JP2013145106A - 熱間等静圧圧縮成形具および熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法 - Google Patents

熱間等静圧圧縮成形具および熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱間等静圧圧縮成形具および熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法を提供すること。
【解決手段】熱間等静圧圧縮成形具は、複数のキャニスタ部材を備え、この熱間等静圧圧縮成形具は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組を備える。これらの複数のキャニスタ部材は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成する。隣接し合うキャニスタ部材の前記少なくとも1つの組は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。隣接し合うキャニスタ部材同士が共に溶接されて、接合部およびU字型またはZ字型の漏れ流路を形成することにより、熱間等静圧圧縮成形の際に溶接接合部が破損する可能性が低下する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱間等静圧圧縮成形具および例えばHIPなどの熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法に関する。
熱間等静圧圧縮成形は、高い等静圧圧力が、封止され排気されたキャニスタ内に収容された粉末材料に対して高温で印加されることにより実質的に100%密度の製品を作製する処理技術である。業界基準では、熱間等静圧圧縮成形プロセスにおいて使用されるキャニスタは、約3mm厚の軟鋼板から製造される。従来的に使用されるキャニスタは、複数の個別の部分を備え、これらが溶接接合により共に接合されることによって完全なキャニスタが形成される。熱間等静圧圧縮成形サイクルの際に、キャニスタは、印加される高いガス圧および高温により潰縮し、粉末材料の圧縮および圧密をもたらす。キャニスタの圧壊は、場合によっては不均一なものとなり、これが、キャニスタの歪みおよび粉末材料の不均一な圧縮および圧密をもたらす場合があり、最終的には熱間等静圧圧縮成形サイクルの終了時に歪んだ製品がもたらされる場合がある。
熱間等静圧圧縮成形サイクルの際に、キャニスタの部分同士の間における溶接接合部の1つまたは複数が破損する場合があるという問題がある。溶接接合部の破損は、溶接不良、または溶接接合部の張力の上昇を誘発させ溶接接合部を破損に至らしめるキャニスタ内の粉末の低い充填密度に起因する場合がある。溶接接合部の破損は、熱間等静圧圧縮成形サイクルの直後に評価することが困難である。なぜならば、溶接接合部が、熱間等静圧圧縮成形サイクルの初期において破損した場合には、生成されたクラックは、拡散接合プロセスにより再封止されるため、熱間等静圧圧縮成形サイクルの継続につれて後に再封止されるからである。溶接接合部が破損することにより、結果的に得られる製品は100%密度のものではなくなる。これは、例えば充填チューブ内のアルゴン含有量を分析することなどによって、キャニスタを充填するために使用されるチューブの中の1つの非破壊試験NDEにより立証される。なぜならば、溶接接合部が熱間等静圧圧縮成形サイクルの際に破損した場合には、使用されるアルゴンまたは他の不活性ガスが、キャニスタ内に進入し得るからである。
したがって、本発明は、上述の問題を軽減、好ましくは解消する、熱間等静圧圧縮成形具および熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法を提供することを目的とする。
したがって、本発明は、複数のキャニスタ部材を備える熱間等静圧圧縮成形具であって、熱間等静圧圧縮成形具が、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組を備え、複数のキャニスタ部材が、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組が、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する、熱間等静圧圧縮成形具を提供する。
隣接し合うキャニスタ部材の各組は、隣接し合うキャニスタ部材の各組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有してもよい。
隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組間に一連のZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有してもよい。
熱間等静圧圧縮成形具は、内方円筒状キャニスタ部材、外方円筒状キャニスタ部材、第1の端部リング、および第2の端部リングを備えてもよく、外方円筒状キャニスタ部材は、内方円筒状キャニスタ部材から半径方向外方に離間されて、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、第1の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、第2の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、第1の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、第2の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。
第1の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部のインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材に環状軸方向延在突出部を、および第1の端部リングに環状溝を備えてもよい。
これらのインターロック要素は、第1の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間に一連のZ字型の漏れ流路を形成してもよい。
第2の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部のインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材に環状軸方向延在突出部を、および第2の端部リングに環状溝を備えてもよい。
これらのインターロック要素は、第2の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間に一連のZ字型の漏れ流路を形成してもよい。
第1の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部のインターロック要素は、第1の端部リングに環状軸方向延在突出部を、および外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に環状溝を備えてもよい。
これらのインターロック要素は、第1の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型の漏れ流路を形成してもよい。
第2の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部のインターロック要素は、第2の端部リングに環状軸方向延在突出部を、および外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に環状溝を備えてもよい。
これらのインターロック要素は、第2の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型の漏れ流路を形成してもよい。
内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部リングに当接する半径方向内方延在膜を有してもよい。
内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部リングに当接する半径方向内方延在膜を有してもよい。
外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部リングの環状突出部に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜を有してもよい。
外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部リングの環状突出部に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜を有してもよい。
第1の端部リングは、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバと相互連結されたサブチャンバを画成してもよい。
第2の端部リングは、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバと相互連結されたサブチャンバを画成してもよい。
第1の端部リングは、半径方向内方に延在する環状部分を有してもよく、環状部分の半径方向内径は、内方円筒状キャニスタ部材の半径方向内径よりも小さい。
第2の端部リングは、半径方向内方に延在する環状部分を有してもよく、環状部分の半径方向内径は、内方円筒状キャニスタ部材の半径方向内径よりも小さい。
熱間等静圧圧縮成形具は、円筒状キャニスタ部材、第1の端部部材、および第2の端部部材を備えてもよく、円筒状キャニスタ部材は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、第1の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、第2の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。
また、本発明は、熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法であって、複数のキャニスタ部材を形成するステップa)と、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組の上にインターロック要素を設けるステップであって、インターロック要素が、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成する、ステップb)と、キャニスタ部材を共に封止することにより熱間等静圧圧縮成形具を形成するステップc)と、熱間等静圧圧縮成形具の複数のキャニスタ部材間に画成されたチャンバ内に粉末材料を供給するステップd)と、チャンバからガスを排気し、次いでチャンバを封止するステップe)と、熱および圧力を印加して熱間等静圧圧縮成形具のチャンバ内の粉末材料を圧密することにより圧密粉末材料製品を形成するステップf)と、圧密粉末材料製品から熱間等静圧圧縮成形具を取り外すステップg)とを含む、方法を提供する。
ステップa)は、内方円筒状キャニスタ部材を形成し、外方円筒状キャニスタ部材を形成し、第1の端部リングを形成し、第2の端部リングを形成し、内方円筒状キャニスタ部材から半径方向外方に離間されるように外方円筒状キャニスタ部材を配置してチャンバを形成することを含んでもよく、ステップb)は、第1の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、第1の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、第2の端部リングおよび内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、第2の端部リングと内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、第1の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、第1の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、第2の端部リングおよび外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、第2の端部リングと外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設けることを含み、ステップc)は、内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に対して第1の端部リングを封止し、内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に対して第2の端部リングを封止し、外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に対して第1の端部リングを封止し、外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に対して第2の端部リングを封止して、熱間等静圧圧縮成形具を形成することを含み、ステップd)は、熱間等静圧圧縮成形具の内方円筒状キャニスタ部材と外方円筒状キャニスタ部材との間のチャンバ内に粉末材料を供給することを含む。
圧密粉末材料製品は、ケーシングであってもよい。
ケーシングは、ガスタービンエンジンケーシングであってもよい。
ケーシングは、タービンケーシング、圧縮機ケーシング、ファンケーシング、または燃焼ケーシングであってもよい。
ステップa)は、円筒状キャニスタ部材を形成し、第1の端部部材を形成し、第2の端部部材を形成することを含んでもよく、ステップb)は、第1の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、第1の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、第2の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、第2の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設けることを含み、ステップc)は、円筒状キャニスタ部材の第1の端部に対して第1の端部部材を封止し、円筒状キャニスタ部材の第2の端部に対して第2の端部部材を封止して、熱間等静圧圧縮成形具を形成することを含み、ステップd)は、熱間等静圧圧縮成形具の円筒状キャニスタ部材と第1の端部部材と第2の端部部材との間に画成されたチャンバ内に粉末材料を供給することを含む。
粉末材料は、粉末金属または粉末合金を含んでもよい。
粉末合金は、ニッケルベース超合金、チタン合金、または合金鋼を含んでもよい。
本方法は、チャンバの異なる領域に異なる粉末金属または異なる粉末合金を供給することを含んでもよい。
添付の図面を参照として、例として本発明をより十分に説明する。
本発明による熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による他の熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による別の熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による代替的な熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明によるさらなる熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による他の熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製造されたケーシングを有するターボファンガスタービンエンジンである。 図7に示すケーシングの拡大斜視図である。 本発明による他の熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。 本発明による他の熱間等静圧圧縮成形具の中間を通る長手方向断面図である。
図7に示すように、ターボファンガスタービンエンジン10は、流れ系列において、吸気口11、ファン12、中間圧圧縮機13、高圧圧縮機14、燃焼器15、高圧タービン16、中間圧タービン17、低圧タービン18、および排気口19を備える。高圧タービン16は、第1のシャフト26を介して高圧圧縮機14を駆動するように配置される。中間圧タービン17は、第2のシャフト28を介して中間圧圧縮機13を駆動するように配置され、低圧タービン18は、第3のシャフト30を介してファン12を駆動するように配置される。作動時には、空気が、吸気口11内に流入し、ファン12により圧縮される。空気の第1の部分は、中間圧圧縮機13および高圧圧縮機14を通り流れ、中間圧圧縮機13および高圧圧縮機14により圧縮され、燃焼器15へと供給される。燃料が、燃焼器15内に注入され、空気中で燃焼されて、高温の排気ガスを生成し、この排気ガスは、高圧タービン16、中間圧タービン17、および低圧タービン18を通り流れ、高圧タービン16、中間圧タービン17、および低圧タービン18を駆動させる。高温の排気ガスは、低圧タービン18を過ぎると、排気口19を通り流れて、推進力を生じさせる。空気の第2の部分は、主要エンジンを迂回して、推進力を生じさせる。
ファン12、中間圧圧縮機13、高圧圧縮機14、燃焼器15、高圧タービン16、中間圧タービン17、および低圧タービン18は、それぞれが各ケーシングにより密封される。
燃焼器ケーシング32は、図8においてより明瞭に図示されており、この燃焼器ケーシング32は、燃焼器ケーシング32の上流端部34に環状半径方向外方延在フランジ38を、および燃焼器ケーシング32の下流端部36に環状半径方向外方延在フランジ40を備える。フランジ38および40により、燃焼器ケーシング32は、隣接する高圧圧縮機14のケーシングおよび高圧タービン16のケーシングに固定することが可能となる。また、燃焼器ケーシング32は、複数の円周方向離間孔42を有し、これらの孔42は、関連付けられたボスおよびねじ山付き止まり穴(blind holes)を有することにより、燃料インジェクタ44を燃焼チャンバ15内に挿入するのを可能にする。
燃焼器ケーシング32は、例えば粉末金属または粉末合金などの粉末材料を熱間等静圧圧縮成形することにより製造される。粉末合金は、ニッケルベース超合金であってもよい。
燃焼器ケーシング32は、図1に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール(換言すれば、熱間等静圧圧縮成形具)50を使用して製造される。熱間等静圧圧縮成形ツール50は、複数のキャニスタ(換言すれば、容器)部材52、54、56、および58を備え、熱間等静圧圧縮成形ツール50は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つのセット(換言すれば、組)を備える。この例においては、キャニスタ部材52の第1の端部52Aが、キャニスタ部材56に隣接し、キャニスタ部材52の第2の端部52Bが、キャニスタ部材58に隣接する。同様に、キャニスタ部材54の第1の端部54Aが、キャニスタ部材56に隣接し、キャニスタ部材54の第2の端部54Bが、キャニスタ部材58に隣接する。複数のキャニスタ部材52、54、56、および58は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59を形成または画成する。隣接し合うキャニスタ部材52、54、56、および58の少なくとも1つのセットが、隣接し合う第2のキャニスタ部材の少なくとも1つのセット間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。この例においては、隣接し合うキャニスタ部材の各セットが、隣接し合うキャニスタ部材の各セット間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。この例においては、キャニスタ部材52の第1の端部52Aおよび隣接するキャニスタ部材56が、インターロック要素60および62をそれぞれ有し、キャニスタ部材52の第2の端部52Bおよび隣接するキャニスタ部材58が、インターロック要素64および66をそれぞれ有する。キャニスタ部材54の第1の端部54Aおよび隣接するキャニスタ部材56が、インターロック要素68および70をそれぞれ有し、キャニスタ部材54の第2の端部54Bおよび隣接するキャニスタ部材58が、インターロック要素72および74をそれぞれ有する。
実際には、熱間等静圧圧縮成形ツール50は、内方円筒状キャニスタ部材52、外方円筒状キャニスタ部材54、第1の端部リング56、および第2の端部リング58を備える。外方円筒状キャニスタ部材54は、内方円筒状キャニスタ部材52から半径方向外方に離間されて、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59を形成する。第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部52Aは、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素60および62を有する。同様に、第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素64、66を有する。第1の端部リング56および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aは、第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素68および70を有する。同様に、第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bは、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素72および74を有する。
第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状軸方向延在突出部60を、および第1の端部リング56の中に環状溝62を備える。インターロック要素60および62は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間に一連のZ字型漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56に当接する半径方向内方延在膜76を有する。
第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状軸方向延在突出部64を、および第2の端部リング58の中に環状溝66を備える。インターロック要素64および66は、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間に一連のZ字型漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58に当接する半径方向内方延在膜78を有する。
第1の端部リング56および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aのインターロック要素は、第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部70を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aの中に環状溝68を備える。これらのインターロック要素は、第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間にU字型漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aは、第1の端部リング56上の環状突出部70に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜80を有する。膜80は、環状溝68を部分的に画成する。
第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bのインターロック要素は、第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部74を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bの中に環状溝72を備える。インターロック要素は、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間にU字型漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bは、第2の端部リング58上の環状突出部74に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜82を有する。膜82は、環状溝72を部分的に画成する。
第1の端部リング56は、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59と相互連結されたサブチャンバ59Aを画成する。第2の端部リング58は、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59と相互連結されたサブチャンバ59Bを画成する。
燃焼器ケーシング32は、熱間等静圧圧縮成形により粉末合金から製造される。この方法は、複数のキャニスタ部材52、54、56、および58を形成するステップa)と、隣接し合うキャニスタ部材52、54、56、および58の少なくとも1つのセットの上にインターロック要素60、62、64、66、68、70、および72を設けるステップであって、インターロック要素が、隣接し合うキャニスタ部材52、54、56、および58の少なくとも1つのセット間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成する、ステップb)と、キャニスタ部材52、54、56、および58を共に封止して熱間等静圧圧縮成形ツール50を形成するステップc)と、熱間等静圧圧縮成形ツール50の複数のキャニスタ部材52、54、56、および58間に画成されるチャンバ59、59A、および59Bの中に粉末合金61を供給するステップd)と、チャンバ59、59A、および59Bからガスを排気し、次いでチャンバ59、59A、および59Bを封止するステップe)と、熱および圧力を印加して熱間等静圧圧縮成形ツール50のチャンバ59、59A、および59Bの中において粉末合金を圧密する(換言すれば、固める)ことにより圧密粉末合金燃焼器ケーシング32を形成するステップf)と、圧密粉末合金燃焼器ケーシング32から熱間等静圧圧縮成形ツール50を取り外すステップg)とを含む。
ステップa)は、内方円筒状キャニスタ部材52を形成し、外方円筒状キャニスタ部材54を形成し、第1の端部リング56を形成し、第2の端部リング58を形成し、内方円筒状キャニスタ部材52から半径方向外方に離間されるように外方円筒状キャニスタ部材54を配置してチャンバ59を形成することを含む。ステップb)は、第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aに、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素60および62を設け、第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bに、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素64および66を設け、第1の端部リング56および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aに、第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素68および70を設け、第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bに、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素72および74を設けることを含む。ステップc)は、内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aに対して第1の端部リング56を封止すること84、内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bに対して第2の端部リング58を封止すること86、外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aに対して第1の端部リング56を封止すること88、外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bに対して第2の端部リング58を封止すること90により、熱間等静圧圧縮成形ツール50を形成することを含む。ステップd)は、熱間等静圧圧縮成形ツール50の内方円筒状キャニスタ部材52と外方円筒状キャニスタ部材54との間のチャンバ59、59A、および59Bの中に粉末合金61を供給することを含む。
キャニスタ部材52、54、56、および58の封止84、86、88、および90は、例えばTIG溶接または他の適切な溶接技術などの溶接を含む。第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間の封止84は、内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aの半径方向内方延在膜76の半径方向内方端部におけるものである。第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間の封止86は、内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bの半径方向内方延在膜78の半径方向内方端部におけるものである。
第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間の封止88は、外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aの半径方向外方におよび軸方向に延在する膜80の半径方向外方および軸方向上流側の端部におけるものである。第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間の封止90は、外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bの半径方向外方におよび軸方向に延在する膜82の半径方向外方および軸方向下流側の端部におけるものである。封止、すなわち溶接84、86、88、および90はそれぞれ、環状溶接である。
キャニスタ部材52、54、56、および58は、鍛造軟鋼リングを機械加工することにより形成され、次いでこれらのキャニスタ部材52、54、56、および58は、組み立てられることによって熱間等静圧圧縮成形ツール50を形成する。熱間等静圧圧縮成形サイクルの前に、キャニスタ部材52、54、56、および58は、洗浄され、組み立てられ、一体的に溶接されて、気密封止部を形成する。組み立てられたキャニスタ部材52、54、56、および58は、複数のU字型またはZ字型の漏れ流路を形成することにより、ガスが熱間等静圧圧縮成形ツール50内に進入するためのより長くより蛇行した経路を与える。インターロック要素60、62、64、66、68、70、72、および74は、熱間等静圧圧縮成形ツール50のキャニスタ部材52、54、56、および58間に追加の支持をもたらす。さらに、熱間等静圧圧縮成形ツール50の膜76、78、80、および82は、熱間等静圧圧縮成形容器内の高圧が熱間等静圧圧縮成形ツール50の膜76、78、80、および82に対して作用することにより、隣接する第1の端部リング56および隣接する第2のリング54に対してこれらの膜76、78、80、および82が押圧されて、自動封止することが可能となるように配置される。インターロック要素60、62、64、66、68、70、72、および74、ならびに隣接する平坦面は、隅肉溶接84、86、88、および90に対する張力効果を低減させる。隅肉溶接84、86、88、および90は、インターロック要素60、62、64、66、68、70、72、および74の関与および支持により、本発明の構成において使用することが可能である。
ほぞ継手、蟻ほぞ、だぼ、スタッドなどのインターロック要素の代替的な形態を使用することが可能であるが、完全に環状のインターロック要素は、最大の支持およびインターロックを可能にするために、好ましいと考えられる。
熱間等静圧圧縮成形サイクルは、最高で1200℃の温度および150MPaの圧力を利用する。
燃焼器ケーシング32は、図2に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール150を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール150は、図1に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同じであるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール150は、第1の端部リング56および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aのインターロック要素が、第1の端部リング56の中に環状溝170を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aの上に軸方向延在突出部168を備える点において、図1の熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。これらのインターロック要素は、第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aは、第1の端部リング56に当接する半径方向外方延在膜180を有する。第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bのインターロック要素は、第2の端部リング58の中に環状溝174を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bの上に軸方向延在突出部172を備える。これらのインターロック要素は、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bは、第2の端部リング58に当接する半径方向外方延在膜182を有する。
燃焼器ケーシング32は、図3に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール250を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール250は、図1に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同じであるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール250は、第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素が、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状溝260を、および第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部262を備える点において、図1の熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。これらのインターロック要素260および262は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間にU字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56上の環状突出部262に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜276を有する。第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状溝264を、および第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部266を備える。インターロック要素264および266は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間にU字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58上の環状突出部266に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜278を有する。
燃焼器ケーシング32は、図4に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール350を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール350は、図1に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同じであるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール350は、第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内方表面上に環状レッジ(ledge)360を、および第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部362を備える点において、図1の熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。環状軸方向延在突出部362は、環状レッジ360の上に載置される。インターロック要素360および362は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部リング52Aとの間にZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56上の環状突出部72に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜376を有する。第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内方表面の上に環状レッジ364を、および第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部366を備える。環状軸方向延在突出部366は、環状レッジ364の上に載置される。インターロック要素364および366は、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間にZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58上の環状突出部366に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜378を有する。
燃焼器ケーシング32は、図5に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール450を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール450は、図1に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同一であるため、同様の部分は、同様の数字により示される。第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状軸方向延在突出部60を、および第1の端部リング56の中に環状溝62を備える。これらのインターロック要素60および62は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56に当接する半径方向内方延在膜76を有する。第1の端部リング56および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aのインターロック要素は、第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部70を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aの中に環状溝68を備える。インターロック要素は、第1の端部リング56と外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aとの間にU字型の漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第1の端部54Aは、第1の端部リング56上の環状突出部70に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜80を有する。膜80は、環状溝68を部分的に画成する。第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の上に環状軸方向延在突出部64を、および第2の端部リング58の中に環状溝66を備える。これらのインターロック要素64および66は、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58に当接する半径方向内方延在膜78を有する。第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bのインターロック要素は、第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部74を、および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bの中に環状溝72を備える。これらのインターロック要素は、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間にU字型の漏れ流路を形成する。外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bは、第2の端部リング58上の環状突出部72に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜82を有する。熱間等静圧圧縮成形ツール450は、第1の端部リング56が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分56Aを有し、第2の端部リング58が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分58Aを有する点において、図1の熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。第1の端部リング56の環状部分56Aおよび第2のリング58の環状部分58Aは、端部リング56および58に大質量を与えることにより、チャンバ59Aおよび59B内の粉末金属61が圧縮される際に端部リング56および58の半径方向外方移動および半径方向内方移動に抵抗し、したがって熱間等静圧圧縮成形ツール450の半径方向内径を制御する。
燃焼器ケーシング32は、図6に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール550を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール550は、図5に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同一であるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール550は、第1の端部リング56が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分56Aを有し、第2の端部リング58が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分58Aを有する点において、図5の熱間等静圧圧縮成形ツールと同様である。第1の端部リング56の環状部分56Aおよび第2のリング58の環状部分58Aは、端部リング56および58に大質量を与えることにより、チャンバ59Aおよび59B内の粉末金属61が圧縮される際に端部リング56および58の半径方向外方移動または半径方向内方移動に抵抗し、したがって熱間等静圧圧縮成形ツール550の半径方向内径を制御する。熱間等静圧圧縮成形ツール550は、第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内方表面の上に環状レッジ560をおよび第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部562を備える点において、図5の熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。環状軸方向延在突出部562は、環状レッジ560の上に載置される。インターロック要素560および562は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間にZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56上の環状突出部562に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜576を有する。第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内方表面の上に環状レッジ564を、および第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部566を備える。環状軸方向延在突出部566は、環状レッジ564の上に載置される。インターロック要素564および566は、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間にZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部リング52Bは、第2の端部リング58上の環状突出部566に当接する半径方向内方におよび軸方向に延在する膜578を有する。
燃焼器ケーシング32は、図9に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール650を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール650は、図5に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同一であるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール650は、第1の端部リング56が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分56Aを有し、第2の端部リング58が、内方円筒状キャニスタ部材52の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する環状部分58Aを有する点において、図5における熱間等静圧圧縮成形ツールと同様である。第1の端部リング56の環状部分56Aおよび第2のリング58の環状部分58Aは、端部リング56および58に大質量を与えることにより、チャンバ59Aおよび59B内の粉末金属61が圧縮される際に端部リング56および58の半径方向外方移動または半径方向内方移動に抵抗し、したがって熱間等静圧圧縮成形ツール650の半径方向内径を制御する。熱間等静圧圧縮成形ツール650は、第1の端部リング56および内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aのインターロック要素が、第1の端部リング56の上に環状軸方向延在突出部662を、および内方円筒状キャニスタ部材52の中に環状溝660を備える点において、図5における熱間等静圧圧縮成形ツールとは異なる。インターロック要素660および662は、第1の端部リング56と内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第1の端部52Aは、第1の端部リング56に当接する半径方向内方延在膜76を有する。第2の端部リング58および内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bのインターロック要素は、第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部666を、および内方円筒状キャニスタ部材52の中に環状溝664を備える。インターロック要素664および666は、第2の端部リング58と内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材52の第2の端部52Bは、第2の端部リング58に当接する半径方向内方延在膜78を有する。第2の端部リング58および外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bのインターロック要素は、第2の端部リング58の上に環状軸方向延在突出部674を、および外方円筒状キャニスタ部材54の中に環状溝672を備える。膜82の端部は、第2の端部リング58に当接する。インターロック要素672および674は、第2の端部リング58と外方円筒状キャニスタ部材54の第2の端部54Bとの間にZ字型の漏れ流路を形成する。
燃焼器ケーシング32は、図10に示すような熱間等静圧圧縮成形ツール750を使用して製造され得る。熱間等静圧圧縮成形ツール750は、図5に示す熱間等静圧圧縮成形ツールと実質的に同一であるため、同様の部分は、同様の数字により示される。熱間等静圧圧縮成形ツール750は、複数のキャニスタ部材752および754を備え、熱間等静圧圧縮成形ツール750は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つのセットを備える。この例においては、キャニスタ部材752の第1の端部752Aが、キャニスタ部材754の第1の端部754Aに隣接し、キャニスタ部材752の第2の端部752Bが、キャニスタ部材754の第2の端部754Bに隣接する。複数のキャニスタ部材752および754は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59を形成または画成する。隣接し合うキャニスタ部材752および754の少なくとも1つのセットが、隣接し合う第2のキャニスタ部材の少なくとも1つのセット間にU字型の漏れ流路またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。この例においては、キャニスタ部材752の第1の端部752Aおよび隣接し合うキャニスタ部材754の第1の端部754Aは、インターロック要素760および762をそれぞれ有し、キャニスタ部材752の第2の端部752Bおよび隣接するキャニスタ部材754の第2の端部754Bは、インターロック要素764および766をそれぞれ有する。実際には、熱間等静圧圧縮成形ツール750は、内方円筒状キャニスタ部材752および外方円筒状キャニスタ部材754を備え、外方円筒状キャニスタ部材754は、内方円筒状キャニスタ部材752から半径方向外方に離間されて、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料61を受けるためのチャンバ59を形成する。内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aおよび外方円筒状キャニスタ部材754の第1の端部754Aのインターロック要素760および762は、内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aの上に環状軸方向延在突出部760を、および外方円筒状キャニスタ部材754の第1の端部754Aの中に環状溝762を備える。インターロック要素760および762は、内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aと外方円筒状キャニスタ部材754の第1の端部754Aとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。内方円筒状キャニスタ部材752の第2の端部752Bおよび外方円筒状キャニスタ部材754の第2の端部754Bのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材752の第2の端部752Bの中に環状溝764を、および外方円筒状キャニスタ部材754の第2の端部754Bの上に環状軸方向延在突出部766を備える。インターロック要素764および766は、内方円筒状キャニスタ部材752の第2の端部752Bと外方円筒状キャニスタ部材754の第2の端部754Bとの間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する。これらのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材752および外方円筒所キャニスタ部材754のそれぞれの第1の端部752Aおよび754Aにおいて、単純なZ字型の漏れ流路またはU字型の漏れ流路を同様に良好に形成してもよく、これらのインターロック要素は、内方円筒状キャニスタ部材752および外方円筒状キャニスタ部材754のそれぞれの第2の端部752Bおよび754Bにおいて、単純なZ字型の漏れ流路またはU字型の漏れ流路を同様に良好に形成してもよい。
また、熱間等静圧圧縮成形ツール750は、支持構造体92を備える。支持構造体92は、第1の環状支持部材94、第2の環状支持部材96、および軸方向延在支持部材98または複数の軸方向延在支持部材98を備える。第1の環状支持部材94は、半径方向において環状チャンバ59の第1の環状サブ部分59A内に位置することにより、内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aを支持する。第1の環状支持部材94の半径方向外方表面は、半径方向において内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aの半径方向内方表面内に位置する。第2の環状支持部材96は、半径方向において環状チャンバ59の第2の環状サブ部分59B内に位置することにより、内方円筒状キャニスタ部材752の第2の端部752Bを支持する。第2の環状支持部材96の半径方向外方表面は、半径方向において内方円筒状キャニスタ部材752の第2の端部752Bの半径方向内方表面内に位置する。第1の環状支持部材94および第2の環状支持部材96と内方円筒状キャニスタ部材752の対応する第1の端部752Aおよび第2の端部752Bとの間の取付け(換言すれば、嵌合)部は、室温においては、支持構造体92が、内方円筒状キャニスタ部材752の第1の端部752Aおよび第2の端部752B内に同軸方向に容易に配置されるが、熱間等静圧圧縮成形温度においては、第1の環状支持部材94と第1の端部752Aとの相対熱膨張および第2の環状支持部材96と第2の端部752Bとの相対膨張により、第1の環状支持部材94の半径方向外方表面が第1の端部752Aの半径方向内方表面に当接し、第2の環状支持部材96の半径方向外方表面が第2の端部752Bの半径方向内方表面に当接して、第1の端部752Aおよび第2の端部752Bの半径方向位置を制御し、したがって完成した燃焼器ケーシング32内におけるフランジ38および40の最終位置および最終形状を制御するような、取付け部となる。第1の環状支持部材94および第2の環状支持部材96は、内方円筒状キャニスタ部材752の半径方向内径よりもはるかに小さな半径方向内径まで半径方向内方に延在する。
また、本発明は、円筒状キャニスタ部材を形成し、第1の端部部材を形成し、第2の端部部材を形成することを含んでもよく、ステップb)は、第1の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、第1の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型漏れ流路またはZ字型漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、第2の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、第2の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型の漏れ流路またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設けることを含み、ステップc)は、円筒状キャニスタ部材の第1の端部に対して第1の端部部材を封止し、円筒状キャニスタ部材の第2の端部に対して第2の端部部材を封止して、熱間等静圧圧縮成形ツールを形成すことを含み、ステップd)は、熱間等静圧圧縮成形ツールの円筒状キャニスタ部材と、第1の端部部材と、第2の端部部材との間に画成されるチャンバ内に粉末材料を供給することを含む。
粉末材料は、粉末金属または粉末合金を含んでもよい。粉末合金は、ニッケルベース超合金、チタン合金、合金鋼を含んでもよい。この方法は、チャンバの異なる領域に異なる粉末合金、または異なる粉末金属を供給することを含んでもよい。
圧密粉末材料製品は、ケーシングであってもよい。ケーシングは、ガスタービンエンジンケーシングであってもよい。ケーシングは、タービンケーシング、圧縮機ケーシング、ファンケーシング、または燃焼ケーシングであってもよい。
代替的には、熱間等静圧圧縮成形ツールは、円筒状キャニスタ部材、第1の端部部材、および第2の端部部材を備えてもよく、円筒状キャニスタ部材は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、第1の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、第1の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第1の端部との間にU字型の漏れ流路またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、第2の端部部材および円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、第2の端部部材と円筒状キャニスタ部材の第2の端部との間にU字型の漏れ流路またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する。
本発明の熱間等静圧圧縮成形ツールのキャニスタ部材は、鍛造軟鋼リングを機械加工することにより形成されてもよく、次いでそれらのキャニスタ部材は、組み立てられることにより熱間等静圧圧縮成形ツールを形成する。代替的には、本発明の熱間等静圧圧縮成形ツールのキャニスタ部材は、注型により形成されてもよく、または粉末金属の熱間等静圧圧縮成形により製造されてもよい。キャニスタ部材は、軟鋼、好ましくは2重量%の炭素を含む軟鋼を含んでもよい。粉末材料、金属、または合金に接触するキャニスタ部材の内側表面は全て、正確な正味形状(nett shape)製品の製造を可能にするように正確に機械加工され、U字型の漏れ流路またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素は、熱間等静圧圧縮成形プロセスの際に完全性を確保するために正確に機械加工される。粉末材料、金属、または合金に接触するキャニスタ部材の内側表面は、熱間等静圧圧縮成形処理の際に軟鋼キャニスタ部材から粉末材料、金属、または例えばニッケルベース超合金などの合金内に炭化物またはフェライトが拡散するのを阻止するために、バリア層を備えてもよい。このバリア層は、ニッケル合金、窒化ホウ素、またはイットリアを含んでもよい。
本発明の全ての実施形態において、隣接し合うキャニスタ部材のインターロック要素は、U字型、Z字型、または一連のZ字型の漏れ流路を形成する。図1および図5の例においては、2つのU字型漏れ流路と、一連のZ字型の漏れ流路を備える2つの漏れ流路とが存在する。図2の例においては、一連のZ字型の漏れ流路を備える4つの漏れ流路が存在する。図3の例においては、3つのU字型漏れ流路と、U字型の漏れ流路および追加の垂直部分を備える1つの漏れ流路とが存在する。図4および図6の例においては、2つのU字型の漏れ流路と、2つのZ字型漏れ流路とが存在する。図9の例においては、1つのU字型の漏れ流路と、一連のZ字型の漏れ流路を備える2つの漏れ流路と、U字型の漏れ流路および追加の垂直部分を備える1つの漏れ流路とが存在する。図10の例においては、一連のZ字型の漏れ流路を備える2つの漏れ流路が存在する。隣接し合うキャニスタ部材のインターロック要素は、U字型の漏れ流路およびZ字型の漏れ流路の例においては、2つの直角屈曲部で相互連結される3つの直線部を備える漏れ流路を形成するものと見なすことが可能である。隣接し合うキャニスタ部材のインターロック要素は、一連のZ字型の漏れ流路を備える漏れ流路の例においては、4つの直角屈曲部で相互連結される5つの直線部を備える漏れ流路を形成するものと見なすことが可能である。隣接し合うキャニスタ部材のインターロック要素は、U字型の漏れ流路および追加の垂直部分を備える漏れ流路の例においては、4つの直線部および3つの直角屈曲部を備える漏れ流路を形成するものと見なすことが可能である。
2つ、3つ、または4つのキャニスタ部材を備えるキャニスタに関連して本発明を具体的に説明したが、本発明は、2つ以上のキャニスタ部材を備えるキャニスタに対して一様に適用可能である。
例えば断面が円形であるなど、円筒状、円錐状、または裁頭円錐状の内方表面および外方表面を有する環状チャンバに関連して本発明を説明したが、本発明は、例えば正方形、五角形、六角形、八角形、等々の断面など、多角形の内方表面および外方表面を有する他の環状チャンバに対しても適用可能であり得る。
ガスタービンエンジンケーシングを製造するための熱間等静圧圧縮成形ツールに関連して本発明を説明したが、本発明は、他のエンジン用のケーシングを製造するための、または他の製品もしくは装置を製造するための、熱間等静圧圧縮成形ツールにも適したものとなり得る。
50 熱間等静圧圧縮成形ツール
52 内方円筒状キャニスタ部材
52A 第1の端部
52B 第2の端部
54 外方円筒状キャニスタ部材
54A 第1の端部
54B 第2の端部
56 第1の端部リング
58 第2の端部リング
59 チャンバ
59A サブチャンバ
59B サブチャンバ
60 環状軸方向延在突出部
61 粉末材料
62 環状溝
64 環状軸方向延在突出部
66 環状溝
68 環状溝
70 環状軸方向延在突出部
72 環状溝
74 環状突出部
76 半径方向内方延在膜
78 半径方向内方延在膜
80 半径方向外方におよび軸方向に延在する膜
82 半径方向外方におよび軸方向に延在する膜
84 封止、隅肉溶接
86 封止、隅肉溶接
88 封止、隅肉溶接
90 封止、隅肉溶接
150 熱間等静圧圧縮成形ツール
168 軸方向延在突出部
170 環状溝
172 軸方向延在突出部
174 環状溝
180 半径方向外方延在膜
182 半径方向外方延在膜
250 熱間等静圧圧縮成形ツール
260 環状溝
262 環状溝
264 環状溝
266 環状軸方向延在突出部
276 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
278 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
350 熱間等静圧圧縮成形ツール
360 環状レッジ
362 環状軸方向延在突出部
364 環状レッジ
366 環状軸方向延在突出部
376 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
378 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
450 熱間等静圧圧縮成形ツール
550 熱間等静圧圧縮成形ツール
560 環状レッジ
562 環状軸方向延在突出部
564 環状レッジ
566 環状軸方向延在突出部
576 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
578 半径方向内方におよび軸方向に延在する膜
10 ターボファンガスタービンエンジン
11 吸気口
12 ファン
13 中間圧圧縮機
14 高圧圧縮機
15 燃焼器
16 高圧タービン
17 中間圧タービン
18 低圧タービン
19 排気口
26 第1のシャフト
28 第2のシャフト
30 第3のシャフト
32 燃焼器ケーシング
34 上流端部
36 下流端部
38 環状半径方向外方延在
40 環状半径方向外方延在フランジ
42 円周方向離間孔
44 インジェクタ
650 熱間等静圧圧縮成形ツール
660 環状溝
662 環状軸方向延在突出部
664 環状溝
666 環状軸方向延在突出部
672 環状溝
674 環状軸方向延在突出部
750 熱間等静圧圧縮成形ツール
752 内方円筒状キャニスタ部材
752A 第1の端部
752B 第2の端部
754 外方円筒状キャニスタ部材
754A 第1の端部
754B 第2の端部
760 環状軸方向延在突出部
762 環状溝
764 環状溝
766 環状軸方向延在突出部

Claims (20)

  1. 複数のキャニスタ部材を備える熱間等静圧圧縮成形具であって、前記熱間等静圧圧縮成形具は、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組を備え、前記複数のキャニスタ部材は、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、隣接し合うキャニスタ部材の前記少なくとも1つの組は、隣接し合うキャニスタ部材の前記少なくとも1つの組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する、熱間等静圧圧縮成形具。
  2. 内方円筒状キャニスタ部材、外方円筒状キャニスタ部材、第1の端部リング、および第2の端部リングを備え、前記外方円筒状キャニスタ部材は、前記内方円筒状キャニスタ部材から半径方向外方に離間されて、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバを形成し、前記第1の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、前記第1の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、前記第2の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、前記第2の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、前記第1の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部は、前記第1の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有し、前記第2の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部は、前記第2の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を有する、請求項1に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  3. 前記第1の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部の前記インターロック要素は、前記内方円筒状キャニスタ部材に環状軸方向延在突出部を、および前記第1の端部リングに環状溝を備え、前記インターロック要素は、前記第1の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する、請求項2に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  4. 前記第2の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部の前記インターロック要素は、前記内方円筒状キャニスタ部材に環状軸方向延在突出部を、および前記第2の端部リングに環状溝を備え、前記インターロック要素は、前記第2の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間に一連のZ字型の漏れ流路を形成する、請求項2または3に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  5. 前記第1の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部の前記インターロック要素は、前記第1の端部リングに環状軸方向延在突出部を、および前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部に環状溝を備え、前記インターロック要素は、前記第1の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間にU字型の漏れ流路を形成する、請求項2、3、または4に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  6. 前記第2の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部の前記インターロック要素は、前記第2の端部リングに環状軸方向延在突出部を、および前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部に環状溝を備え、前記インターロック要素は、前記第2の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間にU字型の漏れ流路を形成する、請求項2から5のいずれかに記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  7. 前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部は、前記第1の端部リングに当接する半径方向内方延在膜を有する、請求項3に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  8. 前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部は、前記第2の端部リングに当接する半径方向内方延在膜を有する、請求項4に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  9. 前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部は、前記第1の端部リングの前記環状突出部に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜を有する、請求項5に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  10. 前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部は、前記第2の端部リングの前記環状突出部に当接する半径方向外方におよび軸方向に延在する膜を有する、請求項6に記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  11. 前記第1の端部リングは、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバと相互連結されたサブチャンバを画成する、請求項2から10のいずれかに記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  12. 前記第2の端部リングは、中空であり、熱間等静圧圧縮成形すべき粉末材料を受けるためのチャンバと相互連結されたサブチャンバを画成する、請求項2から11のいずれかに記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  13. 前記第1の端部リングは、半径方向内方に延在する環状部分を有し、前記環状部分の半径方向内径は、前記内方円筒状キャニスタ部材の半径方向内径よりも小さい、請求項2から12のいずれかに記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  14. 前記第2の端部リングは、半径方向内方に延在する環状部分を有し、前記環状部分の半径方向内径は、前記内方円筒状キャニスタ部材の半径方向内径よりも小さい、請求項2から13のいずれかに記載の熱間等静圧圧縮成形具。
  15. 熱間等静圧圧縮成形により粉末材料から製品を製造する方法であって、複数のキャニスタ部材を形成するステップa)と、隣接し合うキャニスタ部材の少なくとも1つの組にインターロック要素を設けるステップであって、前記インターロック要素は、隣接し合うキャニスタ部材の前記少なくとも1つの組間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成する、ステップb)と、前記キャニスタ部材を共に封止することにより熱間等静圧圧縮成形具を形成するステップc)と、前記熱間等静圧圧縮成形具の前記複数のキャニスタ部材間に画成されたチャンバ内に粉末材料を供給するステップd)と、前記チャンバからガスを排気し、次いで前記チャンバを封止するステップe)と、熱および圧力を印加して前記熱間等静圧圧縮成形具の前記チャンバ内の前記粉末材料を圧密することにより圧密粉末材料製品を形成するステップf)と、前記圧密粉末材料製品から前記熱間等静圧圧縮成形具を取り外すステップg)とを含む、方法。
  16. 前記ステップa)は、内方円筒状キャニスタ部材を形成し、外方円筒状キャニスタ部材を形成し、第1の端部リングを形成し、第2の端部リングを形成し、前記内方円筒状キャニスタ部材から半径方向外方に離間されるように前記外方円筒状キャニスタ部材を配置して前記チャンバを形成することを含み、前記ステップb)は、前記第1の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、前記第1の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、前記第2の端部リングおよび前記内方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、前記第2の端部リングと前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、前記第1の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の第1の端部に、前記第1の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設け、前記第2の端部リングおよび前記外方円筒状キャニスタ部材の第2の端部に、前記第2の端部リングと前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部との間にU字型またはZ字型の漏れ流路を形成するインターロック要素を設けることを含み、前記ステップc)は、前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部に対して前記第1の端部リングを封止し、前記内方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部に対して前記第2の端部リングを封止し、前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第1の端部に対して前記第1の端部リングを封止し、前記外方円筒状キャニスタ部材の前記第2の端部に対して前記第2の端部リングを封止して、熱間等静圧圧縮成形具を形成することを含み、前記ステップd)は、前記熱間等静圧圧縮成形具の前記内方円筒状キャニスタ部材と前記外方円筒状キャニスタ部材との間の前記チャンバ内に粉末材料を供給することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記圧密粉末材料製品は、ケーシングであり、前記ケーシングは、ガスタービンエンジンケーシング、タービンケーシング、圧縮機ケーシング、ファンケーシング、または燃焼ケーシングである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記粉末材料は、粉末金属または粉末合金を含む、請求項15から17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記粉末合金は、ニッケルベース超合金、チタン合金、または合金鋼を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記チャンバの異なる領域に異なる粉末金属または異なる粉末合金を供給することを含む請求項18または19に記載の方法。
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