JP2013135437A - データ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法 - Google Patents

データ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信チャネルの利用効率を向上させつつ、干渉を回避することができるデータ収集システムを提供する。
【解決手段】データ収集装置100は、信号受信部112と、受信電力測定部113と、干渉値算出部123と、収集時間確保部125と、信号送信部111とを備え、データの収集時間を示す情報とデータの収集時間における実際のデータの収集時間の占める比率を示す占有率とを含む信号を通信チャネルを用いて他のデータ収集装置から受信し、受信した信号に含まれる占有率と信号の受信電力とに基づいて、収集時間において他のデータ収集装置からの電波が当該データ収集装置に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を算出して干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、当該データ収集装置がデータを収集する自己収集時間を該非干渉時間の中から確保して自己収集時間を示す情報を含む信号を通信チャネルを用いてノード装置に対して送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法に関する。
近年、センサ等を装着したノード装置により温度、照度、湿度等の環境データを測定し、測定したデータを無線通信により一括して収集するM2M(Machine to Machine)サービスと呼ばれる技術の開発が進められている。例えば、農業分野におけるM2Mサービスでは、農場内に設置されたセンサを装着したノード装置が検出した温度や土中の水分量などの情報を、ノード装置の無線通信機能によって一箇所に収集することにより、作物の生育状況の管理を行う。
このM2Mサービスを応用したシステムは、ノード装置と無線通信を行うゲートウェイであるデータ収集装置を有し、複数のノード装置を各データ収集装置に対応付けている。そして、各データ収集装置が、対応するノード装置と通信することによってノード装置内のデータを収集することができる。
ただし、M2Mサービスを応用したシステムでは、近傍に配置された複数のデータ収集装置が同一の周波数の通信チャネルを用いてノード装置との通信を同時に行った場合に、各データ収集装置からの電波が互いに干渉するというデータ収集装置間の干渉問題がある。このようなデータ収集装置間の干渉を回避する技術として、データ収集装置がコモンチャネルを用いて他のデータ収集装置とビーコン信号の送受信を行う技術がある。この技術では、データ収集装置が、他のデータ収集装置によるデータの収集時間を示す情報を含むビーコン信号を受信すると、他のデータ収集装置によるデータの収集時間以外の時間を非干渉時間として特定し、非干渉時間の中から自身のデータ収集時間を確保する。
特開2006−254398号公報
しかしながら、上述した従来技術では、データ収集装置間の干渉は回避されるものの、データの収集に利用される通信チャネルの利用効率が低下するという問題がある。
すなわち、データの収集に利用される通信チャネルにおいて、他のデータ収集装置によるデータの収集時間以外の時間が非干渉時間として特定されるため、データ収集装置は、他のデータ収集装置によるデータの収集時間を自身のデータ収集時間として確保できない。ただし、他のデータ収集装置によるデータの収集時間に実際にデータの収集が行われた場合でも、他のデータ収集装置からの電波が比較的に微弱であり、他のデータ収集装置からの電波による干渉の度合いが比較的に低くなる状況も想定され得る。このような状況であっても、上述した従来技術では、データ収集装置は、他のデータ収集装置によるデータの収集時間を自身のデータ収集時間として確保することができない。結果として、データの収集に利用される通信チャネルの利用効率が低下する恐れがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信チャネルの利用効率を向上させつつ、干渉を回避することができるデータ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法を提供することを目的とする。
本願の開示するデータ収集システムは、一つの態様において、データを測定するノード装置から前記データを収集するデータ収集装置が所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置と信号の送受信を行うデータ収集システムである。データ収集装置は、信号受信部と、受信電力測定部と、干渉値算出部と、収集時間確保部と、信号送信部とを備える。信号受信部は、前記データの収集時間を示す情報と前記データの収集時間における実際の前記データの収集時間の占める比率を示す占有率とを含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記他のデータ収集装置から受信する。受信電力測定部は、前記信号の受信電力を測定する。干渉値算出部は、前記信号に含まれる前記占有率と前記信号の受信電力とに基づいて、前記収集時間において前記他のデータ収集装置からの電波が当該データ収集装置に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を算出する。収集時間確保部は、前記干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、当該データ収集装置が前記データを収集する自己収集時間を該非干渉時間の中から確保する。信号送信部は、前記自己収集時間を示す情報を含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記ノード装置に対して送信する。ノード装置は、データ測定部と、データ送信部とを備える。データ測定部は、前記データを測定して記憶部に格納する。データ送信部は、前記データ収集装置から送信された前記信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる前記自己収集時間において、前記記憶部に格納された前記データを前記通信チャネルを用いて前記データ収集装置に対して送信する。
本願の開示するデータ収集システムの一つの態様によれば、周波数の利用効率を向上させつつ、干渉を回避することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係るデータ収集システムの構成を示す図である。 図2は、本実施例に係るデータ収集システムで送受信される信号のフォーマット例を示す図である。 図3は、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるデータ収集装置の構成を示す図である。 図4は、干渉値記憶部の一例を示す図である。 図5は、収集時間確保部による処理の具体例を説明するための図である。 図6は、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるノード装置の構成を示す図である。 図7は、本実施例に係るデータ収集システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。 図8は、データ収集装置による処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本願の開示するデータ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
まず、本実施例に係るデータ収集システムの構成について説明する。図1は、本実施例に係るデータ収集システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施例に係るデータ収集システムは、データを測定するノード装置200a、200bと、ノード装置200a、200bとそれぞれ無線通信を行うデータ収集装置100a、100bとを含む。データ収集装置100a、100bには、それぞれ対応付けられたノード装置200a、200bが存在している。すなわち、データ収集装置100aがノード装置200aとの通信を受け持つ領域は領域R1であり、この領域R1内にノード装置200aが存在している。また、データ収集装置100bがノード装置200bとの通信を受け持つ領域は領域R2であり、この領域R2内にノード装置200bが存在している。このようにしてデータ収集装置100a、100bは、それぞれ対応付けられたノード装置200a、200bと無線通信を行い、ノード装置200a、200bにより測定されたデータを収集することが可能となる。
図1に示したデータ収集システムでは、近傍に配置されたデータ収集装置100a、100bが同一の周波数の通信チャネルを用いてノード装置200a、200bとの通信を行うと、各データ収集装置100a、100bからの電波が互いに干渉する恐れがある。具体的には、データ収集装置100aが領域R1内に存在するノード装置200aからデータを収集する際の電波と、データ収集装置100bが領域R2内に存在するノード装置200bからデータを収集する際の電波とが互いに干渉する恐れがある。
このようなデータ収集装置100a、100b間の干渉を回避するために、本実施例では、データ収集装置100a、100bのうちのいずれか一方が所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置とブロードキャスト信号の送受信を行う。そして、データ収集装置100a、100bは、他のデータ収集装置から受信したブロードキャスト信号に含まれる情報を基にして、他のデータ収集装置からの干渉の度合いを求め、求めた干渉の度合いが比較的に大きい時間帯をデータの収集時間から除外する。
次に、本実施例に係るデータ収集システムで送受信される信号のフォーマット例について説明する。図2は、本実施例に係るデータ収集システムで送受信される信号のフォーマット例を示す図である。図2において、制御情報は、信号の種別を示す情報であり、値が「00」である場合にブロードキャスト信号であることを示し、値が「10」である場合にデータ信号であることを示す。PAN ID(Personal Area Network IDentity)は、データ収集装置とノード装置とを対応付ける共通の通信領域を識別するための識別情報である。送信元情報は、信号の送信元となるデータ収集装置又はノード装置を識別するための識別情報である。チェック情報は、信号の誤りを訂正するための情報である。
ペイロード領域は、制御情報に応じて各種の情報が格納される領域である。具体的には、制御情報がブロードキャスト信号を示す「00」である場合には、信号の送信時刻を示す送信時刻と、データ収集装置がノード装置からデータを収集する時間である収集時間に関する情報とがペイロード領域に格納される。収集時間に関する情報としては、収集時間の開始時刻、収集時間の終了時刻、並びに、収集時間における実際のデータの収集時間の占める比率(以下「占有率」という)が含まれる。また、制御情報がデータ信号を示す「10」である場合には、ノード装置により測定された測定データがペイロード領域に格納される。
次に、本実施例に係るデータ収集システムの構成の詳細について説明する。図3は、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるデータ収集装置100の構成を示す図である。なお、データ収集装置100は、図1に示したデータ収集装置100a、100bに対応する。
図3に示すデータ収集装置100は、無線(RF:Radio Frequency)部110と、ディジタル信号処理(DSP:Digital Signal Processing)部120とを有する。RF部110には、アンテナ130が接続されている。
RF部110は、送信部111と、受信部112と、受信電力測定部113とを有する。送信部111は、変調部111aと、増幅部111bとを有する。変調部111aは、DSP部120から入力されたブロードキャスト信号の振幅変調を行う。増幅部111bは、変調部111aによって振幅変調されたブロードキャスト信号の搬送波の利得を増幅してアンテナ130に出力する。
受信部112は、増幅部112aと、復調部112bとを有する。増幅部112aは、アンテナ130から受信した搬送波の利得を増幅する。復調部112bは、増幅部112aから入力される搬送波の振幅復調を行い、搬送波のビットデータからアナログ信号を復調する。復調部112bによって復調されたアナログ信号は、DSP部120に入力される。
受信電力測定部113は、アンテナ130から受信した搬送波(信号)の受信電力を測定する。例えば、受信電力測定部113は、アンテナ130から受信した信号のうち他のデータ収集装置から受信したブロードキャスト信号の受信電力を測定してDSP部120に出力する。
DSP部120は、受信処理部121と、補正部122と、干渉値算出部123と、メモリ部124と、収集時間確保部125と、ブロードキャスト信号生成部126と、送信処理部127と、データ転送処理部128とを有する。
受信処理部121は、ブロードキャスト信号を所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置から受信する。具体的には、受信処理部121は、受信した信号の制御情報の値がブロードキャスト信号を示す「00」である場合に、受信した信号がブロードキャスト信号であると認定する。そして、受信処理部121は、認定したブロードキャスト信号に含まれる送信時刻を抽出して補正部122に出力する。そして、受信処理部121は、認定したブロードキャスト信号に含まれる、収集時間に関する情報(開始時刻、終了時刻及び占有率)を抽出して補正部122及び干渉値算出部123に出力する。受信処理部121は、信号受信部の一例である。
また、受信処理部121は、受信電力測定部113からブロードキャスト信号の受信電力を取得すると、取得したブロードキャスト信号の受信電力を干渉値算出部123に出力する。
また、受信処理部121は、データ信号をノード装置200から受信する。具体的には、受信処理部121は、受信した信号の制御情報の値がデータ信号を示す「10」である場合に、受信した信号がデータ信号であると認定する。そして、受信処理部121は、認定したデータ信号に含まれる測定データを抽出してメモリ部124のデータ記憶部124aに格納する。
また、受信処理部121は、後述する収集時間確保部125によって通信チャネルが初期チャネルから別の通信チャネルに変更された場合には、変更後の通信チャネルを用いてブロードキャスト信号を再受信する。
補正部122は、ブロードキャスト信号に含まれる送信時刻を受信処理部121から受け付ける。補正部122は、ブロードキャスト信号に含まれる、収集時間の開始時刻及び終了時刻を受信処理部121から受け付ける。補正部122は、受信処理部121によってブロードキャスト信号が実際に受信された受信時刻を取得する。そして、補正部122は、受信時刻と送信時刻との差分に基づいて、収集時間の開始時刻及び終了時刻を補正する。例えば、受信時刻が「8:59:28」(8時59分28秒)であり、送信時刻が「9:01:00」(9時1分)である場合を想定する。この場合には、補正部122は、受信時刻と送信時刻との差分である+1分32秒を求め、求めた差分を収集時間の開始時刻及び終了時刻から減算することによって、補正を行う。そして、補正部122は、補正後の収集時間の開始時刻及び終了時刻をメモリ部124の干渉値記憶部124bに格納する。これにより、ブロードキャスト信号に含まれる送信時刻とデータ収集装置100によるブロードキャスト信号の実際の受信時刻との間に差分がある場合でも、その差分を考慮した正確な収集時間を干渉値記憶部124bに格納することが可能となる。
干渉値算出部123は、ブロードキャスト信号に含まれる占有率と、ブロードキャスト信号の受信電力とに基づいて、収集時間において他のデータ収集装置からの電波がデータ収集装置100に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を他のデータ収集装置ごとに算出する。干渉値は、次式によって求められる。干渉値算出部123は、算出した干渉値を他のデータ収集装置を識別する識別情報に対応付けて干渉値記憶部124bに格納する。
=P+Y ・・・ (1)
ただし、P[dBm]:収集時間における干渉値[dBm]
[dBm]:ブロードキャスト信号の受信電力
Y=10×log10(X/100)、X:占有率
例えば、ブロードキャスト信号に含まれる占有率Xが「10%」であり、ブロードキャスト信号の受信電力Pが「−70dBm」である場合を想定する。この場合、干渉値Pは、「−70+10×log10(10/100)=−80dBm」となる。
また、干渉値算出部123は、受信処理部121によって前回と同一の他のデータ収集装置からブロードキャスト信号が受信された場合に、以下の処理を行う。すなわち、干渉値算出部123は、受信されたブロードキャスト信号の受信電力と、ブロードキャスト信号の占有率とに基づいて、干渉値を再度算出する。そして、干渉値算出部123は、再度算出した干渉値を用いて、前回と同一の他のデータ収集装置の識別情報に対応する、干渉値記憶部124bに記憶された干渉値を更新する。これにより、干渉値記憶部124bに記憶された干渉値を常に最新の値に保持することができる。
メモリ部124は、データ記憶部124aと、干渉値記憶部124bとを有する。データ記憶部124aは、受信処理部121によって受信されたデータ信号に含まれる測定データを記憶する。
干渉値記憶部124bは、干渉値を他のデータ装置の識別情報に対応付けて記憶する。図4は、干渉値記憶部124bの一例を示す図である。図4に示すように、干渉値記憶部124bは、「送信ノードID」、「受信時刻」、「受信電力」、「送信時刻」及び「収集時間」といった項目を有する。「収集時間」は、「開始時刻」、「終了時刻」及び「干渉値」といった項目を有する。「送信ノードID」は、他のデータ収集装置を識別するための識別情報を表し、ブロードキャスト信号に含まれる送信元情報などが格納される。「受信時刻」は、他のデータ収集装置からのブロードキャスト信号がデータ収集装置100によって実際に受信された受信時刻を表す。「受信電力」は、他のデータ収集装置からのブロード信号の受信電力を表す。「送信時刻」は、他のデータ収集装置からブロードキャスト信号が送信された送信時刻を表す。「収集時間」は、他のデータ収集装置が自装置に対応付けられたノード装置からデータを収集する収集時間を表し、収集時間の開始時刻、収集時間の終了時刻及び収集時間における干渉値を含んでいる。
図4の1行目に示すように、「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:10:00」から「終了時刻」「09:20:00」までの「収集時間#1」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−92dBm」である。「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:25:00」から「終了時刻」「09:38:00」までの「収集時間#2」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−88dBm」である。「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:50:00」から「終了時刻」「10:05:00」までの「収集時間#3」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−95dBm」である。
また、図4の2行目で示すように、「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:12:00」から「終了時刻」「09:15:00」までの「収集時間#1」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−105dBm」である。「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:20:00」から「終了時刻」「09:30:00」までの「収集時間#2」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−95dBm」である。「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置が「開始時刻」「09:45:00」から「終了時刻」「09:55:00」までの「収集時間#3」においてデータ収集を行った場合の「干渉値」は「−105dBm」である。
図3に戻り、収集時間確保部125は、他のデータ収集装置ごとに算出された干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、データ収集装置100がデータを収集する自己収集時間を非干渉時間の中から確保する。なお、自己収集時間は、データ収集装置100によるデータの収集に関するデータレートに応じて予め定められた時間である。
また、収集時間確保部125は、非干渉時間の中から自己収集時間を確保できない場合には、通信チャネルを周波数帯域が異なる別の通信チャネルに変更し、変更後の通信チャネルを受信処理部121に割り当てる。
ここで、収集時間確保部125による処理の具体例について説明する。図5は、収集時間確保部125による処理の具体例を説明するための図である。図5において、横軸は時刻を表し、縦軸は干渉値[dBm]を表す。
図5に例示するように、収集時間確保部125は、図4に示した干渉値記憶部124bに記憶された干渉値を時間軸上に配置する。例えば、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#1」の「干渉値」「−92dBm」をグラフ11として時間軸上に配置する。また、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#2」の「干渉値」「−88dBm」をグラフ12として時間軸上に配置する。また、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW2」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#3」の「干渉値」「−95dBm」をグラフ13として時間軸上に配置する。
同様に、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#1」の「干渉値」「−105dBm」をグラフ21として時間軸上に配置する。また、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#2」の「干渉値」「−95dBm」をグラフ22として時間軸上に配置する。また、収集時間確保部125は、「送信ノードID」「GW3」で識別されるデータ収集装置に対応する「収集時間#3」の「干渉値」「−105dBm」をグラフ23として時間軸上に配置する。
そして、収集時間確保部125は、干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定する。例えば、収集時間確保部125は、グラフ11で示される干渉値「−92dBm」及びグラフ12で示される干渉値「−88dBm」が閾値「−93dBm」以上であるので、グラフ11及びグラフ12に対応する時間を除く非干渉時間Tniを特定する。
そして、収集時間確保部125は、自己収集時間を非干渉時間の中から確保する。例えば、収集時間確保部125は、非干渉時間Tniのうち所定の時間以上となる時間を探索することにより、自己収集時間を非干渉時間Tniの中から確保する。一方、収集時間確保部125は、自己収集時間を非干渉時間のTniの中から確保できない場合には、通信チャネルを周波数帯域が異なる別の通信チャネルに変更し、変更後の通信チャネルを受信処理部121に割り当てる。
図3に戻り、ブロードキャスト信号生成部126は、収集時間確保部125によって確保された自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号を生成する。自己収集時間を示す情報には、自己収集時間の開始時刻及び自己収集時間の終了時刻などが含まれる。
送信処理部127は、自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号をブロードキャスト信号生成部126から受け付ける。送信処理部127は、自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号を所定の通信チャネルを用いて、自身に対応付けられたノード装置200に対して送信する。送信処理部127は、信号送信部の一例である。
データ転送処理部128は、データ記憶部124aに記憶された測定データを外部のサーバ装置などに転送する。
次に、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるノード装置200の構成について説明する。図6は、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるノード装置200の構成を示す図である。なお、ノード装置200は、図1に示したノード装置200a、200bに対応する。
図6に示すノード装置200は、RF部210と、DSP部220と、データ測定部230とを有する。RF部210には、アンテナ240が接続されている。
RF部210は、送信部211と、受信部212とを有する。送信部211は、変調部211aと、増幅部211bとを有する。変調部211aは、DSP部220から入力されたデータ信号の振幅変調を行う。増幅部211bは、変調部211aによって振幅変調されたデータ信号の搬送波の利得を増幅してアンテナ240に出力する。
受信部212は、増幅部212aと、復調部212bとを有する。増幅部212aは、アンテナ240から受信した搬送波の利得を増幅する。復調部212bは、増幅部212aから入力される搬送波の振幅復調を行い、搬送波のビットデータからアナログ信号を復調する。復調部212bによって復調されたアナログ信号は、DSP部220に入力される。
DSP部220は、受信処理部221と、メモリ部222と、データ送信部223と、送信処理部224とを有する。
受信処理部221は、ブロードキャスト信号を所定の通信チャネルを用いてデータ収集装置100から受信する。具体的には、受信処理部221は、受信した信号の制御情報の値がブロードキャスト信号を示す「00」である場合に、受信した信号がブロードキャスト信号であると認定する。そして、受信処理部221は、認定したブロードキャスト信号に含まれる、自己収集時間に関する情報(開始時刻及び終了時刻)を抽出してメモリ部222の自己収集時間記憶部222bに記憶する。
また、受信処理部221は、データ信号を他のノード装置200から受信する。具体的には、受信処理部221は、受信した信号の制御情報の値がデータ信号を示す「10」である場合に、受信した信号がデータ信号であると認定する。そして、受信処理部221は、認定したデータ信号に含まれる測定データを抽出してメモリ部222の転送データ記憶部222aに格納する。
メモリ部222は、転送データ記憶部222aと、自己収集時間記憶部222bと、データ記憶部222cとを有する。転送データ記憶部222aは、受信処理部221によって受信されたデータ信号に含まれる測定データを記憶する。自己収集時間記憶部222bは、受信処理部221によって受信されたブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間に関する情報を記憶する。データ記憶部222cは、データ測定部230によって測定された測定データを記憶する。
データ送信部223は、ブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間において、所定の通信チャネルを用いて測定データをデータ収集装置100に対して送信する。具体的には、データ送信部223は、自己収集時間記憶部222bに記憶された自己収集時間の開始時刻が到来すると、データ記憶部222cに記憶された測定データを含むデータ信号を生成し、生成したデータ信号をデータ収集装置100に対して送信する。そして、データ送信部223は、自己収集時間記憶部222bに記憶された自己収集時間の終了時刻が到来すると、測定データを含むデータ信号の送信を終了する。
また、データ送信部223は、転送データ記憶部222aに記憶された測定データを含むデータ信号を生成し、生成したデータ信号を他のノード装置200に対して送信する。
送信処理部224は、測定データを含むデータ信号をデータ送信部223から受け付ける。送信処理部224は、測定データを含むデータ信号を所定の通信チャネルを用いて、自身に対応付けられたデータ収集装置100に対して送信する。
データ測定部230は、温度センサ、電力メータ及び応力センサ等の測定器を含み、測定器を用いて温度、電力及び応力等を測定データとして測定し、測定したデータをメモリ部222のデータ記憶部222cに格納する。
次に、本実施例に係るデータ収集システムによる処理の流れについて説明する。図7は、本実施例に係るデータ収集システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。図7は、データ収集装置Bからブロードキャスト信号を受信したデータ収集装置Aが、データ収集装置Aに対応付けられたノード装置A−1、A−2から測定データを収集する例を示す。
図7に示すように、まず、データ収集装置Aは、所定の周波数の初期チャネルを設定する(ステップS11)。そして、ノード装置A−1は、データ収集装置Aと同一の周波数の初期チャネルを設定する(ステップS12)。同様に、ノード装置A−2は、データ収集装置Aと同一の周波数の初期チャネルを設定する(ステップS13)。そして、ノード装置A−2は、温度、電力及び応力等を測定データとして測定する(ステップS14)。
データ収集装置Bは、送信時刻と、データ収集装置Bが自身に対応付けられたノード装置からデータを収集する収集時間と、収集時間における実際のデータの収集時間の占める占有率とを含むブロードキャスト信号を送信する(ステップS15)。
一方、データ収集装置Aは、ステップS11で設定した初期チャネルを用いてデータ収集装置Bからブロードキャスト信号を受信する(ステップS16)。データ収集装置Aは、ブロードキャスト信号に含まれる占有率とブロードキャスト信号の受信電力とに基づいて干渉値を算出し、干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、非干渉時間の中から自己収集時間を確保する(ステップS17)。データ収集装置Aは、自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号を、ステップS11で設定した初期チャネルを用いてノード装置A−1に対して送信する(ステップS18)。
一方、ノード装置A−1は、ステップS12で設定した初期チャネルを用いてデータ収集装置Aからブロードキャスト信号を受信する(ステップS19)。ノード装置A−1は、受信したブロードキャスト信号をノード装置A−2に転送する(ステップS20)。
一方、ノード装置A−2は、ステップS13で設定した初期チャネルを用いてノード装置A−1からブロードキャスト信号を受信する(ステップS21)。ノード装置A−2は、受信したブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間を抽出する。
データ収集装置Aは、ステップS17で確保された自己収集時間の開始時刻が到来すると、データを収集するための通信チャネルを設定する(ステップS22)。そして、ノード装置A−1は、ブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間の開始時刻が到来すると、データ収集装置Aと同一の周波数の通信チャネルを設定する(ステップS23)。同様に、ノード装置A−2は、ブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間の開始時刻が到来すると、データ収集装置Aと同一の周波数の通信チャネルを設定する(ステップS24)。
ノード装置A−2は、ステップS14で測定された測定データをステップS24で設定された通信チャネルを用いてデータ収集装置Aに対して送信する(ステップS25)。
一方、データ収集装置Aは、ステップS22で設定された通信チャネルを用いてデータ収集装置Aから測定データを受信する(ステップS26)。
次に、本実施例に係るデータ収集システムに含まれるデータ収集装置による処理の流れについて説明する。図8は、データ収集装置による処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、図7で説明したデータ収集装置AのステップS11〜S18の処理をより具体的に説明する図である。
図8に示すように、まず、データ収集装置Aの受信処理部121は、初期チャネルを設定する(ステップS101)。続いて、受信処理部121は、現在設定されている通信チャネルを用いてデータ収集装置Bからブロードキャスト信号を受信する(ステップS102)。続いて、受信電力測定部113は、データ収集装置Bから受信されたブロードキャスト信号の受信電力を測定する(ステップS103)。
続いて、干渉値算出部123は、ブロードキャスト信号に含まれる占有率とブロードキャスト信号の受信電力とに基づいて、収集時間における干渉値を算出する(ステップS104)。続いて、収集時間確保部125は、算出された干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定する(ステップS105)。
収集時間確保部125は、非干渉時間の中から自己収集時間を確保することを試み、自己収集時間を非干渉時間の中から確保できない場合に(ステップS106;No)、ブロードキャスト信号の受信時から所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS107)。収集時間確保部125は、ブロードキャスト信号の受信時から所定時間が経過していない場合に(ステップS107;No)、処理をステップS102に戻す。一方、収集時間確保部125は、ブロードキャスト信号の受信時から所定時間が経過した場合に(ステップS107;Yes)、通信チャネルを周波数帯域が異なる別の通信チャネルに変更し(ステップS108)、処理をステップS102に戻す。
一方、収集時間確保部125によって非干渉時間の中から自己収集時間が確保された場合に(ステップS106;Yes)、送信処理部127は、以下の処理を行う。すなわち、送信処理部127は、確保された自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号を現在の通信チャネルを用いて、自身に対応付けられたノード装置A−1に対して送信する(ステップS109)。
上述してきたように、本実施例のデータ収集システムによれば、データ収集装置が、他のデータ収集装置から受信したブロードキャスト信号を受信する。そして、データ収集装置は、ブロードキャスト信号に含まれる占有率とブロードキャスト信号の受信電力とに基づいて、他のデータ収集装置からの干渉の度合いを表す干渉値を算出する。そして、データ収集装置は、干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、非干渉時間の中から自己収集時間を確保し、自己収集時間を示す情報を含むブロードキャスト信号を自身に対応付けられたノード装置に送信する。そして、ノード装置は、ブロードキャスト信号に含まれる自己収集時間において、測定データをデータ収集装置に対して送信する。このため、本実施例におけるデータ収集装置は、他のデータ収集時間により実際にデータの収集が行われる場合でも、他のデータ収集時間からの電波による干渉が過大となる時間を避けてノード装置から測定データを収集することができる。結果として、データの収集に利用される通信チャネルの利用効率を向上させつつ、干渉を回避することができる。
100、100a、100b データ収集装置
110 RF部
111 送信部
111a 変調部
111b 増幅部
112 受信部
112a 増幅部
112b 復調部
113 受信電力測定部
120 DSP部
121 受信処理部
122 補正部
123 干渉値算出部
124 メモリ部
124a データ記憶部
124b 干渉値記憶部
125 収集時間確保部
126 ブロードキャスト信号生成部
127 送信処理部
128 データ転送処理部
130 アンテナ
200、200a、200b ノード装置
210 RF部
211 送信部
211a 変調部
211b 増幅部
212 受信部
212a 増幅部
212b 復調部
220 DSP部
221 受信処理部
222 メモリ部
222a 転送データ記憶部
222b 自己収集時間記憶部
222c データ記憶部
223 データ送信部
224 送信処理部
230 データ測定部
240 アンテナ

Claims (7)

  1. データを測定するノード装置から前記データを収集するデータ収集装置が所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置と信号の送受信を行うデータ収集システムであって、
    前記データ収集装置は、
    前記データの収集時間を示す情報と前記データの収集時間における実際の前記データの収集時間の占める比率を示す占有率とを含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記他のデータ収集装置から受信する信号受信部と、
    前記信号の受信電力を測定する受信電力測定部と、
    前記信号に含まれる前記占有率と前記信号の受信電力とに基づいて、前記収集時間において前記他のデータ収集装置からの電波が当該データ収集装置に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を算出する干渉値算出部と、
    前記干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、当該データ収集装置が前記データを収集する自己収集時間を該非干渉時間の中から確保する収集時間確保部と、
    前記自己収集時間を示す情報を含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記ノード装置に対して送信する信号送信部とを備え、
    前記ノード装置は、
    前記データ収集装置から送信された前記信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる前記自己収集時間において、前記通信チャネルを用いて前記データを前記データ収集装置に対して送信するデータ送信部を備えたことを特徴とするデータ収集システム。
  2. 前記信号受信部は、前記信号を複数の前記他のデータ収集装置から受信し、
    前記受信電力測定部は、前記他のデータ収集装置ごとに前記信号の受信電力を測定し、
    前記干渉値算出部は、前記他のデータ収集装置ごとに前記干渉値を算出し、
    前記収集時間確保部は、前記他のデータ収集装置ごとに算出された前記干渉値が閾値以上となる時間を除く時間を前記非干渉時間として特定し、特定した前記非干渉時間の中から前記自己収集時間を確保する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集システム。
  3. 前記データ収集装置は、前記干渉値算出部によって算出された干渉値を前記他のデータ収集装置を識別する識別情報に対応付けて記憶する干渉値記憶部をさらに備え、
    前記干渉値算出部は、前記信号受信部によって前回と同一の前記他のデータ収集装置から前記信号が受信された場合に、当該受信された前記信号の受信電力及び前記信号に含まれる前記占有率に基づいて前記干渉値を再度算出し、再度算出した前記干渉値を用いて、前回と同一の前記他のデータ収集装置の識別情報に対応する、前記干渉値記憶部に記憶された干渉値を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ収集システム。
  4. 前記収集時間確保部は、前記非干渉時間の中から前記自己収集時間を確保できない場合には、前記通信チャネルを周波数帯域が異なる別の前記通信チャネルに変更し、
    前記信号受信部は、前記収集時間確保部によって変更された別の前記通信チャネルを用いて前記信号を再受信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のデータ収集システム。
  5. 前記信号受信部によって受信される前記信号は、前記他のデータ収集装置から前記信号が送信される送信時刻をさらに含み、
    前記データ収集装置は、前記信号受信部によって前記信号が実際に受信された受信時刻と前記送信時刻との差分に基づいて、前記収集時間を補正する補正部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ収集システム。
  6. データを測定するノード装置から前記データを収集するデータ収集装置が所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置と信号の送受信を行うデータ収集システムにおける前記データ収集装置であって、
    前記データの収集時間を示す情報と前記データの収集時間における実際の前記データの収集時間の占める比率を示す占有率とを含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記他のデータ収集装置から受信する信号受信部と、
    前記信号の受信電力を測定する受信電力測定部と、
    前記信号に含まれる前記占有率と前記信号の受信電力とに基づいて、前記収集時間において前記他のデータ収集装置からの電波が当該データ収集装置に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を算出する干渉値算出部と、
    前記干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、当該データ収集装置が前記データを収集する自己収集時間を該非干渉時間の中から確保する収集時間確保部と、
    前記自己収集時間を示す情報を含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記ノード装置に対して送信する信号送信部と
    を備えたことを特徴とするデータ収集装置。
  7. データを測定するノード装置から前記データを収集するデータ収集装置が所定の通信チャネルを用いて他のデータ収集装置と信号の送受信を行うデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、
    前記データ収集装置は、
    前記データの収集時間を示す情報と前記データの収集時間における実際の前記データの収集時間の占める比率を示す占有率とを含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記他のデータ収集装置から受信し、
    前記信号の受信電力を測定し、
    前記信号に含まれる前記占有率と前記信号の受信電力とに基づいて、前記収集時間において前記他のデータ収集装置からの電波が当該データ収集装置に及ぼす干渉の度合いを表す干渉値を算出し、
    前記干渉値が閾値以上となる時間を除く非干渉時間を特定し、当該データ収集装置が前記データを収集する自己収集時間を該非干渉時間の中から確保する収集時間確保部と、
    前記自己収集時間を示す情報を含む前記信号を前記通信チャネルを用いて前記ノード装置に対して送信し、
    前記ノード装置は、
    前記データを測定して記憶部に格納し、
    前記データ収集装置から送信された前記信号を受信した場合に、受信した前記信号に含まれる前記自己収集時間において、前記記憶部に格納された前記データを前記データ収集装置に対して送信する
    ことを含むことを特徴とするデータ収集方法。
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