JP2013140280A - カバー部材および電子機器 - Google Patents

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JP2013140280A JP2012000685A JP2012000685A JP2013140280A JP 2013140280 A JP2013140280 A JP 2013140280A JP 2012000685 A JP2012000685 A JP 2012000685A JP 2012000685 A JP2012000685 A JP 2012000685A JP 2013140280 A JP2013140280 A JP 2013140280A
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Abstract

【課題】複数の部材のうち一部の部材しか使用しない場合でも全ての部材が外部に露出することを防ぐカバー部材を提供すること。
【解決手段】カバー部材は、ヒンジ部により開閉可能に設けられ、閉位置で電子機器の第1部材を覆う第1カバー部と、閉位置で電子機器の第2部材を覆う第2カバー部と、第2カバー部と第1カバー部との間に一体に設けられ、第1カバー部が閉位置を維持したまま第2カバー部を開状態にするべく折り曲げ可能な中折れ部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、カバー部材および電子機器に関する。
複数の外部入出力端子を覆うカバー部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011−209558号公報
複数の部材を一括して開閉するカバーを設けると、一部の部材しか使用しない場合でも全ての部材が外部に露出してしまう。
本発明の第1の態様においては、カバー部材は、ヒンジ部により開閉可能に設けられ、閉位置で電子機器の第1部材を覆う第1カバー部と、閉位置で電子機器の第2部材を覆う第2カバー部と、第2カバー部と第1カバー部との間に一体に設けられ、第1カバー部が閉位置を維持したまま第2カバー部を開状態にするべく折り曲げ可能な中折れ部と、を備える。
本発明の第2の態様においては、カバー部材は、被カバー部材を底部に有する凹部の内側面に当接する側部と、側部より内周側に設けられた溝部と、溝部に設けられた1以上の内部リブと、を備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
カバー部材10を備えるカメラ100の外観の一例を模式的に示す。 カメラ100の側面部5の正面図を示す。 カバー部材10における模式断面図を示す。 カバー部材10における模式断面図を示す。 第2カバー部12が開いた状態の正面図を示す。 カバー部材10における模式断面図を示す。 カバー部材10における模式断面図を示す。 第1カバー部11の外観を模式的に示す。 側部18の高さ方向に垂直な切断面を模式的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における、カバー部材10を有するカメラ100の外観の一例を模式的に示す。カメラ100は、撮像装置の一例としての一眼レフレックスカメラである。カメラ100は、側面部5に設けたコネクタを覆うカバー部材として、カバー部材10、カバー部材210、カバー部材220およびカバー部材230を有する。カバー部材10とカバー部材210とは、独立して開閉することができる。また、カバー部材10とカバー部材220とは、独立して開閉することができる。また、カバー部材10とカバー部材220とは、独立して開閉することができる。カバー部材10、カバー部材210、カバー部材220およびカバー部材230は、それぞれ樹脂等で形成される。
カバー部材10は、2つのコネクタを覆う。カバー部材10は、第1カバー部11、第2カバー部12、中折れ部13およびヒンジ部14を有する。ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13、第2カバー部12は、カメラの厚み方向に沿って配置されている。第1カバー部11は、音声出力用コネクタの一例であるヘッドフォンジャックをカバーする。第2カバー部12は、音声入力用コネクタの一例であるマイクジャック120をカバーする。
第1カバー部11、中折れ部13および第2カバー部12は、一体に設けられる。具体的には、ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13および第2カバー部12が一体に設けられる。ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13および第2カバー部12は、樹脂等で一体に形成されてよい。ヒンジ部14は、弾性ヒンジであってよい。
第2カバー部12は、第1カバー部11とは独立に開閉することができる。例えば、第1カバー部11を閉じた状態で、第2カバー部12を開いた状態にすることができる。具体的には、第1カバー部11および第2カバー部12が閉じた状態で第2カバー部12を引っ張り上げると、中折れ部13が折れ曲がることで、カメラ100の筐体と第2カバー部12との嵌合が外れて、第2カバー部12だけを開いた状態にすることができる。これにより、ヘッドフォンジャックを第1カバー部11で覆った状態で、マイクジャック120だけを外部に露出させることができる。このため、ヘッドフォンジャックを外部に露出することなく、マイクジャック120を通じてマイクを接続して音声を録音することができる。このため、水滴、塵等がヘッドフォンジャックからカメラ100の内部に入り込むことを防ぐことができる。
本図に模式的に示すように、第2カバー部12を更に引っ張り上げると、ヒンジ部14によって、第1カバー部11と筐体との嵌合が外れる。これにより、マイクジャック120およびヘッドフォンジャックを同時に外部に露出させることができる。ユーザがマイクおよびヘッドフォンを同時に使用したい場合には、第1カバー部11および第2カバー部12の両方を開いた状態にして、マイクおよびヘッドフォンを接続することができる。
ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120は、カメラ100の筐体に設けられた凹部130に設けられる。第1カバー部11の側部18および第2カバー部12の側部19が、凹部130に嵌合する。ここで、側部18の面積は側部19の面積より大きい。具体的には、側部18の高さは、側部19の高さより高い。このため、第1カバー部11と筐体との嵌合力を高めることができる。このため、第2カバー部12だけを開けたい場合に、第1カバー部11が容易に開かないようにすることができる。
このように、カバー部材10によると、第1カバー部11は、ヒンジ部14により開閉可能に設けられ、閉位置でカメラ100のヘッドフォンジャックを覆う。第2カバー部12は、閉位置でカメラ100のマイクジャック120を覆う。中折れ部13は、第2カバー部12と第1カバー部11との間に設けられる。そして、中折れ部13は折り曲げ可能であり、第1カバー部11が閉位置を維持したまま第2カバー部12を開状態にすることができる。
かかるカバー部材10によれば、マイクジャック120およびヘッドフォンジャックを覆うことができる。このため、各ジャックに個別にカバー部材を設ける場合と比べて、カバー部材が占有する面積を低減することができる。このため、より多くのコネクタを側面部5に配けることができる。
また、カバー部材10によれば、第2カバー部12、第1カバー部11の順で段階的に開いた状態にすることができる。このため、録音している音声をユーザが確認する必要がない場合には、第1カバー部11を閉じた状態にしたまま、第2カバー部12を開いた状態にすることができる。録音されている音声をユーザがヘッドフォン等で確認したい場合には、第1カバー部11および第2カバー部12の両方を開いた状態にして、マイクジャック120およびヘッドフォンジャックにそれぞれマイクおよびヘッドフォンを接続すればよい。
カメラ100によれば、カバー部材10は、ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120のように同時に使用する頻度が高いコネクタを覆うことができる。これにより、使用されないコネクタが外部に露出される機会も低減することができる。また、単独で使用される頻度が最も高いコネクタをヒンジ部14から最も離れた第2カバー部12で覆うようにすることで、使用されないコネクタが外部に露出される機会を更に低減することができる。
図2は、カメラ100の側面部5の正面図を示す。本図において、カバー部材10、カバー部材210、カバー部材220およびカバー部材230は全て閉じた状態にある。カバー部材10において、第1カバー部11および第2カバー部12の両方が閉じた状態にある。
図示されるように、カバー部材10において、ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13、第2カバー部12は、一直線上に沿って配置されている。本図において、ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13、第2カバー部12は、水平方向に沿って配置される。具体的には、カバー部材10のヒンジ部14が、第1カバー部11の左側に設けられる。中折れ部13は、第1カバー部11の右側かつ第2カバー部12の左側に設けられる。また、本図において、カバー部材210のヒンジ部は、カバー部材210によって覆われるコネクタに対して左側に設けられる。すなわち、カバー部材10のヒンジ部14と、カバー部材210のヒンジ部とは、それぞれが覆うコネクタに対して同じ側に揃えられている。このように、それぞれ複数のコネクタを覆う複数のカバー部材が有する複数のヒンジ部は、側面部5における特定の側(本図においては、左側)に揃えて設けられる。このため、側面部5が狭くても、複数のコネクタを効率良く配置して側面部5のスペースを有効活用しつつ、複数のコネクタに対する防水防滴を確保することができる。
カバー部材10は、第1カバー部11の先端に外側に伸びる突起部15を有する。突起部15は、中折れ部13から離れた位置に設けられ、爪掛けとして使用できる。ユーザは、突起部15に爪等を掛けて引っ張り上げることで、容易に第2カバー部12だけを開いた状態にすることができる。
なお、カバー部材210は、複数のコネクタを覆う単一のカバー部材である。具体的には、カバー部材210は、LANコネクタおよびHDMIコネクタを覆う。カバー部材10とは異なり、カバー部材210はLANコネクタおよびHDMIコネクタを一括して開閉する。単一のカバー部材で覆う複数のコネクタとしては、LANコネクタおよびHDMIコネクタ等のように室内で使用される頻度が高いコネクタを選択することが好ましい。
上述したように、カバー部材10は、ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120を覆う。ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120は室外で使用される頻度も高い。また、室外では、ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120のうちマイクジャック120だけを使用する頻度も高い。
カバー部材220およびカバー部材230は、それぞれ単一のコネクタを個別に覆うカバー部材である。具体的には、カバー部材220は、USBコネクタを覆う。カバー部材230は、専用コネクタを覆う。専用コネクタは、カメラ100を遠隔から操作するための無線通信機能をカメラ100に追加する無線アダプタを接続するためのコネクタであってよい。カメラ100においては、カバー部材10およびカバー部材210がそれぞれ複数のコネクタを覆うので、これらのカバー部材が占める面積を低減することができる。このため、専用コネクタやUSBコネクタ等のように、室外で単独で使用される頻度が高いコネクタに、カバー部材を個別に設けることが可能になる。
図3は、カバー部材10における模式断面図を示す。本図は、図2に例示した状態のカバー部材10のA−A断面を模式的に示す。
カバー部材10の第1カバー部11は、カメラ100の筐体300と嵌合する嵌合部310を有する。嵌合部310は、外側壁部311および内側壁部312を有する。内側壁部312は、外側壁部311より内周に設けられる。溝部313は、外側壁部311と内側壁部312とにより形成される。外側壁部311および内側壁部312は環状に設けられる。外側壁部311の外側の側部が、図1に示す側部18を提供する。
ヘッドフォンジャック部材351は、カメラ100の筐体300の凹部130に設けられた開口に設けられる。ヘッドフォンジャック部材351の周部には、筐体300から突出する突出部301が設けられる。第1カバー部11の溝部313は、突出部301と嵌合する。第1カバー部11は、溝部313が突出部301と嵌合した状態で、閉位置に固定され得る。
第2カバー部12は、筐体300と嵌合する嵌合部320を有する。嵌合部320は、外側壁部321および内側壁部322を有する。内側壁部322は、外側壁部321より内周に設けられる。溝部313は、外側壁部311と内側壁部312とにより形成される。具体的には、溝部313は、外側壁部311の内側の側部と、内側壁部312の外側の側部とにより形成される。
カバー部材10の第2カバー部12は、カメラ100の筐体300と嵌合する嵌合部320を有する。嵌合部320は、外側壁部321および内側壁部322を有する。内側壁部322は、外側壁部321より内周に設けられる。溝部323は、外側壁部321と内側壁部322とにより形成される。具体的には、溝部323は、外側壁部321の内側の側部と、内側壁部322の外側の側部とにより形成される。外側壁部321および内側壁部322は環状に設けられる。外側壁部311の外側の側部が、図1に示す側部19を提供する。
マイクジャック120の一部として機能するマイクジャック部材352は、筐体300の凹部130に設けられた開口に設けられる。マイクジャック部材352の周部には、筐体300から突出する突出部302が設けられる。第2カバー部12の溝部323は、突出部302と嵌合する。第2カバー部12は、溝部323が突出部302と嵌合した状態で、閉位置に固定され得る。
第2カバー部12は、外側壁部321の一部としての壁部330を有する。壁部330は、筐体300と嵌合する嵌合部として機能する。壁部330は、筐体300に設けられた溝部303と嵌合する。第2カバー部12は、溝部323が突出部302と嵌合し、かつ、壁部330が溝部303と嵌合した状態で、閉位置に固定され得る。
ここで、溝部303の深さ方向の長さは、突出部302の高さ方向の長さより長い。壁部330は、溝部303に十分に嵌合する高さを有する。このため、壁部330は、溝部323が突出部302と嵌合する嵌合力よりも強く溝部303と嵌合することができる。壁部330が筐体300と比較的に強く嵌合することで、第2カバー部12が閉位置にある場合に、第2カバー部12の先端を浮き上がりにくくすることができる。
また、壁部330が比較的に強く筐体300と嵌合するので、筐体300の突出部302の高さを比較的に低くすることができる。このため、太いプラグをマイクジャック部材352に挿入する場合でも、プラグの一部が突出部302に突き当たってプラグを挿入できなくなる可能性を低くすることができる。したがって、突出部302をマイクジャック部材352の近傍に設けることができる。これにより、第2カバー部12を小型にすることができ、ジャックを密に配置することができる。
また、第2カバー部12の先端に比較的に強い嵌合力を持たせることで、ユーザが第2カバー部12を開けようとする場合に、壁部330と溝部303との嵌合を外す程度の力をかければ、必要以上の力をかけることなく溝部323と突出部302との嵌合が外れる。このため、第2カバー部12だけを開けるのに必要以上の力をかけることなく、勢い余って第1カバー部11と筐体300との嵌合が外れてしまうことを未然に防ぐことができる。
筐体300には、ヒンジ部14の一部を収容する収容部304が設けられる。ヒンジ部14において収容部304に収容された部分は、ネジ止め等によって筐体300に組み付けられる。ヒンジ部14は、収容部304外の部位が弾性変形することで、第1カバー部11と筐体300との嵌合が外れ、第1カバー部11を開いた状態にすることができる。
図4は、カバー部材10における模式断面図を示す。本図は、図2に例示した状態のカバー部材10のB−B断面を模式的に示す。B−B断面は、外側壁部311および外側壁部321を切断する位置の断面である。
筐体300は、ヘッドフォンジャック部材351を底部に有する第1凹部450と、マイクジャック部材352を底部に有する第2凹部460とを有する。環状に形成される外側壁部311が第1凹部450と嵌合する。具体的には、外側壁部311の側部410が、第1凹部450の内側面401と当接する。これにより、第1カバー部11は筐体300と嵌合する。したがって、第1カバー部11は、溝部313が突出部301と嵌合するだけでなく、外側壁部311が第1凹部450と嵌合することにより、筐体300と嵌合する。したがって、第1カバー部11の嵌合力を高めることができる。
同様に、環状に形成される外側壁部321が第2凹部460と嵌合する。具体的には、外側壁部311の側部420が、第2凹部460の内側面402と当接する。これにより、第1カバー部11は筐体300と嵌合する。
第1凹部450は、第2凹部460より深い。そして、上述したように、第1カバー部11において側部18を提供する外側壁部311は、第2カバー部12における側部19を提供する外側壁部321よりも高い。すなわち、第2カバー部12は、第2凹部460の内側面に当接する側部19を有する。第1カバー部11は、第1凹部450の内側面に当接する、側部19より高い側部18を有する。第1カバー部11は、側部18と第1凹部450の内側面とがしっかりと当接することで、筐体300と比較的に強く嵌合することができる。
したがって、第1カバー部11において突出部301と溝部313とが比較的に弱い嵌合力しか有なくても、第1カバー部11は全体として筐体300と十分な強さで嵌合することができる。このため、突出部301の高さを低くすることができる。このため、太いプラグをヘッドフォンジャック部材351に挿入する場合でも、プラグの一部が突出部301に突き当たってプラグを挿入できなくなる可能性を低くすることができる。したがって、突出部302をヘッドフォンジャック部材351の近傍に設けることができ、第1カバー部11を小型にすることができる。また、第1カバー部11が十分な嵌合力を得ることができるので、第2カバー部12を開けるのに多少強い力をかけても、第1カバー部11を閉位置に維持することができる。
なお、上述したように、第2カバー部12と筐体300とは、壁部330によって比較的に強い嵌合力を得ることができる。このため、第2カバー部12における外側壁部321は低くても、全体として必要な嵌合力を確保することができる。
また、第1カバー部11は、側部18および嵌合部310が筐体300と嵌合する。また、第2カバー部12は、側部19および嵌合部320が筐体300と嵌合する。このため、第1カバー部11および第2カバー部12は、筐体300としっかりと嵌合することができる。したがって、例えばヘッドフォンジャック部材351やマイクジャック部材352と嵌合する突出部材をカバー部材に設ける場合と比較して、これらのジャック部材の筐体300に対する位置決め誤差の影響を受けない。
なお、中折れ部13は、外面部に凹部430を有する。凹部430は、中折れ部13の外面部に幅方向に設けられる。このため、中折れ部13は、第2カバー部12を開ける方向の力によって比較的容易に弾性変形する。このため、第2カバー部12を十分に開けることができる。
図5は、第2カバー部12が開いた状態の正面図を示す。本図において、マイクジャック120にはプラグ500が挿入されており、第1カバー部11は閉じた状態のまま、第2カバー部12が側面部5に対して略垂直にまで開いている。
図6は、カバー部材10における模式断面図を示す。本図は、図5に例示した状態のカバー部材10のA−A断面を模式的に示す。本図において、プラグ電極部502は、マイクジャック部材352に完全に挿入された状態にある。
本図に示すように中折れ部13に設けた凹部430によって、第2カバー部12を十分に開くことができる。このため、プラグ500を挿入する場合に第2カバー部12が邪魔になりにくい。また、凹部430によって中折れ部13が曲がり易くなるので、閉位置にある第1カバー部11にかかる開方向の力を低減することができる。
図7は、カバー部材10における模式断面図を示す。本図は、図5に例示した状態のカバー部材10のB−B断面を模式的に示す。本図においても、プラグ電極部502は、マイクジャック部材352に完全に挿入された状態にある。
上述したように、第2カバー部12の高さは比較的に浅いので、プラグ500を挿入する場合に第2カバー部12が邪魔になりにくい。このため、中折れ部13を比較的に短くすることができる。したがって、カバー部材10を小型化することができる。
また、第1カバー部11の高さは比較的に深いので、筐体300との間に十分な嵌合力を得ることができる。マイクジャック120にプラグ500を挿入している場合に、第2カバー部12を開く方向に力がかかる場合がある。また、プラグ500がマイクジャック120に挿入された状態でも、第2カバー部12を介して同様の力が継続的にかかる場合がある。第1カバー部11が閉位置にある場合には第1カバー部11は筐体300と十分な嵌合力を有しているので、第1カバー部11が開く方向に多少の力がかかっても、第1カバー部11を閉状態に維持することができる。
図8は、第1カバー部11の外観を模式的に示す。第1カバー部11は、外側壁部311の外側の側部18に、2つの外部リブ810が設けられる。外部リブ810は、ヒンジ部14と接しない側部18に設けられる。外部リブ810が第1凹部の内側面401に当接することで、第1カバー部11と筐体300との嵌合力を高めることができる。
内部リブ820は、外側壁部311の内側に設けられる。例えば、内部リブ820は、外側壁部311の内側の側部と内側壁部312の外側の側部とを連結するように設けられる。内部リブ820は、外側壁部311の内側の側部と内側壁部312の外側の側部と一体に形成される。
このように、側部18より内周側に設けられた溝部313に、1以上の内部リブ820が設けられる。溝部313に内部リブ820を設けることで、外側壁部311が内部リブ820により支持される。このため、筐体300と第1カバー部11との嵌合力を高めることができる。側部18の面積を広くすべく外側壁部311を高くすると、外側壁部311が傾いたり湾曲したりし易くなる。しかし、溝部313に内部リブ820を設けることで、外側壁部311と筐体300との嵌合力、特に外部リブ810と筐体300との嵌合力を高めることができる。
なお、外部リブ810は、側部18において高さ方向にわたって形成される。一方、内部リブ820は、第1凹部450の底部から突出する突出部301と嵌合する溝部313を形成するべく、高さ方向に予め定められた位置まで延伸する。このため、第1カバー部11は環状の溝部313を有することとなり、当該環状の溝部313が、ヘッドフォンジャック部材351の周囲に形成された環状の突出部301と嵌合する。このため、ヘッドフォンジャック部材351をしっかりと防滴することができる。
図9は、側部18の高さ方向に垂直な切断面を模式的に示す。本図に示すように、内部リブ820は、本断面より溝部313の底部側に設けられる。図8、図9に例示したように、外部リブ810は、内部リブ820に対応して側部18に設けられる。
このように、外部リブ810に対応する位置に内部リブ820が設けられる。内部リブ820を外部リブ810の位置に対応して設けることで、外側壁部311をより強く支持することができる。このため、外側壁部311の変形を抑制することができるので、側部18と筐体300との嵌合力の低下を抑制することができる。
ここでは外部リブ810を側部18に2つ設けるとしたが、外部リブ810は1以上設ければよい。また、内部リブ820を外部リブ810に対応して設けるとしたが、複数の外部リブ810のうち一部の外部リブ810に対応して内部リブ820を設けてもよい。また、複数の内部リブ820のうち一部の内部リブ820に対応して対応して外部リブ810を設けてもよい。
また、本実施形態では、外部リブ810および内部リブ820を設けるとした。しかし、外部リブ810を有しない態様を採用してよい。また、内部リブ820を有しない態様を採用してもよい。また、外部リブ810および内部リブ820を有しない態様を採用してもよい。
なお、本実施形態において、第2カバー部12の側部19には、外部リブ810に対応する外部リブを設けなくてよい。また、第2カバー部12の側部19の内側に、内部リブ820に対応する内部リブを設けなくてよい。しかし、第2カバー部12として、外部リブ810および内部リブ820の少なくとも一方に対応するリブを設けた態様を採用することができる。
以上に説明したように、本実施形態において、カバー部材10は、2段階で開くことができる2つのカバー部を有するとした。しかし、3段階で開くことができる3つのカバー部を有する態様を採用することができる。例えば、上述した中折れ部13と第1カバー部11との間に、第1カバー部11と同様の第3カバー部および第2の中折れ部を、第1カバー部11、第2中折れ部、第3カバー部、中折れ部13の順で設けてよい。
以上の説明において、カバー部材10が、音声出力端子の一例としてのヘッドフォンジャックや音声入力端子の一例としてのマイクジャック120を覆うとした。カバー部材10が覆う被カバー部材としては、ジャックやレセプタクル、プラグ等のコネクタを例示することができる。ヘッドフォンジャックおよびマイクジャック120等のコネクタは、外部機器を接続する接続端子の一例である。なお、接続端子は、カバー部材10で覆うことができる被カバー部材の一例である。被カバー部材はとしては、スイッチやボタン等の操作部材、種々のスロット等の部材を例示することができる。スロットとしては、メモリカード等の記録媒体や種々のカードを挿入するカードスロット、電池等を挿入する電池スロット等を例示することができる。また、図2等において説明したように、カバー部材10において、ヒンジ部14、第1カバー部11、中折れ部13、第2カバー部12が、図2における水平方向に沿って配置されるとした。複数のカバー部が水平方向に沿って配置される構成の他に、複数のカバー部が垂直方向に沿って配置された構成も採用できる。複数のカバー部が配置される方向は、これらの方向に限られない。複数のカバー部が特定の方向に一直線上に沿って配置された構成も採用できる。
また、本実施形態においてヒンジ部14は弾性ヒンジとした。しかし、ヒンジ部14は回転軸ヒンジであってもよい。
以上においては、カバー部材10を分かり易く説明することを目的として、カメラ100の動作等の機能については説明を省略した。カメラ100は、マイクジャック部材352から入力された音声信号を記録媒体等に記録する音声記録部、ヘッドフォンジャック部材351から音声を出力する音声出力部、被写体を撮像する撮像部等の機能を有してよい。また、カメラ100は、カバー部材10の状態を検出する検出部を有してもよい。例えば、カメラ100は、第1カバー部11が開状態にあるか否か、および、第2カバー部12が開状態にあるか否かを、それぞれ独立に検出する検出部を有してもよい。
本実施形態において、撮像装置の一例として、一眼レフレックスカメラであるカメラ100を例示した。しかし、撮像装置としては、レンズ交換式カメラとしての一眼レフレックスカメラ、ミラーレス式カメラ、レンズ非交換式カメラの一例であるコンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、撮像機能付きの携帯電話機、撮像機能付きの携帯情報端末、撮像機能付きのゲーム機器等の娯楽装置等、撮像機能を有する種々の電子機器を適用の対象とすることができる。なお、電子機器は撮像装置に限られず、ICレコーダ等の録音装置、携帯電話機、携帯情報端末、ゲーム機器や、テレビ、録画装置、デジタルフォトフレーム等の映像機器等、種々の電子機器を適用の対象とすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
5 側面部、10 カバー部材、11 第1カバー部、12 第2カバー部、13 中折れ部、14 ヒンジ部、15 突起部、18 側部、19 側部、100 カメラ、120 マイクジャック、130 凹部、210、220、230 カバー部材、300 筐体、301 突出部、302 突出部、303 溝部、304 収容部、310 嵌合部、311 外側壁部、312 内側壁部、313 溝部、320 嵌合部、321 外側壁部、322 内側壁部、323 溝部、330 壁部、351 ヘッドフォンジャック部材、352 マイクジャック部材、401 内側面、402 内側面、410 側部、420 側部、430 凹部、450 第1凹部、460 第2凹部、500 プラグ、502 プラグ電極部、810 外部リブ、820 内部リブ

Claims (14)

  1. ヒンジ部により開閉可能に設けられ、閉位置で電子機器の第1部材を覆う第1カバー部と、
    閉位置で前記電子機器の第2部材を覆う第2カバー部と、
    前記第2カバー部と前記第1カバー部との間に一体に設けられ、前記第1カバー部が閉位置を維持したまま前記第2カバー部を開状態にするべく折り曲げ可能な中折れ部と、
    を備えるカバー部材。
  2. 前記中折れ部は、弾性素材で形成される
    請求項1に記載のカバー部材。
  3. 前記中折れ部は、外面部に凹部を有する
    請求項2に記載のカバー部材。
  4. 前記第1カバー部は、前記電子機器の前記第1部材を底部に有する第1凹部の内側面に当接する第1側部を有する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のカバー部材。
  5. 前記第2カバー部は、前記電子機器の前記第2部材を底部に有する第2凹部の内側面に当接する第2側部を有し、
    前記第1側部の高さは、前記第2側部の高さより高い
    請求項4に記載のカバー部材。
  6. 前記第1カバー部は、
    前記第1側部より内周側に設けられた溝部と、
    前記溝部に設けられた1以上の内部リブと、
    をさらに有する請求項4または5に記載のカバー部材。
  7. 前記溝部は、前記第1凹部の底部から突出する突出部に嵌合する
    請求項6に記載のカバー部材。
  8. 前記第1カバー部は、
    前記1以上の内部リブに対応して前記第1側部に設けられた1以上の外部リブ
    をさらに有する請求項6または7に記載のカバー部材。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のカバー部材と、
    前記第1部材と、
    前記第2部材と、
    を備える電子機器。
  10. 前記第1部材は、外部機器を接続する第1端子を有し、
    前記第2部材は、外部機器を接続する第2端子を有する
    請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記第1端子は、音声を出力する音声出力端子であり、
    前記第2端子は、音声を入力する音声入力端子である
    請求項10に記載の電子機器。
  12. 被カバー部材を底部に有する凹部の内側面に当接する側部と、
    前記側部より内周側に設けられた溝部と、
    前記溝部に設けられた1以上の内部リブと、
    を備えるカバー部材。
  13. 前記溝部は、前記凹部の底部から突出する突出部に嵌合する
    請求項12に記載のカバー部材。
  14. 前記1以上の内部リブに対応して前記側部の外面に設けられた1以上の外部リブ
    をさらに有する請求項12または13に記載のカバー部材。
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