JP2013148400A - 計器装置 - Google Patents

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英樹 増田
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Abstract

【課題】表示面上を移動する可動部材が振動しにくい計器装置を提供する。
【解決手段】計器装置は、画像を表示面に表示する表示部と、前記表示面上を移動する可動部材と、前記表示面を覆わない位置に配設され、X軸方向に延在する第1レール部1aと、前記可動部材に対して不動であり、前記可動部材が移動するのに伴って第1レール部1aを摺動してX軸方向に移動する第1摺動部材2aと、を備える。第1摺動部材2aは、第1レール部1aにY軸方向で当接し、第1レール部に対してY軸方向の予圧Fy1、Fy2を与える第1弾性部4と、第1レール部1aにZ軸方向で当接し、第1レール部1aに対してZ軸方向の予圧Fz1、Fz2を与える第2弾性部5と、を有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、計器装置に関する。
計器装置として、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。この計器装置は、車両情報を表示面に表示する表示器と、この表示器の表示面上に位置する可動部材としての環状部と、電動機の動力によって可動部材を移動させる移動機構と、を備え、可動部材を一カ所(同文献の軸部18)で回動可能に支持することで、可動部材を円弧状に移動させる構成となっている。
特開2010−175411号公報
特許文献1に係る計器装置の構成では、前記のように一カ所のみで可動部材を支持しているため、電動機の駆動による振動や、計器外部からの振動により、可動部材が振動しやすい。可動部材は、車両情報を表示する表示面上に位置しているため、振動が目立つと、ユーザにとって煩わしく、特に車両等の乗り物に搭載される計器装置としては、安全面からも好ましくない場合がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、表示面上を移動する可動部材が振動しにくい計器装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る計器装置は、
乗り物に搭載される計器装置であって、
前記乗り物の状態を報知するための画像を表示面に表示する表示部と、
前記表示面上を移動する可動部材と、
前記可動部材を移動させる移動機構と、
前記表示面を覆わない位置に配設され、所定の軸方向に延在するレール部と、
前記可動部材に対して不動であり、前記可動部材が移動するのに伴って前記レール部を摺動して前記軸方向に移動する摺動部材と、を備え、
前記軸方向をX軸方向、前記表示面の法線方向をZ軸方向、X軸及びZ軸に垂直なY軸が延びる方向をY軸方向とした場合、
前記摺動部材は、前記レール部にY軸方向で当接し、前記レール部に対してY軸方向の予圧を与える第1弾性部と、前記レール部にZ軸方向で当接し、前記レール部に対してZ軸方向の予圧を与える第2弾性部と、を有する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、表示面上を移動する可動部材が振動しにくい計器装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る計器装置の外形を示す概略斜視図であり、計器装置における第1駆動装置、第2駆動装置、第1伝達機構、第2伝達機構の各部の位置を説明するための模式図である。 (a)は、図1の計器装置を上側から見た場合の概略透過図である。(b)は、計器装置の図2(a)のA−A線概略断面図である。 (a)は、指針ユニットと装飾ユニットの正面図である。(b)は、指針式計器の図3(a)のB−B線概略断面図である。(c)は、図3(a)の矢視Cにおける装飾ユニットの要部側面図である。 (a)は、装飾ユニットの斜視図である。(b)は、図4(a)の装飾ユニットの分解斜視図である。 第1移動板と第2移動板の概略斜視図である。 第1連結部材と第1回転軸と第1の軸とを示す斜視図である。 第2連結部材と第2回転軸と第2の軸とを示す斜視図である。 (a)は、第1パターンにある状態の装飾ユニットを説明するための図であり、第1及び第2検出ユニットを説明するための図である。(b)は、第2パターンにある状態の装飾ユニットを説明するための図であり、第1及び第2検出ユニットを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るスライド機構の正面図である。 (a)は、第1摺動部材の正面図である。(b)は、第1摺動部材の背面図である。 (a)は、第1摺動部材の平面図である。(b)は、第1摺動部材の底面図である。 第1摺動部材の輪郭を表した概略右側面図であり、第1摺動部材が第1レール部に与える予圧を説明するための図である。 (a)は、第1摺動部材の輪郭を表した概略正面図であり、第1摺動部材と第1レール部が当接する部分を説明するための模式図である。(b)は、第1摺動部材の輪郭を表した概略平面図であり、第1摺動部材と第1レール部が当接する部分を説明するための模式図である。 (a)は、第1移動機構の可動範囲を説明するための図である。(b)は、第2移動機構の可動範囲を説明するための図である。(c)は、第1移動機構の可動範囲と第2移動機構の可動範囲の関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る計器装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 (a)は、第1パターンで表示部が表示する走行画面表示の一例を示す図である。(b)は、第2パターンで表示部が表示するバックモニタ表示の一例を示す図である。 制御部が実行する表示形態変形処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る計器装置について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る計器装置100は、図1にその外形を示す、車両に搭載される車両用計器である。
以下では、計器装置100の構成の理解を容易にするため、図1等に示すように、計器装置100を正視するユーザから見ての上下方向をY軸方向、左右方向をX軸方向とし、X軸及びY軸と直交する方向をZ軸方向として、適宜、計器装置100を構成する各部を説明する。なお、図中、X軸、Y軸、Z軸を示す矢印が向く方向を、各々の方向の+(プラス)方向、その反対方向を−(マイナス)方向とする。
計器装置100は、主に図1、図2(a)(b)に示すように、表示部10と、指針式計器20(図3(b)参照)と、装飾ユニット30と、移動ユニット40と、回路基板50と、ケース体60と、を備える。
計器装置100は、移動ユニット40により指針式計器20及び装飾ユニット30をX軸方向(左右方向)に移動させるとともに、この移動に併せて表示部10が表示する表示画像を変形させる。計器装置100は、このようにして表示態様を変化させることが可能な計器装置として構成されている。
表示部10は、車両の状態(車速、エンジン回転数、エンジン温度、燃料の残量、各種警告等)を報知するための画像を、後述する制御部70の制御の下、表示面に表示するものである。表示部10は、例えばTFT型の液晶ディスプレイ装置から構成され、TFT液晶パネル、偏光板、バックライト、ディスプレイ用筐体等(図示せず)を備える。表示部10は、例えばケース体60に形成された取付部材(図示せず)に取り付けられることで所定位置に配設されている。
表示部10は、X軸方向に移動する指針式計器20及び装飾ユニット30の位置状態(後述する「第1パターン」、「第2パターン」の状態)に合わせて、表示画像を変化させる(図16(a)(b)参照)。指針式計器20及び装飾ユニット30がどのように移動するか、表示部10がどのように表示画像を変化させるかについては後述する。
指針式計器20は、主に図2(b)、図3(b)に示すように、指針駆動部21と、第1マグネット体22と、第2マグネット体23と、指針ユニット24と、光源25と、導通部材26と、を備える。
指針式計器20を構成する各部は、後述するように、X軸方向に沿って移動する第1移動板411に直接取り付けられるか、第1移動板411に取り付けられる装飾ユニット30の第1部分31を介して取り付けられているため、第1移動板411の移動に伴いX軸方向に移動する。
指針駆動部21は、例えばステッピングモータから構成され、後述する制御部70の制御の下、計測量(例えば、車速)に応じてZ軸方向に向く回転軸21aを回転させる。指針駆動部21は、図2(b)に示すように、後述の第1移動板411の裏面側に取り付けられた基材Sに固定されている。回転軸21aの先端部は、基材Sに設けられた孔部So、後述する第1移動板411の開口部4111aを通過し、表示部10のすぐ裏に位置する。
第1マグネット体22は、回転軸21aに取り付けられ、回転軸21aの回転に伴い、回転する。このように取り付けられた第1マグネット体22は、図2(b)に示すように、表示部10のすぐ裏に位置する。第1マグネット体22は、図3(b)に示すように、回転軸21a側のヨーク部22aと磁石部22bとから構成され、磁力を効率良く第2のマグネット23体に伝えるとともにヨーク部22aの透磁効果により、指針駆動部21に対しては、磁気影響を与え難くしている。
第2マグネット体23は、後述の台座313に回転可能に支持されており、表示部10の表側であって、第1マグネット体22と対向する位置に位置する。第2マグネット体23は、第1マグネット体22からの表示部10を透過した磁力を受け、第1のマグネット体22の回転に従って回転する。また、第2マグネット体23は、後述する指針ユニット24の指針軸24aを支持する。
このような第1マグネット体22と第2マグネット体23により、指針駆動部21の回転動力は、指針ユニット24へ伝えられ、指針ユニット24は回転することができる。表示部10が備える前記ディスプレイ用筐体は、このように磁力を透過させる必要があるため、アルミ等の非磁性体により形成される。
指針ユニット24は、第2マグネット体23と一体に回転する指針部材であり、図3(b)に示すように、指針軸24aと、導光指針24bと、指針キャップ24cと、を備える。
指針軸24aは、第2マグネット体23に軸支される。導光指針24bは、指針軸24aに固定され、指針軸24a側の受光部(図示せず)で光源25が出射した光を受け、発光する。導光指針24bは、無色又は有色透明の導光材料から形成される。指針キャップ24cは、導光指針24bの一部(指針軸24a近傍)を、指針軸24aの軸方向表側から覆うようにして導光指針24bに取り付けられる。指針キャップ24cは、例えば、合成樹脂により形成された黒色のキャップであり、光を透過しない。
光源25は、指針軸24a近傍に配設される、1又は複数(例えば、2、3灯)のLED(Light Emitting Diode)から構成される。光源25は、図4(b)に示すように、装飾ユニット30の後述する光源取付部311dに取り付けられる。このように取り付けられた光源25は、指針ユニット24の直下(指針キャップ24cの裏側)に位置し、指針ユニット24を照光する(導光指針24bの前記受光部に向け光を出射する)。光源25は、後述する制御部70の制御の下、発光する。
図4(b)に示す導通部材26は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuits)からなり、光源25と後述の制御部70(マイコン71)とを接続し、制御部70から送信された制御信号を光源25に伝送する。導通部材26は、図示するように、後述の第1基材311に取り付けられる。
装飾ユニット30は、図1、図4(a)に示すように、左側に位置する第1部分31と、右側に位置する第2部分32と、から構成される。
第1部分31と第2部分32は、移動ユニット40の動力によりそれぞれ独立してX軸方向に移動する可動部材である。装飾ユニット30は、表示部10の表示面上に位置する。
第1部分31は、指針式計器20と共に移動する部分であり、図4(b)に示すように、第1基材311と、第1装飾カバー312と、台座313と、を備える。
第2部分32は、第1部分31の右側に位置し、図4(b)に示すように、第2基材321と、第2装飾カバー322とを備える。
第1基材311と第2基材321とは、例えば、アルミ、ステンレスの金属材料から構成され、プレス、切削等の加工により形成される。
第1基材311は、円弧部311aと、アーム部311bと、取付部311cと、光源取付部311dと、を備える。
第2基材321は、円弧部321aと、アーム部321bと、取付部321cと、を備える。
円弧部311a,321aは、第1基材311と第2基材321とが近接した場合に、1つの円形状(リング形状)になるように形成されている。つまり、その円形状の、円中心を通る上下方向の線を基準として(以下、この仮想線を基準線という)、左半分の円弧形状に第1基材311の円弧部311aは形成され、右半分の円弧形状に第2基材321の円弧部321aは形成されている。
第1基材311のアーム部311bは、円弧部311aの一部から、円弧中心に向かって延びるように形成された部材である。同様に、第2基材321のアーム部321bは、半円弧状の円弧部321aの一部から、円弧中心に向かって延びるように形成された部材である。
アーム部311bとアーム321bとは、前記基準線に対して、線対称になるように形成される。特に、第1基材311のアーム部311bは、導通部材26を光源25に案内する役割を持つ。具体的には、一端が制御部70に接続される導通部材26は、図4(b)に示すように、円弧部311aの一部に沿って取り付けられ、さらに、このアーム部311bに沿って取り付けられることで、他端が光源25に至るように配設されている。一方、第2基材321のアーム部321bは、デザイン上の要請によりこのように形成される。よって、アーム部321bを省いてもよい。
第1基材311の取付部311cは、円弧部311aの両端から円の外周方向(上下方向)に延びるように形成された部材であり、取付孔o1を有する。同様に、第2基材321の取付部321cは、円弧部321aの両端から円の外周方向(上下方向)に延びるように形成された部材であり、取付孔o2を有する。第1基材311の取付部311cを後述する第1移動板411に取り付けることで、装飾ユニット30の第1部分31は、第1移動板411に固定される。具体的には、第1部分31は、取付孔o1に通したネジ等(図示せず)により第1移動板411に固定される。このため、第1部分31は、第1移動板411がX軸方向に移動するに伴って、X軸方向に移動する。
同様に、第2基材321の取付部321cを後述する第2移動板421に取り付けることで、装飾ユニット30の第2部分32は、第2移動板421に固定される。具体的には、第2部分32は、取付孔o2に通したネジ等(図示せず)により第2移動板421に固定される。このため、第2部分32は、第2移動板421がX軸方向に移動するに伴って、X軸方向に移動する。
第1移動板411,第2移動板421がそれぞれどのように移動するかについては、後に詳述する。
光源取付部311dは、アーム部311bの端部に取り付けられた円形状(リング形状)の部材である。光源取付部311dには、その円形状の円周に沿うように前述の光源25が取り付けられる。光源取付部311dの円中心と、円弧部311a,321aが互いに近接したときに表現される円の中心とは略一致(丁度一致も含む)する。
本実施形態において、第1基材311と第2基材321とは、第1基材311が有する光源取付部311dを除けば、前記基準線に対して、線対称に形成されている。
第1装飾カバー312と第2装飾カバー322とは、それぞれ、金属、合成樹脂等により形成される不透過の部材である。図3(a)に示すように、第1装飾カバー312は本体部3120と複数のリブr1とから構成され、第2装飾カバー322は本体部3220と複数のリブr2とから構成される。なお、図1及び図3(a)〜(c)以外の図面では、リブr1,r2を省略した。
第1装飾カバー312の本体部3120は、第1基材31の円弧部311a及びアーム部311bに対応するように(表側からの投影面積が略同一形状となるように)形成され、両者を表側から覆うように第1基材311に取り付けられる部材である。
第2装飾カバー322の本体部3220は、第2基材32の円弧部321a及びアーム部321bに対応するように(表側からの投影面積が略同一形状となるように)形成され、両者を表側から覆うように第2基材321に取り付けられる部材である。
複数のリブr1は本体部3120の表面に形成され、複数のリブr2は本体部3220の表面に形成される。例えば、複数のリブr1,r2は、図3(a)に示すように、円弧部311a,321aが互いに近接したときに表現される円の円周方向に沿って、それぞれ、等間隔に位置する。
本実施形態では、リブr1,r2の総数は6つである。しかし、リブr1,r2は、第1装飾カバー312と第2装飾カバー322とに半分ずつに割り振られていない。第1装飾カバー312は4つのリブr1を備え、第2装飾カバー322は2つのリブr2を備える。特に、第1装飾カバー312の4つのリブr1のうち、上下方向に位置する(第2装飾カバー322に最も近い位置に位置する)2つのリブr1(図で符号に下線を付した)は、第1部分31と第2部分32とが互いに近接した時には、図3(c)に示すように、その一部が第2装飾カバー322の本体部3220にラップするように(計器装置100を正視した場合に、重なるように)設けられる。近接時において、前記上下方向に位置する2つのリブr1は、第2装飾カバー322の本体部3220表面とは当接しない。
このようにすることで、第1部分31と第2部分32とでリング形状を表現する場合(図8(a)参照)に、両者を当接させずとも、意図しない間欠(隙間)が生じることなくなめらかなリング形状を表現できる。また、両者を当接させずに済むため、移動の際の衝撃を抑えることができ故障防止にも繋がる。また、両者がぶつかったときの衝撃音も発生しないため騒音防止にも繋がる。
また、第1装飾カバー312は、不透過の部材からなり、導通部材26が配設された第1基材311を表側から覆うため、導通部材26を隠すことができる。このようにして、導通部材26をユーザから見えることなく取り付けることができる。なお、本実施形態では、第1装飾カバー312を不透過の部材としたが、導通部材26が目立たない程度においては、半透過の部材であってもよい。第2装飾カバー322も半透過の部材であってもよい。
台座313は、図4(b)に示すように、所定の樹脂により例えば円錐台状に形成され、第2マグネット体23を回転可能に保持する部材であり、第1基材31の光源取付部311dに取り付けられる。台座313の内部には空洞の収納スペースが形成され、台座313は、この収納スペースにより、第2マグネット体23を回転可能に保持し、且つ、収納する。台座313の表側の面(円錐台の底面)の中心部には、指針ユニット24の指針軸24aの軸径より一回り大きい開口径の孔部o3が形成されている。第2マグネット体23に軸支された指針軸24aは、この孔部o3を通過する。
移動ユニット40は、図2(b)等に示すように、第1移動機構41と、第2移動機構42と、スライド機構43と、筐体44と、から構成される。
第1移動機構41は、装飾ユニット30の第1部分31(及び指針式計器20)をX軸方向に移動させるための機構である。
第2移動機構42は、装飾ユニット30の第2部分32をX軸方向に移動させるための機構である。
第1移動機構41は、第1移動板411と、第1駆動部412と、第1伝達機構413と、第1検出ユニット414と、を備える。
第2移動機構42は、第2移動板421と、第2駆動部422と、第2伝達機構423と、第2検出ユニット424と、を備える。
第1移動板411、第2移動板421は、例えば、樹脂材料やアルミ等の非磁性金属から形成される部材である。
第1移動板411は、指針式計器20と装飾ユニット30の第1部分31とを保持する。第1移動板411は、図5に示すように、略矩形でX−Y平面と平行な主面を有する第1板部4111と、第1板部4111の上下各々の端部から+Z軸方向に突出する第2板部4112と、を備える。第2板部4112の+Z軸方向側に向く面に、第1部分31が取り付けられる。例えば、この面に図示しないネジ孔が形成されており、第1部分31の取付部311cに形成された取付孔o1(図4(b)参照)を通過させたネジ(図示せず)を前記ネジ孔に螺着させることによって、取付部311は、第2板部4112に取り付けられ、固定される。このようにして、第1移動板411は、第1部分31を保持する。
第1板部4111の裏面には、−Z方向に突出するように形成された挟持部n1が設けられている(図2(b)参照)。この挟持部n1は、第1伝達機構413の後述するタイミングベルト413cを挟持する。この挟持部n1により、第1移動板411は、タイミングベルト413cに取り付けられる。第1移動板411の第1板部4111には、指針駆動部21の回転軸21aを通すための開口部4111aが形成されている。第1板部4111の裏面には、開口部4111aの外周から立設するように形成された基材取付部4111bが設けられている。基材取付部4111bに前述の基材Sが取り付けられ、基材Sに指針駆動部21が取り付けられることで、指針駆動部21は、第1移動板411の裏側に固定される。また、第1板部4111には、第1移動板411を後述の第1摺動部材2aに取り付けるためのネジT1を通すための孔と、第1移動板411を後述の第2摺動部材2bに取り付けるためのネジT2を通すための孔が形成されている(図5では、これらの孔にネジT1、T2が通された状態の第1移動板411を示した)。例えば、図5に示すようにネジT1はX軸方向に沿って4つ設けられ、ネジT2はX軸方向に沿って2つ設けられている。
第2移動板421は、装飾ユニット30の第2部分32を保持する。第2移動板421は、図5に示すように、略矩形でX−Y平面と平行な主面を有する第1板部4211と、第1板部4211の上下各々の端部から+Z軸方向に突出する第2板部4212と、を備える。第2板部4212の+Z軸方向側に向く面に、第2部分32が取り付けられる。例えば、この面に図示しないネジ孔が形成されており、第2部分32の取付部321cに形成された取付孔o2(図4(b)参照)を通過させたネジ(図示せず)を前記ネジ孔に螺着させることによって、取付部321は、第2板部4212に取り付けられ、固定される。このようにして、第2移動板421は、第2部分32を保持する。
第1板部4211の裏面には、−Z方向に突出するように形成された挟持部n2が設けられている(図2(b)参照)。この挟持部n2は、第2伝達機構423の後述するタイミングベルト423cを挟持する。この挟持部n2により、第1移動板421は、タイミングベルト423cに取り付けられる。また、第1板部4211には、第2移動板421を後述の第1摺動部材2aに取り付けるためのネジU1を通すための孔と、第2移動板421を後述の第2摺動部材2bに取り付けるためのネジU2を通すための孔が形成されている(図5では、これらの孔にネジU1、U2が通された状態の第2移動板421を示した)。例えば、図5に示すようにネジU1はX軸方向に沿って4つ設けられ、ネジU2はX軸方向に沿って2つ設けられている。
第1駆動部412、第2駆動部422は、それぞれ、例えば、ステッピングモータからなる。第1駆動部412は、後述の制御部70の制御の下、第1回転軸412aを回転させる。同様に、第2駆動部422は、後述の制御部70の制御の下、第2回転軸422aを回転させる。第2駆動部422は、図1、図2(b)に示すように、第1駆動部412の上に位置する。
第1伝達機構413と第2伝達機構423とは、互いに、Y軸方向(上下方向)に所定の間隔を空けて配置される。このように両者を配置することで、計器装置100が表裏方向に厚くなることを避けることができるため、計器装置100を薄くすることが可能である。第1伝達機構413は、第2伝達機構423の下側に位置する。
図1に示す第1伝達機構413は、X軸方向に所定の間隔を空けて配置された2つのプーリー413a,413bと、両者に巻回されるタイミングベルト413cと、を備える。また、第1伝達機構413は、第1駆動部412の第1回転軸412aと後述の第1の軸B1とを連結する第1連結部材413d(図2(b)参照)をさらに備える。
図1に示す第2伝達機構423は、X軸方向に所定の間隔を空けて配置された2つのプーリー423a,423bと、両者に巻回されるタイミングベルト423cと、を備える。また、第2伝達機構423は、第2駆動部422の第2回転軸422aと後述の第2の軸B2とを連結する第2連結部材423d(図2(b)参照)をさらに備える。
プーリー413aは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て右側に位置している。プーリー413aには、第1の軸B1の一端部が圧入されている。第1の軸B1の他端部は、筐体44に回転可能に保持されている。この第1の軸B1と第1回転軸412aとは第1連結部材413dによって連結されている(図2(b)、図6参照)。プーリー413bは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て左側に位置し、このプーリー413bには筐体44に回転可能に保持される軸A1(図1参照)が圧入されている。
プーリー423aは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て右側に位置している。プーリー423aには、第2の軸B2の一端部が圧入されている。第2の軸B2の他端部は、筐体44に回転可能に保持されている。この第2の軸B2と第2回転軸422aとは第2連結部材423dによって連結されている(図2(b)、図7参照)。プーリー423bは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て左側に位置し、このプーリー423bには筐体44に回転可能に保持される軸A2(図1、図2(a)参照)が圧入されている。
タイミングベルト413cは、2つのプーリー413a,413bが空転しないように所定の張力をもって取り付けられるため、プーリー413aが回転すると、プーリー413bも同様に回転する。このようにして、第1伝達機構413は、第1駆動部412で発生した回転動力をスライド方向(X軸方向)の動力に変換して、前述のようにタイミングベルト413cに取り付けられた第1移動板411をスライド移動させる。
タイミングベルト423cは、2つのプーリー423a,423bが空転しないように所定の張力をもって取り付けられるため、プーリー423aが回転すると、プーリー423bも同様に回転する。このようにして、第2伝達機構423は、第2駆動部422で発生した回転動力をスライド方向(X軸方向)の動力に変換して、前述のようにタイミングベルト423cに取り付けられた第2移動板421をスライド移動させる。
第1連結部材413dは、図6に示すように、互いに離間するように配置される一対の基部C1、C2と、これら基部C1、C2間に挟持される(介在する)弾性体C3と、を備える。第1連結部材413dは、駆動力の発生に伴い回転する第1回転軸412aと第1の軸B1とを連結する。これにより、第1回転軸412aの回転に連動して第1の軸B1が回転する。
第2連結部材423dは、図7に示すように、互いに離間するように配置される一対の基部D1、D2と、これら基部D1、D2間に挟持される(介在する)弾性体D3と、を備える。第2連結部材423dは、駆動力の発生に伴い回転する第2回転軸422aと第1の軸B2とを連結する。これにより、第2回転軸422aの回転に連動して第2の軸B2が回転する。
図6に示す基部C1、C2は、合成樹脂またはアルミ等の金属材料からなり、その外形形状は略同一となっており、一方の基部C1の略中央部にはプーリー413aに圧入されている第1の軸B1の下側端を軸受けするための貫通孔からなる第1軸受部C4が形成されている。つまり、第1の軸B1の上端部はプーリー413aに圧入され、その下端部は第1軸受部C4に圧入されている。基部C1には、その背後から基部C2側に向けて突出形成された一対の第1突出部C5、第2突出部C6が設けられている。これら第1突出部C5、第2突出部C6は、相対する(向かい合う)ように図6中、基部C1の左右に位置しており、第1突出部C5は、弾性体C3の後述する第1嵌合部P1に嵌合されることで固定され、第2突出部C6は、弾性体C3の後述する第2嵌合部P2に嵌合されることで固定される。また、一方の基部C1と対をなす他方の基部C2の略中央部には第1回転軸412aの上端側を軸受けするための貫通孔からなる第2軸受部(図示せず)が形成されている。基部C2には、その表面から基部C1側に向けて突出形成された一対の第3突出部C7、第4突出部C8が設けられている。これら第3突出部C7、第4突出部C8は、相対する(向かい合う)ように図6中、基部C2の上下に位置しており、第3突出部C7は、弾性体C3の後述する第3嵌合部P3に嵌合されることで固定され、第4突出部C6は、弾性体C3の後述する第4嵌合部P4に嵌合されることで固定される。
図7に示す基部D1、D2は、合成樹脂またはアルミ等の金属材料からなり、その外形形状は略同一となっており、一方の基部D1の略中央部にはプーリー423aに圧入されている第2の軸B2の下側端を軸受けするための貫通孔からなる第3軸受部D4が形成されている。つまり、第2の軸B2の上端部はプーリー423aに圧入され、その下端部は第3軸受部D4に圧入されている。基部D1には、その背後から基部D2側に向けて突出形成された一対の第5突出部D5、第6突出部D6が設けられている。これら第5突出部D5、第6突出部D6は、相対する(向かい合う)ように図7中、基部D1の左右に位置しており、第5突出部D5は、弾性体D3の後述する第5嵌合部P5に嵌合されることで固定され、第6突出部D6は、弾性体D3の後述する第6嵌合部P6に嵌合されることで固定される。また、一方の基部D1と対をなす他方の基部D2の略中央部には第2回転軸422aの上端側を軸受けするための貫通孔からなる第4軸受部(図示せず)が形成されている。基部D2には、その表面から基部D1側に向けて突出形成された一対の第7突出部D7、第8突出部D8が設けられている。これら第7突出部D7、第8突出部D8は、相対する(向かい合う)ように図7中、基部D2の上下に位置しており、第7突出部D7は、弾性体D3の後述する第7嵌合部P7に嵌合されることで固定され、第8突出部D8は、弾性体D3の後述する第8嵌合部P8に嵌合されることで固定される。
弾性部材である弾性体C3、D3は、クロロプレンゴム等の合成ゴム、もしくはエラストマー樹脂からなる。
図6に示すように、弾性体C3の角部には切り欠き形状からなる第1嵌合部P1、第2嵌合部P2、第3嵌合部P3、第4嵌合部P4が設けられている。第1嵌合部P1に第1突出部C5が、第2嵌合部P2に第2突出部C6が、第3嵌合部P3に第3突出部C7が、第4嵌合部P4に第4突出部C8が、各々嵌合されることで、基部C1と基部C2との間に弾性体C3が挟持される構成となる。
図7に示すように、弾性体D3の角部には切り欠き形状からなる第5嵌合部P5、第6嵌合部P6、第7嵌合部P7、第8嵌合部P8が設けられている。第5嵌合部P5に第5突出部D5が、第6嵌合部P6に第6突出部D6が、第7嵌合部P7に第7突出部D7が、第8嵌合部P8に第8突出部D8が、各々嵌合されることで、基部D1と基部D2との間に弾性体D3が挟持される構成となる。
このように基部C1と基部C2とが噛み合うように構成されることで、第1回転軸412aの回転に連動して第1連結部材413dが回転する際の基部C1、C2間の遊び(バックラッシュ)を低減することができる。また、第1連結部材413dと同様に構成された第2連結部材423dにより、基部D1、D2間の遊びを低減することができる。
第1駆動部412から発生する駆動力によって第1回転軸412aが回転した際に、第1回転軸412aが軸ぶれした場合には、この軸ぶれに伴う振動は、第1回転軸412aの先端に装着された第1連結部材413dへと伝達される。この際、第1回転軸412aの軸ぶれに伴って第1連結部材413dへと伝達される振動は、第1連結部材413dに備えられる弾性体C3によって吸収(減衰)されるため、プーリー413a側にて第1連結部材413dと連結される第1の軸B1の軸ぶれ(振動)が極力抑制されることになる。この結果、プーリー413aに装着されるタイミングベルト413c及び第1移動板411に伝わる振動も極力抑制されるので、第1移動板411によって保持されている指針式計器20(指針ユニット24)や装飾ユニット30(第1部分31)のぶれが極力抑制される。
同様に、第2駆動部422から発生する駆動力によって第2回転軸422aが回転した際に、第2回転軸422aが軸ぶれした場合には、この軸ぶれに伴う振動は、第2回転軸422aの先端に装着された第2連結部材423dへと伝達される。この際、第2回転軸422aの軸ぶれに伴って第2連結部材423dへと伝達される振動は、第2連結部材423dに備えられる弾性体D3によって吸収(減衰)されるため、プーリー423a側にて第2連結部材423dと連結される第2の軸B2の軸ぶれ(振動)が極力抑制されることになる。この結果、プーリー423aに装着されるタイミングベルト423c及び第2移動板421に伝わる振動も極力抑制されるので、第2移動板421によって保持されている装飾ユニット30(第2部分32)のぶれが極力抑制される。
図8(a)(b)に模式的に示す、第1検出ユニット414は、装飾ユニット30の第1部分31の位置を検出するためのものであり、例えば、フォトリフレクタ(反射型フォトインタラプタ)から構成され、第1検出部414aと第1検出ターゲット414bとを備える。同様に、第2検出ユニット424は、装飾ユニット30の第2部分32の位置を検出するためのものであり、例えば、フォトリフレクタ(反射型フォトインタラプタ)から構成され、第2検出部424aと第2検出ターゲット424bとから構成される。
第1検出部414aは、例えば、赤外光を出射する発光素子(赤外LED)と受光素子(フォトトランジスタ)とを備え、第1検出ターゲット414bを検出すると、検出信号を後述の制御部70に供給する。第1検出ターゲット414bは、例えば、赤外光を反射する反射部であり、第1検出部414aの検出対象部である。具体的には、赤外光を照射する第1検出部414aが、第1検出ターゲット414bに対向する位置に位置すると、第1検出ターゲット414bは、第1検出部414aの発光素子が出射した赤外光を第1検出部414aに向け反射させる。そして、第1検出部414aは、その反射した光を受光素子で受光することにより、第1検出ターゲット414bを検出し、検出信号を、センサ情報入力ポート82を介して、制御部70に供給する。
第1検出部414aは、第1移動板411の所定箇所に取り付けられる。第1検出ターゲット414bは、第1部分31の移動完了位置を定めるためのものであり、第1移動板411のように移動しない箇所(例えば、筐体44の所定箇所)に複数取り付けられる。具体的には、図8(a)(b)に模式的に示すように、例えば、3つの第1検出ターゲット414bが、各々、左右方向に所定間隔を空けて配置される。第1検出部414aと第1検出ターゲット414bは、各々が計器装置100の上下方向(Y軸方向)において同じ高さになるように配置され、第1移動板411がスライド移動し、第1検出部414aが複数の第1検出ターゲット414bのいずれかと対向する位置にくると、第1検出部414aが反応し、第1移動板411が所定位置に位置した(つまり、第1部分31が移動完了位置にある)ことを検知する。このようにして、第1検出ユニット414は、装飾ユニット30の第1部分31の位置を検出する。
第2検出部424aは、例えば、赤外光を出射する発光素子(赤外LED)と受光素子(フォトトランジスタ)とを備え、第2検出ターゲット424bを検出すると、検出信号を後述の制御部70に供給する。第2検出ターゲット424bは、例えば、赤外光を反射する反射部であり、第2検出部424aの検出対象部である。第2検出部424aが、第2検出ターゲット424を検出する仕組みは、第1検出ユニット414と同様である。
第2検出部424aは、第2移動板421の所定箇所に取り付けられる。第2検出ターゲット424bは、第2部分32の移動完了位置を定めるためのものであり、第2移動板421のように移動しない箇所(例えば、筐体44の所定箇所)に複数取り付けられる。具体的には、図8(a)(b)に模式的に示すように、例えば、3つの第2検出ターゲット424bが、各々、左右方向に所定間隔を空けて配置される。第2検出部424aと第2検出ターゲット424bは、各々が計器装置100の上下方向(Y軸方向)において同じ高さになるように配置され、第2移動板421がスライド移動し、第2検出部424aが複数の第2検出ターゲット424bのいずれかと対向する位置にくると、第2検出部424aが反応し、第2移動板421が所定位置に位置した(つまり、第2部分32が移動完了位置にある)ことを検知する。このようにして、第2検出ユニット424は、装飾ユニット30の第2部分32の位置を検出する。
第1移動板411,第2移動板421は、第1検出ターゲット414b,第2検出ターゲット424bの配設位置を基準として停止する(移動完了する)ため、第1伝達機構413と第2伝達機構423を構成する各部が、温度変化により膨張収縮したり、摩耗したりすることによっては、移動後の位置がずれることがなく、精度良く移動が可能である。このため、第1移動板411及び第2移動板421と表示部10との位置合わせが容易である。
スライド機構43は、第1移動板411と第2移動板421とを、摩擦力の影響を極力抑えつつX軸方向に案内するためのものであり、本実施形態に特有の構造を有する。以下、このスライド機構43の構成を、主に図9〜図13(a)(b)を参照して、詳細に説明する。
スライド機構43は、図2(a)(b)、図9に示すように、第1レール部1a及び第2レール部1bと、第1摺動部材2a及び第2摺動部材2bと、を備える。なお、図9は、スライド機構43の正面図(スライド機構43を−Z軸方向から見た図)である。
第1、第2レール部1a,1bは、共に、ステンレス等からなるX軸方向に延在するレール部材であり、その断面が略コの字形状に形成されている(図12参照)。第1、第2レール部1a,1bは、図2(a)(b)に示すように、筐体44の表示部10の背後に位置する部分(−Z軸方向に向く主面)に取り付けられている。第1レール部1aは、第2レール部1bの上に位置している。
第1、第2摺動部材2a、2bは、共に、含油性のポリアセタール(POM)樹脂等の摺動性樹脂からなり、図10(a)(b)、図11(a)(b)等に示すように、板状に形成された部材である。第1摺動部材2aは、第1レール部1aに収納されると共に、第1レール部1a内を摺動する。第2摺動部材2bは、第2レール部1bに収納されると共に、第2レール部1b内を摺動する。
なお、図10(a)は、第1摺動部材2aの正面図(第1摺動部材2aを−Z軸方向から見た図)であり、図10(b)は、第1摺動部材2aの背面図(第1摺動部材2aを+Z軸方向から見た図)である。また、図11(a)は、第1摺動部材2aの平面図(第1摺動部材2aを+Y軸方向から見た図)であり、図11(b)は、第1摺動部材2aの底面図(第1摺動部材2aを−Y軸方向から見た図)である。これら図面において、後述する複数の孔部(第1孔部4b、第2孔部5b−1等)を黒の塗り潰しで表し、第1レール部1aと接触する第1摺動部材2aの底面6及び背面7にはハッチングを付した。
第1摺動部材2aは、図9に示すように4つあり、同図中の右側に位置する2つに第1移動板411が取り付けられ、同図中の左側に位置する2つに第2移動板421が取り付けられる。具体的には、第1摺動部材2aには、図9、図10(a)に示すように、ネジ孔3aが形成されており、ネジ孔3aにネジT1(図5参照)を螺着することにより第1移動板411は前記右側に位置する2つの第1摺動部材2aに取り付けられ、ネジ孔3aにネジU1(図5参照)を螺着することにより第2移動板421は前記左側に位置する2つの第1摺動部材2aに取り付けられる。
第1摺動部材2aは、摺動時のバランスを考え、図10(a)に示す第1摺動部材2aをX軸方向で二等分する線Dに対して、線対称となるように形成されている。第1摺動部材2aは、図10(a)(b)等に示すように、第1弾性部4と、第2弾性部5と、を有する。
第1弾性部4は、第1摺動部材2aの中央部の+Y軸方向側端部に位置し、第1レール部1aにY軸方向で当接し、第1レール部1aに対してY軸方向の予圧を与えるものである。ここで、予圧とは、第1摺動部材2aが第1レール部1aに予め与える荷重をいう。
第1弾性部4は、図10(a)に示すように、第1摺動部材2aの上面(+Y軸方向に向く面)から突出するように形成され、第1レール部1aと当接する第1接触部4aと、その直下(第1接触部4aより−Y軸方向側)に形成された第1孔部4bとによって、第1摺動部材2aのうちY軸方向に伸縮するばねのように機能する部分である。つまり、第1弾性部4は、樹脂で形成されたばね部である。第1孔部4bは、第1摺動部材2aをZ軸方向に貫く貫通孔からなる。このように第1孔部4bが形成されることにより、第1摺動部材2aの第1接触部4a近傍の部分は、Y軸方向における弾性力を有することになる。この部分に第1接触部4aから−Y軸方向の力が加えられると、+Y軸方向に復元力が働く。このようにして第1弾性部4は、Y軸方向に伸縮するばねのように機能する。
第1接触部4aは、線D上に位置し、図12、図13(a)に示すように、第1レール部1aの内上面9a(内面のうち−Y軸方向に向く面)と当接する。なお、図12は、第1摺動部材2aの輪郭を表した概略右側面図(第1摺動部材2aを−X軸方向から見た図)である。また同図では、併せて、第1レール部1aの断面形状も表した。
第1接触部4aは、その上端部(+Y軸方向側の端部)が曲面となるように形成されており、これにより、第1レール部1aの内上面9aとの接触面積を低減している。
一方、第1摺動部材2aの第1接触部4aが形成されている面(上面)と反対側の面である底面6(−Y軸方向に向く面)は、図12、図13(a)に示すように、第1レール部1aの内下面9b(内面のうち+Y軸方向に向く面)と当接する。この底面6には、内下面9aとは当接しない第1切り欠き部6aが形成されており、これにより、第1摺動部材2a(底面6)と第1レール部1a(内下面9b)とが接触する面積を低減している。
つまり、第1摺動部材2aは、第1接触部4aと第1切り欠き部6aとにより、第1レール部1aから受ける摺動抵抗が軽減されるように構成されている。
第1摺動部材2aは、第1接触部4aが第1レール部1aの内上面9aから−Y軸方向の力を、内下面9bから+Y軸方向の力を若干程度受けるようにして、第1レール部1a内に収納されている。
逆に言えば、第1摺動部材2aは、第1弾性部4の復元力により、第1レール部1aの内上面9aに対して+Y軸方向の予圧Fy1を与えるとともに、内下面9bに対して−Y軸方向の予圧Fy2を与えるように構成されている(図12参照)。これにより、スライド機構43に振動が与えられた場合でも、Y軸方向成分の振動を良好に吸収することができる。
第2弾性部5は、第1レール部1aにZ軸方向で当接し、第1レール部1aに対してZ軸方向の予圧を与えるものである。
本実施形態では、図10(a)に示すように、第1摺動部材2aは、3つの第2弾性部5を有する。これらは、第1摺動部材2aにおける配設位置が各々異なるが、その機能はいずれも同様であるため、図10(a)中、第1摺動部材2aの上端部右側に位置するものに5−1,上端部左側に位置するものに5−2,下端部に位置するものに5−3と符号を付し、これらのうち主に第2弾性部5−1について、以下では説明する。なお、第2弾性部5−1と第2弾性部5−2とは、X軸方向に沿って設けられており、且つ、前記線Dに対して対象となるように位置している。また、第2弾性部5−3は、第1摺動部材2aの中央部に位置している。
第2弾性部5−1は、図11(a)、図12等に示すように、第1摺動部材2aの表面(−Z軸方向に向く面)から突出するように形成され、第1レール部1aと当接する第2接触部5a−1と、その直下(第2接触部5a−1より−Y軸方向側)に形成された第2孔部5b−1と、第1摺動部材2aの背面7(+Z軸方向に向く面)であって第2接触部5a−1の裏側に形成された凹み形状である凹部5c−1とによって、第1摺動部材2aのうちZ軸方向に伸縮するばねのように機能する部分である。つまり、第2弾性部5−1は、樹脂で形成されたばね部である。第2孔部5b−1は、第1摺動部材2aをZ軸方向に貫く貫通孔からなる。第2接触部5a−1に対応して形成される凹部5c−1は、この形成部分において第1摺動部材2aを撓みやすくしている。このように第2孔部5b−1及び凹部5c−1が形成されることにより、第1摺動部材2aの第2接触部5a−1近傍の部分は、Z軸方向における弾性力を有することになる。この部分に第1接触部4aから+Z軸方向の力が加えられると、−Z軸方向に復元力が働く。このようにして第2弾性部5−1は、Z軸方向に伸縮するばねのように機能する。
同様に、第2弾性部5−2は、第2接触部5a−2と凹部5c−2によって第1摺動部材2aのうちZ軸方向に伸縮するばねのように機能する部分(樹脂で形成されたばね部)であり、第2弾性部5−3は、第2接触部5a−3と凹部5c−3によって第1摺動部材2aのうちZ軸方向に伸縮するばねのように機能する部分(樹脂で形成されたばね部)である。
第2接触部5a−1は、第1レール部1aの内面のうち図12中左側の面(左内面9c)と当接する。左内面9cは、図12、図13(b)に示すように、+Z軸方向に向く。第2接触部5a−1は、その先端部(−X軸方向側の端部)が曲面となるように形成されており、これにより、第1レール部1aの左内面9cとの接触面積を低減している。第2接触部5a−2,5a−3についても同様である。
一方、第1摺動部材2aの第2接触部5aが形成されている面(前面)と反対側の面である背面7(+Z軸方向に向く面)は、図12、図13(b)に示すように、第1レール部1aの右内面9d(内面のうち−Z軸方向に向く面)と当接する。この背面7には、右内面9dとは当接しない第2切り欠き部7aが形成されており、これにより、第1摺動部材2a(背面7)と第1レール部1a(右内面9d)とが接触する面積を低減している。
つまり、第1摺動部材2aは、第2接触部5aと第2切り欠き部7aとにより、第1レール部1aから受ける摺動抵抗が軽減されるように構成されている。
第1摺動部材2aは、第2接触部5a−1、5a−2、及び5a−3が第1レール部1aの内左面9cから+Z軸方向の力を、内右面9dから−Z軸方向の力を若干程度受けるようにして、第1レール部1a内に収納されている。
逆に言えば、第1摺動部材2aは、第2弾性部5の復元力により、第1レール部1aの内左面9cに対して−Z軸方向の予圧Fz1を与えるとともに、内右面9dに対して+Z軸方向の予圧Fz2を与えるように構成されている(図12参照)。これにより、スライド機構43に振動が与えられた場合でも、Z軸方向成分の振動を良好に吸収することができる。
なお、予圧Fy1,Fy2,Fz1,Fz2は、第1移動板411及び第2移動板422の移動に伴って摺動する第1摺動部材2aの移動を必要以上に妨げない程度に、第1レール部1aに対して与えられる。
以上のように、第1摺動部材2aは、第1弾性部4及び第2弾性部5(5−1,5−2,5−3)の機能により、スライド機構43に第1移動機構41及び第2移動機構42の駆動に伴う振動や、計器外部からの振動が与えられた場合でも、Y軸及びZ軸方向の振動を良好に吸収する。また、第1摺動部材2aは、Y軸及びZ軸方向の予圧を第1レール部1aに対して与えているため、X軸方向の微少振動が与えられても、X軸方向に動きにくく、X軸方向の振動もある程度は吸収することができる(なお、前記の通り、予圧は、第1摺動部材2aの移動を必要以上に妨げない程度に与えられている)。このように、スライド機構43において、第1摺動部材2aは、与えられる振動を良好に吸収するため、第1摺動部材2aに取り付けられる第1移動板411が振動しにくい。つまり、第1移動板411に取り付けられる可動部材としての装飾ユニット30(第1部分31)も振動しにくい。同様に、第1摺動部材2aに取り付けられる第2移動板421が振動しにくい。つまり、第2移動板421に取り付けられる可動部材としての装飾ユニット30(第2部分32)も振動しにくい。従って、計器装置100は、表示面上を移動する可動部材が振動しにくい構成となっている。
また、第1摺動部材2aは、第1レール部1aとの接触面積が低減するように構成されているため、予圧を与えつつも摺動抵抗を効果的に低減し、スムーズに第1レール部1a内を摺動することができる。従って、可動部材としての装飾ユニット30(第1部分31、第2部分32)に与えられる振動を良好に吸収しつつも、可動部材を円滑に移動させることができる。
第1摺動部材2aには、図12に示すように、第2接触部5a−1,5a−2,5a−3が形成された面(前面)から−Z軸方向に突出し、第1レール部1aに設けられた矩形の開口部1aa(図9参照)から外側を臨む面を有する凸部8が形成されている。この凸部8に、前述のネジ孔3aが設けられている。
第2摺動部材2bは、図9に示すように2つあり、同図中の右側に位置するものに第1移動板411が取り付けられ、同図中の左側に位置するものに第2移動板421が取り付けられる。具体的には、第2摺動部材2bには、図9に示すように、ネジ孔3bが形成されており、ネジ孔3bにネジT2(図5参照)を螺着することにより第1移動板411は前記右側に位置する第2摺動部材2bに取り付けられ、ネジ孔3bにネジU2(図5参照)を螺着することにより第2移動板421は前記左側に位置する第2摺動部材2bに取り付けられる。
第2摺動部材2bは、第1摺動部材2aとは異なり、第2レール部1bに対して予圧を与えないように構成されている。つまり、第2摺動部材2bは、第1摺動部材2aのような第1、第2弾性部4、5を有さない。このようにした理由は、第1レール部1aと第2レール部1bとが、組み付け誤差によって理想的に平行配置されなくても、第2レール部1bを摺動する第2摺動部材2bに、第2レール部1bに対しての若干の遊びがあれば(予圧荷重がなければ)、この遊びによって誤差ぶんを相殺し、スムーズに第1移動板411ないしは第2移動板421をX軸方向に案内できるためである。
図2(a)(b)に戻って、筐体44は、第1移動機構41、第2移動機構42に共用の筐体であり、例えば、樹脂材料やアルミ等の非磁性金属から形成される。
回路基板50は、板状の基材に後述の制御部70を実装した回路基板であり、移動ユニット40の裏側に位置する。回路基板50は、ケース体60の内面に支持される。
ケース体60は、上記各部(表示部10、指針式計器20、装飾ユニット30、移動ユニット40、回路基板50)を収納する筐体であり、図1に示すように収納体61及び透明カバー62から構成される。収納体61は、表側開口の箱状部材であり、その開口部に透明カバー62が取り付けられる。
ここで、移動ユニット40の第1移動機構41、第2移動機構42各々の可動範囲について、図14(a)〜(c)を参照して説明する。
第1移動機構41は、表示部10の表示面上に位置する第1部分31をX軸方向(左右方向)に移動させる。本実施形態では、第1部分31の停止位置(移動終了位置)は、表示面の左端部、中央部、右端部の3つであり、これらの停止位置は、3つの第1検出ターゲット414bの配設位置によって規定される。第1移動機構41の可動範囲は、第1部分31が、表示面の左端部から右端部まで移動する範囲であり、例えば、第1部分31の左端を基準にすれば、図14(a)に示すようになる。
第2移動機構42は、表示部10の表示面上に位置する第2部分32をX軸方向(左右方向)に移動させる。本実施形態では、第2部分32の停止位置(移動終了位置)は、表示面の左端部、中央部、右端部の3つであり、これらの停止位置は、3つの第2検出ターゲット424bの配設位置によって規定されている。第2移動機構42の可動範囲は、第2部分32が、表示面の左端部から右端部まで移動する範囲であり、例えば、第2部分32の右端を基準にすれば、図14(b)に示すようになる。
本実施形態に係る計器装置100では、第1移動機構413、第2移動機構423、第1検出ユニット414、第2検出ユニット424を調節することにより、第1移動機構413と第2移動機構423とは、両者の可動範囲が一部重なる(図14(c)参照)ように構成されている。このように第1部分31と第2部分32の可動範囲を一部重なるように構成することにより、両者の可動範囲を広くとることができるため、装飾ユニット30の状態を、後述する第1及び第2パターンのように、様々な状態に変化することができる。また、装飾ユニットの形態の変化に合わせて、表示部10の表示画像を変化させることで、多様な表示形態での表示が可能である。
(計器装置100の電気的構成について)
次に、図15を参照して、計器装置100の電気的構成について説明する。
計器装置100は、制御部70と、車両情報入力ポート81と、センサ情報入力ポート82と、前述した表示部10、指針駆動部21、光源25、第1駆動部413及び第2駆動部423と、を備える。
制御部70は、マイコン71と、グラフィックディスプレイコントローラー(GDC)72と、指針駆動部21、第1駆動部412、第2駆動部422、表示部10のバックライト等を駆動する各種ドライバIC(Integrated Circuit)(図示せず)と、を備える。制御部70は、例えば、車速、エンジン回転数、エンジン温度、残燃料の量等の各種計測量を算出し、表示部10、指針式計器20の動作を制御し、算出した計測量を表示させる。
マイコン71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェイス等を備え、車両情報入力ポート81及びセンサ情報入力ポート82から入力された各種情報を受け付け、各部に制御信号を供給する。マイコン71のCPUは、例えば、ROM内に予め記憶された、後述する表示形態変形処理を実行するための所定プログラムを読み出し実行する。
GDC72は、マイコン71と協働して、表示部10の表示を制御する。
車両情報入力ポート81は、i)車両ECU(Electronic Control Unit)から通信ラインにより伝送される各種状態情報、ii)バックカメラから送信されるバックモニタ画像情報、iii)ユーザが、ハンドル周辺の操作スイッチ、インパネ周辺の各種コントロールスイッチ、計器装置100に配設された入力スイッチ等を操作した際の操作内容を示す操作信号、等の車両情報が入力されるポートである。
センサ情報入力ポート82は、第1検出部414a及び第2検出部424aからの検出信号が入力されるポートである。この検出信号は、i)第1検出部414aが第1検出ターゲット414bを検出した際の検出信号(つまり、装飾ユニット30の第1部分31が所定の位置にあることを示す信号)と、ii)第2検出部424aが第2検出ターゲット424bを検出した際の検出信号(つまり、装飾ユニット30の第2部分32が所定の位置にあることを示す信号)である。
以上の構成からなる計器装置100は、制御部70の制御の下、所定の情報をトリガとして、装飾ユニット30の第1部分31(及び指針式計器20)と第2部分32とを各々スライド移動させ、装飾ユニット30を複数の状態に変形させるとともに、その状態に対応させて表示部10の表示を変化させる。
計器装置100は、制御部70により移動ユニット40を駆動制御して、装飾ユニット30を、例えば、図8(a)(b)に示すように、第1部材31と第2部材32とが表示部10の表示面の中央部で、リング形状を表現する「第1パターン」の状態と、第1部材31が表示面の左端部に位置し、且つ、第2部材32が表示面の右端部に位置する「第2パターン」の状態と、に変形させる。なお、状態に対応させた表示部10の表示変化については、後に詳述する。
このような、計器装置100の動作は、制御部70のCPUが実行する表示形態変形処理によって実現される。以下、図17等を参照してこの処理を説明する。
(表示形態変形処理)
表示形態変形処理は、車両情報入力ポート81を介し、送信されてきた所定の信号を、制御部70が受け付けたことを条件に開始される。開始トリガとしての所定の信号は、例えば、計器装置100が搭載されている車両のドアがオープンされたことを示す信号である。
表示形態変形処理を開始すると、まず、制御部70は、前回の表示形態変形処理終了時に「第1パターン」の状態(図8(a)参照)になっていた装飾ユニット30の第1部分31(及び指針式計器20)を左端に、第2部分32を右端に移動させる(つまり、装飾ユニット30を「第2パターン」の状態(図8(b)参照)にする)イニシャライズ動作を実行する(ステップS1)。
具体的には、制御部70は、第1駆動部412を駆動制御し、第1移動板411を左方向にスライド移動させる。そして、制御部70は、第1検出ユニット414と協働して、第1移動板411が左端部に位置したことを検出すると(つまり、第1検出部414aが3つの第1検出ターゲット414bのうち左端部に位置する第1検出ターゲット414bと対向する位置に位置することで、第1検出部414aから供給される検出信号を受け付けると)、第1駆動部412の回転動作を停止させ、停止位置(検出位置)を今回動作の第1移動板411の原点(基準位置)とする。それと同時に、制御部70は、第2駆動部422を駆動制御し、第2移動板421を右方向にスライド移動させる。そして、制御部70は、第2検出ユニット424と協働して、第2移動板421が右端部に位置したことを検出すると(つまり、第2検出部424aが3つの第2検出ターゲット424bのうち右端部に位置する第2検出ターゲット424bと対向する位置に位置することで、第2検出部424bから供給される検出信号を受け付けると)、第2駆動部422の回転動作を停止させ、停止位置(検出位置)を今回動作の第2移動板421の原点(基準位置)とする。
制御部70は、ステップS1において、このようなイニシャライズ動作を実行する。
続いて、制御部70は、装飾ユニット30を「第1パターン」の状態にする初期動作を実行する(ステップS2)。
具体的には、制御部70は、第1駆動部412を駆動制御し、第1移動板411を右方向にスライド移動させる。そして、制御部70は、第1検出ユニット414と協働して、第1移動板411が中央部に位置したことを検出すると(つまり、第1検出部414aが3つの第1検出ターゲット414bのうち中央部に位置する第1検出ターゲット414bと対向する位置に位置することで、第1検出部414aから供給される検出信号を受け付けると)、第1駆動部412の回転動作を停止させる。それと同時に、制御部70は、第2駆動部422を駆動制御し、第2移動板421を左方向にスライド移動させる。そして、制御部70は、第2検出ユニット424と協働して、第2移動板421が中央部に位置したことを検出すると(つまり、第2検出部424aが3つの第2検出ターゲット424bのうち中央部に位置する第2検出ターゲット424bと対向する位置に位置することで、第2検出部424bから供給される検出信号を受け付けると)、第2駆動部422の回転動作を停止させる。
制御部70は、このようにして、装飾ユニット30を「第1パターン」の状態にする初期動作を実行する。
なお、第1パターンの状態では、第1部分31と第2部分32とは当接せずに、近接する。これにより、図3(c)に示すように、第1部分31と第2部分32との間には隙間部Gが形成される。隙間部Gは、移動ユニット40の移動精度誤差や、移動してきた第1移動板411及び第2移動板421が停止した際の反動で微動することによって、第1部分31と第2部分32とが当接しないように設けられる。第1検出ユニット414、第2検出ユニット424等を適宜調整することにより、このような隙間部Gが生じるように計器装置100は構成される。また、本実施形態では、上記のように、第1部分31に隙間部Gを、計器装置100を正視した場合(+Z軸方向から見た場合)に、覆い隠すリブr1が形成されており、これによって、近接時に間欠(隙間)のないリング形状を表現している。
続いて、制御部70は、イグニッションがオンされたか否かを判別する(ステップS3)。制御部70は、車両情報入力ポート81を介して、イグニッションがオンされたことを示す信号を受け付けた場合に、イグニッションがオンされたと判別し(ステップS3;Yes)、ステップS4に処理を進める。一方、イグニッションがオンされていないと判別した場合(ステップS3;No)、ステップS3の処理を再度実行する。この場合、イグニッション・オンを示す信号を受け付けるまで、制御部70は待機することになる。
ステップS4で、制御部70は、オープニング動作を実行する。オープニング動作は、例えば、表示部10に所定のオープニング画像を表示したり、指針式計器20の指針ユニット24をスイープさせたり、光源25や表示部10のバックライトを点灯または点滅させたりする動作である。
続いて、制御部70は、ギアがリバースギア(バックギア)であるか否かを判別する(ステップS5)。具体的には、制御部70は、車両情報入力ポート81を介し、ギアがリバースギアにシフトされたことを示す信号を受け付けるとリバースギアであると判別し(ステップS5;Yes)、ステップS8の処理を実行する。制御部70は、リバースギアでないと判別した場合(ステップS5;No)、ステップS6の処理を実行する。
ステップS6で、制御部70は、第1駆動部412及び第2駆動部422を制御し、装飾ユニット30を「第1パターン」の状態にする。具体的な、制御方法については、ステップS2と同様である。なお、現在、既に、装飾ユニット30が「第1パターン」の状態にあるときは、制御部70は、その状態を維持する。
続いて、制御部70のマイコン71は、GDC72と協働して、表示部10の表示を走行時画面表示にする(ステップS7)。走行時画面表示とは、例えば、図16(a)に示すような走行時画面91の下、車両情報入力ポート81を介し、送信されてきた車両情報に応じて、表示部10及び指針式計器20に各種計測量を表示させる表示である。より具体的には、走行時画面表示において、表示部10は、その表示面に、走行時画面91として、エンジン回転数を表示するタコメータTm、燃料の残量を表示する燃料計Fm、バッテリー残量を示すバッテリー計Bm、走行モードを表示するモード表示Md、速度計用の指標部In等を表示する。速度計用の指標部Inは、図示するように、表示面の中央部に位置する装飾ユニット30(「第1パターン」の状態)のリング形状の内部に表示される数値、目盛り、図形等であり、このような指標部Inと指針式計器20と第1パターンの状態にある装飾ユニット30とで、車速計Smが表現される。この場合、車速計Sm以外の計器は、表示部10に表示されたデジタル表示されるものであるが、車速計Smは、アナログの指針式計器20(及び装飾ユニット30)と表示部10にデジタル表示された指標部Inとによって表現される。つまり、装飾ユニット30は、車速計Smの枠として機能し、この枠に沿うように(装飾ユニット30の形状に合わせて)、表示部10は、数値、目盛り等を車速を報知するための報知画像として表示する。なお、現在、既に、走行時画面表示の状態にあるときは、制御部70は、その状態を維持する。
制御部70は、ステップS6、S7の処理を実行すると、処理をステップS10に進める。
ステップS5で、ギアがリバースギアであると判別した場合(ステップS5;Yes)、制御部70は、第1駆動部412及び第2駆動部422を制御し、装飾ユニット30を「第2パターン」の状態にする(ステップS8)。具体的な、制御方法については、ステップS1と同様である。なお、現在、既に、装飾ユニット30が「第2パターン」の状態にあるときは、制御部70は、その状態を維持する。
続いて、制御部70のマイコン71は、GDC72と協働して、表示部10の表示をバックモニタ表示にする(ステップS9)。バックモニタ表示とは、例えば、図16(b)に示すようなバックモニタ用画面92の下、車両情報入力ポート81を介し、送信されてきた車両情報に応じて、表示部10及び指針式計器20に各種計測量を表示させる表示である。より具体的には、バックモニタ表示において、表示部10は、その表示面に、バックモニタ用画面92として、i)表示面の左端部に位置する装飾ユニット30の第1部分31の内部に、その半円弧形状に合わせて速度計用の数値、目盛り、図形等からなる指標部Inを表示し、ii)表示面の右端部に位置する第2部分32の内部に、その半円弧形状に合わせてワーニング表示Wa1、Wa2を表示し、iii)左右に開いた第1部分31と第2部分32の間に出現する矩形状の領域にバックモニタBmを表示する。
バックモニタBmには、車両後部に搭載され、外部を撮影するバックカメラ(図示せず)の撮影画像が映し出される。ワーニング表示Wa1,Wa2は、例えば、車両の後退時に障害物が近接した場合の警告表示、現在、後退時であることを運転者に知らせる警告表示等である。また、指標部Inと指針式計器20と第2パターンの状態にある装飾ユニット30の第1部分31とで、車速計Smが表現される。この場合は、第1部分31が、車速計Smの枠として機能し、この枠に沿うように(第1部分31の形状に合わせて)、表示部10は、数値、目盛り等を車速を報知するための報知画像として表示する。また、第2部分32が、ワーニング表示Wa1,Wa2を表示する計器の枠として機能し、この枠の形状に合わせて、表示部10は、警告情報を知らせるための報知画像をワーニング表示Wa1,Wa2として表示する。なお、現在、既に、バックモニタ表示の状態にあるときは、制御部70は、その状態を維持する。
制御部70は、ステップS8、S9の処理を実行すると、処理をステップS10に進める。
ステップS10で、制御部70は、イグニッションがオフされたか否かを判別する。制御部70は、車両情報入力ポート81を介して、イグニッションがオフされたことを示す信号を受け付けた場合に、イグニッションがオフされたと判別し(ステップS10;Yes)、ステップS11に処理を進める。一方、イグニッションがオフされていないと判別した場合(ステップS10;No)、処理をステップS5に戻す。
ステップS11で、制御部70は、装飾ユニット30を「第1パターン」の状態にする終了動作を実行する。具体的な、制御方法については、ステップS2と同様である。なお、現在、既に、装飾ユニット30が「第1パターン」の状態にあるときは、制御部70は、その状態を維持する。
ステップS11の処理を実行すると制御部70は、表示形態変形処理を終了する。
以上に説明したように構成され、動作する計器装置100では、前述のように、表示面上を移動する可動部材が振動しにくい。この効果は、以下の構成によって実現される。
車両(乗り物の一例)に搭載される計器装置100は、車両の状態を報知するための画像を表示面に表示する表示部10と、前記表示面上を移動する可動部材としての第1部分31(又は第2部分32)と、第1部分31(又は第2部分32)を移動させる第1移動機構41(又は第2移動機構42)と、前記表示面を覆わない位置に配設され、X軸方向(所定の軸方向の一例)に延在する第1レール部1aと、第1部分31(又は第2部分32)に対して不動であり、第1部分31(又は第2部分32)が移動するのに伴って第1レール部1aを摺動してX軸方向に移動する第1摺動部材2aと、を備え、第1摺動部材2aは、第1レール部1aにY軸方向で当接し、第1レール部1aに対してY軸方向の予圧Fy1を与える第1弾性部4と、第1レール部1aにZ軸方向で当接し、第1レール部1aに対してZ軸方向の予圧を与える第2弾性部5と、を有する。
また、第2弾性部5として、第1摺動部材2aに、X軸方向に沿って2つの第2弾性部5−1、第2弾性部5−2が設けられている。
これにより、第1摺動部材2aに、Y軸周りの回転方向のぶれが生じにくく、より安定して第1摺動部材2aを移動させることができる。従って、可動部材が安定して移動する。
また、第1摺動部材2aは、第1部分31(又は第2部分32)1つにつき、2つある。
これにより、第1摺動部材2aに取り付けられる第1移動板411(又は第2移動板421)に、Y軸周りの回転方向のぶれが生じにくく、より安定して第1移動板411(又は第2移動板421)を移動させることができる。従って、可動部材が安定して移動する。
また、第1摺動部材2aは、板状の部材であり、第1弾性部4の第1レール部1aと当接する第1接触部4aは、第1摺動部材2aのY軸方向に向く面から突出するように形成された部分であり、この面とは反対側の面である底面6は、第1レール部1aにY軸方向で当接し、第2弾性部5の第1レール部1aと当接する第2接触部5a−1,5a−2,5a−3は、第1摺動部材2aのZ軸方向に向く面から突出するように形成された部分であり、この面とは反対側の面である背面7は、第1レール部1aにZ軸方向で当接する。
そして、底面6には、第1レール部1aとY軸方向で接触する部分の面積を減らすための第1切り欠き部6aが設けられており、背面7には、第1レール部1aとZ軸方向で接触する部分の面積を減らすための第2切り欠き部7aが設けられている。
これにより、第1摺動部材2aは、第1レール部1aに予圧を与えつつも摺動抵抗を効果的に低減し、スムーズに第1レール部1a内を摺動することができる。従って、可動部材としての装飾ユニット30(第1部分31、第2部分32)に与えられる振動を良好に吸収しつつも、可動部材を円滑に移動させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態及び図面によって限定されるものではない。適宜変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。以下に、変形例の一例を記す。
(変形例)
以上の説明では、計器装置100が左右方向に可動部材を移動させるものとして構成させる例を示したが、これに限られない。可動部材を上下方向、斜め方向に移動させてもよい。この場合、可動部材の移動方向をX軸方向として、移動機構ユニット40を構成すればよい。
以上の説明では、第1摺動部材2aに、第1弾性部4が1つ、第2弾性部5が3つ設けられる例を示したがこれに限られない。第1弾性部4が2つ以上あってもよいし、第2弾性部5が1つか2つ、又は4つ以上あってもよい。この場合においても、第1摺動部材2aは、摺動時のバランスを考え左右対称に形成される。
以上の説明では、可動部材1つ(第1部分31又は第2部分32)につき、2つの第1摺動部材2aが設けられたが、これに限られない。可動部材1つにつき、1つ又は3つ以上の第1摺動部材2aを設けてもよい。
以上の説明では、可動部材を安定して移動させるため、スライド機構43において、第1レール部1aと平行配置される第2レール部1bを設けた例を示したが、第2レール部1bを省略することも可能である。この場合、第2摺動部材2bも省略されることになる。また、スライド機構43を、第1移動板411と第2移動板412に共用のものとして説明したが、第1移動板411と第2移動板412の各々に独立したスライド機構を設けてもよい。
以上の説明では、2つの可動部材である第1部分31と第2部分32とが、近接することで、表示部10の表示面の一部を囲む枠を表現する例を示したが、これに限られない。1つの可動部材がリング形状等に形成されることで表示面の一部を囲む枠を表現してもよい。さらには、可動部材は、表示面の一部を囲む枠体でなくてもよい。可動部材は、表示面上を移動し、例えば表面を左右に分割するバー(棒状部材)、その他なんらかの装飾部材であってもよい。
以上の説明では、計器装置100が実体の指針式計器20を備える例を示したが、これに限られない。計器装置は、実体指針を備えず、表示部10に指針を表示させたり、数値(計測値)を表示させたりしてもよい。
以上の説明では、装飾ユニット30の第1部分31と第2部分32とが近接した場合に円形状(リング形状)となる例を示したが、これに限られない。第1部分と第2部分とが、近接時に、楕円形、矩形、多角形になることで、表示面の一部を囲んでもよいし、近接時に、辺の一部が欠けたような形状で表示面の一部を囲むようにしてもよい。
以上の説明では、計器装置が搭載される乗り物の一例が車両である例を示したが、これに限られない。計器装置は、水上バイク、耕作機械、航空機、船舶、電車等の他の乗り物に搭載されるものであってもよい。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
100…計器装置
10…表示部
20…指針式計器
30…装飾ユニット
31…第1部分
32…第2部分
40…移動ユニット
41…第1移動機構
42…第2移動機構
43…スライド機構
1a…第1レール部
1b…第2レール部
2a…第1摺動部材
4…第1弾性部
4a…第1接触部
4b…第1孔部
5…第2弾性部
5a−1…第2接触部
5b−1…第2孔部
5c−1…凹部
6…底面
6a…第1切り欠き部
7…背面
7a…第2切り欠き部
2b…第2摺動部材
44…筐体
50…回路基板
60…ケース体
70…制御部
81…車両情報入力ポート
82…センサ情報入力ポート

Claims (8)

  1. 乗り物に搭載される計器装置であって、
    前記乗り物の状態を報知するための画像を表示面に表示する表示部と、
    前記表示面上を移動する可動部材と、
    前記可動部材を移動させる移動機構と、
    前記表示面を覆わない位置に配設され、所定の軸方向に延在するレール部と、
    前記可動部材に対して不動であり、前記可動部材が移動するのに伴って前記レール部を摺動して前記軸方向に移動する摺動部材と、を備え、
    前記軸方向をX軸方向、前記表示面の法線方向をZ軸方向、X軸及びZ軸に垂直なY軸が延びる方向をY軸方向とした場合、
    前記摺動部材は、前記レール部にY軸方向で当接し、前記レール部に対してY軸方向の予圧を与える第1弾性部と、前記レール部にZ軸方向で当接し、前記レール部に対してZ軸方向の予圧を与える第2弾性部と、を有する、
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 前記第2弾性部は、前記摺動部材に、X軸方向に沿って少なくとも2つ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記摺動部材は、前記可動部材1つにつき、少なくとも2つある、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の計器装置。
  4. 前記摺動部材は、板状の部材であり、
    前記第1弾性部の前記レール部と当接する部分は、前記摺動部材のY軸方向に向く面から突出するように形成された部分であり、この面とは反対側の面である底面は、前記レール部にY軸方向で当接し、
    前記第2弾性部の前記レール部と当接する部分は、前記摺動部材のZ軸方向に向く面から突出するように形成された部分であり、この面とは反対側の面である背面は、前記レール部にZ軸方向で当接する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の計器装置。
  5. 前記底面には、前記レール部とY軸方向で接触する部分の面積を減らすための切り欠き部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の計器装置。
  6. 前記背面には、前記レール部とZ軸方向で接触する部分の面積を減らすための切り欠き部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の計器装置。
  7. 前記摺動部材は、摺動性樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の計器装置。
  8. 前記可動部材は、1又は複数あり、前記表示面の一部を囲む枠を表現する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の計器装置。
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