JP2013148936A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の機器を操作するために用いられる情報を設置場所よりも使用者に近い位置で使用者に呈示する。
【解決手段】操作装置は、所定の機器9を操作するために用いられる情報を使用者Pに呈示するとともに使用者Pからの操作入力を受け付ける装置である。操作装置は、凹面鏡2と、検出部4と、決定部5とを備える。凹面鏡2は、情報を外部から視認可能に有する操作画面(情報表示媒体)Aと凹面鏡2との間の光学距離が凹面鏡2の焦点距離より長くなるように設けられている。凹面鏡2は、操作画面の実像(情報表示媒体の実像)Bを空間に浮かぶように形成する。検出部4は、使用者Pから操作画面の実像Bへの操作入力を検出する。決定部5は、検出部4で検出された操作入力に応じて機器9に対する操作内容を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の機器を操作するために用いられる情報を使用者に呈示するとともに使用者からの操作入力を受け付ける操作装置に関する。
従来から、使用者が機器を操作するために用いられる操作装置として、例えばボタン式やタッチパネル式など使用者が操作入力するための操作部を装置本体の表面に備える装置が知られている(例えば特許文献1参照)。従来の操作装置は、使用者が操作部に直接触れて操作入力することによって、機器に対する操作内容を決定する。
特開2009−260828号公報
しかしながら、従来の操作装置では、使用者が操作部に触れる必要があるため、例えば、使用者と操作装置との間が離れていたり、使用者と操作装置との間に操作部を設けるのに適した場所がなかったりした場合、使用者にとって使い勝手が悪いという問題があった。つまり、従来の操作装置では、操作装置の設置場所が限定されていた。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、所定の機器を操作するために用いられる情報を設置場所よりも使用者に近い位置で使用者に呈示することができる操作装置を提供することにある。
本発明の操作装置は、所定の機器を操作するために用いられる情報を使用者に呈示するとともに前記使用者からの操作入力を受け付ける操作装置であって、前記情報を外部から視認可能にする情報表示媒体との間の光学距離が焦点距離より長くなるように設けられた凹面鏡を有し、前記凹面鏡を用いて前記情報表示媒体の実像を空間に浮かぶように形成する表示部と、前記使用者から前記実像への操作入力を検出する検出部と、前記検出部で検出された前記操作入力に応じて前記機器に対する操作内容を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
この操作装置において、前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を前記凹面鏡の前記焦点距離より長い範囲内で変化させる距離調整部を備えることが好ましい。
この操作装置において、前記実像の位置を変更するための指示を行う指示部を備え、前記距離調整部は、前記指示部の指示に従って、前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を変化させることが好ましい。
この操作装置において、前記使用者の視機能状態を計測する視機能計測部を備え、前記距離調整部は、前記視機能計測部で計測された前記視機能状態に従って、前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を変化させることが好ましい。
この操作装置において、前記実像が形成された位置に設けられた透光性部材を備えることが好ましい。
この操作装置において、前記表示部は、前記凹面鏡の光軸に斜交して設けられたハーフミラーを有し、前記ハーフミラーが前記情報表示媒体からの光を前記凹面鏡側に反射させるとともに前記凹面鏡で反射した光を透過させることによって、前記情報表示媒体の実像を形成して前記使用者に呈示することが好ましい。
本発明によれば、情報表示媒体の実像を操作装置の設置場所と使用者との間の空間に浮かぶように形成することができるので、所定の機器を操作するために用いられる情報を上記設置場所よりも使用者に近い位置で使用者に呈示することができる。これにより、本発明では、使用者が近くで操作入力することができる。
実施形態1に係る操作装置の構成図である。 同上に係る操作装置の操作画面を示す図である。 同上に係る操作装置の第1の使用例を説明する概略図である。 同上に係る操作装置の第2の使用例を説明する概略図である。 同上に係る操作装置の第3の使用例を説明する概略図である。 実施形態2に係る操作装置の構成図である。 実施形態3に係る操作装置の構成図である。 凹面鏡の原理を説明する概略図である。 凹面鏡を用いた場合の操作画面と実像との位置関係を示す図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る操作装置は、所定の機器を操作するために用いられる情報を使用者に呈示するとともに、使用者からの操作入力を受け付ける。図1に示すように、本実施形態の操作装置は、モニタ1と、凹面鏡2と、ハーフミラー3と、検出部4と、決定部5と、距離調整部6とを備え、所定の機器9に接続されている。
モニタ1は、図2に示すような操作画面Aを表示するように構成されている。モニタ1は、小型で、かつ、表示内容を容易に制御できるよう、例えば液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどの小型のフラットパネルディスプレイが用いられている。操作画面Aを表示するための制御は、例えばコンピュータ(図示せず)によってモニタ1に行われる。なお、モニタ1は、後述の実像Bを使用者Pに対して一定の明るさで呈示するために、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離a(図8参照)に応じて操作画面Aの明るさを変化させることが可能である。また、モニタ1は、使用者Pの好みに応じて操作画面Aの明るさを変化させることも可能である。
操作画面Aは、使用者Pが機器9を操作するために用いられる画面である。操作画面A上には、使用者Pからの機器9に対する操作入力(以下「機器操作入力」という)を受け付けるための複数のボタンBt1〜Bt3が表示されている。また、操作画面A上には、使用者Pから後述の実像Bの位置を変更するための操作入力(以下「位置変更操作入力」という)を受け付けるボタンBt4,Bt5が表示されている。つまり、操作画面Aは、使用者Pが機器9を操作するために必要な情報を外部から視認可能に有していることになる。操作画面Aは、本発明の情報表示媒体に相当する。
図1に示す凹面鏡2は、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離a(図8参照)が凹面鏡2の焦点距離f(図8参照)より長くなるように設けられている。使用者Pは、凹面鏡2の光軸Lx上の前方に位置する。凹面鏡2は、操作画面の実像Bを凹面鏡2と使用者Pとの間の空間に浮かぶように形成して、操作画面の実像Bを使用者Pに呈示する。凹面鏡2は、本発明の表示部に相当し、操作画面の実像Bは、本発明の情報表示媒体の実像に相当する。
凹面鏡2を用いた場合の実像表示の原理について図8,9を用いて説明する。図8のFは、凹面鏡2の焦点位置である。操作画面Aが焦点位置Fより凹面鏡2とは反対側(図8の右側)にあるとき、凹面鏡2の前方に操作画面の実像(倒立実像)Bが形成される。操作画面の実像Bと凹面鏡2との間の光学距離bは、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aと、凹面鏡2の焦点距離fとを用いて、
b=a×f/(a−f) (1)
と表わされる。また、操作画面Aの実像Bの大きさB12は、操作画面Aの大きさをA12とすると、
12=A12×|f|/|a−f| (2)
となる。
図9は、光学距離aを焦点距離fで規格化した値(a/f)に対する光学距離bを焦点距離fで規格化した値(b/f)を示している。図9より、値(a/f)が1≦(a/f)≦2の範囲で変化した場合、値(b/f)は(b/f)≧2の範囲で変化する。例えば凹面鏡2の曲率半径Rが300mmである場合、焦点距離f(=R/2)は150mmとなる。したがって、光学距離aが150mm≦a≦300mmの範囲で変化することができる場合、光学距離bはb≧300mmの範囲で変化することができる。
図1に示すハーフミラー3は、凹面鏡2の光軸Lxに45度の角度で斜交して設けられている。ハーフミラー3は、モニタ1の操作画面Aから発せられた光を凹面鏡2側で凹面鏡2の光軸Lxの方向に反射させ、凹面鏡2で反射した光を透過させることによって、操作画面の実像Bを使用者Pに呈示する。これにより、使用者Pと凹面鏡2との間にモニタ1が設けられた構造とは異なり、モニタ1が使用者Pの視線を遮ることなく、操作画面の実像Bを使用者Pに呈示することができる。ハーフミラー3は、凹面鏡2とともに本発明の表示部に相当する。
上記より、本実施形態の操作装置は、ハーフミラー3が操作画面Aからの光を凹面鏡2側に反射させるとともに凹面鏡2で反射した光を透過させることによって、凹面鏡2の前方の空間上に操作画面Aの光を結像させ、操作画面の実像Bを形成することができる。操作画面の実像Bは指向性が強く、操作画面の実像Bを視認することができる視野角が狭いため、使用者Pは凹面鏡2の光軸Lx付近の狭い範囲からのみ操作画面の実像Bを視認することができる。
検出部4は、撮像部41と、処理部42とを備えている。検出部4は、本発明の検出部および指示部に相当する。
撮像部41は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラなどであり、操作装置と使用者Pとの間であって操作画面の実像Bが形成される空間を所定時間ごとに撮像する。これにより、使用者Pが操作画面の実像Bを見て操作入力したときに、撮像部41は、使用者Pの操作入力に関する動作を撮像することができる。
処理部42は、例えばコンピュータのマイクロプロセッサ(MPU:Micro Processing Unit)を主構成要素とし、撮像部41で得られた撮像画像上で各ボタンBt1〜Bt5(図2参照)に対応する範囲に検出領域を設定する機能を有している。つまり、操作画面の実像B上では各ボタンBt1〜Bt5の範囲が図像により使用者Pに呈示され、操作画面の実像Bが撮像された撮像画像上では各ボタンBt1〜Bt5の図像に対応する範囲に検出領域が設定されることになる。検出領域としては、機器操作入力に対応する領域と、位置変更操作入力に対応する領域とがある。
処理部42は、所定時間ごとに撮像部41で得られた撮像画像を取得する。処理部42は、取得した撮像画像と初期状態(操作入力がない状態)の撮像画像との間で、検出領域内の画素ごとに画素値の差分をとり、検出領域内の各画素の差分値の合計を求める。処理部42は、差分値の合計と閾値とを比較する。差分値の合計が閾値より大きい場合、処理部42は、検出領域に対応する操作入力があったと判定する。差分値の合計が閾値以下である場合、処理部42は、検出領域に対応する操作入力はなかったと判定する。処理部42は、このような判定を検出領域ごとに行う。
上記より、処理部42は、検出領域ごとに、機器操作入力があったと判定した場合に機器操作入力を検出することになり、位置変更操作入力があったと判定した場合に位置変更操作入力を検出することになる。
処理部42で検出された機器操作入力の情報は、処理部42から決定部5に出力される。処理部42で検出された位置変更操作入力の情報は、処理部42から距離調整部6に出力される。
決定部5は、記憶部51と、処理部52と、出力部53とを備えている。記憶部51は、使用者Pの機器操作入力と機器9に対する操作内容との対応関係を予め記憶している。
処理部52は、例えばコンピュータのマイクロプロセッサを主構成要素とし、検出部4で検出された機器操作入力に対応する操作内容を記憶部51から取得して決定する。処理部52は、決定した操作内容の情報を機器9に出力するように出力部53を制御する。
距離調整部6は、保持板61と、リニアガイド62と、送りねじ63と、プーリ64と、プーリベルト65と、モータ66と、制御部67と、記憶部68とを備え、モニタ1を移動させるように構成された駆動装置である。
保持板61には、モニタ1が保持されている。リニアガイド62は、保持板61を支持している。モータ66は、距離調整部6の駆動源となる電子モータである。プーリ64およびプーリベルト65は、モータ66の回転駆動力を送りねじ63に伝達する。制御部67は、例えばコンピュータのマイクロプロセッサを主構成要素とし、検出部4から入力された情報に従ってモータ66を制御する。上記より、距離調整部6は、モータ66により発生する回転駆動力を送りねじ63により直線運動に変換することによって、モニタ1の上下方向(図1の矢印方向)の移動を実現する。なお、制御部67に用いられるコンピュータは、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータであってもよいし、専用のコンピュータであってもよい。
上記より、距離調整部6は、位置変更操作入力の情報が検出部4から入力されると、位置変更操作入力の情報に従ってモニタ1を上下に移動させることができる。モニタ1が上下に移動すると、モニタ1上の操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離a(図8参照)が変化し、操作画面の実像Bと凹面鏡2との間の光学距離b(図8参照)が変化する。ただし、モニタ1の移動範囲は、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aが凹面鏡2の焦点距離fより長くなる範囲内に限定される。
具体的には、操作画面の実像Bを使用者P側に近づけるための位置変更操作入力である場合、距離調整部6はモニタ1を現状よりも下に移動させて操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを短くする。これにより、操作画面の実像Bと凹面鏡2との間の光学距離bは長くなり、操作画面の実像Bはこれまでよりも使用者P側に近づいて呈示される。反対に、操作画面の実像Bを使用者Pから遠ざけるための位置変更操作入力である場合、距離調整部6はモニタ1を現状よりも上に移動させて光学距離aを長くする。これにより、光学距離bは短くなり、操作画面の実像Bはこれまでよりも使用者Pから遠ざかって呈示される。
次に、本実施形態に係る操作装置の動作について説明する。まず、モニタ1が操作画面Aを表示すると、凹面鏡2は、操作画面の実像Bを空間に浮かぶように形成して使用者Pに呈示する。その後、使用者Pは、操作画面の実像Bを見て、タッチパネルに触れる要領で操作入力する。検出部4では、処理部42が、撮像部41の撮像画像から使用者Pの機器操作入力を検出する。決定部5では、処理部52が、検出部4で検出された機器操作入力に対応する操作内容を記憶部51から取得して決定する。決定された操作内容の情報は、出力部53から機器9に出力される。
また、検出部4の処理部42は、撮像部41の撮像画像から位置変更操作入力を検出した場合、位置変更操作入力の情報を距離調整部6に出力する。距離調整部6の制御部67は、検出部4からの位置変更操作入力の情報に従ってモニタ1を移動する。これにより、使用者Pは、操作画面の実像Bの位置を自己の視機能状態に適した位置に自分で調整することができる。
次に、本実施形態に係る操作装置の使用例について説明する。まず、第1の使用例として、本実施形態の操作装置を浴室やシャワールームに用いた場合について図3を用いて説明する。つまり、第1の使用例として、例えばシャワーの温水操作装置などの浴室用操作装置について説明する。操作装置は、浴室(シャワールーム)の壁Wに埋め込まれて設置されている。第1の使用例によれば、使用者Pの前をシャワーSからの水が通って、使用者Pの近くに操作装置が設置されていなくても、操作装置の設置場所よりも近くに操作画面の実像Bを形成することができる。これにより、使用者Pは、眼鏡やコンタクトレンズを外して視認性が低い場合であっても、操作画面の実像Bを見ることによって、操作画面Aの情報を理解することができる。
続いて、第2の使用例として、本実施形態の操作装置をキッチンに用いた場合について図4を用いて説明する。つまり、第2の使用例としてキッチン用操作装置について説明する。キッチンには、調理者(使用者P)の付近に作業スペースと高温部とが必要である。また、調理者が調理中に操作装置に直接触れることは、衛生的によくない。しかしながら、本実施形態の操作装置によれば、調理者は操作装置に直接触れることなく、操作入力することができる。なお、操作情報は、例えばコンロの温度などである。なお、操作画面の実像Bには、料理のレシピが表示されていてもよい。
続いて、第3の使用例として、本実施形態の操作装置を例えば銀行のATMやオートロックドアの認証装置などに用いた場合について図5を用いて説明する。操作装置は、機密性の高い情報を表示し、パスワード入力などの操作入力が行われる。第3の使用例によれば、使用者Pは、操作装置の設置位置よりも近くで操作することができるとともに、操作画面の実像Bの指向性が高いため、他人が操作画面Aの情報および入力内容を容易に視認することができないようにすることができる。
以上、本実施形態の操作装置によれば、操作画面の実像Bを操作装置の設置場所と使用者Pとの間の空間に浮かぶように形成することができるので、所定の機器9を操作するために用いられる情報を上記設置場所よりも使用者Pに近い位置に表示することができる。これにより、本実施形態の操作装置では、使用者Pが近くで操作入力することができる。
本実施形態の操作装置によれば、操作画面の実像Bの指向性を高くすることができるので、操作画面の実像Bを視認することができる視野角を制限することができ、操作画面Aが有する情報を使用者Pのみに呈示することができる。
また、本実施形態の操作装置によれば、距離調整部6が操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを凹面鏡2の焦点距離fより長い範囲内で変化させることによって、操作画面の実像Bを容易に移動させることができるので、操作画面の実像Bの位置を使用者Pごとに変えることができる。
さらに、本実施形態の操作装置によれば、検出部4で検出された位置変更操作入力に従って距離調整部6が操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変化させることによって、操作画面の実像Bの位置を使用者Pの好みに応じて変更することができる。
また、本実施形態の操作装置によれば、ハーフミラー3が凹面鏡2の光軸Lxに斜交することによって、使用者Pが操作画面の実像Bを視認する際に、操作画面Aそのものが邪魔になるのを防止することができる。
さらに、本実施形態の操作装置は、使用者Pが操作画面Aに直接触れることなく操作入力することができるので、使用者Pは、操作画面Aに直接触れることが困難であったり、不衛生であったりする場合であっても、操作画面Aに触れずに操作入力することができる。
なお、本実施形態の変形例として、操作装置は、使用者Pの位置変更操作入力に従って光学距離aを変更する機能を必ずしも有していなくてよい。つまり、操作画面の実像Bの位置が固定されていてもよい。本変形例の操作装置も、本実施形態の操作装置と同様に、操作画面の実像Bを操作装置の設置場所と使用者Pとの間の空間に浮かぶように形成することができるので、所定の機器9を操作するために用いられる情報を上記設置場所よりも使用者Pに近い位置に表示することができ、その結果、使用者Pが近くで操作入力することができる。また、操作画面の実像Bの指向性を高くすることができるので、操作画面の実像Bを視認することができる視野角を制限することができ、操作画面Aが有する情報を使用者Pのみに呈示することができる。以下の実施形態2,3においても同様である。
また、本実施形態の変形例として、操作装置は、機器9を操作するために用いられる情報表示媒体として、操作画面Aに代えて、例えば紙などの平面物を用いてもよいし、立体物を用いてもよい。平面物および立体物は、距離調整部6の保持板61に直接または間接的に取り付けられることによって、移動可能となる。情報表示媒体として平面物または立体物を用いた場合であっても、操作装置は、情報表示媒体(平面物、立体物)の実像を操作装置の設置場所と使用者Pとの間の空間に浮かぶように形成することができるので、所定の機器9を操作するために用いられる情報を上記設置場所よりも使用者Pに近い位置で使用者Pに呈示することができ、その結果、使用者Pが近くで操作入力することができる。また、情報表示媒体の実像の指向性を高くすることができるので、情報表示媒体の実像を視認することができる視野角を制限することができ、情報表示媒体が有する情報を使用者Pのみに呈示することができる。以下の実施形態2,3においても同様である。
さらに、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変えるためには、モニタ1(操作画面A)のみを移動する方式、凹面鏡2のみを移動する方式、モニタ1と凹面鏡2の両方を移動する方式の3方式がある。本実施形態の操作装置は、距離調整部6を用いてモニタ1のみを移動させる方式を採用している。しかし、本実施形態の変形例として、操作装置は、距離調整部6に代えて、あるいは距離調整部6とともに、凹面鏡2の光軸Lxの方向に凹面鏡2を移動させる凹面鏡駆動部を備えていてもよい。本変形例の操作装置は、凹面鏡2を移動させることによって、操作画面の実像Bを移動させることができる。ただし、使用者Pが実像Bを正しく観測するためには、凹面鏡2に対する使用者Pの眼の位置は、ある範囲内に限定される。このため、凹面鏡2を移動させる場合、使用者Pの眼の位置も移動する必要がある。したがって、上記3方式のうちでは、モニタ1のみを移動する方式が最も優れており、現実的である。つまり、使用者Pの眼の位置を移動させる必要がない点で、本実施形態の距離調整部6のほうが凹面鏡駆動部より優れており、現実的である。以下の実施形態2,3においても同様である。
また、本実施形態の変形例として、モニタ1は操作装置と別体に設けられていてもよい。本変形例の操作装置によれば、市販のモニタ1を用いて本実施形態の操作装置と同様の動作をして同様の効果を得ることができる。以下の実施形態2,3においても同様である。
(実施形態2)
実施形態2に係る操作装置は、使用者Pの視機能状態に従って操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変化させる機能を有している点で、実施形態1に係る操作装置(図1参照)と相違する。以下、本実施形態の操作装置について図6を用いて説明する。なお、実施形態1の操作装置と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の操作装置は、図6に示すように視機能計測部7を備えている。視機能計測部7は、例えば赤外線オプトメータ(オートレフラクトメータ)などであり、使用者Pの視機能状態を計測する。視機能としては、焦点調節機能(視力)や瞳孔反応、輻輳などがある。焦点調節機能とは、水晶体と視標との間の距離に応じて水晶体の屈折力を変化させることで、常に網膜上で像を結像させる機能をいう。瞳孔反応とは、光量変化などの刺激に応じて瞳孔を調節することをいう。輻輳とは、近くの視標を見るときに、近くの焦点が合うような視線に、眼の筋肉を内側(鼻側)によせることをいう。視機能計測部7で計測された視機能状態の情報は、距離調整部6に出力される。
本実施形態の距離調整部6の記憶部68は、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aと使用者Pの視機能状態との対応関係を予め記憶している。
本実施形態の制御部67は、視機能計測部7から視機能状態の情報が入力されると、上記情報に対応する光学距離aの値を記憶部68から取得する。その後、制御部67は、実際の光学距離aが記憶部68から取得した値になるようにモニタ1を移動させる。その結果、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aは、視機能計測部7で計測された視機能状態に従って変化する。
次に、本実施形態に係る操作装置の動作について説明する。まず、モニタ1で操作画面Aが表示されると、凹面鏡2は、操作画面の実像Bを空間に浮かぶように形成して使用者Pに呈示する。その後、視機能計測部7が使用者Pの視機能状態を計測する。視機能計測部7で計測された視機能状態の情報は、視機能計測部7から距離調整部6に出力される。距離調整部6の制御部67は、視機能計測部7から入力された情報に対応する光学距離aの値を記憶部68から取得する。その後、制御部67は、実際の光学距離aが記憶部68から取得した値になるように、モニタ1を移動させる。
その後、使用者Pは、操作画面の実像Bを見て操作入力する。検出部4では、処理部42が、撮像部41の撮像画像から使用者Pの機器操作入力を検出する。その後、決定部5の処理部52は、検出部4で検出された機器操作入力に対応する操作内容を記憶部51から取得して決定する。決定された操作内容の情報は、出力部53から機器9に出力される。
本実施形態の操作装置の使用例は実施形態1の第1〜3の使用例と同様であり、操作装置を浴室やキッチンに用いたり、銀行のATMや建物のオートロックドアなどに用いたりすることができる。
以上、本実施形態の操作装置によれば、視機能計測部7で計測された視機能状態に従って距離調整部6が操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変化させることによって、使用者Pの視機能状態に適した位置に操作画面の実像Bを移動することができる。
なお、本実施形態の変形例として、操作装置は、位置変更操作入力に従って光学距離aを変更する機能を必ずしも有していなくてよい。つまり、本変形例の操作装置は、視機能計測部7で計測された視機能状態に従ってのみ、操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変化させる。本変形例の操作装置であっても、視機能計測部7で計測された視機能状態に従って距離調整部6が操作画面Aと凹面鏡2との間の光学距離aを変化させることによって、使用者Pの視機能状態に適した位置に操作画面の実像Bの位置を移動することができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る操作装置は、操作画面の実像Bが形成された位置に設けられた透光性部材8を備えている点で、実施形態2に係る操作装置(図6参照)と相違する。以下、本実施形態の操作装置について図7を用いて説明する。なお、実施形態2の操作装置と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
透光性部材8は、例えば透明プラスチックやガラスなどが板状に形成された部材であり、法線方向が凹面鏡2の光軸Lxに沿って設置されている。つまり、透光性部材8の平面に操作画面Aが重なるように、透光性部材8は設置されている。透光性部材8は、操作画面の実像Bの位置が変わると、移動後の位置に移動する。
本実施形態の操作装置の使用例は実施形態2と同様であり、操作装置を浴室やキッチンに用いたり、銀行のATMや建物のオートロックドアなどに用いたりすることができる。
以上、本実施形態の操作装置によれば、操作画面の実像Bが形成された位置に透光性部材8が設けられることによって、操作画面の実像Bが空間に浮かぶように形成されていても、操作画面の実像Bの位置を使用者Pが認識しやすくなるので、使用者Pの操作性を向上させることができる。
2 凹面鏡(表示部)
3 ハーフミラー(表示部)
4 検出部(指示部)
5 決定部
6 距離調整部
7 視機能計測部
8 透光性部材
9 機器
A 操作画面(情報表示媒体)
B 操作画面の実像(情報表示媒体の実像)
P 使用者

Claims (6)

  1. 所定の機器を操作するために用いられる情報を使用者に呈示するとともに前記使用者からの操作入力を受け付ける操作装置であって、
    前記情報を外部から視認可能にする情報表示媒体との間の光学距離が焦点距離より長くなるように設けられた凹面鏡を有し、前記凹面鏡を用いて前記情報表示媒体の実像を空間に浮かぶように形成する表示部と、
    前記使用者から前記実像への操作入力を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記操作入力に応じて前記機器に対する操作内容を決定する決定部と
    を備えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を前記凹面鏡の前記焦点距離より長い範囲内で変化させる距離調整部を備えることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. 前記実像の位置を変更するための指示を行う指示部を備え、
    前記距離調整部は、前記指示部の指示に従って、前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を変化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の操作装置。
  4. 前記使用者の視機能状態を計測する視機能計測部を備え、
    前記距離調整部は、前記視機能計測部で計測された前記視機能状態に従って、前記情報表示媒体と前記凹面鏡との間の前記光学距離を変化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の操作装置。
  5. 前記実像が形成された位置に設けられた透光性部材を備えることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  6. 前記表示部は、前記凹面鏡の光軸に斜交して設けられたハーフミラーを有し、前記ハーフミラーが前記情報表示媒体からの光を前記凹面鏡側に反射させるとともに前記凹面鏡で反射した光を透過させることによって、前記情報表示媒体の実像を形成して前記使用者に呈示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の操作装置。
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