JP2013146808A - 携帯用切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯用切断機のランニングコストを抑制する。
【解決手段】切断機本体の下部には、フットホルダ32を介してフロントフット33が設けられる。さらに、切断機本体の下部には、フロントフット33よりも前方に位置するスライダ34が設けられる。ブレード14によって被切断材Wを切断する際には、ブレード14側を下げるように切断機本体が傾けられる。切断機本体が傾けられると、フロントフット33が被切断材Wに接触した状態から、スライダ34が被切断材Wに接触する状態に切り換えられる。そして、矢印Bで示すように、被切断材W上でスライダ34を滑らせて切断機本体を前方に移動させることにより、ブレード14によって被切断材Wが切断される。切断機本体を滑らせて移動させる切断時には、フロントフット33を被切断材Wから離すことができるため、フロントフット33の損傷を防いでランニングコストを抑制することが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、エンジンに回転駆動されるブレードを備える携帯用切断機に関する。
コンクリート、アスファルト、石材等に対し、筋付けや切断作業を行うための携帯用切断機として、エンジンカッタ等がある。手持型切断機とも言われる携帯用切断機は、駆動源としてのエンジンが搭載された切断機本体を有しており、切断機本体の前側にはエンジンに回転駆動されるブレードが設けられる一方、切断機本体の後側には作業者に掴まれるリアハンドルが設けられる。また、切断機本体の下部には、コンクリート等の被切断材に接触するフット部材が設けられる(例えば、特許文献1参照)。例えば、コンクリートを切断する際には、コンクリート上にエンジンカッタを設置してエンジンを始動した後に、作業者によってリアハンドルが上方に引き上げられる。これにより、コンクリートに接するフット部材を支点にエンジンカッタが傾斜するため、回転するブレードが下がってコンクリートへの切り込みが開始される。そして、所望の切込深さに達するまでリアハンドルを引き上げた後に、フット部材を滑らせながら携帯用切断機を前方に押し出すことにより、携帯用切断機を前方に移動させながらコンクリートが切断されるようになっている。
特許第2984318号公報
ところで、携帯用切断機を被切断材上に設置した際に、被切断材に接触するフット部材には、エンジン振動による携帯用切断機の自走を防止するため、エンジン振動を減衰する機能が求められている。このような減衰機能をフット部材に持たせるためには、ゴム材料を用いてフット部材を形成することが一般的であるが、単にゴム材料によってフット部材を形成することは、携帯用切断機のランニングコストを増大させる要因となる。すなわち、切断作業時には、コンクリート等の被切断材上をフット部材が滑ることになるため、耐摩耗性の劣るゴム材料を用いた場合には、フット部材の交換頻度が増加してランニングコストの増加を招くことになっていた。
本発明の目的は、携帯用切断機のランニングコストを抑制することにある。
本発明の携帯用切断機は、エンジンに回転駆動されるブレードを備える切断機本体を有し、前記ブレードを用いて被切断材を切断する携帯用切断機であって、前記切断機本体の下部に設けられる第1接触部材と、前記切断機本体の下部に設けられる第2接触部材とを有し、前記第1接触部材は前記第2接触部材よりも下方に突出し、前記第2接触部材は前記切断機本体に着脱自在に設けられることを特徴とする。
本発明の携帯用切断機は、前記第2接触部材は金属材料を用いて形成されることを特徴とする。本発明の携帯用切断機は、前記第1接触部材は弾性材料を用いて形成されることを特徴とする。本発明の携帯用切断機は、前記被切断材上で前記切断機本体を置いた場合には、前記第1接触部材が前記被切断材に接触する一方、前記被切断材上で前記第1接触部材を支点に前記切断機本体を傾けた場合には、前記第2接触部材が前記被切断材に接触することを特徴とする。本発明の携帯用切断機は、前記被切断材上で前記第1接触部材を支点に前記切断機本体を傾けた場合に、前記第1接触部材は前記被切断材から離れることを特徴とする。
本発明によれば、切断機本体の下部に第1および第2接触部材を設けるとともに、第1接触部材を第2接触部材よりも下方に突出させ、第2接触部材を切断機本体に着脱自在に設けている。これにより、被切断材を切断するために被切断材上で切断機本体を傾けたときに、被切断材に接触する部材を第1接触部材から第2接触部材に換えることが可能となる。したがって、第1接触部材の損傷を防止することが可能となり、携帯用切断機のランニングコストを抑制することが可能となる。しかも、切断機本体に対して第2接触部材が着脱自在に設けられることから、被切断材に接触する第2接触部材が損傷した場合には、損傷した第2接触部材だけを交換することができ、携帯用切断機のランニングコストを抑制することが可能となる。
本発明の一実施の形態である携帯用切断機としてのエンジンカッタを示す側面図である。 図1の範囲αを示す部分拡大図である。 図2のA−A線に沿ってエンジンカッタの構造を示す部分断面図である。 (a)〜(c)はフットホルダを示す平面図、正面図および背面図であり、(d)は図4(a)のA−A線に沿ってフットホルダを示す断面図である。 (a)〜(d)はスライダを示す平面図、正面図、背面図および左側面図である。 (a)はフットホルダ、フロントフットおよびスライダを示す分解斜視図であり、(b)はフットホルダ、フロントフットおよびスライダの組立状態を示す斜視図である。 エンジンカッタによる切断手順を示す説明図である。 エンジンカッタによる切断手順を示す説明図である。 (a)〜(c)は切断作業時におけるフロントフットおよびスライダを示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である携帯用切断機としてのエンジンカッタ10を示す側面図である。図1に示すように、エンジンカッタ10は切断機本体11を有しており、切断機本体11には駆動源としてのエンジン12が搭載されている。エンジン12の図示しないクランクケースには動力伝達アーム13が取り付けられており、動力伝達アーム13の先端部には円盤状のブレード14が取り付けられている。このように、切断機本体11の一端側にはブレード14が設けられている。また、動力伝達アーム13には、図示しないクランク軸に遠心クラッチを介して連結される出力軸15と、ブレード14の中心部に固定される回転軸16とが組み付けられている。出力軸15には駆動プーリ17が固定されており、回転軸16には従動プーリ18が固定されている。さらに、駆動プーリ17および従動プーリ18にはベルト19が巻き掛けられ、エンジン動力はベルト19を介してブレード14に伝達される。なお、動力伝達アーム13には、ブレード14を部分的に覆うブレードカバー20が装着されている。
切断機本体11には、作業者の一方の手によって把持されるフロントハンドル21が設けられており、このフロントハンドル21は切断機本体11を上方から跨ぐように取り付けられている。また、切断機本体11の後端部には、作業者の他方の手によって把持されるリアハンドル22が設けられている。さらに、リアハンドル22には、エンジン回転数を調整するスロットルレバー23が設けられるとともに、スロットルレバー23の作動制限を解除するロックレバー24が設けられている。切断機本体11の後方側の下部30には、樹脂材料等を用いて形成されるリアフット31が設けられている。また、切断機本体11の前方側の下部30には、フットホルダ32を介して第1接触部材としてのフロントフット33が設けられている。さらに、切断機本体11の前方側の下部30には、フロントフット33よりも前方側(ブレード14側)に位置する第2接触部材としてのスライダ34が設けられている。
ここで、図2は図1の範囲αを示す部分拡大図である。図3は図2のA−A線に沿ってエンジンカッタ10の構造を示す部分断面図である。図4(a)〜(c)はフットホルダ32を示す平面図、正面図および背面図であり、図4(d)は図4(a)のA−A線に沿ってフットホルダ32を示す断面図である。また、図5(a)〜(d)はスライダ34を示す平面図、正面図、背面図および左側面図である。さらに、図6(a)はフットホルダ32、フロントフット33およびスライダ34を示す分解斜視図であり、図6(b)はフットホルダ32、フロントフット33およびスライダ34の組立状態を示す斜視図である。
図2および図3に示すように、切断機本体11の下部30を構成するブロック35には、フットホルダ32およびスライダ34が締結ボルト36を用いて固定されている。すなわち、切断機本体11の下部30には、フットホルダ32およびスライダ34が着脱自在に設けられている。また、図4および図6に示すように、樹脂材料等を用いて形成されるフットホルダ32は、2つのボルト孔37を備えた板状の基部38と、基部38の両端から下方に伸びる円筒状のホルダ部39と、基部38およびホルダ部39を一体に接続する壁部40とによって構成されている。それぞれのホルダ部39には、フロントフット33を装着するため、大径孔部41aと小径孔部41bとを備えた取付孔41が形成されている。図3および図6に示すように、ゴム材料等を用いて形成されるフロントフット33は、円柱状の脚部42と、テーパ状の頭部43と、脚部42および頭部43を連結する括れ部44とによって構成されている。フットホルダ32の取付孔41に対して、フロントフット33の頭部43を弾性変形させながら挿入することにより、フットホルダ32にフロントフット33を固定することが可能となっている。また、図5および図6に示すように、ガイドとも呼ばれるスライダ34は、金属板等に対してプレス加工を施すことによって形成されている。スライダ34は、2つのボルト孔45を備えた基板部46と、基板部46からほぼ直角に伸びる垂直板部47と、垂直板部47からほぼ直角に伸びる水平板部48と、水平板部48から所定角度で上方に伸びる傾斜板部49とによって構成されている。
図2、図3および図6に示すように、切断機本体11のブロック35に対してフットホルダ32およびスライダ34を固定し、フットホルダ32に対してフロントフット33を固定することにより、一対のフロントフット33の間にスライダ34が配置された状態となる。また、図2に示すように、フロントフット33の下端部である脚部42は、スライダ34の下端部である水平板部48よりも下方に突出している。なお、下方とは、エンジンカッタ10を水平な定盤上に置いた場合に、エンジンカッタ10に作用する重力方向を意味している。これにより、エンジンカッタ10を、コンクリート、アスファルト、石材等の被切断材W上に設置した場合には、被切断材Wとスライダ34との間に所定の隙間tが設けられた状態となる。すなわち、図示する場合には、エンジンカッタ10の自重によるフロントフット33の撓みを考慮した上で、被切断材Wとスライダ34との間に隙間tが空くように、フロントフット33やスライダ34の寸法が設定されている。また、スライダ34の水平板部48は、フロントフット33の脚部42よりも前方のブレード14側に配置されている。なお、フロントフット33は、縦弾性係数(ヤング率)が200MPa以下の弾性材料であるゴム材料を用いて形成されており、スライダ34は、縦弾性係数が200MPaを超える金属材料を用いて形成されている。すなわち、フロントフット33はスライダ34よりも軟らかい材料を用いて形成されており、フロントフット33はスライダ34よりも軟らかく形成されている。
なお、図3に示すように、切断機本体11のブロック35には、締結ボルト36を用いてフロントハンドル21が固定されるとともに、コイルスプリング50を介してステー51が連結されている。また、図1に示すように、ブロック35に連結されるステー51は、エンジン12側の動力伝達アーム13に固定されている。すなわち、フロントハンドル21やリアハンドル22に対してエンジン12はコイルスプリング50を介して連結されており、フロントハンドル21やリアハンドル22に対するエンジン振動の伝達が抑制される構造となっている。
続いて、エンジンカッタ10による被切断材Wの切断手順について説明する。ここで、図7および図8はエンジンカッタ10による切断手順を示す説明図である。また、図9(a)〜(c)は切断作業時におけるフロントフット33およびスライダ34を示す部分拡大図である。なお、図9(a)には図1の範囲αが示され、図9(b)には図7の範囲αが示され、図9(c)には図8の範囲αが示されている。
図1に示すように、コンクリート、アスファルト、石材等の被切断材Wを切断する際には、まず、被切断材W上に切断機本体11(エンジンカッタ10)が置かれる。このとき、図9(a)に示すように、フロントフット33の脚部42が被切断材Wに接触する一方、スライダ34の水平板部48は被切断材Wから離れた状態となる。そして、作業者によってエンジン12が始動されると、作業者はフロントハンドル21およびリアハンドル22を掴むとともに、スロットルレバー23を操作してブレード14を回転させながら、図7に矢印Aで示すように、切断機本体11の後端部を上方に引き上げる。これにより、図7および図9(b)に示すように、被切断材Wに接するフロントフット33を支点に切断機本体11が傾くため、切断機本体11の前端部に位置するブレード14は下がりながら被切断材Wに対する切り込みを開始する。そして、図8に矢印Aで示すように、ブレード14が所望の切込深さに達するまで、切断機本体11の後端部は上方に引き上げられる。このように、切断機本体11の後端部が上方に引き上げられると、図8および図9(c)に示すように、フロントフット33の前方に位置するスライダ34の水平板部48が被切断材Wに接触する一方、フロントフット33の脚部42は被切断材Wから離れた状態となる。そして、作業者はフロントハンドル21およびリアハンドル22を掴みながら、図8および図9(c)に矢印Bで示すように、切断機本体11を前方に押し出すように操作する。これにより、被切断材W上でスライダ34を滑らせながら切断機本体11を前方に移動させることができ、ブレード14によって被切断材Wを切断することが可能となる。なお、切断機本体11の傾き具合によっては、スライダ34の傾斜板部49が被切断材Wに接触することになる。
このように、フロントフット33の前方にスライダ34を設けるとともに、スライダ34よりもフロントフット33を下方に突出させるようにしたので、被切断材W上に切断機本体11を設置した際には、フロントフット33を被切断材Wに接触させることが可能となる。これにより、被切断材W上に切断機本体11を設置した状態でエンジン12を始動させた場合であっても、弾性材料製のフロントフット33によってエンジン振動を減衰することができ、アイドリング時のエンジン振動によるエンジンカッタ10の自走を防止することが可能となる。そして、被切断材W上で切断機本体11を傾ける際には、フロントフット33に代えてスライダ34を被切断材Wに接触させることが可能となる。すなわち、切断機本体11を前方に滑らせて移動させる場合には、金属材料製のスライダ34が被切断材Wに接触する一方、フロントフット33が被切断材Wから離れた状態となる。このため、減衰性能を高める観点から弾性材料製のフロントフット33を採用していた場合であっても、フロントフット33が被切断材Wに擦れて損傷してしまうことがなく、フロントフット33の耐久性を大幅に向上させることが可能となる。これにより、フロントフット33の交換頻度を低減することができるため、エンジンカッタ10のランニングコストを抑制することが可能となる。
また、図6(a)に示すように、フットホルダ32の取付孔41にフロントフット33を挿入するだけで、フットホルダ32にフロントフット33を固定することが可能な構造を有している。すなわち、工具を用いることなくフロントフット33を脱着することができるため、フロントフット33を簡単に交換することが可能となる。さらに、図6(a)に示すように、切断機本体11に対してスライダ34も着脱自在に設けられることから、使用に伴ってスライダ34が摩耗した場合であっても、摩耗したスライダ34だけを交換することが可能となっている。これにより、エンジンカッタ10のランニングコストを抑制することが可能となっている。
図9に示すように、前述の説明では、ブレード14が被切断材Wに接触した時点で、被切断材Wに接触する部材をフロントフット33からスライダ34に切り換えているが、これに限られることはない。例えば、被切断材Wに対するブレード14の切り込み深さが所定深さに達した時点で、被切断材Wに接触する部材をフロントフット33からスライダ34に切り換えるようにしても良く、ブレード14が被切断材Wに接触する前の時点で、被切断材Wに接触する部材をフロントフット33からスライダ34に切り換えるようにしても良い。また、被切断材Wに接触する部材をフロントフット33からスライダ34に切り換える過程において、フロントフット33とスライダ34との双方が被切断材Wに対して同時に接触していても良い。
図2に示す場合には、被切断材Wとスライダ34との間に隙間tが設けられているが、これに限られることはなく、フロントフット33が主体となってエンジンカッタ10の自重を支える状況、つまりスライダ34に比べてフロントフット33に大きな荷重が作用する状況であれば、フロントフット33だけでなくスライダ34が被切断材Wに接触していても良い。この場合においても、エンジンカッタ10を浮かせてフロントフット33に作用する荷重を除いた場合には、スライダ34の水平板部48よりもフロントフット33の脚部42が下方に突出することになる。
前述の説明では、ゴム材料等の弾性材料を用いてフロントフット33を形成し、鉄板等の金属材料を用いてスライダ34を形成しているが、これに限られることはない。フロントフット33に要求される振動減衰特性や、スライダ34に要求される耐摩耗性を満足することが可能であれば、樹脂材料等の他の材料を用いてフロントフット33やスライダ34を形成しても良い。さらに、フロントフット33がスライダ34よりも材料的に軟らかいだけでなく、フロントフット33がスライダ34よりも構造的に軟らかく形成されていれば、同じ材料を用いてフロントフット33およびスライダ34を形成しても良い。また、前述の説明では、第2接触部材として被切断材Wに滑り接触するスライダ34を挙げているが、これに限られることはなく、第2接触部材として被切断材Wに転がり接触する車輪を使用しても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図示する場合には、フットホルダ32に対してフロントフット33を固定しているが、これに限られることはなく、更なるエンジン振動の伝達を抑制するため、フロントフット33とフットホルダ32との間にスプリングを組み込んでも良い。なお、エンジンカッタ10に搭載されるエンジン12としては、4ストロークエンジンであっても良く、2ストロークエンジンであっても良い。
10…エンジンカッタ(携帯用切断機)、11…切断機本体、12…エンジン、13…動力伝達アーム、14…ブレード、15…出力軸、16…回転軸、17…駆動プーリ、18…従動プーリ、19…ベルト、20…ブレードカバー、21…フロントハンドル、22…リアハンドル、23…スロットルレバー、24…ロックレバー、30…下部、31…リアフット、32…フットホルダ、33…フロントフット(第1接触部材)、34…スライダ(第2接触部材)、35…ブロック、36…締結ボルト、37…ボルト孔、38…基部、39…ホルダ部、40…壁部、41…取付孔、41a…大径孔部、41b…小径孔部、42…脚部、43…頭部、44…括れ部、45…ボルト孔、46…基板部、47…垂直板部、48…水平板部、49…傾斜板部、50…コイルスプリング、51…ステー、W…被切断材、t…隙間

Claims (5)

  1. エンジンに回転駆動されるブレードを備える切断機本体を有し、前記ブレードを用いて被切断材を切断する携帯用切断機であって、
    前記切断機本体の下部に設けられる第1接触部材と、
    前記切断機本体の下部に設けられる第2接触部材とを有し、
    前記第1接触部材は前記第2接触部材よりも下方に突出し、前記第2接触部材は前記切断機本体に着脱自在に設けられることを特徴とする携帯用切断機。
  2. 前記第2接触部材は金属材料を用いて形成されることを特徴とする請求項1記載の携帯用切断機。
  3. 前記第1接触部材は弾性材料を用いて形成されることを特徴とする請求項1または2記載の携帯用切断機。
  4. 前記被切断材上に前記切断機本体を置いた場合には、前記第1接触部材が前記被切断材に接触する一方、前記被切断材上で前記第1接触部材を支点に前記切断機本体を傾けた場合には、前記第2接触部材が前記被切断材に接触することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  5. 前記被切断材上で前記第1接触部材を支点に前記切断機本体を傾けた場合に、前記第1接触部材は前記被切断材から離れることを特徴とする請求項4記載の携帯用切断機。
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