JP2013139539A - 吸収性樹脂粒子、これを含む吸収体及び吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】実使用に耐える吸収性能と消臭性能の両方を満足させる吸収性樹脂粒子を提供する。
【解決手段】水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)、内部架橋剤(a3)並びに表面架橋剤(a4)を必須構成単位としてなる架橋重合体(A)と、柿抽出物(B)とを含んでなる吸収性樹脂粒子。柿抽出物(B)の含有量が、架橋重合体粒子(A)の重量に基づいて、0.001〜20重量%であることが好ましい。柿抽出物(B)が、ポリフェノール、フラボン及びその類並びにカフェインからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)、内部架橋剤(a3)並びに表面架橋剤(a4)を必須構成単位としてなる架橋重合体(A)と、柿抽出物(B)とを含んでなる吸収性樹脂粒子。柿抽出物(B)の含有量が、架橋重合体粒子(A)の重量に基づいて、0.001〜20重量%であることが好ましい。柿抽出物(B)が、ポリフェノール、フラボン及びその類並びにカフェインからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、吸収性樹脂粒子、これを含有してなる吸収体及びこれを配してなる吸収性物品に関する。さらに詳しくは優れた消臭性および抗菌性を有する吸収性樹脂組成物であって、紙おむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の衛生材料に好適に用いられる吸収性樹脂粒子等に関する。
吸収性樹脂粒子は自重の数十倍から数百倍の液体を吸収する特徴から主に衛生用品などに広く使用されてきた。しかしながら吸収性樹脂粒子は尿、経血などの液体を吸収、保持するものの、それ自体は消臭機能をほとんど有していない。尿、血液、体液などの液体は特有の不快な臭気を有しており、更に空気および/またはバクテリアによって腐敗しやすく、腐敗により悪臭を発散することから、吸収性能と消臭性能の両方を満足する材料の出現が要望されてきた。例えば、吸水性樹脂にツバキ科植物の葉抽出物を添加する方法(特許文献1)、吸水性樹脂に疎水性ゼオライト粒子を添加する方法(特許文献2)、ヨウ素および/またはヨウ化物イオンを担持したシクロデキストリンを吸水性樹脂に添加する方法(特許文献3)が知られている。
しかしながら、上記、消臭性を改善する従来の方法では、実使用に耐える十分な効果は見られない。そこで本発明は、実使用に耐える吸収性能と消臭性能の両方を満足させる吸収性樹脂粒子を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。すなわち、本発明の吸収性樹脂粒子は、水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)、内部架橋剤(a3)並びに表面架橋剤(a4)を必須構成単位としてなる架橋重合体(A)と、柿抽出物(B)とを含んでなることを要旨とする。
本発明の吸収性樹脂粒子は、これを含む吸収体の消臭性および抗菌性が優れる。
本発明の吸収性樹脂粒子は、架橋重合体(A)と柿抽出物(B)とを含んでなる吸収性樹脂粒子である。架橋重合体(A)は、水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)、内部架橋剤(a3)並びに表面架橋剤(a4)を必須構成単位としてなる。
<架橋重合体(A)>
水溶性ビニルモノマー(a1)とは、25℃の水100gに少なくとも100g溶解する性質(溶解度)を持つビニルモノマーを意味する。
なお、溶解度は、「改訂3版 化学便覧 基礎編II(II−166ページ〜II−175ページ)」に記載された方法により測定される。
加水分解性ビニルモノマー(a2)とは、加水分解により水溶性ビニルモノマー(a1)となるビニルモノマーを意味する。
水溶性ビニルモノマー(a1)とは、25℃の水100gに少なくとも100g溶解する性質(溶解度)を持つビニルモノマーを意味する。
なお、溶解度は、「改訂3版 化学便覧 基礎編II(II−166ページ〜II−175ページ)」に記載された方法により測定される。
加水分解性ビニルモノマー(a2)とは、加水分解により水溶性ビニルモノマー(a1)となるビニルモノマーを意味する。
水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)としては特に限定がないが、例えば、特開2005−075982号公報に記載の水溶性ラジカル重合単量体が挙げられる。これらのうち、吸収性能{吸収速度、拡散面積、表面ドライ感及びSDMEドライネス等}等の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)が好ましく、さらに好ましくはアニオン性ビニルモノマー、特に好ましくは炭素数3〜30のビニル基含有カルボン酸(塩){不飽和モノカルボン酸(塩)((メタ)アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸及びこれらの塩等);不飽和ジカルボン酸(塩)(マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸及びこれらの塩等);及び不飽和ジカルボン酸のモノアルキル(炭素数1〜8)エステル(マレイン酸モノブチルエステル、フマル酸モノブチルエステル、マレイン酸のエチルカルビトールモノエステル、フマル酸のエチルカルビトールモノエステル、シトラコン酸モノブチルエステル及びイタコン酸グリコールモノエステル等}、次に好ましくは不飽和モノカルボン酸(塩)、最も好ましくはアクリル酸(塩)である。
水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)は、それぞれ、単独で構成単位としてもよく、2種以上を構成単位としてもよい。水溶性ビニルモノマー(a1)及び加水分解性ビニルモノマー(a2)のうち、吸収性能等の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)が好ましく、さらに好ましくは(a1)を単独で構成単位とすることである。
水溶性ビニルモノマー(a1)及び加水分解性ビニルモノマー(a2)の両方を構成単位とする場合、これらのビニルモノマー単位のモル比{(a1)/(a2)}は、75/25〜99/1が好ましく、さらに好ましくは85/15〜95/5、特に好ましくは90/10〜93/7、最も好ましくは91/9〜92/8である。この範囲であると、吸収性能がさらに良好となる。
架橋重合体(A)は、さらに、水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマーと共重合できるその他のビニルモノマーを構成単位とすることができるが、その他のビニルモノマーを構成単位として含まないことが好ましい。
その他のビニルモノマーとしては、水溶性ビニルモノマー(a1)等と共重合できるモノマーであれば制限がなく、たとえば、特開2003−225565号公報に記載のビニルモノマー等が挙げられる。
その他のビニルモノマーを構成単位とする場合、その他のビニルモノマー単位の含有量(モル%)は、吸収性能の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)単位及び加水分解性ビニルモノマー(a2)単位の合計のモル数に基づいて、0.01〜30が好ましく、さらに好ましくは0.05〜20、特に好ましくは0.1〜15である。
その他のビニルモノマーとしては、水溶性ビニルモノマー(a1)等と共重合できるモノマーであれば制限がなく、たとえば、特開2003−225565号公報に記載のビニルモノマー等が挙げられる。
その他のビニルモノマーを構成単位とする場合、その他のビニルモノマー単位の含有量(モル%)は、吸収性能の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)単位及び加水分解性ビニルモノマー(a2)単位の合計のモル数に基づいて、0.01〜30が好ましく、さらに好ましくは0.05〜20、特に好ましくは0.1〜15である。
内部架橋剤(a3)としては、公知の内部架橋剤、例えば、特開2003−225565号公報に記載の内部架橋剤が使用できる。これらの内部架橋剤のうち、吸収性能等の観点から、エチレン性不飽和基を2個以上有する内部架橋剤が好ましく、さらに好ましくはN,N’−メチレンビスアクリルアミド、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート及び炭素数2〜10のポリオールのポリ(メタ)アリルエーテル、特に好ましくはN,N’−メチレンビスアクリルアミド、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、テトラアリロキシエタン及びペンタエリスリトールトリアリルエーテル、最も好ましくはN,N’−メチレンビスアクリルアミド及びペンタエリスリトールトリアリルエーテルである。
内部架橋剤(a3)の含有量(重量%)は、吸収特性の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)単位及び加水分解性ビニルモノマー(a2)単位の合計重量に基づいて、0.001〜5が好ましく、さらに好ましくは0.005〜3、特に好ましくは0.01〜1である。
表面架橋剤(a4)としては、公知の表面架橋剤、例えば、特開2003−225565号公報に記載の表面架橋剤が使用できる。これらの表面架橋剤のうち、吸収性能等の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)単位の水溶性置換基{カルボキシ基、水酸基等}及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)単位の加水分解によって生成する水溶性置換基{カルボキシ基、水酸基等}と反応し得る官能基を少なくとも2個以上有する架橋剤が好ましく、さらに好ましくは多価グリシジル、特に好ましくはエチレングリコールジグリシジルエーテル及びグリセリンジグリシジルエーテル、最も好ましくはエチレングリコールジグリシジルエーテルである。
表面架橋剤(a4)の含有量(重量%)は、人体への不快感等の観点から、水溶性ビニルモノマー(a1)単位及び加水分解性ビニルモノマー(a2)単位の合計重量に基づいて、0.01〜0.1が好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.08、特に好ましくは0.05〜0.06である。
架橋重合体(A)は、公知の方法{特開2003−225565号公報及び特開2005−075982号公報等}と同様にして、水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)並びに内部架橋剤(a3)を重合して、含水ゲルを調製し、必要により含水ゲルを細断した後、乾燥して、乾燥粒子を調製し、乾燥粒子と表面架橋剤(a4)とを反応させることにより得ることができる。
<柿抽出物(B)>
柿抽出物(B)としては、柿の抽出物であり、ポリフェノール、フラボン及びその類並びにカフェインが含まれる。市販品としては「パンシル」(リリース科学工業株式会社製)等が挙げられる。
柿抽出物(B)としては、柿の抽出物であり、ポリフェノール、フラボン及びその類並びにカフェインが含まれる。市販品としては「パンシル」(リリース科学工業株式会社製)等が挙げられる。
柿抽出物は、柿に含まれる成分を各種抽出法によって分離したものであれば、いかなる形態であっても構わない。これらの抽出物は主成分として縮合型タンニン(ポリフェノール系化合物)を含む。
(B)の含有量(重量%)は、架橋重合体(A)の重量に基づいて、0.001〜20が好ましく、さらに好ましくは0.01〜5、特に好ましくは0.1〜2である。この範囲であると、消臭および抗菌がさらに良好となる。
本発明の吸収性樹脂粒子は、架橋重合体(A)と柿抽出物(B)とを混合することにより容易に得られる。(A)と(B)とを混合する段階としては、混合のし易さ等の観点から、(A)を製造する工程のうち、溶液重合により(A)を得る場合、重合工程前、重合工程中、重合工程直後、重合で得られた含水ゲルの細断(ミンチ)工程中、表面架橋工程直前、表面架橋工程中、表面架橋工程直後、乾燥工程直前、乾燥工程中又は乾燥工程直後が好ましく、さらに好ましくは含水ゲルの細断(ミンチ)工程中である。一方、逆相懸濁により(A)を得る場合、重合工程前、重合工程中、重合工程直後、脱水工程中、脱水工程直後、重合で得られた含水ゲルと重合に用いた有機溶剤とを分離する工程中、表面架橋工程直前、表面架橋工程中、表面架橋工程直後、乾燥工程直前、乾燥工程中又は乾燥工程直後が好ましく、さらに好ましくは脱水工程直後である
(A)と(B)との混合する温度(℃)としては特に限定ないが、(A)の劣化の観点から、10〜130が好ましく、さらに好ましくは15〜110、特に好ましくは20〜100である。
(B)を固体として混合する場合、(A)と(B)とを混合するのに使用される装置としては、通常の混合機でよく、例えば、円筒型混合機、スクリュー型混合機、スクリュー型押出機、タービュライザー、ナウター型混合機、双腕型ニーダー、流動式混合機、V型混合機、リボン型混合機、流動式混合機、気流型混合機、回転円盤型混合機、コニカルブレンダー及びロールミキサー等が挙げられる。
(B)を液体として混合する場合、(B)を溶媒に溶解又は乳化・分散させるか、また(B)を固体の融点以上に加熱して溶融することにより、液体として用いることができる。
溶媒としては、水及び揮発性有機溶媒が含まれる。揮発性有機溶媒としては、除去しやすさの観点等から、20℃での蒸気圧(kPa)が0.13〜5.3のものが好ましく、さらに好ましくは0.15〜4.5、特に好ましくは0.23〜3.8のものである。揮発性有機溶媒としては、炭素数1〜3のアルコール(メタノール、エタノール及びイソプロピルアルコール等)、炭素数5〜8の炭化水素(ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン及びトルエン等)、炭素数2〜4のエーテル(ジメチルエーテル、ジエチルエーテル及びテトラヒドロフラン等)、炭素数3〜4のケトン(アセトン及びメチルエチルケトン等)、及び炭素数3〜5のエステル(蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル及び炭酸ジエチル等)等が挙げられる。水及び/又は揮発性有機溶媒を使用する場合、これらの含有量(重量%)は、(B)の重量に基づいて、1〜900が好ましく、さらに好ましくは5〜700、特に好ましくは10〜400である。水及び揮発性有機溶媒を使用する場合、水の使用量(重量%)は、水及び揮発性有機溶媒の重量に基づいて、50〜98が好ましく、さらに好ましくは60〜95、特に好ましくは70〜90である。
(B)を液体として混合する場合、(A)に上記液体を噴霧するか、上記液体に(A)をディッピングする方法も使用できる。なお、(A)に固体状の(B)を接触させた後、(B)の融点以上に加熱して混合することもできる。
噴霧、ディッピング又は接触に適用できる混合装置としては、ナウターミキサー及びタービュライザ等が挙げられる。
噴霧、ディッピング又は接触に適用できる混合装置としては、ナウターミキサー及びタービュライザ等が挙げられる。
本発明の吸収性樹脂粒子には、必要により任意の段階{架橋重合体粒子(A)製造工程のうち、重合工程、細断工程、乾燥工程、粉砕工程、表面架橋工程及び/又はこれらの工程の前後、並びに(A)と(B)とを混合する工程後等}において、添加物を添加することができる。
添加物としては、公知(たとえば特開2003−225565号公報)の添加剤{防腐剤、防かび剤、抗菌剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、芳香剤、消臭剤及び有機質繊維状物等}等が使用でき、これらの1種又は2種以上を併用してもよい。
添加物としては、公知(たとえば特開2003−225565号公報)の添加剤{防腐剤、防かび剤、抗菌剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、芳香剤、消臭剤及び有機質繊維状物等}等が使用でき、これらの1種又は2種以上を併用してもよい。
本発明の吸収性樹脂粒子は、各種の吸収体に適用することにより、吸収性能に優れた吸収性物品を製造し得る。吸収体及び吸収性物品は、公知{例えば特開2005−186016号公報}の方法等により製造される。
吸収性物品としては、衛生用品{紙おむつ(子供用紙おむつ及び大人用紙おむつ等)、ナプキン(生理用ナプキン等)、嘔吐物吸収用エチケット袋、紙タオル、パッド(失禁者用パット及び手術用アンダーパット等)及びペットシート(ペット尿吸収シート及び保温シート等)等}、及び各種の家庭用及び産業用の吸収シート{鮮度保持シート、ドリップ吸収シート、水稲育苗シート、コンクリート養生シート及びケーブル等の水走り防止シート等}が含まれる。
これらのうち、本発明の吸収性樹脂粒子は吸収性能の観点から衛生用品に好適であり、さらに紙おむつ、パッド及び生理用ナプキン、特に紙おむつ及び生理用ナプキンに適している。
吸収性物品としては、衛生用品{紙おむつ(子供用紙おむつ及び大人用紙おむつ等)、ナプキン(生理用ナプキン等)、嘔吐物吸収用エチケット袋、紙タオル、パッド(失禁者用パット及び手術用アンダーパット等)及びペットシート(ペット尿吸収シート及び保温シート等)等}、及び各種の家庭用及び産業用の吸収シート{鮮度保持シート、ドリップ吸収シート、水稲育苗シート、コンクリート養生シート及びケーブル等の水走り防止シート等}が含まれる。
これらのうち、本発明の吸収性樹脂粒子は吸収性能の観点から衛生用品に好適であり、さらに紙おむつ、パッド及び生理用ナプキン、特に紙おむつ及び生理用ナプキンに適している。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特記しない限り、部は重量部を、%は重量%を示す。
<製造例1>
アクリル酸81.8部(1.14モル部)、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部(0.002モル部)及び脱イオン水241部を攪拌・混合しながら、温度を1〜2℃に保ち、この混合液中に窒素を流入して、混合液中の溶存酸素量を0.02ppm以下とした。
引き続き、この混合液に、1%過酸化水素水溶液1部、0.2%アスコルビン酸水溶液1.2部及び2%の2,2’−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド水溶液2.8部を添加・混合して重合を開始させ、反応温度が70℃に達した後、重合温度75±5℃で約8時間重合することにより含水ゲル(C1)を得た。
アクリル酸81.8部(1.14モル部)、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部(0.002モル部)及び脱イオン水241部を攪拌・混合しながら、温度を1〜2℃に保ち、この混合液中に窒素を流入して、混合液中の溶存酸素量を0.02ppm以下とした。
引き続き、この混合液に、1%過酸化水素水溶液1部、0.2%アスコルビン酸水溶液1.2部及び2%の2,2’−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド水溶液2.8部を添加・混合して重合を開始させ、反応温度が70℃に達した後、重合温度75±5℃で約8時間重合することにより含水ゲル(C1)を得た。
<製造例2>
アクリル酸ナトリウム88部(0.94モル部)、アクリル酸22.85部(0.3174モル部)、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部(0.002モル部)、脱イオン水293部及びジクロロトリス(トリフェニルフォスフィン)ルテニウム0.001部を攪拌・混合しながら、温度を1〜2℃に保ち、この混合液中に窒素を流入して、混合液中の溶存酸素濃量を0.5ppm以下とした。
引き続き、この混合液に、1%過酸化水素水溶液0.3部、0.2%アスコルビン酸水溶液0.8部及び2%の2,2’−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド水溶液0.8部を添加・混合して重合を開始させ、反応液が80℃に達した後、重合温度80±2℃で約5時間重合することにより、含水ゲル(C2)を得た。
アクリル酸ナトリウム88部(0.94モル部)、アクリル酸22.85部(0.3174モル部)、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部(0.002モル部)、脱イオン水293部及びジクロロトリス(トリフェニルフォスフィン)ルテニウム0.001部を攪拌・混合しながら、温度を1〜2℃に保ち、この混合液中に窒素を流入して、混合液中の溶存酸素濃量を0.5ppm以下とした。
引き続き、この混合液に、1%過酸化水素水溶液0.3部、0.2%アスコルビン酸水溶液0.8部及び2%の2,2’−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド水溶液0.8部を添加・混合して重合を開始させ、反応液が80℃に達した後、重合温度80±2℃で約5時間重合することにより、含水ゲル(C2)を得た。
<製造例3>
シクロヘキサン121.2部、ソルビタンモノステアレート0.9部を均一混合した後、この混合液中に窒素を流入し、混合液中の溶存酸素量を0.02ppm以下とし、反応溶媒を得た。
別に、アクリル酸45部(0.63モル部)と脱イオン水6.4部との混合液中に、氷冷下、水酸化ナトリウムの25%水溶液70部を加えてカルボキシル基の70当量%を中和した。さらに、この中和混合物に、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.033部(0.00021モル部)、次亜リン酸ナトリウム0.0546部及び2,2‘−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド0.0313部を加えて均一混合し、モノマー溶液を得た。
このモノマー溶液を、先の反応溶媒へ添加し、攪拌して分散させると共に、窒素を流入しながら油浴にて60℃に上昇させた。引き続き、この分散液体の温度を60℃に保ち、攪拌しながら2時間重合させた。2時間後の内容物は水で膨潤した含水ゲルがシクロヘキサン中に分散してスラリー状となっていた。次いで、油浴の温度を上げ、シクロヘキサンと水との共沸により、膨潤した含水ゲルの水分が20重量%になるまで脱水を行った。脱水後、攪拌を停止し、沈降する含水ゲルをデカンテーションによりシクロヘキサン相から分離し、含水ゲル(C3)を得た。
シクロヘキサン121.2部、ソルビタンモノステアレート0.9部を均一混合した後、この混合液中に窒素を流入し、混合液中の溶存酸素量を0.02ppm以下とし、反応溶媒を得た。
別に、アクリル酸45部(0.63モル部)と脱イオン水6.4部との混合液中に、氷冷下、水酸化ナトリウムの25%水溶液70部を加えてカルボキシル基の70当量%を中和した。さらに、この中和混合物に、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.033部(0.00021モル部)、次亜リン酸ナトリウム0.0546部及び2,2‘−アゾビスアミジノプロパンジハイドロクロライド0.0313部を加えて均一混合し、モノマー溶液を得た。
このモノマー溶液を、先の反応溶媒へ添加し、攪拌して分散させると共に、窒素を流入しながら油浴にて60℃に上昇させた。引き続き、この分散液体の温度を60℃に保ち、攪拌しながら2時間重合させた。2時間後の内容物は水で膨潤した含水ゲルがシクロヘキサン中に分散してスラリー状となっていた。次いで、油浴の温度を上げ、シクロヘキサンと水との共沸により、膨潤した含水ゲルの水分が20重量%になるまで脱水を行った。脱水後、攪拌を停止し、沈降する含水ゲルをデカンテーションによりシクロヘキサン相から分離し、含水ゲル(C3)を得た。
<実施例1>
含水ゲル(C1)をインターナルミキサーで3〜7mmの大きさに細断して細断ゲルを得た後、この細断ゲル325部に48%の水酸化ナトリウム水溶液67.5部を添加してカルボキシル基の72当量%を中和し、さらに、柿抽出物(商品名「パンシル」、リリース科学工業株式会社製)1部を加え中和細断ゲルを得た。なお、JIS K0113−1997に準拠{0.1規定水酸化カリウム水溶液を滴定液として使用、電位差滴定法、変曲点法}して測定した酸価から算出した中和細断ゲルの中和度は70.1当量%であった。
次いで、縦20cm×横20cm×高さ10cmで、天板を有さず、底板に目開き4mmの金網を装着したステンレス製のトレイに、この中和細断ゲルを約5cmの厚さに積層し、150℃、風速2.0m/sの条件で、通気型バンド乾燥機(井上金属製)で乾燥して、乾燥重合体を得た。
この乾燥重合体をジューサーミキサー(National MX−X53、松下電器(株)製)で粉砕し、目開き150及び710μmのふるいを用いて150〜710μmの粒子径範囲に調整した後、この100部を高速攪拌(細川ミクロン製 高速攪拌タービュライザーミキサー:回転数2000rpm)しながらエチレングリコールジグリシジルエーテルの2%水/メタノール混合溶液(水/メタノールの重量比=60/40)の5.5部{エチレングリコールジグリシジルエーテル0.055部(0.00032モル部)}をスプレー噴霧しながら添加・混合し、140℃で30分間静置し加熱架橋(表面架橋)することにより吸収性樹脂粒子(1)を得た。
含水ゲル(C1)をインターナルミキサーで3〜7mmの大きさに細断して細断ゲルを得た後、この細断ゲル325部に48%の水酸化ナトリウム水溶液67.5部を添加してカルボキシル基の72当量%を中和し、さらに、柿抽出物(商品名「パンシル」、リリース科学工業株式会社製)1部を加え中和細断ゲルを得た。なお、JIS K0113−1997に準拠{0.1規定水酸化カリウム水溶液を滴定液として使用、電位差滴定法、変曲点法}して測定した酸価から算出した中和細断ゲルの中和度は70.1当量%であった。
次いで、縦20cm×横20cm×高さ10cmで、天板を有さず、底板に目開き4mmの金網を装着したステンレス製のトレイに、この中和細断ゲルを約5cmの厚さに積層し、150℃、風速2.0m/sの条件で、通気型バンド乾燥機(井上金属製)で乾燥して、乾燥重合体を得た。
この乾燥重合体をジューサーミキサー(National MX−X53、松下電器(株)製)で粉砕し、目開き150及び710μmのふるいを用いて150〜710μmの粒子径範囲に調整した後、この100部を高速攪拌(細川ミクロン製 高速攪拌タービュライザーミキサー:回転数2000rpm)しながらエチレングリコールジグリシジルエーテルの2%水/メタノール混合溶液(水/メタノールの重量比=60/40)の5.5部{エチレングリコールジグリシジルエーテル0.055部(0.00032モル部)}をスプレー噴霧しながら添加・混合し、140℃で30分間静置し加熱架橋(表面架橋)することにより吸収性樹脂粒子(1)を得た。
<実施例2>
含水ゲル(C2)400部に柿抽出物1部を加え、含水ゲル混合物をミンチ機(目皿穴径:6mm、飯塚工業社製 12VR−400K)にて25℃で5分間細断した後、通気型バンド乾燥機(135℃、2.0m/秒;井上金属工業(株)製)で乾燥し、乾燥重合体を得た。
得られた乾燥重合体を実施例1と同様に粉砕及び表面架橋して、吸収性樹脂粒子(2)を得た。
含水ゲル(C2)400部に柿抽出物1部を加え、含水ゲル混合物をミンチ機(目皿穴径:6mm、飯塚工業社製 12VR−400K)にて25℃で5分間細断した後、通気型バンド乾燥機(135℃、2.0m/秒;井上金属工業(株)製)で乾燥し、乾燥重合体を得た。
得られた乾燥重合体を実施例1と同様に粉砕及び表面架橋して、吸収性樹脂粒子(2)を得た。
<実施例3>
含水ゲル(C3)に対し柿抽出物1部を加え、80〜90℃、13.3kPaで減圧乾燥し、乾燥重合体を得た。得られた乾燥重合体を実施例1と同様に表面架橋して、吸収性樹脂粒子(3)を得た。
含水ゲル(C3)に対し柿抽出物1部を加え、80〜90℃、13.3kPaで減圧乾燥し、乾燥重合体を得た。得られた乾燥重合体を実施例1と同様に表面架橋して、吸収性樹脂粒子(3)を得た。
<実施例4>
柿抽出物を含水ゲルでなく乾燥重合体に加えることに変更した以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(4)を得た。
柿抽出物を含水ゲルでなく乾燥重合体に加えることに変更した以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(4)を得た。
<実施例5>
柿抽出物を「1部」から「0.01部」に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(5)を得た。
柿抽出物を「1部」から「0.01部」に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(5)を得た。
<実施例6>
柿抽出物を「1部」から「0.1部」に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(6)を得た。
柿抽出物を「1部」から「0.1部」に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性樹脂粒子(6)を得た。
<比較例1>
実施例1において、柿抽出物を用いない以外は実施例1と同様にして吸収水性樹脂粒子を得た。
実施例1において、柿抽出物を用いない以外は実施例1と同様にして吸収水性樹脂粒子を得た。
<消臭率>
3L容のテドラーバッグに消臭剤を入れ、テドラーバッグ内の空気を真空脱気し、臭気成分としてアンモニア500ppmを含有するドライ窒素(水分2ppm)3 Lを充填し、25℃で放置した。1時間後、5時間後、8時間後のアンモニア成分の濃度を測定した。アンモニア濃度については、アンモニア検知管(GASTEC No.3MあるいはNo.3L:ガステック(株)製)を取り付けたガス採取器(GASTEC)でテドラーバッグ内の空間部を100ml吸引し、30秒間保持した。その後、検知管の数字(ppm)を読みとった。測定した結果から、以下の式により消臭率を算出した。なお、ブランクとして、消臭剤を添加しない場合のアンモニア濃度を測定した。同様にトリエチルアミン及びメチルメルカプタンに対する消臭テスト試験を行い表1に結果を示した。
消臭率(%)=[(初期濃度−各時間後の濃度)/初期濃度]×100
3L容のテドラーバッグに消臭剤を入れ、テドラーバッグ内の空気を真空脱気し、臭気成分としてアンモニア500ppmを含有するドライ窒素(水分2ppm)3 Lを充填し、25℃で放置した。1時間後、5時間後、8時間後のアンモニア成分の濃度を測定した。アンモニア濃度については、アンモニア検知管(GASTEC No.3MあるいはNo.3L:ガステック(株)製)を取り付けたガス採取器(GASTEC)でテドラーバッグ内の空間部を100ml吸引し、30秒間保持した。その後、検知管の数字(ppm)を読みとった。測定した結果から、以下の式により消臭率を算出した。なお、ブランクとして、消臭剤を添加しない場合のアンモニア濃度を測定した。同様にトリエチルアミン及びメチルメルカプタンに対する消臭テスト試験を行い表1に結果を示した。
消臭率(%)=[(初期濃度−各時間後の濃度)/初期濃度]×100
表1の結果から、本発明の吸収性樹脂粒子は、比較例に比べ消臭効果が高いことがわかる。
本発明の吸収性樹脂粒子は、吸収性樹脂粒子と繊維状物とを含有してなる吸収体に適用でき、この吸収体を備えてなる吸収性物品{紙おむつ、生理用ナプキン及び医療用保血剤等}に有用である。また、ペット尿吸収剤、携帯トイレ用尿ゲル化剤、青果物用鮮度保持剤、肉類・魚介類用ドリップ吸収剤、保冷剤、使い捨てカイロ、電池用ゲル化剤、植物・土壌用保水剤、結露防止剤、止水剤、パッキング剤及び人工雪等の種々の用途にも使用できる。
Claims (5)
- 水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解性ビニルモノマー(a2)、内部架橋剤(a3)並びに表面架橋剤(a4)を必須構成単位としてなる架橋重合体(A)と、柿抽出物(B)とを含んでなる吸収性樹脂粒子。
- 柿抽出物(B)の含有量が、架橋重合体(A)の重量に基づいて、0.001〜20重量%である請求項1に記載の吸収性樹脂粒子。
- 上記柿抽出物(B)が、ポリフェノール、フラボン及びその類並びにカフェインからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の吸水性樹脂粒子。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性樹脂粒子と繊維とを含有してなる吸収体。
- 請求項4に記載の吸収体を配してなる吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001233A JP2013139539A (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | 吸収性樹脂粒子、これを含む吸収体及び吸収性物品 |
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JP2012001233A JP2013139539A (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | 吸収性樹脂粒子、これを含む吸収体及び吸収性物品 |
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JP2012001233A Pending JP2013139539A (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | 吸収性樹脂粒子、これを含む吸収体及び吸収性物品 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2013139539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104722100A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-06-24 | 李�杰 | Ab-8大孔树脂对花生壳黄酮粗提液动态吸附工艺 |
-
2012
- 2012-01-06 JP JP2012001233A patent/JP2013139539A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN104722100A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-06-24 | 李�杰 | Ab-8大孔树脂对花生壳黄酮粗提液动态吸附工艺 |
CN104722100B (zh) * | 2015-03-18 | 2017-03-08 | 南阳理工学院 | Ab‑8大孔树脂对花生壳黄酮粗提液动态吸附工艺 |
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