JP2013144110A - 三次元口腔内画像化のためのシステムおよび方法 - Google Patents

三次元口腔内画像化のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動性を高めた3D口腔内画像化装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、携帯式の三次元口腔内画像化システム(102)に関するものであって、プロセッサ(114)と;ハウジング(200)と;画像化センサ(108)と;画像を表示するためのタッチスクリーンディスプレイ(116)と;このタッチスクリーンディスプレイを支持するアーム(702)であるとともに、タッチスクリーンディスプレイを所定範囲の高さ位置に配置し得るよう、伸縮可能に構成されたアームと;携帯性のためにハウジングに付設されたハンドル(128)と;を具備している。
【選択図】図2

Description

本発明は、三次元(3D)口腔内画像化のためのシステムおよび方法に関するものである。
口腔内光学的インプレッションシステムは、診断装置であって、歯科医師が、患者の口腔内を見ることができて、ディスプレイモニタ上に歯の凹凸特性を表示することができる。ある種の3D口腔内画像化装置は、光源を有した口腔内カメラを備えることができる。3D口腔内画像化装置は、歯科医師によって患者の口腔内に挿入することができる。口腔内への3D口腔内画像化装置の挿入後には、歯科医師は、歯および歯茎の可視部分の画像を撮影することができる。3D口腔内画像化装置を使用することにより、歯科特性および歯科矯正特性を記録する従来のキャストインプレッションを代替することができる。
3D口腔内画像化装置は、細いロッドという態様で製造することができる。細いロッドは、ワンドあるいはハンドピースと称される。ワンドは、歯科治療において使用されるような、ハンドルを有した歯科ミラーとほぼ同じサイズとすることができる。ワンドは、ビルトインタイプの光源と、1〜40倍あるいはそれ以上という拡大倍率を得ることができるビデオカメラと、を有することができる。これにより、歯科医師は、歯および歯肉のある種の詳細および欠陥を見つけることができる。口腔内カメラによって撮影された画像は、テレビジョン上にあるいはコンピュータモニタ上に、表示することができる。
本明細書には、先行技術文献は、記載されていない。
ワンドは、コンピュータあるいはディスプレイモニタに対して、取り付けることができる、あるいは、連結することができる。ワンドと、コンピュータと、ディスプレイモニタと、のすべては、カート内に配置することができる。カートは、患者の近傍に予め配置することができる。その後、歯科医師は、患者の口腔内へとワンドの先端を配置して、画像を撮影し始めることができる。撮影された画像は、ディスプレイモニタ上に表示することができ、格納デバイス内に保存することができる。さらに、撮影された画像は、さらなる処理のために、離間したコンピュータデバイスへと伝送することができる。そのような3D口腔内画像化装置の構成は、ある場所から他の場所へと移動させるには、不便なものである。なぜなら、ワンドに付随しているコンピュータとディスプレイモニタとのサイズおよび重量が大きいからである。
本発明は、三次元口腔内画像化システムのための方法およびシステムが提供される。携帯式の三次元口腔内画像化システムは、プロセッサと;このプロセッサを収容したハウジングと;このハウジングに対して延出可能に連結されているとともに、画像を取得するための、画像化センサと;この画像化センサによって取得された画像を表示するためのタッチスクリーンディスプレイと;を具備している。アームが、ハウジングに対して連結されていて、タッチスクリーンディスプレイを支持している。アームは、タッチスクリーンディスプレイを所定範囲の高さ位置に配置し得るよう、伸縮可能に構成されている。ハウジングのハンドルは、携帯性を提供している。
ある種の実施形態においては、ハンドルは、ハウジングに対して一体化され、他の実施形態においては、ハンドルは、ハウジングに対してヒンジ連結される。
ある種の実施形態においては、携帯式の三次元口腔内画像化システムは、ワンドと、ワンド格納領域と、を具備している。ワンドは、基端部と先端部とを有している。基端部は、収容可能なコードによってハウジングから突出可能に取り付けられている。先端部は、使い捨て可能なミラーを保持する先端を有している。ワンド格納領域は、ワンドの先端を保護するための少なくとも1つの表面を備えている。ワンド格納領域は、ワンドを把持する1つまたは複数の把持部材と、ワンド内に適合する1つまたは複数の突起と、によってワンドに対して係合する。
追加的な実施形態においては、1つまたは複数の制御手段が、ワンド上に配置されているとともに、画像の取得を開始および停止させることができ、さらに、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースアイテムを操作することができる。
さらに他の実施形態においては、先端は、使い捨て可能なシースによって少なくとも部分的にカバーされ、使い捨て可能なミラーが、先端上にあるいは先端内に配置されている。
他の実施形態においては、携帯式の三次元口腔内画像化システムは、さらに、ハウジング上に配置された健全性チェック手段を具備し、ワンドが1つまたは複数の把持部材と1つまたは複数の突起とによって完全に係合された際には、ワンドの先端は、健全性チェック手段に対して位置合わせされ、健全性チェック手段は、ワンドの先端上に配置された使い捨て可能なミラーが清浄であるかどうかあるいは満足のいくものであるかどうかを決定し得るよう構成されているとともに、三次元口腔内画像化システムの測定精度が所定しきい値を超えているかどうかを決定し得るよう構成されている。
他の実施形態においては、収容可能なコードは、ワンドがワンド格納領域上に配置された際には、コード巻取機構によって巻き取られ、ハンドルは、収容可能なコードに対して接触しないように配置されている。
ある種の実施形態においては、ハウジングは、前端と後端とを有した底面を備えている。複数のペグが、ハウジングの底面に配置されていて、スリップを防止するためのゴムから形成されたあるいは他の非スリップ材料から形成されている。
ある種の実施形態においては、複数のキャスターが、ハウジングの底面に配置されていて、移動の容易性を付与している。
他の実施形態においては、2つのペグが、ハウジングの底面の前端寄りに配置されていて、スリップを防止しており、2つのキャスターが、ハウジングの底面の後端寄りに配置されていて、移動の容易性を付与している。
ある種の実施形態においては、携帯式の三次元口腔内画像化システムは、さらに、ハウジング内に収容されたバッテリ駆動電源を具備している。
他の実施形態においては、ハウジングは、ハウジングの底面パネルであるとともに、第1組をなす複数のベント穴を有した底面パネルと;ハウジングの背面パネルであるとともに、第2組をなす複数のベント穴を有した背面パネルと;を具備し、第1組および第2組のベント穴により、空気の循環と、熱の放散と、が可能とされ、少なくとも一方のパネルが着脱可能とされ、これにより、ハウジング内に収容されたバッテリ駆動電源に対してのアクセスが可能とされている。
さらに他の実施形態においては、アームは、回転可能とされ、タッチスクリーンディスプレイは、傾斜可能とされている。アームは、タッチスクリーンディスプレイを持ち上げるためのスプリング付勢機構を備えている。加えて、アームは、タッチスクリーンディスプレイが持ち上げられた際にタッチスクリーンディスプレイを固定位置に維持するための摩擦ベアリング機構と、を備えている。
追加的な実施形態においては、携帯式の三次元口腔内画像化システムに対して、キーボードもマウスも設けられておらず、携帯式の三次元口腔内画像化システムは、さらに、画像化センサによって取得された画像を保存するために、ハウジング内に保護的に収容されたハードディスクまたは半導体メモリデバイスを具備している。
他の実施形態においては、タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイ容器内に配置され、このディスプレイ容器の凹所領域は、タッチスクリーンディスプレイをユーザーが格納状態から直立状態へと引き上げることを補助する。加えて、ディスプレイ容器に設けられた他の凹所領域は、アームをハウジング対して面一に格納することを可能とする。
本発明は、さらに、三次元口腔内画像化システムを、三次元口腔内画像化システムのハウジングに対して連結されたハンドルを使用して、ある場所から他の場所へと移動させるという方法を提供する。タッチスクリーンディスプレイに対して連結されたアームを引き伸ばすことにより、タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、ハウジングの上方における所望の高さ位置へと調節することができる。画像は、ハウジングに対して伸縮可能に連結された画像化センサを使用して画像を取得される。ハウジング内に収容されたプロセッサは、取得した画像を処理し、タッチスクリーンディスプレイ上に、処理した画像を表示する。
他の実施形態においては、画像化センサを備えたワンドが、画像の取得の前に、ハウジング上のワンド格納領域から取り外される。ワンドは、基端部と先端部とを有している。基端部は、収容可能なコードによってハウジングから突出可能に取り付けられている。先端部は、使い捨て可能なミラーを保持する先端を有している。ワンド格納領域は、ワンドの先端を保護するための少なくとも1つの表面を備えている。ワンド格納領域は、ワンドを把持する1つまたは複数の把持部材と、ワンド内に適合する1つまたは複数の突起と、によってワンドに対して係合し得るよう構成されている。
さらに他の実施形態においては、1つまたは複数の制御手段が、ワンド上に配置されているとともに、画像の取得を開始および停止させることができ、さらに、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースアイテムを操作することができる。
追加的な実施形態においては、画像の取得が完了したことが決定される。アームが引き伸ばされていた場合には、アームを収縮させることにより、タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、引き下げる。ワンドをワンド格納領域内に格納する。ワンドの先端上において、使い捨て可能なミラーおよび使い捨て可能なシースを交換する。
さらに他の実施形態においては、健全性チェック手段を使用して、ワンドの先端上に配置された使い捨て可能なミラーが清浄であるかどうかあるいは満足のいくものであるかどうかを決定する。ワンドの先端上に配置された使い捨て可能なミラーが清浄ではないあるいは満足のいくものではないと決定された場合には、ワンドの先端上において、使い捨て可能なミラーおよび使い捨て可能なシースを交換する。
以下においては、添付図面を参照する。添付図面においては、対応する部材には、同じ参照符号が付されている。
本発明のある種の実施形態による少なくとも3D口腔内画像化システムを備えた演算画像化環境を示すブロック図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムを示す正面図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムを示す側面図であって、例示としてのハンドルの回転を示している。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、ワンドおよびワンド格納領域を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの健全性チェック手段を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、タッチスクリーンモニタを支持するアームを連結するための領域を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、ハウジングに対してタッチスクリーンディスプレイを連結しているアームを示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、タッチスクリーンモニタのためのディスプレイ容器を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、ベント領域を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム内にコードリールおよび例示としてのハンドルを取り付けている態様を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、少なくとも背面パネルを示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、少なくとも、正面パネルと、左側面パネルと、右側面パネルと、底面パネルと、を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムにおいて、ワンド格納領域に対してワンドを位置合わせする態様を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのうちの、アームと、ディスプレイ容器の前面および背面と、を示す図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムによって実施される画像取得制御アプリを備えたソフトウェアコンポーネントを示すブロック図である。 本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムに対して行われる様々な操作を示すブロック図である。 演算システムを示すブロック図であって、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システムのいくつかの構成部材を示している。
以下の説明においては、添付図面を参照する。添付図面は、本明細書の一部をなすものであって、複数の実施形態を図示している。他の実施形態が利用可能であること、および、構成および動作に対して変更を加え得ることは、理解されるであろう。
以下においては、歯の凹凸特性を記録するための光学的インプレッションシステムを備えた小さな形状因子を有した携帯式の3D口腔内画像化システムのある種の実施形態が提示される。3D口腔内画像化システムは、歯科矯正器具および備品の製造も含めた歯科医術における様々な応用のために使用することができる。3D口腔内画像化システムのための支持エレクトロニクスおよび演算ハードウェアは、ある場所から他の場所へと3D口腔内画像化システムを移動させるためのカートが不要であるようにして、携帯式容器内に収容されている。3D口腔内画像化システムの軽量特性により、手持ちハンドルを持って、3D口腔内画像化システムを移動させることができる。ある種の実施形態においては、手持ちハンドルは、携帯式容器に対して一体的なものとすることができる。他のある種の実施形態においては、手持ちハンドルは、携帯式容器に対して、ヒンジを介して連結することができる。手持ちハンドルは、様々な実施形態にわたって、様々な態様で具現することができる。
3D口腔内画像化システムは、コンパクトなものとされ、携帯式のものとされている。携帯式という特徴点は、例えば携帯式容器に対して一体的なものとされた手持ちハンドルといったような構成部材によってあるいは回転可能にヒンジ連結された手持ちハンドルといったような構成部材によって、および、軽量のタッチスクリーンディスプレイであるとともに、タッチスクリーンディスプレイを支持するアームの伸縮によって高さが調節可能とされたタッチスクリーンディスプレイによって、および、3D口腔内画像化システムのワンド上において、キーボードやマウスやグラフィカルユーザーインターフェースナビゲーション制御部材を不要とすることによって、および、ワンドのためのワンド格納領域、等によって、もたらされる。
ある種の実施形態においては、ワンドの先端は、使い捨て可能なモールドプラスチックシースによって、少なくとも部分的にカバーされており、使い捨て可能なミラーおよび健全性チェック手段を起動することにより、使い捨て可能なモールドプラスチックシースが新品であるかどうかを決定し得るとともに、使い捨て可能なミラーが清浄なものであるかどうかまた満足のいくものであるかどうかを決定することができる。
「例示としての様々な実施形態」
図1は、演算画像化環境100を示すブロック図である。演算画像化環境100は、少なくとも、本発明のある種の実施形態による、コンパクトなかつ携帯式の形状因子を有して具現された3D口腔内画像化システム102を備えている。3D口腔内画像化システム102は、ある場所から他の場所へと容易に移動させることができ、特別の目的の演算デバイスを備えることができる。ある種の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、携帯式の3D口腔内画像化システムと称すことができる。
3D口腔内画像化システム102は、光源106と例えばカメラ108といったような画像化センサとを有したワンド104を備えることができる。ワンド照明のための光源は、可視光に関するレーザー安全性限界に適合するように構成することができる。歯科医師は、患者の歯や歯茎や口蓋の三次元的凹凸特性をデジタル的に取得するために、患者の口腔内にワンド104を保持することができる。ワンドは、歯科医師による使用に際して小さなものでありなおかつ軽量のものであり、画像化プロセスは、高速なものであり容易に使用し得るものである。これにより、アーチ形状および咬合の画像化を迅速に行うことができる。これにより、画像化対象領域のデジタルモデルを、タッチスクリーンディスプレイ116上において見ることができる。
ある種の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、対象表面上の三次元ポイントを測定するアコーディオンフリンジ干渉計(accordion fringe interferometer,AFI)技術に基づいた精密な光学的機械的デバイスである。AFI技術においては、互いにコヒーレントな2つの光ビームを放射し、対象表面上において可視とされた精密な干渉フリンジパターンを生成する。単純な単一チャネル型のAFI技術においては、一連をなす3つの二次元フリンジ画像を、0°と+120°と−120°とにおけるフリンジパターンとして、軸外カメラによって取得する。各カメラ画素に関して、3つの測定の相対強度を数学的に組み合わせることにより、1つのフリンジの幅により制限された測定によって、対象表面に対しての固有の距離を計算することができる。マルチチャネル型のAFI技術においては、1つのフリンジという測定幅には制限されることがなく、したがって、口腔内特徴物の凹凸特性を迅速に測定することができる。
3D口腔内画像化システム102は、ワンド104を格納し得るワンド格納領域110を備えることができる。ワンド104は、コードを介して、データ取得保存ハードウェア112に対して接続することができる。データ取得保存ハードウェア112は、回路を介して、プロセッサ114に対して接続される。データ取得保存ハードウェア112は、カメラ108を介して取得した画像を保存するハードディスクおよび/または半導体ディスク113を備えることができる。データ取得保存ハードウェア112は、ワンド104のカメラ108が撮影した画像を取得し、それら画像を、プロセッサ114によって処理して、タッチスクリーンディスプレイ116上に表示することができる。取得した画像は、3D口腔内画像化システム102内の衝撃耐性を有したハードディスクおよび/または半導体ディスク113内に保存することができる。
ハードウェアやソフトウェアやファームウェアやこれらの任意の組合せにおいて実施される画像取得制御アプリ118は、3D口腔内画像化システム102内において実行することができ、プロセッサ114によって実行される様々な操作を行うことができる。画像取得制御アプリ118は、タッチスクリーンディスプレイ116上において、グラフィカルユーザーインターフェースを表示することができる。ここで、グラフィカルユーザーインターフェースにおいて表示される様々なインジケータには、例えば、アイコンや、選択や、ドロップダウンリストや、ラジオボタンや、リスト、等がある。これらインジケータにより、歯科医師は、スクリーンに対してタッチすることにより、3D口腔内画像化システム102を使用した様々な操作を行うことができる。キーボードやマウスやトラックボールといったような、タッチスクリーンディスプレイ116上のグラフィカルユーザーインターフェースに対して相互作用するための構成部材は、一切不要である。その結果、3D口腔内画像化システム102のサイズおよび重量を、一体型のタッチスクリーンディスプレイを使用していないシステムと比較して、低減することができる。
ワンド104の操作は、画像取得制御アプリ118によって制御される。歯科医師は、グラフィカルユーザーインターフェースを使用して、画像化プロセスを制御することができる。歯科医師は、ネットワーク126上のウェブポータルに対してデータをアップロードすることができる。画像取得制御アプリ118によって表示されたグラフィカルユーザーインターフェースにより、1つまたは複数の任意の適切な歯科矯正実施管理ソフトウェアパッケージに対して相互作用することができるとともに、さらなる処理のために、画像データを他のサイトに対して送信することができる。例えば、ある種の実施形態においては、歯科矯正医師は、グラフィカルユーザーインターフェース内の様々な設定例から選択することができ、所望の治療タイプに応じて、また、解剖学的形状内における特定の特徴物に応じて、また、患者の口腔内における既存の医療器具に応じて、画像をカスタマイズすることができる。
ある種の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、ネットワーク伝達ハードウェア120と、ネットワーク126上の他の演算デバイス124a,…,124nに対して無線接続または有線接続122によって接続するための関連するネットワーク伝達ソフトウェアと、を備えることができる。演算デバイス124a,…,124nは、例えばパーソナルコンピュータやサーバコンピュータやミニコンピュータやメインフレームコンピュータやブレードコンピュータやタブレットコンピュータやタッチスクリーン演算デバイスや電話デバイスや携帯電話やモバイル演算デバイス等といったような任意の適切な演算デバイスを備えることができ、これら演算デバイスのいくつかは、ウェブサービスやクラウドコンピュータサービスを提供することができる。ネットワーク126は、例えばエリアネットワークやイントラネットやインターネットや格納領域ネットワーク等といったような、当該技術分野において公知であるような任意の適切なネットワークを備えることができる。ある種の実施形態においては、画像化手順の終了後には、歯科医師は、3D口腔内画像化システム102によって生成されたデータファイルを法令に従って歯科矯正器具および歯科治療器具の製造を支持するフォーマットでもって送信することができる、あるいは、他の応用のためにデータファイルを送信することができる。
3D口腔内画像化システム102は、ハンドル128を備えることができる。ハンドル128は、ある場所から他の場所へと3D口腔内画像化システム102を持ち運ぶ際に、使用することができる。ハンドル128は、また、手持ちハンドルと称することもできる。3D口腔内画像化システム102は、さらに、バッテリ駆動電源130を備えている。バッテリ駆動電源130は、3D口腔内画像化システムを直接的な電源から切り離した後において、ある場所から他の場所へと3D口腔内画像化システム102を移動させる際に、動作システムおよび他のソフトウェアを維持することができる。3D口腔内画像化システム102は、電力要求が比較的小さいものであるように、例えば150ワット未満であるように、構成されている。
ある種の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、採取した画像の表面データ内におけるボイド(穴)の存在を報告することができ、タッチスクリーンディスプレイ116上に表示された視覚的合図を使用することによって、歯科医師に対してデータ量を増やすように警告することができる。3D口腔内画像化システム102は、さらに、システムチェックを組み込んでおり、これにより、ワンド104が適切な動作状態にあることを確保することができる。
図2は、ある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102の正面図を示している。3D口腔内画像化システム102のいくつかの構成部材は、図2に示すように、硬質のハウジング200内に収容されている。ハウジング200は、クレイドルとも称することができ、データ処理のために使用される3D口腔内画像化システム102の内部部材および電子部材を収容することができる。内部部材は、少なくとも、プロセッサ114と、データ取得保存ハードウェア112と、ネットワーク伝達ハードウェア120と、バッテリ駆動電源130と、を備えることができる。ハウジング200は、携帯可能性のために比較的小さなサイズとされている。
ハウジング200の表面は、硬質であり、非多孔質である。これにより、使用するたびごとに、消毒を容易に行うことができる。ワンド104は、ワンド格納領域上に配置された状態で図示されている。ワンドのワンド容器は、ワンドの光学的構成部材を、ダストやデブリから保護する。これにより、測定精度を維持することができる。タッチスクリーンディスプレイ116は、3D口腔内画像化システム102の前面に向けて対向した状態で図示されている。ハンドル128は、ハンドル128がタッチスクリーンディスプレイ116のすべての構成部材を妨害しないような位置で、図示されている。
ハンドル128と、タッチスクリーンディスプレイ116と、ワンド104と、ハウジング200と、に加えて、3D口腔内画像化システム102は、3D口腔内画像化システム102の前面上に配置された電源ボタン202を備えている。電源ボタン202を使用することにより、3D口腔内画像化システム102の電源をオンオフすることができる。加えて、発光ダイオード(LED)をベースとしたインジケータ204は、3D口腔内画像化システム102の動作状態に関連する1つまたは複数の状態を知らせることができる。例えば、ある種の実施形態においては、LEDインジケータ204は、3D口腔内画像化システム102が電源ボタン202によってスイッチオンされたときには、点灯することができる。ある種の実施形態においては、色付きのLEDスイッチがあるいは点滅するLEDスイッチが、タッチスクリーンディスプレイ116上に3D口腔内画像化システム102に関する動作状態を表示することに加えてあるいはそれに代えて、様々なエラーや3D口腔内画像化システム102に関する動作状態を知らせることができる。
図2においては、ワンド104が、ケーブル206を介して、ハウジング200の内部に対して連結されている様子を見ることができる。ケーブル206は、ワンド104とデータ取得保存ハードウェア112とハードウェア200内に存在する他の構成部材との間にわたっての電気接続およびデータ通信のために、使用されている。ケーブル206は、さらに、ワンド104内に収容されているカメラ108に関する露光パラメータを送出することができる。ケーブル206は、軽量でフレキシブルであることが重要である。ケーブル206の特性は、人間工学的特性やデバイスの使用しやすさに対して影響を与えることができる。これと妥協関係にあるのは、ケーブル206を介してワンド104に対して通信される多数の高速かつ低電圧の電気信号を隔離してシールドするための技術的要求である。ある種の実施形態においては、ケーブル206は、技術的制限を満たす限りにおいて、できる限り軽量でフレキシブルなものとされる。
図3は、3D口腔内画像化システム102を示す側面図であって、本発明のある種の実施形態におけるハンドル128の回転を示している。この場合、ハンドルは、片手または両手でもって保持し得るよう構成された部材であり、ハンドルを使用することにより、3D口腔内画像化システム102を持ち運ぶことができる。ある種の実施形態においては、ハンドル128は、ヒンジを介してハウジング200に対して取り付け得るよう構成されている。ここで、ハンドルの回転は、コード巻取機構300に対してクリアランスを形成するように制限されている。コード巻取機構300を使用することにより、ワンド104がワンド格納領域上に配置されたときには、あるいは、コード206が完全に延ばされたときには、コード206を巻き取ることができる。代替可能な実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、ヒンジとは異なる機構を介してハウジング200に対して連結されたハンドル128を備えることができる。さらに他の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、ハウジング200内に組み込まれたハンドルを備えることができる。例えば、ハンドルは、ハウジング200内に凹状グルーブを有することができ、歯科医師は、ある場所から他の場所へと3D口腔内画像化システム102を持ち運ぶ際には、凹状グルーブ内に手を少なくとも部分的に配置することができる。ある種の実施形態においては、ハンドルは、凹状ハンドルや、格納式のハンドルや、折り畳み式のハンドルや、ある場所から他の場所へと3D口腔内画像化システム102を持ち運ぶに際して好適であるような他の任意の適切なハンドル、とすることができる。3D口腔内画像化システム102の重量および寸法は、例えば例示されたハンドル128といったようなハンドルを介して歯科医師が3D口腔内画像化システム102を持ち運び得るような重量および寸法とされる。
コード巻取機構300を引っ張ることによりあるいは押し込むことにより、過剰のコードをスピンドルまわりに巻回することができる。コード巻取機構300が引っ張られて過剰のコードがスピンドルまわりに自動でまたは手動で巻回される際には、ラッチを解放することができる。ある種の実施形態においては、静的な巻取リールが、コード巻取機構300を有することができ、静的な巻取リールは、コードを格納し得るよう、3D口腔内画像化システム102の側部内に組み込むことができる。よって、ある種の実施形態においては、コード206は、コード巻取機構300内に巻き取られ得るような、収容可能なコードとすることができる。
図4は、本発明のある種の実施形態における3D口腔内画像化システム102のワンド104およびワンド格納領域110を示している。図4においては、ワンド格納領域110が、ワンドの先端(参照符号404)を保護し得るように、湾曲している(参照符号402)。ここで、先端404は、ワンド104の先端部406に向けて配置されている。ワンド104のベースが、ワンド104の基端部408に向けて配置されていること、および、コード206が、ワンド104のベースに対して取り付けられていることに、注意されたい。
先端404は、ワンド104のうちの、患者の口腔内に挿入される部分である。ある種の実施形態においては、先端の最大長さは、115mmを超えないように制限される。先端404のウィンドウ付き端部の最大高さは、20mmを超えないように制限される。先端のウィンドウ付き端部の最大幅は、25mmを超えないように制限される。小さなウィンドウ付き先端のサイズは、患者の快適性のために、および、口腔内アクセスの改良のために、好ましい。しかしながら、画像化精度は、ウィンドウ付き先端があるサイズ以下へと低減されたときには、容認不可能なレベルへと低下しかねない。ある種の実施形態においては、できる限り最良の容認可能な画像化精度と、患者の快適さおよび口腔内アクセスと、の間に、妥協関係が維持される。画像化先端404は、ヒトの口腔内において動作する際には、結露に対して耐性を有している。
3D口腔内画像化システム102の先端404は、プロセッサまたは金属とし得る生体適合性の透明材料からなる光学的ウィンドウを有することができる。ウィンドウは、尖鋭なコーナー部分すなわちエッジがヒトの組織に対して全く接触しないようにして、プラスチック製の先端ハウジング内に取り付けることができる。加えて、ウィンドウ特性(すなわち、材質の選択、および、材料厚さの選択)は、口腔内における破損を十分に防止し得るものとすることができる。ある種の実施形態においては、使い捨て可能な先端は、光学的ウィンドウを有していないものとすることができ、これにより、ウィンドウ表面上における唾液汚染を回避し得るとともに、光学的反射を無くすことができる。
ワンド104のサイズおよび重量は、人間工学的特性という理由のために重要なものである。ある種の実施形態においては、ワンド104の全体的長さは、300mmを超えないように制限され、ワンド104の全体的幅は、50mmを超えないように制限される。例示としての一実施形態においては、ワンド104の長さは、200mmとされ、ワンド104の幅は、25mmとされる。ワンドの先端404が、典型的な患者の歯の裏にまで十分に届くような長さとして構成されることは、強調しておくべきである。
ワンド104の重量は、450グラムを超えないように制限される。ある種の実施形態においては、ワンドの重量が250グラム以下であることが好ましい。このような重量は、内部のセンササブシステムと外部のハウジングとのすべてを含んでいるものの、ハウジング200に対してワンド104を接続するためのケーブル206を除外している。
口腔内において使用されるワンドの先端404は、殺菌済みの使い捨て可能なシースあるいは冷間での殺菌剤の含浸あるいは繰り返しのスチーム殺菌に耐え得る着脱可能なハウジングによって、殺菌状態に維持される。
温度湿度範囲にわたって安定的にかつ繰り返し可能に干渉フリンジを形成するための、3D口腔内画像化システム102の能力が、1つのカメラの視野において、正確な個々のフリンジ画像を得ることに関して、すなわち、三次元(3D)表面の正確な個々の二次元(2D)画像を得ることに関して、重要であることに、注意されたい。画像取得制御アプリ118は、複数の個々の2Dフリンジ画像を組み合わせることによって、3Dポイントクラウドを形成することができる。また、ワンド104内の光学的構成部材が、測定を正確なものに維持し得るよう、清浄に維持されダストフリーに維持されることに注意されたい。光学的システム内のレーザーダイオードに対しての電流駆動を維持することにより、熱負荷を一定に維持することができ、これにより、測定精度を維持することができる。各レーザーダイオードと、コリメート用レンズペアと、の間の間隔は、安定的であるように構成される。対物レンズと、ピンホールマスクと、の間の間隔は、安定的であるように構成される。フェーズシフトプレートおよび湾曲部材は、安定的で繰り返し可能なフェーズシフト値をもたらし得るよう構成される。ワンド104内に収容されたカメラ108の電荷結合素子(CCD)とカメラレンズとの間の間隔も、また、安定的であるように構成される。
図5は、本発明のある種の実施形態における3D口腔内画像化システム102の健全性チェック手段502を示している。ある種の実施形態においては、健全性チェック手段502は、幅が26mmかつ高さが22mmとされた矩形領域とされる。健全性チェック手段502は、ワンド104の先端404に対して清浄なミラーがあるいは満足のいくミラーが取り付けられているか、あるいは、ワンドの先端において汚れたミラーがあるいは不満なミラーが取り付けられているか、を決定し得るよう構成されている。健全性チェック手段502は、また、使用前にシステムの測定精度を決定し得るよう構成されている。ある種の実施形態においては、健全性チェック手段を使用することにより、システムの測定精度が所定のしきい値を超えているかどうかを決定することができる。ある種の実施形態においては、健全性チェック手段502を使用することにより、3D口腔内画像化システム102の動作および精度が適正であるかどうかを決定することができる。
図5は、さらに、ハウジング200の表面(参照符号504)が、円滑なものであって、容易に洗浄し得るものであることを示している。3D口腔内画像化システム102のワンドおよびクレイドルハウジングは、ヒトに対しての使用のたびごとに、3D口腔内画像化システム102の外側ハウジング200上において使用されるタイプの硬質で非多孔性の表面上において使用されたときには二次汚染を効果的に防止するアンチバクテリアティッシュやアンチウイルスティッシュや耐菌性ティッシュによって、消毒することができる。
図6は、本発明のある種の実施形態における3D口腔内画像化システム102のうちの、タッチスクリーンディスプレイ116を支持するアームを連結するためのレリーフカット領域602を示している。ある種の実施形態においては、アームのためのレリーフカット領域602は、アームの内部ヒンジ機構のために必要とされるスペースに基づいて、凹状とされている。ヒンジの下方の領域は、凸状とすることができる。これにより、クリーニングを容易なものとし得るとともに、ピンチポイントを形成してしまう可能性を回避することができる。
図7は、本発明のある種の実施形態における3D口腔内画像化システム102における、ハウジング200上にタッチスクリーンディスプレイ116を支持しているアーム702を示している。アーム702の湾曲した形状により、使用のための十分なスペースが形成されていること、および、3D口腔内画像化システム102の全体的高さに対して影響を与えていること、がわかる。
アーム702は、3D口腔内画像化システム102をフロア上に配置することができるような、そして、3D口腔内画像化システム102の使用時に、アーム702を十分に引き延ばし得るような、長さとされている。代替可能な実施形態においては、アーム702は、3D口腔内画像化システム102が例えば椅子やテーブルといったような高い位置の表面上に配置された場合には、十分に引っ込めることができる。
ある種の実施形態においては、アーム702は、タッチスクリーンディスプレイ116を傾斜させたり回転させたりし得るようにして、タッチスクリーンディスプレイ116をハウジング200に対して連結する。
タッチスクリーンディスプレイ116を支持しているアーム702は、タッチスクリーンディスプレイ116を持ち上げる際にわずかの力を要するように、スプリングによって付勢されたものとすることができる。しかしながら、アーム702が引き伸ばされてタッチスクリーンディスプレイ116が持ち上げられたときには、摩擦ベアリングが、タッチスクリーンディスプレイを安定的な態様で所定位置に維持する。
図8は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102において、タッチスクリーンディスプレイ116のためのディスプレイ容器802における様々な特徴点を示している。ディスプレイ容器802の背面上における凹所領域(参照符号804)は、ユーザーがタッチスクリーンディスプレイ116を格納位置から直立位置へと引っ張ることを、補助する。ディスプレイ容器802の背面に沿って設けられた他の凹所領域(参照符号806)は、アーム702をハウジング200に対して面一に格納することを可能とする。
図9は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102内のベント領域902,904を示している。ベント領域902は、ハウジング200の背面903上における切欠ポケットであり、ベント領域904は、ハウジング200の底面905上における切欠ポケットである。ベント領域902,904は、ベントを行うものであり、これにより、3D口腔内画像化システム102内の冷却を容易なものとすることができる。
図9は、また、3D口腔内画像化システム102の底面エッジに沿って設けられたハンドル906を示している。ハンドル906により、ユーザーは、3D口腔内画像化システム102の底面パネルを取り外すことができ、これにより、3D口腔内画像化システム102に対して中断なく電力を供給しているバッテリに対してアクセスすることができる。バッテリは、図1に示すバッテリ駆動電源130の一部である。背面パネルも、また、取り外すことができ、これにより、3D口腔内画像化システム102に対しての定期的な保守点検を行うことができる、あるいは、ハウジング200の内部に配置された内部構成部材を修理することができる。
3D口腔内画像化システム102は、4つのペグ910a,910b,910c,910dによって支持される。ある種の実施形態においては、ペグは、スリップを防止し得るよう、ゴムまたは他の非スリップ材料から形成することができる。4つのペグ910a,910b,910c,910dは、円柱形状のピンまたはテーパー形状のピンという形状とされ、3D口腔内画像化システム102の底面905に対して取り付けられている。
他の実施形態においては、いくつかのペグに代えてまたはすべてのペグに代えて、キャスターを使用することができる。例えば、ある種の代替可能な実施形態においては、3D口腔内画像化システム102の前面側の2つの支持部材910a,910bは、ペグとすることができ、3D口腔内画像化システム102の背面側の2つの支持部材910c,910dは、キャスターとすることができる。キャスターは、小さなホイールを有することができる。キャスターは、移動の容易さをもたらすことができる。一方、ペグは、3D口腔内画像化システム102に対して、スリップ耐性をもたらすことができる。
3D口腔内画像化システム102の重心は、ハウジング200内に収容された構成部材と比較してタッチスクリーンディスプレイ116が軽量であることのために、比較的低い。その結果、3D口腔内画像化システム102は、水平面上に配置したときには、安定的である。
図10は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102における、コードリール1000およびハンドル128の動作態様を示している。ある種の実施形態においては、コードリール1000は、約2.5cmだけ引き出され、これにより、ユーザーは、コード巻取機構300まわりにコード206を巻回することができる。ヒンジ付きハンドル128の移動範囲は、両方向において、ハンドル128がタッチスクリーンディスプレイ116に対してもまたコード206に対してもまたコード巻取機構300に対しても接触しないように、制限されている。コード引っ張り軽減機構1002が、ハウジング200からのコードの出口部分に設けられている。
図11は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102における、少なくとも、ハウジング200の背面パネル1102を示している。図11により、ハウジング200の前面パネルの分離部分(参照符号1104)が、アーム702を受領することがわかる。
図12は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102における、少なくとも、前面パネル1202と、左側面パネル1204と、右側面パネル1206と、底面パネル1208と、を示している。周縁上にコードを巻回し得るコードリール300は、図12においては、分解図で示されている。
図13は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102において、ワンド104をワンド格納領域110に対して位置合わせする態様を示している。2つのワンド取付部材(下顎形状の部材)1302,1304により、ワンド104は、安定的に留まることができ、ワンド格納領域110に対して安定的に取り付けられる。ワンド取付部材1302,1304は、図13に図示されているけれども、代替可能な実施形態においては、ワンド取付部材1302,1304は、ワンド104を把持するための任意の把持部材を有することができる。
ワンド格納領域110内の2つのワンド位置合わせ部材1306,1308により、ワンド104は、ワンド格納領域110に対して位置されることができる。ある種の実施形態においては、ワンド位置合わせ部材1306,1308は、ゴム製のだぼから構成されている。ワンド104上には、2つのゴム製だぼに対応した2つの凹所または2つの切欠が設けられている。ゴム製だぼ1306,1308は、2つの凹所または2つの切欠に対して係合する。ワンド104は、ワンド104がワンド取付部材1302,1304に対して十分に係合していない場合でさえ、2つのだぼ1306,1308まわりに回転することができる。ある種の実施形態においては、2つのだぼ1306,1308は、ワンド格納領域110の表面上に設けられた任意の適切な突起とすることができる。
ワンド104が、だぼ1306,1308に対しておよび取付部材1302,1304に対して十分に係合した場合には、ワンドの先端は、健全性チェックインジケータ502に対して位置合わせされる。ワンド104上の追加的なワンド位置合わせ部材(参照符号1310)により、ワンド格納領域110に対してのワンド104の取付が、さらに容易なものとされる。
ワンド104は、丸い形状にモールド成型された領域を有している。その領域には、第1スイッチ1312が設けられている。歯科医師がその第1スイッチを押すことにより、画像の記録の開始をオンオフすることができる。他の円形にモールド成型された領域(図13においては見ることができない)には、第1スイッチとは径方向反対側に配置された第2スイッチが設けられている。2つのスイッチの存在により、上側アーチと下側アーチとの画像撮影を容易に行い得るとともに、歯科医師が左利きであってもまた右利きであっても使いやすいものとなる。ある種の実施形態においては、ただ1つのスイッチだけを使用することができる。
長円形にモールド成型された領域1314においては、長円形にモールド成型された領域1314の2つの狭い端部のところに、2つのキーパッドボタン1316,1318が設けられている。歯科医師は、長円形にモールド成型された領域1314上の2つのキーパッドボタン1316,1318の一方または双方を押すことにより、タッチスクリーンディスプレイ116上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースの様々なアイテムの中から選択を行うことができる。不可欠的に、長円形にモールド成型された領域1314は、タッチスクリーンディスプレイ116上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースのための、前方キーパッドボタンおよび後方キーパッドボタンを有している。グラフィカルユーザーインターフェースは、「一連の連続ガイドモード」と称されるモードにおいては、歯科医師が、タッチスクリーンディスプレイ116に対してタッチすることなく、ワンド104の長円形にモールド成型された領域1314上の2つのキーパッドボタン1316,1318を押すことにより、画像を取得し得るとともに、画像を操作することができる。歯を画像化する前に必要であれば患者の情報を入力する場合を除いては、また、歯の画像化プロセスの最後に最終的な再検討を行う場合を除いては、タッチスクリーンディスプレイに対してタッチする必要がない。2つのキーパッドボタン1316,1318およびスイッチ1312は、3D口腔内画像化システム102の指先での操作制御を提供する。
ある種の実施形態においては、スイッチ1312と、2つのキーパッドボタン1316,1318とは、制御手段と称すことができる。ある種の実施形態においては、タッチスクリーンディスプレイのインターフェースの画像記録および操縦は、1つまたは複数の制御手段を介して行うことができる。
ある種の実施形態においては、ワンド104の先端404は、使い捨て可能なモールド成型されたプラスチック製シース1320によってカバーされる。そのようなシース1320は、ワンド104の先端4040に対して、スナップ取付によって着脱される。使い捨て可能なミラー1322が、使い捨て可能なモールド成型されたプラスチック製シース1320内に組み込まれる。健全性チェック手段502を使用することにより、使い捨て可能なモールド成型されたプラスチック製シース1320が新品であるかどうかを、また、使い捨て可能なミラー1322が清浄なものであるかどうかを、決定することができる。ハウジング200は、システムの精度を検証するため、内蔵型の健全性チェック手段502を有している。使い捨て可能なミラー1322の曇りを除去するために、内蔵型の使い捨て可能なヒータを使用することができる。
健全性チェック手段502は、ワンド104が、だぼ1306,1308およびワンド取付部材1302,1304に対して完全に係合した場合に、起動される。健全性チェック手段502を使用することにより、三次元形状を測定することができて、ワンド104上の使い捨て可能なプラスチック製シース1320が新品であるかどうかを、また、使い捨て可能なミラー1322が清浄なものであるかどうかを、決定することができ、さらに、システムの測定精度を検証することができる。その結果、3D口腔内画像化システム102に関して、感染制御が改良される。
図14は、本発明のある種の実施形態において、アーム702の構成部材、および、ディスプレイ容器802の構成部材を配置して配向させる態様を示している。ディスプレイ容器802は、ディスプレイ容器140の前面部材1402とディスプレイ容器の背面部材1404とを組み合わせることにより、形成される。ディスプレイ容器の前面部材1402は、タッチスクリーンディスプレイ116上に適合する。アーム702は、2つのパネル1406,1408から形成される分離アームである。
図15は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102における、画像取得制御アプリ118を有したソフトウェアコンポーネントを示すブロック図1500である。ある種の実施形態においては、プロセッサ114内において動作を実行する画像取得制御アプリ118は、歯科用のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)モジュール1502と、コア画像化ソフトウェアモジュール1504と、画像に対して後処理を行う画像後処理ソフトウェアモジュール1506と、ネットワーク伝達モジュール1508と、から構成されている。
歯科用GUIモジュール1502は、患者に関するデジタルインプレッションデータを取得するよう歯科医師を案内する相互作用を提供する。歯科用GUIモジュール1502は、タッチスクリーンディスプレイ116から入力命令を得る、あるいは、ワンド104から命令を得る。データの取得後には、データを、データファイル内に収容して、ネットワーク126に対して接続された演算デバイス124a,…,124n上で動くウェブサービス1510に対してアップロードすることができる。
コア画像化ソフトウェアモジュール1504は、データ取得機能とデータ表示機能とを行う。コア画像化ソフトウェアモジュール1504は、ワンド104に対して相互作用し、カメラ108からのデータを入力として受領し、出力として、取得データの三次元ポイントクラウド表示を生成する。
画像後処理ソフトウェアモジュール1506は、入力として、三次元ポイントクラウド表示を受け取り、出力として、タッチスクリーンディスプレイ116上に表示するための三次元表面を生成する。
ネットワーク伝達モジュール1508は、ネットワーク伝達ハードウェア120を介してウェブサービス1510に対して、暗号化された低解像度のサムネイルデータファイル(検査用)と、暗号化された高解像度のデータファイル(製造用)と、の双方を、送信する。サムネイルデータファイルは、通常、ウェブサービス1510に対して実質的に迅速に送信することができる。一方、高解像度のデータファイルは、ウェブサービス1510に対して、その後に送信することができる。
歯科医師が、デバイスを使用してデジタルインプレッションデータを収集するに先立って、3D口腔内画像化システム102が機能的に適正であることの通知を受領することが、重要である。この目的のために、内蔵型の自動的な「健全性チェック」機能が設けられている。健全状態の通知は、内蔵型の健全性チェック機能がテストを完了した後に、歯科医師に対して提示される。ある種の実施形態においては、健全性チェック機能は、既知の静的なターゲットを照明した際にカメラ108が各レーザーチャネルからの光の適切なレベルを検出することを決定する。健全性チェック機能は、また、既知の静的なターゲットを照明しれた際に、3D口腔内画像化フェースシフターが、十分に低強度のリップルを有したグレースケール画像を生成することを決定する。加えて、健全性チェック機能は、さらに、ソフトウェアが、既知の静的なターゲットを照明した際に、特定された最小数の非遮蔽(すなわち、良好な)ポイントと特定された最大の2乗平均平方根フィットエラーとを有した正確な三次元ポイントクラウドを生成することを、決定する。
図16は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102に関して実行されるある種の操作を示すブロック図1600を示している。
制御は、ブロック1602において開始される。ブロック1602においては、3D口腔内画像化システム102のハウジング200に付設されたハンドルを使用して、ある場所から他の場所へと、3D口腔内画像化システム102を移動させる。タッチスクリーンディスプレイ116に設けられたアーム702を引き伸ばし(ブロック1606)、タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、ハウジング200の上方における所望の高さ位置に調節する。
制御は、ブロック1608へと進む。ブロック1608においては、健全性チェック手段502を使用して、ワンド104の先端404上に配置された使い捨て可能なミラー1322が清浄であるかどうか、また、満足のいくものであるかどうか、が決定される。そうであれば、ワンド104が、ワンド格納領域110から取り外されて、患者の口腔内に挿入される(ブロック1610)。ワンド104上の1つまたは複数の制御手段(例えば、1つまたは複数のスイッチ1312、および/または、2つのキーパッドボタン1316,1318)を押すことにより、ハウジング200から延伸可能とされた画像化センサ108によって、画像を取得する(ブロック1612)。ハウジング200内に内蔵されたプロセッサ114によって、取得した画像を処理する(ブロック1614)。プロセッサ114が、タッチスクリーンディスプレイ116上に、処理した画像を表示する(ブロック1616)。
制御は、ブロック1618へと進む。ブロック1618においては、画像の取得が完了したかどうかが決定される。画像の取得が完了したと決定された場合には、制御は、ブロック1620へと進む。ブロック1620においては、アーム702が引き伸ばされていたことが決定された場合、アーム702を、タッチスクリーンディスプレイ116よりも下方へと引っ込める。さらに、ワンド104を、ワンド格納領域110内に格納する。さらに、ワンド104の先端404上において使い捨て可能なミラー1322および使い捨て可能なシース1320を交換する。
ブロック1618において、画像取得が完了していない場合には、制御は、継続した画像取得のために、ブロック1612へと戻る。加えて、ブロック1608において、健全性チェック手段502が、ワンドの先端上に配置された使い捨て可能なミラー1322が清浄ではないと決定した場合には、ワンドの先端上の使い捨て可能なミラー1322および/または使い捨て可能なシース1320を交換し(ブロック1622)、制御は、ブロック1608へと戻る。
図1〜図16は、3D口腔内画像化システム102が、プロセッサ114と、このプロセッサ114を内蔵したハウジング200と、画像の取得のためにハウジング200に対して延出可能に取り付けられた画像化センサ108と、画像化センサ108によって取得された画像を表示するためのタッチスクリーンディスプレイ116と、から構成されているようなある種の実施形態を示している。アーム702は、ハウジング200に対して連結されているとともに、タッチスクリーンディスプレイ116を支持している。ここで、アーム702は、所定の高さ範囲にタッチスクリーンディスプレイ116を配置し得るよう、伸縮可能に構成することができる。ハウジング200のハンドル128は、携行可能性のために設けられている。
したがって、図1〜図16は、唇側および舌側の処置のためのカスタムブラケットおよびワイヤの作製や患者および医師のレビューのための電子的モデルの作製やカスタム化された位置合わせシステムおよび研究器具の作製等を含む歯科応用および歯科矯正応用のために使用されていた従来のインプレッション方法を機能的に代替するような、3D口腔内画像化システム102のある種の実施形態を示している。3D口腔内画像化システム102によって生成された「デジタルインプレッション」出力ファイルは、歯科矯正治療および他の歯科治療の速度向上および効率向上のために、電子的に送信することができる。ある種の実施形態においては、3D口腔内画像化システム102は、3D口腔内画像化システム102がホイール上のコンピュータおよびモニタに対して連結されている場合と比較して、より小さいものとしておよびより軽量なものとして、形成することができる。
「様々な実施形態における追加的な細部」
図1〜図16において説明した操作は、ソフトウェアやファームウェアやハードウェアやこれらの任意の組合せを製造するための技術を使用して、方法あるいは装置あるいはコンピュータプログラム製品として具現することができる。加えて、ある種の実施形態は、コンピュータ読取可能なプログラムコードを内部に有した1つまたは複数のコンピュータ読取可能な格納媒体内に組み込まれたコンピュータプログラム製品という態様とすることができる。
コンピュータ読取可能な格納媒体は、電子的なあるいは光学的なあるいは電磁気的なあるいは赤外のあるいは半導体の、システムや装置やデバイスや、あるいは、これらの任意の適切な組合せを有することができる。コンピュータ読取可能な格納媒体は、さらに、1つまたは複数のワイヤを有した電気接続と、携帯式のコンピュータディスケットあるいはディスクと、ハードディスクと、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、リードオンリーメモリ(ROM)と、消去可能なプログラム可能なリードオンリーメモリ(EPROMあるいはフラッシュメモリ)と、光ファイバと、携帯式のコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)と、光学的格納デバイスと、磁気的格納デバイスと、その他とを備えることができる。コンピュータ読取可能な格納媒体は、任意のタンジブル媒体とすることができる。タンジブル媒体は、支持実行システムあるいは装置あるいはデバイスによって使用するための支持実行システムあるいは装置あるいはデバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを有することができるあるいは格納することができる。
本発明における見地による操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを、1つまたは複数のプログラム言語の任意の組合せでもって、書き込むことができる。
本発明による見地について、本発明のある種の実施形態による方法やシステムやコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して、以下において説明する。図面に示した少なくとも1つのある種の操作は、ある種の順序で起こるある種の事象を示している。代替可能な実施形態においては、ある種の操作は、異なる順序で、あるいは、修正された順序で、あるいは、省略した順序で、実行することができる。加えて、実施形態になおも適合している態様で、上記論理に対して、操作を追加することができる。さらに、ここで説明する様々な操作は、順次的に実行することができる。あるいは、ある種の操作は、並列的に実行することができる。さらに他の実施形態においては、様々な操作は、単一の処理ユニットによって、あるいは、分散して配置された複数の処理ユニットによって、実行することができる。コンピュータプログラム命令は、フローチャートの複数のブロックを実施することができる。これらコンピュータプログラム命令は、実行のためのコンピュータのプロセッサに設けることができる。
図17は、本発明のある種の実施形態による3D口腔内画像化システム102内に設け得るある種の構成部材を示すブロック図を示している。システム1700は、3D口腔内画像化システム102を備えることができ、3D口腔内画像化システム102は、回路1702を有することができる。回路1702は、ある種の実施形態においては、少なくとも、例えばプロセッサ114といったようなプロセッサ1704を有することができる。システム1700は、さらに、メモリ1706(例えば、揮発性メモリデバイス)と、格納手段1708と、を備えることができる。格納手段1708は、非揮発性メモリデバイス(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ、ファームウェア、プログラマブルロジック、等)、磁気ディスクドライブ、光学的ディスクドライブ、テープドライブ、等を備えることができる。格納手段1708は、内部格納デバイス、付属格納デバイス、および/または、ネットワークアクセス可能な格納デバイス、を備えることができる。システム1700は、さらに、プログラムロジック1710を備えることができる。プログラムロジック1710は、メモリ1706内に導入することができてプロセッサ1704または回路1702によって実行し得るコード1712を有している。ある種の実施形態においては、コード1712を有したプログラムロジック1710は、格納手段1708内に格納することができる。ある種の実施形態においては、プログラムロジック1710は、回路1702内において実行することができる。したがって、図17は、他の構成部材とは個別的とされたプログラムロジック1710を図示しているけれども、プログラムロジック1710は、メモリ1706内においておよび/または回路1702内において、実行することができる。
「ある実施形態」や「1つの実施形態」や「複数の実施形態」や「その実施形態」や「それら実施形態」や「1つまたは複数の実施形態」や「いくつかの実施形態」という用語は、特に断らない限り、「本発明による1つまたは複数の(しかしながら、すべてではない)実施形態」を意味している。
「を有している」や「を備えている」という用語およびこれらの同義語は、特に断らない限り、「限定するものではないけれども、を備えている」を意味している。
列挙されたアイテムは、特に断らない限り、それらアイテムのいくつかのものあるいはすべてのものを相互に除外しないことを意味している。
「1つの」や「その」という冠詞は、特に断らない限り、「1つまたは複数の」を意味している。
互いに通信しているデバイスどうしは、特に断らない限り、互いに連続的に通信する必要はない。加えて、互いに通信しているデバイスどうしは、直接的に通信することができる、あるいは、1つまたは複数の中間介在部材を介して間接的に通信することができる。
互いに通信している複数の構成部材を有した実施形態に関する説明は、そのようなすべての構成部材が必要とされることを意味しているわけではない。それとは逆に、広範な可能な実施形態を例示するために、様々な付加的な構成部材が説明されている。
単一のデバイスまたは単一の物品が説明されたときには、単一のデバイス/物品に代えて、2つ以上のデバイス/物品(これらが連携するかどうかにかかわらず)を使用し得ることは、自明であろう。同様に、2つ以上のデバイスまたは2つ以上の物品が説明されたときには(これらが連携するかどうかにかかわらず)、2つ以上のデバイス/物品に代えて、単一のデバイス/物品を使用し得ることは、自明であろう。あるいは、指摘された数のデバイスまたは物品に代えて、それとは異なる数のデバイス/物品を使用し得ることは、自明であろう。代替的には、デバイスの機能および/または特徴点は、そのような機能/特徴点を有したものとは異なる1つまたは複数の他のデバイスによって、具現することができる。
本発明の様々な実施形態に関する上記説明は、例示の目的のものに過ぎない。上記説明は、説明された細部へと本発明を限定することを意図したものではない。上記の開示に基づいて、様々な修正や様々な変形が可能である。本発明の範囲は、上記の詳細な説明によってではなく、特許請求の範囲によって、限定されることが意図されている。上記の説明や例示やデータは、製造に関する完全な説明と、本発明の構成の使用と、を提供する。本発明の多くの実施形態は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく行い得ることにより、本発明は、添付の特許請求の範囲によって表現されている。
102 携帯式の3D口腔内画像化システム
104 ワンド
108 カメラ(画像化センサ)
110 ワンド格納領域
114 プロセッサ
116 タッチスクリーンディスプレイ
128 ハンドル
130 バッテリ駆動電源
200 ハウジング
300 コード巻取機構
404 先端
502 健全性チェック手段
702 アーム
802 ディスプレイ容器
804 凹所領域
806 他の凹所領域
902 ベント領域
904 ベント領域
910a ペグ(支持部材)
910b ペグ(支持部材)
910c ペグ(支持部材)
910d ペグ(支持部材)
1302 ワンド取付部材(把持部材)
1304 ワンド取付部材(把持部材)
1306 ワンド位置合わせ部材(突起)
1308 ワンド位置合わせ部材(突起)
1320 使い捨て可能なシース
1322 使い捨て可能なミラー

Claims (12)

  1. 携帯式の三次元口腔内画像化システムであって、
    プロセッサと;
    このプロセッサを収容したハウジングと;
    このハウジングに対して延出可能に連結されているとともに、画像を取得するための、画像化センサと;
    この画像化センサによって取得された画像を表示するためのタッチスクリーンディスプレイと;
    このタッチスクリーンディスプレイを支持するアームであるとともに、前記ハウジングに対して連結されたアームであり、さらに、前記タッチスクリーンディスプレイを所定範囲の高さ位置に配置し得るよう、伸縮可能に構成されたアームと;
    携帯性のために前記ハウジングに付設されたハンドルと;
    を具備していることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  2. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    さらに、
    基端部と先端部とを有したワンドであるとともに、前記基端部が、収容可能なコードによって前記ハウジングから突出可能に取り付けられ、前記先端部が、使い捨て可能なミラーを保持する先端を有しているような、ワンドと;
    前記ハウジング上に配置されているとともに、前記ワンドの前記先端を保護するための少なくとも1つの表面を備えているワンド格納領域であり、さらに、前記ワンドを把持する1つまたは複数の把持部材と、前記ワンド内に適合する1つまたは複数の突起と、によって前記ワンドに対して係合するワンド格納領域と;
    前記ワンド上に配置されているとともに、前記画像の取得を開始および停止させることができ、さらに、前記タッチスクリーンディスプレイ上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースアイテムを操作することができる、1つまたは複数の制御手段と;
    を具備していることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  3. 請求項2記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記先端が、使い捨て可能なシースによって少なくとも部分的にカバーされ、
    前記使い捨て可能なミラーが、前記先端上にあるいは前記先端内に配置され、
    前記収容可能なコードが、前記ワンドが前記ワンド格納領域上に配置された際には、コード巻取機構によって巻き取られ、
    前記ハンドルが、前記収容可能なコードに対して接触しないように配置され、
    前記携帯式の三次元口腔内画像化システムが、さらに、前記ハウジング上にあるいは前記ハウジング内に配置された健全性チェック手段を具備し、
    前記ワンドが、前記1つまたは複数の把持部材と前記1つまたは複数の突起とによって完全に係合された際には、前記ワンドの前記先端が、前記健全性チェック手段に対して位置合わせされ、
    前記健全性チェック手段が、前記ワンドの前記先端上に配置された前記使い捨て可能なミラーが清浄であるかどうかあるいは満足のいくものであるかどうかを決定し得るよう構成されているとともに、前記三次元口腔内画像化システムの測定精度が所定しきい値を超えているかどうかを決定し得るよう構成されていることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  4. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記ハウジングが、前端と後端とを有した底面を備え、
    前記携帯式の三次元口腔内画像化システムが、
    さらに、
    前記ハウジングの前記底面の前記前端寄りに配置されていて、安定性を付与するための、2つのペグであるとともに、スリップを防止するためのゴムから形成されたあるいは他の非スリップ材料から形成された、2つのペグと;
    前記ハウジングの前記底面の前記後端寄りに配置されていて、移動の容易性を付与するための、2つのキャスターと;
    を具備していることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  5. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    さらに、
    前記ハウジング内に収容されたバッテリ駆動電源と;
    前記ハウジングの底面パネルであるとともに、第1組をなす複数のベント穴を有した底面パネルと;
    前記ハウジングの背面パネルであるとともに、第2組をなす複数のベント穴を有した背面パネルと;
    を具備し、
    前記第1組および前記第2組のベント穴により、空気の循環と、熱の放散と、が可能とされ、
    少なくとも一方のパネルが着脱可能とされ、これにより、前記ハウジング内に収容された前記バッテリ駆動電源に対してのアクセスが可能とされていることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  6. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記アームが、回転可能とされ、
    前記タッチスクリーンディスプレイが、傾斜可能とされ、
    前記アームが、前記タッチスクリーンディスプレイを持ち上げるためのスプリング付勢機構と、前記タッチスクリーンディスプレイが持ち上げられた際に前記タッチスクリーンディスプレイを固定位置に維持するための摩擦ベアリング機構と、を備え、
    前記タッチスクリーンディスプレイが、ディスプレイ容器内に配置され、
    このディスプレイ容器の凹所領域が、前記タッチスクリーンディスプレイをユーザーが格納状態から直立状態へと引き上げることを補助し、
    前記ディスプレイ容器に設けられた他の凹所領域が、前記アームを前記ハウジング対して面一に格納することを可能とすることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  7. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記三次元口腔内画像化システムに対して、キーボードもマウスも設けられておらず、
    前記携帯式の三次元口腔内画像化システムが、さらに、前記画像化センサによって取得された前記画像を保存するために、前記ハウジング内に保護的に収容されたハードディスクまたは半導体メモリデバイスを具備していることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  8. 請求項1記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    さらに、
    基端部と先端部とを有したワンドであるとともに、前記基端部が、収容可能なコードによって前記ハウジングから突出可能に取り付けられ、前記先端部が、前記画像化センサを保持する先端を有しているような、ワンドと;
    前記ハウジング上に配置されているとともに、前記ワンドの前記先端を保護するための少なくとも1つの表面を備えているワンド格納領域であり、さらに、前記ワンドを把持する複数の把持部材と、前記ワンド内に適合する複数の突起と、によって前記ワンドに対して係合するワンド格納領域と;
    前記ハウジングを支持する複数のペグと;
    前記ハウジング内に収容されたバッテリ駆動電源と;
    を具備していることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  9. 請求項8記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記先端が、使い捨て可能なシースによってカバーされ、
    前記先端上に、使い捨て可能なミラーが配置され、
    前記ワンドが、さらに、1つまたは複数の制御手段を備え、
    この1つまたは複数の制御手段が、前記ワンド上に配置されているとともに、前記画像の取得を開始および停止させることができ、さらに、前記タッチスクリーンディスプレイ上に表示されたグラフィカルユーザーインターフェースアイテムを操作することができ、
    前記ワンドが、さらに、前記ハウジング上にあるいは前記ハウジング内に配置された健全性チェック手段を具備し、
    前記ワンドが、前記把持部材と前記突起とによって完全に係合された際には、前記ワンドの前記先端が、前記健全性チェック手段に対して位置合わせされ、
    前記健全性チェック手段が、前記ワンドの前記先端上に配置された前記使い捨て可能なミラーが清浄であるかどうかあるいは満足のいくものであるかどうかを決定し得るよう構成されているとともに、前記三次元口腔内画像化システムの測定精度が所定しきい値を超えているかどうかを決定し得るよう構成されていることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  10. 請求項9記載の携帯式の三次元口腔内画像化システムにおいて、
    前記アームが、回転可能とされ、
    前記タッチスクリーンディスプレイが、傾斜可能とされ、
    前記アームが、前記タッチスクリーンディスプレイを持ち上げるためのスプリング付勢機構と、前記タッチスクリーンディスプレイが持ち上げられた際に前記タッチスクリーンディスプレイを固定位置に維持するための摩擦ベアリング機構と、を備え、
    前記タッチスクリーンディスプレイが、ディスプレイ容器内に配置され、
    このディスプレイ容器の凹所領域が、前記タッチスクリーンディスプレイをユーザーが格納状態から直立状態へと引き上げることを補助し、
    前記ディスプレイ容器に設けられた他の凹所領域が、前記アームを前記ハウジング対して面一に格納することを可能とすることを特徴とする携帯式の三次元口腔内画像化システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のシステムを使用した方法であって、
    前記三次元口腔内画像化システムを、前記ハンドルを使用して、ある場所から他の場所へと移動させ;
    前記アームを引き伸ばすことにより、前記タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、前記ハウジングの上方における所望の高さ位置へと調節し;
    前記画像化センサを使用して画像を取得し;
    前記プロセッサを使用して、取得した画像を処理し;
    前記プロセッサを使用して、前記タッチスクリーンディスプレイ上に、処理した画像を表示する;
    ことを特徴とする方法。
  12. 請求項3または9記載のシステムを使用した方法であって、
    前記三次元口腔内画像化システムを、前記ハンドルを使用して、ある場所から他の場所へと移動させ;
    前記アームを引き伸ばすことにより、前記タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、前記ハウジングの上方における所望の高さ位置へと調節し;
    前記画像化センサを使用して画像を取得し;
    前記プロセッサを使用して、取得した画像を処理し;
    前記プロセッサを使用して、前記タッチスクリーンディスプレイ上に、処理した画像を表示し;
    画像の取得が完了したことが決定されたときには、
    前記アームが引き伸ばされていた場合には、前記アームを収縮させることにより、前記タッチスクリーンディスプレイの高さ位置を、引き下げ;
    前記ワンドを前記ワンド格納領域内に格納し;
    前記健全性チェック手段を使用して、前記ワンドの前記先端上に配置された前記使い捨て可能なミラーが清浄であるかどうかあるいは満足のいくものであるかどうかを決定し;
    前記ワンドの前記先端上に配置された前記使い捨て可能なミラーが清浄ではないあるいは満足のいくものではないと決定された場合には、前記ワンドの前記先端上において、前記使い捨て可能なミラーおよび前記使い捨て可能なシースを交換する;
    ことを特徴とする方法。
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