JP2013137478A - 投影装置、制御方法およびそのプログラム。 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクタ装置を用いて複数のクライアント端末が投影する順番通りにスムーズに投影権の切り替えができる仕組みを提供する。
【解決手段】クライアント端末が複数の投影画像を順番に受信する場合に、予めプロジェクタに複数のクライアントの投影権が移る順番をシナリオとして読み込ませておく手段と、現時点で投影権を取得しているクライアントから次のクライアントに投影権が移るタイミングでプロジェクタが予め次のクライアントに投影データを要求しに行く手段と、現投影者が次に投影するクライアントを設定出来、設定されるとプロジェクタがそのクライアントに投影データを要求しに行く手段と、前記投影画像の投影権を示す情報を含む前記投影画像を前記クライアント端末より受信する手段と、受信した前記投影画像の投影権を示す情報を含む前記投影画像を記憶する手段を備える。
【選択図】図1
【解決手段】クライアント端末が複数の投影画像を順番に受信する場合に、予めプロジェクタに複数のクライアントの投影権が移る順番をシナリオとして読み込ませておく手段と、現時点で投影権を取得しているクライアントから次のクライアントに投影権が移るタイミングでプロジェクタが予め次のクライアントに投影データを要求しに行く手段と、現投影者が次に投影するクライアントを設定出来、設定されるとプロジェクタがそのクライアントに投影データを要求しに行く手段と、前記投影画像の投影権を示す情報を含む前記投影画像を前記クライアント端末より受信する手段と、受信した前記投影画像の投影権を示す情報を含む前記投影画像を記憶する手段を備える。
【選択図】図1
Description
本発明はプロジェクタの画像投影に関して複数の端末から送信された画像を順番に表示するための制御に関する。
近年、無線通信が発達したことにより、これまで有線接続であったプロジェクタ装置と画像をプロジェクタに送信するクライアント端末との接続が無線接続になりつつある。
一つの例として、無線LANアダプタがクライアント端末(PC)に接続されたときに、通信可能な全ての無線チャンネルをスキャンして、それぞれの無線チャンネルに属するSSIDと受信電波の強度とを含むSSIDリストを作成し、SSIDリストに基づいてプロジェクタ識別子を有する無線プロジェクタを検索する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されている技術では、1台のクライアント端末が複数台のプロジェクタを認識し、所望するプロジェクタに無線LANにて接続することを想定しているが、1台のプロジェクタに対し、同時に複数の端末が無線接続し、複数の端末から同時に投影画像を受信、投影することは想定していない。
プロジェクタ装置は、会議の場において複数人の間で利用されることから、1台のプロジェクタに対して代わる代わる各ユーザのクライアント端末を接続している運用が殆どである。生産性が重視されるビジネスシーンにおいては、会議でいちいちプロジェクタの接続端末を切り替える時間も惜しく、プロジェクタ装置とクライアント端末のスムーズな接続切替方法が望まれる。また、同時に複数の端末が無線接続し、複数の端末から同時に投影画像を受信、投影することができれば、より画像の比較がしやすくなり、また複数の端末の画像を並行して表示することでこれまでよりも生産能率の上がるプロジェクタの使用方法が想定される。
そこで本発明は、プロジェクタ装置を用いて複数のクライアント端末が投影する順番通りにスムーズに投影権の切り替えができる仕組みを提供することを目的としている。
即ち本発明は、投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と接続可能な投影装置において、前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信手段と、前記投影画像受信手段で受信した前記投影画像を表示する画像投影手段と、前記画像投影手段で投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求手段と、前記投影画像受信手段で、前記画像要求手段で要求した前記画像を受信した場合に、当該要求の結果受信した画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段と、前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信手段とを備え、前記画像投影手段は、前記投影指示受信手段で指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影することを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタ装置を用いて複数のクライアント端末が投影する順番通りにスムーズに投影権の切り替えができる仕組みを提供することが可能になる。
具体的には、プロジェクタ装置を用いて複数のクライアント端末から連続で画像を投影する場合に、送信された画像を適切な順番でスムーズに表示することが可能になる。また、複数端末を同時にプロジェクタ装置と接続して画像を投影する場合に、複数のクライアント端末に対し、どのように投影権が移行するかを予めシナリオとして読み込ませ、順番が近づいたらシナリオに設定された次の投影者にプロジェクタが画像を要求しにいく方法、もしくは現在の投影者が次の投影者を指定し、プロジェクタに画面を要求させにいく方法でスムーズな投影権制御実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明のプロジェクタ装置とクライアント端末を用いた投影システムのシステム構成図である。
図1は、1又は複数のクライアント端末100、プロジェクタ装置200がローカルエリアネットワーク(LAN)を介して接続される構成となっている。また、本願でクライアント端末100とプロジェクタ装置200とは、それぞれ無線LAN通信が可能な端末であることを前提としている。
クライアント端末100は、プロジェクタ装置200に対して、投影画像となる文書ファイルや、ブラウザ画面などを送信する。
プロジェクタ装置200は、クライアント端末100から送信される投影画像となる文書ファイルや、ブラウザ画面などを受信部で受信し、投影部において受信した文書ファイルの重要度合いなどのパラメータを考慮のうえ、分割投影方法の決定を行う。
次に図2を用いて、クライアント端末100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、本発明の情報処理装置としてのプロジェクタ装置200を制御するコントローラユニットのハードウェア構成について説明する。
無線プロジェクタ1は、無線LANアダプタ5との無線通信を行う無線LANインターフェイス(I/F)301と、無線LAN I/F301で受け取ったTCP/IPデータから画像を生成する画像生成部302と、画像を表示する液晶パネル303と、光源304と、光源304の光が液晶パネル303で変調された画像を拡大・投射する投射レンズ305とで構成されている。
次に、次に、図4〜図7を用いて、本発明の実施形態における一連の処理について説明をする。まず、図4乃至7は、本発明の実施形態におけるプロジェクタ装置200による画像投影の処理を表すシーケンス図である。図4乃至7で示す処理は、プロジェクタ装置200の電源が入り、画像の取得、投影が可能な状態となった時に、以下の処理を実行するものである。
図4は、本発明の実施形態におけるシナリオ読み込みを使用する場合の画像投影の準備処理を示すフローチャートである。まず図4のS401においてクライアント端末はプロジェクタ受信部との通信を開始する。具体的には、クライアント端末に備えているプロジェクタのドライバを起動することにより通信を開始する。この時に、クライアント端末は、端末を一意に識別する番号(例えば、МACアドレス)を送信する。
S402において、プロジェクタ装置のCPUは、クライアント端末から送信され端末識別番号を記憶し、プロジェクタ装置内で発行する端末IDと紐付けて記憶する。
S403において、プロジェクタ装置200のCPUは、発行した端末IDをクライアント端末に送信する。
S404において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200で付与された端末IDを受信し記憶する。
S403において、プロジェクタ装置200のCPUは、発行した端末IDをクライアント端末に送信する。
S404において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200で付与された端末IDを受信し記憶する。
S401〜S404の処理では、プロジェクタ装置200の受信部は通信してきた(プロジェクタドライバを起動した)クライアント端末に一意のIDを付与し、複数のクライアント端末がある場合に、それぞれの端末を識別できるようにする。複数のクライアント端末をプロジェクタ装置に認識させる場合は、認識させるすべてのクライアント端末をプロジェクタ装置と接続させる必要がある。
S405において、クライアント端末100のCPU201は、発表のシナリオをプロジェクタ装置に送信する。発表のシナリオはクライアント端末100にインストールプロジェクタ装置200へ投影画像を送信するためのプロジェクタドライバを起動し、生成したプレゼンテーションシナリオをプロジェクタ装置200に対して送信する。また、この時にプレゼンテーションシナリオをプロジェクタ装置200に送信したクライアント端末100が、プレゼンテーションのオーナーとなる。
S406において、プロジェクタ装置200の受信部は、クライアント端末100から送信されるプレゼンテーションのシナリオを受信し、記憶する。S407において、プロジェクタ装置の受信部はS406において記憶したシナリオと、シナリオを送信したクライアント端末の端末IDを紐づけて、プレゼンテーションオーナーとして記憶する。
S408において、プロジェクタ装置200の受信部は記憶したシナリオを解析する。プロジェクタ装置200のCPUは、シナリオを解析することにより、1枚のスライドごとに、プレゼンテーションに参加するどのユーザ(クライアント端末100)が、どの投影画像を保持しているかの情報を取得する。そして、プレゼンテーションのどのタイミングでどのクライアント端末へ投影画像の要求を実行するかを判断する。
S409において、プロジェクタ装置200の受信部はプレゼンテーションをスタートさせるべく、最初に発表する(1枚目のスライドの投影担当である)クライアント端末100に対して投影画像の取得要求を送信する。この時に送信する要求信号としては、クライアント端末の端末IDと、投影予定の投影画像のIDとを送信する。投影画像のIDは、先述のS405でクライアント端末100より送信されるプレゼンテーションシナリオを解析することにより、プロジェクタ装置200内で保持している。
この時の通信方法としては、シナリオを解析することによって得た端末IDに紐付くクライアント端末100に対してのみ要求信号を送信する方法がある。また、無線LAN環境にいる全てのクライアント端末100に対して要求信号を送信し、クライアント端末100が自端末IDに対する要求信号が送信されている、と判定した時に、クライアント端末100が要求信号を受信する方法がある。
S410において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200の受信部から画像の取得要求を受信すると、要求信号を解析し、S411において、要求されている投影する画像を送信する。
S412において、プロジェクタ装置200の受信部は、クライアント端末100から送信された投影画像を受信し、プロジェクタ装置200の受信部はプロジェクタ装置200の投影部へ投影画像を送信する(S413)。S414において、プロジェクタ装置200の投影部は、プロジェクタ装置200の受信部から送信された投影画像を受信すると、S415において受信した投影画像を投影する。
次に図5を用いて、本発明の実施形態における投影中処理中のシナリオ解析方法及び、画像投影権制御方法を説明する。
図5のS501において、プロジェクタ装置200の受信部は、現在投影している画像と、内部で記憶しているプレゼンテーションシナリオを解析(図10)し、次に投影予定の資料と、その資料を保持しているクライアント端末の情報を得る。具体的には、プロジェクタ装置200のメモリでは、現在投影中の資料の番号を保持しており、例えば1枚目のスライドを投影している場合には、メモリに「1」の値が記憶される。そして、次のスライドである「2」の資料を保持しているクライアント端末100の端末IDを取得する。
S502において、プロジェクタ受信部はS501で取得した次の投影画像の番号と資料を保持しているクライアント端末100に対して投影画像の取得要求を送信する。S503において、クライアント端末100のCPU201はプロジェクタ装置200の受信部からの投影画像の取得要求を受信する。
この時の通信方法も、S409と同様にシナリオを解析することによって得た端末IDに紐付くクライアント端末100に対してのみ要求信号を送信する方法がある。また、無線LAN環境にいる全てのクライアント端末100に対して要求信号を送信し、クライアント端末100が自端末IDに対する要求信号が送信されている、と判定した時に、クライアント端末100が要求信号を受信する方法がある。
S504において、シナリオの設定により次の投影画像を送信する担当となっているクライアント端末100は、要求されている資料名に基づいて、次の投影画像をプロジェクタ受信部へ送信する。
S505において、プロジェクタ装置200の受信部は、シナリオ解析によって判明した次の投影画像を保持しているクライアント端末100から送信された次の投影画像を受信する。
S506において、プロジェクタ装置200の受信部はS505で取得した次に投影する画像をプロジェクタ装置200のメモリに記憶し、S507において、次の投影画像への切り替え待ち状態となる。
S508において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200の受信部へ次の投影画像への切り替え要求を送信する。このときのクライアント端末100は、現在プロジェクタ装置200の投影部から投影している画像を送信したクライアント端末100を指している。
S509において、プロジェクタ装置200の受信部は現在投影している画像を送信したクライアント端末から次の画像への切り替え要求を受信すると、S510において、プロジェクタ装置200の投影部に対してS506で記憶した次の投影画像を送信する。
S511において、プロジェクタ装置200の投影部は、プロジェクタ装置200の受信部から送信された投影画像を受信すると、S512において、画像を投影する。
図5の処理によれば、プロジェクタ装置200が予めプレゼンテーションのシナリオを記憶しておくことにより、画像を投影している段階から次の画像を投影するための準備を行うことが可能になり、前の画像を送信したクライアント端末から、画像の切替要求(プレゼンテーションを先に進めるための要求)を受け付けた場合であっても、スムーズにプレゼンテーションを進めることが可能になる。
図6は、本発明の実施形態におけるシナリオ読み込みを使用しない場合の画像投影の準備処理を示すフローチャートである。
まずS601においてクライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200(受信部)との通信を開始する。具体的には、クライアント端末100に備えているプロジェクタ装置200のドライバを起動することにより通信を開始する。この時に、クライアント端末は、端末を一意に識別する番号(例えば、MACアドレス)を送信する。
S602において、プロジェクタ装置200の受信部はクライアント端末100から送信され端末識別番号を記憶し、プロジェクタ装置内で発行する端末IDと紐付けて記憶する。S603において、発行した端末IDをクライアント端末100に送信する。
ここでは、全てのクライアント端末100に対し発行したID一覧が確認出来るリスト情報を送信する。これにより、各クライアント端末は、プロジェクタ装置に登録されたクライアントのリストを確認することが出来、自身が画像投影した後に、どのクライアント端末に画像投影権を渡すかを選択することが出来るようになる。
S604において、クライアント端末100はプロジェクタ装置で付与された端末IDを受信し記憶する。
S601〜S604の処理では、プロジェクタ装置の受信部は通信してきた(プロジェクタドライバを起動した)クライアント端末に一意のIDを付与し、複数のクライアント端末がある場合に、それぞれの端末を識別できるようにする。複数のクライアント端末をプロジェクタ装置に認識させる場合は、認識させるすべてのクライアント端末をプロジェクタ装置と接続させる必要がある。また、クライアント端末からも、プロジェクタが識別可能な他のクライアントの情報一覧を確認出来るようにする必要がある。
S605において、最初に画像を投影するクライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200に対し、画像投影権を要求すると、S606において、プロジェクタ装置200の受信部は、クライアント端末100から送信される画像投影権の要求を受信する。
S607において、プロジェクタ装置200の受信部は、先程画像投影権を要求してきた最初に発表するクライアント端末100に対して投影画像の取得要求を送信する。
S608において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200の受信部から送信される投影画像の取得要求を受信すると、S609において、クライアント端末はプロジェクタ受信部へ投影する画像を送信する。
S610において、プロジェクタ装置200の受信部はクライアント端末100から送信された投影画像を受信すると、S611において、プロジェクタ投影部に対して投影画像を送信する。
S612において、プロジェクタ装置200の投影部は、プロジェクタ装置200の受信部から送信された投影画像を受信すると、S613において、画像を投影する。
次に、図7を用いて、シナリオ読み込みを使用しない場合の画像投影権の制御処理を説明する。図7のS701において、現在画像を投影しているクライアント端末100は、プロジェクタ装置200に対して次の画像投影を行うクライアント端末の情報を送信する。
S702において、プロジェクタ装置200の受信部は、次の画像投影を行うクライアント端末の情報を受信する。
S703において、プロジェクタ装置200の受信部は、S702において、プロジェクタ受信部はS501で取得した次の画像を送信予定のクライアント端末に画像の取得要求を送信する。
S704において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200の受信部から送信された次の投影画像の取得要求を受信すると、S705において、次の投影画像をプロジェクタ装置200の受信部に対して送信する。
S706において、プロジェクタ装置200の受信部は、クライアント端末100から送信された次の投影画像を受信すると、S707において、次の投影画像をプロジェクタ装置200メモリに記憶し、S708において切り替え待ち状態となる。
S709において、クライアント端末100のCPU201は、プロジェクタ装置200の受信部へ次の画像への切り替え要求を送信する。このときのクライアント端末100は、現在プロジェクタ装置200の投影部から投影している画像を送信したクライアント端末100を指している。
S710において、プロジェクタ装置200の受信部は、クライアント端末100から次の投影画像への切り替え要求を受信すると、S711において、メモリに保持していた次の投影画像を、投影部に対して送信する。
S712において、プロジェクタ装置200の投影部は、受信部から送信された投影画像を受信すると、S713において、画像を投影する。
次に、図8を用いて、シナリオ読み込みを使用する場合の複数端末投影順制御の操作方法について説明する。図8はシナリオ読み込みを使用する場合の複数端末投影順制御でのクライアント端末で表示する投影画像の選択を行う画面である。
801はプロジェクタ装置で投影するために選択されている画像である。802に選択可能な画像や資料が一覧で表示されており、そのうちの所望の画像や資料へのクリックを受け付けると、801に画像が表示される。803は802で選択している画像の1つ次、1つ前、最後、最初の画像を選択するためのアイコンである。
次に、図9を用いて、シナリオ読み込みを使用しない場合の複数端末投影順制御の操作方法について説明する。図8はシナリオ読み込みを使用しない場合の複数端末投影順制御でのクライアント端末で表示する投影画像の選択を行う画面である。
901はプロジェクタ装置で投影するために選択されている画像である。902に選択可能な画像や資料が一覧で表示されており、そのうちの所望の画像や資料へのクリックを受け付けると、901に画像が表示される。
903は901で選択している画像の1つ次、1つ前、最後、最初の画像を選択するためのアイコンである。
904は次の発表者を設定する選択項目である。次の発表者は発表者の名前の左側のアイコンを選択することで指定する。905は次の発表者に画像表示権を移すためのアイコンである。
なお本願発明の実施形態で、プロジェクタ装置200とクライアント端末100との接続方法は、無線LANを用いた接続で説明したが、通信方法はこれに限るものではなく、例えばBluetooth(登録商標)を用いて複数端末を接続してもよい。
以上の本発明によれば、プロジェクタ装置を用いて複数のクライアント端末が投影する順番通りにスムーズに投影権の切り替えができる仕組みを提供することが可能になる。
即ち、本発明は、投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と接続可能な投影装置において、前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信手段と、前記投影画像受信手段で受信した前記投影画像を表示する画像投影手段と、前記画像投影手段で投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求手段と、前記投影画像受信手段で、前記画像要求手段で要求した前記画像を受信した場合に、当該要求の結果受信した画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段と、前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信手段とを備え、前記画像投影手段は、前記投影指示受信手段で指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影することを特徴とする。
以上、実施形態、具体例を主に詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
本発明におけるプログラムは、図4乃至7に示すフローチャートの処理に従って情報処理装置としてのコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4乃至7の処理方法を実行可能なプログラムを記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごと、別の独立したプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、情報処理装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウェア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウェアやハードウェア構成による実現も含むものである。
100 クライアント端末
200 プロジェクタ装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(キーボード)
210 ディスプレイ(CRT)
211 外部メモリ(HDD、FD)
301 無線LAN I/F
302 画像生成部
303 液晶パネル
304 光源
305 投射レンズ
200 プロジェクタ装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(キーボード)
210 ディスプレイ(CRT)
211 外部メモリ(HDD、FD)
301 無線LAN I/F
302 画像生成部
303 液晶パネル
304 光源
305 投射レンズ
Claims (6)
- 投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と接続可能な投影装置において、
前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、
前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信手段と、
前記投影画像受信手段で受信した前記投影画像を表示する画像投影手段と、
前記画像投影手段で投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、
前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求手段と、
前記投影画像受信手段で、前記画像要求手段で要求した前記画像を受信した場合に、当該要求の結果受信した画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段と、
前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信手段とを備え、
前記画像投影手段は、前記投影指示受信手段で指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影することを特徴とする投影装置。 - 前記シナリオ記憶手段で記憶した前記プレゼンテーションのシナリオを解析するシナリオ解析手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
- 前記シナリオ記憶手段は、前記シナリオ解析手段で解析した結果得られる、前記プレゼンテーションの投影画像の順序と、当該投影画像を保持しているクライアント端末の識別情報とを紐付けて記憶し、
前記画像要求手段は、前記シナリオ解析手段で解析した結果得られる投影画像の順序と、当該投影画像を保持しているクライアント端末に対して画像を要求することを特徴とする請求項2に記載の投影装置。 - 投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と投影装置とを含む投影システムであって、
前記投影装置は、
前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、
前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信手段と、
前記投影画像受信手段で受信した前記投影画像を表示する画像投影手段と、
前記画像投影手段で投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、
前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求手段と、
前記投影画像受信手段で、前記画像要求手段で要求した前記画像を受信した場合に、当該要求の結果受信した画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段と、
前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信手段とを備え、
前記画像投影手段は、前記投影指示受信手段で指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影し、
前記クライアント端末は、
前記投影装置に端末識別情報を送信する端末識別情報送信手段と、
前記プレゼンテーションのシナリオを送信するシナリオ送信手段と、
前記画像要求手段で自端末の前記端末識別情報を含む要求を受信した場合に、当該要求に応じて投影画像を前記投影装置に対して送信する投影画像送信手段と、
を備えることを特徴とする投影システム。 - 投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と接続可能であって、前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、前記クライアント端末より送信される画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段とを備える投影装置の制御方法であって、
前記投影装置の投影画像受信手段が、前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信ステップと、
前記投影装置の画像投影手段が、前記投影画像受信ステップで受信した前記投影画像を表示する画像投影ステップと、
前記投影装置の画像要求手段が、前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求ステップと、
前記投影装置の投影指示受信手段が、前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信ステップとを含み、
前記画像投影ステップは、前記投影指示受信ステップで指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影することを特徴とする投影装置の制御方法。 - 投影画像を投影装置に送信するクライアント端末と接続可能であって、前記クライアント端末より送信されるプレゼンテーションのシナリオを記憶するシナリオ記憶手段と、投影している前記投影画像のシナリオ内での順序を記憶する投影順序記憶手段と、前記クライアント端末より送信される画像を記憶部に記憶する投影画像記憶手段とを備える投影装置を制御するプログラムであって、
前記投影装置を、
前記投影画像を前記クライアント端末より受信する投影画像受信手段と、
前記投影画像受信手段で受信した前記投影画像を表示する画像投影手段と、
前記シナリオ記憶手段で記憶している前記シナリオに基づいて、前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影中の画像の次に投影する画像を取得するべく、前記クライアント端末に対して画像を要求する画像要求手段と、
前記クライアント端末より次の投影画像を投影するための指示を受信する投影指示受信手段として機能させ、
前記画像投影手段は、前記投影指示受信手段で指示を受けた前記投影画像記憶手段で記憶している前記投影画像を投影させることを特徴とするコンピュータで読取実行可能なプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011289397A JP2013137478A (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 投影装置、制御方法およびそのプログラム。 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2013137478A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016541157A (ja) * | 2013-10-25 | 2016-12-28 | 株式会社カカオKakao Corp. | チャネルベースのコンテンツ中継方法及びシステム |
JP2019022181A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-07 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 会議システム、共有表示装置に対する表示方法および切換装置 |
CN113452979A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-09-28 | 北京诚品快拍物联网科技股份有限公司 | 一种投影仪角度矫正控制系统及方法 |
-
2011
- 2011-12-28 JP JP2011289397A patent/JP2013137478A/ja active Pending
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