JP2013141710A - 打撃工具 - Google Patents

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Shingo Yamazaki
真護 山崎
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】
外径がコンパクトで作業性が良く、組立精度にばらつきがない打撃工具を実現する。
【解決手段】
打撃機構部を保持するケース部材10の先端外周面に雄ネジ10aを設け、先端工具9を保持する先端工具保持部材12の後端内周面に雌ネジ12aを設け、ケース部材10の雄ネジ10aに、ナット部材11を介在させて先端工具保持部材12を螺合させる。製造組立の際には、先端工具保持部材12とナット部材11を互いに締め込む方向にトルクをかけることでケース部材10と先端工具保持部材12を固定するので、軸ぶれが起こることなく精度の良い組立が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はハンマ等の打撃工具に関し、特に、先端工具保持部と打撃機構部を把持するケースとの固定方法を改良した打撃工具に関する。
電気モータにより駆動され、先端工具へ打撃力を与えることによって、コンクリートやレンガ等の被削材(ワーク)に孔をあける打撃工具が広く用いられている。従来のハンマドリルは、図4の部分拡大断面図に示すように、往復移動するピストンの移動空間を画定する円筒状のシリンダ5を保持するケース部材110の内部に、図示しないピストンを前後に往復移動させることによって打撃子7によって中間子8を間欠的に衝突させ、先端工具9に打撃力が伝達される。ケース部材110の先端側には略円筒形の先端工具保持部材112が固定される。ケース部材110と先端工具保持部材112の固定は外縁付近に配置され、軸方向と平行して前方から後方に締め付けられる4本のボルト115によって固定される。このようなボルト115を用いた固定方法は特許文献1にように公知であり、先端工具保持部材112の後端部にはボルト115により固定するためにフランジ部112aが形成される。一方、ケース部材110の先端付近の形状は、フランジ部112aに同様のフランジ形状として両部品を接続している。図5は打撃工具を先端工具側から見た正面図である。図5から理解できるように先端工具9を保持する先端工具保持部材112の後端部には外径が略正方形のフランジ部112aが形成される。フランジ部112aは、ボルト115(115a〜115d)を固定するために設けられた取り付け台座となるものである。
再び図4に戻る。先端工具保持部材112の先端側付近には先端工具を保持するための先端工具取付部20が設けられる。そのため先端工具保持部材112の側面には、ボール22を移動可能に収容する貫通孔112cが形成され、貫通孔112cにはボール22が収容される。貫通孔112cはボール22が貫通孔112cの外周側から内周側に抜け落ちることがないようにその形状が設定される。ボール22の外周側はスリーブ21の内周側への段差部21aが位置し、段差部21aの後側はスプリング23によって先端工具保持部材112の段差部112dと段差部21aの間が離れる方向に付勢する。このように固定することによって、作業者はスリーブ21を図4に示す定常位置から軸方向後方に移動させることができる。スリーブ21は、中央付近の内周に段差部21aがあり、その段差部21aの内周側でボール22の径方向外側への移動を制限することによって先端工具9が軸方向に抜けてしまうことを防止する。スリーブ21の前方側の内側には円筒状のメタル24が介在され、メタル24によってスリーブ21の軸方向前方への抜けを防止すると共に軸方向にスムーズに移動させるようにした。メタル24の前方側には、先端工具保持部材112の円周方向に連続して形成された溝部に嵌合される止め輪25が設けられ、メタル24の軸方向の抜けが防止される。
スリーブ21が図4の状態から、スプリング23を圧縮しながら軸方向後方にスライドされると、ボール22を外周側から保持する段差部21aがボール22と当接しなくなるため、ボール22が径方向外側に移動可能となり、先端工具9を先端工具保持部材112から取り外すことができる。尚、先端工具9を先端工具保持部材112に装着する際には、スリーブ21を後方に移動させて先端工具9を先端工具保持部材112に差し込むことで装着することができる。
特開2005−177906号公報
上記した従来の打撃工具においては、先端工具保持部材およびケース部材に設けたフランジ形状部の外周が大きくなるが、このフランジ部は作業者が直接手で支持する部分であり、外周が大きいと握り辛いという問題がある。
この解決のため、先端工具保持部材とケース部材に直接ネジ部を設け、両部品をネジ結合する方法があるが、所定のトルクでネジを締め込んだ際の回転終了角度が部品毎に異なるという問題がある。先端工具保持部材の先端工具の挿入穴断面は六角形であり、先端工具断面もこれに沿う六角形であるため、先端工具の製品本体への取り付け角度は、先端工具保持部材の回転終了角度に依存する。製品毎に回転終了角度が異なると、カッタ等の円筒以外の形状をした先端工具を使用する場合、製品毎に取り付け角度が異なってしまい、作業性が悪いという問題が発生する。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、先端工具保持部材とケース部材のネジ結合、およびネジ結合した際の角度の統一を同時に満たすことができる電動工具を実現することにある。
上記の目的は、ケース部材の外周に雄ネジを設け、先端工具保持部材の内周に雌ネジを設け、ケース部材の雄ネジに、先端工具保持部材およびナット部材を嵌合し、前記先端工具保持部材と前記ナット部材を互いに締め込む方向にトルクをかけることで前記ケース部材と前記先端工具保持部材を固定することで達成される。
本発明によれば、略円筒形の形状のケース部材と先端工具保持部材を外周面及び内周面に形成されたネジ部によって両部品をネジ結合とするため、取付部分の外形を小さく構成することでき、作業者が直接手で支持する際、握り易い形状とすることができる。また、複数本のボルトによって固定するのではないので、ケース部材と先端工具保持部材の中心線の芯出しが容易となり、組立精度を高めることができる。また、部品点数を削減でき、組立工数も削減できるので製品コストを抑えることができる。
本発明の実施例にかかる打撃工具の全体構成を示す縦断面図である。 図1の打撃工具の先端工具保持部材12とケース部材10の取付部付近の部分拡大断面図である。 図1の打撃工具の先端工具側から見た正面図である。 従来の打撃工具の先端工具保持部材112とケース部材110の取付部付近の部分拡大断面図である。 従来の打撃工具の先端工具側から見た正面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、図4〜図5の従来例と同一の部分(同一部品を用いる部分)には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、上下の方向は図1に示す方向であるとして説明する。
図1は本実施例にかかる打撃工具の全体構成を示す縦断面図である。打撃工具は、モータ1の回転力によってクランクシャフト2を回転させ、コンロッド3によりモータ1の回転力を往復運動に変換し、シリンダ5内に設けられたピストン4を前後方向に往復動させる。シリンダ5内において、空気室6の圧力が上昇したり低下したりすることによって打撃子7を連動して移動させると共に、シリンダ5に着脱可能に保持された先端工具の端部と当接可能な中間子8を打撃する。これらを構成するコンロッド3、ピストン4、シリンダ5、打撃子7、中間子8等の打撃機構部は、略円筒形のケース部材10に収納され保持される。先端工具9は、略円筒形の先端工具保持部材12に保持される。ケース部材10の後方側であって、モータ1やクランクシャフト2付近の動力伝達部はハウジング13に収容される。ハウジング13はプラスチック等の合成樹脂の成形により製造され、作業者が把持するハンドル部、モータ1を収容するモータハウジング、クランク部分を収容するクランクケース、クランクの上部を覆う部材であるカバー、の複数の構成部材によって構成される。本実施例ではハンドル部13aは例えば左右分割式に形成されるが、ハウジング13の分割構造や各構成部材の材質は任意であり、他の形式となるように製造しても良い。
ハンドル部13aの前方側にはトリガ14が設けられ、ハンドル部13aの下端付近には商用電源を供給するための電源コード15が接続される。ケース部材10は例えばアルミ合金等の鋳造にて一体に製造され、左右分割式のハウジング13の先端部にて挟まれるようして固定される。ケース部材10の先端部の外周側には雄ネジ10aが形成される、先端工具保持部材12の後端付近の内周側に形成された雌ネジ12aと螺合するようにして固定される。先端工具保持部材12は例えばアルミ合金の一体成形により製造され、先端工具9を内側に収容する円筒形のボディ部分の後端側が、ケース部材10に取り付けるために径が太く形成された太径部10bが形成される。太径部10bの形状は円筒形状であり、内周面には雄ネジ10aに対応する雌ネジ12aが形成される。
ケース部材10に先端工具保持部材12を取り付ける際は、まずケース部材10の雄ネジ10aにナット部材11をはめ込み、先端工具保持部材12をケース部材10にねじ込むことによって固定する。ナット部材11は、公知の六角ナットを用いることができ、中央の貫通孔に雄ネジ10aに対応する雌ネジが形成されている。ナット部材11を先端工具保持部材12に対して密着させるように締め付けることによってゴミや埃の侵入を防止すると共に、先端工具保持部材12がケース部材10に対して緩まないように緩み止めの役割を果たす。先端工具保持部材12が所定の軸方向位置で、ネジ回転方向の所定の角度に達した状態で、先端工具保持部材12とナット部材11を密接に当接させ、互いに締め込む方向にトルクをかけることで、先端工具保持部材12を任意の回転角度でケース部材10に固定できる。
以上説明したように本実施例によれば、略円筒形形状のケース部材10の先端付近外周面に雄ネジ10aを設け、先端工具保持部材12の円筒部分後端部の内周面に雌ネジ12aを設け、両部品をネジ結合とする(螺合させる)ことで、取付部27付近の外周部を円筒形としてそのサイズを小さく構成することが可能であり、作業者が直接手で支持する際、握り易くなる。
また、ケース部材10の雄ネジ10aに、先端工具保持部材12およびナット部材11を嵌合し、先端工具保持部材12が所定の軸方向位置、およびネジ回転方向の所定の角度に達した状態で先端工具保持部材とナット部材を互いに締め込む方向にトルクをかけることで、ケース部材10と先端工具保持部材12を製品毎に同じ位置で固定することが可能であり、カッタ等の円筒以外の形状をした先端工具を使用する場合でも、製品毎に同じ取り付け位置となるので作業性を落とすことがない。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では打撃工具の例で説明したがそれだけに限られずに、ハンマドリル等の回転打撃工具においても同様に適用できるし、その他の工具であっても先端工具を保持する略円筒形の部材をハウジング又はケースに取り付ける構造に同様に適用することができる。
1 モータ 2 クランクシャフト
3 コンロッド 4 ピストン
5 シリンダ 6 空気室
7 打撃子 8 中間子
9 先端工具 10 ケース部材
10a 雄ネジ 10b 太径部
11 ナット部材 12 先端工具保持部材
12a 雌ネジ 13 ハウジング
13a ハンドル部 14 トリガ
15 電源コード 20 先端工具取付部
21 スリーブ 21a 段差部
22 ボール 23 スプリング
24 メタル 25 止め輪
27 取付部 110 ケース部材
112 先端工具保持部材 112a フランジ部
112c 貫通孔 112d 段差部
115 ボルト

Claims (3)

  1. モータと、
    前記モータの回転を往復運動に変換して先端工具に打撃を伝達する打撃機構部を備えた打撃工具において、
    前記打撃機構部を収容するケース部材の前端側外周部に雄ネジ部を設け、
    前記先端工具を保持する先端工具保持部材の内周に雌ネジ部を設け、
    前記ケース部材の雄ネジに、前記先端工具保持部材およびナット部材を螺合させ、前記ナット部材と前記先端工具保持部材に対して互いに締め込むことで前記ケース部材と前記先端工具保持部材を固定したことを特徴とする打撃工具。
  2. 前記打撃機構部は、
    前記モータの駆動力によってシリンダ内を往復動するピストンと、
    前記ピストンによる前記シリンダ内の空気室の圧力変動を介して打撃され、その打撃力を先端工具に伝達する打撃子を有し、
    前記ケース部材は、前記ピストンと前記打撃子と前記シリンダを覆う円筒形の形状であり、
    前記先端工具保持部材は前記先端工具を取り付ける先端工具取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
  3. 前記ケース部材及び前記先端工具保持部材はアルミ合金の一体成形により製造されることを特徴とする請求項2に記載の打撃工具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016155182A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 リョービ株式会社 打撃工具

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