JP2013144575A - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】例えば、スチレンブロック部の分子量が1万〜13万であるスチレン−ブタジエンブロック共重合体:20〜90質量%と、ハイインパクトポリスチレン樹脂:0.5〜3質量%と、ポリスチレン樹脂:7〜79.5質量%とを少なくとも含有する樹脂組成物からなり、温度25℃、周波数0.1〜10Hzにおける損失正接(tanδ)が0.014〜0.030で、厚さが0.08〜0.12mmの二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートを真空成形又は真空・圧空成形することにより、収容部1と蓋部2とこれらを連結するヒンジ部3とが一体で形成された包装用容器10を得る。
【選択図】図2
Description
ここで、二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートの損失正接(tanδ)は、損失弾性率Ε”と貯蔵弾性率Ε’との比(Ε”/Ε’)により求められる。
本発明の包装用容器は、tanδが特定の範囲にある二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートで形成しているため、強度や剛性を高めた構造や材質の従来の薄型包装用容器に比べて潰しやすく、かつ潰した後の復元率が小さい。
この包装用容器の二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートは、樹脂成分として、スチレンブロック部の分子量が1万〜13万であるスチレン−ブタジエンブロック共重合体:20〜90質量%と、ハイインパクトポリスチレン樹脂:0.5〜3質量%と、ポリスチレン樹脂:7〜79.5質量%とを含有する樹脂組成物により形成されていてもよい。
その場合、前記樹脂組成物に含有されるスチレン−ブタジエンブロック共重合体は、スチレンとブタジエンの比率が、質量%で、スチレン:ブタジエン=70:30〜90:10であってもよい。
一方、本発明の包装用容器は、前記収容部が、底壁と、該底壁の縁辺に沿って立設された側壁と、該側壁に連続し外側に向かって周設されたフランジとを備え、前記蓋部が、天面壁と、該天面壁の縁辺に沿って立設された側壁と、該側壁に連続し外側に向かって周設されたフランジとを備え、前記収容部及び前記蓋部の少なくとも一方のフランジには複数の凸部が形成されると共に、前記収容部及び/又は前記蓋部のフランジにおける前記凸部と整合する位置には、前記凸部を被包可能な大きさの1又は複数の凹部が形成されており、前記凸部と前記凹部とによりずれ防止機構が構成されていてもよい。
この場合、前記凸部は、前記ヒンジ部が延びる方向と垂直でかつ前記収容部及び前記蓋部の中心を通る線を軸として線対称の位置に設けることができる。
また、前記収容部及び前記蓋部の一方のフランジには、内周側が高くなるよう段差が設けられると共に、他方のフランジには内周側が低くなるよう段差が設けられており、前記凸部及び前記凹部は前記内周側に形成されていてもよい。
更に、前記収容部及び前記蓋部の側壁は、平面視で波状に形成されており、その全域に深さ方向に延びる複数の補強用リブが形成されていてもよい。
その場合、前記凸部は、前記側壁が内側に突出している部分に設けられたフランジに形成することができる。
更にまた、少なくとも前記収容部の底壁には、各角部に、中心に向かって直線状に延びる第1リブと、側壁側から該第1リブに向かって直線状に延びる複数の第2リブと、前記第1リブ及び第2リブを囲むように形成された1又は2以上の第3リブとが設けられていてもよい。
そして、前記収容部と前記蓋部は、フランジ以外の部分の形状を同じにすることができる。
先ず、本発明の第1の実施形態に係る包装用容器について説明する。図1は本実施形態の包装用容器の構成例を模式的に示す平面図である。図1に示すように、本実施形態の包装用容器10は、収容部1と蓋部2とこれらを連結するヒンジ部3とが一体で形成されている。なお、本実施形態の包装用容器10は、図1に示す構造に限定されるものではなく、例えば、収容部1と蓋部2とを同じ形状にしてもよく、また収容部1及び/又は蓋部2の底面部や側面部にリブや凹凸形状を設けてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る包装用容器について説明する。図2は本実施形態の包装用容器の構成を模式的に示す平面図である。なお、図2においては、図1に示す包装用容器の構成要素と同じものには同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る包装用容器について説明する。本発明の包装用容器は、収容部の底壁及び側壁、蓋部の天面壁及び側壁などに、補強用のリブが設けられていてもよい。図3は本実施形態の包装用容器の構成を模式的に示す平面図であり、図4〜6はその断面図である。
1a、2a、21a、22a フランジ
1b、2b、21b、22b 側壁
1c、21c 底壁
1d、22d 凸部
2、22 蓋部
2c、22c 天面壁
2d、21d 凹部
3、23 ヒンジ部
10、11、20、30 包装用容器
211〜214、221〜224 リブ
215、225 角部補強構造
Claims (10)
- 収容部と蓋部とこれらを連結するヒンジ部とが一体で形成された包装用容器であって、
温度25℃、周波数0.1〜10Hzにおける損失正接(tanδ)が0.014〜0.030であり、厚さが0.08〜0.12mmの二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートを、真空成形又は真空・圧空成形して得た包装用容器。 - 前記二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートは、樹脂成分として、スチレンブロック部の分子量が1万〜13万であるスチレン−ブタジエンブロック共重合体:20〜90質量%と、ハイインパクトポリスチレン樹脂:0.5〜3質量%と、ポリスチレン樹脂:7〜79.5質量%とを含有する樹脂組成物により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
- 前記樹脂組成物に含有されるスチレン−ブタジエンブロック共重合体は、スチレンとブタジエンの比率が、質量%で、スチレン:ブタジエン=70:30〜90:10であることを特徴とする請求項2に記載の包装用容器。
- 前記収容部は、底壁と、該底壁の縁辺に沿って立設された側壁と、該側壁に連続し外側に向かって周設されたフランジとを備え、
前記蓋部は、天面壁と、該天面壁の縁辺に沿って立設された側壁と、該側壁に連続し外側に向かって周設されたフランジとを備え、
前記収容部及び前記蓋部の少なくとも一方のフランジには複数の凸部が形成されると共に、前記収容部及び/又は前記蓋部のフランジにおける前記凸部と整合する位置には、前記凸部を被包可能な大きさの1又は複数の凹部が形成されており、
前記凸部と前記凹部とによりずれ防止機構が構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装用容器。 - 前記凸部は、前記ヒンジ部が延びる方向と垂直でかつ前記収容部及び前記蓋部の中心を通る線を軸として線対称の位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の包装用容器。
- 前記収容部及び前記蓋部の一方のフランジには、内周側が高くなるよう段差が設けられると共に、他方のフランジには内周側が低くなるよう段差が設けられており、前記凸部及び前記凹部は前記内周側に形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の包装用容器。
- 前記収容部及び前記蓋部の側壁は、平面視で波状に形成されており、その全域に深さ方向に延びる複数の補強用リブが形成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の包装用容器。
- 前記凸部は、前記側壁が内側に突出している部分に設けられたフランジに形成されていることを特徴とする請求項7に記載の包装用容器。
- 少なくとも前記収容部の底壁には、各角部に、中心に向かって直線状に延びる第1リブと、側壁側から該第1リブに向かって直線状に延びる複数の第2リブと、前記第1リブ及び第2リブを囲むように形成された1又は2以上の第3リブとが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の包装用容器。
- 前記収容部と前記蓋部は、フランジ以外の部分の形状が同じであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の包装用容器。
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- 2012-05-31 JP JP2012124383A patent/JP2013144575A/ja active Pending
- 2012-09-13 CN CN 201210339861 patent/CN103158920A/zh active Pending
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