人として登録されたままになる。しかしながら、登録されている知人の中には、既に疎遠になってしまっている人物もいる可能性がある。そのような人物を歓迎者情報に登録しても無駄になる可能性が高い。そこで本変形例3においては、そのような無駄を排除できる構成を開示する。
ここで、SNSサーバ120は、ユーザ情報431に、それぞれ、ユーザページにアクセスしてきたユーザのユーザIDとそのアクセス日時を対応付けたアクセスログ情報を保持しているものとする。
また、センターサーバ100およびSNSサーバ120は、日時を出力するための時計(図示せず)を備えているものとする。
図17は、本変形例2における知人情報取得部321の動作を示すフローチャートである。図17に示す動作は、図12におけるステップS1204の換わりに実行される。
図17に示すように、知人情報取得部321は、ユーザのユーザページへのアクセスログを取得する(ステップS1701)。
そして、知人情報取得部321は、取得してある知人ユーザIDで示される人物が、ユーザのユーザページに所定期間内にアクセスしているか否かを判定する(ステップS1702)。具体的には、知人情報取得部321は、取得したアクセスログにある各ユーザIDについて、新しいものから順に知人ユーザIDのユーザIDと一致する者があるかを検出する。そして、一致するユーザIDがあった場合には、そのアクセス日時が現在から所定期間内(例えば、現在から過去2か月までの間)に行われたものであるかを判定する。これによって、知人ユーザが所定期間内にユーザのユーザページにアクセスしたか否かを判定する。
知人ユーザが所定期間内にアクセスしていた場合には(ステップS1702のYES)、知人情報取得部321は、その知人ユーザに対応付けられている顔写真を取得する(ステップS1703)。
これによって、センターサーバ100は、疎遠になっている知人を排除し、現在も付き合いのある知人についての知人情報のみを取得することができる。
このような構成を備えることで、センターサーバ100は、取得する知人ユーザの顔写真の取得に制限を加え、歓迎者情報331の増大を防ぐことができる。また、顔写真の総数を抑えることで、来訪者情報を受け付けたときの照合のための時間が長くなることを防げる。

<変形例3>
本変形例3においては、上記<変形例1>とは異なる絞り込み方法について説明する。
上記実施の形態においては、顔写真を用いた来訪者の照合を行っている。そのため、照合対象となる歓迎者情報や非歓迎者情報における顔写真は、なるべく、それぞれの人物が正面を向いて撮影されたものであることが望ましい。
そこで、制御部320は、従来からある顔認識技術を用いて、知人情報として取得した顔写真から、撮影されている人物の顔を特定し、その顔における目、鼻、口などのパーツの配置を特定する。特定した配置から、その人物がどの程度正面を向いているかを判定する。そして、その正面を向いている場合からの確度のずれが所定角度以内(例えば、左右それぞれ15度以内)であれば、その顔写真を知人情報として歓迎者情報331に登録する。
このような構成を備えることで、照合に有効的でない顔写真(例えば片目しか映っていない、頭の後ろしか映っていないなど)の登録を防ぐことができる。
このような構成を備えることで、センターサーバ100は、取得する知人ユーザの顔写真の取得に制限を加え、歓迎者情報331の増大を防ぐことができる。また、顔写真の総数を抑えることで、来訪者情報を受け付けたときの照合のための時間が長くなることを防げる。

<変形例4>
本変形例4においては、上記実施の形態とは異なる知人情報の取得方法について説明する。なお、SNSサーバ120を利用することに変わりはない。
ここで、SNSサーバ120は、ユーザ情報431として、ユーザの日記情報、あるいは、ユーザがブログやホームページを運営していた場合に、そのブログあるいはホームページへのリンク情報を保持しているものとする。
また、ユーザは、日記、ブログあるいはホームページにおいて、写真などを掲載しているものとする。このとき、ユーザは、知人と遊んだときの写真なども掲載する可能性がある。
したがって、本変形例4においては、知人情報取得部321は、ユーザの日記やブログに掲載された写真を取得することとする。ただし、日記やブログに掲載された写真が無秩序に知人情報として登録されないように、知人情報取得部321は、以下の機能を有する。
知人情報取得部321は、予め、設定されているキーワードをいくつか記憶している。具体的には、「友人」、「知人」、「仲間」、「遊び」、「飲み会」など、知人関係を連想するキーワードが記憶している。そして、日記やブログに写真が掲載されていることを検出した場合には、その周辺の記事に、それらのキーワードに一致するテキストが記載されているか否かを検索する。一致するものがあった場合には、知人情報取得部321は、その写真に対して顔検出を行い、検出された顔部分の領域を切り出して知人情報として歓迎者情報331に登録する。
このような構成を備えることで、センターサーバ100は、ユーザの知人情報を取得できる可能性を高めることができる。

<補足1>
上記実施の形態に従って、本発明に係るインターホンシステムについて説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。以下、本発明の思想として含まれる各種変形例について説明する。
(1)上記実施の形態において、センターサーバ100が保持していた、知人情報を取得する機能や、取得した知人情報を記憶する機能、来訪者が知人であるか否かを照合する機能など、センターサーバ100の制御部320及び記憶部330により実現される機能をインターホン110aやインターホン110bが保持することとしてもよい。
この場合には、センターサーバ100をインターホンシステムに設ける必要はない。
(2)上記実施の形態においては、インターホンからSNSのアカウント情報を入力し、センターサーバ100に送信するものとした。しかし、センターサーバ100へのアカウント情報の送信は、インターホンからでなくともよく、ユーザIDと、SNSユーザIDと、SNS用パスワードとが対応付けられた情報がセンターサーバ100に送信される構成であれば、別の機器から送信することとしてもよい。例えば、ユーザのPCや携帯電話機などから送信することとしてもよい。
(3)上記実施の形態において、アカウント情報を送信する際に、SNS用のパスワードだけでなく、インターホンシステムを利用するためパスワードも送信することとしてもよい。
この場合、センターサーバ100は、予めユーザID毎に、インターホンシステムを利用するためのパスワードを対応付けて記憶しておき、受信したアカウント情報の正当性を検証するために用いてもよい。
これにより、インターホンシステムのセキュリティ性を向上させることができる。
(4)上記実施の形態において、歓迎者情報や、非歓迎者情報における顔写真は一人につき一つという構成を示したが、同一人物について、複数の顔写真を記憶していてもよい。こうすることで、照合の精度を向上させることができる。
(5)上記実施の形態においては、特に記載していないが、操作部212はタッチパッドによって実現されてもよく、操作部212とモニタ214とを併せてタッチパネルを構成してもよい。
(6)上記実施の形態において、アカウント情報にはSNSパスワードを含む構成としていたが、ユーザがSNSを利用するためのパスワードを設定していない場合には、SNSパスワードは含まなくともよい。
(7)上記実施の形態において、予め、センターサーバ100は、予め歓迎者情報331を記憶しておき、来訪者があったときに、記憶しておいた歓迎者情報を参照して、照合を行う構成を開示した。しかし、歓迎者情報331を記憶しておかずに、インターホンが送信する来訪者情報に、更に、SNSユーザIDとSNSパスワードとを含ませ、これを用いて、照合段階でSNSサーバ120にアクセスして、知人であるか否かの判定を行うこととしてもよい。
(8)上記実施の形態のステップS1305、S1306において、登録部323は、来訪者情報に含まれるユーザIDに対応する非歓迎者情報のみを照合対象としていた。しかし、知人にとって歓迎できない人物は、自分にとっても歓迎できない人物である可能性が高い。そこで、照合部323は、来訪者情報に含まれるユーザIDに対応する非歓迎者情報だけでなく、その知人の非歓迎者情報との照合も行って、来訪者が非歓迎者であるか否かの判定を行ってもよい。
これを実現するために、歓迎者情報331の各知人の顔写真には、インターホンシステムにおける知人のユーザIDを対応付けて記憶しておく。当該知人のユーザIDはユーザが登録することとしてよい。あるいは、知人のユーザIDは、各ユーザから取得したアカウント情報をセンターサーバ100が保持しておき、知人情報取得部321が知人情報を取得する時にSNSのユーザIDに対応する知人ユーザIDの中に保持していたアカウント情報の中に一致するものがあれば、そのユーザIDを取得して対応付けて記憶しておく構成をとってもよい。
そして、照合部323は、来訪者情報に含まれるユーザIDの歓迎者情報331の中の知人情報に対応付けられているユーザIDに対応する知人の非歓迎者情報332との照合も実行する。
センターサーバ100は、このような構成を有していてもよい。
(9)上記実施の構成においては、図13に示されるように、照合部323は、まず、歓迎者情報331との照合を行ってから、非歓迎者情報332との照合を行う構成を示しているが、これらの照合は、同時並行で実行されてもよい。
このとき、歓迎者情報331と非歓迎者情報332との両方の顔写真について、所定以上一致する(尤度が所定の値以上である)ものがあると判定された場合には、尤度の高い方の顔写真が属する方の情報に基づいて、知人か非歓迎者かの通知を実行することとしてよい。
(10)上記実施の形態においては、センターサーバ100は、予め歓迎者情報331を記憶しておくこととしたが、歓迎者情報331を記憶せず、来訪者情報を受け付けるたびに、SNSサーバ120にアクセスして知人情報を取得して、来訪者が知人であるか否かを判定する構成をとってもよい。この場合、来訪者情報には、SNSユーザIDとSNSパスワードも含ませておくとよい。
(11)上記実施の形態においては、来訪者の情報の報知について、知人であるか、非歓迎者であるか、不明であるかのみを報知する構成としている。
しかし、来訪者が知人である場合には、さらに、その知人が誰なのかを特定できるように報知してもよい。
この場合、歓迎者情報においては、各顔写真にそれぞれ知人の名前のテキストや、その名前を呼称する音声信号と対応付けて記憶しておく。そして、センターサーバ100は、歓迎者情報において、来訪者情報の顔写真に一致すると判定された顔写真に対応する名前や音声信号を照合結果に含ませて、インターホンに送信する。
そして、インターホンは、照合結果に含まれている音声信号を用いて、例えば、「Aさんが、いらっしゃいました」などと報知することとしてもよい。
(12)上記実施の形態において、インターホンの室内親機と玄関子機とは、有線で接続されている形態を示したが、室内親機と玄関子機との間の通信は、所定の通信方式(例えば、IEEE802.11b)に従った無線通信であってもよい。
(13)上記変形例1においては、国籍による知人情報の絞り込みをかけることを開示したが、ユーザがSNSにおいて、より狭い範囲での所在地(県、州など)を開示していた場合には、同じ県に住む知人など、その所在地での絞り込みをかける構成をとってもよい。
(14)上記実施の形態に示したインターホンシステムの各動作は、CPUとHDDなどの記録媒体が連動し、CPUがプログラムを実行することで、実現されてもよいし、上記実施の形態に示す各機能部が1又は複数の集積回路により実現されることとしてもよい。
(15)上記実施の形態および各種変形例、各補足を組み合わせることとしてもよい。
(16)上述の実施形態で示した通信に係る動作、知人情報の登録処理、来訪者の照合等(図12、図13参照)をセンターサーバのプロセッサ、及びそのプロセッサに接続された各種回路に実行させるためのプログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録すること、又は各種通信路等を介して流通させ頒布させることもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM等がある。流通、頒布された制御プログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがその制御プログラムを実行することにより、実施形態で示したような各種機能が実現されるようになる。

<補足2>
本実施の形態に係るセンターサーバや、インターホンシステムについての一実施形態と、その実施形態の奏する効果について説明する。
(2−1)本発明に係るセンターサーバ(100)は、来訪者を知らせるインターホン(110a)と、センターサーバとからなるインターホンシステムにおけるセンターサーバであって、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段(320)と、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段(321)と、前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段(320)と、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段(323)と、前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知手段(320)とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るインターホンシステムは、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段と、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段と、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段と、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果に基づき、来訪者が知人であるか否かを報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る来訪者報知方法は、来訪者を知らせるインターホンと、センターサーバとからなるインターホンシステムにおける来訪者報知方法であって、SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得ステップと、前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得ステップと、前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得ステップと、前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合ステップと、前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知ステップと、前記通知ステップから通知された照合結果に基づき、前記インターホンがユーザに対して来訪者が知人であるか否かを報知する報知ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、センターサーバは、SNSサーバにあるユーザの知人についての情報を取得するので、ユーザにとっての知人情報を少ない手間で登録することができる。したがって、ユーザに煩雑な操作を要求することなく、来訪者が知人であるか否かを通知できるインターホンシステムを提供できる。
(2−2)上記(2−1)において、前記センターサーバは、更に、前記知人情報取得手段が取得した知人情報を、インターホンシステムを利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報毎に対応付けた歓迎者情報(331)を記憶する記憶手段(330)を備え、前記来訪者情報取得手段は、更に、前記インターホンから、当該インターホンを利用するユーザを示すユーザ識別情報を取得し、前記照合手段は、前記歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報(702)に前記来訪者が登録されているか否かを照合することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、歓迎者情報を記憶しておくので、来訪者情報を受け付けるたびに、SNSサーバにアクセスして、知人情報を取得する必要がなくなる。
(2−3)上記(2−2)において、前記アカウント情報は、ユーザID(902)を含み、前記SNSサーバは、ユーザID毎に、各ユーザIDで示されるユーザの知人の知人ユーザIDを対応付けた交友関係情報(431)を保持し、前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、前記アカウント情報取得手段が取得したアカウント情報に含まれるユーザIDに対応付けられた知人ユーザID(521、522)に関連する情報を、前記知人情報として取得することとしてもよい。
SNSサーバにおいて、ユーザと知人との情報が対応付けられていることにより、センターサーバは、着実にユーザの知人の情報を取得することができる。
(2−4)上記(2−3)において、前記知人情報とは、知人の顔写真のデータであり、前記来訪者情報取得手段は、前記インターホンの呼び鈴を来訪者が鳴らしたときに当該来訪者を撮影した顔写真のデータを前記来訪者情報として取得し、前記照合手段は、前記歓迎者情報において前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報の顔写真のデータに、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真のデータと所定以上類似する顔写真のデータがある場合に、来訪者が前記歓迎者情報に登録されていると判別することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、来訪者が知人であるか否かを、来訪者を撮影して得られる顔写真を用いて判定することができる。
(2−5)上記(2−4)において、前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、来訪者が知人であるか否かを判定するのに、有効な知人情報のみを蓄積することができ、無用な知人情報の増大を防ぐことができるので、センターサーバの記憶容量を圧迫する可能性を低減できる。
(2−6)上記(2−4)において、前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、ユーザの家を訪問する可能性が高い同じ国籍の人間に絞り込んで知人情報を取得することができる。したがって、顔写真を用いて来訪者を照合するのにより有効な知人の顔写真を取得することができる。
(2−7)上記(2−4)において、前記SNSサーバは、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザページにアクセスしたユーザを特定するためのアクセスログを保持し、前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、現在から過去までの一定期間の間に前記ユーザページにアクセスしたユーザを前記アクセスログから特定し、特定したユーザに関連する情報を前記知人情報として取得することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、現時点から所定範囲の過去までの知人に限定して知人情報を取得できるようになる。即ち、センターサーバは、現時点でユーザと付き合いのある知人の情報を取得し、疎遠になっている知人の情報を取得しないようにすることができる。また、センターサーバが取得する知人情報に制限を加えることができるので、知人情報が膨大な量になることを防ぐことができる。
(2−8)上記(2−4)において、前記知人情報取得手段は、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザのブログにアクセスし、当該ブログにおいて、予め定められたキーワードに対応する写真データを前記知人情報として取得することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、更に、知人情報を取得できる可能性を高めることができる。
(2−9)上記(2−4)において、前記記憶手段は、更に、前記インターホンから、来訪者があった場合であって当該来訪者が非歓迎者であることを示す情報を受け付けた場合に、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に、来訪者の顔写真のデータを対応付けて、当該来訪者が非歓迎者であることを示す非歓迎者情報として記憶し、前記照合手段は、更に、前記非歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真で示される来訪者が非歓迎者であるか否かも照合し、前記通知手段は、来訪者が、知人であるか、非歓迎者であるか、あるいはいずれでもないかを通知することとしてもよい。
これにより、センターサーバは、更に、来訪者がユーザにとって非歓迎者であるか否かも照合でき、インターホンは、来訪者がユーザにとって訪ねてきて欲しくない人物かどうかも認識させることができる。
(2−10)上記(2−9)において、前記照合手段は、更に、前記知人情報において、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人ユーザの非歓迎者情報も参照して、来訪者が非歓迎者であるか否かを判別することとしてもよい。
これにより、ユーザの知人が自宅を訪問して欲しくないと感じている人物の来訪を、ユーザが認識できるようになる。
100 センターサーバ
110a、110b インターホン
120 SNS(Social Network Service)サーバ
130 ネットワーク
211 通信部
212 操作部
213 上位I/F
214 モニタ
215 音声処理部
216 マイク
217 スピーカー
218 制御部
221 カメラ
222 呼出ボタン
223 音声処理部
224 マイク
225 スピーカー
226 下位I/F
310 通信部
320 制御部
321 知人情報取得部
322 登録部
323 照合部
330 記憶部
331 歓迎者情報
332 非歓迎者情報
410 通信部
420 制御部
430 記憶部
431 ユーザ情報

Claims (21)

  1. 来訪者を知らせるインターホンと、センターサーバとからなるインターホンシステムにおけるセンターサーバであって、
    SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段と、
    前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段と、
    前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段と、
    前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするセンターサーバ。
  2. 前記センターサーバは、更に、
    前記知人情報取得手段が取得した知人情報を、インターホンシステムを利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報毎に対応付けた歓迎者情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記来訪者情報取得手段は、更に、前記インターホンから、当該インターホンを利用するユーザを示すユーザ識別情報を取得し、
    前記照合手段は、前記歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報に前記来訪者が登録されているか否かを照合する
    ことを特徴とする請求項1記載のセンターサーバ。
  3. 前記アカウント情報は、ユーザIDを含み、
    前記SNSサーバは、ユーザID毎に、各ユーザIDで示されるユーザの知人の知人ユーザIDを対応付けた交友関係情報を保持し、
    前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、前記アカウント情報取得手段が取得したアカウント情報に含まれるユーザIDに対応付けられた知人ユーザIDに関連する情報を、前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項2記載のセンターサーバ。
  4. 前記知人情報とは、知人の顔写真のデータであり、
    前記来訪者情報取得手段は、前記インターホンの呼び鈴を来訪者が鳴らしたときに当該来訪者を撮影した顔写真のデータを前記来訪者情報として取得し、
    前記照合手段は、
    前記歓迎者情報において前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報の顔写真のデータに、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真のデータと所定以上類似する顔写真のデータがある場合に、来訪者が前記歓迎者情報に登録されていると判別する
    ことを特徴とする請求項3記載のセンターサーバ。
  5. 前記センターサーバは、更に、
    前記知人情報取得手段が取得した顔写真のデータから、顔を検出する検出手段を備え、
    前記記憶手段は、取得した顔写真のデータのうち、所定以上、正面を向いて撮影されたものを記憶する
    ことを特徴とする請求項4記載のセンターサーバ。
  6. 前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、
    前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項4記載のセンターサーバ。
  7. 前記SNSサーバは、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザページにアクセスしたユーザを特定するためのアクセスログを保持し、
    前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、現在から過去までの一定期間の間に前記ユーザページにアクセスしたユーザを前記アクセスログから特定し、特定したユーザに関連する情報を前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項4記載のセンターサーバ。
  8. 前記知人情報取得手段は、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザのブログにアクセスし、当該ブログにおいて、予め定められたキーワードに対応する写真データを前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項4記載のセンターサーバ。
  9. 前記記憶手段は、更に、前記インターホンから、来訪者があった場合であって当該来訪者が非歓迎者であることを示す情報を受け付けた場合に、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に、来訪者の顔写真のデータを対応付けて、当該来訪者が非歓迎者であることを示す非歓迎者情報として記憶し、
    前記照合手段は、更に、前記非歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真で示される来訪者が非歓迎者であるか否かも照合し、
    前記通知手段は、来訪者が、知人であるか、非歓迎者であるか、あるいはいずれでもないかを通知する
    ことを特徴とする請求項4記載のセンターサーバ。
  10. 前記照合手段は、更に、前記知人情報において、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人ユーザの非歓迎者情報も参照して、来訪者が非歓迎者であるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項9記載のセンターサーバ。
  11. SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得手段と、
    前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得手段と、
    来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得手段と、
    前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果に基づき、来訪者が知人であるか否かを報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とするインターホンシステム。
  12. 前記インターホンシステムは、複数のインターホンと、センターサーバを含み、
    前記センターサーバは、
    前記アカウント情報取得手段と、前記知人情報取得手段と、前記来訪者情報取得手段と、前記照合手段と、
    前記照合手段による照合結果を、来訪者があったインターホンに通知する通知手段とを備え、
    前記インターホンは、
    前記報知手段と、
    来訪者があった場合に、来訪者の顔写真を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影した顔写真を前記センターサーバに送信する送信手段とを備え、
    前記報知手段は、前記通知手段から通知された照合結果に基づき、来訪者が知人であるか否かを報知する
    ことを特徴とする請求項11記載のインターホンシステム。
  13. 前記センターサーバは、更に、
    前記知人情報取得手段が取得した知人情報を、インターホンシステムを利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報毎に対応付けた歓迎者情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記来訪者情報取得手段は、更に、前記インターホンから、当該インターホンを利用するユーザを示すユーザ識別情報を取得し、
    前記照合手段は、前記歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報に前記来訪者が登録されているか否かを照合する
    ことを特徴とする請求項12記載のインターホンシステム。
  14. 前記知人情報とは、知人の顔写真のデータであり、
    前記照合手段は、
    前記歓迎者情報において前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人情報の顔写真のデータに、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真のデータと所定以上類似する顔写真のデータがある場合に、来訪者が前記歓迎者情報に登録されていると判別する
    ことを特徴とする請求項13記載のインターホンシステム。
  15. 前記センターサーバは、更に、
    前記知人情報取得手段が取得した顔写真のデータから、顔を検出する検出手段を備え、
    前記記憶手段は、取得した顔写真のデータのうち、所定以上、正面を向いて撮影されたものを記憶する
    ことを特徴とする請求項14記載のインターホンシステム。
  16. 前記SNSサーバは、更に、ユーザのアカウント毎に、当該ユーザの国籍情報を保持し、
    前記知人情報取得手段は、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、アカウント情報のユーザの国籍と同一の国籍の知人ユーザに関連する情報を前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項14記載のインターホンシステム。
  17. 前記SNSサーバは、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザページにアクセスしたユーザを特定するためのアクセスログを保持し、
    前記知人情報取得手段は、前記交友関係情報において、アカウント情報で示されるユーザIDに対応する知人ユーザIDで示されるユーザのうち、現在から過去までの一定期間の間に前記ユーザページにアクセスしたユーザを前記アクセスログから特定し、特定したユーザに関連する情報を前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項14記載のインターホンシステム。
  18. 前記知人情報取得手段は、前記アカウント情報に含まれるユーザIDのユーザのブログにアクセスし、当該ブログにおいて、予め定められたキーワードに対応する写真データを前記知人情報として取得する
    ことを特徴とする請求項14記載のインターホンシステム。
  19. 前記インターホンは、更に、
    ユーザから来訪者を非歓迎者として登録する要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記要求を受け付けた場合に、非歓迎者登録要求を前記センターサーバに送信する登録要求送信手段とを備え、
    前記記憶手段は、更に、前記インターホンから、前記非歓迎者登録要求を受け付けた場合に、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に、来訪者の顔写真のデータを対応付けて、当該来訪者が非歓迎者であることを示す非歓迎者情報として記憶し、
    前記照合手段は、更に、前記非歓迎者情報を参照して、前記来訪者情報取得手段が取得した顔写真で示される来訪者が非歓迎者であるか否かも照合し、
    前記通知手段は、来訪者が、知人であるか、非歓迎者であるか、あるいはいずれでもないかを通知する
    ことを特徴とする請求項14記載のインターホンシステム。
  20. 前記照合手段は、更に、前記知人情報において、前記来訪者情報取得手段が取得したユーザ識別情報に対応する知人ユーザの非歓迎者情報も参照して、来訪者が非歓迎者であるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項19記載のインターホンシステム。
  21. 来訪者を知らせるインターホンと、センターサーバとからなるインターホンシステムにおける来訪者報知方法であって、
    SNS(Social Network Service)を利用するユーザのアカウント情報を取得するアカウント情報取得ステップと、
    前記SNSのユーザ毎に当該ユーザを識別するためのユーザ識別情報を保持し、知人関係にあるユーザ同士を対応付けて管理しているSNSサーバに、前記アカウント情報を用いてアクセスし、当該アカウント情報のユーザと知人関係にあるとして対応付けられている1以上のユーザについてのユーザ識別情報を知人情報として取得する知人情報取得ステップと、
    前記インターホンから、来訪者を識別するための来訪者情報を取得する来訪者情報取得ステップと、
    前記知人情報と、前記来訪者情報とを照合する照合ステップと、
    前記照合手段による照合結果を、来訪者があった前記インターホンに通知する通知ステップと、
    前記通知ステップから通知された照合結果に基づき、前記インターホンがユーザに対して来訪者が知人であるか否かを報知する報知ステップと
    を含むことを特徴とする来訪者報知方法。
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