JP2013145176A - 道案内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】GPSなどの通信手段を使わずにユーザーの現在地を特定し、リアルタイムの情報から道案内可能な道案内システムを提供することである。
【解決手段】実施形態の道案内システムは、経路探索部が、入力された出発地及び目的地から経路を探索し、第1案内ポイント設定部が、地図情報データベースを参照して、少なくとも前記経路に対応した、テキスト情報と位置情報を有する案内ポイントを設定する。情報抽出部が、撮影された画像から特徴情報を抽出する。情報認識部が、前記情報抽出部により抽出された特徴情報を取得し、少なくとも画像情報データベースと文字情報データベースのうち一方を参照して、前記画像に含まれる撮影物を認識し、テキスト情報に変換する。そして検証部が、前記情報認識部で認識された前記撮影物のテキスト情報と、前記案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とに基づき、前記画像が撮影された地点を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、道案内システムに関する。
GPS(Grobal Positioning System)などの無線通信手段を用いた道案内システムではユーザーの現在地を正確に検出し、経路情報を提供することが可能である。
しかし、災害時や地下などGPSが使えない状況では現在地を検出することができず、適切に道案内をすることが困難な場合が多い。また災害時などでは、通行できない道も多く、リアルタイムで状況を判断し、道案内を行うことが求められる。
特開2003−207358号公報
本発明が解決しようとする課題は、GPSなどの通信手段を使わずにユーザーの現在地を特定し、道案内可能な道案内システムを提供することである。
実施形態の道案内システムは、経路探索部が、入力された出発地及び目的地から経路を探索し、第1案内ポイント設定部が、地図情報データベースを参照して、少なくとも前記経路に対応した、テキスト情報と位置情報を有する案内ポイントを設定する。情報抽出部が、撮影された画像から特徴情報を抽出する。情報認識部が、前記情報抽出部により抽出された特徴情報を取得し、少なくとも画像情報データベースと文字情報データベースのうち一方を参照して、前記画像に含まれる撮影物を認識し、テキスト情報に変換する。そして検証部が、前記情報認識部で認識された前記撮影物のテキスト情報と、前記案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とに基づき、前記画像が撮影された地点を特定する。
第1の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図。 第1の実施形態の道案内システムの動作を示すフローチャート。 第1の実施形態の道案内システムにおける表示部の一例を示す説明図。 第2の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図。 第2の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の道案内システムにおける移動距離算出部の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の道案内システムのうち、計測部と移動距離算出部の動作を示すフローチャート。 第3の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図。 第3の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図。 第3の実施形態の道案内システムの動作を示すフローチャート。 第3の実施形態の道案内システムにおける表示部の一例を示す説明図。
以下、実施形態を図面に基づき説明する。
図1は第1の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図、図2は第1の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図である。
第1の実施形態の道案内システムは、ユーザーからの入力を受け付ける入力部1、周囲風景等の画像を取得する撮影部2、道案内に関する情報の演算を行う演算部3、演算部3での演算に用いられる各種DB(Data Base:データベース)及びプログラムを記憶する記憶部4、道案内に関する情報を表示する表示部5を有する。ここで、演算部3は、経路探索部6、第1案内ポイント設定部7、検証部8、情報抽出部9、情報認識部10を有する。
入力部1は、キーボードやボタン、ペン、タッチパネルなどの入力制御を行う入力装置、入力手段であり、ユーザーによって出発地や目的地などの情報が入力される。さらに、人の発する音声を認識することにより、入力信号として検出する機能を備えていてもよい。また、入力部1は携帯電話やPDA(Parsonal Digital Asistant)などの携帯通信端末に実装されていてもよいし、ケーブルなどで外部から接続されてもよい。
撮影部2は、周囲の風景を撮影する撮影装置、撮影手段であり、ユーザーの周囲風景が撮影される。具体的には、アナログカメラやデジタルカメラなどがある。図1では、一つのみ記載しているが複数あってもよい。また、撮影部2は携帯電話やPDAなどの携帯通信端末に実装されていてもよいし、ケーブルなどで外部から接続されてもよい。
表示部5は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの出力装置、出力手段であり、探索された経路、案内ポイント、特定されたユーザーの現在地、目的地までの到着予想時間などが表示される。さらに、音を発する機能を備えていてもよい。
記憶部4は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリ及び、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記憶装置、記憶手段である。HDDなどの磁気ディスク以外にも光磁気ディスクやCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc)などの光ディスクを利用してもよい。
記憶部4には、経路探索部6での経路探索や第1案内ポイント設定部7による案内ポイントの設定に利用される地図情報DB401、情報認識部10による撮影物の認識に利用される画像情報DB402と文字情報DB403が格納されている。また、CPU(Central Processing Unit)が演算部3での処理に必要なプログラムが格納されている。
例えば、地図情報DB401には、一般的なナビゲーションシステムなどで利用されている2次元や3次元の地図情報であり、道路網データとランドマークデータとを有する地図情報が格納される。画像情報DB402には、郵便局やコンビニエンスストアなどの建物の外観やマークなどの基準画像情報が格納される。文字情報DB403には、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなどの基準文字情報が格納される。
ただし、上記の画像情報DB402及び文字情報DB403に格納される情報は例であり、これらに限定されるものではない。
演算部3は、経路探索部6、第1案内ポイント設定部7、検証部8、情報抽出部9、情報認識部10を有し、CPUによって記憶部4から必要なプログラムが読み出され、実行されることによって実現される。
ここで経路探索部6は、地図情報DB401を参照し、入力部1によって入力された出発地及び目的地の情報から経路を探索し、第1案内ポイント設定部7に出力する。
第1案内ポイント設定部7は、経路探索部6で探索された経路及び、地図情報DB401を参照することで得られるランドマークデータに基づき、経路に対応した案内ポイントを設定し、検証部8に出力する。
ここで、案内ポイントとは、交差点などで道路を曲がる場合や、道路の形状が道なりに続く場合、道路を横断するときなど、出発地から目的地までの経路を間違わずに到達するために必要な目印となるポイントであり、テキスト情報及び、その位置情報を有する。
具体的には、銀行やスーパーなどの目印となりやすい建物、信号、交差点の名称、道路の名称、T字路や交差点といった道路形状、歩道橋や横断歩道といった道路への付帯物などが挙げられる。
情報抽出部9は、撮影部2によって撮影された画像から、建物などの形状、店舗などのマークといった画像情報及び、店名、施設名、看板、標識といった文字情報を抽出し、情報認識部10に出力する。以下、撮影された画像から抽出した画像情報や文字情報を特徴情報と呼ぶ。
情報認識部10は、画像情報DB402及び文字情報DB403を参照し、情報抽出部9によって抽出された特徴情報から撮影物を認識する。そして、サイズやフォントによらないテキスト情報に変換して検証部8に出力する。
検証部8は、第1案内ポイント設定部7で設定された案内ポイントのテキスト情報と、情報認識部10で認識された撮影物のテキスト情報とのマッチングを行い、一致した案内ポイントの位置情報からユーザーの現在地を特定する。
次に動作について図3を用いて説明する。図3は第1の実施形態の道案内システムの動作を示すフローチャートであり、以下のステップを有する。
(ステップS101)まず、入力部1がユーザーによって操作され、出発地及び目的地が入力される。この入力操作は表示部5の画面上において、ユーザーがキーボードやボタン、ペン、タッチパネル、音声などで直接入力してもよいし、出発地及び目的地、又はいずれか一方を含む地図を表示し、出発地及び目的地を指定する形で行ってもよい。また、ランドマークや住所などの一覧表から指定してもよい。
以前に現在地特定が行われた位置情報を読み出して出発地や目的地に指定してもよい。
(ステップS102)経路探索部6が、入力部1に入力された出発地及び目的地の情報を取得し、記憶部4から読み出された地図情報DB401を参照して出発地から目的地までの経路を探索する。経路探索方法の例としては、Dijstra法やACO(Ant Colony Optimization)といった最適化手法を用いて最短経路を求めることが挙げられる。しかし、経路探索方法は最短経路に限らず、歩道の多い経路や曲がる回数の少ない経路、幅の広い道を優先する経路といったように決めてもよい。
(ステップS103)第1案内ポイント設定部7が、経路探索部6で探索された経路情報を取得し、経路探索部6で探索された経路周辺の道路形状や交差点形状、ランドマークなどの状況を解析し、案内ポイントを設定する。案内ポイントの設定基準としては、交差点付近のランドマークや予め設定された優先度の高いカテゴリーに属するランドマークを優先的に選択するなどの方法が用いられる。
ここで、優先度の高いものの例としては、高層ビルなど遠くからでも把握することができるもの、神社や寺院など移転する可能性が低いもの、コンビニエンスストアや銀行など多くの人が利用する店舗や施設が挙げられる。
ただし、上記のものは一例であってこれらに限られない。
また、第1案内ポイント設定部7は、選択された案内ポイントに対して優先順位を決定する機能も有する。優先順位の決定方法としては、例えば、探索された経路上の交差点付近の案内ポイントや建物が少ない通り沿いの案内ポイントなどは優先順位が高く設定される。
(ステップS104)撮影部2が、ある一定の時間間隔でユーザーの周囲風景を撮影する。撮影範囲としては、360度撮影されることが望ましいが、ユーザーが予め設定することができる。撮影する時間間隔もユーザーが任意で設定することが可能である。また、ユーザーが任意のタイミングで撮影してもよい。
(ステップS105)情報抽出部9が、撮影部2によって撮影された画像を取得し、その画像から特徴情報を抽出する。具体的には、建物などの形状、店舗などのマークといった画像情報や店名、施設名、看板、標識といった文字情報が挙げられる。ここで、画像に含まれる特徴情報の全てを抽出する必要はなく、代表的な特徴情報のみを抽出するようにしてもよい。
(ステップS106)情報認識部10が、情報抽出部9によって抽出された特徴情報を取得し、画像情報DB402及び文字情報DB403を参照することで撮影物を認識し、テキスト情報に変換する。具体的には、建物が「郵便局」であるといったことや看板に書かれている文字が「病院」であるといったことなどを認識する。
(ステップS107)検証部8が、第1案内ポイント設定部7で設定された案内ポイントのテキスト情報と位置情報及び、情報認識部10で認識された撮影物のテキスト情報を取得する。そして、案内ポイントのテキスト情報と、撮影物のテキスト情報とのマッチングを行い、一致した案内ポイントの位置情報からユーザーの現在地を特定する。マッチングに関しては、完全に一致しなくても、一致度がある値以上であれば、その案内ポイントの位置情報からユーザーの現在地を特定するようにしてもよい。ここで、一致度の閾値はユーザーが任意に設定することができる。
一致する案内ポイントが存在しない場合は、それまでに特定された撮影地点に基づき、ユーザーの現在地を推定する。例えば、それまでに特定された撮影地点間の距離と要した時間から平均移動速度を算出して現在地を予測することなどが挙げられる。
ここで、情報認識部10で認識された撮影物のテキスト情報は、第1案内ポイント設定部7で設定された優先順位の高い案内ポイントのテキスト情報から順にマッチングされる。
(ステップS108)図4に示すように表示部5が、探索された経路、案内ポイント、特定されたユーザーの現在地、目的地までの到着予想時間などを表示する。案内ポイントは優先順位の高いものが表示されるが、表示する数などの閾値はユーザーが任意に設定することができる。
ここで、図4は表示部5の一例を示すものであり、これに限られない。例えば、図4では案内ポイントを文字のみで表示しているが、イラストや実際の画像でもよく、これらと文字とを組み合せて表示させてもよい。
(ステップS109)検証部8によって特定された現在地と目的地の案内ポイントが一致した場合は案内を終了し、そうでなければステップS104に戻る。
以上説明したように、この第1の実施形態の道案内システムでは、ユーザーの周囲風景を撮影した画像に基づいて現在地情報を確認しながら道案内を行うことができる。
また、案内ポイントをテキスト情報として設定し、撮影した画像を文字認識したテキスト情報との比較を行っているため、例えば看板や標識といった撮影物のフォントやサイズが変更されていたとしても現在地を正確に認識することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図5乃至図7を用いて説明する。なお、第1の実施形態の道案内システムの各部と同一部分は同一符号で示し、説明は省略する。図5は第2の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図、図6は第2の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図、図7は第2の実施形態の道案内システムにおける移動距離算出部の構成を示すブロック図である。
この第2の実施形態が、第1の実施形態と異なる点は図5、図6に示すように、計測部11をさらに有し、演算部12が、経路探索部6、第1案内ポイント設定部7、検証部8、情報抽出部9、情報認識部10に加えて、移動距離算出部13を有することにある。
計測部11は、歩数計や加速度センサーなどの計測装置、計測手段であり、計測された歩数や加速度などの移動情報を移動距離算出部に出力する。移動情報としては、自動車や自転車、車椅子などの車輪の回転数でもよく、ユーザーが通過した道路沿いの電信柱の数、縁石やブロックの数などを用いてもよい。
移動距離算出部13は、距離推定部14、パラメータ変更部15、案内ポイント到達推定部16を有する。
ここで、距離推定部14は、計測部11によって計測されたユーザーの移動情報からユーザーの移動距離を推定する。
パラメータ変更部15は、検証部8で特定された現在地からユーザーの移動距離を算出し、距離推定部14で推定された移動距離と比較を行う。両者にズレが生じた場合は、重みなどのパラメータを調節して距離推定部14に出力する。パラメータの変更が行われた場合には、距離推定部14は、変更されたパラメータに基づきユーザーの移動距離を推定する。
案内ポイント到達推定部16は、距離推定部14で推定された移動距離の情報と検証部8から取得した案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とから次の案内ポイントまでの距離及び到達予定時間を算出し、表示部5に出力する。
表示部5は、第1の実施形態と同様に、探索された経路、案内ポイント、特定されたユーザーの現在地、目的地までの到着予想時間などを表示するが、これらに加えて、案内ポイント到達推定部16から取得した次の案内ポイントまでの距離、到達予定時間を表示する。また、次の案内ポイントに到達したと判断された場合に撮影を促すように音や画面表示でユーザーに知らせる機能を有していてもよい。このような機能を有することで撮影部2は、第1の実施形態と同様に、ある一定の時間間隔で自動的にユーザーの周囲風景を撮影してもよいし、案内ポイントに達したときにユーザーによって手動で撮影されてもよい。
次に動作について図8を用いて説明する。第1の実施形態と同一部分は省略し、計測部11と移動距離算出部13の動作について説明する。図8は第2の実施形態の道案内システムのうち、計測部と移動距離算出部の動作を示すフローチャートであり、以下のステップを有する。
(ステップS110)計測部11が、ユーザーの歩数や加速度などの移動情報を取得する。
(ステップS111)距離推定部14が、計測部11によって計測されたユーザーの移動情報を取得し、ユーザーの移動距離を推定する。
(ステップS112)パラメータ変更部15が、検証部8で特定された現在地情報を取得し、ユーザーの移動距離を算出する。そして、距離推定部14から取得した移動距離と比較を行い、両者にズレが生じた場合は、重みなどのパラメータを調節して距離推定部14に出力する。パラメータ変更部15でパラメータの変更があった場合は、(ステップS111)に戻り、距離推定部14において、再度ユーザーの移動距離が推定される。例えば、前回推定された移動距離に重みを掛け合わせることで、新たに移動距離が推定される。
(ステップS113)案内ポイント到達推定部16が、距離推定部14から取得した移動距離の情報と検証部8から取得した案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とから次の案内ポイントまでの距離及び到達予定時間を算出する。
(ステップS114)表示部5が、案内ポイント到達推定部16から次の案内ポイントまでの距離及び到達予定時間を取得し、表示する。
この第2の実施形態の道案内システムでは、第1の実施形態で得られる効果に加えて、次の案内ポイントまでの距離及び到達予定時間をユーザーに提供することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について、図9、図10を用いて説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態の道案内システムの各部と同一部分は同一符号で示し、説明は省略する。図9は第3の実施形態の道案内システムの構成を示すブロック図、図10は第3の実施形態の道案内システムにおける演算部の構成を示すブロック図である。
この第3の実施形態が、第1の実施形態と異なる点は、画像情報DB404、演算部17にある。
画像情報DB404には、郵便局やコンビニエンスストアなどの建物の外観やマークなどの画像情報に加えて、さらに、工事中や通行止めなどを示す看板や浸水、土砂崩れ、地盤沈下、火災、積雪などの災害を示す画像、パトカー、救急車、消防車などの緊急車両を表す画像といった画像情報も格納される。
ただし、上記の画像情報DB404に格納される画像情報は例であり、これらに限定されるものではない。
演算部17は、経路探索部6、第1案内ポイント設定部7、検証部8、情報抽出部9、情報認識部10、経路変更部18、第2案内ポイント設定部19を有する。
検証部8は、探索された経路に対応した案内ポイントに加えて、地図情報DB401に含まれていない、「工事中」、「通行止め」などの情報、「浸水」、「土砂崩れ」、「地盤沈下」、「火災」、「積雪」などの災害情報、「パトカー」、「救急車」、「消防車」などの緊急車両情報などの経路変更情報のテキスト情報を有しており、情報認識部10で認識された撮影物のテキスト情報と、経路変更情報のテキスト情報が一致した場合には、経路変更信号を経路変更部18へ出力する。
経路変更部18は、検証部8で現在地の検証を行った結果、「工事中」、「通行止め」などの情報、「浸水」、「土砂崩れ」、「地盤沈下」、「火災」、「積雪」などの災害情報、「パトカー」、「救急車」、「消防車」などの緊急車両情報などの経路変更情報が認識された場合に、これらの経路変更情報と検証部8から取得したユーザーの現在地情報に基づき、経路変更を行う。
ただし、上記の経路変更情報は一例であり、これらに限られない。
第2案内ポイント設定部19は、経路変更部18で経路変更が行われた場合に、変更された経路に対応した新たな案内ポイントを設定し、表示部5及び検証部8に出力する。
次に動作について図11を用いて説明する。図11は第3の実施形態の道案内システムの動作を示すフローチャートである。
ステップS101乃至ステップS107については、第1の実施形態と同様であるので省略する。
(ステップS115、ステップS116)経路変更部18は、検証部8での検証結果に経路変更情報が含まれている場合には、検証部8から取得した現在地情報をもとに経路の変更を行い、第2案内ポイント設定部19に出力する。
検証部8で検証された検証結果に経路変更情報が含まれていない場合には、経路変更を行わずに、経路探索部6で探索された経路情報を表示部5に出力する。
経路変更方法の例としては、通行できない道を除いて、経路探索部6と同様に最適化手法を用いて最短経路を求めてもよいし、歩道の多い経路や曲がる回数の少ない経路、幅の広い道を優先する経路といったように決めてもよい。
ここで、経路変更は自動的に行ってもよいし、表示部5に経路変更を行うかどうかのメッセージを表示させ、ユーザーの意思で判断できるようにしてもよい。また、経路変更方法をユーザーが自由に選択できるようにしてもよい。
(ステップS117)第2案内ポイント設定部19が、経路変更部18で経路変更が行われた場合にその経路情報を取得し、変更された経路周辺の道路形状や交差点形状、ランドマークなどの状況を解析し、案内ポイントを設定する。そして、設定した案内ポイントを表示部5及び検証部8に出力する。
(ステップS118)図12に示すように表示部5が、探索された経路、案内ポイント、特定されたユーザーの現在地、目的地までの到着予想時間などを表示する。
図12では、ユーザーの現在地において、撮影部2で撮影された画像から情報認識部10によって「通行止め」を表す経路変更情報が認識された場合を示している。経路変更情報が認識されたことにより、経路変更部18で経路変更が行われる。そして第1案内ポイント設定部7で設定された案内ポイント(図中の第1案内ポイント)に加え、第2案内ポイント設定部19において、変更された経路上の新たな案内ポイント(図中の第2案内ポイント)が設定され、表示される。ここで、図4は表示部5の一例を示すものであり、これに限られない。
(ステップS119)検証部8によって特定された現在地と目的地の案内ポイントが一致した場合は案内を終了し、そうでなければステップS104に戻る。
この第3の実施形態の道案内システムでは、工事や災害などで、探索された経路に通行不能な道が含まれていた場合でも現在地の状況に応じた新たな経路をユーザーに提供することができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、GPSなどの通信手段を使わずにユーザーの現在地を特定し、道案内可能な道案内システムを提供することが可能となる。
上記の実施例では、案内ポイント設定部7,19は、探索された経路に対応した案内ポイントを設定するが、予めユーザーによって設定された範囲に対応した案内ポイントを設定してもよい。ここで、予めユーザーによって設定された範囲とは、例えば1回目の現在地特定では出発地から半径1km以内、N+1回目の現在地特定ではN回目に特定された位置から半径1km以内などといった範囲を言い、このように設定することでユーザーが道を誤った場合でも案内ポイントを提供することができる。
また、第2の実施形態と第3の実施形態は組み合せることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…入力部
2…撮影部
3,12,17…演算部
4…記憶部
5…表示部
6…経路探索部
7…第1案内ポイント設定部
8…検証部
9…情報抽出部
10…情報認識部
11…計測部
13…移動距離算出部
14…距離推定部
15…パラメータ変更部
16…案内ポイント到達推定部
18…経路変更部
19…第2案内ポイント設定部
401…地図情報DB(Data Base:データベース)
402,404…画像情報DB
403…文字情報DB

Claims (3)

  1. 入力された出発地及び目的地から経路を探索する経路探索部と、
    地図情報データベースを参照して、少なくとも前記経路に対応した、テキスト情報と位置情報を有する案内ポイントを設定する第1案内ポイント設定部と、
    撮影された画像から特徴情報を抽出する情報抽出部と、
    前記情報抽出部により抽出された特徴情報を取得し、少なくとも画像情報データベースと文字情報データベースのうち一方を参照して、前記画像に含まれる撮影物を認識し、テキスト情報に変換する情報認識部と、
    前記情報認識部で認識された前記撮影物のテキスト情報と、前記案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とに基づき、前記画像が撮影された地点を特定する検証部と
    を備える道案内システム。
  2. ユーザーの移動情報を取得する計測部と、
    前記移動情報から、ユーザーの移動距離を推定する距離推定部と、
    前記移動距離と、前記案内ポイントのテキスト情報及び位置情報とから、次回案内ポイントまでの距離と到達予定時間のうち、少なくとも一方を算出する案内ポイント到達推定部と
    をさらに備える請求項1に記載の道案内システム。
  3. 前記情報認識部で経路変更情報が認識された場合に経路変更を行う経路変更部と、
    前記経路変更部で変更された経路上の案内ポイントを設定する第2案内ポイント設定部と
    をさらに備える請求項1又は請求項2に記載の道案内システム。
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