JP2013144582A - コンベア設備 - Google Patents

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【課題】複数のコンベアから構成されるコンベア設備において鋼片屑を搬送する際に、コンベア間における鋼片屑の落下や引っ掛かりを防止し、設備の破損が生じないように円滑に鋼片屑を搬送することが可能なコンベア設備を提供する。
【解決手段】熱間圧延鋼板をせん断する際に発生する鋼片屑を搬送する複数のコンベアを備えたコンベア設備であって、前記複数のコンベアの内、隣接する任意の2つのコンベアである上流側コンベアと下流側コンベアとの間には、前記上流側コンベアから前記下流側コンベアへ鋼片屑の搬送を行う揺動エプロンが設けられ、前記揺動エプロンは、鋼片屑を搬送時に支持する天板と、前記天板を支持するブラケットと、前記ブラケットを鋼片屑の搬送方向に対して垂直方向に揺動自在に支持する回転軸部材から構成される、コンベア設備が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば熱間圧延鋼板をせん断した際に発生する鋼片屑を搬送するための搬送用コンベア設備に関する。
例えば圧延ライン上の熱間圧延鋼板を製品としてせん断する場合に、せん断後の切り屑である例えば先端部、後端部及び左右端部等は、次のせん断作業の邪魔となったり、ラインでの噛み込み等のトラブルの要因となるため、これら不要部はせん断後に切り屑(所謂鋼片屑、スクラップとも呼ばれる)としてライン上から取り除き、廃棄場に搬送される。そして、この切り屑を廃棄場へ搬送する際には、一般的にコンベア設備が用いられる。
例えば特許文献1には、鋼板処理ラインからスクラップをライン外へ移動させ、所定の場所に集積させるためのスクラップコンベア設備が開示されている。このスクラップコンベア設備は鋼板処理ラインからスクラップをライン外へ移動させる第1のベルトコンベアと、該スクラップを90°ターンさせるカーブベルトコンベアと、このカーブベルトコンベアから受け取ったスクラップを移動させる第2のベルトコンベアから構成されている。
また、例えば特許文献2には、被搬送物を搬送する際のカーブ経路において、ローラ等の回転体に駆動装置を設ける必要のないベルトコンベアが開示されている。この特許文献2に開示されているベルトコンベアも、上記特許文献1と同様に搬入側コンベア、カーブコンベア及び搬出側コンベアから構成されている。
即ち、例えば上記特許文献1、2等に開示されているような鋼片屑等の被搬送物を搬送するために用いられる従来のコンベア設備は、複数のコンベアを連結させて構成されることが一般的であった。
特開平7−267315号公報 特開平3−264415号公報
しかしながら、特に100kg以上の大重量の鋼片屑を搬送する場合に、上記特許文献1、2に記載されているような複数のコンベアが連結された構成であるコンベア設備では、各コンベア同士の間において鋼片屑等の被搬送物が設備外に落下したり、被搬送物がコンベア間に引っ掛かり詰まりを起こしてしまうといった問題があった。また、複数のコンベア間に高さの差異がある場合、搬送上流側のコンベアから下流側のコンベアに被搬送物が乗り移る際の被搬送物の落下によって、下流側のコンベアが破損してしまい、設備効率が良くないといった問題もあった。
そこで、上記事情に鑑み本発明の目的は、複数のコンベアから構成されるコンベア設備において鋼片屑を搬送する際に、コンベア間における鋼片屑の落下や引っ掛かりを防止し、設備の破損が生じないように円滑に鋼片屑を搬送することが可能なコンベア設備を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明によれば、熱間圧延鋼板をせん断する際に発生する鋼片屑を搬送する複数のコンベアを備えたコンベア設備であって、前記複数のコンベアの内、隣接する任意の2つのコンベアである上流側コンベアと下流側コンベアにおいて前記上流側コンベアの後端は前記下流側コンベアの先端より上方に配置され、前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間には、前記上流側コンベアから前記下流側コンベアへ鋼片屑の搬送を行う揺動エプロンが設けられ、前記揺動エプロンは、鋼片屑を搬送時に支持する天板と、前記天板を支持するブラケットと、前記ブラケットを鋼片屑の搬送方向に対して垂直方向に揺動自在に支持する回転軸部材から構成される、コンベア設備が提供される。
上記コンベア設備において、前記揺動エプロンと、前記下流側コンベアとの間には鋼片屑を搬送方向に移動させる駆動ロールが設けられていても良い。また、前記駆動ロールと前記下流側コンベアとの間には前記揺動エプロンから前記下流側コンベアへ鋼片屑を受け渡すシュートが設けられていても良い。更には、前記駆動ロールと前記シュートとの間には、搬送中の鋼片屑と搬送路との間に間隙を作ることで鋼片屑を搬送路から部分的に浮かせるアイドルロールが設けられていても良い。
また、前記コンベアはチェーンコンベアであっても良く、前記揺動エプロンの上流側端部は下流側端部よりも上方に位置し、前記天板、前記回転軸部材及び前記シュートは水平面に対して5°以上45°以下の角度で傾くように構成されても良い。また、前記駆動ロールの回転軸は前記揺動エプロンの下流側端部よりも下方に位置しても良い。
本発明によれば、複数のコンベアから構成されるコンベア設備において鋼片屑を搬送する際に、コンベア間における鋼片屑の落下や引っ掛かりを防止し、設備の破損が生じないように円滑に鋼片屑を搬送することが可能なコンベア設備が提供される。
コンベア設備の概略的な側面断面図である。 コンベア設備の概略的な平面図である。 揺動エプロンの拡大説明図である。 アイドルロールの拡大説明図であり、鋼片屑がアイドルロール上に載っている状態を示している。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるコンベア設備1の概略的な側面断面図である。また、図2はコンベア設備1の概略的な平面図である。なお、本実施の形態においては、以下に説明するように上流側コンベアと下流側コンベアがそれぞれ1つずつ設けられたコンベア設備1を例として図示して説明する。また、図1及び図2において搬送経路Lを一点鎖線で図示したように、鋼片屑Wは左から右に搬送されるものとし、図中左側を搬送方向上流、図中右側を搬送方向下流として説明する。
図1及び図2に示すように、コンベア設備1には例えば熱間圧延鋼板を製品化する際のせん断時に発生する鋼片屑Wを搬送する上流側コンベア10と下流側コンベア12が備えられている。上流側コンベア10の上流側には例えば熱間圧延鋼板等をせん断するためのせん断機5が設けられており、せん断機5から排出された鋼片屑Wは上流側コンベア10を起点として搬送経路Lに沿って搬送される。
また、上流側コンベア10と下流側コンベア12は、鋼片屑Wの搬送路(以下、搬送経路Lとも記載する、図中一点鎖線参照)に沿って所定の間隔を空けて直列的に隣接配置されている。ここで、各コンベアの搬送方向は同一方向(図中右方向)である。また、上流側コンベア10及び下流側コンベア12は例えば複数のチェーンを連結させて搬送用ベルトを構成し、モータ等の駆動機構によって稼動するチェーンコンベアである。
また、図1に示すように、上流側コンベア10は下流側コンベア12よりも所定の高さだけ高い位置に配置されている。そして、上流側コンベア10と下流側コンベア12の間には、搬送経路Lに沿って上流から順に揺動エプロン20、駆動ロール24、受け渡し用板26、アイドルロール28、シュート30が設けられている。即ち、図1及び図2に示すように、コンベア設備1では、搬送経路L上に搬送方向上流から順に上流側コンベア10、揺動エプロン20、駆動ロール24、受け渡し用板26、アイドルロール28、シュート30、下流側コンベア12が配置されている。なお、下流側コンベア12の更に下流には、鋼片屑を廃棄または貯留するための設備(図示せず)が設けられている。
揺動エプロン20は、上流側コンベア10から搬送されてきた鋼片屑Wを載せる天板21と、天板21を下方から支持し、天板21と一体的に固着しているブラケット22と、ブラケット22の下部に設けられ当該ブラケット22を搬送方向に対して垂直な方向に揺動自在に支持する回転軸部材23から構成されている。ここで、図2に示すように、ブラケット22は搬送経路Lの幅方向において複数枚設けられており、1枚の天板21が複数枚のブラケット22と一体的に固着し、支持されている構成となっている。
また、上記搬送方向に対して垂直な方向とは、揺動エプロン20上にて鋼片屑Wが搬送されている際の天板21の上面に対して垂直な方向、即ち、上下方向である。また、揺動エプロン20の上流側端部20a(即ち、天板21の上流側端部20a)は揺動自在の状態で上流側コンベア10の外周に接触(載置)しており、上流側コンベア10の稼動(例えばチェーンコンベアの場合のチェーンの回転)に併せて揺動する構成となっている。この揺動に伴って天板21上の鋼片屑Wも振動して、該鋼片屑Wが搬送され易くなる。
また、図1に示すように、揺動エプロン20の上流側端部20a(即ち、天板21の上流側端部20a)は下流側端部20b(即ち、天板21の下流側端部20b)よりも上方に位置しており、揺動エプロン20は、天板21が水平面に対して所定の角度θで傾くように設置されている。また、天板21だけではなく、図1に示す搬送経路Lのうち、天板21、回転軸部材23、駆動ロール24、受け渡し用板26、アイドルロール28、シュート30で形成される部分L’の傾斜角度も所定の角度θとなっている。この搬送経路Lの一部であるL’の傾斜角度θは例えば5度〜45度であることが好ましく、10度〜35度であることが更に好ましい。傾斜角度θが5度未満の場合、小さい鋼片屑Wが天板21上に滞留して居残り、搬送が効率的に行われない恐れがある。一方、傾斜角度θが45度超の場合、鋼片屑W搬送中に上流側コンベア10と天板21との間に必要以上に隙間が開きすぎ、鋼片屑Wが落下してしまうといった問題や、急勾配により鋼片屑Wが滑り過ぎて下流側コンベア12を損傷してしまうといった問題がある。なお、図1に示す本実施の形態では天板21、回転軸部材23、駆動ロール24、受け渡し用板26、アイドルロール28、シュート30で形成される部分L’の傾斜角度は全て等しくθである場合を例示して説明しているが、例えばシュート30の部分の傾斜角度を他の部分(天板21、回転軸部材23、駆動ロール24、受け渡し用板26、アイドルロール28)に比べ10〜15度程度大きくすることも考えられる。
また、揺動エプロン20の下流側端部近傍には、鋼片屑Wを搬送するための駆動ロール24が設置されており、この駆動ロール24は天板21の下流側端部20bとは非接触となっている。駆動ロール24は図示しない駆動機構によって回転させられる構成となっており、その上面に搬送されてきた鋼片屑Wを下流へ搬送するものである。
また、駆動ロール24の下流側には、アイドルロール28が設置されており、駆動ロール24とアイドルロール28との間には、鋼片屑Wを受け渡すための受け渡し用板26が設けられている。図1に示すように、アイドルロール28は回転自在に支持されたロールであり、その上端部は受け渡し用板26の上面ならびに後述するシュート30の上面に比べて上方に突出するような位置に設置されている。即ち、駆動ロール24によって下流方向へ移動させられた鋼片屑Wが、シュート30の上面を搬送される際に、アイドルロール30の上端部がシュート30(ならびに受け渡し用板26)の上面より突出して配置されているため、鋼片屑Wの下面がシュート30の上面に張り付き、搬送が阻害されてしまうことを防止することができる。
アイドルロール28の下流にはシュート30が設置されており、このシュート30の下流には下流側コンベア12が連結して配置されている。シュート30はその上流側端部の方が下流側端部より上方に位置する構成であり、シュート30まで搬送された鋼片屑Wは、上流側に配置された駆動ロール24の稼動と鋼片屑Wの自重により下流側コンベア12に搬送される。なお、下流側コンベア12によって搬送された例えばスクラップ等である鋼片屑Wは、それらを貯留するための設備(図示せず)まで搬送される。
以上図1及び図2を参照して説明したように構成される本実施の形態にかかるコンベア設備1においては、上流側コンベア10と下流側コンベア12との間で鋼片屑Wの落下や引っ掛かりが防止され、円滑に鋼片屑Wの搬送を行うことができる。その要因としては、上記説明した上流側コンベア10の後端が下流側コンベア12の先端より上方に配置され両コンベア10、12間に段差があること、更に、揺動エプロン20、駆動ロール24及びアイドルロール28を設けたことが挙げられる。
図3は揺動エプロン20の拡大説明図である。上述したように、揺動エプロン20は天板21、ブラケット22及び回転軸部材23から構成されている。そして、天板21の上流側端部20aは上流側コンベア10の外周部であるベルト10aに接触している。一方、天板21の下流側端部20bは駆動ロール24とは非接触となっている。なお、図3には上流側コンベア10が所謂チェーンコンベアである場合を図示している。
例えば上流側コンベア10が一般的に知られているブロック式のチェーンコンベアである場合には、ベルト10aは複数の円環状のチェーン10bを連結させて構成される。即ち、ベルト10aは外周に沿って多少の凹凸が形成された形状となる。ここで、鋼片屑Wを搬送するためにベルト10aが回転した場合(上流側コンベア10が稼動した場合)には、ベルト10aと接触している天板21の上流側端部20aが上記凹凸に沿って上下方向(搬送方向に対して垂直な方向)に揺動する。言い換えると、鋼片屑W搬送時には天板21が上下方向に微振動する。この天板21の揺動(即ち、揺動エプロン20の微振動)によって揺動エプロン20上面に搬送されてきた小さな鋼片屑Wが搬送路上に滞留して居残る(屑詰まり)ことを防止でき、更に、乗継部の開口隙間を最小限にできるので、鋼片屑Wが引っ掛かり、詰まってしまうといった従来の問題が解消されることとなる。なお、ここでは上流側コンベア10としてチェーンコンベアを例示・図示して説明したが、一般的なベルト式コンベアである場合でも、天板21の揺動(微振動)は発生するため、鋼片屑Wの引っ掛かりは防止される。
また、図4はアイドルロール28の拡大説明図であり、鋼片屑Wがアイドルロール28上に載っている状態を示している。上述したように、アイドルロール28は受け渡し用板26とシュート30との間に配置され、その上端部は受け渡し用板26及びシュート30の上面より突出している。そこで、図4に示すように、搬送経路L(即ち、受け渡し用板26、シュート30の上面)との間に間隙34が形成された状態で鋼片屑Wが搬送されることとなる。このように本実施の形態にかかるコンベア設備1では、揺動エプロン20とシュート30との間において、鋼片屑Wと搬送路(搬送経路L)との間に間隙34を形成した状態で随時搬送が行われるため、アイドルロール28を設けずに搬送した場合に問題となる鋼片屑Wとシュート30の上面とがくっつき搬送効率が低下するといった問題が回避される。
以上、図1〜図4を参照して説明したように構成されるコンベア設備1においては、特に例えば重さ100kg以上の鋼片屑Wを搬送する場合には、上流側コンベア10と下流側コンベア12との間の搬送路に揺動エプロン20、駆動ロール24、アイドルロール28、シュート30を設けた構成としたことにより、上流側コンベア10から下流側コンベア12に直接鋼片屑Wを移動させる場合に比べ、鋼片屑Wの下流側コンベア12への落下による設備破損や、搬送路外への落下を防止することが可能となり、円滑な搬送が実現され生産性の低下を抑制することができる。
また、図3を参照して説明したように、揺動エプロン20の上面においては、上流側コンベア10の稼動に伴って天板21の揺動(微振動)が発生する。そしてこの揺動により鋼片屑Wが搬送路上に引っ掛かり詰まってしまうといった現象が防止され、円滑な搬送を実現させることができる。
更には、図4を参照して説明したように、搬送路上にアイドルロール28を設けたことにより、鋼片屑Wが搬送路の上面(例えばシュート30の上面や受け渡し用板26の上面等)にくっつき、詰まりを起こしたりすることで搬送効率が低下するといった事態を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態の一例を説明したが、本発明は図示の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態では、鋼片屑Wとして100kg以上の熱間圧延鋼板をせん断した際の切り屑を例示した。本発明にかかるコンベア設備は、特に大重量のスクラップ等の搬送時に有効であるがこれに限られるものではなく、あらゆる鋼片屑を搬送する際に用いられる設備に対しても適用可能である。
また、上記実施の形態にかかるコンベア設備1は、揺動エプロン20、駆動ロール24及びアイドルロール28を全て備えた構成であるものとして説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、各構成要素のいずれかを備えたコンベア設備であれば良い。例えば搬送路上に揺動エプロン20のみを備えた構成とした場合でも、鋼片屑Wの円滑な搬送が十分に実現可能である。
また、コンベア設備1が備える上流側コンベア10及び下流側コンベア12として所謂チェーンコンベアを例示したが、一般的なベルトコンベアを用いる場合にも本発明は適用可能である。
本発明は、例えば熱間圧延鋼板をせん断した際に発生する鋼片屑を搬送するための搬送用コンベア設備に適用できる。
1…コンベア設備
5…せん断機
10…上流側コンベア
10a…ベルト
10b…チェーン
12…下流側コンベア
20…揺動エプロン
20a…上流側端部
20b…下流側端部
21…天板
22…ブラケット
23…回転軸部材
24…駆動ロール
26…受け渡し用板
28…アイドルロール
30…シュート
34…間隙
L…搬送経路
W…鋼片屑

Claims (7)

  1. 熱間圧延鋼板をせん断する際に発生する鋼片屑を搬送する複数のコンベアを備えたコンベア設備であって、
    前記複数のコンベアの内、隣接する任意の2つのコンベアである上流側コンベアと下流側コンベアにおいて前記上流側コンベアの後端は前記下流側コンベアの先端より上方に配置され、
    前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間には、前記上流側コンベアから前記下流側コンベアへ鋼片屑の搬送を行う揺動エプロンが設けられ、
    前記揺動エプロンは、鋼片屑を搬送時に支持する天板と、
    前記天板を支持するブラケットと、
    前記ブラケットを鋼片屑の搬送方向に対して垂直方向に揺動自在に支持する回転軸部材から構成される、コンベア設備。
  2. 前記揺動エプロンと、前記下流側コンベアとの間には鋼片屑を搬送方向に移動させる駆動ロールが設けられる、請求項1に記載のコンベア設備。
  3. 前記駆動ロールと前記下流側コンベアとの間には前記揺動エプロンから前記下流側コンベアへ鋼片屑を受け渡すシュートが設けられる、請求項2に記載のコンベア設備。
  4. 前記駆動ロールと前記シュートとの間には、搬送中の鋼片屑と搬送路との間に間隙を作ることで鋼片屑を搬送路から部分的に浮かせるアイドルロールが設けられる、請求項3に記載のコンベア設備。
  5. 前記コンベアはチェーンコンベアである、請求項1〜4のいずれかに記載のコンベア設備。
  6. 前記揺動エプロンの上流側端部は下流側端部よりも上方に位置し、前記天板、前記回転軸部材及び前記シュートは水平面に対して5°以上45°以下の角度で傾くように構成される、請求項3に記載のコンベア設備。
  7. 前記駆動ロールの回転軸は前記揺動エプロンの下流側端部よりも下方に位置する、請求項2に記載のコンベア設備。
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