JP2013149322A - 光ピックアップ - Google Patents

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Abstract

【課題】
組立作業性に優れ、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大できる光ピックアップを提供する。
【解決手段】
光ディスクに光を集光する対物レンズと、この対物レンズを取り付けたレンズホルダと、このレンズホルダに巻き付けられたフォーカシングコイルと、前記レンズホルダを支持する支持部材とを有する光ピックアップにおいて、前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第一のフォーカシングコイルの上側部と、この第一のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第一のフォーカシングコイルの下側部と、前記第一のフォーカシングコイルとは別系統の配線で、前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第二のフォーカシングコイルの上側部と、この第二のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第二のフォーカシングコイルの下側部とが前記レンズホルダに巻かれた光ピックアップとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクの記録面上に記録された情報を読み出す、または光ディスクに情報を記録する光ディスク装置が備える光ピックアップに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2006−309889号公報(特許文献1)がある。
この特許文献1には、レンズホルダの側面全周にわたってフォーカシングコイルが巻回され、レンズホルダ孔の内側にチルトコイルが設けられる構成が記載されている(段落0042、0043、図4、図5参照)。
特開2006−309889号公報
上記特許文献1では、チルトコイルをレンズホルダに設けた孔の内側に配置する構成となっているため、チルトコイルをレンズホルダに直接巻き付けることができない。したがって、別工程で作製したチルトコイルをレンズホルダに取り付ける作業が必要である。
また、上記特許文献1では、レンズホルダを支持する支持部材が、対物レンズの光軸方向において、フォーカシングコイルと同じ高さ位置に固定されている。したがって、フォーカシングコイルをレンズホルダに直接巻き付ける場合には、支持部材の固定部材を別部材としておくことが必要である。
また、上記特許文献1では、フォーカシングコイルとチルトコイルをそれぞれ備えるため、レンズホルダの限られた寸法の中で、フォーカシングコイルの巻数を増やすことは困難である。高速に回転する光ディスクに追従するためには、特にフォーカシングコイルの駆動力が必要である。しかし、上記特許文献1では、フォーカシングコイルで発生する駆動力を大きくするという点に関して十分には配慮されていない。
本発明の目的は、組立作業性に優れ、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大できる光ピックアップを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクに光を集光する対物レンズと、この対物レンズを取り付けたレンズホルダと、このレンズホルダに巻き付けられたフォーカシングコイルと、前記レンズホルダを支持する支持部材とを有する光ピックアップにおいて、前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第一のフォーカシングコイルの上側部と、この第一のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第一のフォーカシングコイルの下側部と、前記第一のフォーカシングコイルとは別系統の配線で、前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第二のフォーカシングコイルの上側部と、この第二のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第二のフォーカシングコイルの下側部とが前記レンズホルダに巻かれるようにしたものである。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記第一のフォーカシングコイルの下側部と前記第二のフォーカシングコイルの下側部はフォーカシング動作とチルト動作を兼ね備えるようにしたものである。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記第一のフォーカシングコイルの下側部と前記第二のフォーカシングコイルの下側部は前記レンズホルダから光軸方向の下方に突出した突出部に巻かれるようにしたものである。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記第一のフォーカシングコイルの上側部と前記第二のフォーカシングコイルの上側部は重ねられて前記レンズホルダに巻かれるようにしたものである。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記レンズホルダから光軸方向の下方に突出した突出部が2個設けられ、この2個の突出部の間に空間部を設けたものである。
本発明によれば、組立作業性に優れ、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大できる光ピックアップを提供できる。
本発明の実施例1に係る光ピックアップの分解斜視図である。 本発明の実施例1に係るレンズホルダへのコイル巻き付け過程を示す図である。 従来と本実施例のフォーカシング(チルト)コイルを比較した表である。 本発明の実施例1に係るレンズホルダの斜視図である。 本発明に実施例1に係る光ピックアップの斜視図である。 本発明の実施例2に係るレンズホルダの斜視図である。 本発明の実施例3に係るレンズホルダの斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は本実施例の光ピックアップの対物レンズ駆動手段50を示す分解斜視図である。
なお、図中、z方向は対物レンズ1の光軸方向であり、対物レンズ1を、図示していない光ディスクに接近または離遠させるフォーカシング方向である。
z方向において、光ディスクに近い側を上、光ディスクから遠い側を下とする。y方向は光ディスクの半径方向であり、対物レンズ1を光ディスクのトラックに対して位置決めするトラッキング方向である。x方向はy方向とz方向の双方に直交する方向であり、光ディスクの接線方向である。x軸周りの回転方向が光ディスクの半径方向への傾きを示すチルト方向である。
図1において、対物レンズ1はレンズホルダ2の上面に搭載される。レンズホルダ2は、その下部に、光ディスクの半径方向であるトラッキング方向の一方の側と他方の側に突出部8a、8bを有する。また、レンズホルダ2は、トラッキング方向の一方の側と他方の側の2つの側面のそれぞれに、対物レンズ1の光軸方向に沿って、対物レンズ1に近い方から順に、第一の支持部材固定部9a、第二の支持部材固定部9b、第三の支持部材固定部9cを有する。
フォーカシングコイルは第一のフォーカシングコイル3と第二のフォーカシングコイル4とから成る。第一のフォーカシングコイル3は、レンズホルダ2の側面全周に巻き付けられる第一のフォーカシングコイルの上側部3aと、レンズホルダ2の一方の側の突出部8aに巻き付けられる第一のフォーカシングコイルの下側部3bとで構成される。第二のフォーカシングコイル4は、レンズホルダ2の側面全周に巻き付けられる第二のフォーカシングコイルの上側部4aと、レンズホルダ2の他方の側の突出部8bに巻き付けられる第二のフォーカシングコイルの下側部4bとで構成される。
トラッキングコイル5は、レンズホルダ2に設けられた巻き枠10に巻き付けられる。この巻き枠10は、第一のフォーカシングコイルの上側部3aおよび第二のフォーカシングコイルの上側部4aよりも上側と、第一のフォーカシングコイルの下側部3bおよび第二のフォーカシングコイルの下側部4bよりも下側にそれぞれ設けられる。
レンズホルダ2は支持部材6により固定部7に対して変位可能に支持される。支持部材6の一端側は、レンズホルダ2に設けられた第一の支持部材固定部9aと第二の支持部材固定部9bと第三の支持部材固定部9cに固定され、支持部材6の他端側は固定部7に固定されている。第一のフォーカシングコイル3と、第二のフォーカシングコイル4、およびトラッキングコイル5は、支持部材6の一端と半田等により電気的に接続される。
フォーカシング方向およびトラッキング方向と平行なレンズホルダ2の2つの側面に対向して、それぞれ2個のマグネット11が配置される。このマグネット11は磁性体であるヨーク12に取り付けられる。
図2(a)〜(d)は、レンズホルダ2に第一のフォーカシングコイル3と、第二のフォーカシングコイル4、およびトラッキングコイル5を巻き付けていく過程を示す図である。
図2(a)は、各コイルを巻いていない状態のレンズホルダ2が示されている。
図2(b)は、レンズホルダ2の側面全周に第一のフォーカシングコイルの上側部3aが巻きつけられ、レンズホルダ2の一方の側の突出部8aに第一のフォーカシングコイルの下側部3bが巻き付けられた状態を示したものである。
図2(c)は、第一のフォーカシングコイルの上側部3aに重ねて第二のフォーカシングコイルの上側部4aが巻きつけられ、レンズホルダ2の他方の側の突出部8bに第二のフォーカシングコイルの下側部4bが巻き付けられた状態を示す。つまり、図2(b)の第一のフォーカシングコイルの上側部3aの外周を取り囲むように第二のフォーカシングコイルの上側部4aが巻きつけられているため太巻き状態となっている。
第一のフォーカシングコイルの上側部3aと第二のフォーカシングコイルの上側部4aは、第一の支持部材固定部9aと第二の支持部材固定部9bとの間に巻き付けられる。第一のフォーカシングコイルの下側部3bと第二のフォーカシングコイルの下側部4bは、第二の支持部材固定部9bと第三の支持部材固定部9cとの間に巻き付けられる。
図2(d)は、トラッキングコイル5がレンズホルダ2に巻き付けられた状態を示す。
図2(a)〜(d)に示したように、左右の突出部8a、8bの間には空間部2aが設けられている。この空間部2aはフォーカシングコイルの下側部3bとフォーカシングコイルの下側部4bを機械的に巻くために設けものである。つまり、フォーカシングコイルを供給するコイル用ノズル(図示せず)を突出部8a、8bの周囲で回転させるにはこの空間部2aを設けておく必要がある。ただし、第一のフォーカシングコイルの上側部3aおよび第二のフォーカシングコイルの上側部4aはレンズホルダの側壁外周に直接巻くので空間部2aは必要ない。
さて、従来のレンズホルダに取り付けられていたフォーカンシングコイルとチルトコイルと本実施例の違いについて図3を使って説明する。
図3は従来のフォーカシング(チルト)コイルと本実施例のフォーカシング(チルト)コイルを比較した表である。
図3において、従来のフォーカシング(チルト)コイルはあらかじめフォーカシングコイルとチルトコイルとを個別に形成し、その後、手作業でレンズホルダに取り付けていた。そしてそれらのコイルの配線も独立に配線され、独立で制御されていた。
一方、本実施例ではフォーカシングコイル3aには接続線3cを介してフォーカシングコイル3bが接続されている。またフォーカシングコイル4aにも接続線4cを介してフォーカシングコイル4bが接続されている。これらのコイルは両方向矢印で示すように重ねられ、白抜きの矢印の先に示すような合体された形状となる。
そして、フォーカス信号は、第一のフォーカシングコイル3a、3bと第二のフォーカシングコイル4a、4bに同じ値が入力される。これによりマグネット11との電磁作用によりフォーカシング方向の駆動力が発生する。また、チルト信号は、第一のフォーカシングコイル3a、3bあるいは第二のフォーカシングコイル4a、4bのどちらか一方に、フォーカス信号に加算して入力される。これにより、第一のフォーカシングコイル3a、3bと第二のフォーカシングコイル4a、4bとで発生する駆動力に差が生じる。このとき、第一のフォーカシングコイル3bと第二のフォーカシングコイル4bとで発生する駆動力の差によってチルト方向の回転力を与えることができる。
このように、本実施例ではフォーカンシングコイルのフォーカス動作に対してフォーカシングコイル3b、4bもフォーカス動作に寄与(供用)できるためフォーカス動作の駆動力を大きくすることができる。その結果、省電力へと繋がるものである。
図4は、レンズホルダ2に第一のフォーカシングコイル3と、第二のフォーカシングコイル4、およびトラッキングコイル5が巻き付けられた状態を示す斜視図である。
図5は光ピックアップ110を示す図である。
図5において、光ピックアップ110に備えられたレーザ発光素子111から発せられたレーザ光は、対物レンズ1により、図示していない光ディスクに集光して反射する。光ディスクで反射したレーザ光は、対物レンズ1を通過し、光ピックアップ110に備えられた光検出器112に入射する。光検出器112で得られた信号からサーボ信号が検出され、そのサーボ信号に基づいて図1に示した対物レンズ駆動手段50の第一のフォーカシングコイル3と、第二のフォーカシングコイル4、およびトラッキングコイル5に駆動電流が入力され、対物レンズ1の位置決め制御が行われる。また、光検出器112で得られた信号から再生信号が検出され、光ディスクの情報が再生される。
このように、本実施例によれば、レンズホルダ2を1個の部材で構成することができる。その1個のレンズホルダ2に全てのコイルを直接巻き付けることができるので、部品点数の削減と組立作業性の向上を図ることができる。
具体的には、第一のフォーカシングコイルの上側部3aと第二のフォーカシングコイルの上側部4aを、第一の支持部材固定部9aと第二の支持部材固定部9bの間に巻き付け、第一のフォーカシングコイルの下側部3bと第二のフォーカシングコイルの下側部4bを、第二の支持部材固定部9bと第三の支持部材固定部9cの間に巻き付けることで、3つの支持部材固定部をレンズホルダ2に一体に形成することができる。したがって、支持部材固定部を別部材として備える必要が無い。
トラッキングコイル5を巻き付けるレンズホルダ2の巻き枠10を、第一のフォーカシングコイルの上側部3aおよび第二のフォーカシングコイルの上側部4aよりも上側と、第一のフォーカシングコイルの下側部3bおよび第二のフォーカシングコイルの下側部4bよりも下側に設けることで、巻き枠10と干渉することなく第一のフォーカシングコイル3および第二のフォーカシングコイル4をレンズホルダ2に直接巻き付けることができる。
また、トラッキングコイル5は、レンズホルダ2に設けた巻き枠10に直接巻き付けることができる。
さらに、レンズホルダ2の一方の側と他方の側に突出部8a、8bを設けることで、チルト駆動力の発生に寄与する第一のフォーカシングコイルの下側部3bと第二のフォーカシングコイルの下側部4bを、レンズホルダ2に直接巻き付けることができる。
以上のように、1個の部材で構成したレンズホルダ2に全てのコイルを直接巻き付けることができる。つまり、従来フォーカシングコイルとチルトコイルはあらかじめ四角形状に巻かれ、さらに手作業でレンズホルダに取り付けられていた。そのため取り付け作業に時間を要するばかりでなく、人的コストアップに繋がっていた。しかしながら本実施例では両コイルをレンズホルダに直接巻き付けるので、大幅な製造コストの低減を図ることができる。
次に、本実施例の他の効果である、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大できる点について以下に説明する。
フォーカシングコイルをレンズホルダの側面全周に取り付けた従来例では、フォーカシングコイルをレンズホルダに直接巻き付ける場合には、フォーカシングコイルは、2つの支持部材固定部の間に巻き付けられた部分に限られる。一方、本実施例では、レンズホルダ2の側面全周に巻き付けられた第一のフォーカシングコイルの上側部3aおよび第二のフォーカシングコイルの上側部4aに加えて、レンズホルダ2の突出部8a、8bに巻き付けられた第一のフォーカシングコイルの下側部3bおよび第二のフォーカシングコイルの下側部4bを備えることで、フォーカシングコイルをレンズホルダ2に直接巻き付ける構造でありながら、フォーカシングコイルの巻数を増やすことができる。したがって、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大することができる。
さらに、本実施例によれば、光ピックアップを薄型にすることができる。具体的には、レンズホルダ2は、レンズホルダ2の一方の側と他方の側に設けた突出部8a、8bの間に空間部2aを有する。この空間部2aに、レーザ光を通すことと対物レンズ1へレーザ光を反射する反射ミラーを配置することができる。したがって、薄型の光ピックアップを提供することができる。
次に、本発明の他の実施例を図6を用いて説明する。
図6(a)は、レンズホルダ2と、このレンズホルダ2に巻き付けられるフォーカシングコイル13を示す図である。
図6(a)において、フォーカシングコイル13は、レンズホルダ2の側面全周に巻き付けられるフォーカシングコイルの上側部13aと、レンズホルダ2の一方の側の突出部8aに巻き付けられるフォーカシングコイルの下側部13bと、レンズホルダ2の他方の側の突出部8bに巻き付けられるフォーカシングコイルの下側部13cとで構成される。
フォーカシングコイルの上側部13aは、第一の支持部材固定部9aと第二の支持部材固定部9bの間に巻き付けられる。フォーカシングコイルの下側部13b、13cは、第二の支持部材固定部9bと第三の支持部材固定部9cの間に巻き付けられる。
図6(b)は、レンズホルダ2にフォーカシングコイル13が巻き付けられた状態を示す図である。その他の構成は、実施例1と同じである。
本実施例では、フォーカシングコイル13a、13b、13cは一つの系統として接続されるので、チルト駆動力は発生しない。したがって本実施例は、チルト動作を必要としない、例えば再生専用機種のフォーカシングコイルとして適用される。
このように構成された本実施例によれば、実施例1と同様、1個の部材で構成したレンズホルダ2に全てのコイルを直接巻き付けること、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大すること、および光ピックアップを薄型にすることができる。
さらに、本実施例は、実施例1よりもフォーカシングコイルの個数を少なくできるので、コストを低減できる効果がある。
なお、実施例1でも説明したが突出部8a、8bの間には空間部2aが設けられているためフォーカシングコイルの下側部13b、13cを供給するコイル用ノズル(図示せず)を回転させることができる。
次に、本発明のさらに他の実施例を図7に示す。
図7(a)は、レンズホルダ22と、レンズホルダ22に巻き付けられるフォーカシングコイルを示す図である。
図7(a)において、レンズホルダ22は、その下部に光ディスクの半径方向であるトラッキング方向の一方の側と他方の側に突出部28a、28bを有する。また、レンズホルダ22は、トラッキング方向の一方の側と他方の側の2つの側面のそれぞれに、対物レンズ1の光軸方向に沿って、対物レンズ1に近い方から順に、第一の支持部材固定部29a、第二の支持部材固定部29b、第三の支持部材固定部29cを有する。
フォーカシングコイルは第一のフォーカシングコイル23と第二のフォーカシングコイル24から成る。第一のフォーカシングコイル23は、レンズホルダ22の一方の側の突出部28aにおいて対物レンズ1に近い側に巻き付けられる第一のフォーカシングコイルの上側部23aと、レンズホルダ22の一方の側の突出部28aにおいて対物レンズ1から遠い側に巻き付けられる第一のフォーカシングコイルの下側部23bとで構成される。
第二のフォーカシングコイル24は、レンズホルダ22の他方の側の突出部28bにおいて対物レンズ1に近い側に巻き付けられる第二のフォーカシングコイルの上側部24aと、レンズホルダ22の他方の側の突出部28bにおいて対物レンズ1から遠い側に巻き付けられる第二のフォーカシングコイルの下側部24bとで構成される。
第一のフォーカシングコイルの上側部23aと第二のフォーカシングコイルの上側部24aは、第一の支持部材固定部29aと第二の支持部材固定部29bの間に巻き付けられる。第一のフォーカシングコイルの下側部23bと第二のフォーカシングコイルの下側部24bは、第二の支持部材固定部29bと第三の支持部材固定部29cの間に巻き付けられる。
図7(b)は、レンズホルダ22に第一のフォーカシングコイル23と第二のフォーカシングコイル24が巻き付けられた状態を示す図である。その他の構成は、実施例1と同じである。
このように構成された本実施例によれば、実施例1と同様、1個の部材で構成したレンズホルダ22に全てのコイルを直接巻き付けること、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大すること、および光ピックアップを薄型にすることができる。
さらに、本実施例は、第一のフォーカシングコイルの上側部23aと第二のフォーカシングコイルの上側部24aをレンズホルダ22の一方の側の突出部28aと他方の側の突出部28bに巻き付けるので、2つの突出部28aと29bとの間の空間部2aを実施例1よりも大きくすることができる。したがって、レーザ光を通す領域を対物レンズ1に近付けることができるので、光ピックアップを実施例1よりもさらに薄型にできる効果がある。
以上のごとく本発明によれば、フォーカシングコイルとトラッキングコイルを1個の部材で構成したレンズホルダに直接巻き付けることができるので、組立作業性に優れた光ピックアップを提供できる。また、フォーカシングコイルを、レンズホルダの側面全周に巻き付けられた上側部とレンズホルダの突出部に巻き付けられた下側部とで構成することで、フォーカシングコイルの巻数を増やすことができるので、フォーカシングコイルで発生する駆動力を増大することができる。
1…対物レンズ、2…レンズホルダ、3…第一のフォーカシングコイル、3a…第一のフォーカシングコイルの上側部、3b…第一のフォーカシングコイルの下側部、4…第二のフォーカシングコイル、4a…第二のフォーカシングコイルの上側部、4b…第二のフォーカシングコイルの下側部、5…トラッキングコイル、6…支持部材、7…固定部、8a…レンズホルダの一方の側の突出部、8b…レンズホルダの他方の側の突出部、9a…第一の支持部材固定部、9b…第二の支持部材固定部、9c…第三の支持部材固定部、10…巻き枠、11…マグネット、12…ヨーク、50…対物レンズ駆動手段、110…光ピックアップ、111…レーザ発光素子、112…光検出器。

Claims (5)

  1. 光ディスクに光を集光する対物レンズと、この対物レンズを取り付けたレンズホルダと、このレンズホルダに巻き付けられたフォーカシングコイルと、前記レンズホルダを支持する支持部材とを有する光ピックアップにおいて、
    前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第一のフォーカシングコイルの上側部と、この第一のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第一のフォーカシングコイルの下側部と、
    前記第一のフォーカシングコイルとは別系統の配線で、前記対物レンズの光軸と平行な方向を中心軸として巻かれる第二のフォーカシングコイルの上側部と、この第二のフォーカシングコイルの上側部に接続線を介して接続された第二のフォーカシングコイルの下側部とが前記レンズホルダに巻かれていることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    前記第一のフォーカシングコイルの下側部と前記第二のフォーカシングコイルの下側部はフォーカシング動作とチルト動作を兼ね備えていることを特徴とする光ピックアップ。
  3. 請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    前記第一のフォーカシングコイルの下側部と前記第二のフォーカシングコイルの下側部は前記レンズホルダから光軸方向の下方に突出した突出部に巻かれていることを特徴とする光ピックアップ。
  4. 請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    前記第一のフォーカシングコイルの上側部と前記第二のフォーカシングコイルの上側部は重ねられて前記レンズホルダに巻かれていることを特徴とする光ピックアップ。
  5. 請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    前記レンズホルダから光軸方向の下方に突出した突出部が2個設けられ、この2個の突出部の間に空間部を設けたことを特徴とする光ピックアップ。
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