JP2013133205A - 物体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体の空気輸送中、管壁に物体が付着するのを防止する。
【解決手段】管の内部を流れる気体で粒子状物体を搬送する物体搬送装置は、管の内壁に気体のイオン層を設けて、搬送する物体の静電気除去及び物体の管壁への付着を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気輸送による物体搬送装置に関する。
従来例の物体搬送装置が図3に示されており、図3を参照して、従来例の物体搬送装置10を説明する。物体(固体、粉体、液体などの粒子状物体)16を空気輸送するため輸送管(以下、単に、管という場合がある)(円筒体等の任意の形状)12が用いられていた。説明の便宜上、物体として粉体を例にとる。粉体は加圧または吸引によって粉体の供給側から粉体の受取り側に輸送されていた。供給側の粉体は、しばしば、前工程によって、+または−に帯電している場合があり、または輸送中に+または−に帯電してしまう場合がある(なお、図示の例では+に帯電されている)。
図3に示すように、従来例の物体搬送装置は静電気対策がなされていないため、輸送する物体(固体、粉体、液体などの粒子状物体)が静電気を既に帯電しており、または輸送中に静電気を帯電して管壁に付着して詰まるため輸送能力が劣化したり、物体の収率が劣化したり、物体の状態(形状、性質、特性など)が変化して不良品化するなど多くの問題を抱えていた。16aは管壁に付着した粉体を示す。
1)空気輸送する管に開口部を設けて、開口部の外側にイオンを放射する放電針を存在させ、輸送管の内部にイオンを吹き込み、管の内壁にイオン層を形成したり、管の内部にイオンを存在させて物体の静電気を中和し、物体が管壁に付着するのを防止する。
2)管の内部が負圧になっている場合は自動的に管の外部に存在するイオンを内部に吸引する。
3)管の内部が陽圧になっている場合には外部をさらに陽圧にして内部に向かってイオンを吹き込む。
4)管に開口部があることが問題になる場合は、開口部に弁を設けて、物体の静電気を中和するときだけ、すなわち、外圧が内圧より高くなったときのみ開口する。
5)開口部は管の上流に設けるのが効果的であるが、管路が長い場合は途中に何箇所でも設ける。
6)管の内壁や内部に均等にイオンを配置するために、開口部は管の周囲に均等に設けるのが好ましい。
本発明によれば、物体の輸送中、物体の静電気を中和できるので、物体が管壁に付着するのを防止でき、また物体の不良品化を防止できる。その他、本発明の適用分野によって下記の効果が得られる。
1)複写機やプリンター用トナー製造装置
粉体の色素材と接着剤を混合して、溶剤で溶かした物をノズルから噴霧し、全長3mほどの管の中を秒速16mほどの高速窒素ガスに乗せて輸送する。輸送中に溶剤を気化させトナーを得る。
その際、管壁に半乾き状態のトナーが付着すると、本来は球状形状の製品になるべきものが半球状の不良品になってしまう。
したがって、本発明を用いて管内部にイオンを吹き込む(吸入させる)事により、管内壁にイオン層を作り、また管内部にイオンを存在させることにより、トナーの管壁への付着を防止できる。収量のアップと共に異形のトナー発生を防止し、製品品質を向上させることができる。
2)各種粉体(食料粉、化学材料の粉、医薬品の粉など)を空気輸送する場合の管壁への付着を防止する。
3)樹脂成型材料を空気搬送する時、樹脂材料(ペレット状の粒子)が強烈に帯電して、火花放電するため、プラスチックの輸送管壁に穴を開けるためホース(管)を劣化させたり、作業者を感電させる。本発明を用いて、プラスチック管が硬化して劣化する問題や作業者の感電問題を解決できる。
本発明の実施例1の物体搬送装置を示す断面図である。 本発明の実施例2の物体搬送装置を示す断面図である。 従来例の物体搬送装置を示す断面図である。
物体搬送装置は、管の内壁に気体のイオン層を設けて、搬送する物体の静電気除去及び物体の管壁への付着を防止する。
図1に示すように、物体搬送装置10は、管12を有し、管12の外周にはイオン18を放射する放電針14が配置されている。放電針14によって放射されたイオン18を取り込むための開口部12aが管12に形成されている。今、管の粉体の受取り側で吸引を行うと、供給側の粉体(この実施例では、例えば、+に帯電している)は管中を通って受取り側に輸送される。これと同時に、放電針14で放射されたイオン18は開口部12aを通って管内に引き込まれ、管12の内壁に沿ってイオン層20を形成することになる。管の受取り側にいくにしたがって、管12の内壁に沿ったイオン層20の一部は管の中心へ拡散してイオン層を形成する。+に帯電した粉体が−イオンに接触すると、静電気の中和がなされ、粉体は無帯電となる(16bで示す)。このため、粉体は管壁に付着することなく、受取り側に輸送される。
管12に開口部12aがあることが問題になる場合には、開口部12aに弁(図示せず)を設けて、物体の静電気を中和するときだけ、すなわち、外圧が内圧より高くなったときのみ開口する。
図2に示すように、物体搬送装置10は、管12を有し、管12の外周にはイオン18を放射する放電針14が配置されている。放電針14によって放射されたイオン18を取り込むための開口部12aが管12に形成されている。また、放電針から放射されたイオンの領域を包囲するための箱22が管の外周に設けられている。今、管の粉体の供給側で加圧(Po)を行うと同時にイオンの領域に加圧(Po+ΔP)を行うと、供給側の粉体(この実施例では、例えば、+に帯電している)は管中を通って受取り側に輸送される。これと同時に、放電針14で放射されたイオン18は開口部12aを通って管内に引き込まれ、管12の内壁に沿ってイオン層20を形成することになる。また、管12の内壁に沿ったイオン層20の一部は管の中心へ拡散する。+に帯電した粉体が−イオンに接触すると、静電気の中和がなされ、粉体は無帯電となる(16bで示す)。このため、粉体は管壁に付着することなく、受取り側に輸送される。
10 物体搬送装置
12 管
14 放電針
16 物体(粉体等の粒子状物体)

Claims (5)

  1. 管の内部を流れる気体で粒子状物体を搬送する物体搬送装置において、管の内壁に気体のイオン層を設けて、搬送する物体の静電気除去及び物体の管壁への付着を防止することを特徴とする物体搬送装置。
  2. 前記管は管壁に開口部を有し、開口部の外側にイオン発生装置により作られた気体のイオンが存在することを特徴とする請求項1記載の物体搬送装置。
  3. 管の内部が外部に対し負圧になっている場合は管の外部のイオンはその負圧によって前記開口部を通して管の内部に吸引されることを特徴とする請求項2記載の物体搬送装置。
  4. 管の内部が外部に対し陽圧になっている場合は管の外部のイオンは内部よりさらに高い陽圧によって前記開口部を通して管の内部に吹き込まれることを特徴とする請求項2記載の物体搬送装置。
  5. 管の内部が外部に対し負圧になった時、または管の外部が内部に対し陽圧になった時に前記開口部に設けた弁が開き外部のイオンを内部に向かって送ることを特徴とする請求項2記載の物体搬送装置。
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