JP2013141882A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通流路の形状を適切にしておくことにより、帯電粒子を放出する効率を向上させた空気調和装置を提供する。
【解決手段】円筒状の空気調和装置は、中心軸から外れた位置に、長手方向に空気が流れる通流路を設けてあり、通流路内には、正及び負の帯電粒子を発生させる第1発生部及び第2発生部を有する帯電粒子発生部を配置している。通流路の断面及び流出口11は、第1発生部及び第2発生部の並設方向に直交する方向の長さが、並設方向の端側部分よりも中央側部分で長くなっている。このため、通流路及び流出口11の形状は、通流路及び流出口の断面を狭くして空気の流れを絞っている従来の空気調和装置に比べ、通流路の容積に対する内面積及び流出口11の面積に対する縁の長さが縮小し、帯電粒子が通流路の内面又は流出口11の縁に衝突する割合が減少し、帯電粒子が流出する割合が増加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気中に帯電粒子を放出して空気調和を行う空気調和装置に関する。
従来、空気中で帯電粒子を発生させて放出することによって空気を清浄化する空気調和装置が用いられている。帯電粒子を発生させる方法としては、空気中で放電を行ってH+ (H2 O)m 及びO2 -(H2 O)n 等の正及び負の空気イオンを発生させる方法がある。ここで、m及びnは任意の自然数である。空気中に放出された空気イオンは、空気中の細菌を不活性化させる等、空気を清浄化させる効果を奏する。
特許文献1には、車載用に小型化した空気調和装置が開示されている。特許文献1に開示された空気調和装置は、乗用車内のドリンクホルダに設置できる大きさの円筒形状に形成されている。空気の流出口が上端に形成され、空気が通過する通流路が内部に形成されており、空気イオンを発生させるイオン発生部が通流路の途中に配置されている。通流路を通過する空気にイオン発生部から空気イオンが放出され、空気イオンを含んだ空気が流出口から流出する。この空気調和装置は、卓上用としても利用することが可能である。
特開2005−96499号公報
従来の車載用の空気調和装置では、空気の流入口から流出口にかけての通流路の形状を、空気の流れを絞ることができる狭い形状に形成していた。特にイオン発生部が配置された付近で、通流路の断面を、長方形等の細長い形状に形成していた。狭い形状の通流路によって空気の流れが絞られ、流速が高くなり、空気イオンを遠くまで飛ばすことができる。しかしながら、通流路を狭い形状に形成してあることによって、通流路の容積に対する通流路の内壁の面積が広くなる。このため、通流路を流れる空気中に放出された空気イオンの内で通流路の内壁に衝突する空気イオンの割合が多くなる。空気イオンが内壁に衝突した場合、内壁への吸着又は消滅等によって空気中の空気イオンが減少するので、イオン発生部が発生させた空気イオンが流出口から流出するまでに減少してしまう。このように、従来の技術では、空気イオンを放出する効率が悪く、空気を清浄化する能力が低いという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通流路の形状を適切にしておくことにより、帯電粒子を放出する効率を向上させた空気調和装置を提供することにある。
本発明に係る空気調和装置は、空気の通流路と、該通流路の途中に配置された帯電粒子発生部とを備え、該帯電粒子発生部が発生した帯電粒子を含む空気を前記通流路から流出させる筒状の空気調和装置において、前記帯電粒子発生部は、正の帯電粒子を発生させる第1発生部と、負の帯電粒子を発生させる第2発生部とを空気の流れに交差する方向に並設してあり、前記帯電粒子発生部が配置された位置から空気の流出口までの前記通流路の断面は、前記第1発生部及び前記第2発生部の並設方向の長さが他の方向よりも長く、前記並設方向に直交する方向の長さが前記並設の方向の端側部分よりも中央側部分で長いことを特徴とする。
本発明においては、筒状の空気調和装置は、空気の通流路を備え、正の帯電粒子を発生させる第1発生部と負の帯電粒子を発生させる第2発生部とを通流路内に並設してあり、通流路の断面は、第1発生部及び第2発生部の並設方向に直交する方向の長さが並設方向の端部分で短く中央部分で長くなっている。空気の流れを絞るために通流路の断面を長方形等の狭い形状にしている従来の空気調和装置に比べ、通流路の容積に対する内壁の面積が縮小し、帯電粒子が内壁に衝突する確率が減少する。
本発明に係る空気調和装置は、前記流出口は、前記並設方向の長さが他の方向よりも長く、前記並設方向に直交する方向の長さが前記並設方向の端側部分よりも中央側部分で長いことを特徴とする。
本発明においては、空気調和装置は一端に空気の流出口を設けてあり、流出口の特定方向の長さが他の方向よりも長く、特定方向に直交する方向の長さが特定方向の端部分で短く中央部分で長くなっている。従来の空気調和装置に比べ、流出口の面積に対する縁の長さが縮小し、帯電粒子が縁に衝突する確率が減少する。
本発明に係る空気調和装置は、前記帯電粒子発生部が配置された位置から前記流出口までの前記通流路の断面積が、空気の流入口よりも大きいことを特徴とする。
本発明においては、空気調和装置は通流路の途中にイオン発生部を配置してあり、通流路の断面積が、イオン発生部の位置から流出口までの部分において空気の流入口よりも広くなっている。イオン発生部が発生させた帯電粒子が含まれる空気が流れる部分において、通流路の容積に対する内壁の面積が縮小する。
本発明にあっては、イオン発生部が発生させた帯電粒子の内で通流路の内壁に衝突せずに外部へ流出する帯電粒子の割合が増加する。従って、空気調和装置は、従来に比べて帯電粒子を放出する効率が向上し、空気を清浄化する能力が向上する等、本発明は優れた効果を奏する。
空気調和装置の外観の例を示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の空気調和装置の中心軸に交差する断面を示す模式的断面図である。 従来の空気調和装置の中心軸に交差する断面を示す模式的断面図である。 本発明の空気調和装置の上端の平面図である。 従来の空気調和装置の上端の平面図である。 図1のVII−VII線断面図である。 従来の空気調和装置と本発明の空気調和装置とで放出される空気イオンの数を比較した実験結果を示す図表である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、空気調和装置の外観の例を示す斜視図である。空気調和装置は、全体的にほぼ円筒状に形成されている。空気調和装置は、乗用車内のドリンクホルダに設置できる大きさに形成されており、乗用車内又は卓上に設置される。空気調和装置の上端には、空気が流出する流出口11が形成されており、更に、動作ボタン12及び強弱ボタン13が設けられている。動作ボタン12は、使用者の押下操作に応じて空気調和装置の動作のオンとオフとを切り替えるための押下ボタンである。強弱ボタン13は、使用者の押下操作に応じて、流出口11から流出する空気の流速の強と弱とを切り替えるための押下ボタンである。流出口11は、空気調和装置の中心軸から外れた位置に設けられている。
図2は、図1のII−II線断面図である。図2には、空気調和装置の中心軸を含んだ模式的断面図を示している。空気調和装置の内部には、空気が流れる通流路2が形成されている。通流路2は、空気調和装置の長手方向に伸びる形状に形成されており、空気調和装置の中心軸から外れた位置に形成されている。通流路2の上端は流出口11になっている。通流路2の下方には送風機3が配置されており、通流路2の下端は送風機3に連結した空気の流入口23になっている。送風機3は、例えばシロッコファンである。送風機3は、外部から空気を吸入し、流入口23から通流路2内へ空気を流入させる。通流路2内へ流入した空気は、空気調和装置の長手方向に流れ、流出口11から外部へ流出する。図2中には、空気の流れを矢印で示している。通流路2は、空気調和装置の外形に沿った形状の第1内壁21と、第1内壁21に対向する第2内壁22とを有する。
通流路2の途中にはイオン発生部(帯電粒子発生部)4が配置されている。空気イオン発生部4は、針状の放電電極と、放電電極の周囲を囲む円環状の誘導電極とを備えている。放電電極と誘電電極との間に電圧が印加されてコロナ放電が発生し、コロナ放電によって放電電極の周囲に空気イオンが発生する。空気イオン発生部4は、放電電極と誘電電極との組を二組備えており、通流路2内を流れる空気中に正イオンと負イオンとの両方の空気イオンを発生させる。空気イオン発生部4から流出口11までの間では、空気イオンを含んだ空気が通流路2を流れ、空気イオンを含んだ空気が流出口11から流出する。
図3は、本発明の空気調和装置の中心軸に交差する断面を示す模式的断面図である。図3には、イオン発生部4が配置された位置の断面を示している。第1内壁21は、外側に向かって凸に、外形の一部に沿った弧状になっている。第2内壁22は、断面内で直線状になっている。イオン発生部4は、第2内壁22の側に配置されており、正イオンを発生させる正イオン発生部(第1発生部)41と、負イオンを発生させる負イオン発生部(第2発生部)42とを有している。正イオン発生部41及び負イオン発生部42は空気の流れに交差する方向に並設されている。通流路2の断面は、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向の長さが他の方向よりも長くなっている。また正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に直交する方向の長さは、並設方向の両端に近い部分ほど短く、並設方向の中央に近い部分ほど長くなっており、両端で最短、中央で最長になっている。即ち、断面内での第1内壁21上の各点から第2内壁22までの最短距離は、第2内壁22の端側部分よりも中央側部分で長くなっている。通流路2の断面は、少なくとも正イオン発生部41及び負イオン発生部42が配置された位置から流出口11までの範囲で、同様の形状を保っている。
図4は、従来の空気調和装置の中心軸に交差する断面を示す模式的断面図である。従来の通流路5の断面は、空気の流れを絞るために細長い形状になっており、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に直交する方向の長さはほぼ均等になっている。本発明の空気調和装置では、図4に示す如き従来の空気調和装置に比べて、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に直交する方向の長さが、並設方向の中央部分でより長くなっている。
図5は、本発明の空気調和装置の上端の平面図である。流出口11が設けられ、動作ボタン12及び強弱ボタン13が配置されている。流出口11の縁の一部は、空気調和装置の外形に沿った円弧状になっている。正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向の長さは、他の方向よりも長くなっている。また、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向に直交する方向の長さは、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向の両端に近い部分ほど短く、中央に近い部分ほど長くなっており、両端で最短、中央で最長になっている。図6は、従来の空気調和装置の上端の平面図である。流出口61が設けられ、動作ボタン62及び強弱ボタン63が配置されている。流出口61は中心軸周りに細長い形状になっており、中心軸に交差する方向の流出口61の幅はほぼ均等になっている。本発明の空気調和装置では、図6に示す如き従来の空気調和装置に比べて、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向に直交する方向の長さが、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向の中央部分でより長くなっている。
図7は、図1のVII−VII線断面図である。図7中には、空気調和装置の中心軸に平行な面内の通流路2の形状を示している。流出口11は流入口23よりも広く形成されている。従って、空気の流れに交差する通流路2の断面積は、流入口23から流出口11へかけて徐々に広くなっている。特に、正イオン発生部41及び負イオン発生部42が配置された位置から流出口11までの部分では、通流路2の断面積は流入口23の面積に比べて広くなっている。図7中には、空気の流れを矢印で示している。流入口23から通流路2内へ流入した空気は、徐々に広がりながら通流路2内を流れる。イオン発生部4が発生させた空気イオンを含んだ空気は、流入口23よりも広い通流路2を流れる。
以上説明したように、本発明の空気調和装置では、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に直交する方向の長さは、並設方向の端側部分よりも中央側部分で長くなっている。図4に示す如き従来の空気調和装置に比べ、正イオン発生部41及び負イオン発生部42が配置された位置から流出口11までの範囲において、通流路2の断面形状が円により近くなり、通流路2の容積に対する内壁の面積がより縮小する。このため、イオン発生部4が通流路2内の空気中に発生させた空気イオンが通流路2の内壁に衝突する割合が減少し、空気イオンが通流路2の内壁に衝突せずに流出口11まで到達する割合が増加する。また、流出口11でも、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向に直交する方向の長さは、正イオン発生部41及び負イオン発生部42の並設方向に対応する方向の端側部分よりも中央側部分で長くなっている。図6に示す如き従来の空気調和装置に比べて、流出口11の形状が円により近くなり、流出口11の面積に対する縁の長さがより縮小する。このため、空気中に含まれる空気イオンが流出口11の縁に衝突する割合が減少し、空気イオンが縁に衝突せずに外部へ流出する割合が増加する。従って、イオン発生部4が発生させた空気イオンの内で外部へ流出する空気イオンの割合が増加し、空気を清浄化する効果が高まる。このように、本発明の空気調和装置は、空気イオンを放出する効率が従来に比べて向上し、空気を清浄化する能力が向上する。
また、本発明の空気調和装置では、通流路2の断面及び流出口11の形状が従来よりも円に近くなっているので、流出口11から流出する空気は流出口11の中心に集まり易い。このため、空気調和装置から放出される空気の流れの指向性が向上し、空気イオンの指向性も向上する。また、イオン発生部4が配置された位置から流出口11までの部分では、通流路2の断面積は流入口23の面積に比べて広くなっている。通流路2の断面積が広くなることで空気の抵抗が減少し、空気の流量が増加する。また、通流路2の断面積が広くなることによって、空気イオンを含む空気が流れる部分において、通流路2の容積に対する内壁の面積が縮小する。従って、空気イオンが外部へ流出する割合が増加し、空気調和装置の空気イオンを放出する効率がより向上する。
本発明の空気調和装置の効果を実証するために、従来の空気調和装置と本発明の空気調和装置とで、放出される空気イオンの数を比較する実験を行った。図8は、従来の空気調和装置と本発明の空気調和装置とで放出される空気イオンの数を比較した実験結果を示す図表である。従来の空気調和装置として、図4及び図6に示す如き、通流路の断面及び流出口を細長く形成した空気調和装置を用いた。実験では、送風機3の回転数を4000rpm(rotation per minute )とした空気の流速が弱の状態と、送風機3の回転数を5800rpmとした空気の流速が強の状態との両方で空気調和装置を動作させ、空気調和装置から放出された正イオン及び負イオンの夫々の空気イオンの数を計測した。空気イオンの数として、空気1cc(cubic centimeter)に含まれる空気イオンの数を計測した。図8には、2回行った実験の結果を示している。実験結果によれば、空気の流速が弱の状態と強の状態との何れの状態においても、正イオン及び負イオン共に、従来の空気調和装置よりも本発明の空気調和装置の方が空気イオンの数が多い。また、2回の実験とも同様の結果である。従って、本発明の空気調和装置が従来に比べて空気イオンを放出する効率が向上していることが明らかである。本発明の空気調和装置は、乗用車内又は卓上に設置されて動作することにより、乗用車内又は室内の空気を効果的に清浄化できる。
なお、本実施の形態においては、通流路2の断面積が流入口23の面積よりも広くなる形態を示したが、空気調和装置は、通流路2の断面積が流入口23の面積と同等である形態であってもよい。この形態においても、通流路2の断面及び流出口11の形状が従来よりも円に近くすることにより、通流路2の断面積が流入口23と変わらずとも、通流路2の容積に対する内壁の面積は従来よりも縮小する。このため、空気中に含まれる空気イオンが通流路2の内壁に衝突する割合が減少し、この形態においても空気調和装置が空気イオンを放出する効率は向上する。
また、本実施の形態においては、空気調和装置が円筒状であるとしたが、空気調和装置は角筒状であってもよい。例えば、空気調和装置は八角筒状であってもよい。空気調和装置の形状が角筒状であっても、通流路2の容積に対する内壁の面積は従来よりも縮小し、空気中に含まれる空気イオンが通流路2の内壁に衝突する割合は減少する。従って、この形態においても空気調和装置が空気イオンを放出する効率は向上する。また、本実施の形態においては、帯電粒子として空気イオンを発生させる形態を示したが、空気調和装置は、帯電水等の空気イオン以外の帯電粒子を発生させる形態であってもよい。
11 流出口
2 通流路
21 第1内壁
22 第2内壁
23 流入口
3 送風機
4 イオン発生部(帯電粒子発生部)
41 正イオン発生部(第1発生部)
42 負イオン発生部(第2発生部)

Claims (3)

  1. 空気の通流路と、該通流路の途中に配置された帯電粒子発生部とを備え、該帯電粒子発生部が発生した帯電粒子を含む空気を前記通流路から流出させる筒状の空気調和装置において、
    前記帯電粒子発生部は、正の帯電粒子を発生させる第1発生部と、負の帯電粒子を発生させる第2発生部とを空気の流れに交差する方向に並設してあり、
    前記帯電粒子発生部が配置された位置から空気の流出口までの前記通流路の断面は、前記第1発生部及び前記第2発生部の並設方向の長さが他の方向よりも長く、前記並設方向に直交する方向の長さが前記並設の方向の端側部分よりも中央側部分で長いこと
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 前記流出口は、前記並設方向の長さが他の方向よりも長く、前記並設方向に直交する方向の長さが前記並設方向の端側部分よりも中央側部分で長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記帯電粒子発生部が配置された位置から前記流出口までの前記通流路の断面積が、空気の流入口よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
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