JP2013148453A - 回転位置検出回路及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトインタラプタの出力レベルに変動があっても安定したパルス検出を実現する技術を提供する。
【解決手段】カラーホイール回転位置検出回路は、カラーホイール回転部に設けられた回転位置検出マークを識別するためのフォトインタラプタ3と、その出力信号のピークレベル、ボトムレベルを検出するピークホールド回路10及びボトムホールド回路14と、ピークレベルとボトムレベルの中間レベルを基準レベルとするコンパレータ7と、ピークレベル低下及びボトムレベル上昇を検出するピーク低下検出回路21及びボトム上昇検出回路28と、その検出結果によって切替可能なスイッチ22、29と、スイッチ22、29から出力される電圧を保持する電圧ホールド回路19、26と、そのピークレベルとボトムレベルから生成された信号で出力電圧を可変できる可変型レギュレータ16と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転位置検出回路及びそのような回転位置検出回路を備えたプロジェクターに関する。
一般的に、DMD素子の単板構成のプロジェクター装置等においては、ランプ光の色分離を行うカラーホイールの回転位置を検出し映像処理と同期させる必要がある。
一般に、カラーホイール回転位置検出信号生成に関する技術では、カラーホイール回転部に設けられた回転位置検出マークを反射型のフォトインタラプタを用いて検出し、コンパレータを用いてパルス信号化する。そしてフォトインタラプタ出力の積分信号やピークレベルの分圧信号をコンパレータの基準信号に用いることでパルス信号化動作の安定化が図られている。
カラーホイール回転位置検出信号生成に適用可能な技術については、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に開示の技術では、フォトインタラプタ出力の積分信号をコンパレータの基準信号に用いてパルス信号化する技術が開示されている。また、特許文献2に開示の技術では、図10に示すようなピークホールド回路の構成を適用し、フォトインタラプタ出力のピークレベルの分圧信号をコンパレータの基準信号に用いてパルス信号化する技術が開示されている。また、特許文献3に開示の技術では、図11に示すようなピークホールド回路とボトムホールド回路を用いた簡易的な装置が提案されている。
特開2006−106240号公報 特開2009−086609号公報 特開平6−300584号公報
ところで、フォトインタラプタには発光素子、受光素子ともに感度のばらつきや変動があり、またプロジェクター内に配置されたカラーホイール回転部及び位置検出マークには使用時間の経過とともにゴミや異物の付着、劣化が発生し光の反射率が変化することがある。その結果、図12に示すように、フォトインタラプタ出力信号のピークレベル、ボトムレベルともに、大きく下降、上昇した状態になることがあり、また、振幅も小さくなってしまうことがある。特に、図12(c)に示すボトムレベルが上昇した場合には、特許文献1に開示の技術において、ピークレベルの半分に分圧した信号を基準信号に用いてもコンパレートできなくなってしまうという課題があった。特許文献2や特許文献3に開示の技術でも、上記の課題について何ら検討されておらず新たな技術が求められていた。
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することを目的とする。
本発明の回転位置検出回路は、回転体に設けられた識別マークを検出するフォトインタラプタと、前記フォトインタラプタの出力のピーク値をホールドするピークホールド回路と、前記フォトインタラプタの出力のボトム値をホールドするボトムホールド回路と、前記ピークホールド回路の出力と前記ボトムホールド回路の出力の中間レベルを基準信号として入力し、前記フォトインタラプタの出力と比較するコンパレータと、前記ピークホールド回路の出力が所定のピーク基準値より低下したときに、前記フォトインタラプタの発光素子への電力供給する可変レギュレータの基準電圧入力への入力電圧を低下させ、前記ボトムホールド回路の出力が所定のボトム基準値より上昇したときに、前記フォトインタラプタの発光素子への電力供給する可変レギュレータの基準電圧入力への入力電圧を上昇させる基準電圧調整手段と、を有する。
また、前記基準電圧調整手段は、前記可変レギュレータの前記基準電圧入力への入力電圧の上昇または低下のいずれかを選択的に実行してもよい。
本発明のプロジェクターは、上述の回転位置検出回路を有する。
本発明によれば、フォトインタラプタの出力レベルに変動があっても安定したパルス検出を実現する技術を提供することができる。
実施形態に係る、プロジェクターの構成図である。 実施形態に係る、カラーホイール位置検出回路の機能ブロック図である。 実施形態に係る、カラーホイール及びモーターの周辺の部品構成を示す図である。 実施形態に係る、カラーホイール位置検出回路の回路ブロック図である。 実施形態に係る、フォトインタラプタ出力信号の波形図である。 実施形態に係る、フォトインタラプタ出力信号の波形図である。 実施形態に係る、フォトインタラプタ出力信号の波形図である。 実施形態に係る、フォトインタラプタ出力信号の波形図である。 実施形態に係る、各出力電圧のレベル推移を示したグラフである。 従来技術に係る、ピークホールド回路を有するカラーホイール位置検出回路の回路ブロック図である。 従来技術に係る、一般的な構成にピークホールド回路とボトムホールド回路を有するカラーホイール位置検出回路の回路ブロックである。 従来技術に係る、フォトインタラプタ出力信号の波形図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態の概要は、フォトインタラプタ出力信号のピークレベル、ボトムレベルの両方を検出し、それらの中間レベルでコンパレータを動作させることで、フォトインタラプタの出力レベルに変動があっても安定したパルス化動作を実現する。さらに、フォトインタラプタ出力信号の振幅を適正に保持するため、ピークレベルは回路電源電圧近くに、ボトムレベルはGND近くとなるように、フォトインタラプタ発光素子駆動電流を変化させる。以下、具体的に説明する。
図1は本実施形態にかかるプロジェクター90の概略構成を示す図であり、プロジェクター90は、光学系の構成として、ランプ60と、カラーホイール50と、DMD62と、投射レンズ64とを備える。ランプ60を出力した光は、カラーホイール50を通過し、DMD62で変調され、投射レンズ64から映像として出力する。なお、図1のプロジェクター90の構成において一般的なものの説明は適宜省略する。
また、プロジェクター90は、システムマイコン52と、モーター制御回路54と、ランプ制御回路56と、映像処理回路58とを備え、ランプ光の色分離を行うカラーホイール50の回転位置を検出し映像処理と同期させている。
図2は、カラーホイール50の回転位置を検出し映像処理と同期させるためのカラーホイール位置検出回路80の機能ブロック図である。カラーホイール位置検出回路80は、例えば、モーター制御回路54に含まれる。また、図3は、上記同期処理のためにカラーホイール50の周辺に配置される構造を示した図である。
図3に示すように、カラーホイール50を回転させるモーター40の側面部分であるカラーホイール回転部44には、回転位置検出マーク42が設けられている。フォトインタラプタ3から出力された光がカラーホイール回転部44で反射し戻って、フォトインタラプタ3で取得される。反射光の強さで回転位置検出マーク42の位置が検出される。回転位置検出マーク42の大きさは任意に設定可能である。
具体的な構成として、図2に示すように、カラーホイール位置検出回路80は、フォトインタラプタ3を用いたカラーホイール50の回転位置検出マーク42の検出するための構成として、フォトインタラプタ出力検出回路70と、発光素子駆動制御回路72と、基準信号生成回路74と、コンパレータ7とを備える。
図4に、カラーホイール位置検出回路80のより詳細な回路構成を示す。カラーホイール回転位置検出回路80は、カラーホイール回転部(モーター40)に設けられた回転位置検出マーク42を識別するためのフォトインタラプタ3と、その出力信号のピークレベル、ボトムレベルを検出する回路(ピークホールド回路10、ボトムホールド回路14)と、そのピークレベルとボトムレベルの中間レベルを基準レベルとするコンパレータ回路(コンパレータ7)と、ピークレベル低下及びボトムレベル上昇を検出する回路(ピーク低下検出回路21、ボトム上昇検出回路28)とその検出結果によって切替可能なスイッチ回路(スイッチ22、29)と、そのスイッチ回路(スイッチ22、29)から出力される電圧を保持するホールド回路(電圧ホールド回路19、26)と、そのピークレベルとボトムレベルから生成された信号で出力電圧を可変できるレギュレータ回路(可変型レギュレータ16)と、そのレギュレータ回路出力電圧V_OUTをフォトインタラプタ発光素子駆動電圧源とする回路構成を持つ。なお、カラーホイール位置検出回路80では、各所に抵抗が配されているが、特に説明がないものについては、一般的な機能(例えば、入力/出力インピーダンス調整機能や所定の基準値機能)を実現するものである。なお、ピークレベル低下及びボトムレベル上昇を検出する回路(ピーク低下検出回路21、ボトム上昇検出回路28)と、スイッチ回路(スイッチ22、29)と、ホールド回路(電圧ホールド回路19、26)は、可変型レギュレータ16の基準電圧入力へ入力される電圧を調整する基準電圧調整手段として機能する。
フォトインタラプタ3にはフォトダイオードからなる発光素子1とフォトトランジスタからなる受光素子2とが内蔵されている。発光素子1からの放射光がカラーホイール回転部44(モーター40)に設けられた回転位置検出マーク42で反射される。その反射光を受光素子2が受けて、反射光の強弱によりフォトインタラプタ3の出力信号レベルが変化する。本実施形態では、反射光が強くなると出力電圧が上昇し、反射光が弱くなると出力電圧が下降するタイプのフォトインタラプタ3が用いられているものとする。
フォトインタラプタ出力V1はピークホールド回路10にてピークレベルVpが、ボトムホールド回路14にてボトムレベルVbが取出される。このピークレベルVpとボトムレベルVbは、それぞれの出力先に配されている抵抗R19、R20を介して出力された後、加算されて、その中間レベルVmとしてコンパレータ7の基準信号とされる。
ピークホールド回路10は、ピークホールド機能を実現する一般的な回路構成を有している。即ち、ピークホールド回路10は、非反転入力にフォトインタラプタ出力V1が入力する入力コンパレータ8と、順方向に配置された整流回路D2と、ホールドコンデンサC2と、放電用の抵抗R7と、出力コンパレータ9とを有し、ピークレベルVpを出力する。なお、ホールドコンデンサC2と、抵抗R7のそれぞれの一方の端子は、整流回路D2のカソードと出力コンパレータ9の非反転入力との間の経路に接続される。ホールドコンデンサC2と、放電用の抵抗R7のそれぞれの他方の端子は、接地(GND)に接続される。また、出力コンパレータ9の出力であるピークレベルVpは入力コンパレータ8の反転入力に入力される。つまり、ピークホールド回路10は、全体として負帰還動作をする。
同様に、ボトムホールド回路14は、ボトムホールド機能を実現する一般的な回路構成を有している。即ち、ボトムホールド回路14は、非反転入力にフォトインタラプタ出力V1が入力する入力コンパレータ12と、逆方向に配置された整流回路D3と、ホールドコンデンサC3と、基準用の抵抗R11と、出力コンパレータ13とを有し、ボトムレベルVbを出力する。なお、ホールドコンデンサC3と、抵抗R11のそれぞれの一方の端子は、整流回路D3のアノードと出力コンパレータ13の非反転入力との間の経路に接続される。ホールドコンデンサC3と、抵抗R11のそれぞれの他方の端子は、電源電圧VCC1に接続される。また、出力コンパレータ13の出力であるボトムレベルVbは入力コンパレータ12の反転入力に入力される。つまり、ボトムホールド回路14は、全体として負帰還動作をする。
ピークレベルVpとボトムレベルVbの出力先に配される上記の二つの抵抗R19、R20をほぼ等価抵抗値とすれば、中間レベルVmはピークレベルVpとボトムレベルVbの中間値となる。コンパレータ7は中間レベルVmを基準信号(反転入力)としてフォトインタラプタ3のフォトインタラプタ出力V1を抵抗R5を介して非反転入力側で取得し、コンパレートし、カラーホイール回転位置検出信号V0を出力する。
ここでフォトインタラプタ出力V1について検討する。図5(a)が理想的な状態のフォトインタラプタ出力V1を示している。しかし、図5(b)や図5(c)に示すように、ピークレベルVp、ボトムレベルVbが下降、上昇にて変動することがある。変動の結果、ピークレベルVp−ボトムレベルVb間が狭くなりフォトインタラプタ出力信号V1の振幅がある程度小さくなっても、中間レベルVmは必ずピークレベルVp−ボトムレベルVb間の中間にあり、これを基準信号とするコンパレータ7はカラーホイール回転位置検出信号V0の出力が可能となる。
図6にノイズ成分が現れた状態のフォトインタラプタ出力V1を示す。図6(a)は、ノイズ成分があるものの反射状態が理想的な状態のフォトインタラプタ出力V1を示している。しかしながら、例えば図6(b)に示すように、フォトインタラプタ出力信号V1に大きなノイズ成分が現れていたり、さらにフォトインタラプタ出力信号V1の振幅が小さくなる場合には、中間レベルVmをピークレベルVpとボトムレベルVbの中間値として最適化するだけではコンパレータ7が動作しないおそれがある。したがって、図6(c)に示すように、フォトインタラプタ出力信号V1の振幅を適正値まで回復させてコンパレータ7の動作マージンを確保することが必要である。
そのために、本実施形態では、ピークレベルVpについては、ピーク低下検出回路21及びピーク補正信号生成回路17における処理が追加されている。また、ボトムレベルVbについては、ボトム上昇検出回路28及びボトム補正信号生成回路24の処理が追加されている。
まず、ピークレベルVpに対する処理を説明する。ピークホールド回路10から出力されるピークレベルVpは、まずピーク低下検出回路21に入力されて、コンパレータ20によりピーク低下検出レベルVpdと比較される。ピーク低下検出回路21は、ピーク低下検出レベルVpdよりも下がるとピーク低下状態としてスイッチ18を導通させる。
また、ピークレベルVpはピーク補正信号作成回路17にも入力されて、オペアンプ11において電源電圧VCC1との差電圧が増幅され、ピーク補正信号Vpaが出力される。ピーク補正信号VpaはピークレベルVpが下降して電源電圧VCC1との差が大きくなると下降し、ピークレベルVpが上昇して電源電圧VCC1との差が小さくなると上昇する。
ピーク補正信号作成回路17から出力されるピーク補正信号Vpaは、ピーク低下検出時のみスイッチ18、電圧ホールド回路19を通して供給される。スイッチ18がオンのときに、電圧ホールド回路19の電圧値が更新される。
さらにボトムホールド回路14から出力されるボトムレベルVbも、まずボトム上昇検出回路28に入力されて、コンパレータ27によりボトム上昇検出レベルVbdと比較される。ボトム上昇検出回路28は、ボトム検出レベルVbdよりも上がるとボトム上昇状態としてスイッチ25を導通させる。
また、ボトムレベルVbはボトム補正信号作成回路24にも入力されて、オペアンプ23によりGND(接地)電圧との差電圧が増幅されボトム補正信号Vbaが生成されて出力される。ボトム補正信号VbaはボトムレベルVbが上昇してGND(接地)電圧との差が大きくなると上昇し、ボトムレベルVbが下降してGND(接地)電圧との差が小さくなると下降する。
ボトム補正信号作成回路24から出力されるボトム補正信号Vbaは、ボトム上昇検出時のみスイッチ25、電圧ホールド回路26を通して供給される。スイッチ25がオンのときに、電圧ホールド回路26の電圧値が更新される。
これらピーク補正信号Vpa及びボトム補正信号Vbaは、抵抗R15、抵抗R16を通じて可変型レギュレータ16のREF電圧に(レギュレータ基準電圧VREFとして)加算され入力される。
可変型レギュレータ16に入力されるREF電圧は、出力電圧VOUTを抵抗R17と抵抗R18で分圧した電圧に、ピーク補正信号Vpa及びボトム補正信号Vbaを抵抗R15と抵抗R16を通じて加算された値となる。その結果、出力電圧VOUTが変化することになる。
図7及び図8に上記の構成により適正化されたフォトインタラプタ出力V1を示す。また、図9(a)にピークレベルVp、ピーク低下検出レベルVpd、ピーク低下検出信号Vpe及びレギュレータ基準電圧VREFのレベル推移を示し、図9(b)にボトムレベルVb、ボトム低下検出レベルVbd、ボトム低下検出信号Vbe及びレギュレータ基準電圧VREFのレベル推移を示す。
図7(a)に示すようにピークレベルVpが低下した場合には、図9(a)に示すようにピーク低下検出ONとなり、ピーク補正信号Vpaが出力され、ピーク低下検出信号Vpeがハイとなる。その結果、スイッチ18が導通し、レギュレータ基準電圧VREFが下降する。その結果、出力電圧VOUTは上昇する。
するとフォトインタラプタ3の発光素子1の駆動電流値Ifは元の電流値I0よりも増加する。その結果、ピークレベルVpが上昇してピーク低下検出レベルVpdを上回るとピーク低下検出OFFとなり、スイッチ18が非導通となってピーク補正信号Vpaは供給されなくなる。しかし、電圧ホールド回路19によってピーク低下検出OFF時の電圧が保持される。このとき、フォトインタラプタ3の出力信号V1の振幅は増加して、図7(b)に示すような適正レベルまで回復する。
また、図8(a)に示すようなボトムレベルVbが上昇した場合には、図9(b)に示すようにボトム上昇検出ONとなりボトム補正信号Vbaが出力される。その結果、レギュレータ基準電圧VREFが上昇するので出力電圧VOUTは下降する。するとフォトインタラプタ3の発光素子1の駆動電流値Ifは元の電流値I0よりも減少する。その結果、ボトムレベルVbが下降してボトム検出レベルを下回ると、ボトム検出OFFとなりスイッチ25が非導通となってボトム補正信号Vbaは供給されなくなる。しかしながら、電圧ホールド回路26によってボトム上昇検出OFF時の電圧が保持される。この時、フォトインタラプタ3の出力信号V1の振幅は増加して、図8(b)に示すような適正レベルまで回復する。なお波形図のパルス幅は、カラーホイール回転部44(モーター40)に設けられた回転位置検出マーク42の大きさにより規定され、図5から図8の波形図はその一例を示すものである。
ピーク低下検出時のピーク補正信号Vpa供給による補正処理時は、スイッチ29を非導通とすることで、同時にボトム補正処理が実施されないようにしている。また同様にボトム上昇検出時のボトム補正信号Vba供給による補正処理時はスイッチ22を非導通とすることで、同時にピーク補正処理が実施されないようにしている。
以上、本実施形態によると、フォトインタラプタ3の部品ばらつきやカラーホイール回転部44及び回転位置検出マーク42の光反射率に変動があっても、それらの状態に対応してフォトインタラプタ3の出力信号を適正化することが可能で、カラーホイール回転位置検出動作が安定したものとなる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 発光素子
2 受光素子
3 フォトインタラプタ
7 コンパレータ
11 オペアンプ
12 入力コンパレータ
13 出力コンパレータ
10 ピークホールド回路
14 ボトムホールド回路
16 可変型レギュレータ
17 ピーク補正信号生成回路
18 スイッチ
19 電圧ホールド回路
21 ピーク低下検出回路
22 スイッチ
24 ボトム補正信号生成回路
25 スイッチ
26 電圧ホールド回路
28 ボトム上昇検出回路
29 スイッチ
40 モーター
42 回転位置検出マーク
44 カラーホイール回転部
50 カラーホイール
52 システムマイコン
54 モーター制御回路
56 ランプ制御回路
58 映像処理回路
60 ランプ
62 DMD
64 投射レンズ
70 フォトインタラプタ出力検出回路
72 発光素子駆動制御回路
74 基準信号生成回路
80 カラーホイール位置検出回路
90 プロジェクター
V0 カラーホイール回転位置検出信号
V1 フォトインタラプタ出力
VCC1 電源電圧
Vb ボトムレベル
Vbd ボトム上昇検出レベル
Vbe ボトム低下検出信号
Vm 中間レベル
Vp ピークレベル
Vpa ピーク補正信号
Vpd ピーク低下検出レベル
Vpe ピーク低下検出信号

Claims (3)

  1. 回転体に設けられた識別マークを検出するフォトインタラプタと、
    前記フォトインタラプタの出力のピーク値をホールドするピークホールド回路と
    前記フォトインタラプタの出力のボトム値をホールドするボトムホールド回路と、
    前記ピークホールド回路の出力と前記ボトムホールド回路の出力の中間レベルを基準信号として入力し、前記フォトインタラプタの出力と比較するコンパレータと、
    前記ピークホールド回路の出力が所定のピーク基準値より低下したときに、前記フォトインタラプタの発光素子への電力供給する可変レギュレータの基準電圧入力への入力電圧を低下させ、前記ボトムホールド回路の出力が所定のボトム基準値より上昇したときに、前記フォトインタラプタの発光素子への電力供給する可変レギュレータの基準電圧入力への入力電圧を上昇させる基準電圧調整手段と、
    を有することを特徴とする回転位置検出回路。
  2. 前記基準電圧調整手段は、前記可変レギュレータの前記基準電圧入力への入力電圧の上昇または低下のいずれかを選択的に実行することを特徴とする請求項1に記載の回転位置検出回路。
  3. 請求項1または2の回転位置検出回路を有することを特徴とするプロジェクター。
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