JP2013141485A - シューズのソール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソールのクッション性を維持しつつ、永年使用においてもナットの突き上げを生じにくく、ナットがソール内で揺らぐことなくスパイク金具をソール本体に強固に保持することのできるソール構造体の提供。
【解決手段】ソール構造体1を上下に貫くナット孔5の周辺部のアウトソール4上面側に肉盛り部41を設け、さらに、ミッドソール3の対応する部分に肉盗み部31を設ける。これにより、肉盛り部がナット軸部62を確実に保持することができ、永年使用によりミッドソールの弾力性が減少しソール構造体の厚みが小さくなった場合にも、ナット軸部をアウトソールの肉盛り部によって支えることができ、ナットをソール中に強固に保持することが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】ソール構造体1を上下に貫くナット孔5の周辺部のアウトソール4上面側に肉盛り部41を設け、さらに、ミッドソール3の対応する部分に肉盗み部31を設ける。これにより、肉盛り部がナット軸部62を確実に保持することができ、永年使用によりミッドソールの弾力性が減少しソール構造体の厚みが小さくなった場合にも、ナット軸部をアウトソールの肉盛り部によって支えることができ、ナットをソール中に強固に保持することが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は、野球用等のスパイクを有するシューズのソール構造に関し、詳細には、ソールのクッション性を維持しつつ、永年使用においてもナットの突き上げを生じにくく、ナットがソール内で揺らぐことなくスパイク金具をソール本体に強固に保持することを目的とするための構造の改良に関する。
一般に、野球シューズは、底面に複数のスパイク金具を有するソールと、ソール上に設けられたアッパー(甲被)とから主として構成されている。スパイク金具のソールへの取り付けは、ナット等の着脱手段をソール構造体内に設け、対応するネジ等でスパイク金具を挟み込んだ上で螺着して固定されるものが多い。
特許文献1(実開平7−39505号公報)には、靴底主体に固定される複数のスパイクに対応して取付孔を穿設し、該取付孔に座付きナットを非回転的に嵌着固定してその雌螺子を靴底主体の接地面となる下面に露呈させ、この露呈した雌螺子に取付螺子を用いてスパイクを固定するようにしたことを特徴とするスパイク付き運動靴の靴底が開示されている。
また、特許文献2(特開2000−106901号公報)には、中底の上面に凹所を設け、この凹所内に、スパイク金具を固定する固定釘の頭部を位置させ、上記凹所内に、ゴム等の弾性シートを嵌め入れることにより、スパイク金具の突き上げ感を減少させると共に衝撃緩衝性を向上させた靴底が開示されている。
図5は、特許文献2に開示される靴底のスパイク金具11付近の断面図であり、図6は、特許文献2に開示される靴底を永年使用した場合の図5と同部分の断面図である。図5に示すように、特許文献2に示される構造の場合、固定釘頭部と足の間には弾性シート15があることより使用開始当初の突き上げ感は比較的少ないものと期待できる。しかし、永年使用した際には、足からの繰り返し圧縮により発泡体で構成されているミッドソール13の厚みが薄くなるため、結果、ソール全体の厚みが薄くなる。その結果、図6に示すように。ソール構造体によって固定釘の軸部が挟持されなくなるため、スパイク金具が靴底上に固定されなくなると言う問題が生じた。さらに、ソール構造体の厚みが薄くなることにより、固定釘の座部が中底(インソール)上面より突き出し、突き上げを生じるという問題が生じた。
また、スパイク金具をソール構造体に取り付ける際には、アッパー内に挿入された押さえ板により固定釘の頭部19を、上から押さえて固定した状態でワッシャー12と軸部10とを締めこむ必要がある。ここで、特許文献2に示される構造の場合、固定釘の頭部19はインソール(中底)の凹所16内に位置するため、頭部19を固定する為には凹所16に入る形状の特殊な押さえ板が必要となり、従来の中敷形状の押さえ板では頭部19の固定が出来ないと言う問題も生じた。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、永年使用によりミッドソールの厚みが減少した場合においても、ナットをソール構造体中に強固に保持することができ、突き上げも少なく、さらに、スパイク金具を取り付ける際にも従来の押さえ板を用いることが出来るシューズソールを提供することにある。
請求項1の発明に係るシューズのソール構造体は、硬質弾性樹脂製のアウトソールと、軟質発泡体からなるミッドソールと、板状の中底とがこの順で積層されてなるシューズのソール構造体において、当該ソール構造体には、ソール上面からソール下面を貫く貫通孔が穿設され、前記アウトソールの前記貫通孔の周辺部の上面側には肉盛り部が設けられ、前記ミッドソールの前記肉盛り部分に対応する領域に肉盗み部が設けられることを特徴とするシューズのソール構造体である。
請求項2の発明に係るシューズのソール構造体は、前記貫通孔にはナットの軸部が挿入されることを特徴とするシューズのソール構造体である。
請求項3の発明に係るシューズのソール構造体は、前記肉盛り部の厚みが、前記ナット軸部の長さの60%〜80%であることを特徴とするソール構造体である。
請求項1ないし請求項3の発明によれば、アウトソール上面の貫通孔の周辺部に肉盛り部が設けられていることにより、永年使用によりミッドソールの弾力性が減少しその厚みが小さくなった場合にも、ナットの軸部はアウトソールの肉盛り部によって支えられるので、ソール構造体中に強固に保持される。さらに、ソール構造体全体の厚みの減少が少ないことにより、突き上げも生じにくい。
また、スパイク金具の取り付けにおいて、ナットをソール構造体に固定する際、従来から使用している押さえ板でナット座部を固定することが出来るので、特別な形状の押さえ板等を必要としない。
以上のように、ソール構造体を上下に貫く貫通孔の周辺部のアウトソール上面側に肉盛り部を設け、さらに、ミッドソールの対応する部分に肉盗み部を設けるという構成にしたので、肉盛り部がナット軸部を確実に保持することができ、これにより、永年使用によりミッドソールの弾力性が減少しソール構造体の厚みが小さくなった場合にも、ナット軸部をアウトソールの肉盛り部によって支えることができ、ナットをソール中に強固に保持することが可能となる。さらに、永年使用によっても肉盛り部の厚みは減少しないため、ナット軸部周辺のソール構造体の厚みの減少も少なく、ナット座部の中底上面からの突出量が比較的小さく、突き上げも少なく快適に使用できる。
しかも、スパイク金具の取り付けや取り替えの際にも、従来の押さえ板によりナット座部を固定することが出来るので、作業が容易である。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
〔第1の実施例〕
図1ないし図4は、本発明の第1の実施例によるソール構造を説明するための図であって、これらの図において、同一符号は同一または相当部分を示している。また、本明細書中において、シューズを着用した際に人の足に近い側を「上面」、さらに、地面に近い側を「下面」とする。
〔第1の実施例〕
図1ないし図4は、本発明の第1の実施例によるソール構造を説明するための図であって、これらの図において、同一符号は同一または相当部分を示している。また、本明細書中において、シューズを着用した際に人の足に近い側を「上面」、さらに、地面に近い側を「下面」とする。
図1は本発明の第1の実施例によるソール構造を採用したシューズのソール構造体の平面図であり、図3は図1のソール構造体の踵部分におけるA−A線断面図である。図1ないし図3に示すように、ソール構造体1は、アウトソール4と、アウトソール4の上面側に積層されて設けられておりその下面がアウトソール4に固着されたミッドソール3と、ミッドソール3の上面側に設けられておりその下面がミッドソール3に固着された中底2とを有する。また、本実施例においては、足当たりを良くする為、ソール構造体1上にインソール9を配置している。
ソール構造体1には、ソール構造体1を上下に貫通するナット孔5が設けられている。ナット孔5には、中底2側からナット座部61を上にした状態でナット6が挿入されている。スパイク金具7は、取り付け孔71がナット孔5に重なる様にアウトソール4下面に配置された状態で、下面側から、ねじ8をナット6に螺着させることによりソール構造体1に固定される。
ソール構造体1には、ソール構造体1を上下に貫通するナット孔5が設けられている。ナット孔5には、中底2側からナット座部61を上にした状態でナット6が挿入されている。スパイク金具7は、取り付け孔71がナット孔5に重なる様にアウトソール4下面に配置された状態で、下面側から、ねじ8をナット6に螺着させることによりソール構造体1に固定される。
ソール構造体1の厚み、すなわち中底2の上面からアウトソール4下面までの厚みtは、シューズのデザインにより変化させる事が出来るが、クッション性と安定性を両立させるため、6〜15mm程度が好ましく、ナット6のナット軸部62の長さより1mm程度厚くするのが好ましい。本実施の態様においては、ソール構造体1の厚みtは、12mmである。ソール構造体の厚みtをナット軸部62の長さより1mm程度大きくすることによって、ナット6にネジ8を締めこんだ際に、ナット座部61の下側に位置するミッドソール3の緩衝領域32がその弾力性により、ナット座部とネジ8の間を押し広げようとするため、より強固な締め込みが可能となる
中底2としては、紙や革を圧縮して板状にしたものや、不織布や樹脂等を板状に成型したものが用いられる。
アウトソール4は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)で構成されている。アウトソール4は、スパイク金具をソール構造体1上に保持するために、硬質弾性部材から構成されているのが好ましく、たとえば、熱可塑性ポリウレタン(TPU)やポリアミドエラストマー(PAE)、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂、またはエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂から構成されている。また、カーボン繊維や金属繊維等を混入した繊維強化樹脂から構成されていてもよい。
アウトソール4を構成する樹脂としては、ショアーのDスケールで40度以上70度以下とするのが好ましく、本実施においては、40DのTPUを用いている。40度未満の材料でアウトソール4を構成した場合、アウトソールとして必要な剛性が保てないという問題がある。また、70度より高い場合、屈曲等により割れが生じるという問題がある。
アウトソール4を構成する樹脂としては、ショアーのDスケールで40度以上70度以下とするのが好ましく、本実施においては、40DのTPUを用いている。40度未満の材料でアウトソール4を構成した場合、アウトソールとして必要な剛性が保てないという問題がある。また、70度より高い場合、屈曲等により割れが生じるという問題がある。
図3に示すように、アウトソール4の上面には、ナット孔5の周縁部に肉盛り部41が設けられている。肉盛り部41によって、ナット6のナット軸部62はソール構造体中に強固に保持される。このように、本発明においては、ナット孔5の周囲においてのみ、ソール構造体1の全厚みに対する硬質弾性部材の厚み割合を高めるものとしている。
ソール下面から肉盛り部の上面までの厚みt1は、ナット軸部の長さの60%以上80%以下程度であるのが好ましい。60%未満の場合は、後述するように、使用につれてミッドソール3の厚みが減少した場合に軸部を確実に保持することが難しい。また、突き上げ防止のためにはミッドソールの厚みを最低でもナット軸部の長さの10%程度とする必要があるが、永年使用によりその厚みが半分程度に減ることを考慮すると、当初厚みを20%程度確保する必要がある。従って、ソール下面から肉盛り部の上面までの厚みt1をナット軸部の長さの80%以下とすることが望ましい。
ここで、図2は図1のソール構造体のアウトソールを上面から見た図である。図2に示すように、肉盛り部41の平面形状は、直径18mm程度の円形状に設けられているが、これはねじによる突き上げを防止しつつ、ソールの軽量性、クッション性を維持するためである。さらに、肉盛り部41には放射線状にヌスミが設けられていても良く、また、必ずしも円形である必要は無い。
ソール下面から肉盛り部の上面までの厚みt1は、ナット軸部の長さの60%以上80%以下程度であるのが好ましい。60%未満の場合は、後述するように、使用につれてミッドソール3の厚みが減少した場合に軸部を確実に保持することが難しい。また、突き上げ防止のためにはミッドソールの厚みを最低でもナット軸部の長さの10%程度とする必要があるが、永年使用によりその厚みが半分程度に減ることを考慮すると、当初厚みを20%程度確保する必要がある。従って、ソール下面から肉盛り部の上面までの厚みt1をナット軸部の長さの80%以下とすることが望ましい。
ここで、図2は図1のソール構造体のアウトソールを上面から見た図である。図2に示すように、肉盛り部41の平面形状は、直径18mm程度の円形状に設けられているが、これはねじによる突き上げを防止しつつ、ソールの軽量性、クッション性を維持するためである。さらに、肉盛り部41には放射線状にヌスミが設けられていても良く、また、必ずしも円形である必要は無い。
ミッドソール3は、着用中に足にかかる衝撃をやわらげるために、軟質弾性部材から構成されているのが好ましく、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性樹脂の発泡体やポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂の発泡体、またはブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材の発泡体のような軟質弾性部材から構成されている。
ミッドソール3には肉盗み部31が設けられている。これは、アウトソール4の肉盛り部41と対応した位置および厚みとして設けられている。
また、ミッドソール3のうち、肉盗み部31の上側の領域は緩衝領域32であり、その本来的な役割は、ミッドソール3の他の領域と同様に足部への衝撃吸収などを担うものである。緩衝領域32の厚みt2は2mm以上4mm以下とするのが好ましく、本実施態様においては、3mmとしている。2mm未満の場合、安定的な成型が難しく、成型不良を生じる可能性がある。4mmより大きい場合、ソール構造体1の厚みtに対する緩衝領域32の厚みt2の割合が大きくなる為、永年使用により緩衝領域32の厚みt2が減少した場合にソール全体の厚みtの減少も大きくなる為、突き上げを感じやすくなるという不具合がある。
また、ミッドソール3のうち、肉盗み部31の上側の領域は緩衝領域32であり、その本来的な役割は、ミッドソール3の他の領域と同様に足部への衝撃吸収などを担うものである。緩衝領域32の厚みt2は2mm以上4mm以下とするのが好ましく、本実施態様においては、3mmとしている。2mm未満の場合、安定的な成型が難しく、成型不良を生じる可能性がある。4mmより大きい場合、ソール構造体1の厚みtに対する緩衝領域32の厚みt2の割合が大きくなる為、永年使用により緩衝領域32の厚みt2が減少した場合にソール全体の厚みtの減少も大きくなる為、突き上げを感じやすくなるという不具合がある。
ナット孔5の直径は、ナット6の軸部62の直径程度とする。ナット6のソール構造体1への固着は、ソール構造体1上に抜き型等でナット孔5を開けた上で、ナット6をナット孔5に挿入しながらナット孔5を押し広げることにより、行われる。
ねじ8はナット6と螺着可能なものが用いられる。本実施例では、ナット6として雌ねじを用い、ねじ8として雄ねじを用いられているが、それらが逆となっていてもよく、さらには、ねじ8とナット6が着脱可能に係合出来るものであれば、ねじによる螺着で無くとも良い。
次に、以上のように構成されるソール構造体の作用効果を、図4を用いて説明する。図4は図1に示す本発明のソール構造体を永年使用した場合のA−A線断面図である。
この発明に係るソール構造体1は、上述のように、ソール構造体1を上下に貫くナット孔5の周辺部のアウトソール上面側に肉盛り部41が設けられており、さらに、ミッドソールの対応する部分に肉盗み部31が設けられている。図4に示すように、シューズを永年使用するとミッドソール3の弾力性は失われ、その厚みt2は減少する。その結果、ソール構造体1の厚みtも減少するが、本発明に係るソール構造体1においては、アウトソール4の上面にナット軸部62を保持するのに十分な高さの肉盛り部41を設けるものとしたので、ナット軸部は肉盛り部41により十分保持され、ナット軸部62はぐらつくことなくソール構造体1中に強固に保持される。
さらに、永年使用によってもソール構造体1の厚みtの減少が少ないことより、ナット座部の中底上面からの突出量が比較的小さく、突き上げも比較的少なく快適に使用できる。
さらに、スパイクの取り付けや取り替えにおいて、スパイク金具をネジ9により締めこむ際にも、従来から使用されている押さえ板により中底上面全体を抑えることでナット座部61を固定することが出来る為、特別な冶具等を必要としない。
この発明に係るソール構造体1は、上述のように、ソール構造体1を上下に貫くナット孔5の周辺部のアウトソール上面側に肉盛り部41が設けられており、さらに、ミッドソールの対応する部分に肉盗み部31が設けられている。図4に示すように、シューズを永年使用するとミッドソール3の弾力性は失われ、その厚みt2は減少する。その結果、ソール構造体1の厚みtも減少するが、本発明に係るソール構造体1においては、アウトソール4の上面にナット軸部62を保持するのに十分な高さの肉盛り部41を設けるものとしたので、ナット軸部は肉盛り部41により十分保持され、ナット軸部62はぐらつくことなくソール構造体1中に強固に保持される。
さらに、永年使用によってもソール構造体1の厚みtの減少が少ないことより、ナット座部の中底上面からの突出量が比較的小さく、突き上げも比較的少なく快適に使用できる。
さらに、スパイクの取り付けや取り替えにおいて、スパイク金具をネジ9により締めこむ際にも、従来から使用されている押さえ板により中底上面全体を抑えることでナット座部61を固定することが出来る為、特別な冶具等を必要としない。
本発明は、シューズのソール構造に好適であり、とくに永年使用によるスパイク金具の保持性を要求されるものに適している。
1: ソール構造体
2: 中底
3: ミッドソール
31: 肉盗み部
32: 緩衝領域
4:アウトソール
41:肉盛り部
5:ナット孔
6:ナット
61:ナット座部
62:ナット軸部
7:スパイク金具
71:取付け孔
8:ねじ
9:インソール
2: 中底
3: ミッドソール
31: 肉盗み部
32: 緩衝領域
4:アウトソール
41:肉盛り部
5:ナット孔
6:ナット
61:ナット座部
62:ナット軸部
7:スパイク金具
71:取付け孔
8:ねじ
9:インソール
Claims (3)
- 硬質弾性樹脂製のアウトソールと、軟質発泡体からなるミッドソールと、板状の中底とがこの順で積層されてなるシューズのソール構造体において、
当該ソール構造体には、ソール上面からソール下面を貫く貫通孔が穿設され、
前記アウトソールの前記貫通孔の周辺部の上面側には肉盛り部が設けられ、
前記ミッドソールの前記肉盛り部分に対応する領域に肉盗み部が設けられる、
ことを特徴とするシューズのソール構造体。 - 請求項1において、前記貫通孔にはナットの軸部が挿入されることを特徴とするシューズのソール構造体。
- 請求項1または請求項2に記載のソール構造体において、
前記肉盛り部の厚みは、ナット軸部の長さの60%〜80%である、
ことを特徴とするソール構造体。
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