JP2013146734A - レーザ加工機のギャップ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作でギャップ測定の校正処理を実施することを可能とするレーザ加工機のギャップ制御装置を提供する。
【解決手段】レーザ加工の開始前に、ノズル13の寄生・浮遊静電容量C0を測定し、且つ、ギャップdを変化させながら発振回路部21で検出される発振周波数に基づいて、ギャップdと発振周波数との関係を測定し、更に、ギャップ間静電容量Cdとギャップdとの関係式を設定する。そして、レーザ加工の開始後に、前記関係式によりギャップdを求めると共に、レーザ照射の停止時に、ノズル13とワークWとの間を遠ざけることにより、寄生・浮遊静電容量C0を再計測し、この寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、前記関係式を再設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ加工機に用いられる加工ヘッドのノズル先端部とワークの加工面との間のギャップが一定となるように制御するレーザ加工機のギャップ制御装置に関する。
レーザ加工機は、加工ヘッドのノズル先端部からレーザビームを照射することにより、ワークを切断する。このようなレーザ加工機は、ノズル先端部からワーク表面までの距離が変動すると、加工面にムラが生じる等の問題が発生するので、ノズル先端部からワーク表面までの距離が一定となるように制御している。
ノズル・ワーク間のギャップdを測定するために、従来より、ノズル先端部とワークとの間の静電容量(これを、「ギャップ間静電容量Cd」とする)を測定し、このギャップ間静電容量Cdに基づいてギャップdを測定する方法が知られている。この方法では、発振周波数検出回路を用いて、ノズル及び発振回路接続用の配線に生じる静電容量(これを、「周囲静電容量C」とする)と、ノズル及び発振回路接続用の配線が有するインダクタンスLとの間で生じる発振周波数を検出し、この周波数に基づいて、周囲静電容量Cを測定する。
即ち、検出される発振周波数をfとすると、(1)式の関係がある。
f=1/2π(LC)1/2 …(1)
よって、インダクタンスLが既知であれば、発振周波数fを測定することにより、周囲静電容量Cを求めることができる。また、周囲静電容量Cには、ギャップ間静電容量Cd以外に、ケーブルやノズル等が有する寄生・浮遊静電容量C0が存在する。即ち、下記の(2)式が成立する。
C=C0+Cd …(2)
従って、寄生・浮遊静電容量C0を測定し、周囲静電容量Cから寄生・浮遊静電容量C0を減じることにより、ギャップ間静電容量Cdを求めることができる。
更に、ギャップ間静電容量Cdとギャップdとの間には、εを誘電率、Sを面積とした場合に、下記の(3)式の関係がある。
Cd=εS/d …(3)
従って、ギャップ間静電容量Cdを求めることにより、(3)式を用いてノズルとワークとの間のギャップdを算出することができる。
ここで、上記の演算でギャップdを求めるためには、寄生・浮遊静電容量C0を求める必要があり、従来より、レーザ加工機による加工の開始前に、校正処理としてワークからノズルを遠ざけた状態、即ち、ギャップ間静電容量Cdを無視できる状態として静電容量を測定し、この静電容量を寄生・浮遊静電容量C0としている。更に、ノズルとワークとの間の距離を徐々に変化させて、ギャップdと発振周波数fとの関係をいくつかの点で測定し、この測定結果に基づいて、(3)式に示す面積Sを設定している。
上記のことから、(1)〜(3)式を用いることにより、加工ノズルの先端部とワークとの間のギャップdを算出できる(例えば、特許文献1参照)。
ところが、ノズル及びその接続配線に存在する寄生・浮遊静電容量C0は、周囲温度により大きく変化する。従って、従来においては、一定の時間間隔で上記の校正処理を実施して、寄生・浮遊静電容量C0、及び面積Sを校正する処理を行っていた。
特開2003−202241号公報
上述したように、従来におけるギャップ測定方法では、所定時間が経過する毎にレーザ加工を停止して校正処理を実行するので、校正に長時間を要してしまい、レーザ加工機におけるトータルの加工時間が長くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡単な操作でギャップ測定の校正処理を実施することを可能とするレーザ加工機のギャップ制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、レーザ加工機の加工用のノズルと、ワークとの間のギャップを制御するレーザ加工機のギャップ制御装置において、前記ノズル周辺の静電容量及びインダクタンスによる発振周波数を検出する発振周波数検出手段と、前記発振周波数検出手段で検出される発振周波数に基づいて、前記ノズルがワークに接近したときの周囲静電容量Cを検出し、該周囲静電容量Cに基づいて、ノズルとワークとのギャップに存在するギャップ間静電容量Cdを求める静電容量演算手段と、前記静電容量演算手段で求められたギャップ間静電容量Cdに基づいて、前記ノズルとワークとの間のギャップを算出するギャップ演算手段と、前記ギャップ演算手段で算出されたギャップとなるように、前記ノズルの位置を制御するギャップ補正手段と、を有し、前記ギャップ演算手段は、レーザ加工の開始前に、前記ノズルの寄生・浮遊静電容量C0を測定し、且つ、前記ギャップを変化させながら前記発振周波数検出手段にて検出される発振周波数に基づいて、ギャップと発振周波数との関係を測定し、更に、ギャップ間静電容量Cdとギャップdとの関係式を設定し、前記レーザ加工の開始後に、前記関係式によりギャップdを求めると共に、レーザ照射の停止時に、前記ノズルとワークとの間を遠ざけることにより、前記寄生・浮遊静電容量C0を再計測し、この寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、前記関係式を再設定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記ギャップ演算手段は、レーザ照射が停止し、次の加工位置に前記加工ノズルが移動するまでの時間が所定時間よりも長い場合に、この移動時間内に、前記関係式の再設定処理を実行することを特徴とする。
本発明に係るレーザ加工機のギャップ制御装置では、レーザ加工を開始する前に、ノズルの寄生・浮遊静電容量C0を測定してギャップと発振周波数との関係を測定し、更に、ギャップ間静電容量Cdとギャップdとの関係式を設定し、レーザ加工の開始後に、この関係式によりギャップdを求めると共に、レーザ照射の停止時に、ノズルとワークとの間を遠ざけることにより、寄生・浮遊静電容量C0を再計測し、この寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、関係式を再設定するので、レーザ加工時間に大きなタイムロスを発生させることなく、高精度にギャップdを設定することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るギャップ制御装置が搭載されたレーザ加工機の構成を模式的に示す説明図である。 ノズル周辺に存在する静電容量を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るギャップ制御装置による校正処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るギャップ制御装置により再校正処理を実行するタイミングを示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るレーザ加工機のギャップ制御装置の構成を模式的に示す説明図である。
図1に示すように、このギャップ制御装置100は、ワークWに向けてレーザを照射する加工ヘッド11に接続されており、該加工ヘッド11には上下機構17が設けられ、更にその先端部には、ガード電極12、及びレーザを照射するノズル13が設けられている。
上下機構17は、サーボアンプ14によって回転が制御される上下軸モータ15に連結されており、該上下軸モータ15の回転動に伴って上下方向にスライド移動するように構成されている。
また、ガード電極12は、ケーブル16を介してギャップセンサ20に接続されている。ギャップセンサ20は、発振回路部(発振周波数検出手段)21と演算処理部(静電容量演算手段、ギャップ演算手段)22を備えており、発振回路部21は、ノズル13、ガード電極12、及びケーブル16の周囲に存在する周囲静電容量、及びインダクタンスに起因して生じる発振周波数fを検出する。
即ち、図2に示すように、ケーブル16やガード電極12等の発振回路部21に接続される要素には寄生・浮遊静電容量が存在しており、これらの合計をC0として示す。更に、ノズル13の先端部とワークW(被加工対象物)との間には、ギャップ間静電容量Cdが存在している。また、発振回路部21にはインダクタンスLが存在している。従って、発振回路部21は、寄生・浮遊静電容量C0とギャップ間静電容量Cdとを加算した全体の静電容量(周囲静電容量)Cと、インダクタンスLとの間の共振周波数で発振することになる。
即ち、発振周波数fは次の(1)式で示すことができる。
f=1/2π(LC)1/2 …(1)
また、演算処理部22は、発振回路部21で求められた発振周波数f、ギャップ間静電容量Cd、及び寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、下記の(2)、(3)式に基づいて、ノズル13の先端部とワークWとの間のギャップdを計測する。
C=C0+Cd …(2)
Cd=εS/d …(3)
演算処理部22で求められたギャップdのデータは、図1に示すNC制御装置(ノズル位置制御手段)31に設けられる減算器23にて、ギャップ指令値との減算が行われ、ギャップ偏差が求められる。求められたギャップ偏差は、倣い制御部(ギャップ補正手段)24に出力され、該倣い制御部24では、サーボアンプ14に制御指令信号を出力する。これにより、サーボアンプ14は、上下軸モータ15の制御信号を出力し、加工ヘッド11の高さがギャップ指令値に等しくなるように制御する。
ここで、レーザ加工を開始する前の校正処理として、寄生・浮遊静電容量C0の測定、及び面積Sを設定する処理を行う必要がある。更に、加工開始後においては、温度変化により寄生・浮遊静電容量C0、及び面積Sの設定値が変化するので、定期的にこれらを校正する必要がある。即ち、加工が開始された後において、上述した(1)〜(3)式(関係式)で使用した寄生・浮遊静電容量C0、及び面積Sの設定値を再設定する必要がある。
以下、本実施形態に係るギャップ制御装置によるギャップ校正の処理手順を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
初めに、ステップS11において、レーザ加工用のノズル13が交換されたか否かを判断する。ノズル13が交換されていない場合には(ステップS11でNO)、既に測定した校正データを用いることができるので、加工開始前の校正処理を行わずに、ステップS16に処理を進める。また、ノズル13が交換された場合には(ステップS11でYES)、ステップS12に処理を進める。
ステップS12において、ノズル13を十分高い位置まで上昇させ、このときの発振周波数fに基づいて、寄生・浮遊静電容量C0を計測する。具体的には、ノズルが十分高い位置に存在することによりギャップ間静電容量Cdはほぼゼロとなるので、上述した(1)式に基づいて、静電容量Cを求めると、この静電容量は、寄生・浮遊静電容量C0と等しくなる。
ステップS13において、タッチ座標検出動作を実行する。この処理では、ノズル13の先端部をワークWの表面に接触させ、この位置をギャップd=0とし、徐々にノズル13を上昇させながら、発振周波数fを測定する。そして、例えば、d=0.2mm、1.5mm、2.8mmでの発振周波数fを測定する。
ステップS14において、発振周波数fとギャップdとの関係を求め、ステップS15において、ギャップdとギャップ間静電容量Cdとの関係を示す特性を求める。この処理では、ステップS13の処理で求めたデータに基づき、前述した(1)式に発振周波数fを代入して、周囲静電容量Cを求め、更に、ステップS12の処理により寄生・浮遊静電容量C0が求められているので、該寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、前述の(2)式によりギャップ間静電容量Cdを求める。更に、このギャップ間静電容量Cd、及びステップS13で求めたギャップdを(3)式に代入することにより、面積Sを設定する。その結果、(1)〜(3)式において、寄生・浮遊静電容量C0が決定し、面積Sが設定される。
その後、ステップS16において、レーザ加工を開始する。レーザ加工中においては、発振回路部21にて発振周波数fが求められ、更に、前述した(1)〜(3)式を用いることにより、ギャップdを算出し、ノズル13とワークWとの間の距離がギャップdとなるように、上下軸モータ15の駆動が制御される。具体的には、図1に示す演算処理部22でギャップdが検出されると、ギャップ指令値との偏差が求められ、倣い制御部24により、この偏差がゼロになるように上下軸モータ15が制御される。
その後、ステップS17において、レーザ加工が開始されてから一定の時間が経過したか否かを判断する。そして、一定の時間が経過した場合には(ステップS17でYES)、ステップS18において、ノズルを十分に高い位置まで上昇させ、この状態で発振周波数fを計測し、計測した発振周波数fを(1)式に代入して寄生・浮遊静電容量C0を再計測する。それ以外のデータは、ステップS12〜S15で求めたデータを用いて、面積Sを設定する。その結果、上述した(1)〜(3)式を新たな演算式に変更することができる。
ステップS19において、新たに設定した(1)〜(3)式に基づき、ギャップdの測定を行う。そして、サーボアンプ14、及び上下軸モータ15は、上記の処理で求められるギャップdが所望の数値となるようにノズル13の高さを制御する。こうして、一定時間毎に演算式を校正して、ギャップdが所定の数値となるように制御することができることとなる。
ステップS20において、レーザ加工を終了するか否かが判断され、レーザ加工を継続する場合には(ステップS20でNO)ステップS17に処理を戻し、継続しない場合には(ステップS20でYES)、本処理を終了する。
なお、ステップS17の処理では、一定時間が有るか否かを判断する以外に、空き時間が存在するか否かを判断し、空き時間が存在する場合に、ステップS18,S19の処理を実行するようにしても良い。
次に、図4に示すタイミングチャートを参照して、レーザ加工開始後に再校正処理を実行する例について説明する。図4において、(a)はノズル13のZ軸(上下方向)の移動を示し、(b)はノズル13のX軸、Y軸方向の移動を示し、(c)はレーザ加工の実行を示し、(d)は再校正処理の実行を示し、(e)は再校正監視時間を示している。
図4に示す時刻t0にてレーザ加工が開始されると、ノズル13の高さがZ1からZ2に上昇し、ノズル13が平面方向に移動して時刻t1にて所定の加工位置まで移動する。その後、図4(c)に示す時刻t2にてレーザ加工が開始される。そして、時刻t3でレーザ加工が終了すると、次の加工位置にノズル13を移動させるために、再度ノズル13をZ2の位置まで上昇させ、更に平面方向に移動させる。
その後、時刻t4〜t5の間でレーザ加工を実行する。また、次回のレーザ加工位置までノズル13を移動させる距離が大きい場合には、時刻t5〜t8の間でノズル13を平面方向に移動させる必要がある。即ち、再校正処理を実行可能な空き時間が存在する。本実施形態では、この空き時間を利用して図4(a)の時刻t5〜t8に示すように、ノズル13を上方の高い位置(Z3)まで上昇させる。そして、この状態で、図3のステップS18,S19の処理による、寄生・浮遊静電容量C0と面積Sの再校正処理を実行する。即ち、図4(d)に示す時刻t6〜t7間で再校正処理を実行する。
また、図4(e)に示すように、再校正監視時間を計測しており、この時間が所定時間に達した場合(この例では、時刻t11とする)には、この時点でレーザ加工を停止させ(図4(c)参照)、ノズル13を上方の高い位置(Z3)まで上昇させる。そして、時刻t12〜t13の間で寄生・浮遊静電容量C0と面積Sの再校正処理を実行する。
このような処理を実行することにより、レーザ加工に大きなタイムロスを発生させることなく、再校正処理を実行することができることとなる。
このようにして、本実施形態に係るレーザ加工装置のギャップ制御装置では、レーザ加工に用いるノズル13が交換された場合には、レーザ加工の開始前に、ノズルのタッチ座標検出動作を実行することにより、ギャップ間静電容量Cdからギャップdを求める演算式を校正する。そして、加工が開始された後においては、ノズルを上昇させて寄生・浮遊静電容量C0のみを測定し、この寄生・浮遊静電容量に基づいて、演算式を再度校正する処理を実行する。
従って、従来のように、所定時間が経過する毎にタッチ座標検出動作を実行するという面倒な操作を行う必要がなく、且つ、高精度なギャップdの測定が可能となる。その結果、周囲温度が変化した場合であってもノズル位置を高精度に設定することが可能となり、レーザ加工面にムラが発生する等の問題が発生することを防止することが可能となる。
また、ノズル13が平面方向に大きく移動する場合には、ノズル13を上昇させる余裕があるので、この時間を利用して再校正処理を行うことにより、レーザ加工を停止させることなく再校正処理を行うことができるので、全体の加工時間を短縮化することができる。
以上、本発明のレーザ加工機のギャップ制御装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
本発明は、レーザ加工機のギャップdを高精度に測定してノズル位置を設定することに利用することができる。
11 加工ヘッド
12 ガード電極
13 ノズル
14 サーボアンプ
15 上下軸モータ
16 ケーブル
17 上下機構
20 ギャップセンサ
21 発振回路部
22 演算処理部
23 減算器
24 倣い制御部
100 ギャップ制御装置

Claims (2)

  1. レーザ加工機の加工用のノズルと、ワークとの間のギャップを制御するレーザ加工機のギャップ制御装置において、
    前記ノズル周辺の静電容量及びインダクタンスによる発振周波数を検出する発振周波数検出手段と、
    前記発振周波数検出手段で検出される発振周波数に基づいて、前記ノズルがワークに接近したときの周囲静電容量Cを検出し、該周囲静電容量Cに基づいて、ノズルとワークとのギャップに存在するギャップ間静電容量Cdを求める静電容量演算手段と、
    前記静電容量演算手段で求められたギャップ間静電容量Cdに基づいて、前記ノズルとワークとの間のギャップを算出するギャップ演算手段と、
    前記ギャップ演算手段で算出されたギャップとなるように、前記ノズルの位置を制御するギャップ補正手段と、を有し、
    前記ギャップ演算手段は、
    レーザ加工の開始前に、前記ノズルの寄生・浮遊静電容量C0を測定し、且つ、前記ギャップを変化させながら前記発振周波数検出手段にて検出される発振周波数に基づいて、ギャップと発振周波数との関係を測定し、更に、ギャップ間静電容量Cdとギャップdとの関係式を設定し、
    前記レーザ加工の開始後に、前記関係式によりギャップdを求めると共に、レーザ照射の停止時に、前記ノズルとワークとの間を遠ざけることにより、前記寄生・浮遊静電容量C0を再計測し、この寄生・浮遊静電容量C0に基づいて、前記関係式を再設定することを特徴とするレーザ加工機のギャップ制御装置。
  2. 前記ギャップ演算手段は、レーザ照射が停止し、次の加工位置に前記加工ノズルが移動するまでの時間が所定時間よりも長い場合に、この移動時間内に、前記関係式の再設定処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機のギャップ制御装置。
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JP2016147282A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社アマダホールディングス キャリブレーション治具及びキャリブレーション方法並びにレーザ加工機
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