JP2013143422A - リチウムイオンキャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】集電体に穴あけ加工を施すことなく、Liをスピーディ、かつ均一にドープすることができるLICを提供する。
【解決手段】正極集電体に炭素系材料を主体とする正極活物質合剤を担持させた正極と、負極集電体にリチウムイオンを吸蔵脱離できる材料を主体とする負極活物質合剤を担持させた負極とを備え、電解質としてリチウム塩を用い、正極と負極とがセパレーターを挟んで複数積層され、正極および負極が、それぞれセル内で電気的に結合されているリチウムイオンキャパシタであって、正極集電体と負極集電体が三次元構造の金属多孔体であるリチウムイオンキャパシタ。
【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオンをスピーディ、かつ均一にドープすることができるリチウムイオンキャパシタに関する。
環境問題がクローズアップされる中、太陽光発電や、風力発電等によるクリーンエネルギーの蓄電システム、コンピュータ等のバックアップ電源、ハイブリッド車や電気自動車等の電源として、蓄電デバイスの開発が盛んに行われており、近年、リチウムイオンキャパシタ(LIC)が、リチウムイオン二次電池(LIB)の利点と電気二重層キャパシタ(EDLC)の利点とを組み合わせた大容量の蓄電デバイスとして注目されている。
即ち、LIBは、アルミニウム(Al)箔上にコバルト酸リチウム(LiCoO)等の正極活物質を担持させた正極、銅(Cu)箔上にリチウムイオン(Li)を吸蔵脱離できる黒鉛粉末等の負極活物質を担持させた負極、およびLiPF等のリチウム塩と、エチレンカーボネート(EC)やジエチルカーボネート(DEC)等の有機溶媒とからなる非水電解液を用いてセルが構成されており、2.5〜4.2Vの電圧を得ることができ、高いエネルギー密度を有している。しかし、高電流密度での動作は難しく、出力密度は高いとは言えない。
一方、EDLCは、図2に示すように、アルミニウム(Al)箔23上に活性炭24を担持させた正極21と負極22、および(CNBF等とプロピレンカーボネート(PC)等の有機溶媒からなる電解液を用いてセルが構成されており、電解液中のイオンが活性炭24の表面に物理吸着あるいは脱離することにより、充放電が行われる。このため、EDLCは、高い出力密度を有し、サイクル性能も10万サイクル以上と優れており、小型バックアップ電源や瞬低保障装置、太陽光発電の蓄電デバイス等として用いられている。しかし、電圧は0〜3V、容量はmF〜数100F(ファラッド)であり、高容量とは言えない。
これに対して、LICは、図3に示すように、Al箔33上に活性炭35を担持させた正極31(EDLCの正極と同様)、Cu箔34上に黒鉛粉末36等を担持させてLiを吸蔵(プレドープ)させた負極32(LIBの負極と同様)、LiPF等のリチウム塩およびエチレンカーボネート(EC)やジエチルカーボネート(DEC)等の有機溶媒からなる非水電解液を用いて構成されている(例えば、特許文献1)。
このため、LICは、LIBと同様に約4Vと高い電圧を得ることができる。そして、容量は電圧の2乗に比例するため、100F〜数1000Fと高い容量を得ることができる。また、EDLCと同様に高い出力密度を得ることができ、サイクル性能も10万サイクル程度と優れており、瞬低保障装置、太陽光発電の蓄電デバイス等として用いられている。
特開2001−143702号公報
前記のLiの吸蔵は、予め、負極活物質へLiを吸蔵させた負極を用いてもよいが、一般には、正極、負極とセパレーターとを交互に積層して外装材に挿入し、電解液を注液した後、事前に外装材内に仕込んでおいたリチウムイオン源(リチウム金属等)からリチウムイオンを発生させ、負極活物質に化学的あるいは電気化学的手法で吸蔵させている。
これを図4に示す。図4において、4はLIC、41は正極、41aは正極活物質合剤、41bは正極集電体、42は負極、42aは負極活物質合剤、42bは負極集電体、43はセパレーター、44は正極タブ、45は負極タブ、46は正極タブリード、47は負極タブリードである。そして、負極42と対向してLiが配置されている。
Liは、図4に示すような電極のサイド側でなく下側に配置してもよいが、この場合には、電極の上方では充分にLiが供給されず、Liを均一に吸蔵されない恐れがある。このため、通常は、電極のサイド側にLiを配置して、Liの吸蔵が電極面内分布で均一になることを図っている。
しかしながら、従来のLIC4においては、正極集電体41b、負極集電体42bのいずれもが箔であり、Liが通過することができないため、正極集電体41bおよび負極集電体42bの箔に、エッチングやパンチングにより穴あけ加工を施して、多数の小さな穴を設ける必要がある。しかし、集電体としての面積や強度を確保する観点からは、穴あけ加工にも限度があり、開口率は50%程度を確保するに留まっている。このため、Liをスピーディかつ均一にドープすることが困難であった。また、セパレーター43についても穴あけ加工を施して、多数の小さな穴を設ける必要があり、これらの穴あけ加工のために高コストになっていた。
そこで、本発明は、集電体に穴あけ加工を施すことなく、Liをスピーディ、かつ均一にドープすることができるLICを提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、以下に記載の発明により、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(1)本発明に係るリチウムイオンキャパシタは、
正極集電体に炭素系材料を主体とする正極活物質合剤を担持させた正極と、負極集電体にリチウムイオンを吸蔵脱離できる材料を主体とする負極活物質合剤を担持させた負極とを備え、電解質としてリチウム塩を用い、前記正極と負極とがセパレーターを挟んで複数積層され、前記正極および負極が、それぞれセル内で電気的に結合されているリチウムイオンキャパシタであって、
前記正極集電体と前記負極集電体が三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする。
本発明においては、正極集電体および負極集電体として、従来の箔に替えて、金属が棒状もしくは繊維状で相互に三次元的につながり合いネットワークを形成している三次元構造の金属多孔体を用いているため、内部に金属骨格が連続して形成されている。このため、箔の場合と異なって、高い開口率(気孔率)であっても強度を充分に維持することができ、積層電極の内部までスムーズにLiをドープして、スピーディかつ均一なドープが可能となる。また、集電体に穴あけ加工を施す必要もないため、穴あけ加工の費用が不要となる。
(2)そして、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記正極集電体が、アルミニウムを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする。
(3)また、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記正極集電体が、少なくともクロムを20wt%以上含む三次元構造のニッケルクロム合金多孔体であることを特徴とする。
アルミニウムやニッケルクロム合金は、耐電圧性に優れているため、正極集電体として好適であり、アルミニウムを50wt%以上含む金属多孔体、または、クロムを20wt%以上含むニッケルクロム合金多孔体を正極集電体として用いた場合、リチウムイオンドープ時にリチウムイオンが電極内をスムーズに通り抜ける効果を発揮することができ好ましい。なお、ニッケルクロム合金多孔体には微量の鉄が含まれていてもよい。
(4)さらに、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記負極集電体が、銅を50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする。
(5)そして、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記負極集電体が、ニッケルを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする。
(6)そして、前記のリチウムイオンキャパシタは、
負極活物質が、金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料であり、
前記負極集電体が、アルミニウムを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体である
ことを特徴とする。
銅やニッケルは、AlのようにLiと合金化して脆くなるようなことがなく、また電気抵抗が低いため、負極集電体として好適であり、これらの金属を50wt%以上含む多孔体を負極集電体として用いた場合、リチウムイオンドープ時にリチウムイオンが電極内をスムーズに通り抜ける効果を発揮することができ好ましい。
また、負極活物質として、金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料を用いる場合には、アルミニウムはLiと合金化しないため、アルミニウムを負極集電体として好適に使用することができる。そして、アルミニウムを50wt%以上含む多孔体を負極集電体として用いた場合、リチウムイオンドープ時にリチウムイオンが電極内をスムーズに通り抜ける効果を発揮することができ好ましい。金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料としては、例えば、チタン酸リチウムを挙げることができる。
(7)さらに、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記正極集電体の正極に占める体積比率が50%未満、および/または、
負極集電体の負極に占める体積比率が50%未満であることを特徴とする。
電極に占める集電体の体積比率を50%未満とすることにより、正極活物質合剤層や負極正極活物質合剤層の体積比率が50%以上となり、各電極の容量を上昇させることができ、より高容量のLICを提供することができる。
(8)また、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記炭素系材料は、比表面積が700m/g以上の活性炭であることを特徴とする。
比表面積が700m/g以上の活性炭は、電解質イオンを吸着できるサイトが多く高容量であるため、正極活物質としてより好ましく、このような活性炭を前記正極の正極活物質として用いることにより、正極容量を一層大きくすることができ、より高容量のLICを提供することができる。
(9)また、前記のリチウムイオンキャパシタは、
前記炭素系材料は、比表面積が300m/g以上のカーボンナノチューブであることを特徴とする。
比表面積が300m/g以上のカーボンナノチューブは、電解質イオンを吸着できるサイトが多く高容量であるため、正極活物質としてより好ましく、このような活性炭を前記正極の正極活物質として用いることにより、正極容量を一層大きくすることができ、より高容量のLICを提供することができる。
本発明により、集電体に穴あけ加工を施すことなく、Liをスピーディ、かつ均一にドープすることができるLICを提供することができる。
本発明の一実施の形態におけるLICの構成を説明する図である。 EDLCの原理を説明する図である。 LICの原理を説明する図である。 従来のLICの構成を説明する図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
1.LICの構成
はじめに、LICの構成について説明する。図1は、本実施の形態におけるLICの構成を説明する図であり、1はLIC、11は正極、12は負極、13はセパレーターである。そして、14は正極タブ、15は負極タブ、16は正極タブリード、17は負極タブリードである。また、11aは正極活物質合剤、11bは正極集電体、12aは負極活物質合剤、12bは負極集電体である。
LIC1は、正極11と負極12とがセパレーター13を挟んで複数積層され、複数の正極11と負極12は、それぞれ超音波溶接等により正極タブ14と負極タブ15に接合されている。そして、正極タブ14と負極タブ15は、それぞれ正極タブリード16と負極タブリード17に接合されている。また、電解液にはリチウム塩を含む非水電解液が用いられる。
2.正極
(1)概要
正極11は、三次元構造の金属多孔体を集電体として、炭素系材料を主体とする正極活物質合剤が金属多孔体の空孔に充填されて担持されている。なお、前記の「炭素系材料を主体とする」とは、正極活物質として機能する炭素系材料を50wt%超含有していることを示す。また、正極活物質合剤は、正極活物質に加えて、必要に応じて適宜、導電助剤、バインダー等が添加されて構成される。
正極活物質合剤11aを正極集電体11bに充填させる方法としては、例えば、溶媒を用いてペースト状にされた正極活物質合剤を圧入する圧入法等、公知の方法が用いられる。その他、例えば、正極活物質合剤ペースト中に集電体を浸漬し、必要に応じて減圧する方法、正極活物質合剤ペーストを集電体の一方面からポンプ等で加圧しながら吹き付けて充填する方法などを用いてもよい。
充填されたペースト状の正極活物質合剤は、乾燥処理を施すことにより、溶媒が除去されて正極活物質合剤層が形成される。必要に応じて、充填後、ローラープレス機等により加圧することにより、所定の圧縮率に圧縮成形されることも好ましい。圧縮成形することにより、正極活物質合剤をより高密度に充填することができ、また正極を所望の厚みに調整することができる。
(2)正極集電体
正極集電体11bとしては、集電性の観点より、三次元構造の金属多孔体が用いられるが、金属多孔体の内でも、Alを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体、またはCrを20wt%以上含む三次元構造のNi−Cr合金多孔体が好ましい。Al、Ni、Cr以外の含有成分としては、耐電解性の観点より、チタン、白金、ステンレス等が挙げられる。
また、前記金属多孔体における目付量は多孔体形状維持と電気抵抗低減の観点から10〜1000g/mであることが好ましく気孔率は、充填密度の確保、および機械強度の観点から80〜98%であることが好ましい。このように高い気孔率の金属多孔体を用いることにより、リチウムイオンを速やかに通過させて、リチウムイオンの負極へのドープをスピーディにかつ均一に行うことができる。厚みは、1cm当たりの正極活物質合剤11aの充填量、圧縮率等を考慮し、正極集電体11bの正極11に占める体積比率が50%未満になるように設定することが好ましい。なお、「目付量」とは金属多孔体製造時の厚み1mm当たりの重量を示し、「気孔率」とは集電体の見かけの体積に対して気孔が占める割合を示す。
上記のような金属多孔体は、内部に導電性が高く耐電圧性に優れた金属骨格が連続して存在するため、集電機能に優れている。そして、多孔体中の空隙に活物質が包まれる構造であるため、バインダーや導電助剤等の含有比率を少なくすることができ、活物質の充填密度を高くすることができる。その結果、内部抵抗を小さくすることができると共に、高容量化が可能になる。
このような金属多孔体は、発泡樹脂または不織布の表面に金属被覆層を形成したのち、基材である発泡樹脂や不織布を除去することにより得ることができ、例えば、Al発泡体は、以下に示す方法により作製される。
まず、連通気孔を有する発泡樹脂を準備し、その表面にAl層を形成してAl被覆発泡樹脂を得る。
発泡樹脂としては、多孔性のものであれば特に限定されず、発泡ウレタン、発泡スチレン等を使用することができ、気孔率40〜98%で、セル径50〜1000μmの連通気孔を持つものが好ましく用いられる。これらの中でも、気孔率が高く(80〜98%)、セル径の均一性が高く、また熱分解性にも優れた発泡ウレタンが特に好ましい。
発泡樹脂の表面にAl層を形成する方法としては、蒸着、スパッタ、プラズマCVD等の気相法、アルミニウムペーストの塗布、溶融塩電解めっき法等任意の方法で行うことができる。
これらの方法の内でも、溶融塩電解めっきが好ましい。溶融塩電解めっきは、例えば、AlCl−XCl(X:アルカリ金属)の2成分系あるいは多成分系の塩を使用し、溶融塩中に発泡樹脂を浸漬し、Al層に電位を印加して電解めっきを行う。この際、予め、Al等の蒸着やスパッタ、あるいはカーボン等を含有した導電性塗料の塗布等の方法を用いて、発泡樹脂1の表面に、導電化処理を施しておく。
なお、Al層の形成に際しては、Ni、Fe、Cu、Si等の不純物が含まれないようにする。これらの不純物が含まれた正極を用いた場合、充電中にこれらの不純物が溶け出して負極に析出し、短絡が生じる原因となる。
次に、Al被覆発泡樹脂を溶融塩に浸漬し、Al層に負電位を印加する。これにより、Al層の酸化を抑制することができる。この状態で発泡樹脂の分解温度以上で、Alの融点(660℃)以下の温度で加熱することにより、発泡樹脂が分解して、Al層のみが残りAl多孔体を得ることができる。加熱温度としては、500〜650℃が好ましい。
溶融塩としては、Al層の電極電位が卑となるように、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のハロゲン化物の塩を使用することができる。具体的には、塩化リチウム(LiCl)、塩化カリウム(KCl)、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化アルミニウム(AlCl)からなる群より選択される1種以上を含むことが好ましく、上記の2種以上を混合して融点を下げた共晶溶融塩がより好ましい。
(3)正極活物質合剤
(a)炭素系材料
炭素系材料としては、活性炭やカーボンナノチューブ、グラフェンが使用される。
(イ)活性炭
活性炭としては、比表面積が700m/g以上の活性炭が好ましく、1000〜4000m/gであるとより好ましい。また、粒径は、20μm以下であることが好ましい。この範囲とすることにより、LICの静電容量を大きくすることができ、また、内部抵抗を小さくすることできる。
このような活性炭としては、電気二重層キャパシタ用に一般的に市販されているものを、同様に使用することができる。活性炭の原料としては、例えば、木材、ヤシ殻、パルプ廃液、石炭、石油重質油、又はそれらを熱分解した石炭・石油系ピッチのほか、フェノール樹脂等の樹脂等が挙げられる。
なお、炭化後に賦活するのが一般的であり、賦活法は、ガス賦活法及び薬品賦活法が挙げられる。ガス賦活法は、高温下で水蒸気、炭酸ガス、酸素等と接触反応させることにより活性炭を得る方法である。薬品賦活法は、上記原料に公知の賦活薬品を含浸させ、不活性ガス雰囲気中で加熱することにより、賦活薬品の脱水及び酸化反応を生じさせて活性炭を得る方法である。賦活薬品としては、例えば、塩化亜鉛、水酸化ナトリウム等が挙げられる。
(ロ)カーボンナノチューブ
カーボンナノチューブとしては、比表面積が300m/g以上のカーボンナノチューブが好ましく、400〜1500m/gであるとより好ましい。また、チューブの長さは、20μm以下であることが好ましく、10μm以下であるとより好ましい。チューブの径は300nm以下が好ましく、100nm以下であるとより好ましい。そして、チューブが開端していると、チューブの内外をイオンの吸着に用いることができ、容量密度を向上させることができるため好ましい。
(b)導電助剤
導電助剤の種類には特に制限はなく、公知又は市販のものが使用できる。例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、炭素繊維、天然黒鉛(鱗片状黒鉛、土状黒鉛等)、人造黒鉛、酸化ルテニウム等が挙げられる。これらの中でも、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、炭素繊維等が好ましい。これにより、LICの導電性を向上させることができる。導電助剤の含量は限定的でないが、活性炭100質量部に対して0.1〜10質量部程度が好ましい。10質量部を超えると静電容量が低下するおそれがある。
(c)バインダー
バインダーの種類には特に制限はなく、公知又は市販のものが使用できる。例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルクロリド、ポリオレフィン、スチレンブタジエンゴム、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。
バインダーの含有量についても特に制限はないが、活性炭100質量部に対して好ましくは0.5〜10質量部である。この範囲とすることにより、電気抵抗の増加及び静電容量の低下を抑制しながら、結着強度を向上させることができる。
なお、ペースト状にするための溶媒は、バインダーの材質等に応じて適宜決定される。例えば、バインダーとしてポリフッ化ビニリデンを用いる場合には、N−メチル−2−ピロリドンが溶媒に用いられ、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等を用いる場合には、水が溶媒に用いられる。
3.負極
(1)概要
負極12は、三次元構造の金属多孔体を集電体として、リチウムイオンを吸蔵脱離できる炭素材料等の負極活物質を主体とする負極活物質合剤が金属多孔体の空孔に充填されて担持されている。なお、前記の「負極活物質を主体とする」とは、負極活物質を50wt%超含有していることを示す。また、必要に応じて、乾燥後にローラープレス機等により加圧成形してもよい。負極の厚みは、一般的に、0.08mm程度にされる。
負極活物質合剤12aを負極集電体12bに充填させる方法としては、正極の場合と同様に、溶媒を用いてペースト状にされた負極活物質合剤を圧入する圧入法等、公知の方法が用いられる。また、必要に応じて、乾燥後にローラープレス機等により加圧成形してもよい。
(2)負極集電体
負極集電体12bとしては、集電性の観点より、三次元構造の金属多孔体が用いられるが、金属多孔体の内でも、CuまたはNiを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体が好ましい。また、チタン酸リチウムなど、金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料を負極活物質として用いる場合には、Alを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体を用いることが好ましい。CuやNi、Al以外の含有成分としては、リチウムと合金化しないとの観点より、鉄、ステンレス等が挙げられる。
また、前記金属多孔体における目付量は多孔体形状の維持と電気抵抗低減の観点から10〜1000g/mであることが好ましく、気孔率は、充填密度の確保、および機械強度の観点から80〜98%であることが好ましい。このように高い気孔率の金属多孔体を用いることにより、リチウムイオンを速やかに通過させて、リチウムイオンの負極活物質へのドープをスピーディにかつ均一に行うことができる。なお、厚みは、1cm当たりの負極活物質合剤12aの充填量、圧縮率等を考慮し、負極集電体12bの負極12に占める体積比率が50%未満になるように設定することが好ましい。
負極活物質にリチウムイオンを吸蔵させるには、負極活物質層が形成された負極にLi箔を圧着させておき、製造後のセル(LIC)を60℃の恒温層中で24時間保温する等の方法が挙げられる。本実施の形態では電極の面に対して垂直な方向にLiが供給され、供給されたLiは積層電極内に侵入し、各負極12にスピーディに、かつ均一にドープされる。
(3)負極活物質合剤
負極活物質合剤は、例えば、リチウムイオンを吸蔵脱離できる負極活物質を溶媒にまぜ、混合機で攪拌することによりペースト化される。必要に応じて導電助剤、バインダーを含んでもよい。
(a)負極活物質
負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵脱離できるものであれば特に限定されないが、容量密度の観点から、黒鉛系材料、易黒鉛化炭素材料、グラフェン等の炭素材料が好ましい。
そして、負極集電体がAl多孔体の場合には、負極活物質として、チタン酸リチウムなど、金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料を用いることが好ましい。
また、負極集電体がNi多孔体の場合には、負極活物質として、Siや錫系材料を用いることもできる。
(b)導電助剤
導電助剤としては、前記正極活物質の場合と同様に、公知又は市販のものが使用できる。例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、炭素繊維、天然黒鉛(鱗片状黒鉛、土状黒鉛等)、人造黒鉛、酸化ルテニウム等が挙げられる。
(c)バインダー
バインダーも、前記正極活物質の場合と同様に、特に種類に制限はなく、公知又は市販のものが使用できる。例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルクロリド、ポリオレフィン、スチレンブタジエンゴム、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。
4.非水電解液
(1)概要
本発明に係るLICはリチウムを有するため、電解液としては、非水電解液を用いる必要がある。かかる非水電解液は、例えば、充放電に必要なリチウム塩を有機溶媒に溶かしたものを使用することができる。
(2)リチウム塩
リチウム塩としては、溶媒への溶解性の観点から、例えば、LiClO、LiBF、LiPF等を好ましく用いることができる。これらは、単独で用いてもよく、いずれか2種以上を混合して用いてもよい。
(3)溶媒
上記リチウム塩を溶かす溶媒としては、イオン伝導度の観点から、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネートから選ばれるいずれか1種以上を好ましく用いることができる。
5.セパレーター
セパレーター13としては、公知又は市販のものを使用できる。例えば、ポリオレフィン、ポリエチレンレテフタラート、ポリアミド、ポリイミド、セルロース、ガラス繊維等からなる絶縁性膜が好ましい。セパレーターの平均孔径は特に限定されず、通常0.01〜5μm程度であり、平均厚みは通常10〜100μm程度である。
6.LICの組立
上記の正極11、負極12の間にセパレーター13を配置して、複数積層した後、例えば超音波溶接を用いて各正極11と正極タブ14を、各負極12と負極タブ15を溶接し、さらに正極タブ14と正極タブリード16を、負極タブ15と負極タブリード17とを溶接する。その後、リチウム塩を含む非水電解液を含浸し、さらに、負極にリチウムイオンを化学的あるいは電気化学的手法で吸蔵させる(プレドープ)ことにより、本発明に係るLICの組立が行われる。
本実施の形態においては、Liを電極の面に対して垂直な方向に供給することにより、Liをスピーディ、かつ均一にドープすることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以上の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1、4 LIC
11、21、31、41 正極
11a、41a 正極活物質合剤
11b、41b 正極集電体
12、22、32、42 負極
12a、42a 負極活物質合剤
12b、42b 負極集電体
13、43 セパレーター
14、44 正極タブ
15、45 負極タブ
16、46 正極タブリード
17、47 負極タブリード
23、33 Al箔
24、35 活性炭
34 Cu箔
36 黒鉛粉末

Claims (9)

  1. 正極集電体に炭素系材料を主体とする正極活物質合剤を担持させた正極と、負極集電体にリチウムイオンを吸蔵脱離できる材料を主体とする負極活物質合剤を担持させた負極とを備え、電解質としてリチウム塩を用い、前記正極と負極とがセパレーターを挟んで複数積層され、前記正極および負極が、それぞれセル内で電気的に結合されているリチウムイオンキャパシタであって、
    前記正極集電体と前記負極集電体が三次元構造の金属多孔体であることを特徴とするリチウムイオンキャパシタ。
  2. 前記正極集電体が、アルミニウムを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする請求項1に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  3. 前記正極集電体が、少なくともクロムを20wt%以上含む三次元構造のニッケルクロム合金多孔体であることを特徴とする請求項1に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  4. 前記負極集電体が、銅を50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  5. 前記負極集電体が、ニッケルを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  6. 負極活物質が、金属リチウムに対する電位が1.5V以上の材料であり、
    前記負極集電体が、アルミニウムを50wt%以上含む三次元構造の金属多孔体である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  7. 前記正極集電体の正極に占める体積比率が50%未満、および/または、
    負極集電体の負極に占める体積比率が50%未満であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  8. 前記炭素系材料は、比表面積が700m/g以上の活性炭であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
  9. 前記炭素系材料は、比表面積が300m/g以上のカーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のリチウムイオンキャパシタ。
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